ワルキューレ奇行 作:√ワルキューレ
英雄王、証食いすぎ、ボックスガチャ何箱分ですか。さすがは英雄王ですね。
後、ネロ礼装しか落ちないんで困ってます。
ヴィズルとは、古き言葉で滅ぼす者を意味し、本来はオーディンを表すケニングの一つだ。自らが生み出した最後の勇士に与える名としてはこの上ないものだ。そんな名を与えられたヴィズルには、滅ぼすという宿命が刻まれるにも等しいのだから。
しかし、この世界は止まっている。何もかもが停止した世界で、滅ぼすも何もない。人も巨人も知恵を失い、繁栄は過去のものとなった。餓えはあろうが、富を求める概念すらも失ったのか、更なる発展を望まない世界では争いは最低限のものとなる。
勇士が必要とされるような戦場は、この世界に現出することはないのだ。
激烈な戦いに臨むために存在していたヴァルハラの勇士の一人であるヴィズルにとっては、少々居心地が悪いというのはある。戦いを至高のものとして、戦いで死に、ヴァルハラに行く事を第一義としていた北欧の勇士たるヴィズルは、戦いのないこの世界になかなか意義を見出せないでいる。
ヴィズルは休眠状態から意識を覚醒させた。
本来、サーヴァントに睡眠は必要ない。霊体であるサーヴァントは、魔力さえあれば存在できるし、睡眠不足だからといって身体の活動にも支障を来たすことはないのだ。
しかし、眠りが無意味ということもない。精神活動を行う過程で生じた様々なストレスを解消するには都合がいい。身体的な疲労と精神的な疲労は別なのだ。何より、暇つぶしにはちょうどよい。やることがなければ、眠っているのも時間の使い方としては有用だ。
何せ、もう人間ではないのだ。無限の時間をこの止まった世界で過ごすとなれば、睡眠もいい時間つぶしになる。
目覚めて最初に見たものは、真っ赤な瞳だった。ワルキューレ特有の真紅の輝き。ヴィズルもオーディンに手を加えられたことで、同じ瞳を持っている。それが、すぐそこにあった。
「おはよう、ヴィズル。よく眠れた?」
やたら明るく話しかけられて、少しばかり困惑する。
顔立ちはオルトリンデによく似ているが、まったくの別人だ。桃色に近い明るい髪色と人好きのする表情が魅力的なワルキューレの一騎である。
「確か、ヒルド……だったかな」
「ピンポーン、大正解。よく覚えてたね、三千年も前のこと」
「俺にとっては昨日も同然だからな」
「あ、そっか。そうだったね」
■■■■とヒルドは三千年前にも交友があった。といっても、彼女とは少し話しただけで、そこまで密接な関わりはなかったが。
スルトの猛火から生き残ったワルキューレは三騎だけ。オルトリンデの他に、このヒルドとスルーズがいるとは聞いていた。
「むしろ、三千年も前のことをよく覚えていたねってのは、ヒルドにこそ当てはまるんじゃないか?」
「ワルキューレは、人とは違うからね。そうそう簡単に忘れたりはしないよ」
ベッドの上で頬杖をついたヒルドは、愛らしく首を傾げてみせる。
「ところで、オルトリンデは?」
「オルトリンデなら、今は外。人の集落の見回りに出ているよ。統率個体は三騎しかいないからね」
なるほど、道理ではある。
たった三騎で北欧世界の人々を見守るのだから、日々あれこれと飛び回っているのだろう。量産型ワルキューレも百余騎いるとはいえ、不慮の事態に対応できるほどの柔軟性は彼女たちにはない。
もっとも、そういった不測の事態は滅多にに起きる事はないという。すべては女神の手の平の上なのだから。
「それで、ヒルドは朝からここで何してるんだ? 人の部屋に勝手に入って、ルーンまで使ってるってのは」
ヒルドが操る魔術は北欧の古きルーン魔術。原初のルーンだ。大神オーディンの流れを汲む魔術の秘奥であり、ヒルドのそれは大神の直伝だ。
それは攻撃のみならず、様々な面で活躍する万能性を秘めている。
今、彼女を覆う結界は、ヒルドの存在感を限りなく希釈している。サーヴァントのスキルにしてAランク相当の気配遮断に匹敵するか。
「だって、ヴィズルを起こしちゃうかなって」
「そもそも、勝手に入ってくるのは如何なものかと思うがね」
仮にヒルドがヴィズルを害する目的で寝込みを襲ったとしても、対応は不可能ではない。ヴィズルもまた、原初のルーンに通ずる戦士なのだ。常在戦場の北欧勇士であるのなら、暗殺対策くらいは当然に打っている。
「ねえねえ、ヴィズルはさ、体力には自信ある?」
「そりゃあ、もとはヴァルハラの勇士の一人だ」
「じゃあ、さ……朝からでも、いいよね? オルトリンデとは、昨日、お愉しみだったみたいだけど、一晩経てば、もう大丈夫でしょ?」
さも当然のようにヒルドは言う。
貞操観念とかそういうものは、彼女たちにはないのか。そもそも、勇士の相手をするのが機能の一部として組み込まれているのだ。
「それとも、自信ない? 一晩くらいじゃ、回復しないかな?」
「そういうことを男に言うと、酷い目に遭うぞ」
「ふふ、望むところだよ。三千年ぶりに、勇士様にご奉仕させて」
ヒルドの安い挑発にあっさりと乗ったヴィズル。
男としての矜持を刺激されたのだから仕方ない。また、こんな美少女に迫られて、応じない男は軟弱者の謗りは免れないのだ。
「……ちゅ」
と、身体を寄せてきたヒルドと口付けを交わす。
「ふ、む、ちゅ……ん、ちゅ……ん……ふ、ぅ、ん……ちゅ……」
ヒルドがヴィズルの唇を咥えるようにキスをする。
「はぁ、ん、ちゅ……んちゅ……はぁ、ふぅ、ん、ふう……ちゅ……ちゅ……ん、んん」
まるで慈しむようなキスを繰り返してから、ヒルドは舌先でヴィズルの唇をチロチロとなぞった。挑発的な舌使いに釣られて、ヴィズルも舌でヒルドの舌を追う。
「ん、ふ、ぅ、ん、れろ……れろ……んちゅぅ、れろ……えへへ、キス上手、ちゅ……んんッ……れろれろ……んふぅ♡」
ヒルドは、笑みを浮かべながらキスを続ける。舌を絡み合わせ、だ液を交換した。ヒルドの両腕がヴィズルの首にしっかりと回っていて、体重を固定している。
時に唇を離して呼吸を整えて、それからまた深くキスをする。
ヒルドの舌がヴィズルの口内に入り込んできて、音を立てながら口内粘膜を舐め回してくる。
ちゅくちゅくと淫らな音が室内に響き渡る。
熱いヒルドの舌が上顎をなぞり、歯茎を行き来し、舌の裏側を舐めてくる。口付けだけで、腰砕けになりそうだった。
「れおぉ、れろ……ちゅ、れちゅ……んんぅ、ちゅ……ふう、はあ、れろ……れろ……ちゅ……♡」
ぎゅっと唇を押し付けてくるヒルド。やがて、満足したのか唇を離した頃には、ヴィズルのペニスはすっかり臨戦態勢になっていた。
「あはは、すっごい。もう、すっかりヤル気だね」
「ぬう」
悔しいがこれが現実だ。ヒルドの言うとおり、ヴィズルはあっさりと昂ぶらされてしまった。ヒルドは、ヴィズルの首筋にキスをしながら、ヴィズルのペニスを手で扱く。
「ちゅぷ、ちゅぷ、ん……熱い。おちんちんって、こんなんだったっけ……ん、固いし、すごい」
手の中でガチガチに固まったペニスの感触を確かめながら、ヒルドは呟いている。
実に三千年ぶりに触れた勇士のペニスに、ヒルドも興奮を隠せない。
「はぁ、はぁ……」
ヒルドはペニスを見つめながら、手淫を繰り返す。すぐに、カウパー液が滲み出てきた。とろとろの液が垂れて、ヒルドの手を汚す。
「あー、ちょっと出てきちゃったね、これ……そうそう、こんなのが出るんだった」
そう言って自分の手を汚した液体を楽しそうに玩ぶ。
「臭いもキツイなぁ。でも、懐かしい。ぺろ……ふふ、苦い」
指に付着したカウパー液の臭いを嗅ぎ、それから舌で舐める。ずっと昔のことを思い返すように、ヒルドはカウパー液を味わった。
「ヴィズルは、一回じゃ終わらないよね?」
「もちろんだ。お望みと有らば何度でも付き合ってやるよ」
「あはは、大きく出たね! じゃあ、最初の一発は無駄うちしても別にいいよね?」
そんな事を言いながら、ヒルドは身体をベッドに横たえる。頭をヴィズルの足の方に向けて、ペニスを真横から見つめる姿勢を取った。
「近くで見ると、やっぱり大きいな。それに、この臭い……ドキドキする」
ヒルドは、頬を染めてヴィズルのペニスの臭いを嗅いだ。
久しぶりの雄臭で、ヒルドの身体もすっかり昂ぶっている。そもそも、昨夜のオルトリンデの情事と同期したことで、ヒルドは発情済みなのだ。
ヒルドは我慢できないとばかりに、舌をペニスに這わせる。
「れろん……れろ……れろ……んふ、ちゅ、れろ、ちゅ、れろれろ……んぁー、んふう……んちゅぷ、れる、んちゅ、ちゅぷ……れろぉ♡ ちゅぷ、ちゅぷ、ん……ちゅぅ」
ヒルドは、亀頭を舌で舐り、その後にペニスを大口を開けて咥え込んだ。
もごもごと口内で舌を動かしてペニスを舐め回し、滲み出るカウパー液を片っ端から吸い取っていく。
「じゅるるる、じゅるる、んじゅるう……んふう、んふぅー、じゅる、ちゅぷ、れるれる、んんん♡ んふ、れろぉ、じゅるる、れろれろ、じゅる、ちゅぷ、くぷくぷ、じゅるる♡」
ヒルドの口淫は、激しさを増していく。
うっとりとしながら、味わうようにペニスを堪能している。
言葉もなく、ヒルドは黙々とペニスをしゃぶり続ける。
「ふうふう、ん、ちゅ、れちゅ……じゅるる! ……ふ、ん、はあ、あぁ、ん、じゅるる、んむ、ん、んんーーーー♡ れるれる、んぐぅ、ん、じゅる……れろぉ、じゅぷじゅぷ、んく、はあ、んはあ、あぁ、れろぉ、れろぉ、じゅる、ちゅぷ、んはぁ、ぁ、う、じゅるるる♡」
ヒルドは太ももをすり合わせ、もじもじとしながらフェラをしている。体温の上昇と性欲の肥大化は、もう留まるところを知らない。
しゃぶりながら心音がバクバクと昂ぶっているのをヒルドは自覚していた。
「んん、ん、ふう、れるれるれる……はあぁ、大きい、おちんちん……れるれる、じゅる、ちゅっ……ん、美味しいよぉ、れろぉ、じゅるる、んふう、ん、ちゅぅぅ♡ はあ、はあ、れろぉ、じゅるる、れろれろぉ♡」
無我夢中でペニスをしゃぶるヒルドのおかげで、ヴィズルのペニスはすっかりだ液まみれだ。ヒルドのだ液が根元まで塗布されていて、テラテラと鈍く光っている。
ヒルドは、そんなペニスへの奉仕をやめない。伸ばした舌先で、亀頭のエラを舐め、皮を舐め、棹を舐める。カウパー液の雫を尿道から吸い出して、細い指先で玉袋を愛撫する。
フェラに夢中になっているヒルドの股から愛液の雫が滴る。それを見て取ったヴィズルは、自分ばかりがされているのも悪いとヒルドの股に指を伸ばす。
「ふ、あっ!?」
ビクン、とヒルドが身体を震わせた。彼女の秘所はすっかり濡れていて、いつでも男を受け入れられるような状態だった。
「舐めながら感じてたのか?」
「う、ぁ……どうかな、ん、ふうぅ♡ あ、ダメだよ、そんな、あ♡」
いともあっさりとヒルドは高みに昇ってしまう。
ヴィズルの指がクリトリスを見つけ出して優しく愛撫してくる。腰がガクガクとなって膝に力が入らなくなる。無性に膣内に刺激が欲しくなって、ヒルドは呻いた。
「あ、ぅぅぅ……ふうぅ、あ……ん、ちゅッ……れる、ん、おかえし、んん、れる……ふう♡ んあ、ふう、じゅる、れる、ちゅぷ、んん、あ! ん、やあ♡ んふう、あ、ぅぅ、れる、じゅる、んんんぅ♡」
股座をもじもじとしながらヒルドは懸命に奉仕を続ける。
ヴィズルはそんな健気なワルキューレの陰部の奥に指を押し込んだ。膣肉のぬめりと温かさは、人のそれと変わらない。
「ふああ、あ、あ、ああ……そんな、ダメぇ。ヴィズル、ん、そこ、弱いよぉ……ん、意地悪しちゃ、あ、んあ、あふう、んんッ。い、イッちゃう」
「ヒルド、こっちもだ」
「ん、んん♡ んん、ふう、んぐぅぅ!」
ヒルドは射精の気配を感じて、口内にペニスを迎え入れる。
その直後、膣肉がぎゅっと引き締まると同時にヒルドがくぐもった嬌声を上げた。びくびくとペニスが脈打って、白濁液をヒルドの口内に注いでいく。
「ふぐ、ん、んく……ん、じゅる、じゅる……んんぅぅ♡」
吐き出される精液を、ヒルドは懸命に飲み干していく。
「ちゅぱ、ん、んんぅ……はあぁぁ♡ 勇士の精液、ん、美味しい♡ れろれろ……ちゅ♡」
声を熱く蕩かせて、ヒルドは尿道に残った精液まで吸い出す。
「ヴィズル。ねえねえ、あたしさ、もう我慢できないよ」
「分かってる。そんなにお望みなら、応えるまでだ」
「あはっ。やったぁ」
頬を上気させて、ヒルドはヴィズルに跨る。精飲してさらに身体が火照ってしまっていた。ヴィズルの魔力を取り込んで、もっと欲しいと身体を訴えているのだ。
ヴィズルのペニスはすでに二回戦に備えて勃起している。
ヒルドは亀頭を自分の膣口に宛がう。今か今かと待ち侘びていた結合。ゆっくりと、腰を下ろして、奥深くまで繋がる。
「んんーーーーッ♡ あ、はあ♡ 奥まで、挿入しちゃったね♡」
ヒルドの膣内に入り込んだペニスは、全方向からの柔らかくぬめる膣肉に圧迫されて、さっそく快感に咽び泣きそうになった。
ヒルドは、すぐに腰を上下に動かし始め、じゅぶじゅぶと愛液を滴らせる。
「ふう、ふう、んふう♡ はあ、あ、あ、ん、んん、ふう、はあッ。う……ぁ、う、んん♡ はあ、うあ、う、ぅ、ん、ふう、はあ、はあ、ふぁ!?」
上体を起こしたヴィズルはヒルドの華奢な身体を抱き寄せて、自分からも腰を突き上げる。
ヒルドのいい香りが鼻を満たし、さらに興奮の度合いを増していく。
「ん、ふう、はあ……あ、んん、イイッ。ん、ふう、ヴィズル、イイ、気持ちイイよ……ふう、もっと、突いてぇ」
ヒルドは、ヴィズルに抱きついて、腰を動かしていく。時に上下運動ではなく奥深くに押し付けてぐりぐりと円運動したり、キスを求めてきたりと快楽に積極的だ。
「ちゅ、ちゅ、ちゅ、んん……はあ、あ、深い、ん、んんッ。あ、ふう、う、あ、うん、ふう、はあ、はあ、あああぅ」
蕩けそうな声を上げて、快感に身を委ねるヒルド。
「余裕がないんじゃないのか、ヒルド。自分から、ヤリに来たくせに」
「ん、そんなことないよ。まだまだ、んん、いぅ、ふう、ふう、んぉ♡ ん、くうぅ……はあ、ぅう、そんな事、言ってるうちに、ん、ぅ、どんどん射精させるからね!」
ヒルドはヴィズルの首に手を回して抱きついて、激しく腰を上下運動させる。パンパンと肉を打ち合う音が響き、ヒルドの嬌声も一段と大きなものとなる。
「ん、んん、んんん、はあ、れちゅ♡ ん、ちゅ、ちゅぷ、れろぉ、はあ、はあ、んんん、ふう、はぁ、んん♡」
キスをしながらヒルドの腰は跳ね上がる。うねうねと蠢く肉襞が、ヴィズルのペニスに絡みついて扱き上げる。単調な動きに見えて、ヒルドが動く度に射精欲が刺激されているのは事実だった。
そんなヒルドの腰をヴィズルは掴んだ。そして、そのまま力強く膣奥を突く。
「ふ、むッ!?」
ヒルドが目を見開いた。
構わず、ヴィズルは激しく子宮口付近を突き上げる。
「んはッ!? あ、ん、ふうぁ、はあ、んあ、んあ、ああ――――んあ、ふう、ん、んん、急にそんなっんあ、ふあ、んんんッ。やあ、激し、んん、反則ッ!」
「反則なものか。ヒルドのおかげで気持ちよくなってるからな。そのお礼だよ」
「口ばっかりッ。ん、そんなわけないじゃん。こんな、んん、ふう、あああッ。ダメだってばぁ」
「ダメなのか? 気持ちイイのは好きじゃないのか?」
「それは、んん――――!」
答えを聞く前にヴィズルからヒルドに口付けをする。ヒルドが答えることができないように深く舌を押し込んで、ヒルドの舌を押さえつける。
「ふむぅ――――! んん、ん、ふん、んんぅ……ちゅ、ぷ、れちゅ、んあッ、ふ、んむう……ん……んふぅぅ♡」
ヒルドは目を虚ろにして、口付けを受け入れる。自分から舌を絡ませてディープキスに応じながら、腰をぐりぐりと捻ってくる。
「ちゅぷ、んあ、あ――――♡ ん、ふうあ、あ、ふ、んん……んあ、あぁぁ!」
だらしなく顔を歪ませて快楽に喘ぐヒルド。
「き、気持ちイイよぉ♡ ヴィズルのおちんちん、んんふう♡ もうダメぇ、こんな久しぶり過ぎて、ふぐぅ♡ こんな、はずじゃあ♡」
頭を振って、気持ちを落ち着かせようとするヒルドだったが、ヴィズルがそれを許さない。ガンガンと突かれて、ヒルドの表情に余裕はなくなっていた。
「ふひぃぃ♡ んあ、ア、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あぁ! んあ、ふうあ、ああ、い、イクッ。また、イクよぉ、んあ、んお、お、ふぉぉ♡」
ぎゅっとヒルドが身体を痙攣させる。
膣内が締まって、ペニスを締め上げてくる。何度目かになる絶頂だ。そこを、さらにヴィズルが責める。ズンと突き上げると、ヒルドの嬌声は悲鳴にも似たものとなる。
「ひあああああああああああああ! まだ、イッてる、のにぃ♡」
目の前がチカチカとする。声を我慢することもできず、なすがままになってしまう。
「ふあぁ、うあ、んあ、んああ、い、イクの、止まんない! こんなの初めて……ヤバイ、んあ、すごぉい♡」
「ヒルド、さっきからイキ過ぎじゃないか? こんなに締め付けてきて」
「ご、ごめんなさい……だって、ヴィズルが、気持ちイイから。ん、ひぅぅ。また、来るぅ」
「もう一度聞くけど、気持ちイイのは好き?」
「んん、ふうぁ、す、好きだよ! 好きッ! もっと、もっとイキたいッ! ん、もっと突いて! んん、もっと、イカせてぇ!」
激しく腰を振りながら、ヒルドは叫ぶように懇願する。
三千年ぶりのセックスがよほど彼女の琴線に触れたらしい。
すっかり瞳を淫蕩に染めて、よがり狂っている。
「じゃあ、満足するまで付き合ってやる。どうせ、することもないからな」
「うん、うん、お願いします。んひぃ♡ ふあ、んお、ふぐぅ、んああああーーーー♡ はあ、んひ、ひぎぃ、んあ、んああ、奥、奥がイイのっ。もっと奥、奥ぐりぐりして♡」
ヒルドが腰をくねらせる。
彼女の要望どおり、膣奥を責め立てる。ポルチオが相当気に入ったらしい。徹底的にそこを苛め抜く。
「あ゛あ゛、それッ。それがイイッ。んあ、イクイクイク、んんん! ふひ、ひあ、あ、あ……気持ちイイ、頭変になる、んあ、ふひぃぃ♡」
絶頂するたびにギチギチとまるでペニスを食い千切ろうとしているのではないかというほど強く締め付けてくる膣肉。
柔らかいのに強く、愛液でぬめりながらペニスを満遍なく愛撫してくる。カリが襞に引っかかり、それがまた大変に気持ちイイ。
「俺も射精するぞ、ヒルド」
「んん♡ あ、待って、今は……今はッ」
ヒルドが待ったをかけたその直後、ヴィズルのペニスは知った事かと容赦なく射精する。絶頂の余韻覚めやらぬ中、膣内に吐き出された熱い魔力の塊は、ヒルドを今日最大の絶頂に導いた。
「はひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいッ♡」
上体を思い切り反らせて、嬌声を上げる。
まるで、それは火山の噴火のような激しさで、全身を駆け巡る。
「ああああああああ、い、イッてる。い、イキ過ぎ、んあ、ひ、あ、あ、ああああ♡ 精液、子宮に来てるぅ♡ んおおおおおおおおッ♡」
射精の実感を得ると、さらにヒルドの身体は敏感になる。もっと精液を搾り取るために、ヒルドの意思を無視して昂ぶってしまうのだ。
「ああぁ、ああぁ、ああぁ、んああああああぁ……ん、ふぇあ♡ んあぁ、はあ、ん、ふひぃッ! ああ、い、イクのぉ♡ んああ、気持ちイイぃ♡ はあ、はあ、んああああああああああ♡」
ヒルドの痴態に、ヴィズルの興奮も最高潮に達する。
ヒルドが体力を使い果たそうとも、彼女の身体は勇士の精を求めて奉仕してしまう。
連続した絶頂で息も絶え絶えといった様子だが、しかし苦痛を感じてはいないようだ。快楽に蕩けきった表情はだらしなく、アヘ顔を曝している。
「はひ、んはッ、あ、あ――――イク、イクイク、イキます。また、イクぅ♡ んはあ、もう、らめぇ、んあ、ひあああああああ♡」
ヒルドは何度も絶頂し、ヴィズルの精を膣に受けた。
ガクガクと震えるヒルドの身体をがっしりと押さえつけてヴィズルは繰り返し精液を注ぎ込む。その度に、迸る魔力がヒルドの身体を犯していった。
「はあ、はあ、はあ、はあ、んああ、もっとぉ……♡」
ヒルドはリズミカルに腰を上下に振って、ヴィズルのペニスを扱く。抱きついて、ディープキスもする。何度も繰り返し身体を重ね、対面座位のまま何時間も交わり続けている。
そんな折、唐突に部屋の扉が開いた。鍵が掛かっていなかったのである。入ってきたのはオルトリンデであった。
オルトリンデは、ヴィズルと繋がったヒルドを見て固まった。
「ヒルド……?」
「あれ、オルトリンデ? 見回り、終わった?」
「あ……はい……どうして……」
「ん? オルトリンデが昨日、ヴィズルとしてたから、あたしもしたいなって思って、んあ♡ ん、ふぇあ……あん♡ ヴィズルって、すごいんだね。はあ、ん、おなか、いっぱいだよぉ♡」
振り返るヒルドの表情は、そうと分かるくらいにすっかり堕ち切っていた。
とても気持ちよさそうにしている。今でも繋がったままで、オルトリンデの来室にも動じていない。もとより、ワルキューレは同じモノだ。根幹で繋がっているので、姉妹と言いつつ自分の分身のようなものなのだろう。その感覚はヴィズルには分からない、ワルキューレ特有のものだった。
ヒルドは、事ここに至るまでずっとオルトリンデとの同期をしていなかったので、オルトリンデはヒルドの行動にまったく気付かなかったのだ。部屋に入ってきて、初めてヴィズルとヒルドが交わっている光景を目の当たりにしてしまった。心の準備ができていなかったので、途方もない衝撃を受けた。
「あ……ぅ、えぇと」
「ふふ、オルトリンデもこっち来る?」
「え?」
「おい」
ヒルドはなんてことないかのようにオルトリンデを誘う。
「ヴィズルはまだまだ元気だし、オルトリンデも一緒にしようよ。この後、暇でしょ?」
頭が真っ白になったオルトリンデに、ヒルドが嫣然と微笑んで誘いをかける。
オルトリンデは、生唾を飲んだ。
ヒルドとヴィズルの結合部が丸見えだった。自分も、ヒルドのような顔をしてヴィズルに抱かれていたのだろうかと思ってしまう。
きっと、そうだったのだろう。自覚はなかったが、こうしてヒルドの姿を見てしまうと分かる。
ヒルドのことがすごく羨ましかった。そして、同時に悔しいという思いも芽生えた。胸中に発生する、染みのような感情の小波は、オルトリンデの起伏の少ない表情にも少なからず変化をもたらした。
「わたしも、一緒にいいんですか?」
「いいよいいよ、一緒に気持ちよくなろう」
にへらと笑うヒルドに、オルトリンデは同意した。
根幹を同じくする以上、思考回路は同じだ。言葉を交わすでもなく、自然と同じ結論に行き着く。頬を上気させたオルトリンデは、ヴィズルを見つめて近付いてくる。
ヒルドは、それでも結合を解こうとせず、まだまだ搾り取るつもりでいるようだった。
ヒルドは、明るくてフレンドリーなんだけど、時々機械的なのが魅力。
友達に対してもケリィ並に非情な判断を平然と下せそうな感じがする。
でも、一昔前の負けヒロイン系幼馴染ポジの気配もする。
以上、勝手な妄想でした。