<周倉side>
目の前に迫った三国の戦い。
戦いはもう、避けられない。
そんな中で、蜀の俺・魏の司馬懿/閃・呉の紀霊/弾の三人は、秘かに集まり、裏三国会議とでもいうべき会議を行っていた。
この会議を開くことができたのは、左慈という男のおかげだ。
よくわからないが、俺に襲い掛かってきたから、半殺しにしたところ、ワープみたいなことをしようとしたから、ワープされる前にとっつ構えて、誠心誠意(暴力と暴力)をもってお願いしたところ、快く協力者になってくれた。
で、会議の席に着いた俺の内心は、かなり、ビビりまくっている。
この二人が手を組んだら、俺は詰む。
閃の能力で蜀の女たちの弾への信頼度をMAXに上げられれば、あっという間に蜀は呉(弾)の奴隷だ。
閃自身の内政チートも甘く見れば、気が付いた時にはどんな不利な条件を結ばされているかわかったモノじゃない。
俺は薄氷の上を歩くような、そんな気持ちで、この会議に臨んでいた。
<司馬懿side>
華琳たちが戦いの準備に追われる中、言うなれば、裏三国会議というべき会議を行っていた。出席者は、蜀の周倉こと刃さんと呉の紀霊こと弾さんだ。
二人ともボクにはない武力がある。
刃さんなんて見た目が世紀末救世主だし、弾さんだって見た目が鬼畜麻婆神父(若)だ。
しかも二人ともボクと違って内政チートとかもってないのに、政務までこなしているんだから、ボクじゃとても敵わない。
今、最も危険なのは、刃さんだ。やろうと思えば、ボクと弾さんを一瞬で殺すことだって可能だろう。
この交渉は、本当に命懸けだ。
<紀霊side>
三国志最大の合戦を前に、俺は蜀の周倉(刃)と魏の司馬懿(閃)と、裏三国会議とでもいえる会議を行っていた。
マジやべぇ……
俺の能力は、効果こそ絶大だが、時間がかかりすぎるし、なにより、その過程をこの二人が気が付かないわけがない。つまり、俺は世紀末救世主似と錬金術師の弟似に迫出た状態ってわけだ。
やべぇ、雪蓮と殺し合い(演技)した時以上に命の危険を感じてやまねぇよ。
<???>
「ボクを含め、三人とも他国の女性に手を出すつもりはないと?」
閃が刃と弾に視線を向けると二人は頷いた。
だが、弾は疑いの視線を二人に向けた
「はいそうですかって信用できねえな」
「何?」
「はい?」
「刃の旦那の能力なら、簡単に他国の女だって侍らせられる。それこそ、レイプしてしまえばいい」
「俺が、劉備たちに手を出した理由は、前にも話した通りだ。それに、現在、俺が手を出している人数、何人いると思う?
23人だ。
一日一人相手にするとしても約一ヶ月かかる人数がいる。しかも、ロリから熟女迄幅広くいるんだぞ。なのに、なんでわざわざ、何日もかかる離れた距離にいる女に手を出す必要がある?」
ギㇿッと睨まれた弾は逃げるように閃に視線を向けた。
「なら、閃の坊主はどうだ? 魏の面子に熟女とかいないから、欲しいんじゃないのか?」
「興味がないと言えば、ウソになります。でも、ボクは、あなた方と違って文官ですよ。下手に増やしたら、体力が持ちませんし、華琳を相手にするときに勃たなかったら、それこそ、殺されてしまいます」
考えるだけでも恐ろしいと言わんばかりに顔を青くして身を震わせる閃に、弾は何も言えなかった。
「そういう、弾、おまえはどうなんだ?」
「正直に言えば、手を出す気満々だった。
でもよぉ、どうあがいても勝てない相手の女に手を出すほど、俺は命知らずじゃないんだよ。これでも、腕っぷしにはそこそこ自信があったけど、旦那に勝てる気がしないし、魏に手を出して坊主の怒りを買ったら、旦那に負けるよりも恐ろしい目に合いそうだしな」
両手を上げてそう言う弾に二人は何も言わなかった。
「では、当初より話していた通り、天下三分の計を。それも孔明の提案したものではなく、我らが考えた天下三分の計で、この戦を終わらせるということでよろしいですね」
「ああ、俺としてはこんな戦争さっさと終らせて、懐にいる悩みの種を何とかしたいんだが…」
「あ、それは、ボクも同じですね」
「大変だなぁ、クズのいるところは、ウチは真面目くんだから楽でいいよ」
ニヤッと笑う弾に刃は「クズはお前だと」あきれ顔で指摘し、閃は苦笑をするだけだった。
その数か月後、蜀・魏・呉は条約を結び、終戦を迎えた。
三国あわせて武将も軍師も誰一人欠けることはなかった。
裏で動く三人の男の動向は、各組織の天才軍師でさえ、悟ることはできなかった。
はい、戦い終了です。
正直こんな話入れずにさっさと新章に移行しようかとも考えましたが、まぁ、一応区切りみたいなものは必要かなッと思いまして。
さて次回からですが、エロしか書きません。
エロだけです。
ヤるだけです。
え? 今までと変わらない? はいそうです。