「……んっ、んんぅんっ……ぢゅる、ぢゅぱ……むふぅん、うぅぅん……」
ただがらんとしただけの、こぢんまりとした部屋だ。中央にベッドや机が置いてあるわけでもなく、トイレ代わりの容器が片隅に置かれているだけ。周囲の三方を苔生した石壁に囲まれ、残る一方を鉄格子に囲われた狭いだけの一室――つまるところ、そこはただの牢屋でしかない。
その事実を証明するように、がらんとした部屋の中央ではひとりの少女が前後を男に挟まれて、その肢体を好き勝手に貪られているところだった。
「あー、チンポたまんねぇな。なんだかんだで感じまくりなのがよく解るぜ。オマンコとろっとろに溶けまくってっからな」
「らめぇ、ぶっといオチンポでオマンコ擦られると、我慢できなくなっちゃう。気持ちよく、なっちゃいますぅ。ああ、だめぇ、らめれすぅ」
天井から吊り下げられた鎖と繋がった手枷で後ろ手に縛られた状態で、生まれたままの姿を晒す銀髪の美少女。まだ幼ささえ残したままの可愛らしい少女が全身に白濁液をこびりつかせたまま、二人の男にただひたすらに犯されている。後ろの小太りの男に腰を掴まれたまま剛直を秘所に突き刺され、前の痩せぎすの男のペニスを根元まで口いっぱいに咥えこまされているのだ。
男たちは二人とも少女に気兼ねする様子もなく、彼女の体をまるで玩具のように無造作に扱い、自らの快楽のためだけに犯し尽くしている。
端から見れば、それは間違いなく残酷な
だが、しかし。それがけして一方的な
「あぁっ、お願いですぅ❤ いっぱい突いて、突きまくってくださぁぁい❤ もっと、もっと、もっとオチンポ感じさせるからぁ、オマンコもっとトロけさせてくださぁぁい❤」
その口からこぼれ落ちる媚びた――明らかに快感に蕩けてしまっている――喘ぎ声や、女性器を貫く肉棒の動きに合わせて腰を淫らに揺らしまくるどころか、愛おしげに口の中のペニスに舌を這わせ続けている姿から、簡単に読み取れてしまうのだった。
そもそも男たちに無理やり犯されることの屈辱よりも、彼らの逸物に膣粘膜を擦られ続けることの快感の方が遙かに上回っているのだ。否、今ではむりやり犯されることにも屈辱どころか背徳的な悦びさえ覚えてしまっている。そうなってしまえば、少女自ら獣じみたセックスを求めてしまうのも、少女が自然と快楽に夢中になってしまうことも、至極当然のことと言えるだろう。
つまるところそれらの全てが、かつてシスティーナと名乗っていた少女が魔術結社《天の智慧研究会》に捕らわれ、それから半年の間ずっと性奴隷として――彼らの慰め者として扱われてきた日々の、積み重ねの賜だった。
「はっは、いいぜぇ。俺様たちのチンポを毎日気持ちよくしてくれるんだからな、白猫マンコも気持ちよくしてやらないと道理に合わねぇよな」
「ああ、まったくだ。ホント、いいメス穴拾ってきてくれたもんだよ。ジンの旦那には感謝しねぇとな。――ほら、白猫ちゃん。こっちのチンポもしっかり味わいな」
「ふわぁい、わかりましたぁ。あぁ、このオチンポも臭くて美味しくてたまんないよぉ❤ 私のお口マンコでめいっぱい気持ちよくなってくださいね❤」
そんな風に性奴隷として半年を過ごしてきた今では、かつての名前で呼びかける者はもはや誰もおらず、自分でも思い出すことはない。その代わりとして、性奴隷としての呼称である《白猫》と呼ばれることに、背徳的な悦びさえ感じている有様だった。
今日も彼女は、すでにこの二人を加えて十五人の
そうして永遠に続くように思われた性の饗宴も、しかし程なく終わりを迎えることになる。
限界を迎えた男たちの腰の動きが小刻みになり、それを感じ取った白猫の動きも絶頂を迎え入れるためのものに変わり始めていった。やがて上下のメス穴に精液が相次いで注ぎ込まれ、濁流のような射精を受け止めた性奴隷が体を震わせながら、絶頂の声を張り上げる。
「あぁぁぁぁぁ~~~~~~んんんっっっ!!!」
射精を終えた後も男たちは余韻を楽しむようにしばらくそのままの姿勢を保っていたが、そのうちに満足したような表情で上と下の口からペニスを抜き取る。
だらりと垂れ下がった陰茎が淫液でぐじゅぐじゅに濡れている一方で、全て飲み干してしまった口の方はともかくとして、女性器からは今日一日分の白濁液が――ドロドロに入り混じったまま――今にも噴きこぼれ、滴り落ちようしていた。
その生温かい感触を絶頂の余韻とともに白猫が堪能していると、チンポをしまい込んだ痩せぎすの男が奴隷の手枷を取り外して、天井の鎖から彼女を解放する。それから足下に置いてあったロープを拾い上げると、鉤爪を使い白猫の細い首に掛けられた銀の首輪に手早く繋げてきた。
その向こうでは小太りの男が、相棒と同じように足下のドロドロに汚れきった布きれを拾い上げている。彼はそれをそのまま小脇に挟むと、
「じゃ、まぁ。とりあえずは行くとしますかね、白猫ちゃんよ」
性奴隷に声を掛けながら牢の外に出て、どこかに向かい歩き始めた。
それを見た痩せぎすの男から首輪に繋がったロープで促され、白猫もその後を追いかけていく。全裸のまま四つん這いで、まるで犬になったみたいに。
もちろん、そのままでは這っていく際に素肌を床で擦ってしまうから、防護用の
高く掲げた下半身の中央にあるメス穴から太ももへと精液を垂れ流しながら、廊下をゆっくりと獣の姿勢で這い進んでいくその途中で。フリフリと腰を揺らす淫らさに誘われた男の手が少女の丸くて真っ白なお尻をねっとりと撫で上げ、再び屹立したモノをズボン越しに擦りつけてくる。
……今回はどうやらそうはならなさそうだが、この半年では途中で我慢しきれなかった男が再び下半身を繋げ膣肉を味わいながら、そのまま彼女を進ませることも何度かあったりしていたのだ。
或いは、そうやって無意識の内にも男を昂ぶらせる
そして、
「はい、ご到着~♪ っと。そんじゃ、白猫ちゃん。せいぜいそのザーメンまみれの汚い体、あのバカが我慢できるくらいに綺麗にしてきなよ」
「ふぁぁい。わかりましたぁ。――それじゃ、行ってきますね」
小太りの男の笑い混じりの指示に従って、白猫はひとりその部屋の中に足を踏み入れる。ドアの向こうにあるのは、やはりちっぽけな小部屋がひとつだけ。牢屋と同じように三方を壁に囲まれた部屋の中はがらんどうで、ただ奥の石壁にシャワーが備え付けになっているだけだった。
基本的にはずっと牢屋の中で男たちの
だから白猫は今日もまた、いつものようにぼんやりとした表情でシャワーのヘッドを握りしめ、コックを軽くひねる。流れる水流を手首に当てて適温になったのを確かめ、壁に戻しながら、ふと思い出したようにその手を股間に近づけていた。
「……こうして毎日体洗うのって、スッキリできるから悪くはないんだけど。折角
呟きながら指を
そうしてエグい苦みと、しょっぱさが入り混じったクセになりそうな粘液をひとしきり味わってから、白猫は顔をかすかに歪めつつ囁きをこぼす。
「嗚呼――。やっぱり、射精してすぐのがこってりしてて美味しいなぁ。うぅん、でも、オマンコの中で半日熟成したのも悪くはなかったし。……たまにでいいから、洗わずに寝るのも有りにしてもらえないかなぁ……」
そもそもの話、連日の性奉仕の影響で牢屋には精液の臭いがとっくに充満しているのだ。月に一度の掃除程度で汚染に追いつくわけもないから、体を綺麗にしたところで精液臭さから逃れられないのは変わらない。それならいっそ、シャワーも浴びることなく一日中精液をぶっかけられたままで居てもいいのではと、そう思うこともある銀髪の性奴隷だったのだが。決まって朝一番にやってくる常連のひとりが――彼女を抱く時に――他人の精液が付いているのを嫌がるので、とりあえず毎回シャワーを浴びているというのが日課になっているのだった。
そんな事情もあり、今日もまた白猫はいつものようにシャワーを浴びて、
そうして体を覆う余計なモノが流されるにつれて、そこに立つ奴隷少女の瑞々しい肢体の持つ美しさが次第に露わになっていった。
まっすぐ背中まで伸ばされた銀色の髪は、今はお湯を浴びていることから艶めいた美しさと輝きを存分に放ち。その小さな相貌を彩る翠玉色の瞳には無垢な子供には似合わない翳りが刻まれ、すうっと通ったまっすぐな鼻梁に艶やかな紅色で鮮やかに彩られた可憐な唇と、まさに美少女としての在り方を見せつけている。
そして性奴隷の証としての首輪を経て、その下に在るのは十代特有の――シャワーの雫さえ弾いてしまう程張りのある――きめ細かい肌を持った若々しい肢体。それも少女から女へと変わっていく、羽化寸前の美しすぎる蝶の妖しい色香を持った嬌態そのものだった。
大きさこそ小ぶりに過ぎるものの、それでも形の良さと感度の良さは男たちから絶賛されている――ただし、彼女自身は少しは大きくなったと主張している――真っ白な乳房がささやかな膨らみを確かに示し、そのなだらかな丘の中央ではピンクに染まった蕾が痛々しい程尖りきって、その存在を淫らに主張している。
一方、本来なら今頃は胎内に赤子を抱えて膨らんでいたはずが、すでに堕胎処理を受けていたためにその腹部はなにごともなかったように、可愛らしいおヘソをぴんと引き締まった平原の上に晒しているようだった。
そうして胸に比べれば少しは発達しているように見えるお尻のラインは、当初に比べるとすっかり女らしい丸みを帯びていて、そこからすらりと伸びるカモシカを思わせるような両脚とともに、男たちの欲情を誘う道具となっているわけだが。
白猫の体でその役割を果たしている一番の道具は――
「……んんぅんっ❤ あふぁ……っ、んふぅん~~~~、んっ、んっ、んん~~っっ……❤」
精液を掻き出すついでにこっそり自慰を行っている彼女が、その指でほじりまくっているオマンコだろう。
徐々に生えそろって今では薄い芝生を思わせる銀色の陰毛に囲まれた女陰は、使い込まれすぎた成果か、さすがに処女時の一本線の状態を保ててはいない。それでも醜い黒に変色することもなく鮮やかな紅色は保ったまま、ある種の貝の身を思わせる形に割れ目が広がっているだけだ。
もちろん、一度でもいきり勃った逸物を咥え込めばすぐに淫らなメス穴に変わってしまうわけだが、上品さを保った外見からはその貪婪さは微塵も窺えはしない。その片鱗を窺わせるはずの陰唇の端に突き出た形で勃起中のクリトリスも、今はただ快楽を貪る性奴隷の手で何度も何度も潰され続け、その姿を隠してしまっているようだった。
「――あ……くふぅぅんん……❤ やだ、まだいっぱい、出てきてる……。くす……コレがなかったら、もしかしたら、これでデキちゃってたのかな……?」
――だが、なによりも彼女の体で目を惹いてしまうのは。
少女の指を飲み込むその秘裂のすぐ真上、下腹部の真ん中辺りに文字通り――魔術刻印として――刻まれている複雑な文様なのは間違いない。さらに付け加えれば、赤黒いその刻印がいわゆる淫紋の一種であるのは、性魔術に通じてはいなくとも性の道に通じていれば自明のことだろう。
その効果はいくつかあるわけだが、中でも最も重要なのは妊娠の抑制だった。
――あたりまえの話ではあるが。白猫が《天の智慧研究会》の性奴隷となってからの半年間、一部の例外こそあったものの基本的に睡眠と食事、そして洗体以外の時間は――それこそ合間にぽつんと訪れる空白の時間を除いて――全て奴隷奉仕に当てられている。
平均して一日に十人前後の精液を子宮に注ぎ込まれていると考えれば、単純計算で10×180日分=1800回も
結果として白猫の妊娠が発覚したのは、彼女が捕らえられてから二ヶ月目のこと。妊娠一月だからと――それだけで、子種の主が誰かなどわかるわけがない。着床周辺一週間に限定したところで、軽く五十人は候補者がいるのだから。
それでも、白猫本人はその状況をあっさりと受け入れてしまう。父親がわからないことは少し残念ではあったが、無数のチンポに子宮を征服されたことの悦びに勝るものはない、と。正しい性奴隷としての証として妊娠を受け入れた彼女は、そのまま――もちろん、妊娠中も奴隷奉仕はこれまで通り続けるつもりだった――産むことを選ぼうとしたのだったが、そこに待ったを掛けたのが《天の智慧研究会》の上層部だった。
曰く、一年後の《儀式》の妨げになるため、白猫の出産は許可できないのだと。その指示に従い妊娠一ヶ月の初子を堕胎した白猫に、妊娠を防ぐ淫紋が刻まれることになる。
その結果として、折角孕ませてもらったのにあっさり堕ろすことになったのは残念ではあるけれど、その代わりに妊娠を気にせず毎日好きなだけ
――そうして、自慰を愉しみながらも隅々まで体を洗い終えると、奴隷少女はお湯を止めて、ドア傍の床に置かれていた籠から取り出したタオルで、全身を丁寧に拭き清めていく。それからすっかり綺麗になった体に、タオルと一緒に置かれていた衣装をそのまま身に着けた。
彼女がかつて通っていた学園の制服を模したそれは、しかし、本来のそれよりもいっそう過激さを増していて。スカートの丈は本来の半分以下、オトコの掌よりも少し大きい程度の幅しかなく、上着も丈こそ若干短い程度に収まっているが、肝心の胸の部分がまるごと切り取られていて、いつでも揉み放題状態となっているのだ。
これらの変化は当然脱がすことなく着たまま犯すことだけを意図してのことだが、当の白猫本人が気に入ってしまっている以上、問題が起こるはずもない。下着なしもその一連の流れだったが、睡眠時の寒さ以外に支障はなく――それさえ魔術を使えば解決されてしまうのだった。
そうして上着の穴からは乳房を、制服の隙間からはヘソを、スカートの裾からは美脚を太ももから足の付け根までまるごと剥き出しにするなど、扇情的な姿を気にせず晒しながら白猫はドアを開けたところで、
「…………あれ?」
思わず首をかしげて動きを止めてしまう。
彼女を待っているはずの二人の姿がどこにも見当たらない。左右を見回してみても通路が延びているだけで、人の姿なんてどこにも見つからなかった。
「……おかしいな。どこにいったんだろ……?」
彼らは体を洗い終えた白猫を牢屋に戻すのが役割だ。一人がサボってどこかに消えることはあっても、二人そろって仕事を放り出すことは考えづらい。組織の中で彼らが下っ端だという事実を考慮に入れればなおさらだ。
だとしたら、いったいなにが起こったのか――?
単純に考えるなら、誰かに呼び出されてそちらに連れて行かれたのか? ……二人とも行く必要があるとは思えないし、その場合なら彼女に一声掛けてから行くだろう、さすがに。
ならば、白猫に声を掛ける余裕もないまま、二人ともこの場を離れなければならないなにかが起こったということか。たとえばそう、ここは《天の智慧研究会》のアジトなのだから、帝国軍あたりが攻め込んできてその対応に向かったとか。
……ありえなくはない。戦いの音が全く聞こえない点はマイナスだが、それ以外の点で言えば少なくとも可能性のひとつとして考慮には値する。
では、仮にそうだったとして、奴隷の自分はどう動くべきか――
「…………」
無言で周囲の様子を窺ってみる白猫。相変わらず気配も音も感じられない。少なくとも、近くには誰もいないことは確実なようだ。ならば、彼女はどうすればいいのか。このままここで誰かが来るのを待ち続けるか。それともこちらから二人――少なくとも、状況を理解しているだろう誰か――を探しに行くか。いっそ、ここから逃げ出してみるべきか――
そこまで考えたところで、下腹の辺りにチクッとした痛みを感じた気がして、白猫は視線をお腹に向けてみる。よく解らないけれど、まじまじと見れば淫紋の色が少し濃くなっているような気がした。
「…………そっか。そういうことなら――うぅん、と。こっち、かな……?」
少しの間指を咥えて考え込んだ末に小さな呟きを漏らすと、彼女は通路を――牢屋とは逆の方向に――ゆるゆると歩き始める。性奴隷としての首輪は付けたまま、男を誘う扇情的な姿もそのままに。
そして、周囲の様子を窺いながら通路を進むことしばし。相変わらず人の気配も声も物音もないまま歩いていると、何度か分かれ道に行き当たることになる。そのたびに一度立ち止まり、なにかを確かめるように
そうして、迷いながら分かれ道を何度か選び進んだその末に。白猫の目の前に現れたのは、上下に通じる階段だった。
出口を目指すなら素直に下を選ぶべきだろうか。しかし、奴隷を捕らえておく牢屋があるのは普通地下だと考えれば、上に向かうべきだとも考えられる。もちろん、選択肢だけなら戻るというのもありだが、さすがにここまで来てそうするのはどうかなので却下するとして――さて、どちらを選ぶべきか、と。
立ち止まり、考え込み、耳を澄ませてみたり、階段を一段ずつ上がってみたり下がってみたり。そうしていると、下腹部の疼きが少しだけ強くなって弱くなったような、そんな気がした。
「……っ」
そのかすかな疼きに誘われるように、階段を上り始める白猫。そうして一歩上がるたびに、疼痛が少しずつ強まっていく。そうして踊り場を折り返して、さらに上ろうとしたところで不意に、目の前に現れた柔らかい壁のようななにかにぶつかってしまったのだった。