KEY(ドM)と申します。
死闘の果て。
どうなるのか。
投げ技でカウンターできるならともかく、
攻撃空ぶると体力的にも、精神的にも疲れるというのはよくある話。
おや・・・?女子生徒たちの様子が・・・・?
それでは、ご覧ください(KBTIT)
KEY(ドM)
「うおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
「あああああああああああああああああっ!!」
互いに右腕を振りかぶり、相手の顔面目掛けて撃つ。
首をひねってかわすと、相手も首を横にそらして回避した。
次。次が来る。
反動をつけて左のフォローを撃つ。
忌々しくも、相手も同じことを考えていたようであり、
拳と拳の先がぶつかり、弾かれた。
行け。行け行け行け行け行け---!!
相手に得意の拳法をやらせるな。
こちらのペースに巻き込め。
距離を取ってミドルレンジに持ち込もうとした村田に対し、
ダッシュで詰め寄り、ボディブローを放つ。
右手に感じる確かな手ごたえ。
いいのが入った。
---それと同時に自分のあごが跳ね上がった。
「ぐっ!?」
「・・・!?」
瞳だけ動かして下を見ると、村田がアッパーを放った態勢を取っているの見えた。
合わせられた。
(やばい、脳が揺れる・・・!!)
しかし、相手も酸素を吐き出せられて苦しいのは同じはず。
左腕で顔めがけてフックを放つ。
入った。
「---ぬおおおっ!!」
即座に反撃してきたところを反応できず、
撃ち終わり、意識が薄くなったところを狙われた。
ワンツーのパンチが刻まれる。
一発撃たれたら、負けじとこちらも撃つ。
たたらを踏み、倒れそうになるのをロープを掴んで持ちこたえた。
相手も、背中越しにロープを背負って体を支えているのが見えた。
「・・・オオオオオオッ!!!」
「・・・ガアアアアアアッ!!」
叫んで、気力を振り絞り前に出る。
ほぼ同じタイミングで、相手も出てきた。
負けない。俺の方が強いんだ。
勝つ。絶対に勝つ。
「・・・さっさと倒れろおおおっ!!」
「・・・お前がなああああ!!」
また轟音が響いた。
◆
「うわ。すっげ・・・・。血がリングにしぶいてる・・・。
ひえー。」
「おーおー。いつになく熱くなってんなぁ。レオ。」
「・・・うう。」
「あ、よっぴー。」
呑気に感想を述べるフカヒレにスバル。
自分の想い人が血をまき散らしながら壮絶な戦いを繰り広げているのを見て、
顔を青くし、体を振らつかせるよっぴー。
それを、後ろから姫が支えた。
「・・・・対馬。」
ぎゅっと胸に両手を当て、意中の男の勝利を祈りつつ、
無事に帰ってくることを願う素奈緒。
「・・・・・・馬鹿ばっかり。」
口では呆れたように言いながらも、
作った料理が載る皿を近くにテーブルに置き、
おせっかいな先輩の帰りを待つなごみ。
「・・・って!!対馬くん!!頑張ってぇ!!」
恐怖で体を震わせながらも、レオの名前を呼び、
必死に声援を送り続けるよっぴー。
『いっけええええええええ!!レオオオオオオオ!!!』
マイクを片手に、もはや公平さなどみじんもない、
実況ではない応援をしているカニ。
「・・・村田!!レオ!!行けええええ!!」
それまで冷静に試合を観察していた乙女も、
いつの間にかリング近くまで駆け寄り、
こぶしを天に突き上げて二人の応援を始める。
「・・・・・なんだ。やっぱりいいところあるじゃない♪」
ちょっかいを掛けている相手との、これからの楽しい高校生活を思い描きながら、
姫は楽しそうに笑う。
彼にとって、幸か不幸か、この闘いは周りからの目を少し変えるきっかけとなる。
それがまた別の波乱を呼ぶことになるのだが、それはもう少し先の話。
----決着の時は近かった。
「・・・・ほう。思わぬところで良い原石がおったわ・・・。」
観客席で、左目に眼帯をつけている大男が、
両腕を組みながら獰猛な笑みを浮かべ、つぶやいた。
◆
「・・・・があっ・・!!」
「・・・ああっ・・・!!」
「・・・・すげぇ。」
2人の姿を見て、観客の誰かがぼそりとつぶやいた。
もう腕を上にあげることさえできないほど、二人の体は傷ついていた。
セットされていた髪は度重なる拳の応酬によって下に降り、
見る影もない。
ぶるぶると拳を震わせ、足をふらつかせながらも確かに二人はまだ、
立っていた。
---まだ、相手が立っているのだから。
永遠に続くかと思われる、短くも永い一瞬の沈黙が場を支配する。
誰かが息をのむ声が二人に耳に聞こえた。
(・・・・なんて奴だ・・・!!対馬レオ・・・!!
認めよう!!僕はお前を侮っていた・・・!!)
村田洋平にとってそれは信じられない光景だった。
決勝戦であたるはずだった伊達スバル相手ならばわかる。
そうでなくても、同じ拳法部だった大野という後輩であっても。
対馬という男は、彼にとって障害ですらない。
しかし、その認識は完全に覆された。
弱い奴が、ここまでやれるのか?
血を流し、ボロボロに腫れあがった顔つきで、
なお不敵な笑みを浮かべて、目をぎらつかせながら立つ男が?
----違う。
(・・・対馬、レオは強いっ・・・!!)
自然と彼はそんな思考に至った。
警戒すべきは伊達スバルよりも彼であった。
彼だけはノーマークであり、何をしてくるかも全く読めない相手。
なめてかかったツケを払わされていたというのに、
自然と村田の顔には笑みが浮かんでいた。
(・・・ああ。そうか。まるで昔の---。)
(・・・・くそ。最近の若者は、なんて言葉が浮かんだけど、
まさかその根性に辟易して使うなんて、思ってもいなかった。)
対馬レオは体にまとわりつく汗を腕で拭う。
相手の予想以上の気力に驚いていた。
舐めてはいなかった。
彼自身、今の自分の状態では勝つのは難しいことを悟っての、
作戦だった。
乱闘に持ち込んで一気に倒すつもりだった。
だというのに、目の前の相手はいまだに立っている。
まるで、俺が強い、俺が勝つ。
---そういわんばかりに笑いながら。
村田が笑みを浮かべるのと同時にレオも微笑していた。
単なる殺し合いではなく、ただただ、自分の方が強いことを証明するための、子供のケンカ。
あまりに幼稚で、そして、あまりに彼にとっては胸躍るひと時であった。
そして、思考が張り巡らされていく。
(・・・・判定勝ちなんて、セコい真似はしない。
お前は、お前だけは僕の手で倒すっ・・!!)
村田洋平は構えた。
ボロボロの体に喝を入れ、自身にとって一番なじみのある構えを。
すなわち、ミドルレンジの打ち合いに特化した形態。
ガトリング・ガンを放つべく。
(・・・・ああ。そうだよな。私だってそうする。
・・相手をぶっ倒してっ!!勝ちたいよなぁっ!!)
対馬レオは前のめりになって体重をかける。
前に、一歩でも素早く相手の懐にもぐりこみ、
相手を倒すために。
拳にぐっと力をこめる。
相手の意識を断ち切るため。
じり、じり、とレオが間合いを詰める。
村田は動かない。
まだ、射程範囲ではないからだ。
ガトリング・ガンのギリギリ外に、レオは陣取っていた。
あと一歩。
ダッシュで間合いを詰めて、懐に潜り込む。
彼はクロスレンジに入ろうとしていた。
(・・・もう少---)
「・・・・!らぁっ!!」
レオが踏み出そうとしたその瞬間、村田がその動きに合わせて一歩間合いをつめ、
それを解き放つ。
すなわちそれは---。
(しまっ---。)
「・・・ガトリング・ガンッッッ!!」
---最後の銃撃が、レオを襲う。
ちなみに、刃〇、はじめの一〇、喧嘩商〇を参考に描いてる。
いまだに読んでるわ。
最近の若者は
いつの時代だって使われる、おじさんのためのワード
エジプト時代から使われていたとか
眼帯の大男
一体、何リキッド・スネー〇なんだ・・(中の人つながり)
一発でわかるだろうけど。
地獄蝶々の持ち主である乙女さんを見に来たら、
もっと面白そうな者を見つけたようです。
これはいけません。
次回でジョジ〇ばりの完全決着。
感想くれ。
やる気出るからくれ。
KEY(ドM)