※この作品はR-18です。

2コマ堕ち的ハーレムエロす in ガルパン   作:槇村 a.k.a. ゆきむらちひろ

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西住姉妹、大洗入り
11:※ラブラブ一直線/柚子、みほ&まほ


 恋人と一緒の学園に通っている。

 それだけで毎日がこんなに楽しくなるものだとは思いもしなかった。

 

「おはよう、俊一くん」

 

 朝、玄関を開けると制服姿の柚子が笑顔で挨拶してくれる。

 朝イチの登校前に、可愛い女の子が迎えに来てくれるなんて最高だよね。

 

「おはよう、柚子さん」

 

 オレも挨拶を返しながら、彼女に軽くキスをする。

 ちゅっ、と、唇が触れる程度のもの。柚子は嬉しそうに受け入れて、微笑む。

 これだけでもう、1日が楽しくなること請け合いだ。

 キスは日課。

 素晴らしい。

 朝の挨拶とキスを交わしてから、連れ立って登校する。

 あれこれと会話をしながら歩き。

 並んで学園の正門をくぐって。

 手を振ってから互いの教室に別れていく。

 周りの目?

 むしろ見せつけようよ。

 

「不真面目な態度ではいられないし、勉強にも身が入るってもの」

 

 午前中の授業をこなして、昼休みになる。

 昼食は食堂で。柚子に生徒会などの予定が入っていなければ、一緒に過ごすことが多い。

 しかも柚子はわざわざお弁当を作ってきてくれる。お弁当箱を指し出してくる彼女の、ものすごく嬉しそうな顔といったら。可愛くて嬉しくて、胸キュン必至。

 逆にオレの方も弁当を作ってきて、柚子に差し出したこともある。この時はえらく驚かれた。同時にものすごく喜ばれたけど。

 そんなふうにして食事とおしゃべりを楽しむ。時には、会長さんがニヤニヤしつつ絡んできたり、広報さんから嫉妬混じりに突っかかられたりすることもあるけれど。おおむね穏やかにお昼時を過ごしている。

 女の子と一緒にお昼。優雅な青春だね。

 

「満足感いっぱいで、午後の授業なんてあっという間だ」

 

 午後の授業をこなせば、放課後だ。

 今のところ、オレはどこか部活に入っているわけでもない。放課後は基本的にフリー。

 一方で、柚子は生徒会の仕事が入ることが多くて忙しい。なので、それぞれの都合に合わせて過ごしている。

 時々、会長さんに「ちょっと手伝って」と強引に駆り出されたりするけれど。その時はまぁ、多生の縁ということでできることは手伝っている。誰でもできるような雑用だけどね。

 というか。一緒に雑用をこなす生徒会スタッフの面々にも、オレと柚子の仲は伝わっているようで。最初は何かとスタッフ女子たちに恋バナを求められたりした。恥ずかしそうにする柚子の姿が眼福だった。

 一度調子に乗ってノロケ話をしようとしたら、真っ赤になった柚子に止められたことも。

 そのじゃれ合い方がいかにもラブラブに見えたみたいで、後で「ごちそうさま」と言われたりした。どういたしまして。

 

 

 

 平日はそんな感じ。できるだけ顔を合わせようとはするけれど、案外それぞれ自分のことを優先にして過ごすことが多い。

 けれど週末になれば、さぁイチャつくぞとばかりにデートをする。

 

「俊一くん、今日は何をしようか」

「とりあえず、一緒に歩きながら決めよう」

 

 学園艦のあちこちをぶらついたり。

 ウインドウショッピングを楽しんだり。

 公園に出向いてまったりしたり。

 はたまた、オレの部屋に引きこもってダラダラしたりとか。

 その日の気分によって、過ごし方はいろいろだ。

 ちなみに柚子は寮住まいなので、彼女のところにオレが出向くというのは最初から選択肢に入っていない。

 自分で言うのもなんだけれど、年相応に健全なデートをしているな。

 

 

 

 もちろん、エッチなこともする。

 抑えきれない欲望にまみれて、濃いめに過ごしたりもする。これもある意味、年相応だ。

 

「ん、ちゅ、ちゅぷ、ふぁ、ん……」

 

 オレの部屋で、ベッドに腰掛けたオレの股間に、柚子が顔を埋めている。

 身体を重ね続けるうちに、いろいろとして欲しいことを教え込んでしまった。

 フェラチオもそのひとつ。

 

「俊一くん、気持ちいい?」

「すっごく、気持ちいい」

 

 気持ちいいか尋ねてくる彼女に、ノータイムで返事をする。声を掛けながら優しく頭を撫でると、柚子は嬉しそうに笑みを浮かべて、またチ○コを咥え込んだ。

 もともと世話好きな性格だったのもあってか、柚子は尽くしたがりなところがある。

 オレのお願いに応えて、喜んでくれると自分も嬉しい。

 そんな様子を見せてくる。

 嬉しそうな彼女を見てついつい、調子に乗っていろいろなことをお願いしてしまった。

 思い切りハグをしてみたり。

 膝枕をしてもらったり。

 お弁当をあーんしてもらったり。

「キスは日課」も、これがきっかけで始まったものだった。

 そういった健全っぽいものから、フェラチオみたいなエッチなことまで。恥ずかしがりながらも応えてくれる柚子が、可愛くて嬉しくてもう、といった感じで仕方ない。

 ついには「着衣プレイが好き」という性癖まで暴露してしまって、やっちまった感に身悶えしたりもしたけれど。それはさておき。

 そんなこともあって。今日は一緒に学校から帰宅して、オレの部屋に立ち寄り、制服を着たまま柚子にフェラチオをしてもらっている。

 こんなことをさせて申し訳ない、という気持ちと。

 ここまでしてくれることに対する悦びが、ない交ぜになって。

 オレはひどく興奮していた。

 

「んっ……。ん、ちゅ……。ふは、んむ……」

 

 柚子の、ゆったりとしたフェラチオが堪らなく気持ちいい。

 陰茎全体を根元から舐め上げてくる。

 舌先を突き出して、つつつ、と這うように。

 上に、下にと柚子の舌が動き回って。

 もどかしいような気持ち良さがこみ上げてくる。

 

「れろ、んっ」

「ふぉ……。柚子さ、ん」

 

 彼女の舌先が、亀頭の裏側から尿道へと伸びていく。

 チロチロと、スジに沿ってくすぐられる感覚。

 それが、カリの窪み、傘の部分、カリから亀頭の表面までまんべんなく広がっていく。

 

「あ、ん。ちゅ、んむ……」

「あったかい、気持ちいい、柚子さんの口……」

 

 次いで、ぱっくりと、亀頭全体を咥えてきた。

 柚子の口の中の粘膜が、亀頭を舐め回して、唾液まみれにする。

 舌が控えめに、裏筋からカリまで絡みついてくる。

 唇が、陰茎を緩く締めつけつつ、もごもごとうごめく。

 さらに、ちゅっ、ちゅっ、と吸われるものだから。

 気持ち良くてたまらない。

 

「はぁ……。柚子さん……」

 

 下半身に広がる快感に酔いしれながら。彼女の頭に手を置いて、撫で回す。少しでもこの気持ち良さが伝われとばかりに。

 オレの手の動きに気を良くしたのか。チ○コを咥える柚子の口の中で、舌の動きが大きくなる。亀頭全体をゆったりと、包むように舐め回してくる。

 特に敏感な先っぽは、彼女の舌の奥あたりで常に撫でられているような状態。柔らかくてぬめぬめした感触が、オレの快感中枢を激しく刺激する。

 

「ごめん、柚子さん。気持ち良過ぎて、もう限界きちゃう」

「んむ、ん、ちゅぷ……。はぁ、んっ……」

 

 オレのギブアップ寸前の訴えに、柚子さんはチ○コから口を離した。

 口元から少し垂れる唾液が、エロい。

 

「柚子さん、お願い」

「わたし、どんどんエッチな子になっちゃう……」

 

 そんなことを言いながらも、お願いを聞いてくれる彼女が愛おしくてたまらない。

 柚子が、制服の上を脱ぐ。

 シャツも脱いで、上半身はブラジャーだけの姿に。

 背中に手を回して、ホックを外し、ブラジャーも取ってしまった。

 上半身裸になった柚子が改めて、勃起したオレのチ○コの前に座る。

 ほよん、と柔らかく揺れるおっぱい。少し芯を持ったようにツンと上向いた乳首。

 彼女は自分でふたつの大きな膨らみを持ち上げて、胸の谷間を広げた。

 そして、オレのチ○コに押しつけてから。

 

「えいっ」

 

 おっぱいを外側から内側へと寄せて、チ○コを挟み込む。

 つまり、パイズリだ。

 自分のチ○コが、大きなおっぱいに包まれている感触。アソコとも口内とも違う柔らかさが下半身から伝わってくる。鋭い快感ではないけれど、これはこれで気持ちいい。

 けれど、それよりなにより。

 

「あの、俊一くん?」

 

 チ○コをおっぱいで挟みながらこちらを見上げてくる、柚子の姿がチ○コに響く。

 

「やばい柚子さん。これ、癖になりそう」

 

 腰回りに、おっぱいの柔らかさが押しつけれられる。

 これがまた、快感というか。

 なんだか嬉しい。

 でも快感の面でも、もう少し楽しんでみたい。

 

「柚子さん。胸で挟んだまま、チ○コに擦りつけるようにしてみて」

「んっ……。こう、かな」

 

 おぉ、これは……。

 柚子が、自分の胸を手のひらで持ち上げる。それだけで、挟まれたチ○コが強く擦られる。

 ふわふわだけれどみっちりとしたおっぱいが、勃起したチ○コをたっぷりと包み込む。

 その上で、もちもちとした吸いつくような肌が、まんべんなく擦り上げて刺激を与えてくる。

 ついさっきまで口で咥えてもらっていたおかげで、唾液でぬるぬるになっている。

 それがまた、おっぱいとチ○コが擦れ合うのを滑らかにさせていた。

 むにむに、しゅるしゅる、にゅるにゅると。

 彼女の胸が動けば動くほど、擦れれば擦れるほど、気持ち良くなる。

 

「柚子さんごめん。本当にやばい。気持ち良くて出ちゃう」

 

 下半身の奥の方、睾丸のつけ根から精がこみ上げてくる感覚。

 チ○コを包むおっぱいの気持ち良さを少しでも長く味わおうと、射精感を我慢する。

 あふれ出そうになるのを少しでも遠ざけようと、ついつい腰を突き出してしまう。

 それが柚子にチ○コを突きつけるような形になって。

 より深く、彼女のおっぱいと密着することになり。

 胸の谷間の中でさらに、みっちりと包まれてしまう。

 また快感が増して、射精をこらえるのがより苦しくなり……。

 気持ちいいけれど、苦しい。でも気持ちいい。

 

「俊一くん、すごく嬉しそう」

 

 柚子も、気持ち良さに震えるオレの反応を楽しんでいるところが見られる。おっぱいをぐにぐにと動かして、身体まで揺すりながら、チ○コを弄んでくる。

 柚子のおっぱいに包まれたチ○コ。

 胸の谷間からのぞく亀頭。

 自分の胸を揉みしだき、息を少し上気させながらまじまじと見つめている柚子の表情。

 

「あ、くっ」

「きゃっ」

 

 腰が震えて、いきなり射精感が爆発した。

 こらえる余裕もなく、柚子のおっぱいに包まれたまま思い切り射精してしまう。

 いきなりの射精に彼女も思わず声を上げた。胸はもちろん、柚子の顔にまで射精が届いて、ベタベタに汚してしまう。

 ……思わぬところで、ぶっかけを経験してしまった。

 何というか、年上のお姉さんを染めるみたいな背徳感がこみ上げてくる。

 無意識に、腰が動く。柚子の胸の谷間にチ○コを挟まれながら、ぐいぐいと腰を動かすのが気持ちいい。射精後の気怠さが、おっぱいの柔らかさでほぐされていくような感じだ。

 はふぅ、と、心を落ち着かせるように息を吐いて。

 

「いやいや、はふぅじゃねぇだろオレ」

 

 自分が何をしているかに気づいて慌てる。

 勝手に彼女の胸を堪能して、一方的にザーメンまみれにしておいてその態度はどうかと。

 

「ごめん柚子さん。勝手に吐き出して満足するとか、本当にごめん」

 

 さっきまでの気持ち良さや心地よさをすっとばして。オレはわたわたと濡れティッシュに手を伸ばした。柚子と同じ目線まで腰を落として、彼女の顔や胸に飛び散ったザーメンを拭い取っていく。

 自分でやっておいて、勝手に慌てているオレの姿が滑稽だったのか。柚子はくすくすと笑いながらじっとしている。

 

「俊一くん、綺麗になった?」

「とりあえず目につくところは。あ、風呂。風呂沸かしてさっぱりした方が」

 

 ばたばたと風呂場に向かう後ろで、柚子のこらえるような笑い声が聞こえた。

 ちなみに慌てている間ずっと、下半身が丸出しだった。

 ひょっとして彼女が笑ってたのはこれのせいだろうか。

 風呂に入る直前に気づいて少しへこんだ。

 

 

 

 そんな感じで、イチャイチャしたりエロいことをしたりしながら、大洗の学園艦での生活を楽しんでいる。

 柚子との関係は特に隠そうとしていない。

 人前で親しく接するのをためらったり、変に態度を変えたり、なんてことはしない。さすがに恥ずかしくなるようなことはしないけれど。クラスメイトの前でキスをするとか。そこら辺の節度とか羞恥心とかは、もちろんある。

 ある、つもりだったんだけど。

 傍から見ると、どうやらそうでもないらしい。

 先輩で生徒会副会長の柚子とオレが恋仲だ、というのが、あっという間にクラスで話題になった。クラスメイトの女子たちの食いつきがかなりのもので、さすがは元女子校と思ったね。

 でもオレと彼女の仲を見たり聞いたりするうちに、クラスメイトたちが「バカップルって言葉を実際に使うとは思わなかった」と言ってきたのは少しショックだった。

 

「バカップルに見えるんだってさ」

 

 それを柚子に言ったら、彼女は顔を真っ赤にしてしまった。オレと一緒で、いかにもカップルがはしゃいでる、みたいな意識は表に出していないつもりだったらしい。

 

「いやいや。小山も大瀬良くんも、丸分かりだったよ?」

「面の皮が厚い大瀬良はともかく、柚子ちゃんまで無意識に惚気てたなんて……」

 

 オレと柚子の認識の仕方に、会長さんと広報さんが揃ってツッコミを入れてきた。

 マジかよ。

 でも考えてみると、みほともまほとも、常にベタベタしてたから。オレ、そのあたりの感覚が少しずれてるのかも。

 

「でもまぁ、困ることはないし。別にいいでしょ。オレと柚子さん、バカップルで」

「開き直って、カノジョとイチャつくのを取るのか。ある意味、男らしいねえ」

「公然とオレのオンナって振る舞えるんだから、むしろいいこと尽くしじゃないかな。ほら、柚子さんってモテそうじゃないですか」

「確かに。あれかい? もうツバつけてるんだから手を出すな、みたいな」

「柚子ちゃんをモノ扱いするな!」

「本当に桃ちゃん先輩は、柚子さんが大好きですねー」

「やめろ! お前に桃ちゃんとか呼ばれたくない!」

「あれだよ。かーしまは、小山を取られて寂しいんだよ」

「何言ってるんですか会長!」

「桃ちゃん先輩、顔が真っ赤っすよ」

「だから桃ちゃんと呼ぶな!」

「うぅ……。恥ずかしいから俊一くんも会長も桃ちゃんもやめてぇ……」

 

 気がつけば、会長さんとオレとで、広報さんを弄り倒している。

 柚子と恋仲になってから、会長さんこと角谷杏先輩、広報さんこと河嶋桃先輩との接点が増えた。まぁ大抵は、会長さんがからかってきて、広報さんが突っかかってくるんだけど。で、それを柚子がなだめて、オレと会長さんが改めて広報さんを弄るのが定番になっていた。

 なんのかんので、この2人にもそこまで嫌われてはいないようだった。女の子と親しくなれるのは嬉しいし、できるなら嫌われたくないものね。こういうふざけ合えるような関係は、大切にしていきたいものだ。

 

 

 

 柚子との仲だけじゃなく、他の面でもいろいろと楽しく充実した学園生活。そのおかげなのか、時間が経つのが本当に早い。11月、12月とあっという間に過ぎていく。

 クリスマスは、大洗で柚子と一緒に過ごした。なぜか会長さんや広報さんまで乱入してきて、ロマンチックどころじゃない愉快な時間を過ごす羽目になったけど。それはそれで楽しかったし、柚子もそれで構わないと思っていたみたいなので良しとする。

 その翌日に、柚子と2人きりになってちょっぴりロマンチックなことをしてみたのは秘密だ。柚子の恋人ネットワークで、みほとまほには筒抜けだったけど。

 ちなみに、学生の一般的な冬休み期間中、学園艦は大洗に帰港している。そのおかげで、年末は内地で働いている両親と一緒に過ごすことができた。

 その際、両親に柚子を紹介した。

 まさかの新しい恋人に父さんも母さんも驚いていた。熊本のみほとまほにも了解済みと言ったら、驚きを通り越して呆れてしまったみたいだけど。

 父さんは「我が子のどこにこんなモテ要素があるのか」と本気で悩んでいた。うん、正直なところ、それはオレも思ってる。

 母さんは「みほちゃんも、まほちゃんも、泣かせたら許さないからね」と凄んできた。うん、母さんは本当に西住姉妹を気に入ってるなぁと再認識。もちろん、みほもまほも泣かすつもりはないから。説得力皆無なのはよく分かってるけど。

 とまぁそんな感じで。両親が「我が子の恋人がまだ増えるんじゃないか」と戦慄するのに落ち込んだり、ちょっと真面目に将来のことを考えたりしながら、年を越した。

 正月。松が開けないうちからオレは熊本へ向かう。

 もちろん、みほとまほに会うためだ。

 黒森峰女学園の学園艦も、年末年始は帰港している。西住姉妹も学園艦を降りて、実家に帰っていた。

 熊本の町中で一緒に過ごそうと誘いだす。さすがに実家に押しかけたりはしない。

 でも何やら、名家ゆえの難しいことがいろいろとあるようで。待ち合わせ場所で顔を合わせた途端、2人に強く抱きつかれた。

 

「俊一くぅん……」

「俊一……」

 

 一般の出のオレとしては、2人が何に苦しんでいるのか理解しきれない。ただ、みほとまほを抱きしめ返して、落ち着かせるように頭を撫でる。それくらいしかできなかった。

 1月3日から5日の熊本滞在中、2人は揃ってオレにべったりと引っついていた。少しでも2人の気持ちが晴れるように、オレは彼女たちの望むままに行動する。

 会えずにいた間の渇きを癒そうとするかのように、オレに甘えてくる、みほとまほ。

 オレが大洗へ越してからずっと、電話やメールでのやり取りだけだった。触れ合えなかった分を取り戻そうと、一緒に過ごし、はしゃぎ、笑う。

 たった3日だけだったけれど、オレたちは楽しみ尽くした。

 最後の日は、オレが泊まっている宿にみほとまほが乗り込んできて、夜を通して一緒にいた。健全にあれこれしゃべり倒したり、エロいことをしまくって心身ドロドロになったりして。

 それでも足りないような気がしたんだから、オレにしても彼女たちにしても大概だなと、後になって思ったものだ。

 

 

 

 名残を惜しみながら、オレは大洗へと帰り。

 新学期が始まって、特筆することもなく時間が過ぎる。

 1月は行ってしまった。

 2月は逃げてしまった。

 そして去ってしまうという3月の末。

 大洗学園の学園艦は、地元大洗に帰港している。4月から新しく大洗学園に進学する生徒たちを迎え入れるためだ。

 その期間の初日。オレは学園艦を降りて、転入してくる女の子を待っていた。

 待ち合わせの時間までかなりの余裕を残して、待ち人が姿を見せる。

 

「俊一くんっ」

 

 オレの姿を見つけて、彼女は大きな声を上げる。手に荷物を抱えたまま、えっちらおっちらとふらつきながらも、小走りで近づいてくる。

 西住みほ。

 約半年前、オレが転校する学園に自分も行く、と宣言して、実行に移した女の子。

 その頃に着ていた黒を基調とした黒森峰の制服に対して、大洗の制服は白地に緑線の入ったセーラーと、同じく緑色のスカート。それを着ている今のみほは、落ち込み抑圧されていたかつてと違って、とても明るく爽やかに見える。

 オレも笑顔を浮かべながら、彼女の方へと歩いていく。すぐ近くまで行くと、みほはもどかしくなったのか、荷物を放り出して、抱き着いてきた。

 

「俊一くん。来ちゃった」

「言葉では聞いていても、いざ実際に目の当たりにすると驚きだよなぁ」

 

 状況とタイミングが合わさったとはいえ、オレを追いかけて学校を移ってきたわけだから。その決断力と行動力に脱帽だ。

 もちろん、素直に嬉しい。

 嬉しいけれど、そこまでさせてしまったことに、いくらか責任感みたいなものも感じる。

 オレは強く抱きしめて、みほを受け入れる。

 

「ようこそ。今日からみほちゃんも、大洗学園の生徒だ」

「うん。俊一くんと同じところに通えるって、ずっと楽しみにしてたんだよ」

 

 みほは本当に嬉しそうに、オレの胸板に頬を擦りつけてくる。

 と思ったら、何やら怪訝そうに見上げてきた。

 

「俊一くん、少し背が伸びた?」

「え、そう?」

「抱きついた時に顔の当たるところが、ちょっと違う気がする」

 

 そんなことを言いながら、みほはつま先立ちになって、首元に顔を埋める。

 すぐに足を戻して、今度は胸板に顔を押しつけて、強く抱きしめてくる。

 顔を当てていた場所が違うということか。そんな違いが分かるほど、オレに好意を見せてくれる。そんなみほが可愛らしくて、愛おしくて。思わず抱きしめそうになる。

 そんなところで。

 いきなり、目を覆われた。

 次いで、背中に広がる柔らかな感触。

 

「誰だと思う?」

 

 問い掛けてくる言葉。

 というかこの声は、間違えようもなく。

 

「……まほちゃん?」

「当たりだ」

 

 ふさがれていた視界が元に戻って。

 後ろを振り向くと。

 

「ふふっ。3カ月ぶりだな、俊一」

 

 悪戯が成功したかのように微笑むのは、年上の、恋人のひとり。

 西住まほ。

 彼女もまた、みほと同じく大洗の制服を着ていた。

 

「え、どういうこと?」

「つまり、私も大洗に転入するということだ」

「これでみんな一緒にいられるね」

 

 素で驚いたオレ。

 西住姉妹は揃って、嬉しそうに、まぶしいくらいの笑みを浮かべていた。

 

 

 

 ―続く―




さぁ、4Pの幕開けだ!(最悪)
槇村です。御機嫌如何。


まほさんの大洗入りは、実は最初から考えていた。
一応それらしい背景も考えてはいる。
というか、感想欄でオレの心を読み取った方がいて。
触れないようにするのに苦労した。

正直なところ、早く西住姉妹を絡ませたくて。
今回は巻きまくりました。

次回、ついに原作突入です!
……いや原作というよりも、淫蕩の学園性活の始まりかな。(それは言い過ぎ)
でもさ。
柚子さんにパイズリをしてもらいながら、西住姉妹の胸を両手で揉みつつキスしまくるとか。
横たわった股間の上でみほが腰を振って、両腕に抱いたまほと柚子が甘えてくるとか。
最高だと思わんかね。





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