2コマ堕ち的ハーレムエロす in ガルパン 作:槇村 a.k.a. ゆきむらちひろ
アンチョビさんとの電話はとても楽しかった。
1カ月後の連休にアンツィオまで会いに行く約束をして。他にもありふれた会話にやり取りをあれこれと。それだけなのに、声が弾む。気持ちが高揚する。嬉しくなる。
彼女の方が出掛ける時間になったというところで、残念だけど電話は打ち切り。アンチョビさんも残念そうだったけど。
「声が聞きたくなった、くらいの気軽さで電話し合えばいいんじゃない?」
なんてことを言ったら、電話の向こうからアンチョビさんの悶えるような声が聞こえた。どうやらまた彼女の乙女ポイントにヒットしたらしい。
「アンチョビさんの声が、聞きたいな」
『おぉぉ……』
からかい交じりに改めてそんなことを言ったりして。合間に「可愛い」とか「好き」とか織り交ぜて、アンチョビさんをもっと悶えさせる。本当に、可愛い。
『待ってくれ、胸がときめき過ぎて死んでしまう』
「む、それはいけない。ちょっとセーブしようか」
『いや待ってくれ、それはそれで寂しくて死んでしまう』
「どうしよう。アンチョビさんが可愛すぎてツラい」
そんな馬鹿話を最後に、ひとまず今日のところはこれでと、電話を切った。もちろん、最後に「大好き」という言葉を送ってから。
あ、「戦車道、頑張ってね」と言い損ねたから、メールで送っておこう。これから練習があるって言ってたし。
さて、と。
アンチョビさんと違って、オレの方はこれといって用事はない。
どうしようかな、と思ったところで。
ピンポーン
部屋のチャイムが鳴った。
それと同時に。
「俊一くーん」
ドアの向こうから、みほの声が聞こえた。
幸せな気持ちが、胸の奥から湧き上がってくる。嬉しさでニヤつきながら、ドアまで歩いて。彼女を迎え入れる。
「いらっしゃい、みほちゃん。まほちゃんも」
開けたドアの向こうには、笑顔のみほがいた。その横には、同じく笑顔のまほもいる。
ふたりとも私服姿。みほからは可愛らしさを感じて、まほの方はお姉さんっぽく少し落ち着いた感じ。どちらもとても似合ってる。可愛い。
「ふたりともどうぞ、上がって」
「お邪魔しまーす」
「お邪魔するぞ」
西住姉妹を招き入れて、ドアを閉める。
すぐに、まほがオレの腕にしがみついてきた。
一方で、みほはオレの背中に思い切り抱きついてくる。
「移動するよー」
まとわりつくふたりを半ば引きずるようにして、揃って部屋の中へと入っていった。
先にふたりを座らせて、飲み物でも用意しようかと思ったんだけど。みほもまほも離れてくれない。苦笑しつつ、まとわりつくのに任せたまま、オレが先にソファに座る。ふたりもそれに合わせて動き、両隣に腰を下ろした。
「よっ、と。お?」
ソファに座った途端、みほが改めて抱きついてきた。
脚にまたがって、そのまま身体をあずけてくる。
みほのアソコが服の上から密着。
太ももがオレの股間に押しつけられる。
さらに首に腕を回してしがみついてきて。
柔らかなおっぱいもオレの脇腹から胸板あたりで押しつぶされている。
その上、肩から首筋あたりに彼女は顔を埋めている。
もうね、みほが本当に全身を密着させている状態。
至福。
至るところで彼女の身体の柔らかさが感じられてしまう。
心地良くて堪らない。
「みほちゃん、いつにもまして甘えん坊だね」
彼女の頭を撫でてあげれば、嬉しそうに声を漏らしてくる。きっと表情も緩んでいるに違いない。可愛い。
オレとしては、甘えてくるのはすごく嬉しいんだけど。どうしたというのか。部屋に入ってくる時も、抱き着いてきた時も、悲しそうな顔はしていなかったから。ネガティブな理由ではなさそうだけど。
「んー。だって、俊一くんが視察に行っちゃってから3日くらい、十分に甘えられなかったから。我慢できなくて」
「あれか。オレ成分とかいうのが足りなくなってきたのか」
「そうそう。俊一くん成分がエネルギー切れになってたの」
「エネルギー切れなら仕方ないな」
「うん、仕方ないんだよ」
どうやら単純に甘えたかっただけみたい。みほはもっと強く、ぎゅーっ、と抱きついてきて。首元に頬ずりをしてくる。
こういう態度を素で見せてくれるのは、すごく嬉しい。オレも、みほの頭を撫でながら、指で髪を梳いていく。頬ずりをしたりする。
んー、心地いい感触。柔らかくて、いい匂いがして、甘えてくる態度も可愛らしい。いくらでも甘やかしてあげたくなる。
まほも、妹のゆるゆるな姿を見て微笑ましそうに表情を緩めていた。
「なまじ一緒に過ごせるようになったせいで、数日離れているだけでも耐えられなくなってしまったのかもしれないな」
「ちょっと前までは、熊本と茨城で遠距離恋愛だったのに?」
「そうだ。今考えてみると、私も、みほも、よく耐えられたなと思う」
「みほちゃんとまほちゃんの愛が染みるなー」
「思う存分、噛みしめるといい」
まほはまほで、ソファでオレの隣に座ると、身を寄せて、肩に手とあごを乗せてきた。気安い態度というか、彼女がそういうラフな接し方をしてくれるのが嬉しい。
みほの頭を撫でながら、反対側に身を寄せているまほの頭を抱える。妹と同じように、姉の彼女も同じように優しく撫でる。髪を梳く。
まほも気持ち良さそうに、目をつむって、表情を緩めている。可愛い。
両腕に姉妹揃って抱き寄せて、女の子の柔らかな感触と、温かさを感じる。オレはこの世でトップクラスに幸せな男に違いない。
「みほちゃん。んー」
「あっ。ん、ちゅ。はぅ……」
みほの頭を抱えたまま、顔を近づけて。唇を重ねる。
少し深めのキス。唾液越しに、柔らかな唇の感触が伝わってくる。
唇を離すと、みほは顔を赤らめながら吐息を漏らした。
「みほちゃん、オレ成分はチャージできた?」
「……うぅん。もっと、欲しいな」
「喜んで」
再度、彼女を頭を引き寄せて、キスをする。
みほの方も、オレの首に回していた腕に力を入れて、もっとしてと唇を押しつけてくる。
お互いにどんどん息が荒くなっていく。唇をはんで、舌でくすぐって、絡ませ合う。みほとのキスが、気持ち良くて仕方がない。
「みほちゃん。オレのみほちゃん。可愛いみほちゃん」
「はぁ、ん……。ちゅ、んんっ。俊一くん。好き。しゅんいちくん」
「オレも大好きだよ。みほちゃん大好き」
ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ、と。何度も何度もキスをする。少し乱暴になるくらいに唇をねぶる。夢中になって、みほとキスしまくる。
「ふわぁ……」
みほはもう、呆けるみたいになっていた。
可愛くて、 いくらキスしても足りない。
だけど、もうひとりを待たせてしまってるので。
「みほちゃん、ちょっと待っててね」
一瞬触れるだけのキスを頬にしてから、もう片方の腕に力を入れる。
腕の中にいたまほは、それに逆らうことなく身を寄せる。妹がオレの首に腕を回したままなのに対して、姉の方は身体に腕を回してきた。彼女の胸が押しつけられて、ワキあたりに幸せな柔らかさが広がる。
「まほちゃん、お待たせ」
「待ちかねたぞ。私も、俊一成分が足りていないんだからな」
「一緒に視察に行ってたのに?」
「むしろ結果的には、ある意味おあずけされ続けていたじゃないか」
「あー、うん。そうかも。ごめんね」
「謝る必要はないぞ。ただ、私もきちんと可愛がれ」
「それはもちろん」
まほへと顔を寄せれば、彼女の方も顔を近づけてきて。
唇を重ねた。
「んっ」
「んむ、ん……。はぁ」
キスをする瞬間、まほが目を閉じる。身を委ねて、唇の感触を味わって。うっとりとしたように吐息を漏らす。
「俊一、もっとキスしてほしい。抱きしめてほしい。触れてほしい」
「まほちゃんも、今日はいつも以上に欲しがりさんじゃない?」
「アンツィオでも言ったが、私は毎日でも抱いてほしいんだぞ? なのに、3日間もハグ止まりだったんだ。俊一の部屋に入った途端に、身体がうずいてきてしまったんだ」
我慢できないとばかりに、まほもオレの脚にまたがって、柔らかな身体を押しつけてくる。さらに、太ももに股間を擦りつける。
キスをしながら、服越しにおま○こを擦りつけるように腰を振ってくる、まほ。身体がうずくと言いながら、オレの身体を使ってオナニーをしているような感じだ。
恋人にそこまで求められて、何も応えないほど唐変木じゃない。
左腕に、みほ。
右腕に、まほ。
姉妹揃って一緒に抱きしめながら。
オレはひどく興奮して、股間をイキらせていた。
―続く―
西住姉妹を両腕に抱いてイチャつくのが、このお話のベース。
槇村です。御機嫌如何。
ごめん、エッチシーンまで手が回らなかった。
また間が開いてしまいそうだったので、
書けたところまで先にアップしてしまう。
短いけど勘弁な。
次はすぐにエッチシーンです。
書きたいネタはあるのに手が回らない。