※この作品はR-18です。

ターニャちゃんが体を売る話   作:セイラム

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剥奪の時

 少しやりすぎた。

 ターニャ・デグレチャフは、内心で過去の自分を糾弾する。

 

 殆ど合法とはいえ、厳密に言えば軍人の賭博は違反行為である。

 せいぜい釘を刺される程度と思っていたが、ターニャの予測は甘かった。

 

 まさか上官連中、それすらも調教にしてしまうとは。

 いつものように呼び出しを受けたターニャを待っていたのは、上官とのギャンブルだった。

 

 無論、通常の配給券を賭けたようなギャンブルではない。

 ターニャが負ける度、彼女の体は弄ばれる。

 

 更に奴らは全力だ。

 三人がかりでターニャを負けさせることだけに注力され、流石のターニャも負けを繰り返す羽目になっていた。

 

 

 

 開始から一時間。

 ターニャは惨めな姿を三名の上官に晒している。

 

 すでに服は全て剥ぎ取られ、部屋の隅に投げ捨てられていた。

 全裸で椅子に座り、ターニャは目の前のカードに視線を集中させている。

 

 勝てば衣服を取り戻せる。

 そうなればお開きにすると、言質も取った。

 

 しかし、勝てない。

 なんらかのイカサマが行われていることは明白だが、ターニャはそれを認識できていなかった。

 

 カードは新品で、汚れや折り目は見当たらない。

 すり替えや通しのサインも、少なくともターニャからは見て取れない。

 

 巧妙な不正はターニャの意識外で行われ、無情にも黒星を積み重ね続ける。

 脱ぐ服が無くなり、すでにターニャは対戦相手ではなく商品扱いだ。

 

 一位を取った上官が醜悪な笑みを浮かべ、ターニャの肢体を弄ぶ。

 膨らみに乏しい胸を撫でまわし、小さな秘部の割れ目を指でなぞる。

 

 そして仕切り直し、ターニャは再開に沈む。

 何度も何度も繰り返されるカード遊びは、ターニャを逃がすことは無い。

 

 

 

 賭け事の終了を上官が提案する頃には、ターニャの人権は大方消失していた。

 全てを賭け全てを失ったターニャに待ち受けるのは、上官連中の奴隷という役目のみ。

 

 積み上げたコネやキャリアなど、この場では逆効果にしか働かない。

 振りかざす権力は、向こうの方がより上手なのだから。

 

 これから待ち受ける未来に、ターニャは震えることしか出来ない。

 今までの調教は所詮遊戯の一種だったのだと、嫌でも理解させられるのだから。

 

 目の前では、上官連中がターニャの長期休暇を申請し受諾している。

 自作自演もいいところだが、文句を付けることのできる人間はこの場に存在しない。

 

 ターニャはこれから一週間、二十四時間休みなしに調教される。

 最後の仕上げとばかりに、上官連中はターニャの心を折ろうとしていた。

 

「ぐっ、くぅっ……!」

 

 手始めに、ターニャは二足での歩行を禁じられる。

 隷属の証として犬用の首輪を嵌められ、四つん這いの姿勢で屈辱に震えていた。

 

 ターニャの地に伏した惨めな姿を見下ろしながら、上官連中は嘲笑う。

 ターニャは決意した。

 意地でも一週間を耐え切り、それ以上の復讐を遂げて見せると。

 

 隠しきれない殺意と憤怒の感情を浴び、上官連中はニヤリと笑う。

 そうでなくては面白くないと、目の前の幼女が壊れる未来を夢見ていた。

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