「山田エルフよ! どうしたの紗霧!」
ばーん! と紗霧の部屋をノックもせず開け放ったのはお隣さんの山田エルフ先生。
俺より売れっ子の先輩ラノベ作家だ。実の妹である紗霧と共通の友人でもある。
紗霧の部屋の椅子でその登場を見やる俺は、和泉マサムネ。高校生兼業作家でラノベ連載中。紗霧ことエロマンガ先生は俺のラノベのイラストレーターだ。
「あ、エルフちゃん。えと、お願いがある」
「何かしら!? 何でも言って頂戴!」
「おまんこ見せて」
「……確かに何でも言ってと言ったけれどそれはあんまりじゃないかしら!」
ちょっと驚いたようだが、態度を変えずにそう返せるところはさすが山田エルフ大先生。顔は少し赤いけど。
「この前の、えっちだったって、ゆってくれた」
「ええ、あのメグって子、凄くえっちだったわ」
「……シコれた?」
「……あの、紗霧? あたしはシコれないわよ?」
「残念。おシコリ報告してほしかった」
何を言っているのかわからないという絶望じみた顔で俺を見てくるエルフ。どうだ、うちの妹は可愛いだろう。
「ふふん」
「いや、ドヤ顔されても困るんだけど……」
エルフには珍しく調子を狂わせていた。
「次の本を描きたいの。だから、今度はエルフちゃんの番」
淡々と告げる紗霧。ギギギと顔を俺に向けるエルフ。そうか、ここは通訳として実の兄の俺の出番か。
「あのな、うちの妹は天才だ。イラストの。特にえっちなイラストの」
「えへへ」
「バカ兄妹……」
まあ兄バカだということは認めるが。
「そんな天才の紗霧にはこだわりがある。実際に見たものを描くというこだわりが」
「えっ、それってまさか……」
「そう。メグは実際に見て描いた」
さーっと顔が青ざめるエルフ。
「え? だってあれって……」
「レイプした」
「え? え?」
俺は、ビッと親指を自分の顔に向ける。
「俺が紗霧の前でレイプしたんだ。中学一年生の女の子をな」
「あ、あ、あ、あんた……」
エルフはあわわわと口を戦慄かせて、膝から崩れ落ちた。思ったよりもウブだな。
「だって紗霧が描きたかったんだから仕方ないだろ、レイプシーンが」
「仕方ないで済まして言いわけないでしょう!?」
「で、だな」
「ええ……、よく普通に話を続けられるわね」
本題に入ってないんだよ。まったく話の腰を折るやつだな。
「今度紗霧が描きたいものがな」
「わかったわ! 超絶美少女のおまんこってことなのね!?」
ばーん! と手を掲げてポーズを取るエルフ。こいつすげーな。なにがスゴイってそんなポーズでよくそんなセリフを言えるな。だったらお願いもあっさり聞いてくれそうだな。
「超絶美少女の……股間ってだけなら紗霧が鏡で見ればいいだけだろ」
「うん。そう」
「バカ兄妹……」
ばーん! となっていた手がくたぁ~っと垂れる。
「じゃあ何が見たいっていうのかしら」
「えっとね、わ、わたしとめぐみちゃんは、つるつるなの」
そうなのだ。中学一年生ってこともあるが、つるっつるだ。よく言えば綺麗だが、悪く言えば子供だ。めぐみもそうだった。
「だから、ぼーぼーでびらびらのおまんこが見たい」
「はああああ!? なんで、あたしのあそこが、ぼーぼーでびらびらなのよっ!?」
「え? 違うのか?」
「違うわよ!」
「意外だな」
「きいいいい!! 失礼!! 失礼にもほどがあるわ!!」
山田エルフ先生は紗霧の部屋でドッタンバッタン大騒ぎ。
「でも、エルフちゃんちょっと大人っぽいから」
「ま、まあね! あんたよりはね!」
「だから、見せて欲しい」
「う~~~~~ん」
顎に梅干しをつくって眉根を寄せまくる山田エルフ。悩んでないでさっさと脱げよ。紗霧が見たいと言ってるんだから。
「じゃ、じゃあ紗霧だけにならいいわよ」
「あ、ああ。俺は別に見なくていいよ別に」
「くっ。それはそれでムカつくわね……」
エルフはベッドに移動し、ぱんつをおろしてから体育座りになり、紗霧にだけ見えるようにした。俺はその背中と紗霧の顔を確認する。
「ふんふん。ほおお」
スケッチブックと鉛筆を持って、目をキラキラと輝かせて見ている紗霧。良かったなあ。
それにしても意外だな。あいつのことだから「これがあたしのオマンコよ! さっさとマスかきなさい! とか言ってばーん! と見せてくれると思ったのに。いっちょ前に恥ずかしがるんだな。別に悔しくなんてないんだからねっ?
「エルフちゃん」
「な、なによ」
「もっと股を開いて」
「く、くうう~っ」
顔は見えないがどうやらエルフは相当恥ずかしがっているようだ。紗霧に見られるなんて喜びこそあれ、そんなに恥ずかしいことか?
「うーん?」
紗霧はぽいっと鉛筆を放った。
「くぱあ」
「んなっ!?」
紗霧はどうやら右手の人差し指と中指であそこを押し開いたようだ。
「うーん。毛も少ししか生えてないし、びらびらもちょっとしかない」
「えっ!? ちょっとあるのっ!?」
ちょっとあるのか……
「でも、ここがおっきい」
「ひぃん!?」
紗霧の指が少し上の方に移動すると、エルフが嬌声をあげた。
「あ、ちょっと濡れてきた」
「ひうう」
「鉛筆入れてみよ」
「あっ、駄目、あっ、あっ」
ふーん、えっちじゃん。
「うーん、鉛筆じゃやっぱり細いしつまんない。兄さん、勃起して」
「お、ちょうど今してるぞ」
「さすが兄さんっ。ちょうどエルフちゃんが濡れ濡れだからちょうどいい」
「えっ、何が丁度いいのかしら!?」
「エルフちゃん、愚問。勃起したちんぽと濡れたおまんこがあったらやることは決まってる」
「えええ!? あたしにまでレイプするわけじゃないでしょうね!?」
「違う」
ほっと一息つくエルフだが、紗霧はますます目を輝かせる。
「おねだりするの」
「ふぇ?」
「エルフちゃんが、兄さんに、おねだりするの」
「そっ、そっ、そんなこと」
「するの」
「あああああ!? 駄目、そんなところつまんじゃ、ひうううう!」
なんか、ズボンを脱ぎたくなってきましたね。
「ほら、鉛筆なんかじゃ物足りないでしょ」
「くううう」
「兄さんのちんぽは大きくて太いよ~、気持ちいいよ~。ほら、兄さんこっち」
「おう」
ぼろんっ
「こ、これがマサムネのちんぽ……」
「そうだ。エルフの声で完全に勃起しているちんぽだ」
「へ、へ~」
「へ~じゃない! ほら、はやく!」
「ひぎい!?」
「ほれほれ」
俺は腰を振る。
「う、うう……挿れてください……」
「そうじゃねえだろう!? どこに、何を、どうして欲しいって! 言、え、よ!」
このセリフはもちろん俺じゃない。エロマンガ先生という名前の面目躍如と言ったところだろう。俺はもうさっさと挿れたいんだけど。
「うう、マサムネ、そのいきり立ったあそこを、あたしの濡れそぼったあそこに、い、挿れてくださいっ」
「よし! 兄さん!」
「よっしゃ」
妹のゴーサインが出たので俺はエルフの秘部にいきなり自身のものを突き入れる。
ずぷずぷ
ああ、きっつぃ。めぐみもきつかったが、エルフもきつい。しかしもう濡れまくっているので、痛さは全く無かった。ゆっくりゆっくり奥へ推し進める。
「あっ、あっ、な、生で……」
「わぁ~!」
さっきまでエルフに突っ込まれていた鉛筆が本来の役目を果たし始めた。スケッチブックにものすごい勢いで線が描かれていく。しかしそんなことはどうでもいい。
「紗霧」
「なに、兄さん」
「ぶっかけるのは顔面か? 腹か?」
「ええっ!? ぶっかけ前提なの!?」
長くゆっくりストロークを続けるが、もう我慢が……なんて気持ちいいやつなんだ。
「兄さん、ぶっかけは気に入らないみたいだから中出し」
「ええっ!?」
「りょ、了、了解~! お、おおおお、あああああ、はぁはぁ、ふ~~~」
「もうイッてるじゃないっ!? あぁああどうするのよぉ」
「エルフちゃんがおねだりしたんじゃない」
「し、してないわよぉ。ひ~ん」
「ほら、さっさととろ~っとしてるところを見せてよ。せっかく中出ししたんだから、こぽりってなるところ描かせてよ、早く早く」
「ひ~ん!」
ティッシュであそこを拭きながら、俺は満足した。もちろん、紗霧の目的が果たされたことに対してだ。俺は妹のためなら、平気で中出しだってしてみせるぜ。
久しぶりに書いちゃった! えへへ!
最近になって読んでくれている方から感想をちらほらいただけたので。
正直、書いてて楽しいです。