北斎が次作とは何だったのか。
というわけでクッパ姫の絵に触発されて書きましたシリーズ。
この後に「ピーチ姫×クッパ姫の百合」「ヨッシー姫×マリオの泥沼」etcがあります。
北斎が書き上がるまでの繋ぎとしてでも。
内容は軽いSMです。
皆さまが想像されるSMとは違うかと思いますが、ガチのSMはこんな感じだったりします。
今回の内容は「前置き~フェラへの繋ぎ」
次回の内容は「フェラ~本番」です。
クッパ姫という存在は凶悪であった。その美貌はピーチ姫程とは言わずとも、確実なものである。
というのも、今目の前で眠っているクッパは見紛いようなく女の肉体であり、その豊満な胸やしたたかな四肢には健康的な扇情が踊っていたためだ。
ピーチ姫に求婚するも実ることはなく、またマリオこと俺自身もその恋心は徒花として散華した。
傷心の男二人の前に、何者の思し召しか、スーパークラウンというものが入手できた。これをつけたものは女体化することができ、またその美しさは筆舌に尽くすことさえ憚られるような美しさだという。
これはある意味ではピーチ姫への当てつけだった。最低だと笑えばいい。それでも俺が幾度も救ったピンチの度に、気があるような素振りをするのがいけないのだ。
俺とクッパ、どちらが女になるかという問題に直面した際、俺はあのような巨獣に抱かれることなど受け入れがたく、「お前も一度人の女になって見たくはないか」と聞けば、クッパ自身もまんざらでもないようだった。利害の一致である。
クッパ城の個室、無骨な装いの部屋の中で、恐る恐るもクッパがクラウンを戴くと、途端に光を放ちだした。
それは神秘や魔法の一つなのだと象徴するかのような閃光であった。
あの隆々とした四肢や体躯は光の中に解けて消えていく。
やがて閃光は虚空に消え、新しき「クッパ姫」の誕生に祝福が為される。
指先から徐々に象られていくその体躯はしなやかに曲線を描く。
肉体にも黄金比があるとすればきっとこのことだろうと、結ばれていく空想と現実の狭間の具現に陶酔する。
棘の装飾が為された腕輪が滾々と湧き出る泉のようなたおやかさを湛えた腕を留める。
ドレスは白い肌とのコントラスト、漆黒を基調とした縁取りに白か白銀を取り入れたエレガントな印象を受けるベアトップドレス。胸の谷間へと誘う宝石が艶めかしくこちらを誘惑し、肌に吸い付くような上質の衣は腹部に三本の溝を生み出し、引き締められた力を誇示する。そこから深く刻まれたスリットがその奥に隠された肉食的な欲望を仄かに示唆する。
その肉体に負けず劣らずの美貌が荒々しく笑顔を浮かべる。おしとやかという印象とはかけ離れているが、断じてエレガントさに欠けることのない女性がそこにいた。
整った顔に見惚れながらも、その首元、チョーカーに目を落とす。腕輪同様に棘の装飾が為されており、猛獣を繋ぎとめる印象であったそれは、身の内に秘められた情熱と猛々しさを強調する。
クッパであるとわかる部分があるとすれば、その表情と口調、背中の甲羅に角ほどだった。
ピーチ姫を白鳥とすれば、こちらは黒鳥である。薔薇のような美しさを携えた「クッパ姫」がそこにいた。
クッパ当人は、自身の変貌ぶりにくるりくるりと回りながら感嘆しているようだった。
「なるほど……これがワガハイか。実に美しいではないか」
ぽつりぽつりと呟いていたが満足したのかこちらへと歩み寄ってきた。
それは普段のクッパの表情であり、よからぬことを考えているものだった。
「マリオよ、今晩ワガハイの夜伽をせよ」
不沈城砦を逆落としされたようだった。
「何言って」強引に唇を奪われる。
「人のか弱い肉体とはこれほどまでに勝手が効くのだ。味わわずして損ではないか」妖艶に微笑むその表情は女であった。
「それに、今この時は女でいたいのだ。ワガハイの心がそうさせるのだ」もう一度の口づけ。先程よりも慈しみ深く。
「だが」と紡ごうとすればまた口を噤まれる。
「据え膳食わぬは」舌先で唇をなぞられ「男の恥であろう」指先で顎を持ち上げられ半ば強引に開かれる。
キスは主に顔が上に来る方が主導権を握る。マリオの顔はクッパ姫の胸の位置にある。自然、クッパ姫は前屈みになり口づけを交わす。流れる御髪を梳いて耳に掛け、もう片方の指先でマリオの顎を軽く上げる。
それは女王とその寵愛を受ける兵士のようであった。奇しくもそれがマリオとピーチ姫の関係に見えたのは、二人がピーチ姫という存在を掻き消そうとしていたからだろうか。
「んっ、はむ、ちゅ、んぁちゅ、れろ」
為されるままのマリオではなく、空いた両の手で首筋へと腕を回す。その間もクチャ、ぴちゃと愛液の混ざり合う音が部屋に木霊する。吸い込まれることなく反響するその音が耳奥から脳内をかき乱していく。
「フハハ、健気だな」
唇を繋ぐ糸がぷつりと切れて垂れる。月明かりに足跡を残す愛をそのままに潤んだ瞳でクッパ姫が煽る。上気した頬と、てらてらと憐れにも隠されない欲情の証が口紅となっていた。
お互い様だろうと言い放つと、目を細め、挑発的な微笑みを湛えて「ならばいいのだな?」と尋ねてくる。
今更何もないなどありえはしない。この女の嬌声を、絶頂を、哀願を聞いてみたくなった。
返答として彼女の頬を引き寄せディープキス。クッパ姫は満足そうにベッドへと歩んでいく。
ヒールを脱ぎ、背もたれに身をあずけて「M」の字に脚を開き、開帳する。
「……ここが、ほしいのだろう?」悪戯な笑みを浮かべて誘う。
何も言わずにベッドへと歩み寄り、既に染みの浮かぶ秘部を通り過ぎて唇を奪う。
「お前の哀願を聞いてみたくなった」
刹那、虚を突かれてたような表情を浮かべたクッパ姫に向かい挑発する。
すぐに平静を取り戻したクッパ姫であったが、女と男、どちらが攻め切られるかなど火を見るよりも明らかだ。
口より愛液を交わしながら双丘を下から揉み上げる。それはこれからの布石としての一手だった。
「どうした、っんちゅ、はぁむ、るれぇ、ん、その程度か」未だ挑発を止めぬ彼女に耐えて出来るだけ優しく愛撫する。
女としての未熟さ故の態度だろう。クッパ姫はこの時眠れる森の獅子を目覚めさせてしまったのだ。
胸より片腕を下に下ろし腹部を鳥の羽でなぞる様に丁寧に滑る。子を生す場所の上を丸を描くように撫でていく。
豊満な乳房を揉み上げる腕は徐々に乳首へと近づけていく。互いの口内を蹂躙することも忘れない。
次第にクッパ姫の体躯がピクリと反応するようになってきた。より腕を下へと伸ばす。
秘部に触れることなく、その少し上を歩む。
「んぅ…ぅは、はぁ、んちゅ」キスにもふやけた吐息が混じる。
そろそろだろうと口付けを首筋、鎖骨、谷間へと丁寧に落としていく。
照る愛の橋は途切れ、口惜しげな彼女は右腕を口へと当てる。声が漏れぬように、悟られぬようにと。
しかし、漏れる吐息に混じった悩ましげな声は静寂に明瞭に響くのだ。聞こえるは吐息に混じる声と口づけの音、身じろぎに応じる衣擦れの音だけだった。
胸の谷間まで口づけを落としたところで、乳房へと移る。まずは心臓から遠い右胸を舐めていく。右手で左胸を愛撫しながら、左手で脇腹まで幅広く滑っていく。
乳首の周りを慎重に攻めていく。舌先で円を書くように桜色の隆起へと近づいていく。それに合わせて左胸の愛撫にも力を入れていく。揉みしだくように、決して乳首には触れないように。
そうしてとうとうその頂きまで辿り着く。クッパ姫の目を見つめて彼女との視線を交わす。どうやら彼女はずっと俺の方を見ていたらしい。その揺さぶられ瓦解しかけた余裕の中に潜む期待の色を見逃さず、目を合わせたまま隆起の周りを口内に含み、その突起を甘噛みした。
「っ、くぅんっ、はぁ!」彼女の身体が軽く縮こまるようにして緊張した。今までの緩やかな感触から確かに甘い快感を享受していたのだ。
今度は左胸を舌先で舐めながら、右胸を左手で揉みしだいていく。残された右手で腹部と秘部の少し上を滑る。
こちらは円を描くのではなく、丘を登って乳首へと直線を描いた。下側から登っていく時に彼女と目を合わせ、上から登る時は敢えて目を合わせない。クッパ姫が期待に身を委ねる時間をつくるのだ。
そのようにしてまた桜色の隆起を口に含む時になって目を合わせる。先よりも期待の色が強く出ていた。最早互いに余裕などというものに縋っている場合ではないのだ。
右胸よりも強く甘噛みし、さらにそのまま吸い上げる。
「ん、っふ、ぅ、はぁっ」吸う度に小さな声が漏れていく。ちゅうちゅぱという音と声が混ざり合って媚薬になる。快感に慣れた肉体は緊張することなく、くすぐるような甘美に酔い痴れる。
「マ、マリオよ……もう」その言葉を無視するように今度はヘソへと舌を下ろしていく。
正中線に沿ってヘソへと下りてきて、その際に両の手も腋から横腹まで撫で下ろす。そのまま滑ってきた腕で太腿に触れる。
口内を犯すようにヘソの奥底まで蹂躙する。その最奥にある疼きの扉を叩くようにして、れろれろと穿る。
その間にも未だ「M」の字に開脚された太腿の外側を進んでいく。自然と股を閉じるような動きになるが、俺の身体がある限り閉じることなどできはしない。
外側を渡り切ると内側へと移り、さらに速度を落として緩く蛇行していく。
「マリオ、マリオ!」太腿の付け根辺りまで差し掛かったところで彼女から呼びかけられる。
俺はこれを待っていた。
「どうしたんだ」
「その……だから……」もう一押し。
「どうしたいんだ?」たじろいだ様に見えたクッパ姫が目線を外してどもっている。
「どうしてほしいの?目を見て話してくれないか。やめるよ?」
緊張が走りクッパ姫がこちらを見つめて要領を得ないながらに伝えてきた。
「ワガハイの……その……慰めてほしいのだ…」
「もっとはっきり」少し威圧的なトーンで話す。
「ワガハイのを慰めてほしいのだ」まだ足りない。
内太腿の付け根辺りで指先を窄めたり広げたりして促す。
「どこを?」
「えと…その……ワガハイの…」言い切るまでは決して触れることはない。
足りないようなので太腿の裏をツーと逆撫でる。
「ワガハイの…マンコを……責めてくれ」一つの砦の半分が陥落した。
「どうやって?」
「最初は口で…」まだ堕ちることはない。次の砦を攻略する。
「どんなふうに?」
「その…最初は太腿の方から……キス…で、そこからだんだん…中を、責めてくれ…」
ここで敢えて言葉尻を捕らえる。
「でもお願いする時ってどうするんだっけ」
クッパ姫は懇願するような目でこちらを見ているが気にすることはしない。
これは彼女が望むことを俺に「してもらう」ための行為だからだ。
「それで?」
「……最初は口で、っ、太腿の方からキスしてください…それから、だんだん、中を責めてください」
ここまで来れば及第点だろう。
「よくできました。エライね」
返事がないので返事を強要する。これは調教なのだ。
「返事は?褒められたらなんていうんだっけ」
「……ありがとう、ございます」
「よく言えました。じゃあ舐めてあげるね」
右の内太腿からキスを落としていく。漸く願望かなってか、その感触に集中しているようだった。
大陰唇周りへと辿り着き、その周りにも接吻を落とす。入念にキスを重ね、感度を高めていく。
しとどに濡れて最早愛撫の必要がないように思うが、それでも入念に快感を高めていく。
そして、ようやく大陰唇にキスする。緩やかなリズムでより一層丁重な挨拶をする。
「はぁ…はあ…んっ、ぁ」という声が跳ねては返る。
下から上へと遅すぎるほどゆるりと舐めあげるように大陰唇を刺激する。緩やかに腰が前後してくるのがわかる。
おそらく本人も気づいていない、あるいは、より扇情するために自分で動かしているのだろうか。
大陰唇もほどほどに次は小陰唇にキスを重ねる。優しく慈しみ、今にも崩れそうな理性を溶かすように。
小陰唇も舌から上へと同様に、されどさらに焦らすように舐めあげてやる。愛液が乾いていく舌を潤して、薄い塩の味わいが唾液に混ざり溶けていく。
「あっ、んっ、ぅ、はぁ」声が少しずつ大きくなって漏れていく。
完全にスイッチが入ったのを悟り、クリトリスへの道、膣口と尿道と昇っていく。
そうして辿り着いたクリトリス。まずは皮の上から緩やかに優しく幾つもベーゼする。それがクッパ姫に対しての礼儀だと思う。
SはMが居なければ成り立たない。すべてMに左右されるのがSであり、SはMの心がわからなければ意味がない。だからこそ彼女を、クッパ姫に眠るM性を引き出して耐え切れない絶頂へと導いてあげたいのだ。本当の絶頂というのは決して自分では辿りつけない場所にあるがために。
彼女のM性とは――。
「マリオ、ちょっと待て」
無視してクリトリスの皮を優しく剥く。
「ちょっと待って、ください」あと少し触れそうだというところで止める。
「どうしたんだ」
「ワガハイばかり気持ちよくなっていては意味がないだろう」
「じゃあどうしたいの」
「その……マリオのモノも……だな」
「舐めたいの?」
「いや…そう、いう…」またもどもる。
「どうしたいの?ここまできてやめる?一人で慰める?」
「いや…マリオのも舐めたい…です」クッパの今の肉体は女なのだ。男の比ではない快感を得ることができる。易々とその機会を見逃すクッパではあるまい。
「よく言えました」じゃあ、といって逸物を取り出す。
鍛えられた美しさの中に秘められた柔らかさといじらしさに、俺の方も準備万端であった。
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