そもそも、私だって好きでブラをしていたわけじゃない。
着けないと恥ずかしいから――そう信じて、女の嗜みとして。
なのに、あの男は~~~……と憤ってみたものの、恥じらいよりもズルイ、という感情の方が先立っていたことに気づく。
着けなくてもバレないようなら、着けなくてもいいのかな……? そんな大冒険に挑戦してみたものの、それは意外な結果をもたらす。
制服の生地は意外と厚くて乳首が浮かない。それに、日常的な生活を送っていれば擦れて痛いということもなかった。
それはいいのだけど……何故か……ドキドキする……
何だかんだで、ブラジャーには貞操の砦としての役割もあったらしい。一番外側に纏っているシャツの内側で、大事なところを守ってくれているような。
その安心感を密かに取り除いてしまうと……すごく、危うい。うっかり第三ボタンが取れようものなら、胸と胸の間が覗いてしまう。何より、いくら浮かないとはいえ、胸のてっぺんから押し付けるように広げれば……中から浮き上がるのは確かな存在感。
杜撰な瀧君でさえ平然と過ごしたのだ。私が普通にしていれば、絶対気づかれることはない。
だけど……
何故か、余計なことをしたくなる。
胸元を開いてみたくなる。
学校の教室で。
廊下で。
行き帰りの道端で。
さり気なく触れてみれば、心地よいむず痒さが鼓動を速くする。
隙間から風を通してみれば、それはまるで肌を撫で回されているよう。
ただでさえ危ういのに、自らもっと危うくするなんて我ながら信じられない。
でも、すぐに気がついた。
これは、エッチなことなんだって。
エッチなことをして、ドキドキしてるって。
夜、昼間にやらかしたことを思い出すと、身体がムズムズしてきちゃうから。
アソコに触れるのも気持ちよくて、あっという間に
それは、とても危ういこと。
良くないこと。
なのに……
シてみたい。
やめられない。
これを、瀧君の所為だと非難したところで、私が恥ずかしい思いをするだけ。
何の解決策もないまま、私は自分の淫らさに引きずられていた。
そして今日が、最後の水泳の授業だったからこそ……!
私は、この機を逃したくなかった。
上はボタンさえ外さなければ気づかれることはない。
でも下は……スカートはヒラヒラしていて、不慮の事故でも見えてしまう。
穿いてないことがバレてしまう……!
そんなとき、これは今日だけ通じてくれる言い訳。
――家から中に水着を着てきて、下着を持ってくるのを忘れてしまった――
小学生のような恥ずかしい失態ではあるものの、より恥ずかしい本音は隠すことができる。
こんな……厭らしい開放感を……!
瀧君だったら、堂々と足を開いたりできるのかもしれないけれど。
授業中、右隣のサヤちんからは見えないように、左足だけ。
こっそりとスカートの裾も上げてみたり。
胸にだってさり気なく手が伸びてしまう。
内側で膨らんでいるところを探り当て、指で、そっと、すり……すり……
「……っ、……❤」
あんまり妙なことしてると、さすがに気づかれるわよね。だから、そこそこにしておいたのだけど……
「それじゃあ、最後に小テストをして終わりにしましょうか」
突然の試験にみんな口々に嘆息を漏らすけど、私は期待に紅潮してしまう。試験ともなれば、誰も私を覗き見できなくなるから……!
問題自体はそう難しくもなくて、一〇分の制限時間内に楽々終わるもの。だけど、この一〇分間に、私は……
スル……スル…………スッ
こんな派手に捲ったら、サヤちんからもおかしく見えちゃうかもしれない。
でも、今はテスト中だから……!
「ん、ん……んふぅ……❤」
私……アソコ
毛を外に
先生だって、もちろん気づく様子はない。私はただ、とろけるような頭で、一問、一問……
ドキドキはどんどん激しくなって、股もどんどんはしたなくなっていく。残り時間もあとわずか、というところで、私は剥き出しになったソコに指を当てて……
「……ぁ❤」
こんなに濡れちゃって……まるで私を導くように、ぬるりと敏感なところまで届いてしまった。これ以上は……これ以上流されてしまったら……
といったところで時間切れ。私はそのままスカートの裾を整え戻す。
「はい終了ー。用紙は後ろから回してねー」
私は、何食わぬ顔で前の席に自分の答案を送り出した。でも、その隅には丸く、私のお汁で拇印が押されてしまったかもしれない。人差し指だけど。
授業が終わって隣を見ると、サヤちんはいつもどおりの困り顔。
「いきなりテストなんてビックリだよねー」
あまりにいつもどおりだから、私もすっかり安心してしまった。
バレてない。
だったら……もっと……
「あ、私、ちょっと行ってくるね」
「うんー」
これがテッシーだったら、トイレがどーとかデリカシーのないことを言い出したかもしれない。だから、あの男が寄ってくる前にサヤちんにだけさらりと告げて、私は……校内を……!
「ぁ、ぁ……あぁ……」
歩くたび、スカートが翻るたびにドキドキしてしまう。見えてないよね? 大丈夫だよね? 風は私の中を絶えず駆け巡り、まるでお尻を
階段だけは、ホント慎重に行かないと。前から誰か来ないか注意して……。だけど、誰も来ないと思うと、もっと冒険したくなる。踊り場の曲がり角に向けて、私は三段上から……えいっ!
……あぁ……いまのは見えた……。前も、後ろも……完全に……!
一瞬だったけど、私、すごいことやっちゃった……!
でも、ああやって風が流れていく感覚は……最高……❤
だから、もう一度だけ。誰も来ないことを祈りながら、一階フロアに向けて……やっ!
「あはぁ……♪」
ちょっとした度胸試しのつもりだったけど、何だか趣旨が変わっている。ギリギリのドキドキを楽しみたいんじゃなくて……ううん、それも気持ちいいのだけど……もっと……大胆に……!
休み時間は短いから急がないと。私は少し早足に、下駄箱のところまでやってきた。この時間に登下校する人はそういないし、体育は水泳。いまなら出入りする人は……いないはず……っ!
「あ……あ……はぁ……❤」
チラチラ覗かせるんじゃない。堂々と裾を腰の上まで……! こんな……下半裸のようなこと……っ!
なのにそのまま、大きな棚をグルリと一周。下の毛を晩夏の風に揺らしながら。股の間が冷たく感じる。……濡れてるんだ。こんなことして。こんな、危ないことをして。
だけど……!
衝動のままにスカートのホックを外すと、それはポトリと足元へと落ちてしまった。
女の子を隠せるものはもう残っていない。
パンツも、
シャツの裾から這い出すように、厭らしい気持ちの女の子が、全部……全部……!
三歩、四歩と歩いてみたところで……さすがにもう無理! これ以上は……危険すぎる……!!
緊張に耐えきれず、私は大急ぎでスカートを穿き直した。
でも……
気持ちよかったなぁ……❤
こうやって、持ち上げるだけよりも断然。
初めて脱いでみて、色んな事に気づいてしまった。
これはもう、引き返せないんじゃないか、ってところまで。
***
今日は用事があるから――そう言って、私はひとり教室に残った。
用事なら、本当にある。
本当に、大切な用事が。
こんな機会は、しばらくない。
パンツを忘れてしまうなんて、恥ずかしい機会は。
誰もいなくなった教室で、私は誰もいない校庭を眺めている。
誰もいないってことが、こんなにも私の胸を昂らせてしまうなんて。
誰もいないところで、あんなことや、こんなことをしてしまったら……と思いを馳せながら。
とはいえ、そこまで広々としたところで変なことをやらかしたら、どこから誰が見てるかわからない。さすがにやるつもりはないけれど。
でも……
それと比べたら――と思うと、私の理性がおかしくなってくる。
席を立って、こうして教室でスカートを上げてしまっても……こんなの全然平気。
そのまま机の間を横断して、教壇に立っても。
何なら、部屋の外まで……って考え始めているあたり、本当は全然平気じゃなかったのだと思う。
私、どんどんおかしくなってるもの。
平気は平気でも、物足りない、っておかしな方向。
だから、廊下に向けて耳を澄ましながらも、私にはやめる気が起きない。
スカートから手を離すことなく……そのまま敷居を跨げば……!
「はぁ……っ」
前からは下の毛が、後ろからお尻が、長い通路の両側から丸見えになってる……❤
興奮のままに胸に手を当てても、今なら誰に見られることもない。欲するままに突起をクリクリと捏ね回すも、気はどんどん大きくなってゆく。この際……ボタンを……ポン、ポン、ポン……ポロン……
「あぁ……はぁ……❤」
こんなの絶対おかしい。スカートをこうしていることもおかしいけれど、シャツからおっぱいをはみ出させてるなんて……!
「ふぅ……っ、ん、あ、あぁ……」
こんなところで……まるで遠くにまで見せつけているみたい。エッチなところを全部
そこで私は……ふと目についた。廊下の水場の蛇口。別に、変わったところはないのだけれど。なのに、それを見ただけで……イケない妄想が私の頭を埋め尽くしていく。
今日しかできないのだから……そんな思いが止まらない。これ自体は、別段厭らしいことではないはずだ。でも、手はちょっと震えている。そんな指付きで……私は蛇口を回した。とうとうと流れ出す水道水。そのまま吐水口の根元を捻って上向きに。緩い噴水のようになっている出口に、私は……指を押し付けた!
プッシュゥゥゥゥゥ……
「あっ、あぁ……」
水が勢いよく胸へと向かって噴き出して……濡れていく……濡らしていく……私の恥ずかしいところを透かすように……
肌にピッタリと張り付いて、本当だったらブラが透けてしまうはず。だけど、今日の私は着けてないから、透けて浮くのは色づいた乳首……あぁ……あぁ……
でも、この高さじゃどうしても上だけ。ここまでやったのならいっそのこと……!
再び吐水口を下に戻して、同じように指で塞ぐ。そしたら今度はスカートにまで! 大変! 制服がこんなに濡れちゃった!
でも、まだ陽は高い。なら……干しておけば乾くよね。私は大急ぎで教室まで戻って扉を閉める。そして、濡れた制服に手をかけた。これはあくまで、制服を乾かすだけのこと。ただ、不運が重なって今日は下に何も着ていないから……!
濡れた服が剥がれていくと、冷たさが一気に暑さへと変わっていく。お腹も……胸も……そして、腕から袖を抜き取れば……
「あっ、あぁ……あぁ……」
授業中にこっそり捲ってたのとは全然違う。だって私、上に何も着ていないもの! 制服どころか、ブラジャーまで。素肌を
そ、そうだ。スカートも濡れちゃってるし。すでに上半身がとんでもないことになっているからか、残りには躊躇もなかった。休み時間に、昇降口で感じたような緊張感はない。まるで、体操服に着替えるような。でも、中には何も穿いていないので、むしろトイレの個室に近い。なのに、私は……
「は……はは……♪」
両手を下ろして屹立しているだけで、とんでもないことだなってどこまでも思う。だって、下を向いて見えるところに服がないから。膨らんだおっぱいと、お腹と……アソコの毛もちょっと覗いているかもしれない。そして靴下と、上履き。その足で立っているのは木の床。こんな格好で、こんなところにいる。それは前を向けばもっと顕著だ。広く並んだ机に大きな黒板。先生が立つ教壇。そんなところで……私は再び下を向く。やっぱり私は肌色だ。傍から見たら、きっと凄いことになってるはず……
自分でも……見てみたいな……
……ってぇ!? 私は頭を振って、いかがわしい妄想を追い出した。そんなことしたら……一歩間違えれば大変なことになっちゃう! そう、私は服を濡らしただけなのだから。一番干しやすそうな前の方へ、私は背筋を伸ばして歩いていく。制服一式はお腹のあたりでまとめて、おっぱいはあえて窓の外へ見えてしまうように。そこでガラリと窓を開けて、陽に当たるように広げて干して……だけど、それだけで私は変な気分になってきちゃった。校庭に誰もいないのをいいことに、私はあえてゆっくりと。上半身を隠すことなく、一枚一枚丁寧に窓枠へと掛けていく。こんなところをもし外から見られたらどうなるかな、と夢想しながら。
もちろん、見られたいわけじゃない。だけど、やっぱり……自分で自分の姿は見てみたい気がする。おっぱいを丸出しにしながら、教室の窓に制服を干しているところを。
ん……ん……んふぅ……❤
これから、私はしばらく待たなきゃならない。この日差しならすぐに乾くと思うけど、さすがに一瞬とはいかないから。ぶっちゃけ、乳首が透けないくらいに落ち着いてくれればいいのだし。
私は自分の席だから、とわざわざ窓際に腰を掛けた。外からじゃ、多分何も見えないと思う。室内の方が暗いし。見えたとしても、肩くらいかも。それでも充分エロいか。だって、教室でそんな格好することないし。
だけど、こうして教室の中から見たら……本当にすごいことになっている。肩どころじゃない。胸の先まで全部放り出してるし、素肌のお尻で椅子に座ってる。これ、絶対すごい絵面だよね……?
手持ち無沙汰な時間に、私は耐えきれなくなってきた。ヤバイ遊びだってのはわかってる。でも大丈夫、すぐ消せば……大丈夫だから……!
鞄からスマホを取り出して、私は座ったまま腕を伸ばす。そして、自分に向けてシャッターを切ってみるけれど……
「うわっ、でも……んー……」
逆光になっているから、肩から下のシルエットが浮き出てる感じ。これくらいならある意味芸術的かなー……なんて都合のいいことを考えてしまった。
でもそれは、私が期待していた像ではない。もっと過激で、もっと扇情的な……そう、男子が好みそうな厭らしさ。だって、こんなところで裸になってるなんて、ありえないもの。女としての品性は台無しだ。こんなことをしてるってバレたら、先ず引くのはサヤちんだと思う。テッシーは……真っ赤になって止めてくれるかな。内心では大喜びして、おちんちんを大きくして。
実のところ、男の子って変なところで勃つのよね。瀧君の体で生活していると、男ってこんな時に発情するの!? って自分でも意味がわからなくなるから。
てことは……
私のこういうところを見たら、瀧君も発情するのかな。
おちんちん勃たせちゃうのかな。
瀧君のためにやっているわけではないけれど……もし見られたら、勃たないと嘘だと思う。絶対シコシコだってしちゃうだろうし。ううん、もしこんな形で見つかったら……犯されちゃう!
それは怖い気もするけど、瀧君が相手なら……大丈夫かもしれない。
男の子の身体を抱き締めながら、女の子の身体を抱き締められて……!
私は瀧君の身体をよく知っている。
あの硬さ、あの温かさ――
あの身体と、この身体の、恥ずかしいところを触れ合わせるなんて――
それはもう、大丈夫、とかそういう話じゃない。
むしろ、積極的な願望。
私……瀧君に、抱かれたい。
それこそ、誘惑してでも。
そんな自分を思い描いてたら……サヤちん、ごめん。ちょっと席借りるね。今度は身体に陽を受けるように。スマホのカメラもタイマーを使って……と。壁に立てかけると少し上向きになるから、机じゃなくて椅子に置いた方がいいかもね。全身が入るよう充分に距離を取って、サヤちんの席に座って……
カシャァ
なんかもう頭の中は真っ白で、ぼんやりしながら写真を確認していた。でも、それと相対すると……ヤバイ!
こんなのホントにヤバイ!!
今度はちゃんと見えてるもの。光に照らされるピンクのところが!
スカートもパンツも完全に穿いてない!
これ……すごい! エロすぎるよ……!
一応顔は手で隠しておいたけど、偶然外れてくれていた。いい感じの距離と角度みたいね。だったら……今日は特別な日、ってことにさせて。そこに瀧君がいるつもりで……瀧君に襲わせるつもりで……!
カシャァ
「エロ……っ」
ひと目見て、これには思わず声が出る。三枚目はさっきみたいに横からではなく、椅子を正面に向けてしまったから。しかも、足まで開いて……うわぁ、私のアソコってこんなになってたんだぁ……。正直、キモイ。でも、男ってこういうのが好きなんだよね。だったら……今日はもう、すべてをやりきってしまいたいから!
写真のおかげで、このアングルならどのくらい入るかわかってる。だから今度は、静止画ではなく……動画……!
ピロリン♪
急ぎ足で椅子に座り直して……緊張する……今度は声も入っちゃうから。だけど……これは誘惑なんだし……
「み……み……見てぇ……」
無意識に閉じていた足を、私はカメラに向けて少しずつ広げていく。
「私のおまんこ……見てぇ……っ」
うわぁ、こんな言葉初めて口にしたかも。今日はすべてが初めてのことばかり。ノーブラノーパンで授業を受けたり、お尻出しながら歩き回ったり、ついには教室で全裸になったり。
でも、全部が今日思いついたことじゃない。ブラジャーを着けずに通っていた頃から、ちょっとずつ募らせてきたこと。
その日の夜に、アソコをいじりながら思い描いていたこと。
それを……余すことなくやり尽くしてしまいたい!
でも、瀧君を誘惑する、ってシチュエーションはさすがになかったか。夢の中では、いつでも瀧君の方から抱きしめてくれていたし。
だからこれは、いわゆるアドリブ。これまで見たエッチな動画を思い出しながら、男の子が喜びそうなことを……
「もっとぉ……もっと中まで見て欲しいのぉ……」
プクっとしたところを広げようとすると、ぬるっとしてるのがすぐにわかった。やっぱり興奮してるみたい。こんな、変態的なことをして。どんな顔をしているのか見てみたい気もするけれど、さすがに顔まで写すのはマズイしね。
なのに、相手の名前は容赦なく出してしまう。
「瀧君に見て欲しいのぉ……私の恥ずかしいところ……瀧君に……❤」
入れ替わり中に、トイレやお風呂で勝手に見られるのは嫌だけど……こういうときはやっぱり別よね。だって、魅せたくて淫らなことをしてるんだもの。勝手に
「瀧君……エッチしたい……セックスしたい……瀧君のおちんちんなら……入れて、いいよ?」
さすがに指入れはしないけど、見せつけながらクリトリスを……ん……
「瀧君っ! 気持ちいいのぉっ! クリトリス……クリトリス、いいのぉっ!」
これを瀧君が見たら、絶対興奮する! おちんちん勃起させて、シコシコする! でも……でもぉ……❤
「おちんちん入れたいのぉっ! 瀧君のおちんちん……おまんこに入れてぇっ! おちんちん欲しいのぉっ! 瀧君の……瀧君の
こんな
「
ビクビクビクビクゥ……ッ!!
「あ、あ、あ……あぁ……❤」
こんな気持ちいいオナニー初めてぇ……。それは、今後お布団でできなくなったらどうしよう、って不安になるほど。だって、まだ余韻でヒクヒクしてるくらいだから。はぁ……はぁ……良かった……ホントに……良かったぁ……♪
これ以上撮ってても仕方ないので、ふらつきながら私は録画を止めた。すぐに見たい気もするけれど……そろそろ服の方も確認しておきたい。
干しに行くときはあんなにドキドキしたのに……
でも乾いた服を手にしたとき――絶頂は関係なかったことを思い知る。
さすがはまだ九月。濡らし方も控えめだったこともあり、もうすっかり着直せるくらいにはなっていた。太陽の熱を染み込ませた上下の服を眺めていたけれど……視線をふと校庭に移す。そこには今も、誰もいない。そして、今日だけだから、という言い訳が頭を過った瞬間――
「あっ……」
私は
これから着ようとしていた服を、校庭の方に落としてしまうなんて!
裸のまま取り残された私は……胸をドキドキさせている。それこそ、さっき
取りに……行かなきゃ……
あれを着ないと……帰れないし……
体操着とか……むしろ、この状況なら湿気った水着でもまだマシだとは思う。
でも……私は……
回収したらそのまま帰宅するつもりで、私は鞄を肩にかける。
そして……大丈夫、ここまで誰も来なかったし、それに……廊下からは物音ひとつ聞こえない。
だから……教室の扉に手をかけると、スーハーと深呼吸で気持ちを整えて……ガラリと開いて猛ダッシュ!
「はっ、はっ、あ、あぁ……❤」
私……素っ裸で廊下を走ってるんだ……
胸が上下に振り回されてるのがよくわかる。
こんなの、絶対ありえないよね。
だから、むしろこの姿こそ動画に収めたかったかも。
裸で全力疾走なんて、そうできることじゃないし!
ただ、階段まで辿り着いてみると……視界が狭くなったことで、ちょっと気持ちも落ち着いた。息を整えるために段差に腰を下ろして、試しに股の間に触れてみると……
……ぬるり。
案の定濡れていた。
だから、そのまま指先は敏感なところへ。
「くっ、ん、はん……」
ヤバイ……学校の階段でオナニーなんて……
と、気持ちよくはなってきたのだけど……何なんだろうね、この感覚。
どうせやるなら、動画に収めながらやりたい、とか。
時間も時間だし、さすがにもうあんな撮影している余裕ないけれど。
これってもしかして……またやらかしてしまうのかもしれない。
今回のような
そんなのただの変態じゃない!
でも……いま私がしていることは紛れもなく……
本音は考えないように、私はオナニーを中断して立ち上がる。
そして、一階へ、さらに、昇降口へ……
鞄を持って、靴を履き替えるなんて本当に日常的。
なのに……私は裸……
外から見えるところだし、これってヤバイくらいに卑猥だと思う。
だったら……オナニー録画ほど手間は取らない。私は、しまったばかりのスマホで……えいっ♪
何かもう、慣れちゃったわね。おっぱいと下の毛と、それに靴。ここが学校だってのもよく判る。通学鞄まで持ってるし、まるでこのまま下校しようとしているみたい。もし瀧君がこれを見たら……そう思うのかな。いくらド田舎だって、陽が出てる時間にそこまで大胆なことできるわけないじゃない。だけど、そういう流れを感じさせるような一枚が撮れたと思う。
……楽しい!
さっきみたいな露骨な動画も楽しかったけど、こうやって学校生活を裸に置き換えていくのって……日常がエッチに塗り替わっていく! これを瀧君が見たら、さぞエッチな一日を送ってるように見えるのでしょうね。
……見せたい……
それで、瀧君がどんな顔するか、見てみたい……
妄想的な未来に思いを馳せつつ……ここは今日一番危険な場所だ。絶対に不覚は取れない。ガラス戸から見える範囲に人はいない。外も静かで聞こえてくるのは風の音。
いまなら……!
さすがにここでは部屋の中のように堂々とはできず、私は両腕で胸を隠しながら一心不乱に服を探す! それはうちの教室の真下にあった。一階に誰か残ってたらどうしよう……という不安を抱えながら真っ直ぐに走り込み、それを掴み取ると……来た道を逆方向に全力疾走!
ほんの一〇秒くらいのことだったけれど……
「ハァ、ハァ…………ハァ」
さすがにこれには後悔していた。いくら気分が盛り上がっていたからといって……どう考えてもやりすぎでしょうよ……っ! 校庭を、隅とはいえ全裸で出ちゃうなんて!
さあ、本当に服を着よう、と思っていたのに……こういうときって、無事だとわかって安心すると、むしろ変な気持ちになっちゃうみたい。
もしくは、違う形での後悔かも。
ここまで無事にできたんだから、もっと大胆なことをしてみたかった、って。
そんなことしたら後悔どころか、本当に危険すぎる。
でも……やってみたい……!
思い描いていることを実現するために……私は鞄と制服を傘立ての陰に隠した。そして、一階の探索を開始する。裸のままで。これはこれで……ドキドキする……❤
ここにもいない、ここにも……誰も……いない……こっちも……うん……誰もいない……職員室には先生が残ってそうだけど、これだけ離れていれば大丈夫。
なら……!
玄関口の横にはベンチがある。逆光になってしまうけど、高さ的には多分そこがちょうどいい。下駄箱の陰で手元でアレコレと準備しつつ、私は……着込むつもりだった制服たちをそのまま小脇に抱え込む。
そして……今度は恐れない。誰もいないことは、いま確認したばかりだから。でも、ゆっくりもしていられない。カメラの位置や角度は自分の勘を信じよう。その隣のスペースに制服は置いて、録画ボタンを押したら……生着替えの開始!
の、つもりだったのだけど……
シャツを手にしたところで、また変なことを思いついてしまった。ここでなら、立ちションとかもできちゃうかも、って。トイレに駆け込みたいほど催しているわけではないのだけれど。だけど、こんな機会なのだから……!
悠長に迷っていられる場合でもないだけに、思いついたら迅速に。持っていた制服は、雫がかからないようベンチのカメラの横に戻して、私は再び撮影場所に戻る。
誰も来ないよね? 来ないでね! キョロキョロと祈りながらも、私の下腹部に引き返すつもりはない。割れ目をシやすいように掻き分けてあげれば……
チャァァァァァァァ……
「あぁ、あ、あぁ……」
そ、そうだ。動画なんだから何か言わなきゃ。
「男の子みたいな立ちション、女の子だってできるんだから……あ、あ……あぁ……っ❤」
これを自分で見たら、思わずドン引きしてしまうかもしれない。だって、立ちションどころか……全裸なんだから。でも、男の子だってこういうの好きなはずだし……!
「みっ、
すごいでしょ? ねぇ、瀧君、私、すごいことしてるでしょ? もし見ることがあったら……ちゃんと興奮させて……シコシコしてよね!
それを考えていたら……おしっこが収まっても、私のアソコが収まらない!
「く、ふぅん、あぁっ……」
おしっこからのその流れで。がに股になったまま、私は割れ目を掻き回す! さすがにちょっと汚いかな、と思いつつも……でも……ここまで来たら……っ!
「気持ちいい……おまんこ気持ちいいのぉ……っ! おっぱいも……乳首も
立ちオナなんて初めてかも。だけど、
「いいっ、いいのぉ……お外でオナニー……気持ちいい……っ」
目の前に聳え立つのは見慣れた校舎。こちら側から建物内を覗いてみると、案外暗くて中は見えない。これなら、教室でそこまで緊張しなくても良かったかもしれない。
「瀧君、私のおっぱい
瀧君の身体に入っていたとき、私は女のコだった。でも、男のが男のコの身体で、女のコの身体に欲情したら……どれだけ
「おちんちん……
ビクッ!
「あふっ、
ビクビクン……ビクン、ビクン……
あ……ヤバイ……立ってるのもつらいけど、足元はコレだし……
マズイものを避けるように足は開いたまま、前のめりになりながらガクンと膝をついたところで……あ、顔、入っちゃった。これはもう言い逃れもできないほど。
どうせ誰かに見られたらおしまいだし……なら、もう、開き直っちゃお。
「瀧君のおちんちん……入れ替わったとき、いっぱいシコシコしてるよ♪ あの硬くてぶっといおちんちんをぉ……三葉のおまんこに
カメラの方へとにじり寄りよると、私は録画を終了した。最初は生着替えを撮影するつもりで外に出てきたのに。こんな目立つところで着替えるのなんてエッチだな、と思って。
なのに、いざ出てみると……おしっこにオナニー。さらには瀧君に向けて破廉恥なことを……❤
これが……ホンっトーに楽しかった! 瀧君にエッチなこと言ってみたいもの。ドキドキさせて……襲って欲しいもの!
ともかく……やるべきことは、全部済んだ。あとはもう制服を着て帰るだけなのだけど……私はいまさら、コソコソ隠れて着衣する気にはなれなかった。
***
いくらテンションがおかしかったとはいえ……どう考えてもこれはやりすぎ!
『おちんちん……あぁん……おちんちん……』
「ふぁ、ぁ、あぁ……」
もちろん、イヤホンはしている。夜、布団の中で自分の所業を見返してみると……とんでもないわね、コレ。しかも、外の撮影に至っては、離れすぎてて顔が見切れてなかった。素っ裸でグラウンドに出て、足を開いて……ひえぇ。陽も傾きつつあったのであまり影にもならず、私の嬉しそうな顔までしっかり入ってしまっている。
でも……私、本当に楽しかったんだなぁ……それに、気持ち良かったぁ……
こんな動画、すぐに消してしまうべきなんだろうけれど……見せてみたい……瀧君になら……瀧君にだけだったら……❤
それで私は、『秘密』なんてわざとらしいフォルダを新規作成。そこに、今日の所業を……移動! しかも……
『秘密、ってスマホのフォルダの中は絶対見ないこと!』
なぁんて、挑発するようなことをメモに残してみたり。
これを見て、興奮して……それを考えているだけで……どうしよ、今夜はもう二回
でも、私だけ弱味を握られるのはシャクよねぇ……。だったら、今度入れ替わったとき……? もし、瀧君が私の秘密を覗いたって確信が持てたら……復讐してやるんだから。それこそ、私と同じような形でね♪