※この作品はR-18です。

Irregular ~存在を許されざるもの~   作:トド

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第三章ー⑧

 巨大なベッドがある部屋に移動すると、ユウヤはファリアに促されるままに、そのベッドの奥に胡座をかいて座る。

 

 またあの謎の熱が全身を支配して、思考がまとまらない。

 

 だが、それもしかたがないことだろう。先程までずっとファリアの丹念な愛撫を受け続けていたのだから。

 

 そして、この世のものとは思えないほどの美しいその少女が全裸で目の前に立っている。それに加えて、今は……。

 

「さぁ、リナ。恥ずかしいのは分かりますが、きちんとユウヤ様に見ていただかないと」

 純白のブラジャーとショーツだけを身に付けたリナの背中を、一糸まとわぬ姿のファリアが後押しする。リナはその言葉に小さく頷いて、背中に手を回してブラジャーを緩めてそれを脱ぐ。

 

 ファリアにはもちろん及ばないが、お椀型の弾力がありそうな乳房は、ユウヤの予想よりも大きかった。さらに桃色の乳輪とツンと尖った小さな乳首がとても可憐だ。

 

「ふふっ、いい形の胸ですね、リナ。……どうですか、ユウヤ様?」

 リナの手からブラを取り、ファリアは笑顔でこちらに尋ねてくる。

 

「……うっ、うん。すごく、その、魅力的なおっ、……いや、胸だと思うよ」

 

 言葉を選んでユウヤが応えると、ファリアは悪戯っぽい微笑みを浮かべ、

「リナ、良かったですね。貴女のおっぱいをユウヤ様は気に入って下さったようですよ」

 ユウヤにも聞こえるようにリナに耳打ちする。

 

 胸も、おっぱいも指し示すものは変わりないのだが、その響きがひどく淫靡なものに聞こえる。

 まして、それがファリアのような美しい少女の口から発せられたものであるのなら余計に。

 

「……あっ……その……」

 なんと答えれば良いのかわからないのだろう。リナは、恥ずかしそうに俯いて顔を両手で覆ってしまった。

 

 リナのその姿がたまらなく可愛いとユウヤは思う。

 けれど、自分がその気持ちと同じくらいにこの少女の裸に興奮していることに気づく。半勃起していた股間の肉棒が一気に硬度を取り戻したのが分かった。

 

「まぁ、ユウヤ様ったら」

 目聡いファリアが、ユウヤの股間の変化に驚きの声を上げる。

 どこか嫉妬の響きも含まれている気がしたが、ファリアはすぐに笑顔になり、リナをユウヤの正面に座らせて自分もリナの真後ろに座る。

 

「ふふっ、ユウヤ様。この可愛らしいリナも貴方のものにして頂けませんか? リナもそれを望んでいます。そうですね、リナ」

 ファリアの言葉に、リナは顔を真っ赤にしたまま頷いた。

 

「……ユウヤ様。私にしてくださったように、まずはキスを。この娘の唇を貰ってあげて下さい」

 ファリアが困惑するユウヤとリナの仲立ち役をして行為を進めていく。

 つい先程まで自分も経験がなかったにも関わらずに。

 

 だが、また熱に侵されるユウヤはそのことを疑問に思うことが出来なかった。

 

「リナ、さぁ、ユウヤ様のお側に……」

 

 リナが緊張した面持ちのままユウヤの間近までにじり寄ってくる。

 そして、目をつぶって唇を軽く前に突き出したが、体は不安と緊張で小刻みに震えている。

 

 その姿が可愛らしくて、ユウヤは優しくリナの頭を撫でる。すると、少しだけリナの躰の強張りが弱くなった。

 

「……リナ。キスをするよ」

 

 ユウヤはそう宣言してから、右手でリナの頭を優しく抱えて近づけると、桃色の小さな唇に自分のそれを重ね合わせる。

 

 ファリアのときとは違う種類の甘い香りがする。

 ユウヤはそれを感じながら、唇に伝わってくる心地良い弾力を楽しむように啄む。

 ファリアと何度もキスを交わしたため、今は少し余裕がある。

 

 熱に侵される状態であっても、ユウヤはリナが苦しまないように優しい口づけを繰り返す。すると少しずつだが、リナが甘い声を漏らし始めた。

 

「んっ……あっ……」

 リナが瞳を潤ませながら、恍惚とした表情を浮かべていることを確認し、ユウヤは静かに唇を離す。

 

「……あっ、まだ……。ユウヤさん……」

 リナが赤子のようにイヤイヤと首を横に振る。どうやらキスは気に入ってくれたようだ。

 

「リナ。そんなにユウヤ様の口づけは気持ちよかったですか? でしたら、きちんとお礼を言わなければいけませんよ」

 

 ファリアの言葉に、リナは恍惚とした表情のまま、

「ありがとうございます、ユウヤさん。私にキスをしてくださって」

 そう感謝の言葉を述べる。だが、

「……あっ、んっ!」

 不意にリナが身悶えを始めた。ユウヤは何もしていないのにも関わらず。

 

「……また右手が……いえ、唇も、頭も……」

 しばらく身悶えしたリナは、力が抜けてしまったのか、背中に居るファリアに倒れ込んでしまう。

 

「リナ、大丈夫かい?」

 慌てて声を掛けると、しかしファリアがリナに代わって「心配には及びません」と答える。

 

「でも……」

「ふふっ、大丈夫です。リナが大切に育てられてきた証です。身も心も完全にユウヤ様のものになる時のために」

 ファリアは断片的なことしか言わない。

 そして、困惑するユウヤに「少しお待ち下さい」と言って、自身の豊かな胸に倒れ込んだリナに視線を移す。

 

「……リナ。一つ正直に答えて下さい。貴女は今まで自分で自分の躰を慰めたことが、自慰をしたことがありますか?」

 

 ファリアの問に、呼吸が少し落ち着いてきたリナは、顔を真っ赤にして首を横に振る。

 

「そうですか。ですが、それでよかったのです。貴女は自慰をしてもおそらくは何も感じなかったはずですし、そのことで自分の体に不安を抱くことになってしまっていたでしょうから」

 ファリアはリナの頭を優しく撫でると、ユウヤに視線を移す。

 

「ユウヤ様。簡単に説明しますと、リナの躰には特殊な魔法がかけられています」

「……魔法?」

 初めてファリアの口からその単語が飛び出してきた。

「神殿で修行をしたものだけが使える力です。そしてそれにはいろいろな種類があるのですが、リナには性的な刺激を感じないようにする魔法が施されているのです」 

 呆然とするユウヤに、ファリアは微笑みながら話を続ける。

 

「これを<献身>の魔法と言います。効果は先程申し上げたとおり、性的な刺激をほとんど感じさせなくする効果です。かなり高位の魔法の使い手が掛けてくださったのでしょう。私も今まで全く気が付きませんでした」

 ファリアが説明してくれたが、ユウヤには何故彼女がそんな説明をするのかわからない。

 それに、リナは先程のキスで気持ちよさそうな顔をしていた。そんな魔法がかかっているとは信じられない。

 

「この魔法は、魔法を掛ける対象の、リナのためのものではありません。リナを抱く人のためのものなのです。つまりはユウヤ様のための魔法なのですよ」

 やはりファリアの説明は分からない。熱に侵された頭では余計に。

 

「リナ、動いてはいけませんよ」

「えっ、あっ!」

 ファリアはリナの両膝を掴み、ユウヤに向けて股を開かせる。

 純白の愛らしい下着に覆われた股間部分がユウヤの前に顕になる。

 

「ほら、力を抜きなさい、リナ」

「あっ、その、ですが……」

 羞恥のために足を閉じようとするリナだが、ファリアがそれを許してくれない。

 

「ユウヤ様、よくご覧になって下さい。リナの嫌らしいところを。……少しだけ下着が濡れていますよね? 本当に少しだけですが。どうか、そこに触ってみて下さい」

 ファリアの言葉に、ユウヤの喉が鳴った。触れる。リナの最も女の部分に。いたいけな少女の無垢なる股間に。

 

「あっ!」

 ユウヤが下着越しにリナの女性器に触れると、リナが驚きの声を上げる。

 

 温かな体温がユウヤの手に伝わってくる。下着越しの感触も悪くないが、直接触れてみたいという欲求が湧き上がってくる。そして、それを実行に移そうとした時だった。リナの躰に変化が起きたのは。

 

「あっ、ああっ、なっ、なんですか……。こっ、これ…はっ、いやぁぁぁ!」

 リナの躰が小刻みに震える。そして、股間から溢れんばかりの愛液が溢れ出てきた。

 

 すぐにその淫靡な液体は下着を濡らし尽くし、ベッドのシーツにも滴っていく。

 

「ふふっ、分かって頂けましたか、ユウヤ様」

 まだ痙攣を続けるリナの額に優しくキスをして、ファリアは妖艶な笑みをユウヤに向ける。

 

「この魔法は男性に触れられると、解かれていくのです。思い返してみれば、以前リナはユウヤ様と握手をしていましたね。そこから少しずつ魔法に綻びが生じていたのでしょう。ですから、リナは私とユウヤ様の情事を見て濡らしていたのです」

 ファリアは呆然とするユウヤの前で、リナの頭を優しく撫でる。

 

「……ふっ…あっ……」

 リナがまだ少し体を震わせながら、熱い吐息を漏らす。それが堪らなく扇情的だった。

 

「……リナ。私の声が聞こえていますね。分かりますか、貴女の躰はユウヤ様に触って頂くことで、どんどん卑猥な女の躰に変わっていくのですよ」

「……あっ……そっ、そんな……。わっ、私……」

 リナが、今度は恐怖に躰を震わせる。助けを、許しを乞うような瞳をユウヤに向ける。

 

 しかし、それは逆効果だった。

 

「……ごめん、リナ……」

 知らなかった。自分の中にこんな嗜虐的な側面があるなんて。けれど、止められない。この無垢な少女を汚したくて仕方がない。

 

「……えっ、まっ、待って。待って下さい。今でも、私……。これ以上…私……おかしくなって……」

 リナは後ずさりして逃げようとしても躰が動かない。それになにより、ファリアに逃げ道を断たれている。

 

「あっ、ファリアさん……」

 リナはファリアに助けを求めようとしたが、

「良かったですね、リナ。貴女は全ての快楽の初めてをユウヤ様に捧げることができるのですよ」

 ファリアは優しい笑みを浮かべたまま、リナの背中を押してユウヤの前に差し出す。

 

「あっ、だめ、駄目です、ユウヤさん……」

「……リナ!」

 ユウヤはリナをきつく抱きしめた。

 

 華奢だが柔らかな躰。そして癖になりそうな甘い香りに陶酔しながら、ユウヤは再びリナの唇を奪う。しかも今度は左手でがっしりと頭を抱えてそのまま舌を挿れていく。リナの口内も犯すために。

 

「んっ、んんっ!」

 リナが抵抗しようとするが構わない。無遠慮に少女の躰を弄る。

 

 思った以上に弾力があり、弾むような乳房を自由な手で鷲掴みにして揉み続ける。すると乳首が固くなってくるのが感じ取れた。

 すべすべのなだらかなお腹や、背中にも腕を伸ばす。片手では足りなくて、頭を離して両手でリナの全身を弄る。

 

「あっ、だめ、んっ、あっ……。ああっ!」

 リナの喘ぐ声が心地良い。もっともっとこの少女を犯したい。そんな劣情がとめどなく溢れ出して止まらない。

 

「あっ、だめ、駄目です、そこは……」

 

 抱えていたリナをベッドに押し倒し、左の乳房の突起に狙いをつけてそれを口に含む。

 汗でより一層ました甘い香りとともに、舌で舐めるとコリコリとした乳首の感触が心地良い。

 両腕をベッドとリナの隙間に入れて、右手はリナの背中を、左手は程よい肉付きのおしりの感触を楽しむ。

 

 けれど足りない。この素晴らしい女体を味わいたいのに腕が足りない。

 もっと、もっと、もっと触りたい。

 どんどん感度をまして可愛い声を上げるリナを蹂躙したい。

 

 しかし、その一方で、あまりの興奮にユウヤのペニスは天をつかんばかりに勃起している。

 挿れたい、この少女のアソコに、濡れそぼつ穴に。

 だが、まだまだリナの躰も堪能したい。

 

「……駄目だ、もう我慢が……」

 ユウヤは惜しみながらもリナの躰から手を離し、ベッドの上に膝立ちになる。

 リナの膣に自分の分身を挿れるために。

 

 しかし、不意にユウヤのペニスの先端に思いもよらなかった感触が、快感が走った。

 ファリアがその部分にキスをしてきたのだ。

 

「……ふぁっ、ファリア……」

 股間部分に顔を近づけているファリアを見下ろすと、彼女は妖艶に微笑み、「ご奉仕しますね」と言って、なんの躊躇もなくペニスを口に含み舐め始めた。

 

「あっ、うっ!」

 堪えることなど出来なかった。もう我慢の限界が来ていたのだから。ユウヤは反射的にファリアの頭を抑えてその口に精液を注ぎ込む。

 

「んっ! んんんっ……」

 快楽と共に熱いものが尿道を抜けて放出されていく。

 しかし、ファリアはその全てを懸命に受け止めて飲み込んでいく。

 

「はぁ、はぁ……。ファリア……僕の精液を…飲んで……。あっ、うっ……」

 

 ファリアはペニスから口を離すことなく、ユウヤの放った精液を全て飲み干した。

 そればかりか、尿道に残っている精液も吸い出そうとしてくる。

 

 何も残っていない事を確認し、ファリアはペニスを手に取って丁重にそれを口から引き抜く。

 

「……突然失礼をいたしました。初めてですので、ご満足頂けたか分かりませんが……。如何でしたでしょうか?」

 ファリアは口元を上品に拭いながら、ユウヤを上目遣いに心配そうに見つめてくる。

 

「あっ、ああっ……。腰が抜けるかと思ったよ……。その、気持ちよかった」

 ユウヤの答えに、ファリアは満足げに微笑んでユウヤの睾丸に口づけをする。

 

 それが堪らなく淫靡で、ユウヤのペニスは再び硬度を取り戻し始める。

 

「まぁっ。ふふっ、素敵です、ユウヤ様……」

 ファリアは勃起したペニス自身にも口づけをし、愛しそうに頬ずりをする。

 

「ユウヤ様。一度お出しになって、少し落ち着かれましたか? それでは、リナを可愛がってあげて下さいませ。もっともっとリナを気持ちよくさせてあげましょう」

 

 ファリアはそう言って視線をリナに向ける。釣られてユウヤも眼の前に横たわるリナに視線を戻す。

 

 リナは両手で口を抑えて淫らな声が上がるのをこらえていた。

 しかしその躰は快楽に身悶えしている。先程思うがままに弄った効果が続いているようだ。

 

 そのリナの懸命な表情が、しかしユウヤの獣欲を刺激してくる。もっともっとこの少女を快楽に狂わせたいと思ってしまう。

 

「……あっ、ああっ、駄目、止めて下さい!」

 だが、その衝動はユウヤに限ったものではないようだ。

 

 先程ユウヤが口に含んで舐めていた桃色のリナの乳首を、ファリアが繊細な指先で刺激し始める。

 優しく親指と人差指でこすりながら、時折少しだけ力を入れるといった緩急をつけて、執拗に……。

 

「ふふっ。一度ユウヤ様に触っていただいた箇所は、私が刺激しても感じるようですね。可愛いですよ、リナ……」

 ファリアの目にも狂気が宿っている。

 自分だけではないようだ。ファリアもリナの持つ被虐的な可憐さに、そしてそれを辱める自身の加虐性に陶酔している。

 

「いやっ、だめ、駄目です!」

 ファリアがリナの乳首にキスをする。更には口に含んで丹念にその部分を攻め立てる。

 

 リナの少女らしい幼さを残す可憐な肢体とファリアの瑞々しくも豊かな女の体が絡み合う。そのあまりの扇情的な光景に、ユウヤは我慢など出来なかった。

 

「……あっ、ああっ!」

 リナの躰が仰け反る。ユウヤがファリアとは反対の乳房を口に含んだためだ。

 堪らない。この汗の香りも、肌と乳首の舌触りも、味も……。ユウヤはファリアと一緒にリナの乳房を貪る。

 

 それだけで飽き足らないユウヤは、更に自分の体すべてをリナとファリアの躰にこすりつけながら全身でこの最高の雌二匹を堪能する。

 

 もう何も考えられない。ただただ気持ちがいい、もっと欲しい、もっと、もっと、もっと……。

 

 そして、ユウヤがわずかに正気を取り戻した頃には、リナは躰を痙攣させながら、ぐったりと力なく倒れていた。

 もう、僅かな声を上げる元気も無いようで、ただただ懸命に呼吸を繰り返している。

 

「ふふっ、すっかりほぐれたようですね……」

 

 息も絶え絶えのリナを満足げに見つめ、ファリアはリナの頭を愛しげに撫でる。

 そしてもはや下着の用をなさない、ずぶ濡れのショーツを器用に脱がせると、背後に回り込み、リナの背を自分の体で支えながら抱き起こした。

 

 もう意識も絶え絶えのリナは、きっと自分が何をされているのかさえ分からないだろう。

 

「さぁ、リナ。これからですよ。ユウヤ様のものにして頂くのは……」

 

 ファリアはリナの耳たぶを甘噛し、母親が幼子にかけるような優しい声で囁くと、自身の豊満な乳房の谷間にリナの頭を固定して、両手でリナの閉じた足を開いていく。

 そして、濡れに濡れたリナの女性器をユウヤに見せつける。

 

「……あっ……んんっ……」

 そこで、リナの瞳に光が戻った。

 しかしそれは偶然ではない。

 ファリアがリナの額に右手を当てて何かを唱えている。きっと何かの力――魔法なのだろう。

 

「ふふっ、目が覚めましたね、リナ。さぁ、いよいよですよ。貴女が全てをユウヤ様に貰って頂くのは……」

「えっ、ファリアさん……。あっ、だめ、こんな恥ずかしい格好……」

 身体に力が入らないのだろう。リナは自らの最も恥ずかしい部分をさらけ出したまま足を閉じることもままならないようだ。

 

 ユウヤは溢れ出そうな唾を飲み込んで、リナの開かれた両膝に手を置いて股の間に自分の体をはさみ挿れる。

「いやっ、ユウヤさん……。まっ、待って下さい。私、まだ、まだ心の準備が……」

 リナが恐怖に顔を強張らせて、イヤイヤとするように首を横に振る。それだけが、彼女にできる最後の抵抗だった。

 

 その抵抗を愛おしげに見ていたファリアが口を開く。

 

「ふふっ、リナ。先程説明し忘れていましたが、貴女の躰に掛けられている<献身>の魔法は、全身を隈なく触られても完全には解けないのです。

 その証拠に、貴女は一回も達することが出来なかったはずです。ずうっとずうっと気持ちのいい感覚が消えないままになっていますよね」

 ファリアはリナに優しく語りながら、艶っぽい笑みをユウヤに向ける。

 

「この魔法は、大昔に少女が不貞を犯さないように作られた魔法なのです。生涯、決まった男性のことしか愛さないようにと……。ですから、この魔法が解けるのはもう全てが決まってしまってからなのですよ」

 優しい、慈しみのこもったファリアの声。けれど、間違いなくそこには狂気が込められていることをユウヤは理解した。

 

「……えっ、全てが決まって……。まっ、待って下さい! それって、どういう……」

「さぁ、ユウヤ様を迎え入れましょうね。リナ……」

 ファリアはリナの質問に答えずに、ユウヤに微笑みかける。

 

 ユウヤはその意図を理解し、そそり勃つペニスをリナの陰裂に近づけていく。

 

「いやっ、そんな、ファリアさん、どういうことなんですか? 待って、駄目、挿れないで下さい、ユウヤさ……」

 リナの声はそこで途切れた。

 

 そして、次の瞬間、リナは声にならない悲鳴を上げて、身体を大きく仰け反らす。

 

 それは、ユウヤが躊躇なく自身のペニスの亀頭部分をリナの膣に差し入れたためだった。

 

「……あっ…はっ……がっ……」

 

 悲鳴とともに酸素を吐ききったリナの口は、酸欠の魚のようにパクパクと開閉する。

 

「……どうですか、初めて受け入れるユウヤ様のペニスは? ふふっ、大きいですよね。ですが、まだ先っぽが入っただけですよ」

 

 ファリアはそう言ってユウヤに視線を送ってきた。ユウヤはその意味を理解してそのまま力任せに肉棒をリナの中に刺し挿れた。

 

「……ぐっ、あうっ…あっ……」

 リナが苦しそうな嗚咽を漏らすが、ユウヤもそれを気にしている余裕はなかった。

 

 ファリアの膣内に挿れたときに勝るとも劣らない快感が、ユウヤのペニスを襲ったのだ。

 

 温かい肉の壁が絡みついてくる。入ってきたペニスを逃すまいと、貪欲に引き込もうとしているかのように。

 

 そのあまりの快楽にユウヤは全く抵抗ができなかった。

 まるで堪えることが出来ずにリナのヴァギナに精液を吐き出すしかなかった。

 

「うっ、ああああっ……」

 頭がショートしそうになるほどの圧倒的な快楽に、ユウヤは声を上げて全てを出し尽くす。

 

「……あっ、なっ、なんで……いや、何か、何かが来ています。何回も、何回も……」

 声が聞こえ、不意に膣が胎動し始める。ペニス越しにそれを感じ、慌ててリナを見ると、彼女は痛みとは別のものに体を震わせていた。

 

「おめでとう、リナ。魔法は解けました。膣の中に精液を出してもらった瞬間にこの魔法は解けるのです。そして、今まで滞り溜まっていた快楽が一気に来ますよ」

 

 ファリアの説明もユウヤの耳には入らない。

 リナの蠢く膣が気持ちよすぎて、空っぽになったはずの精嚢で精子が作られる。しかし少しでも気を抜くと、それはろくに溜まりもしないうちに吐き出されてしまいそうだ。

 

 懸命に出すのを堪えるが長く持ちそうにない。

 

「あっ、ああ。いや、落ちてしまいます。躰が、深いどこかに……。いや、怖い、怖い……」

 リナが快楽に身を震わせながら、涙ながらに何かにしがみつこうと手を伸ばす。

 ユウヤも震える躰を押さえるために伸びてきた手を掴み、更にはリナの上半身を引き寄せてそれを抱えあげる。

 

「あっ、ああっ、駄目、怖い……あっ、ああっ、ああああっ!」

 大きな声をあげて、リナは達した。

「うっ、うっ、あああああああっ!」

 それと同じくして。ユウヤも残っていた精液を全てリナの中に流し込み、果てた。

 

 しばらくは動けなかった。それでも、気絶しなかっただけマシだと思えるほどの圧倒的な快楽だった。

 

「……くっ!」

 中膝になる力もなくなり倒れ込みそうになったが、最後の力を振り絞って、腕を立ててリナを潰さないようにし、身体を横に倒してベッドに仰向けに転がる。

 

「はっ、はぁっ……」

 すべての体力を使い切った。もう何も残っていない……。

 

 ペニスも力なくだらりとして、白い液体をだらしなく垂らしている。もう限界だ。

 

 ユウヤは天を仰ぎながら懸命に呼吸をする。死んでしまいそうだと冗談ではなく思った。

 

「お疲れ様でした。ユウヤ様」

 少し時間が経ち、呼吸が整い始めた頃を見計らって、ファリアが笑顔とともに労いの言葉を掛けてくれる。

 惜しげもなく神々しいまでに美しい裸身をユウヤに晒して。

 

「あっ……ああっ……」

 全ての体力を使い果たして熱を失ったはずの身体を、またあの原因不明の高熱が蝕み始める。

 

「……ユウヤ様?」

 心配そうにこちらにすり寄ってくるファリア。その度に大きな乳房が揺れる。

 

「あっ、ああ。ファリア、ファリア!」

「きゃっ!」

 ユウヤは近寄ってきたファリアを押し倒し、大きな二つの乳房を両手で揉みながら、乳首を口に含んで舐め回す。

 止まらない、性欲が際限なく溢れ出てくる。

 

 おかしい、こんなのはおかしい。そうは思っていても、体の熱がまた思考を奪っていく。

 

「あっ、んっ……。わっ、私達は、はっ、はぁ、もう全て、ユウヤ様のものです。お気の済むまで、私達を……つっ、使って下さい……」

 ファリアはそう言って、快楽をこらえながらユウヤにすべてを委ねる。

 

「あっ、そこ…んっ。よっ、夜は…長いで…す。こっ、今度は、リナも優しく…しっ、してあげ…ませんか?……」

 

 それからのことをユウヤはあまり覚えていない。

 

 ただ、意識を取り戻したリナも加えて二人の少女を欲望のままに蹂躙し続けた。

 

 それは、夜が更けるまで、ユウヤが完全に気を失うまで続いたのであった。

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