※この作品はR-18です。

転生者は平穏を望む ~ルートPINK~   作:白山葵

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この話考えてる時に、脱線して…しほさん話が、2つ程思い浮かびました。
…そっちを書きたくなってしまった…。
今回は、ちゃんと嘘つかないで。、アンケートに応えました!

最初ですから、やっぱり…メインエロイン勢で!


※ルート 壊※ ~女子会です!~ その いちぃ

 無線機が壊れた。

 

 その報告を受けたのは、決勝戦が終わってすぐの事だった。

 決勝戦の時は、応急処置で補修し、なんとか乗り切ったと、何故か泳ぐ目で言われた。

 

 応急処置…。

 

 ガムテープで固定されているだけの無線機のスイッチを眺めて、ため息しか出なかった。

 

 雑…。

 

 その一言に尽きる…。

 

 一度ONへ入れてしまえば、後は咽頭マイクやら何やらで話す為に、この雑な固定方法でも、特に困ることはない。

 ……ないけどさぁ…これはないだろうよ…。

 

 余程強く切り替えをしなければ、壊れないぞ? …これ。

 

 そのぶっ壊れた無線機を直す為に、誰もいない戦車倉庫…そこへ鎮座しているⅣ号戦車の中に現在おります。

 元々、テント前に置いておく無線も調子が悪い為に、取り敢えずと、今は家へと持ち帰ってある。

 学校とそんなに距離は離れていない為に、またここへと運び入れるのも面倒だった為…家の無線機はスイッチを入れっぱなしにしておいた。

 

 一番奥の大広間。

 

 家で一番大きなテレビがある部屋でもある。

 そのテレビもつけっぱなし。

 要はちゃんと直れば、テレビの音が聞こえるって寸法よ!!

 

 電気のムダ使いだなぁ…。

 

 なんかあんこうチームで、買い出しにまた……また! 出かけた為に、手伝ってくれそうな人がおりませぬ。

 仕方なし…一人で作業中…。

 

 まぁ、無線のソケットがまたイカレタ程度だと思うから、すぐには直るだろう。

 

 今日は登校日でもないし、戦車道の練習もない。

 後日開かれる、エキシビジョンマッチに間に合わせる為の修理。

 

 …開催2日前に言うなよ…みほ。

 はしゃいでいたのと、姉来襲の為に、気持ちは分からないでもないが…。

 

 あっ! 忘れてた! …じゃねぇよ。

 

 …そんなわけで、誰もいない学校で、一人寂しく作業中でごんす。

 

 そんな俺の事情も知らない、約2名様から、お誘いの電話も断り…黙々と作業中でごんす。

 2回も言わせるなよ…。

 

 お誘いの電話。

 

『 尾形ぁ! ナンパ行こうぜ! ナンパ!! 』

 

 …勝手に行け。

 即座に通話を切った。

 

 俺を修羅の道に引き込むな。

 趣味じゃないし、バレればそれこそ。修羅場という化物が、大きく口を開けて、俺が来るのを待つ羽目になるだろうが。

 

「ふう…」

 

 こういった負の感情で考え事をしていると、何故か作業が捗りますな。

 …終わった。

 まぁ中に入っている部品を取り替える作業ってだけだから、30分も掛からなかったけどな。

 やっぱり、切り替えするスイッチ部分…その中の部品が、折れていただけだった。

 

 …。

 

 本当にここ、そんなに壊れる所じゃないのだけど…どんな力で切り替えたんだよ…。

 

 さて…試運転。

 

 カチッと、軽い音を出して、スイッチがオンに切り替わる。

 すぐ横の小さな赤いランプが点灯した。

 

 ザッと、小さな外部スピーカーから、音が漏れる。

 よしよし。直ったな。奥から、テレビから流れてくる、良くわからないCMの音が聞こえてきた。

 

 はぁ…。

 

 しかし、ハッチを全開にしてあるけど…真夏だ。

 クソあっつい…。

 

 さて…さっさと片付けて帰ろ。

 作業時間より、準備、移動時間の方が長いってどうなんだ?

 

 

「…ふむ。見つけたぞ」

 

 

 突然、後ろ…それも上から、声がした。

 呟くように声を掛けてくれたから、驚く事はしなかったけど…。

 貴女一応、部外者すよ?

 

「こんな所にいたか。探したぞ?」

 

 はい、現在我が家へ居候中の、彼女の姉君がいらっしゃいました。

 エキシビジョンマッチをするまでと、短い夏休みを、こんな辺鄙な所でお過ごしですね。

 

「まほちゃん…不法侵入ですよ?」

 

「固いことを言うな…。学校も連休中だろう? しかも、その学校の生徒会役員が、目の前にいるのだ」

 

 ま…まぁ、黒森峰隊長様からすれば、ウチの学校の事なんて機密扱いにもならないけど…。

 大洗には、秘密兵器すらないし…別に見られて困る事なんて今はない。

 大会も終わってるしね。

 

「その生徒会役員殿。校内を徘徊する許可を頂きたい」

 

「…はいはい。お好きにどうぞ」

 

「ふふ…そら、もう大丈夫だろう?」

 

「はっ…」

 

 …いや…うん。

 ちょっとやり取りが、楽しかった。

 まほちゃんが、こういった冗談を言うなんてな。

 大体、ドヤ顔で…もう……致命傷を与えかねない冗談しか言わなかったのに…。

 

 …うん。ちょっと特殊な環境だから…余計にそう思う…。

 

「…どれ」

 

 さすが…。

 

 ハッチの外から見下ろしていた彼女は、慣れた動きで車内へと入ってきた。

 カンカンと、少し靴で、鉄を鳴らす音がした。

 

「…外からも見たが…思いの他、しっかりと整備されいるな。車内もまた…」

 

「あぁ、ウチのメカニックは、優秀ですから」

 

「ふむ」

 

 ……。

 …………。

 

 車内をくまなく見ている彼女。

 それを眺めていると…和んでいると実感する。

 

「そういえば、まほちゃんも、みほ達と買い物へ行ったんじゃないの?」

 

「あぁ、初めはな。だが、友人同士…友人ができ…楽しそうなみほに、私の様な無骨者が、間に入り水を差すのも悪いと思ってな」

 

「そんな事はないと思うけど…」

 

「今なら隆史を独占できそうだと、適当に嘘を付いて巻いてきた」

 

「………………」

 

「冗談だ」

 

 

 …ほら…ドヤ顔まほちゃんは、ロクな事を言わないよ…。

 

 

「ぬ…あまり、面白くはなかったか…」

 

「…冷や汗しかでません」

 

 変な笑いが起こる。

 …このクソ暑い車内でも、もう少しこういったやり取りを続けたいと思えた。

 

 突然、ザッ…と、雑音が入り、無線機が音を拾い始めた。

 というか…。

 

 

『 あ、隆史殿。テレビつけっぱなしですね 』

 

 

 優花里の声が、聞こえた…。

 

 みほ達が家に帰ってきた。

 優花里の次に、華さんやら沙織さんやらの声も、次々と流れて来る。

 会話と、何か買い物袋だろうか? ガサガサとした音。

 

「…隆史」

 

「盗聴じゃないですよ? 無線機の修理をしていたからだよ!?」

 

 あらぬ疑いを掛けられる前に、今までの経緯を説明した。

 

 早口で!!

 

 無線の向こうからは、雑談と人が動く音…。

 何か飲食の用意でもしているのか、コップ…だろうか? 

 コツンと机が鳴る音も聞こえる。

 

 ふっ…そうそう。早口だけど、少々時間が掛かる…。

 そんな中でも、無線からの音を聞いて、状況判断ができるなんてな…。

 

 …慣れたなぁ……こういった事に……。

 

「それで、テレビをつけっぱなしと、あのみほの友人は言ったのか。ふむ…」

 

 …良かった。

 余計な事も何もなく、素直に信じてくれた!

 暑かった車内だったのに…一瞬、涼しく感じたから…良かった…本当に…。

 

「……」

 

 こんな状況に…慣れていく自分が嫌だ…。

 

 やはり、一息つくのか…無線機が、みほ達の他愛のない会話を拾い始めた。

 そんな会話を、少し微笑ましい顔で聞いていたまほちゃん。

 

 みほが、友人をつくり…家に招く。

 黒森峰では、なかった事なのかね?

 

「しかし、このままでは、結局は同じ事になるだろう。隆史、電源を切れ」

 

 はい…仰っしゃる通りですね。

 楽しそうな、みほの声を、もう少し聞いていたいのか…少し名残惜しい…そんな、目ですね。

 

 ま、このまま家に帰り、まほちゃんも、この輪の中に混ざるのも良いだろう。

 もう数日は、家に泊まりそうだしな。

 

 さて…電源を切…『 先程の続きですけど…優花里さん? 』

 

 華さん? まぁいいや、さっさと切『 昨日の彼との、野営…でしたか? 如何でした? 』

 

「 」

 

 ……。

 

 

『 五十鈴殿…目が、怖いです… 』

 

 

 あ、まほちゃんが、俺の肩を握った…。

 

 うっわぁ…振り向きたくねぇ…。

 

 あ…まほちゃんが、俺の手首を掴んだ……。

 

 いやぁ…まほちゃん、握力…結構あるんすね…。

 

「ふむ…。今の声…あの少し癖っ毛の友人か?」

 

「…そうだけど」

 

「あの様な娘にも、彼氏とやらがいるのか…」

 

 ん…ん?

 

 そ…そうか! 華さんは、「彼」と言ったからか!

 俺だと言ってない!

 

 優花里に彼氏がいるとでも思ったのか、そしてそこから、何かショックでも受けたのか…。

 若干、落胆しているまほちゃんがいた…。

 

 

 

 

 >

 

 

 

 

『 しかし…五十鈴殿…彼って、なんでそんな言い方したんです? 』

『 いえ…なんと言いますか。はっきりとお名前を言ってしまうと…その… 』

『 う~ん。私としても、華さんの気持ちは分かるかな 』

『 まぁ、みぽりんからすれば、複雑だよね。…私も、その件に関しては、みぽりんに頭上がらないけど… 』

『 ……はは… 』

『 というか、五十鈴さんは、なんでそんな話を… 』

『 気になるじゃないですか!! ……気になるじゃないですか!!!! 』

『 …華、なんで二回、言ったの 』

『 いいじゃないですか! 正直に申し上げますと、皆さんとの事が、非常に聞きたいです!! 』

 

『 言える訳ないでしょぉぉ!! 』

『 言えるはずないじゃないですかぁ!! 』

 

『 ここの所、華さんがちょっと怖い… 』

『 確かに少し、そういった話が出たが…まぁ…恥ずかいしな 』

『 五十鈴殿!! 皆、顔真っ赤になってるでしょ!? そもそも、五十鈴殿だって、言えないでしょう!? 』

『 …… 』

 

 

 

 >

 

 

 

 あ…こら、まずい…。

 俺が聞いてもキッツイが、何より…。

 

「年下……ぜ…全員、彼氏持ち……」

 

 何か会話の内容で、勘違いしてるけど!!

 まほちゃんが、思いの他、ショックを受けてる!!

 

 ……。

 

 なんでこっち見たぁ!!

 

 そういう事、昔は一切、気にしてなかったじゃないか!!!

 あ~…なんか、打ちひしがれてる…。

 

 …というか……。

 開き直って、考えるのをやめていたけど…まほちゃんが、隣にいるから、嫌でも考えさせられる。

 

 この状態に、素直に流されている、俺も俺だけど…みほ達…談笑できるほど、このぶっ壊れた関係に慣れちゃってるのか…。

 まぁ…俺も悪い方向に腹を括ってしまったから、今更だし…。何より、俺にはすでに、選択権は無いけど…。

 

 みほの、乾いた笑い声が、胸に刺さる。

 

 

 

 

 >

 

 

 

 

『 そうっ! そうですよ!! 五十鈴殿だって、言えないのですから…そういう事は、ちゃんと、自分から…そ…そしたら、私も言います!! 』

『 はい、分かりましたぁ 』

 

《 …え 》

 

『 はい、では言い出しの私から、報告致しますので…。体験談…優花里さんもお願いしますねぇ? 』

『 なっ!? 』

『 今…自分から仰言いましたよねぇ? 私が言ったら言うと… 』

『  』

『 はぁい。では、皆さんもお願いしますねぇ??? 』

 

 

《  !!!???  》

 

 

 

 

 >

 

 

 

 ゆかりん…。

 学習してください…。

 俺が言うのも何ですけど…、水着撮影の時も、うっかりんな事を言うから、びくとりぃ優花里が爆誕した訳で…。

 それに華さんも強い…。

 

 対象を、あっさり…優花里から、全員に移行させた…。

 報告とか言い出した!! 体験談とか言い出しあぁ!!!

 

「あの…古風な黒髪の友人か…? た…体験……」

 

 まほちゃん!? ちょっと目が輝きだした!?

 

 今は、しんみりしてる場合じゃない!!

 

 切ろう!! マジで!!

 華さんが、話すであろう…っていうか、どれ話すんだ!?

 そんなのまほちゃんに聞かれ…剰え、その相手が俺だとバレたら…。

 

 

「 ………… 」

 

 

 マジで…死ぬかもしれん…。

 戦車で、引かれる? 轢かれる!?

 

 冗談にならない…。

 

 それ以前に…絶対に泣かせそう…。

 

 よし!

 

「…ふむ。どうした? 隆史」

 

 ……。

 

 …………。

 

 スイッチを…カチカチと…連続して音を出させる。

 上下…上下!!!

 

 確かにさっきまで、上手く言ってたはずだよな!?

 

「…電源が…切れない…」

 

「なに?」

 

 なんで!? 

 

 赤い点灯ランプが、なにをしても煌々と光ってる!!

 

 …そ…そうだ!!

 エンジンを切れば…って、端からつけてない。

 

 ……。

 

 そうだよね…。

 何かあった時…それこそ、戦車がダメになった時に、無線が使えなかったら意味がないからね…。

 

 くっそ!! 無線機だけ、内部バッテリーだ!!

 

「…ふぅ…。隆史にとって、彼女達は、近しい女子の友人だ」

 

 まほちゃん!?

 

 なに優しい目で、俺を見てるの!?

 

「そんな女子の、これから話し出すであろう、そ…その……体験談とやら…だ」

 

「何言ってんの!?」

 

「隆史も年頃の男の子だ。気になるのは分かる…分かるが……盗聴は犯罪だぞ?」

 

「だから、何言ってんだよ!!」

 

 年上目線の…言い聞かせる様に、お姉さん風を吹かせてきた!?

 顔、真っ赤にさせて、本当に何口走ってんだよ!!

 だから、まほちゃんはドヤ顔やめて!!

 

「ふむ…本当に切れないな…」

 

 まほちゃんも一緒に、電源の切り替えを何度かしてみるが、ウンともスンとも言わない。

 完全に…壊れた?

 

 ……。

 

 

 

 

 

 …一瞬、カルパッチョさんの笑顔が、脳内に浮かんだ…。

 

 

 

 

 

 

 はぁ…。

 

 

「車内から出よう…」

 

「……そうだな」

 

 なんで一瞬、残念そうな顔をしたのだろう。

 電源入りっぱなしだし、こんな音声垂れ流しはまずいから、車外に出て電話でもして終わらせ…。

 

 ……。

 

「まほちゃん…」

 

「なんだ?」

 

「ハッチ閉めた?」

 

「いや?」

 

 ……。

 

 ハッチ閉まってる!? 開かねぇ!!

 全力で押し上げるが、ビクともしない!!

 

 嘘だろ…渾身の力を込めたのに…。

 

 あ…。

 

 

 

 ……。

 

 

 

 

 だから、なんでカルパッチョさんの笑顔がっ!!??

 

 

 ザッ…と、後ろから音が聞こえた。

 

 

『 えぇと…まずは……そうですね。彼に相談をした事が始まりでした 』

 

 

 思わず振り向き…、また音声を拾った無線機を見てしまう。

 

 やべぇ…本格的に!!

 相談…って、あの事か!!??

 華さん!! それの内容は、ちょっと!!

 

 

 

 

 >

 

 

 

『 語りだしちゃったYO!! 』

『 …沙織…もう諦めろ。あの五十鈴さんは、止まらん…何度か、あの目は見た 』

『 …… 』

『 まぁまぁ。…ん? 相談? …ですか? 』

『 はい、そうです 』

『 ロクな相談じゃなさそう… 』

『 沙織さん… 』

 

 

 

 >

 

 

 

「話始めちゃった!!」

 

「むっ…こうなれば、致し方あるまい」

 

「なんで、座ってるの!? 何、脚組んで聞く気満々なの!?」

 

「無線が故障。戦車からも出られない。ならばもう、諦める他あるまい?」

 

「諦めるの早いなぁぁ!!」

 

「…いいか、隆史。これは盗聴では無い。事故の様なモノだ…。後学の為……正直、興味もあるしな」

 

「最後、なんて言った!?」

 

「それにな? …いいか? 隆史」

 

 また…ドヤ顔…。

 

 

「  これも戦車道だ  」

 

 

「言うと思った!! 絶対に違う!!!」

 

 

 

 >

 

 

 

『 まずは…私、都市伝説と言うモノに出会いまして… 』

『 都市伝説? 』

『 !? 待て、待ってくれ!! 怖い話か!? 怖い話なのか!? 』

『 違いますよ? 』

『 じゃあ何なのです? 』

『 初め…私、理解が及ばなくて…分からなかったのですが…一度、戦車の練習の後、所用がありましたので、少し夜遅く帰宅した事がございましたでしょう? 』

『 え…あぁ。そういえばありましたね。21時頃…でしたか? 帰ってきたのって 』

『 そう、その日です。所用を済ませ…暗い夜道…電灯の明かりのみの路地を一人、急いでいたのですが…。その電灯の下… 』

『 ほっ…ほら!! お化けの類いじゃないか!! 怖い話じゃないか!! 』

『 麻子…落ち着いて。華もワザと、そんな言い方し…『 真夏だというのに、コートを着た男性が立っていました 』』

 

《 …… 》

 

『 あ…あの…華さん? それって…その人って…もしかして… 』

 

『 はい…アレですね。結果から申し上げてしまいますと、痴漢さんでした 』

 

『 なっ…えっ!? 大変じゃないですか!! 』

『 なに!? 華、そんなのに会ったの!? 』

『 えぇ…その時は、本当に実在するのだと、思ったものです…。コートを徐に開いたと思ったら、やはり裸でしたし 』

『 な…なにを……え? 』

 

 

 

 >

 

 

 

「……」

 

 ま…まほちゃん?

 

「……いるものだな…そういった輩は何処にでも…」

 

 うっわ…確かに、アレだけど…それよりも、今はまほちゃんの侮蔑の表情が、それを上回る程の迫力が…。

 

 というか、すでにもう普通に聴いてるし…。

 逃げれないし…。

 

 最悪、この無線機…ぶん殴ってぶっ壊すか?

 

 

 

 

 >

 

 

 

 

『 でも私、聞いていた痴漢さんと、種類が違ったものですから…彼に少々、相談…と言いますか、質問を… 』

『 いやいや! 何、普通に話を続けてるの!!?? 大丈夫だったの華!!?? 』

『 そうですよ!! 』

『 え? 痴漢さんですか? 』

『 …そもそも痴漢さんって呼び方がちょっと… 』

『 あ~…まぁ、そうですね。ニヤニヤした顔で、裸体でしたし…男性器を大きくされていましたが… 』

『 そんな状況を、淡々と話す、五十鈴殿が怖いです… 』

 

『 今思えば、失礼かと思いますが…その…即座に「彼」と、比べてしまい… 』

 

 

《 ……… 》

 

 

『 無意識ですけど、思いっきり……鼻で笑ってしまいまして… 』

 

 

《 ……………… 》

 

 

『 その時、何故か小さくされ……あっ! でも、流石に身の危険を感じまして! 咄嗟に、普段持ち歩いている、花切りハサミを取り出しました 』

 

 

《 …………………………… 》

 

 

『 そうしたら、即座に逃げて行きましたね 』

 

『 …そら、逃げるでしょうよ 』

『 それを彼に話しましたら、逆上してくる可能性があるから、下手に抵抗の意思を示さず、即座に逃げろと…本気で、怒られちゃいました!!! 』

『 …なんで五十鈴殿、怒られたって件で、嬉しそうなんでしょう? 』

『 でも、そんなのがいたら…怖いね 』

『 一人で帰らない方がいいですね 』

 

 

 

 

 >

 

 

 

 

「ふむ。なかなか…」

 

「……」

 

 うん…あ~…痴漢。…多分、再起不能だろうけど、流石にねぇ。

 

 その件は、杏会長に報告しておいたから、大丈夫だろう。

 特に、柚子先輩がマジギレしそうな勢いで、対応するって言ってたしね。

 桃チャンも憤慨してたしねぇ…杏会長は…なんか、不気味な薄ら笑い浮かべてたな…うん。

 

「まほちゃんも、んな輩とあったら、何もしないで即、逃げろよ? まほちゃんの脚なら楽勝だろう?」

 

「そうだな…そうしよう」

 

 ランニングが日課って言っていたしね。

 比較的に真面目な声で言ったら…何故か、少し笑ったな。

 

 

 

 

 >

 

 

 

 

『 でっ! ですね? …彼に聞いたんです 』

『 あ、話が戻った 』

『 痴漢って、電車の中だけじゃないのですねぇって 』

『 …華……極端すぎる…。まぁ、気持ちは分かるけど 』

『 私達、電車通学じゃありませんからね。痴漢って言ったら、まず真っ先に思い浮かぶのそっちですよね? …怖いなぁ 』

『 どこかで、私達にとって、ある意味で関係ないと思っていたかも知れない… 』

『 そうなんです! ですから私も、都市伝説だと…』

『 それは都市伝説とは、言わない 』

『 そうなんですか? 』

『 そうだよ! 』

『 確かにすごい経験ですけど……五十鈴殿、それで誤魔化そうとしてません? 』

『 失礼な! ここからです! それからですね? 彼に相談しまして…教えてもらおうと思ったのです 』

『 何をです? 』

『 その私の思っていた、電車とかの痴漢と…今回、私が遭遇した痴漢さんと… 』

『 いや…そんなの、教えてもらう程の事な… 』

 

 

『 実際に! 』

 

 

《 ……………… 》

 

 

 

 

 >

 

 

 

 

「凄いことを言う、友人だな…」

 

 はい、よしぶっ壊そう、この無線機。

 

 ……。

 

「まほちゃん?」

 

「なんだ?」

 

「なんで、無線機を庇うように、前にいんの?」

 

「ん? 気のせいだろう?」

 

「じゃあ、そこどいて。それぶっ壊すから」

 

「なんでも暴力で解決するのは、良くないぞ? 自然にバッテリーの電気が切れるのを待つのが、一番良いと思うのだが?」

 

「……さっき盗聴は、犯罪だと言ってたよな?」

 

「言ったな。しかし、これは事故だ」

 

「何を、意固地になってんだよ!」

 

「気のせいだと言っている!!」

 

「くっそっ!! なんでっ!? っっ!?」

 

 強引に退かそうと、まほちゃんの肩に手を置いた瞬間…狭い車内だと言うのに、一瞬で組み伏せられた…。

 

「いかんぞ、隆史…女性の体に、強引に触ろうとするは…それを痴漢と言う。それに私は対応しただけだ。うん」

 

「苦しい言い訳を…こんな技、いつの間に…」

 

「一通りの護身は、みほと共に、尾形師範から教えて貰っているぞ?」

 

 あのババァ!!!

 

 関節を決められているから、動けねぇ!!

 

 

 

 

 >

 

 

 

 

『 この間…私、一度顔を出せと言われ…また彼と共に、実家へと…えぇ嫌でした…本当に嫌でたまりませんでしたが、仕方なしに行ってきましたよね? 』

『 あ…うん。行ったね……本気で嫌そうな顔で、出かけて行ったね 』

 

『 その時、電車を利用しましたので、帰りに頼んでみました♪ 』

 

『 華、なにやってんの!! 』

 

 

 

 

 >

 

 

 

 

 くっそ!! 動かねぇぇぇ!!!

 

 無線から感じる、み…みほ達の無言の時間が……痛い…。

 

 しょうがないだろう!? 

 拗ねるんだもの!! 最近、華さん、頬を膨らませて、拗ねるんだもの!!!

 …というか、欲求不満なのだろうか? 華さんが、5人の中で一番……。

 

 ……。

 

 

 

 こわっ…壊さないと…この無線機……ぶっ壊さないと…っ!!

 

 

 

 

 

 >

 

 

 

 

 

『 初めは…拒否されてしまいました…バレたら洒落にならないぃって…仰言いまして… 』

『 そりゃそうだ…傍から見れば、普通に痴漢にしてる男にしか見えんだろ… 』

『 誰かが声を上げたら…終わりますよね…社会的に 』

『 まぁ、結局は説得しましたけど 』

 

《 ………… 》

 

『 何か、イベントが終わった後だったらしく…人がすごく多くて…丁度よろしい状況でした! 』

『 丁度いい状況って…え…? 本当に? 』

『 電車の扉側に、私達はいたのですけどね? 本当に人で鮨詰め状態でしたので、彼と抱き合う様な状況でした 』

『 華さんの目の色が…変わった… 』

『 思い出してるな… 』

 

 

 

 

 

『 今なら、大丈夫ですよ? って、耳打ちしましたら…彼のその気になってくれた様でして…はい。

 はい。耳に軽く息をかけてみましたよ? 沙織さん? なんで睨んでるんですか? シリマセンネ。

 

 さて…。

 

 向かい合わせに、扉に押し付けられる様な形になっていましたが…私だけ、扉側に体を回されまして…彼に背を向ける格好になりました。

 周りの人達から押されたのでしょう。彼の体が、私の背中に密着してきました。

 周りの方々は、気分が高揚しているのか…車内だと言うのに、騒がしく…普段ならこう…不快な気分になるのですが、その時は好都合でした。

 

 騒がしい中、彼は私の太ももを摩る様に、何度か触った後…スカートの中に手を滑り込ませ……こう…お尻と脚の付け根部分をゆっくりと揉み始めました 』

 

 

 

『 …躊躇無しだな!! その彼とやらはぁ!! 』

『 耳元で、囁いたのが効果有りって感じでしたね!! 』

『 無理して、元気ださないで下さい…何やってんだろ…その彼は… 』

『 みぽりん…でも、結局皆聞いちゃってるしね…その内、順番回ってくるよ? 』

『 そうですよ? 私も恥ずかしいのですから! ……逃がしませんよ? 』

『 華さん!? 』

 

 

『 では、続きですが…彼も段々と、気分が乗ってきたのでしょうか…。

 両手で、お尻の上の下着の下に…親指を滑り込ませて来ました。

 この時、すでに後ろから抱きつく形になっていました…当然、周りからは見えませんね。

 彼もその状況は分かっていましたし…徐々に行動が大胆になっていきました。

 両手はすでに、スカートの中へと入っているのですから、スカートが、お尻付近まで捲くりあげられてしまっていました。

 

 その状態で、更には私の下着を、上へと…押し上げる様に…こう…ゆっくりと大きく手を動かし、ずぅぅっと揉まれてしまいました。

 気が付けば、下着は細くされ…こう…下着がお尻とお尻の間に収めさせられました。

 結構…きつく感じまして…大事な部分が締め付けられると言いますか…。

 

 そこまで、すると…あぁそうです。

 この日私は、ワイシャツみたく、前をボタンでとめる服装でしたので…その胸の部分のボタンを後ろから、外されました。

 そのまま、左右に開かれ…胸だけを露出させられました。もちろんブラジャーをしていましたが…それも下から上へと外され…胸まで露出… 』

 

 

 

『 …私は……胸の上で下着が止まらない… 』

『 麻子…。残念そうに言うけど、顔、真っ赤 』

『 うるさいな! というか、五十鈴さんの話が、生々しい! 』

『 …… 』

『 …… 』

 

 

 

 >

 

 

 

「 」

 

「……あの娘の、彼氏とやらは…こう…なんというか…電車? え?」

 

「まっ…まほちゃん! 流石に華さんに悪いから!! マジでっ!!」

 

「……」

 

 動かない!?

 

 顔、真っ赤にさせるほどなら、聞くのやめればいいのに!!

 後、いつ俺の名前を出されるかって思うと、気が気でない!!!

 

 

 

 >

 

 

 

 

『 彼は嬲りました。人差し指と親指で、暫く…私の胸で遊んでいました。

 胸はドアのガラス部分に押し付けられて…これって、外から見たら…私大変な事になっていませんか? と…そこで気づきました。

 ですが、すでに私も火が入ってしまってまして…それが…逆にまた…。

 

 流石に声なんて、とてもじゃないですが、出せません。

 …ですが彼は、今度は私の大事な部分を弄り始めました。

 いきなりではなく…締めつけられ、浮き彫りになっているであろう、部分を…こう……ゆっくり…。

 突起物に引っかかると、そこを執拗に……。

 

 音を出さない様に気をつけたのでしょうか? ただの彼の性格なのでしょうか?

 ゆっくりと、彼の太い指が私の中に入ってきました…。

 

 もう…こうなったら、私……声を殺すのに精一杯でした。

 いくら彼の体で、完全に影になっている私ですが…声を出してしまったら…。

 

 …そう思ったら、また…別の感情が…。

 

 私の中を掻き回される…そんな行為を、周りに多数の人がいるなかされている。

 ビクビクと、体が…小刻みに反応してしまう。

 

 電車が走る音と、周りの雑音でかき消されると思いますが…ダメですね。

 がんばりました! 我慢しました!!

 だって…ですね?

 我慢すると、彼が動かす指の感触と感覚…それを集中して感じてしまいますし…本当に我慢しました。

 私の弱い所…と、いうのでしょうか?

 …集中して責めてくる…とか……はぁ。

 

 ……。

 

 失礼しました。

 

 

 暫くすると…目の前に彼の手が…ありました。

 見せつけてくれたのでしょう。

 びっしょりに体液がついたその手を…。

 

 お…思わず、彼の指に口を付けてしまって…でも、そこで思いました。

 

 今度は…私が……と……ですが、ここ迄でした。

 車内に、電車が大洗駅に到着するという、アナウンスが流れました。

 

 本当に口惜し……いえ、残念でした。

 

 あら、両方同じ意味? 知らないです!

 

 …正直、私…この時、立っているだけでやっとでした。

 弄られて、弄ばれて……何度脚が、ガクガクと震えたか… 』

 

 

『 な…生々しいよ!! 華っ!! 赤裸々すぎ!! 』

『 え~…でも、女性のお友達だけでの会話ですしぃ… 』

『 は…華が「え~」とか、言った… 』

『 でも、ここで思いました…というか、気がつきました 』

『 …ロクでもなさそうだけど…なに? 』 

 

『 あ、これって痴漢じゃない……と 』

 

『 それはそうです! それは、ただの…その… 』

『 いいよ、みぽりん。はっきり言って…。それは、ただのプレイだよ!!! 』

 

《 …… 》

 

『 武部殿…まぁ……はい。気持ちはわかりますが、ハッキリと言い過ぎです 』

『 沙織。顔がすごい色をしているぞ? 』

『 …… 』

『 沙織さん? 』

『 …そういえば…私、たかっ……んんっ! 彼に…まだ気を使われてるのかな? …あまり無茶されない 』

 

《 ………… 》

 

『 …そ…それは、良い事…なんじゃ? 』

『 彼…みぽりんに対しては、結構すごそうだよね… 』

『 ふぇ!? 』

 

 

 

『 沙織さぁぁん 』

 

『 華!? 』

 

『 それは追々、聞かせてもらいますからねぇ? 』

『 なんでそんなに、必死なの!? 』

『 楽しいんです!! 本気で皆さんとの事、気になりますし、聞けるかと思うと……もうっっ!! 』

 

《 …… 》

 

『 …所で、華。今までのは、彼との事だけど…それが、普通に電車とかで…見知らぬ人にされたらどうなの? 』

『 虫唾が走りますね 』

『 そ…即答。そりゃそうだろうけど… 』

 

『 知らぬ方なら、初手で…………ふふっ! 』

 

 

《  》

 

 

『 …冗談ですよぉ? 』

 

《 …… 》

 

 

『 …まぁ…電車が到着した後……。私、初めて らぶほてる なる施設に、入りましたァ 』

 

『 あ…携帯の電源が、切られてる 』

『 どうしよう? まだ彼、学校にいるかな? 』

『 私、ちょっと一走りしましょうか? 』

『 …… 』

 

『 いえ…完全に中途半端でしたし…みほさんのお姉様もいらっしゃいますし…で…その… 』

 

『 はぁ…まぁ。こういった話題も出てくるのも、仕方がありませんよね… 』

『 初めて、こういった事でお話しますけど…彼は…他の方に対して…って、五十鈴殿が気になるのが分かった気がします 』

『 ……異常な…関係に慣れていく… 』

 

『 しかし、…あぁ言った施設って…良いですね! 思いっきり…その……遠慮しなくて良いというのは…電車での反動が凄かったです! 』

 

『 …… 』

『 …麻子? 』

『 ななななんでもなない 』

 

《 …… 》

 

『 後で聞きましょう! 』

『 そうですね!! 』

『 !? 』

 

 

 

 >

 

 

 

 ……。

 

 …………。

 

 か…会話の内容が…。

 

「…隆史」

 

「……な…なに?」

 

 

 

 >

 

 

 

『 はぁぁい!! では、私のお話は終わりましたァ… 』

『 はっ!!!! 』

『 はぁぁい、次は優花里さんの…番ですねぇぇ… 』

『 え……あの… 』

 

『 タ ノ シ ミ デ ス 』

 

《 …… 》

 

『 やっぱり、ダメだね…こりゃ諦めよう…あの、華は無理だ 』

『 沙織さん… 』

『 …正直、みぽりん……正式彼女の事が、気になる 』

『 沙織さん!! 』

『 というか…彼って、呼び方縛り…もういいでしょ? なんか…気にならなくなってきた 』

『 五十鈴さん、赤裸々に語りすぎだ…更に麻痺した… 』

『 そ…そうですか? 』

『 もういい? みぽりん 』

『 わ…私は、構いませんが… 』

 

 

 

 

 >

 

 

 

「いいか? 「その彼」……私はな。実は知っている」

 

 ……。

 

 ……は?

 

 

「 隆史の家に泊まった時…私はみほの部屋に泊まっただろ? 」

 

「 」

 

 

 ま…まさか。

 

 

「その夜、聞いた。みほから、告白された。」

 

 

 俺の上で、俺に関節技を決めている…彼女。

 まほちゃんの腕に、更に力が入った…。

 

「 現在の状況……お前の関係…。はっ……全て聞かせて貰っている 」

 

 …え…あの……。

 

「 そんな状況で、隆史は…あの娘達は…。生活の中…皆が、お互いに…ごく普通に接しているのが…気持ちが悪かった 」

 

「 …… 」

 

 ま…そりゃそうだ。

 必死になって、無線機をぶっ壊そうと思っていたのに…な。

 こうなっていたら、今更慌てない。

 

 …どうしようかって…迷いは生まれるけど…。

 

 とか…思う暇がなくなった。

 俺を見下ろす…まほちゃん。

 後は、一方的だった…。

 

 

「その告白を聞いて、確信した。みほは、オカシクナッテイル。分かるだろう?」

 

 

「みほの告白…。それは、みほが私へと、釘を刺しただけだ。私の隆史君って…な」

 

 

「だが、すでに私も引くつもりはない。ここで、このまま彼女達の会話……お前の事を聞こう。盗聴だろうが、なんだろうが知った事ではない」

 

 

「…私はお前の、全てを受け入れる。…趣味趣向が、これで分かるだろう? 理解しよう」

 

 

 何を思ったか…もう数日、彼女は家に泊まっている。

 壊れた関係を知ったまま…。

 

 目に光が既にない

 

 

「う…受け入れるって…」

 

「 ふむ…言い訳はしないのか…。それでいい。まず…私はお前を即、受け入れる準備がある 」

 

 ……。

 

「 赤星から教えてもらった。えぬてぃあーる? とでも言うのだろう? 」

 

 

 …………は?

 

 

「既に私は、男性経験は済ませてある。いつでも来い。遠慮をするな」

 

 

 

「        」

 

 

 

 話の流れ的に、察し…攻撃に移った…ノ、ダロウカ?

 いや…そんな事は…いえぇあ?

 

 ……

 

 え…うっわ……マジで?

 

 まほちゃんの口から…とんでもない……セリフが…連発…。

 

 

「 もう、私もみほに、遠慮はしない 」

 

 ……。

 

 …ゴメン…麻子。

 麻子に処女ではない、発言より…まほちゃんに言われた事の方が…ショックがでかい。

 はっきり男性経験って…言った…。

 

 えっと……。

 

 

 上手く考えが、まとまらない…いや…俺にもう、そんな事を思う、権利すらないと思うけ…ど……。

 うっわ…吐きそう…。

 

「 …何をショックを受けている。隆史も知っているだろう? 思い出したとか言っていなかったか? 」

 

 思い出したって…言って…いや……あれは、衣装を決める…。

 

 ん…?

 

 俺も知っている?

 

「 ならば、ここで…切り札だ 」

 

 

「……」

 

 

 

「 私を女にしたのはな? …お前だ。隆史 」

 

 

 

 ……。

 

 …………。

 

 

 は?

 

 

「中学の最後の夏祭り…その夜だ。そうか…思い出した事は…全てではないのだな…」

 

 …つ…ついていけない…え?

 

 どういう事!?

 

「…ならば、私の口からは言いたくない。後日で良い…しっかりと思い出せ」

 

 …おも……い……

 

 

「ふむ…そろそろ、二人目が話し出すな。…では一緒に聞こうか? お前の変態性を…」

 

 

 あ…あの……みほに……え?

 

 まほ……ちゃん? 

 

 光の無い目で、赤みが刺した顔で……頗る楽しそうに…。

 

 

 

 

「さて…… タ ノ シ ミ ダ ナ ァ ?」

 

 

 




閲覧ありがとうございました

…女子会って…こんなので良いのだろうか?
女性同士の会話で、女性視点での暴露話…。

ストーリー的に…ルート壊らしく…できたかなぁ?

まほちゃん、実は体験済・設定はルート壊のみです。
要は…※ルート壊※ 西住 まほ ~夏祭り~ も、あると…いう事。

後…4人分のEP考えないと…続きます!


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