読んだ後はkaiwai様に感謝の祈りを捧げましょうっ!
「フェイの姉さんはちゃんと連れていかれたのかねぇ」
仲間のゴブリンに無理矢理引きずられていったフェイの姉さんを思い、ため息を付く。
年頃の雌──もとい、女として交尾を見たいと思うのは正しい思いだとは思うが、あの人にはまず相手を見つけてもらわねばならない。エンリの姐さんとンフィーの兄さんのように、仲睦まじい関係になれる相手を。
ちらりと窓から覗くように屋内へと視線を向け直す。中では半ば騙す様に飲ませた薬でぶっ倒れたンフィーの兄さんに、薬の効果で興奮しきったエンリの姐さんの情事が。まるでこちらの事など全く気付いていないように続いている。
「頑張ってください、姐さん。兄さん。お二人の子供が無事生まれた暁には、俺らが全力をもって守らせていただきやすんで──」
ぱんぱん!と柏手を打つ。ゴブリンたちの神に祈る、独特の作法。良き妊娠を。良き出産を。願う。この仮初の平和を、一日でも長く出来るように。
「ンフィー、ズボン──脱がすね──んくっ──ふぅっ──ふぅっ──」
あぁ、身体が熱い。早く服を脱ぎ捨てたい。でもそれ以上に、ンフィーの裸が見たい。ンフィーの生まれたままの姿が見たい。
雄々しく起立するンフィーのが、まるで抵抗するかのように脱がすのを邪魔してくる。でもここが大事な部分なのだ。逸る気持ちを無理矢理押さえつけながら、ずらしていく。
「ンフィーったら、こんなところで抵抗しなくてもいいじゃない──ほら──ぁ──すっご──」
先端が少し見えた。そう思った瞬間に、ずるりと一気にズボンがずれる。
『何しているんだ』と頬を叩かれた様に感じた。でも、頬を叩いたのは手ではない。
「こ、こんなに大きくなっちゃうんだ──た、たしかに──ひっかかっちゃう、よね──んく──」
一度果てたはずなのに、なお起立し続けるンフィーのもの。出したからだろう。頭を打ち付けるような強烈な匂いが私を襲ってくる。
『これはいけない』と、頭の隅で考えるが身体は言う事を聞かない。本能の赴くままに、触れてしまう程に顔を近づけた。
「こんな──女の子をダメにしちゃうえっちな匂いさせて──れぅ──ちゅっ──こんなにとろとろ──」
駄目だ。止まらない。ただ一舐めしただけで身体が痺れて、頭がふわふわしてくる。生臭いはずなのに、ンフィーのものだと思っただけで、それが堪らなく美味しく感じてしまう。
「はぁ──ぁ──んっ──ちゅるっ──」
根本から先端にかけて舌を這わせ、ンフィーが吐精したものを舐め取っていく。ゆっくりと這わせていくのが気持ちいいのか、さっきからぴくぴくと震わせていた。
唇だけで竿を横から食み、舐める。舌だけだと逃げてしまうから。まるで臆病なンフィーそのものだ。
でも、物足りない。舐めるだけじゃ足りない。むぐむぐと先端の柔らかい部分を甘噛みしながら、思う。咥えたい、と。
やり方を知らないわけではない。他の子と同じく、娼婦上がりのおばさんにやり方を教えて貰っているから。でも、教えて貰った時はこんなことをしなければならないのか、と嫌々だったというのに。
(ンフィーのをもっと舐めたい。咥えたい。しゃぶりたいって思っちゃってる──)
はしたない事だ。そう思う。ンフィー以外の人にしてあげたいなんて思わない。ンフィーだからしてあげたい。すればするほど、ンフィーの事が愛おしくてたまらなくなる。愛しくなるほどもっとしたくなる。
「はぁっ───はぁっ───ぁ───んっ───んんっ」
大きく口を開け、舌を出し、彼を迎え入れる。子供を作るのと似た行為。元娼婦のおばさんの言葉でいうなら、上の口か下の口かの違いだ。
ゆっくりと飲み込んでいく。先端が大きすぎて、歯が当たらないかドキドキしたけれど。過ぎてしまえばどうということはない。
「んっ──んふっ───んぐっ──んっんっ──じゅるっ──」
習ったことを思い出す。舌を絡ませ、吸う。口腔を、頬を使って。舌を小刻みに動かしながらゆっくりと頭を動かす。
「あっ──だめっ──えんっ──りっ──いっ──」
気持ちよくなってくれているのだろうか。見上げれば、眉を顰めて身体を震わせている。腰が浮いて、かくかくと震えている。動いている。朦朧としたンフィーは私の名前を呟きながら、私の口を膣だと勘違いして。
「んりっ──えんりっ──えんりぃっ──」
「んぶっ──んっちゅ──じゅるっ──んふっ──ふっ──んんっ──」
(わたし──くちで──ンフィーと、えっちしてる──)
ンフィーの腰の動きがだんだん激しくなってきて、喉奥を激しく打ち付けて来る。辛い。苦しい。なのに、それが気持ちがいい。なにより、これは──
(そっか──ンフィーは、私を孕ませようって──してるんだ──)
そう思うと、抵抗すらする気がなくなった。荒々しいンフィーの腰の動きに、まるでおもちゃの様に頭は跳ねる。でも、受け入れれば意外と苦しくない。それどころか、気持ちよくさえある。
「んぐっ──んっ──んんっ──はぷっ──んじゅっ──」
抵抗せず、彼に合わせる。気付けば根元まで咥え込んでいる。喉の奥の奥まで彼のが入っている。もう、口というより喉でしている。
「あっ──あっ──かっ──はっ──」
「っ!!──っっ!!!!」
終わりは突然に訪れた。ンフィーが離すまいと私の頭を押さえつけたのだ。
ぐいっと彼のがさらに奥に捻じ込まれる。動けない。呼吸もできない。そう思った時だ。
「~~~~っっっ!!!!」
吠えた。ンフィーが。あの臆病なンフィーが。男の──いや、雄の声で。同時に喉奥に何かを流し込まれる。嚥下することすらなく、直接流し込まれる。頭を押さえつけられ、逃げることも出来ず、ただただ受け入れるしかない。
まるで、孕めと言われている気分だった。
呼吸も出来ず、意識が朦朧としているからなのか。私の身体もまるで彼の絶頂が伝搬したかのように激しく震えた。
私の身体が、彼の思いに答えるかのように。彼の言葉に『はい』と答えるかのように。
「んっ──んぶっ──くはっ──はっ──はぁっ──はぁ──はぁ──けぷっ──」
長い長い吐精が終わり、ずるりと口から抜けていく。身体に力が入らず、彼のものの横に頭を預け、見る。驚くほどに長い。本当に喉の奥の奥まで──それこそ胃まで入っていたのではないかと思う程に。
「ばか──ンフィーのばか──あんなに激しくするなんて──癖になっちゃったらどうするのよ──」
口でしたから子供は出来ない。でも、全身が喜びに打ち震えるほどに気持ちが良かった。一人でしていたことなど、まさに子供のお遊びだと言えるほどに。
「ったい──ぜったい──にんしんっ──するっ──から、ね──」
身体に力が入らない。ずるずると彼の上を這いあがっていく。皺だらけになった服を脱ぎながら。
「んっ──やばい──擦りつけるだけで気持ちいい──」
余程興奮しているからなのだろうか。彼の身体をよじ登っているだけなのに、身体のあちこちが彼に擦れる。それだけで、力が抜けそうになるくらい気持ちがいい。まだしていないというのに、このまま終わってしまいそうになる。
「ばか、ばか、えっち。んっ──もう──ンフィーの、ぜんぜん小さくなってないよぅ──」
なんとか彼に重なることができた。それは私のところに彼のが来ているという事。だから、彼が小刻みに腰を動かしている感触がダイレクトに伝わってくる。
かくかくと腰を揺らし、彼のが私のを擦ってくるのだ。
「まったく──こんなにえっちになっちゃって──よいっ──しょ──」
なけなしの力で腰を浮かせる。彼のを持って、導く。
「ここ、だよね──んっ──かひゅっ!?」
ずんっ
音にすればそれだけだ。
男の人のを女の人が迎え入れることを『貫く』と言うそうだが、まさしくその通りだ。
お腹の奥まで一気に入って──いや、貫いてきたのだ。
その衝撃が身体を突き抜け、頭すらも貫いていく。
(うそ──わたし──わたしぃ──)
かくかくと震えている。ただの一度貫かれただけで。絶頂したのだ。
(やばい──やばいやばいやばい──)
「ま、まってンフィー。これ、まずっ──あぁっ!!」
薬のせいなのか、相性が良すぎるのか。それともンフィーが女泣かせなのか。いやそれはないか。
とにかく、考えられないほどの快感が全身を激しく攻め立てて来る。
一旦抜こうにも力が入らない。しかもンフィーが痛い位に私のお尻を握って下から打ち上げて来るのだ。
「ばかっ──んっ──ばかぁっ──んぁっ──あぁっ──こんっ──なっ──いぃっ──」
言葉にならない。一突きされる度に絶頂が意識を持って行く。頭が真っ白になって何も考えられない。だというのに──
「えんっ──りぃ──っ──でっ──はっ──んでっ──」
さっきからンフィーが熱い吐息と共に私に孕めって言い続けているのだ。逆らえる訳がない。
「っ──あっ──ば──かぁっ──ンフィーのっ──ばかぁっ──ほんっ──にっ──にんっ──しっ──しちゃっ──からっ──っとに──しんっ──しちゃう──からぁっ──」
ぐちゃぐちゃと私の中をかき混ぜる水音と、ぱんっぱんっと中に打ち付ける音。そして同じく聞こえる雌の声。あぁ、これは私の声なのか。と、どことなく他人事のように感じるのは余裕があるからなのか。それとも、余裕がなさ過ぎて現実味が遠くなっているのか。
ただ、わかるのは──もう私は彼から離れられないってことだけだ。
なら、することは一つだけ。彼も私から離れられないようにしないと──
「んっ──んんっ~~~~~~~!!!!!」
突如彼の動きが止まったと思った瞬間、彼のが私の中で爆ぜた。
本当に爆ぜたわけがない。そう思うのに、まるでそう思ってしまう程に吐いたのだ。
「あっ──あぁぁぁっっっ~~~~!!!!」
お腹の奥に吐き出される。こんなに気持ちがいいのか。確かにこれはハマってしまう人が出てしまうのも仕方がないのかもしれない。
「あっ──ぁ──あぁ──」
ふるふると震えながらも私の中に吐き出し続ける。あぁ、愛おしい。
「ちゅっ──すき──だいすきっ──んんっ──」
彼の頬に両手を添え、口づけをする。舌を絡ませる。思いを乗せて。
するとどうだろうか。また大きくなってきたのだ。私の中で。
「──よしっ。今度は私が気持ちよくしてあげるからね、ンフィー──ふふっ──」
「おーい。姐さんたち寝たか?」
フェイの姉さんを何とか宥め賺して姐さん達が居るだろう母屋に戻ってくる。すると、見張っている筈のゴコウの奴がげっそりとした顔で外壁に背中を預けて座っている。
「まだやってるよ──すっげぇな、姐さん」
顔を青くしながら窓の方を指す。もう見たくないと言わんばかりに。
近づけば思わず呻いてしまいそうになるくらい濃密な臭いが鼻を衝いてくる。同時に聞こえて来る嬌声。もう朝も近い時間だというのに御立派なことである。しかし何故か姐さんの嬌声が妙に余裕があるように感じるのはなぜなのだろうか。
「なぁリーダー。人間ってこんなにするのか?もう15回目だぜ?」
「ほぉ──うげ──ンフィーの兄さん白目向いてねえか」
鼻が曲がりそうになるのを我慢しながら窓から覗き込むと、エンリの姐さんがまるでダンスをするかのようにンフィーの兄さんの上で腰を振っている。
「3回目位に意識戻ったんだけどな。必死に抵抗してたみたいだが、もう力が入らなくなってたみたいでな。そのまま続けられて8回目で白目向いて気絶だな」
「ん──何か兄さんの口が動いてる気がするんだが」
「あー、動いてるぜ。ずっと──」
また絶頂したのだろうか。跳ねる腰を止め、垂れる涎をちろりと舐める姐さんは異様なエロスがある。しっかし、人間の交尾は大変だ。生物にとって交尾とは命がけであるとはよく言ったものだ。
「おうおう、16回目開始か。まだ終わりそうにねえなぁ。姐さん全然余裕そうだぜ──んで、なんて?」
「『た・す・け・て』だよ」
ぱんっと柏手を打つ。ゴブリンの神に祈る。姐さんたちの間に良い子が生まれますように、と。ンフィーの兄さんが絞り殺されませんように、と。
というわけで、続きです。
全ページ(?)エロスというお話ですねっ
覇王炎莉姐さん強いっ!!
流石オーガを素手でなg──カルネ村を統括するだけはありますねっ