※この作品はR-18です。

2コマ堕ち的ハーレムエロす in ガルパン   作:槇村 a.k.a. ゆきむらちひろ

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69:やさしさに包まれたなら/みほ、まほ、柚子&杏

 大洗学園で初めて行われた戦車道の授業。いきなり「試合をやれ」と言われて、どうなるのかと思ったけど。これといったトラブルもなく無事に終わった。

 

「みほちゃんが楽しそうだったのが、何よりだよね」

「そうだな。みほが笑って、戦車に乗れていたことが、私も嬉しい」

 

 そんなことを話しながら、オレとまほはひと足先に帰宅する。

 試合後のみほは、傍から見て分かるくらいに、楽しそうにはしゃいでいた。

 参加した女の子たちも、実際に戦車を動かしたり砲弾を撃ったりの余韻をいろいろと感じていたようで。大なり小なり興奮していたと思う。

 高揚していたのは、みほもそう。授業終了後も、同じチームを組んだ武部さん、五十鈴さん、秋山さん、それに冷泉さんと戦車トークに花を咲かせたり。一緒に汗を流そうと、お風呂に入りに行ったりしたくらい。

 アクティブだなぁ。みほが友達付き合いを楽しんでいるようで何よりだ。

 あと、突発的に参加してしまった冷泉さんは、これからも戦車道をすることになったらしい。結局、遅刻免除をはじめとした各種特典には抗えなかったようだ。245回連続で遅刻している猛者には、さぞかし魅力だったろう。

 加えて、戦車道をすればオレ特製のおやつが食べられる、というのも後押しになったらしい。「これからも期待している」という伝言を受けて、「マジかよ」と思う一方、気に入ってもらえて嬉しいとも思ってしまう。我ながらチョロいぜ。

 ほどなくして、みほもオレの部屋へとやってきた。

 

「ただいまっ」

 

 遅れて帰宅したみほから、そんなことをいろいろと聞く。

 みほはチームの皆で寄り道をしながらお喋りに花を咲かせ、解散後は当たり前のようにオレの部屋にやってきた。

 顔を見せるなり、嬉しさいっぱいのウキウキ具合を隠そうともしない。「ただいま!」と元気よく声を掛けると同時に、勢いよくオレに抱きついてきた。その状態のまま喋り通しである。

 

「今日、すっごく楽しかった!」

 

 久しぶりに戦車道の試合をして感じた興奮。

 新しい友達と戦車を動かした喜び。

 そんな想いを共有した仲間たちのすごかったところを列挙したりと。

 みほは思うままに喋りまくる。

 感情がいろいろ溢れてきて止まらない。そんな感じで、聞いて聞いてとまとわりついてくるみほがすごく可愛い。微笑ましくて頭を撫でてしまう。

 

「よかったねぇ、みほちゃん」

 

 いつものソファに座ったオレ。

 抱きついて身を任せている、みほ。

 その反対側にはもちろん、まほも座っている。

 妹のはしゃぐ姿と、戦車道に対して前向きになった気持ちを感じ取って、まほは嬉しそうに優しく微笑んでいた。

 でだ。

 みほは、最初はソファに横並びで座っていたんだけど。話をしているうちにテンションが上がっていったせいか、スキンシップのレベルが上がってきた。

 みほの身振り手振りが大きくなっていき。

 気がつけば、手を握ってきたり、袖を引っ張ったりしてくる。

 さらには、オレの足に手を置いたり、腕を抱えこんだりするように。

 最後は抱きついてきて、こんなに楽しく過ごせてるのはオレのおかげと言う。

 ある意味、いつもの流れに。

 

「しゅんいちくぅん……」

 

 熊本時代、みほの自己肯定感が激低だった頃からのお約束。オレに抱きしめられたり、撫でられたりしてスキンシップを重ねることで、みほの弱った気持ちや精神的なものが回復していく。そんな気持ちになるらしい。

 西住姉妹いわく、オレ成分が足りない、というやつ。

 今日1日で、みほの中のいろいろなものが発散されたらしく。その分をまたしっかり取り込まないと、と言い出して。今度は充電タイムに入ったようだ。

 

「む。みほの時間が終わったのなら、私も構って欲しいぞ」

 

 妹のお喋りがひと段落ついたと判断したのか。見守りモードに入っていたまほも、オレにしがみついてきた。思い切り、ぎゅーっと、左腕を抱え込んで密着してくる。

 右腕に、みほ。左腕に、まほ。姉妹で両腕に抱きつかれて、ふたりの胸とか身体の柔らかな感触が染み込んでくる。幸せな感触だ。

 甘えるふたりに、頬ずりで応えてあげる。撫で回してあげたいところがけれど、腕をホールドされて自由が利かないので。頭を少し下げて、みほと、まほの頭に頬をすりつけた。

 

「俊一くん」

「俊一」

 

 彼女たちもそれに応えるように。腕をもっと抱き寄せて、オレの胸板にそれぞれ頬ずりをしてくる。すごく可愛い。

 

「みほちゃんも、まほちゃんも、可愛い」

 

 何度口にしても足りないくらい、甘えてくるふたりが可愛くて。交互に何度も、みほとまほの頭に頬ずりをする。サラサラした心地いい感触の髪に、唇を落とす。

 

「んっ、ちゅ、は。ん、はふ……」

「ちゅ、ちゅっ。ん、ふぅ、ん……」

 

 みほもまほも、頬ずりだけだったスキンシップが直接的なものになっていく。

 オレの首元に顔をうずめて、鎖骨部分や首元、頬などに何度もキスをしてくる。

 可愛らしい唇を押しつけながら、ふたりしてオレ成分とやらを補充しようとする。

 あぁもうなんだコレ。

 

「ふたりとも、可愛いなぁ」

 

 こそばゆくて堪らない。

 抱きつかれていた腕を離してもらって、今度はオレの方から抱きしめる。

 腕を、みほとまほの腰に回して、引き寄せた。ふたりの柔らかな身体がより密着して、ふにゅり、という感じの幸せな感触がオレの上半身に広がった。

 

「んー。可愛いぞ、みほちゃん、まほちゃん」

「ひゃっ」

「んっ」

 

 嬉しさ全開で、ふたりを抱きしめる腕に力を入れる。といっても少しだけ強く引き寄せる程度だけれど。

 その勢いで、みほとまほの顔が、オレの首元に埋まる。

 

「んっ。ん、ちゅっ。俊一くん。しゅんいちくん……」

「ちゅっ。れろ、ん、ちゅ。気持ちいいか、俊一」

「ふぉぉぉ……」

 

 みほとまほが、オレの敏感な弱点である首筋に吸い付く。

 ちゅっちゅっ、れろれろと、唇と舌先で、愛撫するみたいに舐め回してくる。

 それぞれが思い思いに、あるいは息を合わせるようにして、オレの首周りに舌を這わせる。唇を押しつけて吸い立ててくる。

 気持ち良すぎてヤバい。クラクラする。

 弱いところをふたり掛かりで責められて、翻弄されつつ。さらに身体のあちこちを撫で回さしながら、キスもしてくるんだから。もうなんというか、みほとまほがまとわりついてくる感触に溺れてしまいそう。

 そろそろオレも我慢できなくなってきた。

 そんなところに。

 

 ピンポーン

 

 部屋のチャイムが鳴った。

 誰かが来たのか。といってもたぶん、柚子さんと杏さんだろう。

 少しだけ、我に返る。

 助かったというべきか、残念というべきか。

 

「ちょっと、待って」

 

 抱きついているみほとまほをあやし、離れてもらう。ふたりにそれぞれ軽いキスをして、ソファから立ち上がった。

 玄関の扉を開けると、いたのはやっぱり、柚子さんと杏さん。

 

「あ、イチャイチャしてる最中だった?」

「なんで分かるの?」

 

 顔を合わせるなり、杏さんがぶしつけなことを言ってくる。確かにその通りなんだけど。素直に疑問で返すオレに、柚子さんは苦笑いしきりだった。

 とりあえず、部屋の中へと招き入れて。柚子さんと杏さん、ふたりをしっかりハグとキスでお迎えする。

 抱きしめながら聞いてみれば、オレの首筋にキスマークができていたらしい。それを見つけて「あぁ、またイチャついてたんだな」と思ったんだとか。

 

「恥ずかしながら正解です」

「やったね」

「杏さん、そこは喜んでいいところなの?」

「次はわたしたちがイチャイチャする番だよ」

「柚子さんが妙にやる気満々なんだけど」

 

 あれやこれやと話ながら、両腕にしがみつく柚子さんと杏さんを連れて部屋の中へ。みほとまほが揃って「お帰り」と声を掛けてくるけど、なんというか、こそばゆい。彼女たちが自分たちの部屋のようにリラックスしているのが嬉しくなる。

 で、恋人たちでなにやらやり取りがあって。ソファに座る位置が変更になった。中央にオレが座り、左右に今度は柚子さんと杏さんが位置する。

 座るなり、ふたりは再び抱きついてきた。柚子さんと杏さんが、オレの首筋に顔を埋めて吸い付いてくる。さっきまで、みほとまほがしていたように、オレの弱いところを唇でくすり出した。

 

「ひやっ。いきなりか」

「ん、嫌だった?」

「いいえ全然嫌じゃないです」

「そんな食い気味に否定しなくても、もっとしてあげるよー」

 

 そんなことを言いながら、ハグとキスを重ねてくる杏さん。

 ……なんだか、普段よりも甘えん坊具合が強いような気がする。

 抱きついてくるのはいつも通りだけど、密着具合が強いというかなんというか。ぎゅーっと強めにしがみついて、頭をすりつけてくる。可愛い。

 

「何はともあれ、今日もいろいろお疲れ様」

「そうだねー。ある意味、今日は特にそんな感じかなー」

 

 思わぬ返事がきた。

 戦車道の授業が終わった後に何かあったの?

 杏さんの反対側にいる、柚子さんに顔を向けると。彼女はただ笑うだけ。別に何かトラブルがあったとかいうわけではないらしい。

 

「ようやく戦車道の授業が動き始めたから」

 

 なるほど。ほっとひと息ついて、力が抜けたって感じかな。

 確かに、生徒会は見えないところで下準備をいろいろしてきたわけだし。授業が無事に始まって、実際に戦車が動き出したのを見るのは、感慨深いものがあるのかもしれない。

 

「それなら、柚子さんもしっかり労わらないと」

 

 左腕に抱きついている柚子さんは、少し目を下にやれば彼女の頭がすぐそこにある。オレも頭だけを動かして、柚子さんに頬ずりした。綺麗な髪のサラサラ感が伝わってきて、それだけでもう堪らない。

 

「んー。俊一くーん」

 

 柚子さんも嬉しそうに、顔を上げて頬ずりを返してくる。いや、頬ずりというよりも、鼻先を擦りつけてくると言った方が正確かもしれない。

 

「小山だけずるいぞ。大瀬良くん、私も私も」

「もちろん喜んで」

 

 杏さんが、反対側から身を乗り出してくる。自分にも頬ずりしろと言わんばかりに、頭を突き出してるんだけど、彼女の方から押しつけている状態だ。

 お望みの通り、杏さんの頭に頬を乗せて、すりすりと押しつける。そうすると彼女の方も、オレの肩あたりに顔を埋めてきた。

 

「あー。ごくらくー」

「はぁー。ん……」

 

 杏さんと柚子さんが、気の抜けた声を漏らしながら、オレにもたれ掛かる。

 精神的な疲れがこみ上げてきた、というのはあるのかも。ふたりはもちろんのこと、桃ちゃん先輩や、生徒会に関わる先輩方も、みんなあれこれ頑張っていたことはよく知っている。

 

「無事に始まって、良かったね」

 

 お疲れ様、と。杏さんと柚子さんを撫でながら、労わってあげる。

 ふたりとも、嬉しそうに表情をゆるめながら。甘えるように顔を押しつけてきた。

 杏さんも、柚子さんも、可愛い。

 オレはしがみつかれる、抱きつかれるに任せて、ただふたりを優しく撫でるだけ。したいようにさせて、好きなだけ甘やかす。

 

「杏さんも、柚子さんも。いっぱい頑張ったよね。えらい。もちろん、桃ちゃん先輩や生徒会関係の人たちも。みんなえらい」

 

 なんてことを言いつつ、腕をちょっと自由にさせてもらい。杏さんと柚子さんの頭を抱えるようにして、改めて抱き寄せる。

 ふたりの頭を撫でながら、おでこにそれぞれキスをした。それだけでも、すっごく嬉しそうな笑顔を見せてくれる。

 やべぇ。杏さんも柚子さんも、超可愛い。

 

「大瀬良くん、今のはやばいくらいキュンときたよ」

「俊一くん、嬉しいっ」

 

 オレの腕の中に収まった杏さんと柚子さんが、身体に腕を回して抱きついてくる。

 力いっぱい、ぎゅーっと。

 左右のワキから伝わってくる、女の子の柔らかな感触。

 ボリュームたっぷりな柚子さんの巨乳と、慎ましいけれどぷにぷにな杏さんのおっぱいが、両側からしっかりと押しつけられる。

 幸せ。

 顔が緩んでしまう。

 

「俊一くん。んっ、ちゅっ」

「んんっ」

「あ、小山抜け駆けっ」

「杏さ、んちゅ」

 

 抱きつきながら、柚子さんがキスしてきた。

 すぐに杏さんも、自分もするとばかりに唇を重ねてくる。

 ふたりとも、ちゅっちゅっちゅっと、何度もキスをしてくれる。

 唇だけじゃなく、頬や首筋まで、いろんなところに。

 くすぐったいけど、幸せ。

 それからしばらく、ふたりのしたいように身を任せていた。

 

「ちゅっ、ん、んっ。ちゅ、はふ……」

「しゅんいちくん。ちゅ、んむ。ふぁ……、は、んんっ」

 

 杏さんも柚子さんに何度となくキスをねだられ、交互に応えてあげる。頭を撫でながら、先輩なお姉さんふたりの唇を堪能する。

 

「はぁ……。とりあえず満足」

「俊一くんに癒されるぅ……」

「杏さんも柚子さんも、ご満悦なようでなにより」

 

 むしろオレの方が、いっぱいキスをして大満足なのだが。嬉しそうな彼女たちが可愛くて、つい抱きしめる腕に力が入ってしまう。

 そんな感じで、イチャイチャしていたわけなんだけども。

 

「むぅ。いいなぁ」

 

 みほが、うらやましそうな目を向けてくる。

 さっきまでは、みほとまほを甘やかしていたので。ふたりは杏さんと柚子さんに譲るようにして、今はテーブル横に座っている。微笑ましいというか、生温かいというか、そんな感じの笑みを浮かべていた。

 でももう、我慢できなくなったみたいだ。

 

「そろそろいいだろう?」

 

 まほがズズイと、座布団を持って近寄ってきた。

 ソファに座ったオレの足元まで移動して、床に座ったまま右足に抱きついてくる。

 太ももに頭を乗せたまほが、見上げるように目線を向けてくる。

 くっ。まほちゃん、どこでそんなの覚えたんだ。可愛いうえに、色っぽいぞ。

 

「わたしもするっ」

 

 姉に負けじと、みほも同じように座り込む。そして逆の左足に抱きついた。

 やっぱりオレの太ももに頭を乗せて、頬ずりしてくる。

 もちろん、オレの方を、可愛らしく見上げながら。

 まほとみほ、姉妹揃って上目遣いで見つめられる。

 

「ふたりとも、可愛いなぁ」

 

 もちろん、西住姉妹だけじゃない。

 両腕に、杏さんと柚子さんを抱きかかえていて。

 両足に、まほとみほがしがみついている。

 上から下から、女の子の柔らかくてむにむにな感触でいっぱいだ。

 やばい。

 嬉しい。

 幸せ。

 

「杏さんも、柚子さんも、まほちゃんも、みほちゃんも。みんな好き」

 

 密着して甘えてくる恋人たちに、オレって贅沢者だなぁという気持ちを噛みしめる。

 両腕両足にくっついている4人は、「オレ成分」の充電とやらをしながら、あれこれとお喋りを始めていた。今日の話題は言うまでもなく、戦車道の授業についてだ。

 

「初めて戦車を動かしたけどさ、想像よりもっと迫力あったよねー」

「しかも自分で動かしてるっておもうと、なんだか興奮しちゃった」

「そうなんです! 自分がやる側になると、戦車道ってもっと楽しくなるんです!」

「確かに、未経験の人間が戦車に乗れば、いろいろと衝撃的だろうな」

 

 今日が戦車道デビューの杏さんと柚子さんが感想を漏らせば、みほとまほが経験者目線から言葉を返す。実際に戦車を動かしてみての印象であるとか、動くたびに伝わってくる振動、乗員の視野が思ったよりも狭いなど、あれこれと挙げながら、意見交換をしている。

 そんな彼女たちを邪魔しないように、オレはただ、にこにこしているだけ。

 ソファに座っている体の上下に恋人4人をはべらせながら、まったりとした時間を過ごした。

 

 

 

 ―続く―




またしても放置しておりました。
槇村です。御機嫌如何。


2カ月ちょっとのごぶさたです。
そのわりには、抱きつく女の子たちをただ撫でるだけという内容。

いい加減にストーリーを進めたいのですが。
次はいつ頃になるのやら、という感じです。
思い出した頃に覗いていただければ。
よろしくお願いします。


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