「……う、ぅぅ?」
「よう、起きたか……」
「……ここは?」
黒髪の美女は大した驚きも無く、船室の中をぐるりと見回した後、淡々とベッドのそばに座るライナに尋ねた。
普通に考えれば、目が覚めて記憶にない場所ならもう少しリアクションがあると思うが、彼女はそういったタイプではないらしい。ライナはふん、と鼻を鳴らすと現在地を教えた。
「俺たちの船だよ。まさかあのまま置いてく訳にも行かなかったもんでな」
「そう……」
彼女は何かを思い出すように頷くと、ライナに手を伸ばした。
「ニコ・ロビンよ。貴方は?」
その手をめんどくさそうに取ると、そっぽを向いて口を開く。
「……ライナだ。それ以上でもそれ以下でもない」
「……ふふ、そう……ライナ、少しお願いしたいことがあるのだけど、良いかしら?」
再び鼻を鳴らす。「面倒はごめんだぜ?」と目線で問えば、否定するようにロビンは首を振った。
「言うだけ言ってみろよ。従うか従わないかは俺の気分だ」
「簡単なことよ──何処か適当な海に私を落としてくれれば、それで良いの」
「あぁ……?」
予期せぬ要望に、ライナは間抜けな表情で首を傾げた。ロビンはクスリと儚げな笑みを浮かべると、特に理由も述べることなく、そのまま「お願い」と口にした。
「……生きてる意味がねぇってか」
ロビンは驚いたように呼吸を止めると、ライナを見つめた。
「んだよ? それくらい、お前の顔見れば分かるっつーの」
「……ええ、そう。その通り、もう十分足掻いたわ。そして辿り着いたのは、私の望んだものじゃなかった……もう、笑うことだって出来ないわ」
ライナは沈黙した。さて船長にどう報告するべきかと。
ルフィの性格を脳裏に浮かべてみる。どう考えたって、ロビンは勝手に連れてきたに決まってる。
普通に考えれば、次の島で降ろしてくれと頼まれればルフィは断らないだろう。もしかしたらそれ以上のお願いでも、引き受けるかもしれない。
が、海に落としてくれとは。要は殺してくれと頼まれたわけだ。
思わず嘆息する。
「そりゃあ、答えづらいお願いだな。こっちにとっては、メリットもデメリットも無いときたか……」
「邪魔者がいなくなるわ。ついさっきまで敵同士だったのよ、貴方の船長さんだって納得するわ」
喉から笑い声が漏れた。
ロビンは怪訝な顔で、ライナを見た。
「お前、ここまで連れてこられた時点で多少は想像つくだろうよ。アイツは、そんなことしねぇ。やれっつっても、頑としてやらねぇだろうよ」
堪え切れないといった様子で、ケタケタと笑う。
ロビンはあっけにとられたようで、ポカンとした顔を浮かべた後、酷く悲しそうな笑顔を浮かべた。
「そう、なら良いわ。何処か適当な島で降ろして。後は何とかするわ」
その後、死ぬ気か。
そう問いかけても良かったが、どうせ聞かなくても答えは一緒だろうと思った。
重いため息を吐いて、さてどうするかと片手を自分の頭に乗せる。厄介な拾い物してくれたな、と船長に毒づきながら、同時に彼女をどうすれば助けられるのかと思考を巡らせ始めた。
絶望するのは簡単だ。死にたいと思うのは簡単だ。
じゃあ、生きたいと思わせるのは果たして簡単だろうか。
「いやはや、別の意味でイキたいと言わせる事なら得意分野なんだがなぁ……」
頭皮を掻きながら、困ったなぁと天井を見上げる。
別に彼女をこのまま海に落としても、ライナは何とも思わない。仲間に見つからなければ、それこそこの後は何の問題もなくこの海を進んでいくだろう。
だが、と自分で付け足す。だが、そんな事をして、本当に自分は麦わらの一味として名乗れるだろうかと、そう自分に問う。
一切の負い目なく、仲間達に顔向け出来るだろうかと。
そう考えること数秒──
「──いやまぁ、出来なくはないが、ルフィには怒られるだろうなぁ」
この女を海に捨てれば、明日にでもバレるだろう。黙ってれば勝手に逃げ出したと思われるだけだ。
けれど、ルフィに「なんか知らねぇか?」と問われれば、自分はどう答えるのか想像出来ない。
いや違う、想像したくもない。
「頑張ってみるかあ……」
「……どうしたの?」
よし、とライナはイスを立つと、決意した表情でロビンの細腕を手に取った。
「お前に生きたいと言わせる。俺がお前の、生きる意味になってやる。だから、俺の女になれ」
次の瞬間、「やばい奴にお願いしてしまった」と顔を背けられた。
ーーーーーーー
ナミに近くに島は無いかと尋ねると、「ええあるわよ」とあっさり頷かれた。
ただ、ここら一帯はアラバスタからそう距離も無い。あれだけの事をしておいて、まさか海軍が警戒していない筈もないし、迂闊に入港は出来ないと突っぱねられた。
「アイツが降りたいって言ったのか?」
「そうだ、ルフィ」
「そっか、ならしょうがねぇな! ナミ、なんとかしろ、船長命令だ!!」
「……おら、船長命令でたぞ、なんとかしろ航海士」
「い、良い度胸してるじゃない、アンタ達……!!!」
「ぐほぉっ!?」
「ぐへぇっ!?」
案の定ルフィとゾロ、二人揃ってたんこぶをこしらえた訳だが、サンジの食料も補給したいという一言でついにナミは「分かったわよ」と折れた。
そして、島へと降り立った。他の島を警戒しているのか、港には海軍の船は見受けられなかった。
「メシだぁぁぁぁぁっっっっ!!!」
慌しく街へと駆け出していく麦わら帽子の後ろ姿を尻目に、密かにロビンは船から離れていった。
ナミやサンジに「任せろ」とアイコンタクトを送る。
「ありがとう、そしてさようなら」
船から離れていく彼女の手首を、逃がさないように掴み取る。
「なぁ、ロビン。頼みがある」
「……頼み?」
「そうだ。お前の頼みを聞いたんだから、今度はこっちの番だろ?」
ロビンは頭痛を抑えるような仕草で、渋々頷いた。
「それで、お願いって、何かしら?」
「今日一日。俺と過ごしてくれ」
「……?」
何を言われたのか分からないような顔のロビンだったが、数秒後には「いいわよ」とすんなり許可を出した。
「私に、生きたいと言わせてくれるんでしょう? 期待しているわ」
全く期待してない顔で、ロビンはそう言った。
ライナは頷くと、彼女の手を引いて、一番最初に目に入った宿屋に連れ込んだ。
「一泊だ。釣りは要らねぇ」
ロクに値段も聞かず小銭を店主にぶん投げると、流れるようにロビンを連れて部屋へと入る。
そのままベッドに座らせると、ふぅと一息ついた。
「シャワーでも浴びるか?」
「いいえ、それよりここで何をするの?」
本気で分かってなさそうなロビンに、ライナは拍子抜けした。
そしてすぐに、やたらすんなり着いてきた理由はそれだったかと頭を抱える。説明すれば拒否されるかもしれない。
──いっそ無理やりヤッちまうか?
そんな考えが浮かんでも、結局それでロビンの絶望をどうにか出来るとは思えなかった。
だからライナは正直に言った。
「ここでお前を抱く。生きる意味をこれでもかってくらい、お前の身体に刻みつける。それでも死にたいなら俺は止めない。でもチャンスをくれ」
「チャンス……?」
「俺のチンポが無きゃ生きられなくする。俺がお前の生きる意味になる」
「……」
ロビンは言葉を失っている様子だった。結局、身体目当てか、と呆れられているのかもしれなかった。
実際、そう捉えられても仕方のない事を、ライナはロビンに言ったのだ。
「……そうね、良いわよ」
一体彼女の中でどんな脳内会議が行われたのか、しばらくするとロビンはライナに頷いた。
「……その、良いのか? 自分で言っといてなんだが、かなり無茶苦茶な要求だと思うんだが?」
「どうせ死ぬわ。関係ないと思っただけよ」
ムッとしたライナは、自身の上着を床に叩きつけた。
本気で犯す。
「嫌だったら言ってくれ」
とはいえ目的はレイプではない。ロビンが頷くのを待ってから、そのまま彼女の横に腰掛けた。
「その、先に聞いておくが、経験はあるのか……?」
「無いわ。昔から逃げたり隠れたり、そんな事ばっかりだったもの」
生きる意味がない。その言葉から分かる通り、彼女は十分すぎるほど悲惨な道を歩んできたようだ。
でもだからと言って見殺しには出来ない。
「ロビン……」
ライナはロビンの顎先に手を添えると、クイと持ち上げて唇を突き出させる。
「はむっ……」
「んっ、ちゅぅ……♡♡」
戸惑いながら受け入れてくれるロビン。そのまま彼女の緊張を解きほぐすように、綺麗な黒髪の短髪を撫でながら何度も何度も甘いキスを繰り返す。
「はぷっ、ちゅむ、んちゅぅ……♡♡♡」
ぷるぷるの唇を啄ばむように、なんども軽く擦るように触れ合わせる。
そうして長い間唇を重ねていると、向こうも慣れてきたようでだんだん積極的になってきた。
「ぢゅる、れるっ、あぅ、ちゅっ……♡♡♡♡」
舌を侵入させると、驚いた様子もなくロビンは自らの舌を絡めてきた。
美女の唾液まみれな口内で、レロレロと唾液を絡ませ合う。お互いに唾液を飲み込みながら、口の周りをベチャベチャにしていく。
「ちゅ、んっ……♡♡♡♡」
唇を離すと、僅かに開いた距離に唾液の橋がかかった。重力に負け、中心から垂れていく様を眺めながら、再び軽く唇同士を触れ合わせる。
「俺が、お前の生きる意味になる……」
「んっ……♡♡♡」
ライナはペロペロと犬のように頬を舐めた。ロビンの美貌はこうして近くで見ると生半可な美人ではなく、自分を抑えるのにも一苦労だった。
「触るぞ……」
返事も待たず、手を伸ばして大きな乳房に触れる。薄手のシャツの胸元が、暴力的なまでに女性的に膨れ上がっていた。
「あんっ……♡♡」
ロビンの口から、弱々しい喘ぎ声が漏れた。
むにゅんと手の中で広がる柔乳を、重さを確かめるようにして持ち上げる。
「んぁっ、ふぅっ……♡♡♡♡」
切なそうに眉根を寄せて、ロビンは身を震わせた。ライナは頃合いを見計らって両手でその巨乳を揉むと、たぷんたぷんとおっぱいの柔らかさを堪能した。
「はむっ、ちゅっ……♡♡♡♡」
そうして気の向くままに双乳を味わっていると、ロビンが噛み付くようにキスしてきた。ライナは舌で応戦しながら、同時に彼女の身体をベッドに押し倒した。
手のひらには収まりきらない乳肉を鷲掴みにしながら、キスを続ける。
「ふぅー、ふぅー……!!」
二人の鼻息はどんどん荒くなっていった。
ライナはワイシャツのボタンを外すと、窮屈そうにしていた乳房を露出させた。ロビンの胸板にたぷんと乗っかるおっぱいを直に揉みしだく。
手の形にたわむ乳房。圧倒的な質量のおっぱいを揉みながら、痛そうなくらいに勃起した乳首を指でつまんでこねくり回す。
「はぁっ、んっ、はぁんっ……♡♡♡」
ロビンが身悶えた。ベッドのシーツを掴んで、身体を痙攣させていた。
「ロビン、脱がせるぞ……」
ライナはゆっくりとロビンを脱がせ始めた。ワイシャツのボタンを全て外して腕を抜き、紫のパンツスーツを脱がせる。
ブラジャーなんて元々しておらず、パンツ姿になったロビンを見て、ライナはため息を吐いた。
美人だ。黒いショートカットに、意志を感じさせる黒い瞳。目鼻立ちはすっきりしていて大人の色気を感じさせる。
加えてこの豊満な肉体だ。砲弾のような胸元の膨らみに、エグいくらい急カーブなくびれ。おまけに良いお尻。
ピクンと、ペニスが跳ねた。
ライナは最後に愛液でびしょびしょになったショーツを脱がした。黒い陰毛は、未使用の膣を隠すように生えそろっていた。
この分だと、もはや前戯は必要ないだろう。
ピタッと亀頭を膣口に当てがう。
「濡れやすいんだな……」
「分からないわ……良い事なの……?」
「俺の女になるなら良い事だ」
少しだけ安堵したように微笑むロビン。ライナは彼女の耳元で「少しだけ我慢してくれ」と囁くと、肉棒をおまんこに沈み込ませた。
「ふっ、ぐぅ……♡♡♡♡」
膣内は驚くほど窮屈だった。ペニスが押し戻されそうになるのを堪えながら、ズブズブと媚肉をかき分けていく。
狭いというより、締まりが良すぎると表現するべきだろうか。両手で握り潰してくるような圧力の膣圧に、ライナはよだれを垂らしながら何とか奥まで突き進む。
処女らしいキツさに思わず吠えそうになる。ペニスが折れそうだ。
ライナはロビンの肉体を掻き抱くと、渾身の力を込めて、ずん、と腰を押し出した。
「かはぁっ……!!?♡♡♡♡♡♡」
ぶちぶちと初物を切り裂く感触に口角が上がってしまった。
そのまま肉棒を根元まで差し込むと、コツンと亀頭が行き止まりに触れた。ドーナツ状になった子宮口をチンポで持ち上げるように揺さぶると、ロビンは口をパクパクさせて髪を振り乱した。
「痛かったか……?」
結合部分を見れば決して少なくはない量の血が肉棹を伝って垂れていた。
心配になって顔を覗き込めば──
「んほぉっ……♡♡♡」
目をハートマークにした美女が、舌を突き出して震えていた。
遅れて膣内がビクビク震える。絶頂していると気がついた時には、ロビンの肢体は大きく震えていた。
「処女喪失で即イキって、どんな体質だよ……」
だが、今なら痛みも少ないだろう。ライナはそう判断すると、ロビンの腰を持ち上げて、正常位の形を取った。
「動くぞ……」
ライナは腰を前後に揺すり始めた。
ズチュズチュと、濡れに濡れた膣口からいやらしい水温が漏れる。
カリ首の辺りまで抜き出せば、マン肉が逃がさないと必死にしがみついてくる。
「くっ……」
とても処女とは思えない膣使いに、ライナは苦悶の声を漏らす。
抜き差しするだけで膣内の肉ビラが精子を求めてぎゅうぎゅうと締め付けてきていた。
すぐに搾り取られそうな名器に、けれど自分を奮い立たせる。
目の前の女を、自分の物にすると決めたのだ。
「うぉぉぉっ……!」
「ああっ、ぁんっ……♡♡♡♡♡♡」
もはや初体験だからと労わる余裕はなく、荒々しいピストンでロビンを責め立てる。タンタンタンとリズム良く下腹部が叩きつけられ、その度にゆさゆさと巨乳が揺れ動いた。
ライナは彼女の細い腰を握りしめながら、膣をほじくり返す。反り返った剛直は無残にも処女マンコを抉り、血の混じった愛液がベッドの上に飛び散った。
「しゅごぃっ、ぁっ、あひぃっ♡♡♡ なっ、なかでぇっ、なかでふといのがぁっ♡♡♡♡」
生まれて初めて得る種の快楽に、ロビンは呂律を危うくしながら身体をくねらせていた。
過剰に送られてくる快楽に耐えきれず、危険な目つきでだらしなく舌を突き出しながら、ライナの手を握りしめる。
意識がどこか遠くに飛んで行きそうな、そんな恐怖に耐えようと、ロビンはライナにしがみついた。
「ひぐぅっ♡♡♡ お、おまんこぉ♡♡♡ おまんこおかしくなるぅっっ♡♡♡♡」
子宮口を蹴り飛ばすかのように何度も肉棒を叩きつけられ、内臓が跳ね上がるような腰使いにロビンはメロメロになりつつあった。
もっと激しくしてくれと、懇願するように、腰をクイクイとさせてライナの肉棒を刺激する。
「はぁ、はぁ……くっ……!」
ライナは何とか射精を耐えるようにして、上体を丸めて額をロビンに押し付けた。
たぷんとした膨らみを両頬に感じながら、ひたすら腰を振る。
自分の女にすると息巻いたは良いが、逆に彼女無しでいられなくなりそうだった。
けれどここで諦めるなら、最初からやっていない。
腹筋に力を入れ、よりペニスを硬くする。
「ろ、ロビンっ……ど、どうだっ、イキたいだろっ……!!」
ロビンは何度も頷きながら、ライナの頭を抱き寄せた。弾む巨乳に押し付けるように、ギュッと抱きつく。
「ああっ、あっ、い、いぎだいっっ♡♡♡ らいなのおちんちんでぇっ、イギだいッッッッ♡♡♡♡」
「イケッ、イケッッ……!!」
どすどすと刺し殺すようにちんぽを叩きつける。
ラストスパートに差し掛かったライナは、さながら機関車のように腰を上下させ、ロビンを犯した。
今まで以上にベッドが軋み、二人は汗を飛び散らせながら肉体を絡みつかせた。
酷く淫猥な香りが、部屋中を満たし、二人の興奮は最高潮に高まった。
そして、限界が訪れた。
「ロビンっ……!!」
「イグゥゥゥッッッッ……!!♡♡♡♡♡♡♡」
どぴゅぅ、どぴゅ、ぴゅぅぅるるるるるっっ。
子宮口にねじ込んだ亀頭から、白い奔走が荒れ狂う海のように流れ込んでくる。
ロビンはじょろじょろと潮を吐き出しながら、懸命にお腹の中の精子を子宮に咥え込む。
生まれて初めての生殖本能に、ロビンは大人しく従った。
「ぅっ、うぅっ……!」
ライナは未だ収縮を繰り返すおまんこに苦しめられながら、ロビンの表情を見る。
ロビンは頬を赤らめ、涙目になりながらも、何処か憑き物が落ちたような顔でこちらを見つめていた。
「はむ、ちゅっ……♡♡♡♡」
どちらからともなく口付けをすると、そのまま見つめあった。
「私、貴方の肉奴隷になるわ……♡♡♡」
「それでお前の生きる意味になれるなら」
ライナは力強く頷くと、再び腰を動かし始めた。
ロビンは嬉しそうに頷くと、ライナに抱きついた。