※この作品はR-18です。

ノーブラ、ノーパン、そして、   作:添牙いろは

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第1話

 そもそも、私だって好きでブラをしていたわけじゃない。

 着けないと恥ずかしいから――そう信じて、女の嗜みとして。

 なのに、あの男は~~~……と憤ってみたものの、恥じらいよりもズルイ、という感情の方が先立っていたことに気づく。

 着けなくてもバレないようなら、着けなくてもいいのかな……? そんな大冒険に挑戦してみたものの、それは意外な結果をもたらす。

 制服の生地は意外と厚くて乳首が浮かない。それに、日常的な生活を送っていれば擦れて痛いということもなかった。

 それはいいのだけど……何故か……ドキドキする……

 何だかんだで、ブラジャーには貞操の砦としての役割もあったらしい。一番外側に纏っているシャツの内側で、大事なところを守ってくれているような。

 その安心感を密かに取り除いてしまうと……すごく、危うい。うっかり第三ボタンが取れようものなら、胸と胸の間が覗いてしまう。何より、いくら浮かないとはいえ、胸のてっぺんから押し付けるように広げれば……中から浮き上がるのは確かな存在感。

 杜撰な瀧君でさえ平然と過ごしたのだ。私が普通にしていれば、絶対気づかれることはない。

 だけど……

 何故か、余計なことをしたくなる。

 胸元を開いてみたくなる。

 学校の教室で。

 廊下で。

 行き帰りの道端で。

 さり気なく触れてみれば、心地よいむず痒さが鼓動を速くする。

 隙間から風を通してみれば、それはまるで肌を撫で回されているよう。

 ただでさえ危ういのに、自らもっと危うくするなんて我ながら信じられない。

 でも、すぐに気がついた。

 これは、エッチなことなんだって。

 エッチなことをして、ドキドキしてるって。

 夜、昼間にやらかしたことを思い出すと、身体がムズムズしてきちゃうから。

 アソコに触れるのも気持ちよくて、あっという間に 絶頂(イッ)てしまう。

 それは、とても危ういこと。

 良くないこと。

 なのに……

 シてみたい。

 やめられない。

 これを、瀧君の所為だと非難したところで、私が恥ずかしい思いをするだけ。

 何の解決策もないまま、私は自分の淫らさに引きずられていた。

 そして今日が、最後の水泳の授業だったからこそ……!

 私は、この機を逃したくなかった。

 上はボタンさえ外さなければ気づかれることはない。

 でも下は……スカートはヒラヒラしていて、不慮の事故でも見えてしまう。

 穿いてないことがバレてしまう……!

 そんなとき、これは今日だけ通じてくれる言い訳。

 ――家から中に水着を着てきて、下着を持ってくるのを忘れてしまった――

 小学生のような恥ずかしい失態ではあるものの、より恥ずかしい本音は隠すことができる。

 こんな……厭らしい開放感を……!

 瀧君だったら、堂々と足を開いたりできるのかもしれないけれど。

 授業中、右隣のサヤちんからは見えないように、左足だけ。

 こっそりとスカートの裾も上げてみたり。

 胸にだってさり気なく手が伸びてしまう。

 内側で膨らんでいるところを探り当て、指で、そっと、すり……すり……

「……っ、……❤」

 あんまり妙なことしてると、さすがに気づかれるわよね。だから、そこそこにしておいたのだけど……

「それじゃあ、最後に小テストをして終わりにしましょうか」

 突然の試験にみんな口々に嘆息を漏らすけど、私は期待に紅潮してしまう。試験ともなれば、誰も私を覗き見できなくなるから……!

 問題自体はそう難しくもなくて、一〇分の制限時間内に楽々終わるもの。だけど、この一〇分間に、私は……

 スル……スル…………スッ

  露出(だ)しちゃった……下の毛を……!

 こんな派手に捲ったら、サヤちんからもおかしく見えちゃうかもしれない。

 でも、今はテスト中だから……!

「ん、ん……んふぅ……❤」

 私……アソコ 露出(だ)しながら試験受けてる……

 毛を外に 露出(だ)して、答案解いてるんだ……❤

 先生だって、もちろん気づく様子はない。私はただ、とろけるような頭で、一問、一問……

 ドキドキはどんどん激しくなって、股もどんどんはしたなくなっていく。残り時間もあとわずか、というところで、私は剥き出しになったソコに指を当てて……

「……ぁ❤」

 こんなに濡れちゃって……まるで私を導くように、ぬるりと敏感なところまで届いてしまった。これ以上は……これ以上流されてしまったら……

 といったところで時間切れ。私はそのままスカートの裾を整え戻す。

「はい終了ー。用紙は後ろから回してねー」

 私は、何食わぬ顔で前の席に自分の答案を送り出した。でも、その隅には丸く、私のお汁で拇印が押されてしまったかもしれない。人差し指だけど。

 

 授業が終わって隣を見ると、サヤちんはいつもどおりの困り顔。

「いきなりテストなんてビックリだよねー」

 あまりにいつもどおりだから、私もすっかり安心してしまった。

 バレてない。

 だったら……もっと……

「あ、私、ちょっと行ってくるね」

「うんー」

 これがテッシーだったら、トイレがどーとかデリカシーのないことを言い出したかもしれない。だから、あの男が寄ってくる前にサヤちんにだけさらりと告げて、私は……校内を……!

「ぁ、ぁ……あぁ……」

 歩くたび、スカートが翻るたびにドキドキしてしまう。見えてないよね? 大丈夫だよね? 風は私の中を絶えず駆け巡り、まるでお尻を 露出(だ)しながら歩いているみたい!

 階段だけは、ホント慎重に行かないと。前から誰か来ないか注意して……。だけど、誰も来ないと思うと、もっと冒険したくなる。踊り場の曲がり角に向けて、私は三段上から……えいっ!

 ……あぁ……いまのは見えた……。前も、後ろも……完全に……!

 一瞬だったけど、私、すごいことやっちゃった……!

 でも、ああやって風が流れていく感覚は……最高……❤

 だから、もう一度だけ。誰も来ないことを祈りながら、一階フロアに向けて……やっ!

「あはぁ……♪」

 ちょっとした度胸試しのつもりだったけど、何だか趣旨が変わっている。ギリギリのドキドキを楽しみたいんじゃなくて……ううん、それも気持ちいいのだけど……もっと……大胆に……!

 休み時間は短いから急がないと。私は少し早足に、下駄箱のところまでやってきた。この時間に登下校する人はそういないし、体育は水泳。いまなら出入りする人は……いないはず……っ!

「あ……あ……はぁ……❤」

 チラチラ覗かせるんじゃない。堂々と裾を腰の上まで……! こんな……下半裸のようなこと……っ!

 なのにそのまま、大きな棚をグルリと一周。下の毛を晩夏の風に揺らしながら。股の間が冷たく感じる。……濡れてるんだ。こんなことして。こんな、危ないことをして。

 だけど……!

 衝動のままにスカートのホックを外すと、それはポトリと足元へと落ちてしまった。

 女の子を隠せるものはもう残っていない。

 パンツも、う(・)っ(・)か(・)り(・)家に置いてきてしまったから。

 シャツの裾から這い出すように、厭らしい気持ちの女の子が、全部……全部……!

 三歩、四歩と歩いてみたところで……さすがにもう無理! これ以上は……危険すぎる……!!

 緊張に耐えきれず、私は大急ぎでスカートを穿き直した。

 でも……

 気持ちよかったなぁ……❤

 こうやって、持ち上げるだけよりも断然。

 初めて脱いでみて、色んな事に気づいてしまった。

 これはもう、引き返せないんじゃないか、ってところまで。

 

       ***

 

 今日は用事があるから――そう言って、私はひとり教室に残った。

 用事なら、本当にある。

 本当に、大切な用事が。

 こんな機会は、しばらくない。

 パンツを忘れてしまうなんて、恥ずかしい機会は。

 誰もいなくなった教室で、私は誰もいない校庭を眺めている。

 誰もいないってことが、こんなにも私の胸を昂らせてしまうなんて。

 誰もいないところで、あんなことや、こんなことをしてしまったら……と思いを馳せながら。

 とはいえ、そこまで広々としたところで変なことをやらかしたら、どこから誰が見てるかわからない。さすがにやるつもりはないけれど。

 でも……

 それと比べたら――と思うと、私の理性がおかしくなってくる。

 席を立って、こうして教室でスカートを上げてしまっても……こんなの全然平気。

 そのまま机の間を横断して、教壇に立っても。

 何なら、部屋の外まで……って考え始めているあたり、本当は全然平気じゃなかったのだと思う。

 私、どんどんおかしくなってるもの。

 平気は平気でも、物足りない、っておかしな方向。

 だから、廊下に向けて耳を澄ましながらも、私にはやめる気が起きない。

 スカートから手を離すことなく……そのまま敷居を跨げば……!

「はぁ……っ」

 前からは下の毛が、後ろからお尻が、長い通路の両側から丸見えになってる……❤

 興奮のままに胸に手を当てても、今なら誰に見られることもない。欲するままに突起をクリクリと捏ね回すも、気はどんどん大きくなってゆく。この際……ボタンを……ポン、ポン、ポン……ポロン……

「あぁ……はぁ……❤」

 こんなの絶対おかしい。スカートをこうしていることもおかしいけれど、シャツからおっぱいをはみ出させてるなんて……!

「ふぅ……っ、ん、あ、あぁ……」

 こんなところで……まるで遠くにまで見せつけているみたい。エッチなところを全部 露出(だ)して、エッチな指付きで触れているところを。

 そこで私は……ふと目についた。廊下の水場の蛇口。別に、変わったところはないのだけれど。なのに、それを見ただけで……イケない妄想が私の頭を埋め尽くしていく。

 今日しかできないのだから……そんな思いが止まらない。これ自体は、別段厭らしいことではないはずだ。でも、手はちょっと震えている。そんな指付きで……私は蛇口を回した。とうとうと流れ出す水道水。そのまま吐水口の根元を捻って上向きに。緩い噴水のようになっている出口に、私は……指を押し付けた!

 

 プッシュゥゥゥゥゥ……

 

「あっ、あぁ……」

 水が勢いよく胸へと向かって噴き出して……濡れていく……濡らしていく……私の恥ずかしいところを透かすように……

 肌にピッタリと張り付いて、本当だったらブラが透けてしまうはず。だけど、今日の私は着けてないから、透けて浮くのは色づいた乳首……あぁ……あぁ……失(・)敗(・)しちゃった! 水を飲もうと思ったら、こんなことに……。これは、迂闊な失敗だったんだ。

 でも、この高さじゃどうしても上だけ。ここまでやったのならいっそのこと……!

 再び吐水口を下に戻して、同じように指で塞ぐ。そしたら今度はスカートにまで! 大変! 制服がこんなに濡れちゃった!

 でも、まだ陽は高い。なら……干しておけば乾くよね。私は大急ぎで教室まで戻って扉を閉める。そして、濡れた制服に手をかけた。これはあくまで、制服を乾かすだけのこと。ただ、不運が重なって今日は下に何も着ていないから……!

 濡れた服が剥がれていくと、冷たさが一気に暑さへと変わっていく。お腹も……胸も……そして、腕から袖を抜き取れば……

「あっ、あぁ……あぁ……」

 授業中にこっそり捲ってたのとは全然違う。だって私、上に何も着ていないもの! 制服どころか、ブラジャーまで。素肌を 露出(だ)してしまっている。おっぱいも、乳首まで全部……!

 そ、そうだ。スカートも濡れちゃってるし。すでに上半身がとんでもないことになっているからか、残りには躊躇もなかった。休み時間に、昇降口で感じたような緊張感はない。まるで、体操服に着替えるような。でも、中には何も穿いていないので、むしろトイレの個室に近い。なのに、私は……

「は……はは……♪」

 両手を下ろして屹立しているだけで、とんでもないことだなってどこまでも思う。だって、下を向いて見えるところに服がないから。膨らんだおっぱいと、お腹と……アソコの毛もちょっと覗いているかもしれない。そして靴下と、上履き。その足で立っているのは木の床。こんな格好で、こんなところにいる。それは前を向けばもっと顕著だ。広く並んだ机に大きな黒板。先生が立つ教壇。そんなところで……私は再び下を向く。やっぱり私は肌色だ。傍から見たら、きっと凄いことになってるはず……

 自分でも……見てみたいな……

 ……ってぇ!? 私は頭を振って、いかがわしい妄想を追い出した。そんなことしたら……一歩間違えれば大変なことになっちゃう! そう、私は服を濡らしただけなのだから。一番干しやすそうな前の方へ、私は背筋を伸ばして歩いていく。制服一式はお腹のあたりでまとめて、おっぱいはあえて窓の外へ見えてしまうように。そこでガラリと窓を開けて、陽に当たるように広げて干して……だけど、それだけで私は変な気分になってきちゃった。校庭に誰もいないのをいいことに、私はあえてゆっくりと。上半身を隠すことなく、一枚一枚丁寧に窓枠へと掛けていく。こんなところをもし外から見られたらどうなるかな、と夢想しながら。

 もちろん、見られたいわけじゃない。だけど、やっぱり……自分で自分の姿は見てみたい気がする。おっぱいを丸出しにしながら、教室の窓に制服を干しているところを。

 ん……ん……んふぅ……❤

 これから、私はしばらく待たなきゃならない。この日差しならすぐに乾くと思うけど、さすがに一瞬とはいかないから。ぶっちゃけ、乳首が透けないくらいに落ち着いてくれればいいのだし。

 私は自分の席だから、とわざわざ窓際に腰を掛けた。外からじゃ、多分何も見えないと思う。室内の方が暗いし。見えたとしても、肩くらいかも。それでも充分エロいか。だって、教室でそんな格好することないし。

 だけど、こうして教室の中から見たら……本当にすごいことになっている。肩どころじゃない。胸の先まで全部放り出してるし、素肌のお尻で椅子に座ってる。これ、絶対すごい絵面だよね……?

 手持ち無沙汰な時間に、私は耐えきれなくなってきた。ヤバイ遊びだってのはわかってる。でも大丈夫、すぐ消せば……大丈夫だから……!

 鞄からスマホを取り出して、私は座ったまま腕を伸ばす。そして、自分に向けてシャッターを切ってみるけれど……

「うわっ、でも……んー……」

 逆光になっているから、肩から下のシルエットが浮き出てる感じ。これくらいならある意味芸術的かなー……なんて都合のいいことを考えてしまった。

 でもそれは、私が期待していた像ではない。もっと過激で、もっと扇情的な……そう、男子が好みそうな厭らしさ。だって、こんなところで裸になってるなんて、ありえないもの。女としての品性は台無しだ。こんなことをしてるってバレたら、先ず引くのはサヤちんだと思う。テッシーは……真っ赤になって止めてくれるかな。内心では大喜びして、おちんちんを大きくして。

 実のところ、男の子って変なところで勃つのよね。瀧君の体で生活していると、男ってこんな時に発情するの!? って自分でも意味がわからなくなるから。

 てことは……

 私のこういうところを見たら、瀧君も発情するのかな。

 おちんちん勃たせちゃうのかな。

 瀧君のためにやっているわけではないけれど……もし見られたら、勃たないと嘘だと思う。絶対シコシコだってしちゃうだろうし。ううん、もしこんな形で見つかったら……犯されちゃう!

 それは怖い気もするけど、瀧君が相手なら……大丈夫かもしれない。

 男の子の身体を抱き締めながら、女の子の身体を抱き締められて……!

 私は瀧君の身体をよく知っている。

 あの硬さ、あの温かさ――

 あの身体と、この身体の、恥ずかしいところを触れ合わせるなんて――

 それはもう、大丈夫、とかそういう話じゃない。

 むしろ、積極的な願望。

 私……瀧君に、抱かれたい。

 それこそ、誘惑してでも。

 そんな自分を思い描いてたら……サヤちん、ごめん。ちょっと席借りるね。今度は身体に陽を受けるように。スマホのカメラもタイマーを使って……と。壁に立てかけると少し上向きになるから、机じゃなくて椅子に置いた方がいいかもね。全身が入るよう充分に距離を取って、サヤちんの席に座って……

 

 カシャァ

 

 なんかもう頭の中は真っ白で、ぼんやりしながら写真を確認していた。でも、それと相対すると……ヤバイ!

 こんなのホントにヤバイ!!

 今度はちゃんと見えてるもの。光に照らされるピンクのところが!

 スカートもパンツも完全に穿いてない!

 これ……すごい! エロすぎるよ……!

 一応顔は手で隠しておいたけど、偶然外れてくれていた。いい感じの距離と角度みたいね。だったら……今日は特別な日、ってことにさせて。そこに瀧君がいるつもりで……瀧君に襲わせるつもりで……!

 

 カシャァ

 

「エロ……っ」

 ひと目見て、これには思わず声が出る。三枚目はさっきみたいに横からではなく、椅子を正面に向けてしまったから。しかも、足まで開いて……うわぁ、私のアソコってこんなになってたんだぁ……。正直、キモイ。でも、男ってこういうのが好きなんだよね。だったら……今日はもう、すべてをやりきってしまいたいから!

 写真のおかげで、このアングルならどのくらい入るかわかってる。だから今度は、静止画ではなく……動画……!

 

 ピロリン♪

 

 急ぎ足で椅子に座り直して……緊張する……今度は声も入っちゃうから。だけど……これは誘惑なんだし……

「み……み……見てぇ……」

 無意識に閉じていた足を、私はカメラに向けて少しずつ広げていく。

「私のおまんこ……見てぇ……っ」

 うわぁ、こんな言葉初めて口にしたかも。今日はすべてが初めてのことばかり。ノーブラノーパンで授業を受けたり、お尻出しながら歩き回ったり、ついには教室で全裸になったり。

 でも、全部が今日思いついたことじゃない。ブラジャーを着けずに通っていた頃から、ちょっとずつ募らせてきたこと。

 その日の夜に、アソコをいじりながら思い描いていたこと。

 それを……余すことなくやり尽くしてしまいたい!

 でも、瀧君を誘惑する、ってシチュエーションはさすがになかったか。夢の中では、いつでも瀧君の方から抱きしめてくれていたし。

 だからこれは、いわゆるアドリブ。これまで見たエッチな動画を思い出しながら、男の子が喜びそうなことを……

「もっとぉ……もっと中まで見て欲しいのぉ……」

 プクっとしたところを広げようとすると、ぬるっとしてるのがすぐにわかった。やっぱり興奮してるみたい。こんな、変態的なことをして。どんな顔をしているのか見てみたい気もするけれど、さすがに顔まで写すのはマズイしね。

 なのに、相手の名前は容赦なく出してしまう。

「瀧君に見て欲しいのぉ……私の恥ずかしいところ……瀧君に……❤」

 入れ替わり中に、トイレやお風呂で勝手に見られるのは嫌だけど……こういうときはやっぱり別よね。だって、魅せたくて淫らなことをしてるんだもの。勝手に 視姦(み)られるのとはまた違う。これは、魅せるための厭らしい姿……!

「瀧君……エッチしたい……セックスしたい……瀧君のおちんちんなら……入れて、いいよ?」

 さすがに指入れはしないけど、見せつけながらクリトリスを……ん…… 性感(カン)じちゃう……っ

「瀧君っ! 気持ちいいのぉっ! クリトリス……クリトリス、いいのぉっ!」

 これを瀧君が見たら、絶対興奮する! おちんちん勃起させて、シコシコする! でも……でもぉ……❤

「おちんちん入れたいのぉっ! 瀧君のおちんちん……おまんこに入れてぇっ! おちんちん欲しいのぉっ! 瀧君の……瀧君の 勃起(カタ)くなったおちんちんが……❤」

 こんな 膣内(なか)に入れたくなったの初めてかも。それこそ、勢いに任せて貫いてしまいそうなほど。でも、クリも気持ちいいからこっちの指も止められない。ヌルヌルも止まらないし、もう……もう……っ

「 絶頂(イク)…… 絶頂(イッ)ちゃう……っ、おまんこ 絶頂(イッ)ちゃうのぉ……あ、あ、あぁっ……教室で……裸になって……オナニーまでして…… 絶頂(イッ)ちゃうぅぅぅぅぅ❤❤❤」

 

 ビクビクビクビクゥ……ッ!!

 

「あ、あ、あ……あぁ……❤」

 こんな気持ちいいオナニー初めてぇ……。それは、今後お布団でできなくなったらどうしよう、って不安になるほど。だって、まだ余韻でヒクヒクしてるくらいだから。はぁ……はぁ……良かった……ホントに……良かったぁ……♪

 これ以上撮ってても仕方ないので、ふらつきながら私は録画を止めた。すぐに見たい気もするけれど……そろそろ服の方も確認しておきたい。

 干しに行くときはあんなにドキドキしたのに…… 絶頂(イッ)た直後だからかもしれないけど、こうして窓の外を眺めながら歩いていても、あんまりドキドキすることはない。とはいえ、隠れるように離れることもないけれど。きっと、やっぱり気持ちはいいのだと思う。こうして、広々としたところを裸で行くのは。

 でも乾いた服を手にしたとき――絶頂は関係なかったことを思い知る。

 さすがはまだ九月。濡らし方も控えめだったこともあり、もうすっかり着直せるくらいにはなっていた。太陽の熱を染み込ませた上下の服を眺めていたけれど……視線をふと校庭に移す。そこには今も、誰もいない。そして、今日だけだから、という言い訳が頭を過った瞬間――

 

「あっ……」

 

 私はう(・)っ(・)か(・)り(・)手を滑らせていた!

 これから着ようとしていた服を、校庭の方に落としてしまうなんて!

 裸のまま取り残された私は……胸をドキドキさせている。それこそ、さっき 絶頂(イッ)たことも忘れるくらいに。

 取りに……行かなきゃ……

 あれを着ないと……帰れないし……

 体操着とか……むしろ、この状況なら湿気った水着でもまだマシだとは思う。

 でも……私は……

 回収したらそのまま帰宅するつもりで、私は鞄を肩にかける。

 そして……大丈夫、ここまで誰も来なかったし、それに……廊下からは物音ひとつ聞こえない。

 だから……教室の扉に手をかけると、スーハーと深呼吸で気持ちを整えて……ガラリと開いて猛ダッシュ!

「はっ、はっ、あ、あぁ……❤」

 私……素っ裸で廊下を走ってるんだ……

 胸が上下に振り回されてるのがよくわかる。

 こんなの、絶対ありえないよね。

 だから、むしろこの姿こそ動画に収めたかったかも。

 裸で全力疾走なんて、そうできることじゃないし!

 ただ、階段まで辿り着いてみると……視界が狭くなったことで、ちょっと気持ちも落ち着いた。息を整えるために段差に腰を下ろして、試しに股の間に触れてみると……

 ……ぬるり。

 案の定濡れていた。

 だから、そのまま指先は敏感なところへ。

「くっ、ん、はん……」

 ヤバイ……学校の階段でオナニーなんて……

 と、気持ちよくはなってきたのだけど……何なんだろうね、この感覚。

 どうせやるなら、動画に収めながらやりたい、とか。

 時間も時間だし、さすがにもうあんな撮影している余裕ないけれど。

 これってもしかして……またやらかしてしまうのかもしれない。

 今回のような偶(・)然(・)に頼ることなく、こんなことを。

 そんなのただの変態じゃない!

 でも……いま私がしていることは紛れもなく……

 本音は考えないように、私はオナニーを中断して立ち上がる。

 そして、一階へ、さらに、昇降口へ……

 鞄を持って、靴を履き替えるなんて本当に日常的。

 なのに……私は裸……

 外から見えるところだし、これってヤバイくらいに卑猥だと思う。

 だったら……オナニー録画ほど手間は取らない。私は、しまったばかりのスマホで……えいっ♪

 何かもう、慣れちゃったわね。おっぱいと下の毛と、それに靴。ここが学校だってのもよく判る。通学鞄まで持ってるし、まるでこのまま下校しようとしているみたい。もし瀧君がこれを見たら……そう思うのかな。いくらド田舎だって、陽が出てる時間にそこまで大胆なことできるわけないじゃない。だけど、そういう流れを感じさせるような一枚が撮れたと思う。

 ……楽しい!

 さっきみたいな露骨な動画も楽しかったけど、こうやって学校生活を裸に置き換えていくのって……日常がエッチに塗り替わっていく! これを瀧君が見たら、さぞエッチな一日を送ってるように見えるのでしょうね。

 ……見せたい……

 それで、瀧君がどんな顔するか、見てみたい……

 妄想的な未来に思いを馳せつつ……ここは今日一番危険な場所だ。絶対に不覚は取れない。ガラス戸から見える範囲に人はいない。外も静かで聞こえてくるのは風の音。

 いまなら……!

 さすがにここでは部屋の中のように堂々とはできず、私は両腕で胸を隠しながら一心不乱に服を探す! それはうちの教室の真下にあった。一階に誰か残ってたらどうしよう……という不安を抱えながら真っ直ぐに走り込み、それを掴み取ると……来た道を逆方向に全力疾走!

 ほんの一〇秒くらいのことだったけれど……

「ハァ、ハァ…………ハァ」

 さすがにこれには後悔していた。いくら気分が盛り上がっていたからといって……どう考えてもやりすぎでしょうよ……っ! 校庭を、隅とはいえ全裸で出ちゃうなんて!

 さあ、本当に服を着よう、と思っていたのに……こういうときって、無事だとわかって安心すると、むしろ変な気持ちになっちゃうみたい。

 もしくは、違う形での後悔かも。

 ここまで無事にできたんだから、もっと大胆なことをしてみたかった、って。

 そんなことしたら後悔どころか、本当に危険すぎる。

 でも……やってみたい……!

 思い描いていることを実現するために……私は鞄と制服を傘立ての陰に隠した。そして、一階の探索を開始する。裸のままで。これはこれで……ドキドキする……❤

 ここにもいない、ここにも……誰も……いない……こっちも……うん……誰もいない……職員室には先生が残ってそうだけど、これだけ離れていれば大丈夫。

 なら……!

 玄関口の横にはベンチがある。逆光になってしまうけど、高さ的には多分そこがちょうどいい。下駄箱の陰で手元でアレコレと準備しつつ、私は……着込むつもりだった制服たちをそのまま小脇に抱え込む。

 そして……今度は恐れない。誰もいないことは、いま確認したばかりだから。でも、ゆっくりもしていられない。カメラの位置や角度は自分の勘を信じよう。その隣のスペースに制服は置いて、録画ボタンを押したら……生着替えの開始!

 の、つもりだったのだけど……

 シャツを手にしたところで、また変なことを思いついてしまった。ここでなら、立ちションとかもできちゃうかも、って。トイレに駆け込みたいほど催しているわけではないのだけれど。だけど、こんな機会なのだから……!

 悠長に迷っていられる場合でもないだけに、思いついたら迅速に。持っていた制服は、雫がかからないようベンチのカメラの横に戻して、私は再び撮影場所に戻る。

 誰も来ないよね? 来ないでね! キョロキョロと祈りながらも、私の下腹部に引き返すつもりはない。割れ目をシやすいように掻き分けてあげれば……

 

 チャァァァァァァァ……

 

「あぁ、あ、あぁ……」

 そ、そうだ。動画なんだから何か言わなきゃ。

「男の子みたいな立ちション、女の子だってできるんだから……あ、あ……あぁ……っ❤」

 これを自分で見たら、思わずドン引きしてしまうかもしれない。だって、立ちションどころか……全裸なんだから。でも、男の子だってこういうの好きなはずだし……!

「みっ、 視姦(み)てぇ! おしっこしてるとこ……男の子みたいに立ったままおしっこしてるところ 視姦(み)てぇっ!」

 すごいでしょ? ねぇ、瀧君、私、すごいことしてるでしょ? もし見ることがあったら……ちゃんと興奮させて……シコシコしてよね!

 それを考えていたら……おしっこが収まっても、私のアソコが収まらない!

「く、ふぅん、あぁっ……」

 おしっこからのその流れで。がに股になったまま、私は割れ目を掻き回す! さすがにちょっと汚いかな、と思いつつも……でも……ここまで来たら……っ!

「気持ちいい……おまんこ気持ちいいのぉ……っ! おっぱいも……乳首も 性感(カン)じるぅ……っ❤」

 立ちオナなんて初めてかも。だけど、 絶頂(イッ)たときは気をつけないとね。うっかり腰を下ろしたら、股の間には水溜りができてるし。

「いいっ、いいのぉ……お外でオナニー……気持ちいい……っ」

 目の前に聳え立つのは見慣れた校舎。こちら側から建物内を覗いてみると、案外暗くて中は見えない。これなら、教室でそこまで緊張しなくても良かったかもしれない。

「瀧君、私のおっぱい 視姦(み)てぇ……おまんこ 視姦(み)てぇ……❤ 私のエッチなところ全部 視姦(み)て、瀧君もおちんちん 勃起(オッ)きくして欲しいのぉ……」

 瀧君の身体に入っていたとき、私は女のコだった。でも、男のが男のコの身体で、女のコの身体に欲情したら……どれだけ 勃起(オッ)きくなるんだろ……

「おちんちん…… 勃起(カタ)くなったおちんちん欲しいのぉ……おちんちん 挿入(い)れてぇ……瀧君のおちんちん……あぁ……あぁ……っ、おまんこに……瀧君のおちんちん……っ!」

 

 ビクッ!

「あふっ、 絶頂(イク)っ、 絶頂(イク)…… 絶頂(イク)ぅ……❤❤❤」

 ビクビクン……ビクン、ビクン……

 あ……ヤバイ……立ってるのもつらいけど、足元はコレだし……

 マズイものを避けるように足は開いたまま、前のめりになりながらガクンと膝をついたところで……あ、顔、入っちゃった。これはもう言い逃れもできないほど。

 どうせ誰かに見られたらおしまいだし……なら、もう、開き直っちゃお。

「瀧君のおちんちん……入れ替わったとき、いっぱいシコシコしてるよ♪ あの硬くてぶっといおちんちんをぉ……三葉のおまんこに 挿入(い)れて欲しいな❤  膣内(なか)で精子も 射精(だ)していいからぁ……ね? おちんちん……お願い……三葉のおまんこに、瀧君のおちんちん 挿入(い)れてぇ……❤❤❤」

 カメラの方へとにじり寄りよると、私は録画を終了した。最初は生着替えを撮影するつもりで外に出てきたのに。こんな目立つところで着替えるのなんてエッチだな、と思って。

 なのに、いざ出てみると……おしっこにオナニー。さらには瀧君に向けて破廉恥なことを……❤

 これが……ホンっトーに楽しかった! 瀧君にエッチなこと言ってみたいもの。ドキドキさせて……襲って欲しいもの!

 ともかく……やるべきことは、全部済んだ。あとはもう制服を着て帰るだけなのだけど……私はいまさら、コソコソ隠れて着衣する気にはなれなかった。

 

       ***

 

 いくらテンションがおかしかったとはいえ……どう考えてもこれはやりすぎ!

『おちんちん……あぁん……おちんちん……』

「ふぁ、ぁ、あぁ……」

 もちろん、イヤホンはしている。夜、布団の中で自分の所業を見返してみると……とんでもないわね、コレ。しかも、外の撮影に至っては、離れすぎてて顔が見切れてなかった。素っ裸でグラウンドに出て、足を開いて……ひえぇ。陽も傾きつつあったのであまり影にもならず、私の嬉しそうな顔までしっかり入ってしまっている。

 でも……私、本当に楽しかったんだなぁ……それに、気持ち良かったぁ……

 こんな動画、すぐに消してしまうべきなんだろうけれど……見せてみたい……瀧君になら……瀧君にだけだったら……❤

 それで私は、『秘密』なんてわざとらしいフォルダを新規作成。そこに、今日の所業を……移動! しかも……

『秘密、ってスマホのフォルダの中は絶対見ないこと!』

 なぁんて、挑発するようなことをメモに残してみたり。

 これを見て、興奮して……それを考えているだけで……どうしよ、今夜はもう二回 絶頂(イッ)てるのに。

 でも、私だけ弱味を握られるのはシャクよねぇ……。だったら、今度入れ替わったとき……? もし、瀧君が私の秘密を覗いたって確信が持てたら……復讐してやるんだから。それこそ、私と同じような形でね♪

 

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