※この作品はR-18です。

最低無敵の霊能チン〇、ネギま世界で無双する   作:人工シメサバ三号

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設定説明と地盤作り回。


サウザンドマスター

目を閉じて静寂に耳を傾ける。

パンパンと肉を叩く音は無視。

息も絶え絶えな嬌声も、卑猥な水音も無視。

あれは虫の声だ。

全く、最近の虫は変な声で鳴いて困る。

意識をしてはいけない。

今、私は野外で瞑想しているだけだ。

何もおかしな事はっ……無い……

 

現実から必死に逃走していた真名の意識を、股間の刺激が呼び戻す。

股に食い込んだ霊気縄がコブのように太い部分を作って、

前後に往復し始めたのだ。

ぐりぐりと身動きできない真名のスジを服の上から責め立ててくる。

巫女服を着てきた為、布地は分厚い。

それでもこう食い込まれては刺激は無視できない。

むしろ、もっと強ければ良かったのかもしれない。

そうすればさっさとイってしまう事が出来た。

この縄の意地の悪いのは、動きが不定期で続かない事だった。

小刻みに揺れたり、太くなったり細くなったり、蠢いてみたり、

目の前で行われている宴を忘れさせてくれない。

かといって、絶頂までは導いてくれないのだ。

 

「はぁ……はぁ……」

 

いっそ、刺激に集中してしまおうか、と思った時、

霊気縄はただの縄のように静かになった。

本当に意地が悪い。

目を開けば楓が後ろから貫かれていた。

前屈のように楓は自分の足首を掴んで尻を突き出して、

あの大きなモノを激しく出し入れして貰っている。

体躯の差か、経験の差か、刹那は二度ほどでダウンし

横島の作った不思議な球体状の膜のような結界の中で

幸せそうにすやすやと寝息を立てている。

真名は今ほど楓を恨んだ事は無かった。

横島の性欲の底は知れない。

楓が降参しない限り、いつまでもやり続けそうに思える。

楓が泣き言を言いながらでも、何度も付き合うから終わらないんだ、と

真名は恨み事を呟いた。

 

目の前でこうも激しく交わられては、いくら真名とて身体が反応する。

もう袴の上からでも分かる程、しみを作ってしまっているのだ。

手が動かせるなら、自慰していただろう。

身体での支払いは刹那が肩代わりしてくれたが、

これではむしろ……と考えそうになって真名は首を振った。

負けてはいけない。

意地の悪い縄にも横島にも。

きっと待っているのだ。

真名から欲しがるのを。

 

それにしても楓は本当に気持ちよさそうだ。

ここで見ているクラスメイトがいる事も忘れて、

遠慮無しに声を上げてぶるんぶるんと大きな胸を揺らしている。

あんなに太くて逞しい固そうなモノが、肉をめくるように出入りしている。

動きを止めたと思うと、横島は悪い顔で自らを差し込んでいる尻を指で開き、

指をぐっと押し込んで楓に悲鳴を上げさせている。

チン長が長いので先を入れたまま、尻穴を弄れるらしい。

身をよじって泣き声を上げた楓をまた前後に揺すって、

扱かせている。

 

言えば、きっとすぐに乗って来るだろう。

楓も刹那も美少女だが、私だって負けてない。

刹那があんな事を言い出さなければ、犯されていただろう。

それぐらい興味は示されていた。

目の前にあるせいでどうしても考えてしまう。

アレが私の中を抉ったら、と。

それだけで胎の中が疼く。

女の部分がはしたなく涎を垂らすのが分かる。

 

ダメだ、何を考えている。

忘れろ。

無視だ。

使命を忘れてはいけない。

風の音が卑猥に聞こえるだけだ。

ああっ、また食い込んできた。

くぅっ、揺れるな。

震えるな。

せっかく正座で誤魔化してるのに、腰がひくつく。

うう、せめて向こうから言って来てくれたら……

少し営みを愉しむくらい使命には影響無いんじゃないか。

いや、むしろ身体を差し出して横島に協力して貰えれば……

違う、何を考えている。

妊娠などしたら動きが取れなくなる。

でも、一度くらいなら……

強引に迫られたという事ならまだしも、

このような状況から私にも、なんて言えるはずが……

 

 

どれ程の時を耐え忍んだだろうか。

長く辛い戦いだった。

今、真名は下着姿で夜の闇を走っている。

真名は勝ったのだ。

楓がようやく「勘弁して欲しい」と降参したと思ったら、

刹那が目を覚ました。

あの時ばかりはさすがに覚悟をした。

しかし、横島もさすがに寝ぼけ眼でえへーっと抱き着いてくる刹那を

押し倒しはしなかった。

性欲だけでなく、情も一応あるらしい。

真名を解放すると霊気縄を広げて絨毯のようにして、二人を脇にはべらせて横になったのだ。

 

霊気縄が消えた瞬間、真名は走り出していた。

途中、邪魔くさくなった巫女服も脱ぎ捨てていた。

500メートルは離れただろうか。

これ以上離れると、横島が追いかけてくるかもしれないし、

何よりももう限界だった。

川の下流の方に来ていた真名はずるっと思いっきり下着を降ろしてしゃがみこんだ。

脱いだだけでぬちゃっと粘っこい糸が引いた。

ぷりんとしたお尻を外気に晒すと、

むわっと自分でも分かる程きつい臭いの湯気が出た。

ぷっくりと顔を出している芽に指を擦り付ける。

苛めて欲しくてじんじんとしていた肉豆をぎゅっと摘まむ。

 

「くふぅ……!」

 

思わず声が出て、噛み締める。

が指は止まらない。

僅か数回の刺激で、真名の意識は飛んだ。

じょろじょろと堪えていた小水も飛び出してくる。

排泄は解放感や快感があるが、そう大したものではない。

だが、この時ばかりは違った。

真名は初めて、尿を出す事が気持ちいいと知った。

我慢していた疼きからの解放を大きくしてくれていた。

野外という事も解放感を強くしたのかもしれない。

勢いが弱まりちょろちょろと名残が出ていくと、

真名はふうっと大きく息を吐いた。

かつてないほどの充実して自慰と放尿をした。

気持ちよかった。

ただ、これから服を回収して、横島達の所に戻る事を思うと途方に暮れる。

勝ったはずだ。

耐えきったのだ。

だが、幸せそうに抱かれていた二人を思うと、

ちょっと空しさも覚えてしまう真名だった。

 

 

パチパチと気の爆ぜる音が静寂を破り、

じゅうじゅうと香ばしい香りが腹に響く。

夜も白み始めた頃、横島が起き出し

次いで刹那と楓が起きて来て、食事を取ろうという事になった。

と言っても道具も豊富な食材なんかもある訳でも無い。

獲ってきた川魚を木の枝に刺して焼くだけのシンプル朝ごはんだ。

横島が川に向かったと思うと、ぽいぽいぽいと魚が二十匹程飛んできた。

どんな漁の仕方だ、と真名はツッコミもしなかった。

呆れていたともいう。

 

「美味いな」

「美味いでござる」

「美味しい……」

「まあ、確かにこういうのもアリだね」

 

ドラム缶をどかした焚火を四人で車座になって囲み、ハフハフと焼き魚にかぶりつく。

楓はともかく、刹那と真名には新鮮な食事だった。

川の水が綺麗で魚に臭みが少なかった事も良かったのだろう。

ちなみに四人とも服は着ている。

横島が何だかよく分からない技で奇麗にした。

何か光ったと思うとクリーニングしたように奇麗になっていたのだ。

もう真名は「便利だね」としか言わなかった。

 

「水もあるよ。

 喉乾いてない?」

 

そう言って横島が差し出したのは光る桶状の物体。

霊気を凝縮し、物質化した桶で川の水を汲んできてるのだ。

 

「頂いていいでござるか?」

「どうぞどうぞ」

 

数時間とはいえ先に接触した分、楓は横島の非常識さに最初に慣れ始めた。

横島から伸びる霊気の桶を受け取り、ぐびぐびと喉を鳴らす。

 

「ふい~、冷えてて美味しいでござるな」

「他はいいの?

 刹那ちゃんいらない?」

「あ、じゃあ、私も……」

「おっけーい」

 

横島が軽い返事をすると光る桶はびょーんと伸びて行って、

水を汲んでぎゅーんと帰って来る。

 

「霊気の物質化ってだけでも信じ難いのに、

 こんな使い方をするなんてね……」

 

刹那が水を飲んでいる横で真名が呆れた声を出した。

 

「随分、便利そうだ。

 まるで触手だね」

 

この夜にされた事は忘れてない真名だった。

 

「まあ、最初に開発した時はそのつもりだったからね。

 触手プレイの術~ってノリだったんだけど、

 これ感覚は通ってないからつまんないんだよ。

 これからの課題だよ」

 

楓や刹那はほえーっと感心しているが、真名は疑わしそうに横島を見た。

本当は触感あるんじゃないの、と。

セクハラされまくった恨みは消えない。

 

「その霊気で作った物って強度はどうなんだい?

 そんだけ伸ばして水汲んで来れるなら、かなりの強度がありそうだけど」

「そうだなー。

 霊力を消費するだけで壊れはしないから何とも言えんな」

「その霊力切れって起きた事あるのかい?」

「真名……!」

 

あまりに露骨な戦力の聞き出しに楓が真名を睨むが、

当の横島はへらへらと手を振った。

 

「いいって、いいって。

 真名ちゃんからすれば俺の力が分からなくて不安なんだろうし、

 何もかもわかりませんじゃ報告も出来ないもんな」

「横島さん」「横島殿」

「……協力的で助かるよ」

 

実際、真名がどれほど安堵したか、

早々に篭絡された楓と刹那には分からないだろう。

横島の強さは底が見えない。

暴れ出したとしたら、魔法関係者総がかりで鎮圧出来る保証も無いのだ。

実際に戦力の底まで話してはくれないだろうが、

協力的な態度でいてくれるなら対立しないで済む。

対立しないなら戦力がどれ程だろうと関係ない。

 

「俺は別に戦うのが好きな訳じゃないんだ。

 話す事で揉め事避けれるならそれでいい。

 見返りに真名ちゃんが脱いでくれるか、

 デートしてくれるならもっといいんだが」

「いやいや、そんな事をしたら刹那に睨まれそうだ」

「わ、私は別に……」

 

煽られた刹那はちらっと横島を伺い、微笑まれて頬を染める。

 

「刹那ちゃんが代わりにデートしてくれるの?」

「わ、私はその日中は任務がありますので……」

 

戸惑ったように刹那が答える。

しかし、誘われて喜んでいるのは明らかだった。

 

「じゃあ、夜のデートだ。

 次からはもっと気持ちよくなるから、楽しみにね」

「そ、そんな、もっと……?

 あ、、じゃなくて、横島さんはこれからどうされるんです?

 で、でーとしてくれるって、ここに住んでくれるんですか?」

「あー、多分そうなると思う」

 

今度こそはっきりと刹那は顔を輝かせた。

自分の事を肯定してくれる存在と一緒にいれた事の無い刹那だ、

手放したくない思いは非常に強かった。

 

「それなら、私の雇い主に会ってくれないか?

 この街で強い権限がある人だ。

 揉め事を起こさないでくれるなら力になってくれると思う」

「うーん……そうだなぁ。

 いいよ、その方が真名ちゃんも刹那ちゃんも任務達成になるんだろうし」

「あ、ありがとうございます」

「ありがとう、本当に助かる」

 

二人が頭を上げるともぐもぐと魚を食べながら黙っていた楓が、口を開いた。

 

「聞いていいなら、拙者も聞きたい事がいっぱいでござるが……

 横島殿は天使にあった事があるのでござるか?

 刹那との会話を聞いていたら、どうもそのような事を言っておられたが」

「ああ、あるよ。

 あいつら見た目は綺麗なんだけど、性格わるくてなー。

 しかも腹立つ事に女の子じゃねーんだよ。

 男でも女でもない中性とか抜かしてさ。

 一回、腹立ったから無理矢理脱がしたら何にも無いんだぜ。

 つるつるで何にも無いし、泣き出すしキレまくるし大変だったよ」

 

事も無げに言う横島に三人とも絶句してしまう。

しかも、天使に会った感想が女じゃない事が腹立つというのだから、

理解出来ない。

言うべきとこって、そこ?

ってなもんである。

 

「そ、そうなんでござるか……

 というか実在するんでござるなぁ……」

「あー、こっちじゃどうか分かんないか。

 でも、多分いるだろ。

 そんなに世界の在り方が変わるとも思えんし」

「こっち……?

 そういえば横島さんってどこから来られたんです?

 天使に会える場所なんて見当つきませんけど……ここから遠いんですか?」

 

刹那が可愛らしく首を傾げる。

考えているのはご両親に挨拶しに行ってもいいだろうか、なんてことだ。

だが、そんな事を知ってか知らずか、むしゃむしゃと魚を頬張りながら横島が返した。

 

「あー、俺、平行世界から来たんだ。

 だから、すぐそことも言えるし、とっても遠いとも言えるな」

 

ぱちぱち、と木の燃える音がする。

三月のうすら寒い空気が彼女達の間を通り抜けていった。

 

「ええーーーーっ!?」

 

真名ですらが声を上げた。

色々と無茶苦茶な男なのは分かっていたが、さすがに予想出来るはずもない。

 

「へ、へいこーせかい……?」

「ちょ、ちょっと待った。

 霊気とか言うのはそんな事が出来るのか?」

「まさか!

 聞いた事ありません!

 平行世界って、あのドラえもん的なあれですよね」

「ドラえもんはタイムスリップじゃないか。

 あ、でも、あってるのか。

 あれも平行世界と枝分かれしたとかいう設定で……」

 

楓は残念ながら漫画もあまり読まないので、

よく分かっていない。

ただ、とんでもない事だけが分かった、という状況である。

真名も刹那も大して変わりはしない。

驚きの余り、話が脱線し始めている。

 

「……ちょっと待って。

 落ち着かせてくれ。

 横島さんは平行世界から来た。

 平行世界ってつまり、よく似た別の世界って事であってるかい?」

 

深呼吸した真名がとっても疲れた様子で問いかける。

 

「そうだよ。

 俺にはどうしても叶えたい目的があって、

 力を振り絞って世界の壁を越えたんだ。

 自分で超えてきたから、平行世界なのは間違いない」

 

横島の語り口は軽いものの、だからこそ嘘を言っているようには見えない。

真名は自分の目に自信がある。

絶対にとは言わないが、ある程度は嘘を見抜ける。

狂人という風には見えないし、どうやら本当に平行世界から来たらしい。

 

「その目的がなんなのか、聞いてもいいかい」

「ああ、別に大げさな事じゃないんだ。

 子供が欲しかっただけ」

「子供でござるか?

 それで拙者達を手籠めにした、と……」

 

冗談めかして楓は身体をくねらせる。

最初はどうだったか知らないが、真名が知る限り楓はノリノリで腰を振っていた。

手籠めにされた、という感じではない。

 

「うーん、なんていうか……

 俺って不思議な事に子供が出来ないんだよ。

 医学的には全く問題無いのに。

 魂とか霊能的な部分でも問題は無い。

 1000人以上に膣出ししたけど誰一人孕まなかったんだ。

 それで、知り合いの神族の力も借りて、

 俺の子供が産まれてくる世界に来たんだ」

 

しんみりと口調で語る横島の表情はどことなく寂し気にも見える。

初めて見る顔に三人ともしばし黙って見つめていた。

神族とか1000人とか、もう真名も突っ込まなかった。

この男の恐ろしいのは千人切りという事ではない。

千人以上の女に子供を産む事を決意させての膣出しをした事である。

 

「待ってくれ、横島さんの話は色々とついていけない。

 子供を作りに来たって、どういう事なんだ?

 平行世界から来た事を信じるにしても、

 こっちなら子供が出来るってのはどういう事かな?」

「まあ、説明は複雑だから、そういう事だと思ってくれてたらいいよ。

 そうだなー。

 こっちでもドラゴ〇ボールって漫画ある?

 あの集めたら願いが叶う奴に、

 子供が出来るように願ったらここに来たって感じかな。

 それが一番分かりやすいと思う」

 

ただし、そのドラゴ〇ボールは自前で作ってる。

力の限界はあるものの、あらゆる事象を起こせる万能の霊能『文珠』

言わずと知れた横島の切り札である。

子供が出来る可能性を探りまくった結果、

 

『ル』『シ』『オ』『ラ』『転』『生』

『可』『能』『世』『界』『転』『移』

『対』『象』『横』『島』『忠』『夫』

 

という、18文字連結で世界の壁を越えてきたのだ。

 

「はー……なんか、もう訳が分からない……」

「横島殿はそれほど子供好きなのでござるか」

「あ、あの、私、頑張ります!」

 

横島の話を聞いての反応は三者三様だ。

真名は思考放棄したい顔をしてるし、

楓は何やら妙な方向で感心してるし、

刹那は顔を赤らめて拳をぐっと握っている。

 

「この世界の何が可能にするのか俺も分かんないんだ。

 ここに来ただけでいいのか、

 ここで何かしないといけないのか、

 この世界に俺の子を孕める女がいるのか。

 何か手段があるのか。

 今からそれを探っていくつもりなんだ」

 

少しだけ真面目な顔でそう言うと、

横島は話している内にちょっとづつ距離を近づけていた刹那をぐっと抱き寄せた。

 

「刹那ちゃんは協力してくれるんだね。

 ありがとう」

「あ、そんな私なんて……じゃなくて。

 私で良かったら……あっ」

 

胡坐をかいた脚の上に刹那を横抱きに乗せると、スカートの中に手を入れた。

すべすべの細い太ももを撫でて、付け根へと指を這わせる。

下着をずらしてつるつるのスリットを揉み、くにくにと柔らかさを確かめる。

クリトリスを指の腹で撫でて顔を出させて、蜜を滲ませていく。

 

「んっ……やっ……」

 

横島の指先に光が収束し、大人しく弄られる刹那の中に潜り込んだ。

『妊』の字の文珠を膣に押し込んだのだ。

更に『護』の字の文珠もぐにゅっと押し入れる。

本人の性格を引き継いでるのか、粘り気が強く

まだたらたらと零れていた精液が蓋をされて膣に留まる。

何かを入れられたと感じ、伏せていた顔を上げた刹那にキスで返事をする。

キスをしながら返事をする。

 

(後でまた説明する。

 お守りと思って入れてて)

 

自分の中から横島の声が聞こえて来て、刹那は慌てた。

これは霊体から霊体へ直接語りかけているのである。

幽体離脱していても会話出来る事に着目し、開発された技だ。

おっぱいを吸いながらでも「ええんか、ええのんか」が出来る

男なら誰しもが習得したい技の一つであるが、

意識を持ったまま自由自在に霊体だけを動かせる技量がいるので

実はかなり難度の高い技でもある。

 

「あのう、拙者もやぶさかではござらんが……」

 

いちゃつきだした二人の横で楓が小さく手を上げる。

嫉妬では無いが、除け者は寂しい。

 

「おお、楓ちゃんもありがとう。

 お礼に明日はクンニしてあげる」

「そ、そんなお礼は別に……」

 

戸惑う楓を霊気の縄で引き寄せて、耳元で横島が囁く。

 

「いいの?

 本当に?

 俺は正直、かなり上手いぜ。

 ねちょねちょにしてあげる。

 ぺろぺろと大陰唇から丁寧に舐めて行ってさ。

 中の肉のひだの一枚一枚を舐めるよ。

 ふにゃふにゃにふやけるぐらい、

 カチカチになったクリをしゃぶって。

 おまんこを舌でこじ開けて、

 楓ちゃんの気持ちいいとこをぐりぐりしてあげるんだよ」

 

楓はもう自分が信じられなかった。

横島の言葉を聞いてるだけで、下半身がとろとろになって、

胎がきゅんきゅんとときめいているのだ。

とても舐めて欲しい。

この自分より圧倒的に強い御仁に

自らの汚い所を舐めて貰えるという背徳的な行為。

想像しただけでゾクゾクする。

そして舐めたい。

あの逞しいものをで口をいっぱいにしたい。

喉をぐいぐいと押し広げて、

あのカチカチのでお腹の内側をごりごりと突いて欲しい。

まぐわっている時の己の媚態ですら、信じたく無い程なのに

言葉だけで期待が膨らんで、もうスカートまで染みそうだ。

 

「し、して下さるなら断る理由はござらんが……」

「あれ?

 して欲しくないの?

 じゃあ、刹那ちゃんにだけしようかな……」

「わ、私にもしてくれるんですか」

 

刹那は素直に嬉しそうにして、横島に抱き着いている。

 

楓の脳裏に嫌な想像が巡る。

きっと、今日の夜はもう外では無いだろう。

どこかのホテルとか、もしかしたら女子寮の部屋かもしれない。

そこで刹那にばかりかまける横島。

刹那のだけ舐めて、刹那にばかり突っ込む横島。

それを横で眺める自分。

感情抑制訓練をしてきた自分が、と思うほど楓は心揺さぶられていた。

 

「そんな、殺生な……

 拙者も、拙者もして欲しいでござる」

 

思わず詰め寄った楓に、横島は微笑んでキスをした。

そうして霊体で会話しながら、スカートの中の肉溝に文珠を詰め込んでいく。

 

『孕』『護』

 

字が違うのはどれが効果的か分からない為だ。

 

「すぐいちゃつくの止めてくれないか……?

 会話が進まないよ」

 

真名が思わず愚痴る。

結局、これ以上聞きだすのは諦めた。

横島は学園長に会ってくれると言っているから、後は丸投げだ。

いい加減疲れた真名はそう決めて、まだ残っていた焼き魚にかぶりついた。

 

 

夜が明けて、午前六時過ぎ。

横島は麻帆良学園のトップ、近衛近右衛門と面会していた。

真名、刹那、楓も同行している。

 

「ふむ、事情は分かった。

 子供を作る為、との事だが無理強いなどせんのなら

 儂からどうこう言う問題じゃないしのう」

 

学園長との話し合いはスムーズに進んだ。

横島は真名にも話したように、素直に目的を話した。

横島はかなり女好きのようだが、知り合った女子から悪感情は持たれてないようだ。

勘違いから襲撃した女子生徒に報復していない事も好感が持てる。

実際は報復として性交している訳だが、そこは横島達も伏せた。

結果、時系列の誤認が起きている。

これは楓と刹那が明らかに横島に惹かれている様子を見せたのが原因である。

報復セックスされて惚れるとはさすがに学園長も思わない。

戦った結果、好意を抱いたのだろうと考えたのだ。

まあ、あながち間違いでもない。

 

「しかし、世界を移動するとは何とも凄い話じゃのう。

 儂も長く生きておるが聞いた事も無い、途方もない話じゃ。

 その、霊気というのは修練すれば儂でも使えるのかの?」

「それはやっぱり素質が関係しますね。

 素質が無ければどうしようもない部分はあります。

 貴方たちの使う魔法はどうなんです?

 あれは俺も使えるようになりますか?」

 

学園長は内心驚いていたが、どうにか顔には出さなかった。

立場上、韜晦するのは得意だ。

 

「魔法……?

 はて……?」

「いやいや、とぼける事ないでしょう。

 あんな箒に乗ってぶんぶん飛び回ってるじゃないですか」

「ふーむ、横島どのには見えてしまっていたのかの。

 しかし、吹聴して貰っては困るのじゃ。

 我々の世界では魔法や魔法使いの事は秘匿されておるでのう」

 

横島と、その後ろに控えている楓に視線をやって、学園長が言う。

 

「魔法使いは魔法使いだとバレる訳にはいかんのじゃ。

 分かってくれんか」

「あー、だからなんか妙に認識し辛い感じの膜を張ってるんですね。

 別に言いふらす気はないですよ。

 なんで秘密にしとかないといけないのかも分かりませんが」

「それはまあ、この世界の理というものじゃからの」

 

ひょひょっと学園長が笑う。

見た目も合わさると妖怪にしか見えない。

今の横島は種族など見るだけで判別できるのだが、

目の前の爺さんが人間離れしすぎていて少し自信がなくなりそうだった。

 

「それでな、良ければその霊気の力というのを見せてくれぬか?

 無論、タダとは言わん。

 代わりにこの街で暮らす為の戸籍等は用意させてもらう」

「いいですよ。

 まず、貴方が集められるだけの美女を集めて下さい。

 あと遠慮なくぶっ飛ばしていい相手も。

 スコーンと地球の裏側にでもぶっ飛ばして見せます」

 

渡りに船、とばかりに横島が乗って来る。

逆に学園長の方が慌てるぐらいだった。

 

「い、いや、そんな大げさな話じゃなくて、

 ちょっと見せてくれればいいんじゃよ。

 爺の好奇心の問題じゃから……」

「なんだ。

 誰かいないんですか、強さを信奉する美魔女とか。

 俺が力を振るったら尻から走って近寄って来るような美少女とか」

「お主は尻から走って近寄って来る美少女とか嫌じゃないのかのう」

 

心底つまらなそうに溜息を吐いた横島は無造作に霊波刀を出現させた。

 

「おおっ」

 

学園長の目がくわっと見開いた。

後ろにいた楓も真名も、何よりも刹那が興味津々で見つめている。

それもそうだろう。

横島の手から生えている光は凝縮した個体にも見え、

かつ滑らかさも輝きも地球上のどんな物質でも無いと断言できる。

危ないと言われなくても分かる恐ろしさと、

惹きつけられる怪しい魅力がそこにはあった。

 

「触らないで下さいよ。

 これは刀として出してるから触れれば斬れてしまいます」

「ど、どれくらいの切れ味なんじゃ」

「さあ?

 斬れなかったものが無いので分かりません」

 

ごくり、と誰かの喉がなった。

 

「見た目からして縄とは違うんですね。

 輝き方が、といいますか……」

「お、分かる?

 刹那ちゃん、本当に素質あるなぁ。

 霊波刀使いでも分からない人結構いるんだけど」

「ぐぬぬ……拙者には何とも……」

 

褒められて刹那は嬉しそうだ。

えへーっと微笑んでいる。

近衛近右衛門はそんな刹那の姿を見て、横島という男の評価を一つ上げた。

志願してとはいえ己の孫娘の護衛の為に、

同じ年の少女の青春を犠牲にする事に心を痛めていたのだ。

あの頑なだった刹那から笑顔を引き出しているというのは素晴らしい事だ。

 

「ふむ、素晴らしい力を見せてくれてありがとう。

 それで横島どのはこれからどうされるおつもりじゃ。

 先立つ物も必要じゃろう」

「まあ適当に占い師でもしますよ。

 どうしても大金がいりそうなら悪い事してる奴等襲えばいいですし」

 

何の気負いも無い様子で事も無げに横島は言う。

悪い事してる奴からいくら毟っても心は痛まないらしい。

ここらへんは元上司の薫陶が生きている。

文珠で心や過去を読めば冤罪も無い。

 

「あまり物騒な事はして欲しくないのう。

 提案があるんじゃが、うちで働いてみないかね」

「学校でですか。

 用務員?

 いや、警備員かな?

 どっちにしろ、嫌です。

 金はどうにでも稼げるし、時間を拘束されるのは困りますから」

「仕事の種類は横島君の希望になるべく沿うようにしよう。

 正直に言うと目の届く所におって貰いたいんじゃ。

 世界が違うとなれば常識もズレてくるじゃろうし、

 ここに来たという事は場所にも意味があるんじゃないのかのう。

 ここで何かをするんなら融通も利かせられるし、

 学校関係者の方が自然じゃ」

 

ここは学園長も譲れない。

目的も分かったし、悪い人間では無さそうだが野放しにするのも怖い。

しかし、力づくで言う事を聞かせるという訳にもいかない。

 

「学園都市って事ですけど、ここって学校関係者しかいないんですか?

 都市機能を維持しているんだからそんな訳無いですよね。

 学生相手の飲食とか娯楽施設が無いはずないし」

「うぐっ……それはそうじゃ」

「ちょっと街を見て回って溶け込みそうな仕事にしますよ。

 決まったら連絡先を教えます」

 

結局、そこらが妥協点かと学園長も了承した。

既に刹那達と繋がりを持っているようだし、

監視は出来なくともある程度の動向さえ分かればいいという判断だった。

実際、上手い所で収めたと言えるだろう。

横島は自分に不都合な方向で話が決まりそうなら、

『洗』『脳』でひっくり返すつもりだったからだ。

 

 

「どう見たかね、タカミチくん」

 

横島が去った後の学園長室。

白いスーツの中年男と頭の長い妖怪爺の絵面の汚い豪華対談が行われていた。

 

「やってみない事には分かりませんが……

 おそらく勝てないでしょうね。

 僕にも気付いていたように見受けられる」

「そうじゃのう。

 儂の見立てでもそうじゃ。

 儂とタカミチ君の二人がかりでも怪しいの」

 

白スーツが静かに頷く。

隣室から音を様子を探っていただけで額に汗をかいた。

あれ程の存在はついぞ例を見ない。

それでいて飄々とした態度、

どこぞの千の呪文の男(サウザンドマスター)を思い出す。

 

「ナギ……」

 

不意に懐かしくなって呟く。

奇しくも、横島という男もまた元の世界で

千の種族を犯した男(サウザンドマスター)という

異名を持っていた事は知る由も無かった。

 




ネギま女子をヤリまくるけど、根底には横ルシがあるという
欲張りセット。

横島が麻帆良に来たら副担任になるか
霊能事務所を開くかが作法なのは分かってるですが
本編なぞるのも面倒なので辞めました。
でも、知り合うきっかけ作れない生徒がいたら、副担任になるかも。
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