KEY(ドM)と申します。
エリカ(子供)のおねだりに対してのおじさんの反応。
懐かしいネタをどんどんぶっこむから、感想で反応した奴の年齢がわかる仕組み。
ちなみに、せれぶと素奈緒含む全ヒロインがすくわれるハーレムルートは決定事項。
そういえば、初代つよきすの10年後舞台の作品が売られているらしい。
時が経つのは早い。
昔、シャキッとコーンのCMとかあったの覚えている人いる?
え?覚えていない?あ、そう・・・。
ちなみに、おじさんはあの時代を生きていた人間で、
普通に喧嘩とか、刃物ありの乱闘とかやっていたから、
血の気はめちゃくちゃ多いぞ。
(大人として振る舞わなきゃ、という謎の思考回路はあるけど。)
今もたいがいだけど、犯罪率を見ると、
昔の治安の方がやばかったからねぇ。
それでは、ご覧ください(KBTIT)
KEY(ドM)
「あー。帰ろうぜー。・・あれ?レオはー?」
「えーと、さっき姫と一緒にどこかいっちゃったネ。
・・・・なんだろうネ?」
「ぬあにぃ!?この僕を差し置いてあのあほーー!!
見つけ次第僕が秘孔をついて爆散させてやらぁっ!!」
豆花の言葉を聞いたカニは、止めようとしたスバルとフカヒレを振り切って、
二階の窓から飛び降りた。
「どこじゃああっ!!てめぇにはこのかわいい僕がいるだろうがぁっ!!ケダモノライオンっ!!」
「どっちかというと眠れる森の獅子じゃね?」
「意図的に睡眠薬飲んで寝ている感じだけどな。」
カニのハイテンションな動きをスルーし、突っ込みを入れる二人。
そんな二人に豆花が首を傾げながら尋ねる。
「・・・二人は心配じゃないのカ?」
霧夜エリカといえば、良くも悪くも校内一の有名人である。
自身が所属しているテニス部にはたまにしかこないのに、来た時には全戦全勝。
校内テストでは常に一位。
気に入らない相手はとことんつぶすし、気に入った遊び相手はとことん弄ぶ。
気を許しているのは彼女が親友と公言している、よっぴーこと佐藤良美だけ。
そんな相手に連れ去られたのだ。
一体、どんなことを要求されているのか。
同じクラスメイトである豆花が少し、心配するのも当然と言えた。
「・・・・ああ。姫が?そうなのか。・・・・ご愁傷様。」
「はあ!?なんだそれ羨ましい!!俺と代われよーー!!レオ―!!」
スバルは両手を合わせて合掌を、フカヒレはいつもの通り残念さを発揮させる。
そんな反応をするスバルに対して豆花は疑問符を浮かべた。
「大方、何か弱みを握って坊主をパシリにでもしようって腹だろ?
他の奴らならともかく、あのレオあいてにねぇ・・・。」
「・・・どういうことネ?」
まるで、姫の方を心配しているようではないか。
豆花はそう感じ、ますます混乱した。
「---普段ならともかく、本気のあいつに勝てるやつっていないんだよなぁ・・・。」
自分の鎖骨の辺りにある傷をスバルは指で指し示し、苦笑いした。
◆
「・・・・・・。」
「・・・・・・。」
彼女が手に持っている写真をちらりと眺め見る。
そこには、安らかな表情で寝ている私と素奈緒が写っている。
保健室のベッドで一緒に熟睡しているところだ。
彼女もあの後、寝てしまっていたのは知らなかった。
俺が起きた時にはすでにおらず、保健室の先生の伝言で知ったから。
さて、どうしようかと考える。
彼女の顔を覗き見る。
にまにまとした笑みを浮かべている。
ここで彼女の要求をのみ、生徒会に入ったとする。
おそらく、写真はばらまかれずに済むだろう。
----しかし、そのことをネタに、一生ゆすられる。
前世でも、不動産投資や、年金還付の詐欺に巻き込まれた。
この手の脅迫は絶対に一度や二度で終わらない。
「----霧夜さん。」
「あら、な・・・。」
私の顔を見た霧夜さんの表情が驚愕に浮かぶ。
ああ。一体私はどんな顔をしているんだろうか。
きっと、人に見せられないような表情をしているのだろう。
でも、駄目だ。子供相手だというのに、抑えられない。
頭に血が上ったかのように、自分の声にドスが効いているのがわかる。
「---彼女を、傷つけたら、たとえクラスメイトでも、容赦しない。」
---ドゴム、と右腕で木の柱に右ストレートを打ち付ける。
こぶしの皮がはがれるのもお構いなく、何度も、何度も。
ぐちゃ、ぐちゃり、という音を立てて。
「----いいね?」
「----。」
あっけにとられている彼女をしり目に、霧夜さんが持っていた写真をひったくり、
びりびりに破いて床に捨てる。
ドアを閉めて、外に出る。
(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・やってしまった。)
廊下に出た瞬間、膝をついて落ち込む。
(相手はまだ15、16の子供だぞ?何をやっているんだ!?私は?!
・・・・うう。でも、ちゃんと拒否しないと後々大変なことに・・・。
だからと言ってあんな・・・。)
きりきりと痛む胃を右手で抑える。
はあ、とため息が漏れる。
スバルや、フカヒレたちが危ない目にあったときと同じだ。
これでは中学生のころから変わっていない。
80歳以上の精神年齢のはずなのに、中身がちゃんと成長していないのだろうか。
(・・・・後日、霧夜さんに謝ろう。・・・うん。そして、
館長に正直に言って、反省しよう・・・。)
近衛さんへのプレゼント以外に、霧夜さんへのお詫び品を見繕うことにしたのだった。
館長や鉄さんには怒られるだろうなぁ、と自業自得ながらも憂鬱になった。
◆
「・・・・。」
男が立ち去るのを呆然と見送った。
それは、彼女にとって初めての経験であった。
---自分の勧誘を、はっきりと断るなど。
それまで、権力と、自身の知力、体力を使って邪魔者を排除し、屈服させてきた霧夜エリカという少女は傑物である。
間違いなく、10年に一人いるかどうかの才女である。
それにふさわしいだけの才能と、努力を積み重ねてきた人間である。
彼女の言うことに従わなかった人間はいなかった。
弱みを掴み、それとなく"お願い"すればどんな相手も意のままに。
しかし----。
(・・・・・へえ。)
柱にくっきりと残ったこぶしの後を見る。
一体どれほどの力で殴ればこんなことになるのか。
血が垂れている。
はがれた皮が少し引っ付いている。
対馬レオ。
成績は中の上。体育やその他科目は平均よりやや上。
クラスメイトや、そのほかの生徒たちとの人間関係は良好。
真面目な生徒として、教師たちからも好かれている。
あの、鉄先輩の従弟である。
はっきり言うと、興味本位だった。
この写真を使って、奴隷のようにこき使おうと思っていた。
ばらばらに破かれた写真を拾い上げる。
---幸せそうに、何の警戒心も抱かずに彼に寄り添っている一人の女子生徒。
伊達スバルならともかく、女子にモテるような見た目とは思えないが、一体、どんな人間なんだろう。
彼女は口角を吊り上げる。
一瞬とはいえ、自分が恐怖を感じさせられたなど、認められない。
上に立つ人間は、そんな振る舞いを決してしてはならない。
(・・・・対馬、レオ。・・・・面白いじゃない。)
新しいおもちゃを見つけたように、無邪気に彼女は笑った。
◆
「・・・・・・。」
「おい、またレオが突っ伏しているぞ。・・・今度は何を乙女さんに食わされたんだ?」
「いや、それとは別件だろ。・・大方、あの包帯まいている右こぶしが原因だろう。」
「てめぇー!!何で昨日こぶしから血を流していたんだおらぁっ!!ずーーーっとだんまりだしよぉっ!!言えないことか!?言えないことなんか!?僕を心配させるなんて生意気なんだよこらぁっ!!」
べしべし、と涙目のカニにぺしぺしと頭をはたかれながら、昨日のことを思い出してはため息をつく。
あの後、保健室に向かった俺を探していたカニと出くわし、怒られた矢先、右こぶしから血を流しているのに気が付くと、慌ててつばをつけようとしてきた。
気持ちはありがたいが、そこは保健室に連れていくだけでよかった。
血をなめてどうにかしようなど不衛生極まりない。
事情をとりあえず館長に話した。(ただし、写真のことうんぬんはぼかして。)
反省文を10枚書かされ、説教もされた。
今度から、拳法部のサンドバッグを使うように注意を受けた。
そんな俺を待っていた寝てしまったカニをおぶって帰ると、
乙女さんが台所でおにぎりを作っていた。
『おお。レオ。おかえ・・・。・・・。』
『鉄先輩。ただいま戻りました。・・・・どうしました?』
『・・・・それは?』
『え?・・・あっ。』
さっと包帯を巻いている右こぶしを隠した。
手袋か軍手でもしておけばよかった。
目が笑っていない鉄先輩が肩を掴んで締め上げてきた。
『・・・ほう。そのうえ、その右こぶし・・・・。
・・・とりあえず、そこに座れ。』
『・・・ハイ。』
『・・・zzz』
離れず、寝続けるカニを抱っこしながらソファーに座り、
説教を2時間ほどされた。
途中、カニが胸元に頭をこすりつけたのが不純異性交遊に見えたのか、
ますますヒートアップして大変だった。
反省文を書いて、館長からも怒られたことを話すと、
そのあとはすぐに解放してくれたが、申し訳ないことをしてしまった。
鉄先輩にも改めて謝らなければならないだろう。
あと、近衛さんの悪評が立っていないか気でじゃなかったが、
どうやら杞憂だったようである。
「・・・・つ・し・ま・く・ん?」
「・・・・・ん?」
俺の名を呼ぶ声がしたので顔をあげてみると、
霧夜さんの顔がドアップで映った。
・・・・・・・。
すぐにまた突っ伏す。
「こらっ。無視しないっ。生意気っ。」
先日のこともあって若干気まずいが、
教室で注目を浴びてしまっている以上、
対応するしかない。
若干、警戒しながら話を聞く。
「・・・・何?」
「・・・・お願いがあるの。」
「・・・・・。」
その言葉に、また頭に血が上りそうになり--。
「----落ち着けや、坊主。」
「・・・・悪い。」
頭にポンとスバルの手が置かれた。
いかん、いかん。
先日のような破壊行為をするわけにもいかない。
そして、彼女はにっこりと笑みを浮かべて言った。
「---生徒会に入ってほしいの。力を貸して。」
「・・・・いいよ。」
---そういうのはずるい。誠実さには誠実さで返すしかないじゃないか。
どうやら、彼女は俺が思っていた以上にちゃんとしていた娘であったらしい。
後日、俺と幼馴染たち、そして俺に借りがあるからとのことで、
椰子さんも生徒会に入ったのだった。
おじさんはキレると止まらない。
例えるなら、相手を殴ろうとしたこぶしが外れて、壁に当たっても気にせず振りぬき、
骨が砕けた腕でさらに殴り掛かる人間。
中学の時、素奈緒やスバル関連で不良が彼らに手を出そうとしたとき、
全治2週間のけがを負って、全員倒している。
ただし、二回目の姫の勧誘の仕方みたいにちゃんと誠実に頼むと、
断らない。
霧夜エリカに、自分が感情をあらわにした部分を見られた恥ずかしさと罪悪感もあったので了承した模様。
みんなは、ジムに行って発散するなりして落ち着こう(経験談)
ちなみに、乙女さんが最初に。『何を見て怒りをあらわにしたのか』、
わかる人は察しがいいぞ。
(少なくとも、レオの右こぶしではない。)
姫がアップを始めたようです。
あそこで怒りをあらわにせず、従っていたら単なる取り巻きとして。
突っぱねていたら興味を失っていたのに、選択をミスったくさいおじさん。
やっとスタート地点に来た・・。
でも、まだせれぶは出て来ていない。
そろそろほかの人がつよきすの続きを書いてくれてもええんじゃよ?
というか、もっと作者増えろ。
宇宙の膨張より早く増えろ。
KEY(ドM)