※この作品はR-18です。

DQ8 エンド後の世界   作:ぽんぽんペイン

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ククールの傷が気になるマルチェロですが、ククールがいやがるので治療できずにいます。同時に、ククールの深層に宿る何かも気になりはじめました。


蜜月

「ざけんなよ! また出掛けるって! どこへ行くってんだよ!」

「だから、さっきから言っている。オークニスのグラッドのところだ。お前の状態を診てもらうのだ」

 

「いいってんだよ! オレは病気じゃねえ!」

「病気だとは言っていない。傷が酷い上に、やつれているんだぞ。何か薬を……」

 

ククールは、バンッ! と力任せにテーブルを叩いた。食器がガチャンと固い音を立てる。

 

「……落ち着け。食事中だ」

「……………」

ククールは素直に座り直し、食事に戻る。

 

「以前もらった薬もないのだ。私ではお前の傷を完全には治してやれない」

「……………」

ククールは黙って煮込み料理を口に運ぶ。

 

「……魔物の毒が、お前の身体にどれだけ影響を及ぼしているのか、私にはわからん。グラッドが嫌なら……、マイエラに」

「ダメだ」

 

「何故だ?」

「兄貴、わかってないな。危ないんだよ。兄貴がマイエラなんて。どっかに必ず兄貴を追ってるヤツがいるって」

 

「私はもうお尋ね者ではないのだろう?」

「そうだけど。でも賊なんかは、捕まえてその筋に身柄を売り飛ばせると思ってる」

 

「その筋? ニノか?」

「まあそれもだね」

 

ニノ以外にもいるというのか。

 

「トロデーンか」

「……………」

 

「しかし、トロデーンは姫君とエイトの婚儀も終わり……」

「ごちそうさま」

ククールが席を立つ。

 

「そういえば、お前もたまには仲間に会ってくるがいい」

「そんなことできるかよ」

 

「……すまん」

「なんだよ。なんで謝る?」

 

「いや、私を預かっているために……」

「そんなことじゃねえよ! 兄貴を置いてなんて行かれるかよ!」

 

「二、三日くらい大丈夫だ。何処へも行かない。オークニスにもだ。約束する。ただ、厠へは行かせてくれ」

 

ククールはちょっと笑った。だが、すぐに表情を曇らせる。

 

「なあ……兄貴、やっぱつまんないのか? オレと暮らしたくないの?」

「なぜそうなる」

 

いつもそうだ。私が出掛けることを許さないのはまだいい。遊びに行ってこいと言ってもだ。

 

「兄貴は、オレが邪魔なの?」

「そんなことはない。お前と生きると決めたのだ」

 

「なら、そんなさみしいこと言わないで……」

「さみしいことではないだろう。少しの外出くらい……」

ククールが抱きついてくる。

 

子供がよくそうするように、椅子に座る私に正面から馬乗りになる。

 

「離れていかないで……」

「私はお前から離れるつもりはない」

 

「ホント?」

「本当だ」

 

ククールの薄い唇に口付ける。

 

「もっと……」

 

銀の髪を撫でながら、丁寧に唇を愛してやる。ククールはうっとりと目を閉じ、身体の力を抜く。

 

私はククールを抱き抱え、寝台に横たえた。

 

「ねえ……兄貴がキモチよくしてくれんの?」

甘えて両腕を絡めてくる。

 

「静かにしていろ……」

 

私は、ククールに覆い被さり、口づけを与えた。

「兄貴の唇って、弾力があって柔らかくて、あったかい。優しい……」

 

口腔に舌を差し入れるとすぐに舌が迎えに来て、絡み合う。

「んっ……ん……ん」

 

流れ出る唾液にも構わず舌を吸ってやる。

「……っはっ! はあはあ……」

時々、呼吸のために唇を離すが、私はそれを極力許さず口づける。

 

「苦し……」

唇を解放すると、荒い息づかいのまま、青い瞳が見上げてきた。

 

「美しい瞳だ」

「そう?」

ククールは目を閉じてしまう。

 

「私を見ろ……」

「……………」

 

青い瞳が現れる。

 

初めて弟を抱いた時のことを思い出す。誰かを抱いたのは、あの一度きり。

 

あの時のククールは、真っ直ぐに瞳を向けた。互いの瞳に自分の姿を見た。近親相姦、背徳、という言葉さえ、神に祝福されているかのようだった。月明かりの中、私たちは黙って行為を行った。

 

だが今、弟は私の姿を映しながら、違う何かを見ている。私を犯している時の、あの冷たく強く光る視線はない。隠している何かが、私を呼んでいる。

 

「助けて!」と。

 

どうすればいい。

 

「……兄貴?」

「……見とれていた。お前の青い瞳に」

 

「ふふっ……」

ククールは再び目を閉じてしまう。

 

「優しくしてね……」

ククールは、私を引き寄せ、身体の重みを求めた。

 

再び口づけをしながら、着衣をほどいていく。とは言っても、簡素な夜着のため、雑作もないこと。

 

首筋に舌を這わせると、わずかに身体をくねらせる。

 

剣を振る左腕を触っていき、指を絡める。左手で胸の飾りをつまみながら、もうひとつを舌で転がす。ククールはゆっくりと深い呼吸を続け、右腕は私の背を撫でる。

 

「優しいな……兄貴……」

 

もう一度首筋を舌でなぞる。

 

「兄貴は……? 脱がないの?」

 

私は、ククールに跨がったまま、着衣をといた。その様子をじっと見つめるククール。これもあの時と同じだ。

 

細い腰をに左腕を回し、腹筋に唇をあてる。

 

「あ……んっ……」

 

右手でククールの中心を探る。

 

もう固く屹立している。

 

やわらかく上下にさする。

 

「んっ………」

甘い声と、堪えるような細く長い息づかい。

 

先端からにじみ出す液体を使い、ぬるぬると親指で刺激する。

 

「ふっ……ん……ねえ、クチでして……?」

 

両足の間に身体を置き、私は弟のものを口に含んだ。固くなっているものをやわらかくしようとするように、ゆっくりと吸ったり、舌でほぐしたりしていく。

私の意図とは反対に、ククールの男根は固さを増していく。

 

「兄貴……なんで……なんで……」

 

私は口での愛撫を続けながら、男根の裏に指を這わせる。

 

「うあっ……。兄貴、なんで、なんで……っ!」

 

縫い目のようになった部分を何度も行き帰りし、付近を少し刺激する。

 

「ああっ……? ああ、なんで? なんっ!」

 

弟は勢いよく放出した。

 

私は精液を飲み干し、そのまま愛撫を続ける。

 

「飲んじゃったの? やじゃないの?」

「お前こそ、いつも私のを飲んでいるではないか」

 

「だって……それはオレが兄貴を愛してるから……」

「……同じだ」

 

!!!!!

 

「何をする……」

ククールは突然起き上がり、私にしがみついてきた。

 

「愛してる? オレを……?」

「ああ。愛しい」

 

「いとしい……?」

 

ククールは、不思議そうな顔をしていたが、すぐにあの冷たい表情になった。

 

「兄貴、じゃ、オレの言うこと、聞いてよ」

「なんだ」

 

強く、冷たい視線。私は自分が身震いを我慢したのを感じた。

 

「医者はいい。行かないし、呼んじゃダメだし、薬もいい。兄貴は、オレの側にいて」

「わかった」

 

医者については反論すべきところだが、あまりの強い視線に、そう言うより他はなかった。弟はすぐに表情を緩め、甘えた声を出した。

 

「良かった……。ね、今度オレね。このままじゃ出すぎて死んじゃう。兄貴ったら、なんかツボでも押した? 良すぎて倒れちゃいそう」

 

ククールは嬉しそうに言うと、私を押し倒した。

 

「ねえ、どのツボ? さっきのさあ……」

「教えられるものではない。その人によって違う」

 

「んだよ、ケチ。さすが祈祷の女王だな」

「女王と言うな」

ククールは、機嫌よく楽しそうに、私を揺すり続けた。

 




次も仲良く(?)しています。
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