メタっぽいところがあるかも?
エロ無しです。
一時期ツンデレというのが流行った時がある。
棘のある言葉、そっけない態度…そしてそれが一転。
嘘のようなデレっぷり。そう、あまりに突然なデレ。
はぁ?
今さっき「こっち見んな!バーカ」と言ったばかりなのに、どうして潤んだ目で「大好き…」なんてほざきやがりますか?
いや、ほざけるのですか?
ツンデレと似たようなもの…クーデレというのもありますね。
普段周りにはクールなのに、想い人の前ではデレる。
もしくは持ち前のクールさが好きな人の前では無力化する。
…はっきり言いましょう。
バカなのですか?
情緒不安定ですか?
死ぬんですか?
…コホン。つい取り乱してしまいました。申し訳ございません。
…ところでなんでこんな話をしているかって?
あぁ、そうですよね。
…簡単な話です。
私が嫌いだからですよ、ツンデレとかクーデレっていうのがね。
とは言え、どこぞのツンツンな駆逐艦たちのことが嫌いっていうわけではないのでご心配なく。
…本当にご心配なく。
…ですが。
なぜか巷では私をクーデレだと錯覚した…いや、クーデレに仕立てあげたい司令がいるみたいで…。
鉄仮面な私が最終的にデレデレになっちゃう作品が多いこと多いこと…。
本当に下らない限りです。
私はそんな情緒不安定な女ではありません。
…そういう方が需要がある?
なるほど私の意志は無視ですか。そうですか。
所詮、私は貴方たち司令の欲望のままに…ということですね。
本当に下らない。
ありえませんよ?そんなこと?
私が貴方たちにデレるとお思いですか?
「…何か落ち度でも?」と鋭い眼光を向けた、まさにその直後。私が「しれぇ…ゆるしてぐだざいぃ…」と泣き付くとお思いですか?私が潤んだ瞳で、「しれぇ…」と舌足らずな妹のように貴方を呼び、抱きついてくると思いますか?
本当にあり得ると思いますか、そんなことが?
…ほう。
どうやら司令の頭の中はお花畑なんですね。
こんな問いをした自分が馬鹿らしいです、えぇ。
あり得ません。
もう一度言いますね、あり得ません。
司令の前でだけは本当の姿が出ちゃう?想いが溢れちゃう?司令のことだいしゅき?
…フッ、思わず笑ってしまいますよ。
随分と虫酸が走るような趣味をしていますね。
ドン引きです。
下らない。本当に下らない。
あぁ、なんて可哀想な人なんでしょう。
私が一生言うはずのない言葉、一生見せることのない態度を夢見て生きる貴方たち…司令という存在。
幻想ですよ、全て。
本当に哀れでなりません。
………気持ち悪い、キモいです。
はっきり言ってキモいんですよ。
貴方たちの存在が……!
……カチッ。
こ、こんな感じでいいでしょうか…?
…最高ですか!?嬉しいです!!!
ですが、なんでまたこんなことを……。
私に罵倒されたいだなんて…司令も悪趣味です!
しかも録音までするなんて……。
不知火は…不知火は本当は言いたくないんですよ、司令の悪口なんて……。そ、それでも…司令が言って欲しいというので、不知火は…不知火は頑張ったのです!
…え?
きゅ…急に褒めないで下さい!
心の準備が…まだ出来てないんですから!
なっ!?
だ、ダメですよ!いきなり頭を撫でるのは卑怯です!
本当、卒倒してしまいます!
……あ。
や、やめてしまうんですか?
…そ、そうですか。そうですよね、人の嫌がることはしない。それが司令の良いところですから……。
…でも、やっぱり。
な、撫でてください。やめないでください。
え?
…そ、そんな!!?
嫌じゃないです!司令のこと大好きです!!
…さっきの演技も妙に現実味があった?
そ、それは司令に喜んでもらいたくて……!!!
…なっ!?
そ、そんなわけないじゃないですか!?
私が…私が司令のことを本当は嫌ってるなんて!!?
そんなことあり得ません!!!
……ダメです!
ダメです、そんなこと!!!
居なくならないでください!
司令の為なら不知火は…!不知火はなんでも出来ます!
何でもしますから!何でもしますから!!!
居なくなるのはダメです。そんなの絶対ダメですよ…。
…え。
う、嘘?
からかったのですか…!?
……。
いじわる。
司令はいじわるです!不知火がどれだけ……!
…あ。
ず、ずるいですよ。今さら撫でるなんて……。
…やめないくださいよ?
これじゃあ、もう何も言い返せないじゃないですか。
しれぇ…。
大好きです。
その後、ぬいぬいは見事に司令に食べられてしまいましたとさ。おしまい。
次の内容についてアンケートを取りたいと思います。お気軽にご参加下さい。※話が出来るのはいつになるか未定です。作品が前後する場合もあります。エロか非エロになるかはこちらで決めます。思ってたのと違う…ってのはご容赦下さい。
-
朝霜が鎮守府の皆に嫌われている話。
-
瑞鶴が提督を爆撃して殺してしまう話。
-
霞がYoutuberになる話。
-
潮がグレる話。
-
五十鈴が牧場へ遊びに行く話。