※この作品はR-18です。

転生したらラスボスの孫で特典はラスボスでした   作:アイギウス

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惣夜ファミリー

どうも東道惣夜です。

あれからさらに五年経って俺は12歳に!………と言っても特に何か変わることもなく……あ、いやあった。10歳の誕生日に朝、起きたらエボルドライバー一式横に置いてあった。

そして書き置き付きで、

 

貴方が高校生になったらサービスとしてビルドのアイテムも送りますね♪因みにハザードレベルは10ですので心置きなく使って下さいciao♪

 

神様サービス良すぎワロタ(^〇^)

 

俺は即座にエボルトの能力を使って床の中に一式を隠した。変身して、どっかにワームホールで移動して……ってのも考えたけど目立ちすぎるし、なにより俺の力は強すぎる。

にわか知識だが、ブラックホールが発生すると重力係数?がどうたらこうたらして検知されるらしいからである。

 

なら──と、考えて目を付けたのはトランスチームガンとコブラロストボトル(ロストボトルは黒くない精製前の奴。スタークになる上では重要だ!)スタークのスペックと俺のハザードレベル、ボトルの数なら大体のこともチートでゴリ押せると思う……多分……きっと……メイビー……

 

そういう訳で俺一層、千葉道場での剣術の稽古と拳銃型とライフル型のCADを使った魔法を重点的にやる気をだした。

 

sideOut

 

私東道青葉には孫がいる。可愛い孫だ。そして惣夜は多くの才に恵まれた………母から受け継ぎ、あの真夜ですら戦慄させたほどの魔法の才能。もうひとつが武術、剣の才。千葉家の道場に惣夜にせがまれて通わせた所、あの麒麟児と言われた次男とまともに競り合ってるのを聞いて、嬉しくなった物だ。

そして、元からなのだろうか、惣夜は屋敷の者にさえ礼儀正しい。

砕けた口調は家族だけである。

そんな私がなにをしてるかと、言うと

 

「じいちゃん、ここ?」

 

「ん?………おお……もう少し下だな……うむ、そこだな」

 

和室で孫に肩を揉んでもらってる。惣夜は私になついてよく肩を揉んだり将棋を指したり、アチコチに連れていってる。

この子は新しい事を知ると瞳を純粋にキラキラと輝かせる。

その目が可愛いのだ。

惣夜に社交界を体験させる為という建前の孫自慢先の息女の誕生日パーティーで惣夜は見事息女とも繋がりを作った。

途中、惣夜に声をかけた女がいたが惣夜に見向きもされずに袖にされたのを見て

スカッとした。

後に惣夜に聞くと”薄かったから”と一刀両断に言い放った惣夜に、私は帰りの車で

大笑いした。この子には人を見る目もこの年であったようだ。

最初、この子が生まれた時は天使・・・いや光そのものだと思ったが、娘。立夏は親友の四葉家の双子の姉妹の名を入れたことに最初は気に入らなかった。

この子は争いと無縁の生活をさせるつもりだったのだから。その子に争い、魔法師の闇の代名詞の四葉の党首の名を入れたのだから。

あろうことか娘は四葉の双子を惣夜の母と定め、二人も息子同然に可愛がり、惣夜も二人を母と呼んだ。

それから少しして惣夜に魔法の才能が発覚し、真夜が教師役になると聞いて私も爆発した。娘に初めて怒鳴り付けてると話を聞き付けた真夜は私に頭を下げた。

 

「閣下のお怒りはごもっともです。私も惣夜に魔法なんて教えず普通の子供として育って欲しいですから。閣下は私達姉妹があの子の母親役として近くにいるのも気に入らないのも存じています。ですから私も惣夜の母親としてここに立って言わせて頂きます。」

 

よくもいけしゃあしゃあと・・・!

 

「あの子に四葉の業まで押し付けるつもりか!」

 

「違います。もし閣下が私が四葉の人間というのが気に入らないのでしたら私は四葉をでます。私は当主であるよりあの子の母であることを取ります。身分も名も捨てれば閣下は信じて頂けますか?」

 

「な・・・キサマ────」

 

 

「父さん、真夜と深夜はあえて四葉としてやることで惣夜を守ってるの。それが分からない父さんじゃないでしょう?」

 

「そんなこと分かっているっ!だがこのまま魔法を学び続ければあの子の力は強くなるばかりだ!」

 

力が増せば、他の奴らに目を付けられるリスクも増える。ましてやあの子は私の孫だ。

 

「だからこそよ父さん。惣夜は言ったのよ。自分が無敵になれば皆を守れる。戦おうとすら思わないって」

 

「───っ!」

 

無敵───敵がない。だがあの子に・・・あんな小さな子に全て押し付けるのか?

 

「押しつけじゃないわ父さん。これはあの子の選択。それに選び直すことだってあの子が大きくなってからでも十分よ。いざってなったら財産持ち逃げしてどこか田舎でのんびり暮らしましょう?」

 

その時は真夜も連れていくけど。と真夜の頭を上げさせるとその顔は立夏と同じ、子を思う母の顔だった。

 

「閣下、改めてお願い致します。私達をあの子の母親と認めてください。私は・・・今あの子がいなくなったら・・・私は・・・・・・」

 

「惣夜の将来を思うなら答えは決まってるはずよ、父さん」

 

むうぅぅぅ!

 

「・・・あの子の婚約者を深夜の娘にしたのは?」

 

「惣夜を守る為です。将来的には深雪を当主にして裏からあの子が、表からは私達が守るためです。深雪さんも本望でしょう。惣夜のことはとっくにそういう風に視てるようですし時間の問題です」

 

なにからなにまで手を回してるか・・・

 

認めたくないが・・・

 

「あの子を悲しませるな・・・」

 

私はそれだけ絞りだして部屋を出た。

 

 

はぁ、私の孫は奇縁にも恵まれているようだった。

 

 

 




ビルドのアイテムというのはこの場合

ビルドドライバー・スクラッシュドライバー・トランスチームガン・フルボトル一式・強化アイテムですね。
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