KEY(ドM)と申します。
テストが終わった後の話から
なお、夏休みに入る前に、
ヒロインたちから遊ぶ約束を取り付けられており、
平沢〇師匠のライブに行けなくなって泣いた模様。
駅前で、なごみんがたたずんでいるのを偶然発見して・・・?
それでは、ご覧ください(KBTIT)
KEY(ドM)
結論から言うと、期末考査は大丈夫だった。
残り1週間、必死になって苦手分野を復習し、
カニたちの面倒も見つつ、佐藤さんと近衛さんに教わった結果、
上位30位に入ることができた。
霧夜さん『まだまだねー。もっと頑張りなさい。』と言って、
薔薇を散らして去っていった。
彼女はもちろん1位である。
もうちょっと、地頭がよくなればいいのだが。
カニ、スバル、フカヒレは島送りにされずに済んで、
喜び合っていた。
こちらとしても、今回の結果は鼻が高い。
今日は夏休み前の終業式。
体育館に集まって、みんなで館長の言葉を聞くことに。
『----各自ぃ。羽目を外しすぎずぅ。節度ある休暇を送るように。
・・・儂からは以上である。』
あっという間に放課後となり、帰ることとなった。
教室で忘れ物がないか確認し、カバンを肩にかけて廊下に出ようとした瞬間、
背中に何かが乗っかってきてよろめく。
「おい!!レオ!!夏休みは毎日遊ぶかんな!!プールに、海に、山に、
お祭りに・・。楽しみだぜ――!!」
「・・・・・・。」
スバルとフカヒレの方を見ると、首を横に振り、
敬礼して先に帰ってしまう。
野郎・・。押し付けやがった・・・!!とわななく。
夏休みが明けたらハバネロソースのカレーをお見舞いしてやる。
「・・・・対馬くん。ちょっといいかな?」
「・・・佐藤さん?」
「レオの財布でゲーセン巡りもいいよなー。」
俺の背中で阿呆なことをつぶやいているカニを無視して、
佐藤さんの方を向く。
何か用があるのだろうか。
「あのね・・。よかったら夏休み、一緒に遊ばない?」
「・・・え?」
「!?」
それまで、独り言をつぶやいていたカニが突然、
俺の首を両手で絞めてきた。
というかしがみついてきている形である。
「いだだだだだあっ!!痛いっ!!痛いっ!!」
「こらっ!!レオ!!お前はボクと遊ぶんだよっ!!」
「・・・・・対馬君?いいよね・・・?」
返事をしようにも首にホールドをかけられて声を出すのも難しい。
みちみちとカニの腕が首に食い込んで息が詰まる。
「・・・対馬?よかったら、夏休み一緒に---。って、
何やってんのよ!?」
「・・・へ、・・・へるぷ、みー・・・。」
近衛さんもやってきて、さらにカオスとなった。
◆
あの後、俺がなかなか帰ってこないことから様子を見に来た鉄先輩の采配によって、
決着が着くことになった。
夏休みのうち、8日間は鉄先輩と、6日間はカニと、8日間は佐藤さん、と、佐藤さんを守るという理由で霧夜さんと。
そして、7日間を近衛さんと過ごすことに。
この時点で、俺が自由に使える日数は10日間を切っていた。
「よし。完璧なスケジューリングだな。」
「・・これ、大分きついと思うんですけど・・・。」
「安心しろ。修業は軽くに抑えてやる。」
「・・・・・。」
久方ぶりにごろごろしたいんだよぉ。
コンビニで酒・・・は変えないからつまみと、チーズでも食べながら、
ベッドで寝ていたかったんだよぉ、と心のうちで愚痴る。
(しゃけとば買って、帰ろう・・)
夏休みの予定について盛り上がる彼女たちを置いて、
こっそりと教室を出る。
昇降口にて靴を履き替えて出口に出ると、見知った顔の生徒と出くわす。
「・・・・・・あ。椰子さん。」
「・・・ども。・・・それじゃ。」
それだけ言うと、スタスタと歩き去ってしまう。
そういえば、彼女とは特に会う予定もなかった。
(・・・・・・しかし、大丈夫だろうか。)
今日も結局元気がなさそうだった。
こちらとしては心配である。
彼女にとっては余計なお節介かもしれない。
それでも、気になって仕方がないのである。
とはいっても、やれることは特にないのだが。
(・・・・・はあ。)
やりきれない気持ちを抑え、ため息を吐いて、
家まで帰った。
◆
「レ―――オ――――!!あーそぼーうぜーーー!!」
「・・・・・・・・・。」
夏休み1日目。
今日はお昼まで寝ようと思っていたところにこれである。
窓からカニが強襲をかけてきた。
耳がキンキンなるのではないかと思うほどの高い声にくらりとした。
布団を頭までかぶって潜って無視する。
今日は誰とも約束していないからである。
「こらぁっ!!このボクが清涼感あふれる笑顔と共に遊びに来てやったんだぞ!!
さっさと起きて、お茶漬けの準備でもしな。」
それは、早く帰ってほしいときに出すものである。
突っ込むのも眠くて疲れるので、続けて無視する。
「おーきーろーーーー!!一緒に遊ぼうぜ!!
マ〇カーやろう!!マリ〇ー!!ド〇ポンでデスマッチでもいいぜ!!」
「・・・・・・・・・。」
「・・・へ?うわっぷ。」
うるさかったので布団の中に引きずり込み、抱き枕代わりにする。
こうすればおとなしくするだろう。
とにかく眠かったので、手っ取り早く黙らせたかった。
「・・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・。」
静カニなった。そーっと布団の中をのぞいて、カニの顔を見ると
なぜか耳まで顔を真っ赤にしていた。
「・・・あ・・・あう・・・。」
「・・・どうした?」
いつも、俺にひっついてきているくせに、
なんだかおかしい。
悪いものでも食べたのだろうか。
返事がなかったので、もう一回ぎゅーーーっと軽く抱きしめてみる。
おお。抱き心地がいい。それにあったかいからだんだんと眠気がしてきた。
考えるのもだるい。眠い。さっさと寝なおそう。
「・・・へ。へへ・・・。へへへへへへ・・・・。」
「・・・・・。」
カニのつぶやきを聴きながら、うつらうつらと意識が薄れていった。
◆
「起きんかっ!!!」
「うっひゃい!?」
「・・・・・・・zzz」
大声と共に布団が剥される。
顔をあげると、憤怒の表情を浮かべている鉄先輩が立ってた。
珍しく私服である。
まずはあいさつしなければ。
「ああ。先輩。おはようございます。」
「おはよう、だと・・・!?」
「zzz」
なんだかものすごく怒っている。
ここまで怒りをあらわにしているのを初めてみた。
声が震える。
「え、えーと。どうされましたか・・?」
「zzz・・・・。」
「・・・・さっさと離れんかっ!!二人ともっ!!」
「えっ・・?うおっ。」
「zzz・・・。」
鉄先輩が俺の背中に引っ付いているものを無理やり引っぺがす。
そこには、幸せそうな顔で爆睡しているカニの姿があった。
「カニ?なんでここに・・・・?」
「・・・・夏休み1日目から不純異性交遊とは、
見下げたものだな・・・!!」
「zzz・・・・。」
鉄先輩の怒りのボルテージがあがっていく。
握り締めた右こぶしからはオーラのようなものが放出されており、
あたりの風景をゆがめて居る。
そんな状況だというのに、カニは一向に起きる気配を見せず、
爆睡している。
バカなのか、大物なのか。たぶんバカなだけだとは思うが。
「---優しくしごいてやろうと思ったが気が変わった。
お前は徹底してこの鉄乙女が鍛え直してやろう!!
行くぞ!!レオ!!」
「・・・・・・・・。」
「・・・・・・・えへへ・・レオぉ・・・。」
幸せそうに眠るにカニに手を振りながら、
首根っこ掴まれて引きずられるのだった。
---波乱の夏休みが、今ここに始まった。
夏休み
ミューツーの逆襲を見に行ったあのころ。
映画館でマジ泣きした。
リメイクするってマジで?
正直見てみたい・・・。
(でも、子供に混ざってみるのもなぁ・・。
いや、堂々と行ってみるべきか・・・?)
おじさんの夏休み
自由はない。
ちなみに、シナリオの都合上、
残り8日ほどの自由時間はすべてなごみんを救うために
使われる模様。南無。
なごみんは夏休みを通してデレ始める予定。
俺自身も見たいから。
グラマラス女軍人の方はもうちょっとまってちょんまげ。
気分がノったら一気に書くから。
感想、くれ。
やる気出るからくれ。
KEY(ドM)