Fate blackattention 作:ギルギルマシーン
それではお楽しみください
町外れの教会にて、少年の運命が左右される。
「言峰神父。少しお時間を頂いて宜しいか」
「こうして君と会うのは初めてだな、纒畏アオト」
「そんな事はいい。答えろ!先日あった二人目のアーチャー 何か知っているな!言峰綺礼!」
「はて、何の事か…わからんな」「少し眠れ、雑種」
問いただすアオトの首を手刀で気絶させ、時間は流れる。アーチャーは家で待機していた。
一時間後
「……うっ!…ここは?…」
「教会の地下だ。君は少しこの聖杯戦争には邪魔だ。
キャスターやライダーのように抵抗してくれるなよ?」
(この口振りからして、キャスターとライダーはもういないと考えていいみたいだな)
「ぐっ!……」「いいぞ!もっと声を上げろ!助けを求めろ!」「……っ!」
「そろそろか……」
拷問と言うには情報なんていらないと言っているようなもの、暴行を繰り返されアオトの体はボロボロだった。しかしこれだけでは飽きたらず、神父は驚きの行動に出た。
「纒畏アオト、君の左腕を今から貰い受ける。」
「あ……あっ…」
もう抵抗すらしないアオトの左腕が、聞くに耐えない音を立てて吹き飛んだ。
言峰が右手の枷を外すとアオトがその場に倒れこんだ。
部屋を出ていった事を確認して、アオトが目を覚ます。
状況は劣勢になるばかり、自分で撒いた種だ。
アーチャーを頼る事は出来ない。
「まずいなぁ……血こそ止めてるけど応急措置に過ぎない。どうするか…」
バランスがとりずらく、立とうとしてもふらついてしまう。こんに時に言峰が戻ってきた。
「纒畏アオト。死ぬとは思っていなかったが、そんな体で戦おうと思っているのなら、今のうちに止めておけ」
どうやら言峰は俺の能力を知らないようだ。
だが武器は使えない。ならば、言峰(やつ)の技術をコピーする!
「少し黙れ…エセ神父!」
我流投影 技術 言峰綺礼 八極拳
「何だと?!」「因果応報…お返しだ!」
驚きの構えに反応が遅れた言峰に、心臓を吹き飛ばす威力の中国拳法が炸裂した。
コンクリートで出来た壁に激突したのに五体満足なのは言及しないでおく。
エセ神父こと言峰綺礼を倒し、細い通路を歩くと、開けた場所に出た。そこには、あの日見た金の鎧を纏った男が堂々と立っていた。あの日ロビン(大切な親友)を無くした事を思いだし、怒りが込み上げてくる。
「ギルガメッシュ…」
「雑種の分際で我の真名を口にするか贋作者」
この時俺はきっと負ける事(死)を初めて恐れ、実感した
放たれる剣や斧は全て投影し相殺する。
この体で、これ以上の傷はかすり傷が数発でも致命傷になりかねない。斬り込んでもはね除けられる。
だが一つだけ策がある。死ぬ事前提での策だが。
ここで少し、アーチャーとの約束を思い出した。
「それじゃ少し出掛けてくる。アーチャーは待っててくれ。」
「マスター、もし何かあったらすぐ私を呼んでください。それがダメなら生きて帰って来てください。」
その言葉で、決意は決まった。
毎度どうも小説くんです。
trueルートは次の話で終わりです。
次回trueルート最終回 (望み)
願望