数日後。卯月学園の寮の健太郎の私室にて。
一通り勉強を終えた後、健太郎は時々真歩子とセックスしている間に浮かんで来る、黒い欲望について真剣に考えていた。
そして、先日、一人で外出した際、駅構内の書店で見た、SM専門誌とその別冊の写真集の事を思い出した。その時に初めて自覚したのが黒い欲望。この時、健太郎は自覚した。つまり、自分がサディストである事を。
「そう言う事か…」
しかし、健太郎は、真歩子とセックスする際、麻縄や革手錠を使うつもりは無い。又、所謂、〈大人の玩具〉や鞭や蝋燭も好きではない。但し、写真集の中にあった、二つの〈ある事〉だけはしてみるつもりでいたが、いきなりはダメな事も自覚していて、先日の剃毛プレイと同様に、説得した上でするつもりでいた。
更に数日後。ラブホテルにて。
いつもの様にシャワーから出た健太郎と真歩子。
二人は丹念に身体を拭いた。
その後、健太郎は真歩子の身体を、ベッドに横たえた。
そして、背後から抱き締めた。
「真歩子ちゃん、乳首が勃ってる」
そう言って健太郎は、左手で真歩子の左の乳首を摘まんで転がす。
「ああっ…、む、胸をそんなに」
そして今度は、左手で真歩子の女性器を責める。
「ああっ、そ、そこは…」
淫らな水音が、部屋に響いた。
「ああん、ダメェ」
そう言って真歩子は、再度軽い絶頂に達した。
「真歩子ちゃん、入れるよ」
そう言った健太郎を、真歩子が制した。
「待って下さい。次は、私が…」
そう言って、真歩子が健太郎の上になった。
「次は、私の番です…」
そう言って、真歩子は健太郎の男性器を手で包み込んだ。
それから、軽く手コキした。
「つっ…」
軽く仰け反る健太郎。柔らかい掌と指先の刺激がたまらなかった。
「あっ、今、ピクンって…」
笑みを浮かべながら、健太郎の男性器を愛撫する真歩子。
「あ、大きくなってきました。じゃあ、そろそろ…」
そう言うと、真歩子は健太郎の男性器を舌先で刺激した。
それから、唇で包み込んだ。
舌先を巧みに動かし、カリから鈴口を刺激する。
「はむっ…、レロッ、ちゅぶちゅぶ…」
淫らな音が、部屋に響く。
真歩子のフェラチオは、最初の頃に比べて、はるかに上手になっていた。
但し、健太郎は、今日は口の中で達する訳にはいかない。
真歩子に、新しい事をさせるつもりだったからである。
「真歩子ちゃん、お願いがあるんだけど」
「ん…」
「お口でしてくれるのも、凄く気持ち良いんだけど、今日はもう良いかな」
「えっ!?」
「パイズリしてくれるかな?オッパイで僕のチンポを挟むんだ」
「でも、健太郎さん…。私、オッパイそんなに大きくないです…」
「大丈夫だよ。もし挟むのが難しいなら、先っちょで擦る感じでも良いよ」
「は、はい…」
真歩子は頷くと、健太郎の言う様に胸の谷間に健太郎の男性器をあてがい、乳房で挟んだ。
そして乳房を上下させ、健太郎の男性器を刺激する。
しかし、真歩子が上になるパイズリでは、体力的にきついのは確かだった。
そこで健太郎は、パターンを変えてみる事にした。
「今度は、真歩子ちゃんがあお向けになって」
「え、ええ」
真歩子があお向けになると、健太郎は真歩子に跨がり、勃起した男性器を胸の谷間にあてがった。
真歩子が健太郎の男性器を乳房で挟むと、健太郎は腰を前後させる。
この方だと、真歩子の体力の消耗は少なくて済む。
「真歩子ちゃんのオッパイの感触、最高だよ」
「なんか変…。健太郎さんに胸を犯されているみたいです…」
健太郎の腰の動きが激しくなる。
「くっ…。出、出る」
そう言った直後、健太郎は真歩子の顔面に射精した。
「真歩子ちゃん、舐めて、綺麗にして」
「は、はい」
「終わったら、オマンコに入れてあげるからね」
健太郎の言葉に真歩子は頷いた。
お掃除フェラが終わった後、健太郎は真歩子をうつ伏せにさせた。
健太郎は真歩子の女性器に男性器を軽く当てた。
しかし、挿入はしない。
その代わり、お尻を愛撫する。
尻たぶを掌で撫で回した後は、軽く掴んでアナルを外気に晒す。
健太郎の愛撫に焦らされた真歩子は、淫らなおねだりをする。
「健太郎さん…。じ、焦らさないで、は、早くください。健太郎さんのオチンチンを、真歩子のオマンコに…」
「じゃあ、ご褒美だよ」
健太郎は真歩子の女性器を後ろから貫く。
「健太郎さんのオチンチンが、わ、私の奥に、あ、当たって…、き、気持ちいい…」
健太郎は、真歩子の乳房を揉みしだきながら、律動のピッチを上げていく。
真歩子の乳房は、形が良く、しかも弾力と柔らかさを併せ持つ。
乳首は、綺麗なピンク色だ。
健太郎は、背中にキスの雨を降らせ、汗の雫まで味わいつくす。
「ぼ、僕も、気持ちいい。真歩子ちゃんの中、気持ちいい」
真歩子の大事な部分は、健太郎をきつく、でもどこか優しく締め付ける。
溢れ出した真歩子の蜜が、シーツに染みを作った。
淫らな水音と、二人の吐息が部屋の中に響く。
汗の香りが、部屋の中に充満している。
「ああっ…、私の中、引っ張られてる…」
「凄いよ。真歩子ちゃんの中、熱くて、吸い付いてくる」
「あ、健太郎さんの大事な部分が、オチンチンが、ビクビクして、暴れてる…」
真歩子の女性器の締め付けが一段ときつくなった。イク前兆だ。
「も、もうダメ…。わ、私、壊れちゃう…。イッちゃう…!」
「僕も、イキそうだ」
「アーッ、イ、イヤーッ…。イ、イク。あっ…、あああああああーっ!!」
真歩子が絶頂に達した。
「くうっ…!!」
健太郎も絶頂に達すると、男性器を引き抜き、真歩子の背中から尻にかけて大量の白濁をぶちまけた。
愛し合った後、健太郎は真歩子を家まで送った。それから卯月学園の寮に戻る道すがら、健太郎は思った。所謂硬軟使い分けたならば、真歩子はSMチックなセックスはもとより、それ以上の事を受け入れてくれるのではないか、と。
そして翌日、月曜日から健太郎は行動を起こした。まず、卯月学園に教科書や教材、実験用具等を納品している店に行き、本来は理科実験に使うある物を何本か買った。
火曜日には、葉月町内の大手ドラッグストアに行き、別の道具を買った。
その途中、葉月町内の書店で、SMの入門書を買い、そのプレイについてやって良い事、身体に対してのリスク等を徹底して調べた。
そして日曜日を迎えた…。
【続く】
次回は、前々から書いてみたいと思っていた事を書きます。本格的な調教です。