一週間ぶりに、ターニャ・デグレチャフはその扉を潜る。
中では上官が待ちかねたと言わんばかりの笑みでターニャを迎えていた。
ターニャは後ろ手に扉を閉めると、言われるがままに服を脱ぐ。
手慣れた調子で脱衣を見せつける自分自身に嫌気が差しながら、全ての服を脱いだ。
全裸になったターニャは己の脱ぎ捨てた衣服を綺麗に畳み、脇へ置く。
そして蹲踞に似た姿勢でM字に足を開き秘部を上官に見せつけながら、ターニャは己の秘部へと指を挿入した。
「んっ……!」
乱れた吐息と共に、ターニャは己の膣内をかき回す。
ポトリと、膣の中から小さな球状の物体が転がり落ちた。
一週間、命令でターニャの体内に仕込まれていた物だ。
そしてそれは一つではない。
「ん、くぅっ……!」
次を排出するために、ターニャの指はより奥へと入っていく。
異物の摘出が目的であろうとも、実質的にそれは自慰となにも変わらない。
ターニャの声はどんどん甘く淫猥な声へと変化していく。
快楽によって愛液が分泌され、ぐちゅぐちゅとしたいやらしい水音が聞こえてくる。
「ふぅっ、く、んぅっ……」
二つ、三つと、産卵でもしているかのようにターニャの膣から球が零れ落ちていく。
両足がガクガクと震えだし、口端からは涎が垂れている。
「――ッ!」
ビクン、とターニャの体が大きく跳ねる。
長期間の調教を受け続けたターニャの体は、いとも容易く絶頂した。
「ぐっ、ふ、ぐぅっ……」
小刻みに痙攣を繰り返しながら、ターニャの股から多量の愛液が噴き出す。
その勢いで残っていた球は全て排出され、愛液で生成された水溜まりへと落ちていく。
「ぐ、うぅ、ふぅっ……」
薄れる意識を必死で繋ぎ止めるターニャの前に、上官が歩み寄った。
懐から何かを取り出すと、上官はそれをターニャへと放る。
「え、あ……?」
ターニャの頬が引きつり、視線が足元に落ちたそれと上官の顔へ交互に移動する。
それは先程苦労して膣から取り出した球に酷似していた。
違いは、今度の球は紐のような物で全てが連結されていること。
そして、一つ一つが先程まで入れていた物より僅かに大きいことだ。
「は、ははは……」
小さく、ターニャは笑う。
笑うしかない。
命令はわざわざ聞くまでもない。
そして、逆らえるはずもない。
「ぐ、うぅっ……」
震える手で、ターニャは己の膣に再び異物を挿入していく。
ご丁寧に片方の端には大きな持ち手のような輪が付いている。
輪の付いていない側を秘部に押し当て、ターニャはゆっくりとそれをねじ込んでいく。
「あ、、あぁっ、ぐぅ……!」
以前とは比較にならない感覚。
大きさは然程変わっていないが、全ての球が連結されているせいで一つの球が動けば全ての球が動き内部がかき回される。
愛液が潤滑剤になっているため、滑るように膣は異物を受け入れていく。
しかし内部から襲い来る圧迫感と刺激は、どこまでも容赦なくターニャを襲っていた。
「ふぅっ、ぐ、うぅっ……!」
長い時間をかけ、ようやくターニャは根元まで連結されている球を膣内へと収めきる。
足元には愛液と汗と涎で水溜まりが形成されていた。
ターニャの秘部からは取っ手代わりの輪が兎の尻尾のように飛び出している。
その上からターニャは下着を穿き、裸の恰好から入室時の軍服に身を戻す。
上官からの許しを得て、一礼の後にターニャは部屋を後にした。
その心中は怒りに震え、煮えたぎるマグマのように心は暴れている。
しかし顔を赤くして息を荒げる様は、傍目からでは発情した雌の顔にしか見えない。
立ち去るターニャを、上官たちは醜悪な笑みで見送っていた。