転生したらラスボスの孫で特典はラスボスでした 作:アイギウス
小野先生とOHANASIをしてから数日、俺がビルドドライバーやボトルの調整をしてる内に学校内で討論会が行われる当日になった。
「さて、どうすっかな‥‥」
原作の流れとはいえ、人の嫁に手を出されるのはすこぶる気に入らないし、学園のゴタゴタに巻き込まれるのも御免。かと言って原作みたく堂々とカチコミ行くのは後々を考えると目立つしなぁ‥‥仕方ない、こっそり殺るか!
あ、念のためじいちゃんと母さん達にも連絡を入れたところ”後片付けはやってやるから好きにやれ”ってお墨付きを貰ってから学校に向かった。
そして討論会で生徒会(主に深雪)を護衛の為周囲に目を配ってる(振り)を舞台袖から見ながらいつでも突っ込めるようにはしておくのに袖にCADを隠しておいてる。
そして討論会がようやく終わりかと、思った瞬間──外から爆音。
俺は即座に予め討論会前よりマークしてた先輩に目を向けるとトリコロールのリストバンドを見せるようにまくっていたので、達也お手製の俺用拳銃型CADブラッド
を向け、そこから放つのは単一移動系魔法。
案の定その先輩は会場入り口まで吹っ飛んでから壁に激突、気絶したので、他の目についた奴らを片っ端からぶっ飛ばしていき、その間にガス弾ははんぞー
先輩が処理、達也もリストバンドを付けた生徒を取り押さえる。
「深雪、惣夜」
達也の一言で俺と深雪は集まる。
「恐らくここは囮だろう」
「ああ、元を叩かないと永遠に湧いてくるパターンだな。本命を叩きにいく」
「そういうことだ」
そういうわけで俺達は図書館に向かう途中にレオとエリカを拾いながら道中の奴らをぶっ飛ばしていく。俺?移動系魔法でとにかく壁にぶっ飛ばしてます。
間合いに入る奴ら?エリカがボッコボコにしていきます。可哀想にホラ、レオもちょっと同情してる。
それから図書館に入り俺は目立たないためにエリカのフォローに回り、竹刀で叩きのめす。
それからあらかた片付けてちょっと一息つくとエリカにジト目を向けられる。
「アンタまさかへばったの?」
「違う。ただこういうのは苦手だから精神的に疲れただけだ」
帰って寝たい‥‥もしくは穂波の膝枕が欲しい‥‥
そう思ってると、壬生先輩が階段を降りてくるが俺達を見て足を止める。
「東堂君、貴方まで‥‥貴方もそうなの?司波君と同じように‥‥」
「アイツが上で何て言ったかは知りません。先輩、どうか投降してください。貴方の剣は、力は少なくともこんなことに使う為に鍛えたモノじゃない筈です」
「───っ!‥‥何もかもを持ってる君には解らないわ‥‥私の気持ちは‥‥」
その一言で隣のエリカの空気が変わった、というかキレた。
「惣夜、退いてなさい。このバカはあたしが相手するから」