「え.....あ.....〜っと...」
「ま〜た、お前何かしようとしてたな」
「あたっ」
ビシッとおでこを叩かれ、シノアは痛がる。その後ジト目で優を見つめる。
「優さん酷〜い」
「寝込みを襲うお前の方がひでぇっての。もう少し寝させてくれよ」
と言って、優はベッドに倒れた。
「ったく.....もう少しだったのに....」
と、シノアは呟くと、自分の唇をなぞった。
・・・・・・・
その後基地に戻り、報告を終えた一行は二日の休暇を貰った。
・・・・・・・
「ん?」
優の部屋のインターフォンが鳴る。
お客さん?こんな時に?こんな所に?誰が?と、優は頭で考えながらドアを開ける。
「はーい。.....って、シノア?」
そこには、普段着のシノアがいた。なんだか、いつもと様子が違う。何故なのかは優には分からなかった。
「どした、お前」
「え、あ〜、その、昨日の事を謝りに来たというかなんというか.....」
「あ〜、別に気にしてねぇよ。お前ならいつもの事だって思ってるからな」
「それ、軽くバカにしてません?」
ムゥ...、と頬を膨らますシノア。そして、相変わらずの優に今伝えたい言葉をハッキリと声に出した。
「心配なんですよ。貴方が」
意外な言葉に優の動きが止まった。シノアはハッと我に返り顔を赤くして俯いた。
「お前...」
「わ、私には分からなくて。なんで、そこまで自分の家族を大切に出来るのか。そのために自分を顧みず犠牲にできるのかり私には....分からなくて。だからそのまま貴方の背中を追うことしか出来なくて、私は....」
俯いていてわからないが、シノアの声で何となく表情は察した。優はため息を吐いて頭をかくと、口を開いた。
「家族を大切にすんのは当たり前だろ?それに、お前だって納得してくれたろうが。俺たちの方針を。だから、お前を大切に思うのも当たり前だ」
「私の....事も?」
弱々しく尋ねてくるシノアに優はしっかりと頷いた。
「おう。お前も守る。俺が全力でな」
「そう....ですか。私も大切....なんですね」
「そうだ。大切.....ん」
ふとシノアが前に出てきたと思うと、急にシノアされてた事に優は止まってしまった。
「ん....んぅ....んん....ちゅ....」
「ん??....んっ...んんん!!??」
急にキスをされた。
何故なのかは優には分からなかった。その影響で、シノアを包みそうで包まない腕の距離であたふたしている。
というか、シノアが離れてくれない。甘える子供のようにキスをしてくる。
「優..ん..さん......んんぅ...」
のめり込むように唇を押し付けてくる。その瞳は少し濡れているようにも見えた。
そして、優は息が持たなくなりシノアはひっぺがした。
「んっ...んん....っぷは!....おいっ!」
お互いに息が荒いまま見つめ合う。
「なんだ、お前。昨日からおかしいぞ」
口の周りに着いた唾液を拭いながら優は言った。
シノアも俯いて荒い息のまま、口の唾液を拭いながら答えた。
「はい。なんか、変なんです。貴方のことを考えると、こんなにも自分が抑えられないんです。貴方をこんなにも求めてしまう。貴方をこんなにも欲しがってしまう。こんなの私だって初めてなんですよ....」
俯いているが上目遣いでこっちを見てくるシノアを見て、優も体が熱くなるのを感じた。
さっきのキスのせいなのか、異様にシノアが可愛く見える。いつものヘラヘラした態度とは違う。本当に一人の女の子に見えてくる。
「くそ.....」
優は小さく呟くと、シノアを壁に押し付けた。
「あ....」
「こんな事したんだからお前....わかってるよな?」
優だって男だ。こんな事を女子からされたら自分でも抑えていられない。そんな優の鋭い視線にシノアは息を飲んで身を少し捩ると、ゆっくりと頷いた。
「んっ...んっ...んんん.....」
今度は優からキスを仕掛ける。
「んじゅ......んふぅ....ちゅ....優さん...」
「んちゅ....シノア....んく」
壁ドンからのキスはシノアの体を仕上げるのには十分だった。キスが終わるとシノアはもう既に『出来上がって』いた。キスを終えて体を離すと、シノアの息は荒くなり、瞳が潤んでいる。更には押さえつけられていた自分の手を優の手に絡ませた。そして、艶のかかった唇を、ゆっくりと開いた。
「今だけ....」
「......あ?」
「今だけで.....いいので、私を....」
シノアは握っていない反対の手で優の頬に手を添えた。
目を見ると疑うまでもなくキス待ちの顔だ。
「ち.....」
優はまた軽く舌打ちをして、シノアの望むことをした。
・・・・・・・
「んっ...ふぅ....っは......はぁんむ......」
頬張る様に優とのキスを貪るシノアは、キスの度に足の力が抜けてズルズルとへたり込む。
「大丈夫か?」
「あ...はは。気持ち良くて力が抜けて」
「ベッド.....行くか?」
「ふふっ....はい」
シノアは軽く笑うと、笑顔でそう答えた。
・・・・・・・
「んっ....あっ.....やぁ...優さん、気が早いです」
優はベッドに着くなり、シノアを後ろから抱き寄せ、服の中をまさぐり始めた。
「なんか....体が勝手にさ....」
「ちょっと盛すぎ....んっ.....んんっ!」
突然、シノアは顔を掴まれキスをされると、自分の胸を触られていることに気づいた。ブラジャーの中に手を入れられ、そのまま撫で回す様に揉まれている。
「んっ....ふぁ....そんな触り方......っっ」
「すっげ、柔らかっ....っはは」
優の手が動く度にシノアの体から力が抜けてゆく。優の手を止めようにももう片方の手は恋人繋ぎで繋がっている。
「あっ.....や、そこっぉ....ちょっとぉ.....ふぁ!?」
撫で回す様に揉まれていた胸に突然別の刺激が襲ってきた。あまり大きくない胸に出ている小さな突起を優は指で転がして刺激する。
「やだぁ....その触り方、何処でっ.....ぁんっ」
指先でこねくり回し、少し抓る。これだけでも、シノアは十分に反応する。
(なんだかんだ言って、女なんだな。コイツ)
「んぁっ....っ.....やぁ....」
ゆっくりと力が抜けるように、シノアはベッドに倒れてしまった。仰向けに倒れたシノアは優と目が合ってしまう。お互いに肩で息をするぐらいに興奮している。目を合わせただけでシノアも優も何をしたいのかは通じあってしまった。
「下.....触るぞ」
シノアの耳元で囁くように言うと、シノアはまたゆっくり頷いた。
「んっ.....っ....あ....あぁ.....」
下の入口を撫でれるだけでも、快感が襲ってくる。自分で触っている時とは大違いだった。
「ぁん.....っ!?」
「あ?」
シノアが体を弾ませると、慌てて優の腕を押さえつけた。
「ここ、弱いのか?」
そのまま同じ所を指で押す。
「ひあ!」
「お.....すっげぇ声」
今までにない声を上げてシノアは口を自分で塞ぐ。顔を覗くと真っ赤になっている。
「やっぱ、恥ずかしいのか?」
「.....ったり前じゃないですか、他人に触ってもらうのは初めてなんですから」
「じゃあ自分では触ってるわけだ」
シノアはまた顔を赤くした。
「..........はい」
「っはは、結構意外だな」
「何も、笑うことはないじゃないですか」
「お前みたいな奴ほどこういうのには疎いと思ってたからなぁ」
「へぇ、優さんでも「疎い」とか知ってるんですね」
「馬鹿にしてんのかよ」
「んぅ!」
やり返しのように、また入口を強く押される。何度かまた撫でた後に手を離す。糸の絡んだ液を見て優は熱っぽい息を吐いてまた、シノアの耳元で囁いた。
「そろそろ....いいか?」
「はい....下さい。優さん」
指を絡めて手を握る。
怖いから、安心したいから、身を委ねたいから、そして何よりも、貴方を感じたいから....。
・・・・・・・
「っ、い....くぞ?」
「はい」
優はソレを入口に押し当て、そのまま押し込む。まるで何かの膜を破るような感覚を二人は覚える。
「〜〜!!」
「だ、大丈夫か?」
優は慌てて聞くと、シノアは涙ながらに優に手を伸ばした。
「お、思ったより痛くて.....すみません。少し、ギュッてしてもらっていいですか?」
「ああ....」
シノアを抱きしめて、優は少しづつ腰を前に出す。
「っ....んんっ....すごっ....ほんとに、入っ....てぇ....」
肉を掻き分ける感覚と耳元でのシノアの荒い息が優の熱をさらに上げる。
「シノアっ...」
「いぅ....!」
強めに押し込むと、シノアも反応して腕の力が増す、最奥に到達した頃にはシノアの顔が蕩けていた。
「はぁ.....はぁぁぁ.....全部、入ったんです?」
「あぁ、一応な」
荒い息のせいで体全体が上下に動いているシノアを見て、優も興奮を抑えていられなくなった。
「.....」
「ゆ、優さん?」
少しの沈黙の後に優はシノアに覆い被さるように体制を崩した。
「悪い.....シノア」
「へ?.....あっ、やっ!ちょ、優さ....ひぃあ!?」
一回、大きく腰を前に突き出す。シノアはビクリと体を揺らし、喘ぐ。
優はそれを聞いて止まれなくなってしまった。
「やっ....優さっ....まっ....て!強すぎてっ....あぁっ!」
「シノア....シノアっ!」
必死に、夢中に、求めるように、優は腰を振る。
シノアの声をしっかり聞きながら。途中で動きを止めて、シノアをうつ伏せにして、バックの体制にした。
「ちょっと優さん?!ま、待ってください!少し休ませ....んあ!?」
シノアの静止を聞かずにそのまま一撃。子宮へねじ込むかのようなピストンにシノアも、耐えられなくなっていく。
「んっ....ぐっ、あっ、はっ....っ.....んっ」
はしたない声だけは、はしたない声だけは、と心で耐え、声を抑えている。それもそろそろ限界だ。全身の力が抜けて、舌がだらしなく口から出てきた。
「はっ、はっ、はっ....しゅっ、ごっい、これぇ....」
もう、まともに言葉も喋りづらくなってきている。
「はぁ、はぁ、シノア.....!」
「あっ.....ゆう、ふぁん...?」
名前を呼ぶと同時に優に抱き寄せられ、シノアはそのままキスをした。
「ん....んふぅ、んぅ....んはぁ...優さん...好きぃ....」
「っ!」
「んぉ!?」
シノアの言葉にトドメを刺された優は子宮を潰すかのようなピストンをシノアに食らわせた。シノアもそれを食らってしまい、ついにはしたない声を出してしまった。
そこから優の激しさは増した。
「あっ!あっ!あっ!っ〜〜〜〜.....ひゃぅん!!」
「シノア!シノア!」
「あ、や、激しっ.....優さん、まっ.....んぉっ!」
ゴリゴリを膣を削られる様なピストンにシノアの腰が勝手に浮いてきた。
「おっ、ほっ、すご、これらめ、も、イキそ....ぅ!」
「シノア、俺も、ヤバい...っ!」
シノアの手をしっかりと握り、優はラストスパートをかける。シノアも飛びそうな意識を何とか保ち優の手を握る。
「優さっ....むり....もう.....イク、イクイクイク!!」
「シノア、俺もィクっ!っぐ、うあぁ!」
「んっ、っあ゛あ゛あぁ!」
また、大きな一撃を浴びた後、優とシノアは同時に果てた。脈打つ優を感じながら、膣中に注ぎ込まれる、優の愛を感じ取りながら、シノアは最果ての快感を噛み締めて感じ取る。
「っはぁ、はぁ、はぁ、シノア.....大丈夫か?」
「っ、はい。なんとか、凄すぎてトんじゃいそうでしたけど、あはは....」
そのまま繋がったまま二人は倒れ込んで、余韻に浸った。すると、シノアが握っていた手を感触を確かめるように握り直す。
「優さんの手....」
「あ?」
「おっきくて、あったかくて、安心します。やっぱり、大好きです。優さん」
ふわりと微笑んだシノアを見て優も顔を赤らめると、シノアをまた抱き寄せた。
「俺もだ。シノア」
終わり。
「シノア〜?なんだやっぱりいないのか。仕方ない。私も大人しく自室で.....ん?君月?どうしたそんな所で体育座りで」
「隣が、隣が..........」
「なんだ、優がどうかしたのか?」
「これを見ろ!」←何故かモニターを取り出し三葉に見せる。
「な、なんじゃこりぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
「ねぇ、2人とも.....やめよーよぉ.....」
「今回は邪魔しなかったの?」
「野暮なことは言うものじゃないよ、アシェラ」