これがIS学園ではあながち間違ってないから性質悪く、更に言えばナノマシンもあるので完全正解となるのが怖いところ。
……だから、タイトルのようになる訳です。ただ優しいだけじゃダメ、とね(汗
織斑一夏の朝は早い。とはいえ、それはトレーニングなどをしているからではない。
「ジュプジュプジュプ……っは」
いつも朝はペニスを包み込むような温かさと気持ち良さで目を覚ます。彼の生理現象によって勃起したそれを箒がフェラチオをしているためだ。普通のフェラチオの時もあれば、一夏お気に入りのパイズリフェラの時もあり、最近では既にヴァギナへ挿入されていた事もあった。
「んっ……もう朝か」
「一夏、起きたか。待っててくれ。すぐに口の中へ出させて」
「いや、どうせなら箒の中がいいな。朝一番の濃いやつ、注いでやるよ」
その言葉で箒は嬉しそうに微笑むと、その裸体を惜しげもなく披露しながら一夏へ跨る。反り返るペニスを濡れそぼったヴァギナへ導き、一気に腰を落とすと箒は歓喜の声を上げた。
「ああんっ! 一夏のチンポがぁ、子宮へ届くぅ……」
「箒、今日も綺麗だぜ」
「ふふっ、世辞ではないと伝わるのもいいな、これだと」
褒め言葉と共に膣内で動くペニス。それが箒に一夏の言葉が嘘ではないと告げ、彼女はとても嬉しそうに笑うと、その大きな胸を揺らしながら上下運動を始めた。その両手は一夏と繋がれており、それもより彼女の快感を引き上げる。
性器だけではなく手と手も繋ぐ事で、体だけが目的ではないと一夏が言ってくれているような気持ちになるからだ。元来、男と違い女は性行為に快楽ではなく安心を求める。それは精神面を重視する事だ。体を重ねる時の言葉、仕草、行動など、それらから男が自分へちゃんと関心を寄せているか。他の女の影はないかを探るためである。
そういう意味で、一夏の言動は箒を安心させていた。他にも関係を持った女性はいるが、箒への扱いは変わるどころかむしろ良くなっていたのだから。初めての女は、男にとっては特別な存在である。それが一夏にも当てはまった証拠であった。
「ど、どうだ? 気持ちいいか、一夏?」
「ああ、すっげえ気持ちいい。箒とは、どれだけしても飽きないって分かるぐらいだ」
「ば、馬鹿者。そんな褒め言葉があるかっ!」
「悪い。でも、事実だ。俺、真耶やセシリアともセックスして分かったよ。女の子って、みんな柔らかくていい匂いするけど、それでもやっぱりみんな違うってさ。それもこれも、俺の中に箒が基準としているからだ」
「んんっ! い、一夏ぁ……」
話しながら箒の乳首を摘み、刺激を与え始める一夏へ彼女の悩ましくも嬉しそうな声が返ってくる。それに気を良くして、一夏は上体を起こした。
「っと、だから何度も言うぜ。箒、絶対俺の嫁にするから」
「っ!? 一夏ぁ!」
「うおっ!? きゅ、急に締め付けるなって」
「知らんっ! お前がそうしたくなる事を言うから悪いんだ!」
騎乗位から対面座位へ体勢を変えながら愛し合う二人。結局この日も、朝から抜かずの二発を箒の子宮へ放ち、その後シャワーでも後背位で一発と元気に一夏の性活が始まったのだった……。
ISのための学校だけあり、授業内容はほとんどそれに関係するものだ。大抵の者達はそもそもここへ入るに辺り、それらの知識を一通り学んでやってくる。つまり、一夏のように何も知らないまま来る事など有り得ないのである。何が言いたいかと言うと、現状の一夏は落第生と言うのもおこがましい程の落ちこぼれであった。
「い、一夏さん? 大丈夫ですか?」
「あ、ああ。まだ何とかついていけるかもしれないって、そう思えるようになっただけマシだ」
「そうだな。私もセシリア程上手く要点を押さえたノートなどは作れる自信がない」
「ま、まぁ、私は国家代表候補ですのでこれくらいは。そもそも一夏さんはここへ来るつもりがなかったのですから、授業内容に関しては仕方ないとも言えますし」
「そもそも男性だしなぁ。ISの勉強をする男性なんて整備員志望とか研究者志望とかだろ?」
「ああ。故に周囲や織斑先生もお前のふがいなさをそこまで強く言わないんだろう」
一番の落ちこぼれである一夏へ授業内容を合わせる訳にもいかない。だが、やはり姉として思う事もあるのだろう。あれ程厳しい千冬も、一夏の成績面には一言たりとも言及していなかったのだ。それを思い出し、一夏は不器用な姉の愛をそこに感じて苦笑した。
「あー、でもだからこそ逆に頑張らないとって思うんだよなぁ。千冬姉の弟だって、そう見られてる訳だしさ」
「お前と言う奴は……」
「本当に、一夏さんらしい考えです」
自分ではなく誰かの事を考える。そんな彼の在り方に二人の少女は微笑んだ。そして昼休みを迎え、生徒達が食堂へと殺到する頃、そこに一夏達の姿はなかった。彼ら三人は昼休み時は人気がない道場で食事を取っていたのだ。
「んっ、やっぱり箒の作る飯は美味いな」
「そうか? なら良かった。妻となるのだ。夫の口に合う料理を作らないとな」
「大丈夫だって。箒なら何を作っても美味いに決まってるさ」
「お、お前という奴は。あまり褒めないでくれ。照れてしまう」
「そんな箒も可愛いぜ」
「からかうな! ……ほら、あーん」
「あー」
会話だけ聞いていれば仲の良いただのカップルだろう。だが、一夏の下半身からは粘性のある水音と時折漏れる悩ましい吐息が聞こえてくる。
「レロレロ……あ~むっ」
雄々しく反り返る一夏のペニスをセシリアがその乳房で挟み込みながらフェラチオをしていたのだ。彼女の胸の谷間はカウパーでベトベトになっていて、それが光を反射しテラテラと輝いている。朝は箒が必ず一夏から精をもらうため、昼はセシリアとなっていたのだ。
「箒、ほら」
「あ、あー……んっ」
上では一夏が箸を受け取り箒へ料理を食べさせていた。下ではセシリアが彼のペニスを頬張り、蕩けた顔を晒している。
(ああっ、やっぱり一夏様のオチンポは最高ですわぁ。この強い匂いと味、まさしく雄のそれですもの。早く、早くあのもっとも濃い雄を味わいたいです……)
我を忘れてパイズリフェラへ意識を向け続けるセシリア。実は彼女は、一夏が他にも女性関係を持っていると聞いても驚きもせず、しかもあっさり受け入れた。
―――いいのか?
―――はい。それに、もしここで私が嫌だ、と申しましたら一夏様は他の女性達と縁を切って頂けますか?
―――……無理だ。
―――ふふっ、そういう事です。それに、この国の言葉ではありませんでしたか? 浮気は男の甲斐性というのは。……では、それを期待させて頂きます。一夏様の男としての甲斐性、しっかり私に見せてくださいまし。
―――分かった。セシリアの気持ち、有難く受け取ったぜ。
貴族の中には側室、つまり愛人を囲う者も少なくなく、故にセシリアもそういうものだと思って割り切ったのだ。それと、自分が一番目ではなかった以上、駄々をこねられれば一夏がどちらを取るかは言うまでもない。そういう部分では、セシリアの方が箒よりも大人と言えた。
「んむっ……セシリア、そろそろ」
一夏の言葉にセシリアは目を嬉しそうに細めるや、激しく顔を上下させる。そのバキュームフェラに、一夏は我慢する事なく彼女の頭を抑え付けながらその衝動を解き放った。
「出すぞ……おおっ!」
「ふむっ!? ……んくんく」
「凄いな。もうセシリアも零す事なく精飲出来るのか」
「……中々慣れませんけれど、ね」
口の端に僅かな白濁を垂らしながら微笑む姿は、まさしく淫魔。一夏はそんなセシリアの姿に再びペニスを硬くした。すると、それに箒とセシリアが即座に気付いて苦笑する。
「まぁ、もう回復しましたの?」
「まったく、お前という奴は」
「仕方ないだろ。その、二人共どんどん可愛く綺麗になってくんだ。我慢する方が大変なんだよ」
「……だとしたら、それはお前のおかげかもしれんな」
「ええ、そうですわね。殿方に、愛する方に抱かれる事で女はその輝きを増すのでしょう」
言いながら二人は一夏の隣へと移動する。その目付きは発情している時と似ているようで少し異なっていた。今、二人は一夏への強い愛情で動いているのだ。単なる性欲ではなく愛欲だろう。体が求めるからではなく心が求めているのだから。
「ほ、箒? セシリアも……何だよ?」
「言わないと分かりませんか?」
「今のお前なら、いやアナタなら分かってくれると思うが?」
「……ここだと後始末が大変だから場所変えようぜ」
二人の体をそっと抱き寄せて告げる一夏。もう、あの鈍感な少年はいなかった。そこにいるのは、女を知って雄となった一人の男がいるだけだった。
その後、道場に併設されたシャワールームから二つの嬌声が響き渡る。それは、まるで獣が吼えるかのような声だったとか……。
放課後には、一夏は日課であるセシリアとの訓練があるのだが、意外にもそこでは性的な事は一切しなかった。いや、正確にはそこにそんなものを介入させる二人ではなかったと言うべきだろう。
一夏もセシリアもそういう意味での分別はつけていたのだ。真面目に集中して訓練に励む一夏とそれを教えるセシリア。そういう時間を過ごし、着替えと汗を流すために彼らは更衣室へと向かう。
「今日のはどうだった?」
「最初に比べればかなり良くなりました。だけど、これは基本中の基本という事をお忘れなく」
「だよなぁ。ああ、分かってる。俺はまだまだだ」
「クスッ、ですが成長速度は決して悪くはありませんわ。むしろ目覚ましいかもしれません。特に咄嗟の際の判断力は光るものを感じます」
今日は実戦形式での訓練。一夏には言葉だけよりも実際させた方が覚えがいいと思ったセシリアなりの指導方法だった。
「じゃ、セシリア」
「はい、分かっております」
更衣室が近くなってきた事に気付いて一夏が声をかけると、セシリアも分かっているとばかりにややムッとした声を返した。それに苦笑しながら彼は更衣室のドアを通り、全裸となってシャワールームへと向かう。
同じ状態のセシリアと共に。
「ああんっ、一夏様ぁ」
「何だよ、それ。何で自分から壁に手を付いてるんだ?」
「んんっ! む、胸を虐めてもらうためですわぁ」
「それだけか? ほら、言うんだセシリア」
「お、オマンコも虐めてもらうためですっ! 一夏様に私を好き勝手させるために誘っていますっ!」
「……可愛いぜセシリア。ご褒美だ」
笑みを浮かべながら一夏は反り返るペニスをセシリアのヴァギナへと擦り付ける。だが、けして挿入しようとはしなかった。そのもどかしい感覚にセシリアは臀部を左右へ小刻みに動かし始める。
「い、一夏様ぁ……切ないですわぁ」
「それもまたいいんだろ?」
「そ、それはそうですけども……」
「けど? セシリア、して欲しい事はちゃんと言わないと分からないぞ?」
ニヤニヤ笑いながらペニスを擦り付け続ける一夏。時には陰核を擦りセシリアを煽る事も忘れない。それもあってか、セシリアは意を決して叫ぶ。
「一夏様の逞しいオチンポで! 私のいやらしいオマンコを沢山可愛がってくださいましっ!」
「分かった。じゃあ……」
「んんっ! き、来ましたわぁぁぁぁっ! 子宮が、子宮が潰されそうですっ!」
言っている内容の割にセシリアの表情は嬉しそうな笑みであった。この辺りに既に答えが出ている。一夏がそれ程の事をしているのは、自分の衝動ではなく彼女のためなのだと。
「そっか。でも、心配するなよセシリア。どんな事になっても、俺はセシリアのご主人様だからな」
「ああっ! はい! その言葉だけでも十分過ぎる程幸せですわっ」
「よし、なら遠慮なく……こうだっ!」
「はあああああんっ!」
涎を流し、歓喜の声を上げ、だらしない顔で微笑むセシリア。これが新しい二人の日常であった。
そして、日が暮れ始める頃、一夏の部屋には一人の教師が顔を出すようになっていた。周囲には、少しでも勉学での遅れを埋めるためにと一夏から頼んだ形で。
「うふふ、またいっぱい出したね一夏君」
「真耶の中が気持ち良すぎるんだって。今だって、俺のチンポから搾り取ろうとしてくるし」
全裸でベッドの上にいる二人。箒は気を利かせて部屋にはいない。同部屋である内は、彼女は自分が気を遣うべきだと分かっていたのだ。何せ、毎朝毎晩共にいられるのだから。
特に真耶は、立場や仕事上一夏といられる時間を捻出し辛い。なので出来る限り二人きりか、あるいはそうなれる時は譲ってやって欲しいと一夏が頼んでいるのも大きいと言える。この、ある意味で箒やセシリアよりも真耶を優先しているところが功を奏していた。この生徒と教師という差がある以上、真耶の精神を安定させるためにこれ以上ない措置と言えたからである。
「だって、早く君の赤ちゃんが欲しいんだもの」
「……千冬姉を義姉にするため?」
「それもあるけど、一番は君の子供を産みたいってそう思うからだよ?」
「そっか。でも、分かってると思うけど」
「うん、篠ノ之さんが正妻だよね。それでもいいんだ。だって、一夏君なら愛人とそこの区別はないに等しいって分かるし」
「ああ。それと千冬姉が何か言ってくるだろうけど、それまでには何とか出来るようになってみせる」
凛々しく断言する一夏。かつての彼なら迷いや躊躇いなどが見えた言葉も、今ではなくなっていた。女を知り、男となったからである。明確に自分でなければ守れない者や自分だけが守ろうとする者を得たからこその、成長や変化であった。
(本当に、こういう時の一夏君は織斑先生に似てる。でも、今の私にはむしろ……)
膣内に感じる熱と硬さ。その逞しさに身も心も震えるのだ。真耶は誓っていた。もう一夏以外の男性と性交しないと。彼が最初で最後の男。そう決意し、彼女はその人生を彼へ委ねていたのだから。
それは体を通して男にも伝わる。いつになくきつい締め付けがペニスを襲ったのだ。何もしていないのにそうなる事。それが女性の気持ちの表れだと今の一夏は知っている。
「真耶、俺はまだ学生だけど、必ず責任取るから。世界を敵にしたってみんなを奥さんにして母親にしてみせる」
「……うん、信じてる。出来る出来ないじゃなくてやるって顔、してるから」
青臭い理想。現実の厳しさを知らない故の宣言。だけれど、それが真耶には嬉しかった。何故ならば、それでも目の前の少年は本気だと伝わったからである。一人の男として自分の言葉を本当にしようと決意していると。
そのまま二人は交わった。消灯一時間前まで真耶は一夏と繋がり続け、その遺伝子を子宮へたっぷりと溜め込んで帰宅の途に就いた。だが、それを見送った一夏へ箒がやや不満そうな口調で告げる。
「随分真耶さんと盛り上がっていたな」
「実は、嘘かホントか分からないけど今日が危険日って言われてさ」
「……そういう事か」
自分も使おうと思っていた手だった事もあり、箒は若干悔しさを滲ませながら答えて枕へ顔を乗せた。彼女が部屋に戻ってきた時、彼らはベッドではなくシャワールームにいたのだが、そこから聞こえる声は完全なる叫び声だったのだ。
―――あああああっ! ダメっ! ダメぇぇぇぇっ! もう入らないっ! 入らないからぁぁぁぁ!
―――言いながら何でチンポ咥え込もうとするんだよ真耶! しかも足まで絡めてっ!
―――だって、だってぇ!
―――ほらっ! いいからマンコ締めてくれ! 出すから! 真耶を孕ませるために精子出すからっ!
―――ああっ! 孕ませてっ! 私をおっきなお腹にして! 妊娠させてぇぇぇぇぇぇっ!
思い出すだけで下腹部が熱を持つ。箒はその熱を抑える事もせず、その場で服を脱ぎ出して自慰行為を始めた。
「んっ……一夏ぁ、私も抱いて欲しい。アナタの立派な男根で私の中を掻き回して、耕した子宮へたっぷりと子種をかけて子を作って欲しいんだ。あっ、今子宮が下りてきたぞ。アナタの子を孕みたいと下がってきた。ああ、乳首も立ってきたぁ。一夏のためのドスケベボディだぞ? 揉んでも吸っても噛んだっていい。何をしてもいい女がここにいるんだ。ねぇアナタぁ、子作りしたいのぉ」
「……シャワーに来いよ」
「……はい、アナタ」
こうして一夏の一日が終わる。多少の違いこそあれ、大体この繰り返しであり、彼らはきっと卒業までの間か、もしくは妊娠するまでこんな日々が続くものと思っていた。
だが、事態はそう簡単には終わらないのだ。一つは過去の一夏が積み上げた様々な事により淡い恋慕を募らせた少女の存在。
「待ってなさいよ、一夏。あの時の約束、ちゃんと果たしてもらうんだからっ!」
もう一つは、彼自身へ興味を抱いている者達の存在。
「うにゃ? いっくんやほーきちゃんのバイタルが妙だと思ったらナノマシンが入り込んでいる? どれどれ……ふ~ん、面白い事考えたのがいるね。ま、ほーきちゃんが嫌がってないみたいだし、今のところは静観かな? あ、でもでも待てよ? これを利用すればほーきちゃんがもっと喜ぶ事に出来るかも……」
静かに、いや意外と賑やかに動き出す天才と呼ばれる天災がいる。
「織斑一夏、か。彼に接触して男性のIS起動の謎が掴めれば……ううん、掴まないといけないんだ。僕自身のためにも……」
「教官の弟と言うだけの存在め。奴さえいなければ今頃教官は……。教官に代わり、私が必ずや鉄槌を下してやるっ!」
それぞれの思惑を持ってIS学園に、一夏に近付こうとする者達がいる。
しかし、彼女達は知らない。既に女の味を知り、その違いを知り、少年ではなく雄となってしまっている彼が、どれ程彼女達にとって恐ろしい存在になっているかを。そしてそれは……
「最近山田先生の様子が変わったな。それに一夏の奴が篠ノ之やオルコットとの距離感をかなり縮めているのも気になる。……私自身で調べてみるべきだろうか?」
人類最強の女性との呼び声高い彼女さえも、例外ではないという事を……。