KEY(ドM)と申します。
マッ〇、モ〇、ウェンディー〇、バーガーキ〇グ、フレッシュネ〇バーガー・・。
1970年代からいろんなハンバーガー店が増えたなぁ、と感じるこの頃。
みんなはどこが好き?
俺は
ケンタッ〇ーのリングビスケット
(ハチミツつけて食べるあのクッソ美味いやつ)
おじさんの本気モードは後々。
体育祭で見れるかもよ。
それでは、ご覧ください(KBTIT)
KEY(ドM)
一夜明けて朝日が昇るのと共に、目を覚ます俺たち。
スバルはそれまで熟睡していたのか、あくびをし、
フカヒレは自分の指と指を突き合わせて「ト・モ・ダ・チ」と、
1人ETに興じていた。
俺も同じく目を覚ましているので、2人に挨拶する。
「おはよう。」
「おう。おはようさん。・・・腹減ったなぁ。がっつりいきてぇや。」
「・・・・ここは誰?私はどこ?」
変な電波を受信しているフカヒレを放っておき、
辺りを見回す。
相変わらずの砂浜と、青い海。
そして、遠くに俺たちが暮らしている本土が見える。
館長が来るまであと二日。俺たちはここにいなければならない。
「女子達は?」
「起こしに行ってもいいが・・・。」
さすがに、朝一番に女子たちがいる場所に足を踏み入れるのは憚られた。
鉄先輩や、カニにどんなことをされるかもわからないし、何よりエチケット的な問題も感じる。
スバルも苦笑いして首を横に振っている。
起こさなかったら起こさなかったで面倒なことになりそうだし、
かといって、起こしに行ったらそれはそれで怒るだろう。
ちらり、とフカヒレを横目で見る。
「大きな星が点いたり消えたりしている。アハハ、大きい...彗星かな。イヤ、違う、違うな。彗星はもっとバーって動くもんな。」
「・・・・・。」
「・・・・・・・。」
スバルと二人で顔を見合わせる。
「・・・そういえばフカヒレ。」
「暑っ苦しいなココ(烏賊島)。ん...出られないのかな。おーい、出して下さいよ...ねぇ。」」
「よっぴーが今、裸で寝ているってよ。」
「なあにぃ!?それは大変だ!!今すぐ俺が温めにいってやらないと!!
待ってろよっぴー!!今、君の鮫永くんが迎えに行くからなー!!」
「あ。」
俺が止める間もなく、精神崩壊から立ち直ったフカヒレが女子達が寝ているであろう小屋まで突撃する。
「---鮫永新一!!突貫します!!」
---入った直後、小屋から吹き飛んで砂浜に頭から突っ込んだ。
しばらくじたばたしていたかと思うと、ぴく、ぴく、と数度痙攣し、しんと静まり返った。
「・・・・・南無。」
「・・・・アーメン。」
スバルは念仏を、俺は十字を横に切った。
◆
「それじゃ、手分けして食糧を探しましょうか。」
「おおーー!!島中の食糧を狩りつくしてやるぜえええっ!!」
霧夜さんの言葉に、頭に葉っぱでできた冠をつけつつ、木の枝を片手にあっという間に走り去ってどこかに行くカニ。
自然に還ったのを確認し、自分の担当である釣りをするために海辺まで移動する。
「えーと。これをつけて、これを・・・・。」
簡素な出来の釣り竿であるが、何とかエサはあったので魚は取れそうである。
よいしょっ、と後ろからひゅん、と釣り竿を海辺まで投げて放っておく。
さて、持ち込んでいた小説でも読むか。
こっそり内緒で持ってきていたシェイクスピアの"オセロ"を広げて、
読み始める。
生前、日本文学もたしなんでいたが、海外のものはあまり読んだことがなかったので、
こっそりと読んでいる最中である。
ぺら、ぺら、とページをめくっていくと頭をぺしっ、とはたかれる。
「・・・こら。ちゃんと真面目にやんなさいよ。」
「・・・・・・・・。」
後ろを向くと、俺と同じような釣り竿を持った近衛さんが後ろに立っていた。
・・・・そういえば、彼女も俺と同じく、魚担当だったか。
俺と同じ手段で捕るつもりらしい。
「魚が釣れるまで暇だから・・・。」
「だーめ。・・・ん?あんた、難しいの呼んでるわね。」
俺が読んでいる本に気が付いたのか、興味深そうに眺める近衛さん。
隣に座ってきているが、甘い匂いがふわりと風で伝わり、少しどきりとした。
水着姿ではなく、制服であるというのに。
「・・・そういえば、近衛さんは演劇部だったか。今年の体育祭はどう?」
「ぼちぼちね。・・・・やる気ある子とない子に分かれているし・・・。
でも、あたしはあたしの仕事をちゃんとやるわ。部長ですもの。」
にっ、と勝気な表情で笑う彼女。
・・・よかった。中学時代はそのまっすぐすぎる性格から孤立しかかっていたが、
どうやらもう心配はなさそうだ。
本に目を戻し、魚を待ちながら読み続けていると、近衛さんが口を開いた。
「・・・・あのさ。」
「・・・・ん?」
彼女の方に視線を向けると、何やらもじもじと体をよじらせている。
まさか、トイレだろうか・・・?
しかし、気が付かないふりをして、話を聞き続ける。
「体育祭。フォークダンスがあるでしょ?」
「・・・・ああ。そういえば・・・。」
去年はどうしたんだったかな、と首をひねる。
適当に過ごしていたので、記憶にない。
「・・・・よかったら、あたしが・・・・。」
「・・・レオおおおお!!」
「うおっ。」
近衛さんが何か言いかけていたその時、
遠くから俺を呼ぶ声が聴こえてくる。
カニだ。
「新種のカブトムシみっけたぞ!!全部捕まえて、
僕とお前で昆虫王者と、王女になろうぜーーー!!」
「・・・・。」
食糧は・・・?
結局、近衛さんはその後、むすっとした顔で終始不機嫌となり、
気まずい雰囲気の中、釣りを続けたのだった。
◆
「じゃーん。今日のりざるとー。まずは鉄先輩から―。
・・・よっぴー。ドラムロールやって。」
「え!?え、えーと・・・。
どぅ、どぅるるるるるるるる・・・。うう・・・。」
霧夜さんの無茶振りに応えようと、けなげにドラムロールを口ずさむ佐藤さん。
恥ずかしくなったのか、途中から顔が真っ赤である。
「じゃん。---何と、10匹も魚を捕まえてくれましたー。
ぱちぱちぱちー。あー、おなかすいたー。」
「うむ。あまり捕りすぎて生態系を壊すわけにもいかんからな。
必要な分だけ捕ったぞ。」
大方、海をこぶしでたたき割り、打ち上げられた魚を捕まえでもしたのだろう。
本当に同じ人間かどうか疑わしくなる。
少なくくとも、これで飢える可能性はほぼほぼなくなった。
「つぎー。伊達君と鮫永君ー。」
「なんか、ウドとか取れたぜ。これだったら食えるだろ。」
「あっ、ねーちゃんやめて。ドクダミだけで生きていくのはつらいよぉ・・・。」
ニヒルな笑みを浮かべるスバルと、トラウマが発症したのか、
ぶつぶつとつぶやきながら体を震わせるフカヒレ。
山菜はそこそことれたらしい。
「つぎー。特攻隊長のカニッち。」
「ふっふっふ。泣いて喜べやてめーら!!」
自信満々にない胸を張り、どや顔を浮かべるカニ。
虫鳥かごを取り出したのを見て、手で顔を覆う。
「じゃじゃーん!!この島にいるカブトとクワガタ全部取ってきたぜっ!!
今日からボクのことを昆虫王女、ムシクイーンってあがめな!!単細胞生物ども!!」
「・・・・。」
椰子さんがざっ、ざっ、とカニの近くまで歩いていく。
怒っているのだろうか。
それにしては表情が穏やかな気が・・・。
「おっ?なんだてめー?羨ましいんか?羨ましいのか?!
でもおめーにはやんねーよ!!ばーか!!」
「・・・・・・・・。」
違う、あれは怒りすぎて真顔になっているだけである。
それなりに彼女の色々な部分を見たことはあるが、
あれは特にまずいときである。
かつて、ちゃらついた生徒が彼女にちょっかいを出したときも、
あんな感じの顔をしていた。
---そして、椰子さんはカニの虫取りかごをひったくると、
あっという間に出口を開放して、すべての虫をリリースした。
「ボクの金がああああああ!!」
「売るつもりだったのかよ!!」
カニの悲痛な叫びがこだまし、フカヒレの突っ込みが響く。
「ココナッツゥ・・!!てめー、今度ばかりはマジでゆるさねー!!
ここで干からびていきなぁっ!!無縁仏として土に還してやらぁっ!!」
「・・・食材を持ってこいっつったろうが!!このツブヒラアシオウギガニ!!」
その後、マジ切れした椰子さんとカニの間で喧嘩が行われているのをしり目に、
俺たちはスバル主導で料理の準備を進めるのだった。
ちなみに、カニの分の夕飯がなかったのは言うまでもない。
(椰子さんはちゃんと食材をとってきていたのでセーフ。)
ここの素奈緒が素直なせいであのセリフが聞けないというジレンマ。
---鮫永新一!!突貫します!!
中の人ネタ。コウ・ウラキで検索。
大きな星が点いたり消えたりしている。アハハ、大きい...彗星かな。イヤ、違う、違うな。彗星はもっとバーって動くもんな。
Zガンダムから、主人公の精神崩壊時のセリフ。
当時はよく、こんなアニメ放映できたなぁ、と思うばかり。
文学
おじさんは宮沢賢治、加山花袋、夏目漱石、正岡子規などが好き。
海外の方はそんな詳しくないが、ダンテやヘルマンなどは読んだことがある模様。
最近のラノベにも手を出し始めて、はまっている。
昆虫王者
超有名だった某ム〇キング。
昆虫を捕まえて売るのは、こ〇亀でもやっていたネタ。
ツブヒラアシオウギガニ
猛毒を持ったカニ。近づかないようにしましょう。
素奈緒とよっぴーがちらちらとみており、
カニが隙あらば構ってムーブ。
椰子はなんだかわからないがイラっとしている。
カニは食材をちゃんととってこなかったので夕飯は塩化ナトリウムと水。
スバルとフカヒレがいなかったら割とマジで刺されていると思う。
次回は肝試し。
一体どうなるのか。
感想、くれ。
やる気出るから、くれ。
KEY(ドM)