又、アニメ版のエピソードも少し反映しています。
因みに投稿日の10月20日は、持田真歩子ちゃんの誕生日です。
3月。卯月学園の卒業式。
その後、健太郎は佐竹晴彦の家での祝賀会に出席した。
但し、卯月学園関係者のみが招待されたため、真歩子は参加出来なかった。
大広間にて。
「専門学校へ進学が決まったのね」
「はい」
静香の言葉に健太郎が頷いた。
稔は美夏と、慎二は菜々と付き合う事になった。
ティナとティムは帰国する事になり、卒業式の翌日、日本を発つ事になっていた。
卒業式の翌日。日曜日。
健太郎のアパートを、真歩子が訪ねた。
今日は一日、真歩子と二人だけの卒業祝いだった。
真歩子の手料理で、二人だけの卒業祝いは、前日佐竹家の卒業祝賀会より嬉しく、内容の有る物だった。
「卒業と進学、おめでとうございます」
「ありがとう」
「専門学校への進学、決まったんですね」
「ああ。二年制のコンピューターの専門学校。高校三年生になってから勉強の成績がアップして専門学校に入れたからね。これも真歩子ちゃんに出会ったからだね。真歩子ちゃんのお陰だよ」
「そんな…。健太郎さんが頑張ったからですよ」
「でも、やっぱり真歩子ちゃんのお陰だよ。真歩子ちゃんみたいな女の子でないと、僕はダメなんだ」
「健太郎さん…」
食事後。
健太郎と真歩子は、体を重ねた。言葉ではないコミュニケーション、即ちセックスである。
・・・
そして4月。新年度。
健太郎は専門学校に通う傍ら、真歩子とデートを重ねていた。
又、健太郎のテニスの腕前は、真歩子のコーチのお陰もあって、メキメキ上達していた。
一方、真歩子は学業も順調だった。それに葉月学園のテニス部のエースになっていた。又、《カトレア》でのバイトも続けていた。更に、華道やフラワーアレンジメントの勉強もしており、《カトレア》の店長からも信頼されていた。
そして翌年3月。真歩子は葉月学園を卒業。4月から実家から通える短期大学に進学した。
健太郎と真歩子は、今や半同棲状態である。
健太郎の部屋の押し入れには、真歩子専用のクローゼットケースがあり、着替えが入っている。たまに健太郎が見てしまう事があり、真歩子に「健太郎さんのエッチ!!」と言われる事があるが、いつもの事である。
夕食後は、体を重ねる。たまに服を着たままや、裸エプロン、葉月学園時代の制服等でセックスをする事もある。
しかし、SMチックなセックスは殆どない。言葉責めや剃毛、軽くスパンキング、たまに浣腸プレイとアナルをする位である。勿論、所謂〈大人の玩具〉も健太郎は好まない。あくまでも、自分の体でセックスを楽しむ主義である。
で、5月のある日の朝。
「あーっ!遅刻しそうです」
真歩子の叫び声が、健太郎の部屋に響いた。
「ふあああ。目覚まし時計を止めたのは僕かな?」
半ば寝ぼけ眼で健太郎が言った。
「急がないと、専門学校の授業に遅れると思いますよ」
「大丈夫。今日は午後からの授業だから」
「あ…。もう、ずるいです」
真歩子が頬を膨らませながら言った。
「それにしても、良い眺めだね。今日のブラジャーとパンティは、白か…。似合ってるよ」
「健太郎さん」
「ん?」
「あんまりじろじろ見ないで下さい」
「だって色っぽいんだもん」
「イヤです。恥ずかしい。またエッチな事考えているんじゃ…」
「ゴメンね。じゃあ見ない」
「私、魅力無いんですね…」
「あのね…どっちかにして…」
「だって、私、オッパイ小さいし…。お尻は大きいし」
「そんな事無いよ。オッパイは初めて会った時より大きくなったよ。パイズリも出来る様になったし。乳首も綺麗な色だもん。お尻だってプリプリして魅力的だよ。後ろも綺麗だね」
「もう、健太郎さん、エッチです…」
そう言って真歩子は頬を膨らませた。でも、彼女の目は笑っていた。
「さてと、僕も着替えて用意するかな」
「健太郎さん?」
「ん?」
「今日も、晩ごはん、作りに来ますね」
「わかった。夕方には帰っているからね。やった。今日もまともな食事が食べられる」
「それと…」
「今日も…ここに泊まって良いですか?」
「ああ、構わないよ」
「はい、私も全然構いません」
そう言って真歩子は笑った。健太郎も笑った。
こうして二人は歩いて行く。二人の道を…。
【おわり】
今後は、適宜加筆修正をします。
続編については、改めて考えます。
ありがとうございました。