柔らかな陽ざしが、部屋の中を照らす。
いつも通りの朝、のはずだが今日は違っていた。
起床前の心地よい微睡みの中、股間から温かく湿った感触がする。
最初は気のせいかとも思ったが、意識が鮮明になるにつれはっきりとしてきた感覚が夢ではないことを教えてくれている。
まさかこの歳になって!?焦燥に駆られるまま跳ね起きるように下半身を確認すると・・・
そこには顔をうずめるようにして肉棒を咥えるイフェイオンの姿があった。
「んっ、んん・・・はむ・・・くちゅ、ちゅ、んぷっ・・・くぽっ、じゅぷ、んあ・・・おはよう、団長」
こちらが目覚めたことに気付いたイフェイオンが朝の挨拶をしてくるが、正直それどころではない。意識がはっきりとしたことによって今までぼんやりと感じていた快感が一気に押し寄せてくる。
それでもなんとか挨拶を返し、どうしてこんなことをしているのか問う。
「ん、くぷっ、ぢゅるる・・・どうひてって・・・おっひふなっへたから?・・・んふっ、くぷっ、ちゅ、ぢゅる・・・」
何故疑問形なのか、そして咥えながら喋るのはやめてほしい。振動が敏感になった先端に響いて腰が跳ねそうなほど気持ちいい。
射精しそうになっていることに気付いたのか、イフェイオンはより深く激しく肉棒を刺激してきた。
「ぢゅる、んぷっ、くぽっぐぷっ、ぢゅるる、れろっ、んじゅちゅぷっ・・・んちゅ、ぢゅぱっ」
喉奥まで咥えこみながら舌を絡みつかせてくる、口全体を使った奉仕を堪えられるはずもなく、あっさりと限界を迎えてしまう。
精巣から登ってきた熱を解放するように、白濁した精を口内へと放出する。
「んむっ、んうぅ~~~~~っ・・・・・・んっ、こくっ・・・ちゅう、くぷっ、ちゅぱっ・・・」
精液を受け止めそのまま嚥下したイフェイオンは、最後に掃除するかのように肉棒に舌を這わせた後、ようやく顔を離した。
「いっぱい射精したね、団長・・・改めておはよう。朝ごはんはもう出来てるよ」
何事も無かったかのように振る舞うイフェイオンにこちらも反射的に「おはよう」と返すが、寝起きの口淫奉仕による余韻と衝撃から未だ立ち直れない。
「もしかして嫌だった?」
気分を害してると思ったのか、不安そうにイフェイオンが尋ねてくる。
決して嫌なわけではない。ただいきなりだったから驚いただけだ。
「団長のこと起こしに来たんだけど、・・・その、すごく大きくなってて、なんだか苦しそうだったから。・・・ご奉仕、してあげようかなって」
恥ずかしそうに口淫奉仕の理由を説明するイフェイオン。その姿を見て射精直後にも関わらず彼女を押し倒したい衝動に駆られる。
「だ、ダメだよ団長。朝ごはん冷めちゃうし・・・それに今日は一緒に買い物に行く約束でしょ?」
そうだった。今日はイフェイオンに頼まれていた物を買いに行こうと約束していた日だ。
このまま事に及んでしまえば、出かけるどころではなくなってしまう。そう思いなおし、無理やり情欲を抑えこむとベッドから起き上がるのだった。
朝食を食べ終えた後、早速二人で街に繰り出す。
色々と見て回る予定ではあるが、今日のメインは水着だ。イフェイオンが去年買った水着がきつくなってきたというので、新しい物を選んで欲しいと頼まれたのだ。
しかしきつくなったのは胸のあたりだと言っていたが・・・
となりを歩くイフェイオンを見る。歩を進めるたび揺れ動く彼女の胸は、その小柄な体に不釣り合いなほど大きい。まさかそれがさらに大きくなっていたとは。
「・・・団長、どこ見てるの?」
イフェイオンが半目でこちらを見上げていた。視線に気付かれてしまったらしい。
慌てて視線を逸らし言い繕おうとするが、その前にイフェイオンが呆れたように諭してきた。
「別に団長がエッチなのは今に始まったことじゃないし、わたしは気にしないけど。仮にも騎士団長という立場があるんだから、少しは気を付けた方がいいと思うよ」
申し訳ない・・・だが決してイフェイオン以外の女性にそういう目は向けていない。そこは安心してほしい。
「そ、そう?わたしだけなんだ・・・あっ!お、お店、ここじゃないかな?」
裏路地を少し入った先、一見すると店とはわからないほど地味な佇まいの建物を見つけた。小さな看板に書かれた店名を見る限り、お目当ての場所で間違いないようだ。
ここは騎士団内のある花騎士に教えて貰った、女性服専門の服飾店である。どうやら知る人ぞ知る穴場スポットらしい。
早速二人で中に入ってみるが、お昼前ということもあり他の客の姿が無かった。
入り口近くのカウンターに座り何やら本を読んでいる女性店員も、小さく――いらっしゃいと挨拶しただけでこちらに目も向けない。
けれど外観に反して店内は広く、掃除も行き届いているのか清潔感がある。なんとも不思議な店だ。
奥にある水着売り場もかなりの品揃えである。しかし今更ではあるが、本当に自分が選んで良いのだろうか。
「うん、いいよ。団長に選んで欲しいの。・・・団長が選んだものを着ていたいから」
真顔でそんな事を言われると、こちらが照れてしまう。だがそこまで言われたならばこちらも気合を入れて選ばねばなるまい。
今回は少し派手なものでも大丈夫、ということなのでビキニタイプのものはどうだろうか。
二人で意見を交わしながら水着を見繕っていく。しばらくして、選んだものを実際に着てみることとなった。
試着室に入っていくイフェイオン。先ほどまではまるで気にならなかったのに、一人取り残されると妙に気恥ずかしくなってくる。
手持無沙汰に辺りを見渡していると、隅に置いてある水着が目に留まった。手に取り確認してみるが、これは水着と呼べるのだろうか。ほとんど裸ではないか・・・
そこで背後からカーテンが開く音と共に、着替え終わったイフェイオンが出てきた。
「団長、どうかな?・・・似合ってる?」
その姿に目を奪われる。薄い青を基調としてビキニには細やかに花が描かれており、清楚ながらも華やかな雰囲気を醸し出している。サイドにつけられた小さなリボンが、彼女の持つ可愛らしさをいじらしく演出していた。
まさにイフェイオンの為に作られたとしか思えない程の逸品だ。
「い、言いすぎだよ団長。そこまで言われちゃうとちょっと恥ずかしいけど・・・ありがとう。うん、これにするね」
正直な感想を伝えたら、イフェイオンは照れながらも嬉しそうにはにかんだ。その様子も最高に愛らしい。
だが至福の光景を目にしてテンションがハイになったのか、ふと悪戯心が沸き上がってしまう。
これも着てみてほしいと言って先ほど見つけた水着をイフェイオンに手渡した。
「?うん、わかっ・・・えぇ!?団長・・・こ、これを着てほしいの?」
是非とも着てほしい。そして見せてほしい。
「うぅ・・・でも、その・・・わかった。だ、団長が言うなら・・・着てみる・・・」
消え入るように言いながら再び試着室に入るイフェイオン。ワクワクとまるで子供のように胸を高鳴らせながら彼女が戻るのを待ち続けた。
たっぷりと時間をかけた後、気後れするようにゆっくりとカーテンが開かれる。
一目見た瞬間、理性が吹き飛んだ。
「やっぱりこれ、恥ずかしいよ・・・色々と見えそうだし、その、食い込んじゃってるし・・・」
黒のビキニ。だが布面積は非常に少なく、大事な所を申し訳程度に隠すのみ。煽情的なデザインはとてもではないが海で泳ぐ為のものとは思えない。
イフェイオンが恥ずかしそうに体をよじるたび、たわわな胸が揺れてこぼれ落ちそうになっている。
裸よりもエロいその恰好を前に、抑え込んでいた情欲に再び火が点いた。
「団長・・・視線、いやらしいよ・・・も、もういいよね?」
耳まで真っ赤に染めたイフェイオンが訴えてくる。そのまま返事も待たず試着室に入ろうとする彼女を前に、体が本能で動いていた。
共に試着室に入るとカーテンを閉め、そのまま背後からイフェイオンを抱きしめる。
「きゃっ、団長!?ちょ、ちょっとダメだよこんなところで」
他に客はいないしここは奥まっていてカウンターからも見えない位置にある。気づかれることはないはずだ。
「そういう問題じゃなく、て・・・あっ、んんっ」
抗議の声を無視してイフェイオンの胸に手を這わす。柔らかな感触を味わうように優しく揉みしだくと、イフェイオンはたちまち感じ始めた。
「んっ、んくっ・・・ふぅん、んんっ・・ぁっあんっ!」
声を押し殺そうと必死に耐えているイフェイオン。だが既に固く尖っている乳首を水着越しに触れると堪えきれないように大きな喘ぎ声を出してしまった。
そのまま掌で押しつぶすように揉んだり、指でつまんだりして、彼女の反応を引き出していく。
「あんっ、んっ、はぁっ、だめだよぉ、団長ぉ・・・あっ、だ、だめだってばぁ、ああっ、あっ」
口では抵抗を示すイフェイオンだったが、体は既に受け入れていた。それを証明するように右手を下へと持っていき、水着の隙間から潜り込ませる。
秘裂に触れるとそこは想像以上に濡れそぼっていた。奥まで滑り込んだ指で、膣内を掻きまわしていく。
「あっ、あっ、あぁん!・・・やぁ、かき混ぜちゃぁっ、あ、だめぇ、はぁあん・・・あぁっ!」
乳首と膣内を同時に責められ、腕の中で悶えているイフェイオンの耳元で、正面を向くよう囁いた。
「んぁ、あぁ、ふぇ?・・・あっ!」
正面には試着室に備え付けられた鏡。そこにはイフェイオンの淫らな姿がありありと写し出されていた。
男を誘うような水着のまま、背後から抱きすくめられ愛撫されている。上気した顔、潤んだ瞳、半開きの口から洩れる喘ぎ声。
自らの痴態を目の当たりにしてか、膣内の締め付けが急に強くなった。追い打ちをかけるように更に激しく指を動かす。
「ああっ、あっ、あっ、あんっ・・・や、あぁっっ、も、もう・・・あぁ、はぁんっ」
絶頂が近いのだろう。体を小刻みに震わすイフェイオンは快感から逃げるように身をよじるが、その視線は決して鏡から放そうとしなかった。
こちらも答えるようにより強く抱きしめながら、絶頂への後押しをすべく陰核を指で弾いた。
「ひうっ、ひっ、あ、イク!・・・あっ、んんっ、イッちゃう。ひぁ!・・・ああああぁっ!!」
腕の中で跳ねるイフェイオン。痙攣を続ける膣内から指を引き抜くと、狭い試着室の中に淫らな雌の芳香が広がった。
もう我慢できそうにない。既に肉棒はズボンの中で苦しいくらいに勃起している。
未だに絶頂の余韻に浸るイフェイオンをこちらに向き直させると、これからすることを察したのか、恥ずかしげに小さく頷いてくれた。
許可を貰えたことに喜びつつも、慌ただしく肉棒を露出させる。
そして彼女の背中を壁にもたれかけながら太ももを持ち上げ、蜜を滴らせる秘裂に立ったまま挿入した。
「あぁぁっ!んっ、はぁっ・・・団長の、硬いのがぁ・・・あっ、ああっ!」
じっくりと味わうように根元まで挿し入れると、そのまま向き合いながら抽送を開始する。
イッた直後のせいか、あるいは特殊な状況のせいか。イフェイオンはいつもよりも感じているようだった。
「んあっ、んはぁ!あっ、やあっ、奥まで・・・ぁあ、すごいっ、ああっ、あんっ・・・、んぅんっ、はあぁん!」
柔らかな媚肉が肉棒全体に絡みつき、愛液で濡れた蜜壷はきゅうきゅうと締め上げてくる。挿れるときはもっと奥までとねだるように包み込み、抜くときは名残惜し気に吸い付いてくるようだ。
そして視線の先、小刻みに腰を突き上げるたび、水着に包まれた豊満な乳房が淫猥に揺れ動き、更なる劣情を煽った。
興奮は止まることを知らず、自然とピストンは力強いものになっていく。
「ひゃあぅ!あっ、んんぅっ!・・・あっ、あっ、だん、ちょうっ、ぁっ、団長っ!・・・ぁんっ、ひっ、んぅううぅ!」
小さな絶頂が何度も押し寄せてるのだろう。細かく痙攣する媚肉を抉り、こちらも射精に向けての階段を駆け上がる。
「あぁ!あっ、あぁんっ・・・ぁっ、大きいの、きちゃうっ、んぅっ!・・・団長ぉ、口、塞いでぇ、はぁっ・・・わたし、もう我慢できないからぁっ、ああぁ!声漏れないように、塞いでぇ!」
涙に濡れた瞳で見上げてくるイフェイオン。その可愛らしいおねだりに応えるべく、覆いかぶさるようにキスをする。
同時に昂ぶった想いごとぶつけるように、彼女の一番奥へ肉棒を抉りこんだ。
「んぅっ、んむっ、らん、ちょぉ・・・はぅ、ん、ぁん・・・・んんっ!んうううううぅぅぅぅぅぅ!!」
イフェイオンは全身を震わせながら激しい絶頂を迎える。膣内が一気に収縮し、精をねだるように吸い付いてくる。
あまりに快楽に呻きつつも、煮え滾るほど熱い精液を子宮口へと叩きつけた。
長い絶頂を終えて、力が抜けたイフェイオンが倒れないよう抱き支える。
互いに息を整え、落ち着いたところで―――我に返った。
そうだここは外、しかも店の中である。カーテンで区切られてるとはいえ、いつ見つかるともしれない危険な場所だ。
イフェイオンも状況を思い出したのか、慌てて体を離して後処理を始める。
「と、とりあえず団長はここから出て!ここはわたしが何とかするから、会計を済ませて外に出よう」
その言葉に従い、周囲の安全を確認し試着室から出る。幸い他の客はおらず、あの店員もカウンターに座ったままのようだ。
しばらくすると私服に着替えたイフェイオンが出てきた。そのまま二人でカウンターへ向かい、試着した水着を購入する。
イフェイオンは気まずいのか頬を染めて顔を俯かせていたが、相変わらず不愛想な女性店員は何も言わなかった。気づかなかったのか、あるいは気づいていないフリをしてくれたのか。
店を出て少し離れたところで息を吐く。隣を見るとイフェイオンが冷たい目を向けていた。
「団長・・・何考えてるの。あんな所で、その、するなんて・・・もし見つかってたら大変なことになってたんだからね?」
返す言葉もない。冷静になって思い返すとかなり危険な行為だった。イフェイオンの可愛さに心奪われていたとはいえ、軽挙妄動は反省せねば。
「か、かわいいって・・・もう本当に反省してる?それに結局買っちゃったこれ・・・どうするつもりなの?」
更に視線の温度を下げるイフェイオン。彼女が手に持つ紙袋には、二着の水着が入っている。
そう、
とてもじゃないが普段使いできるデザインではないし、そもそもあれを着たイフェイオンを衆目に晒すなど言語道断である。
かと言って折角買ったものを箪笥の肥やしにするのももったいない。ここは部屋で二人きりの時にでもまた着てもらって・・・
「もう着ないから!絶対着ないからね!」
食い気味で怒られる。あの姿のイフェイオンが二度と見られないの本当に残念だ。
「・・・団長、やっぱり反省していないでしょ?こうなったら今日の晩御飯は団長の嫌いなものにするから。覚悟してね」
藪をつついて蛇を出してしまった。まあ今回は間違いなく自分が悪いのだし、その程度の罰なら甘んじて受けよう。
「じゃあ早く行こう?まだ見たいお店はいっぱいあるし、帰りに晩御飯の材料も買っていかなきゃ・・・」
その通り、まだデートは始まったばかりである。予想外の出来事はあったが、今日という日を目いっぱい楽しまなければなるまい。
そっと差し出されたイフェイオンの手を握り、二人並んで歩きだした。
Fin
・・・後日、もう一度だけ着てほしいと必死に頼み込んだら、渋々ながらも着てくれたイフェイオンであった。