彼女も年頃だ…とか、そういった話ではもはや違うのだろう。
―ここまで4名。
直接的な…というか、露骨すぎる話を散々聞かされた後だった。
感化されている…。
体育座り…とでも言うのか、その白い脚を曲げて座っている彼女。
試しに…というか、確認的な意味もあり、少し…そう、少しだけ彼女の脚に触れてみると…。
…。
少し、潜もった声を、静かに吐き出していた。
「さ…さぁ、最後はみほの番だな…」
「 」
タノシミ…。
毎回毎回、そう言って来た彼女だったが、今回は様子が違った。
完全に居座り、無線の垂れ流しになっている音声を聞こう。…そういった姿勢では無くなっている。
あの…。
「なんだ?」
「なんだ? って…なんでこちらを向いたのでしょうか?」
「気にするな」
「気にするよ!!」
座っていた体勢を回し、四つん這いになって、こちらに体を向けてきた。
迫り来るまほちゃん…といった具合に、どんどんと距離を詰める。
…というか、すでにほぼ密着状態だったし、即座にゼロ距離となっている。
無意識に背を引き、後ろへと腰を擦る様に後退。
また、それに合わせ、体をすぐに密着状態へする為に、体を寄せてくる…。
正直に言おう。
そろそろ、理性がモタナイ。
無線機の向こうでの、彼女達の話は、当然俺がしてきた事だ。
よって…話を聞けば聞くほど、その時の情景を思い出す……。
……。
あぁそうです。ぶっちゃけた話、勃ってます。
そりゃそうだよ! 言い訳のしようがないさ! あそこまで…。
せめて、目の前の彼女にはバレない様にと思って、腰をすんごく引いていたけど…。
目の前の彼女の、女の匂いとやらもすごくて…結構…。
「……そこまでになっているんだ。疎い私でも、分かるぞ?」
……。
気にしていた事を、目線でハッキリと断言されてた。
若いっ体ってのも…結構、大変だ…。
>
『 じゃ…じゃあ、私の番だね… 』
『 はい! みほさんのお話、楽しみですっ! 』
『 私…ちょっと冷静になって来ましたが… 』
『 華だけずぅぅと! …フルスロットルだね 』
『 …… 』
『 う~ん…でも、私の時は、結構普通の時が多いかなぁ… 』
『 ……先程、昼の公園とか、試着室とか言っていませんでした? 』
『 あぁうん。変な時は、変なんだけど… 』
『 西住さん。「態」の文字を忘れているぞ? 』
『 麻子… 』
『 あはは…。えっと…でもね? 最近じゃ本当に普通なの 』
『 …こんな話をしている事に流石に、西住殿も慣れてしまわれた… 』
『 みぽりんも、普通に話し始めたしね… 』
『 体を触られるって、言うよりも…撫でてくれるし。髪の毛とか頭と一緒に撫でられる時とか… 』
《 …… 》
『 その…さっ! 最中ぅぅ……に、私の反応見て、明らかに気を使ってくれてるし…。変に強引に? 何かエッチな事をするってのも…最近は少ないかなぁ… 』
《 …… 》
『 …少ないって言う事は、少なくとも有るって事だな 』
『 う…動きながら…その……し…舌ベロでっ…キスってのも…結構…してくれるし… 』
《 …… 》
『 そのまま手を繋いでくれるってのも……好き…… 』
《 …… 》
『 みぽりんの事だから、がんばったとは方だとは思うけど…… 』
『 これって…ただノロケを聞かされているだけの様な気がします 』
『 してくれるって… 』
『 …… 』
『 短い話しながらも、書記の態度の差が、少々気になるが…まぁ、そこは…な 』
『 皆さん!? 』
『 違います!!! 』
『 華っ!? 』
『 こんな話じゃないですっ!! 私、みほさんに期待ていた話は、こんな話ではありません!!! 』
『 …五十鈴殿、なんで泣きそうな顔しているのですか? 』
『 知らないわよ…って、本気で落胆してる… 』
『 彼女さんのみほさんですから! もっと…こうっ!! ないのですか!!?? 』
『 ……そ…そお、言われましても… 』
『 五十鈴さん…目が必死だ… 』
『 みぽりんも、本気で困ってるって事は…さっき言った以上の事は無いのかな? 』
『 でもタラシ殿ですよ? 』
『 う~~…ん 』
『 こう…学校の踊り場で、私に見られながら…っ!! あの時みたいに、ちょっと逆の立場ならっと、羨ましく思えた程の事、ないのですか!? 』
『 ふぇ!? 』
『 ちょっと待って華。なにそれ 』
『 …あの変態… 』
『 ま…まさか…あの時… 』
『 本当にないのですか!? えっと…そのっ!! みほさん、お口でするのお好きでしたよね!? 』
『 はっ!! はっきり言わないでください!! 』
『 真っ赤になってるけど、みぽりん。…否定しない 』
『 とんでもない所でっ! とか!? こう…人に見せつけながら…とか、ないのですか!? 隆史さんなら、その位の事、やってのけるお人ですよね!!?? それにお応えできるのが、みほさんですよね!? 』
『 …何をあそこまで、華を焚きつけるのだろう。すこし引いてきた… 』
『 五十鈴殿の、西住殿に対する期待度が凄かったんでしょうね… 』
『 華の中の隆史君って一体… 』
『 …全否定できないのが、タラシ殿ですが…夜の公園とか……はは… 』
『 何を言っているんですか!! 見せっ!? 見せつけっ!!?? そんな事しませんよぉ!! 』
『 でもぉ!! 先程、日中の公園とか言ってま… 』
『 おっ…音だけです!! 』
《 …… 》
『 華…スッ…と、静かに座った… 』
『 すっごい安堵の表情ですね… 』
『 …しかもとても良い笑顔だな 』
『 まさに仏の顔… 』
『 では、みほさん? 詳しく 』
『 …え 』
『 く わ し く 』
『 …… 』
『 すごいな、五十鈴さん…。あれは大体の状況を、一発で理解してる顔だな 』
『 後は確認するだけ…見たいな顔してますね 』
『 はぁぁ… 』
『 く…詳しくも何も…。あ、はい 』
『 み…みぽりんが、華に臆している 』
『 久しぶりに見ました…あの黒い笑顔 』
『 い…言いますけど…。普通ですよ? 』
『 お願いします! 』
『 みぽりん…麻痺してるね 』
『 麻痺してるな 』
『 人の事を言えませんけどね… 』
『 んと…。その…どこから話せば… 』
『 …… 』ワクワク
『 戦車道の練習の帰り…だったかな? ちょっと私だけ遅くなった時がありましたよね? 』
『 えっと…あの日ですか? エキシビジョンマッチの打ち合わせがあると、みほさんだけ学校に残った… 』
『 そうです。会議自体は、終わったのですけど、会長達と少し打ち合わせをして…隆史君もその場にいましたから、帰宅時間が一緒になりまして… 』
『 その帰り道ですね!? 』
『 そ…そうですけど…。うぅ…言い辛い…。で…ですね? この家に帰る途中…公園って、ありますよね? 』
『 ありますね。都合良く人の通りが時間帯によってまばらの… 』
『 おあつらえ向きって奴ですね!! 』
『 …… 』
『 麻子? 顔真っ赤だけど? 』
『 い…いや…。気にするな 』
『 そういえば!! 麻子さんは、経験者デシタネ!! 』
『 ぐっ…。五十鈴さんの察しの良さが怖い…まぁ…うん。そ…それで、西住さんも書記に連れ込まれたと… 』
『 連れ込まれたって…公園だよね? 麻子、何言ってるの? 』
『 ……察しろ 』
『 ? 』
『 まぁまぁ! でっ!? みほさんは、隆史さんに連れ込まれたんですか!? 』
『 ………… 』
『 西住殿? 』
『 つ…連れ込まれたと、いいますか… 』
『 なんですか? 』
『 わ…私が、……連れ込んだと、いいますか… 』
《 !!?? 》
『 みぽりん…!? 』
『 …西住殿、意外に攻めますよね… 』
『 だっ! だって!! 会議の時なんかも、みんなして!! …そのっ!! 』
『 あぁ~…例のゲームの時の事ですか? …確かにみなさん、目がギラギラしてましたね 』
『 …私、参加できませんでした… 』
『 …… 』チッ
『 …… 』チッ
『 あれ? 武部殿と冷泉殿は、その件知っているんですか? …すっごい悔しそうですけど 』
『 …後から、華に聞いた 』
『 ……沙織に愚痴られて、知った 』
『 ま…まぁまぁ!! 』
『 それは、一旦置いておきましょう!? でっ!? 本当に、みほさんからだったのですか!? 』
『 う…うん。なんか、こう…色々と…一緒に帰ってた時に、なんかこう…隆史君の顔見てたら… 』
『 見ていたら!? 』
『 イラッと…来て… 』
《……》
『 ま…まぁ、気持ちは察しますよ? 』
『 一瞬顔が、真顔になった… 』
『 …………は…はぁい!!! それで!? 』
『 華… 』
『 う…うん。それでね? 夕方近かったけど、まだお日様出てたし…ちょっと躊躇したけどね? 公園、誰もいませんでしたし…これは…チャンスかなぁって 』
『 チャンス…って… 』
『 正直、麻子さんの事もあったし…で…こういった所での方が、隆史君なんか…すごいですし…で… 』
『 やっぱり、あそこの公園か… 』
『 あぁ…あの日の… 』
『 多少? 無茶をされそうだったけど…思い切って……その… 』
『 みほさんは、結構負けず嫌いですよね 』
『 そうだねぇ…。たまに張り合う時あるよね 』
『 隆史君を、藪の中に連れ込んでみたの!!! 』
《 …… 》
『 いや…まぁ、あそこ確かに、雑木林があるから、確かに人目には付きにくいが… 』
『 冷泉殿と違って、公衆トイレですらないのですね 』
『 さっ…流石にいきなりは私も、躊躇はしたよ! 女子トイレでも男子トイレでも、そうそう入れないし入れられないよ!? 』
『 まぁ…流れで連れ込まれる事まで計算した上ですか? 』
『 う…うん 』
《 …… 》
『 比較的に近い場所だったし…その…取り敢えず、木の陰に… 』
『 …華の目が、すっごい輝きだした 』
『 本格的に話し始めそうだしな… 』
『 …結構、話していると、多少恥ずかしい事でも、スラスラと口にできるようになってしまいますからねぇ… 』
『 だな…。もう、黙って聞いていよう 』
『 それで、初めは驚いていた隆史君も、そ…その! 私から抱きついて! あの…キ…キスしたら、分かってくれたみたいで… 』
『 なる程。みほさんはそこで、隆史さんをその気にさせて…場所が場所ですから、何かしらの手を使って隆史さんが、トイレへと連れ込んでくれる様に誘導しようとなさったんですね? 』
『 そ…そうだけど… 』
『 みぽりんらしからぬ、大胆さもそうだけど…何より、華の察しの良さがすっごい…というか引く 』
『 すっごい、参考にしてますよね? あの顔… 』
『 勉強になります! 』
『 こっち見たな… 』
『 嬉しそう… 』
『 私の事はもういいです! で? みほさん! でぇ!? 』
『 う…うん。それで…ですね? 思ったよりも、すぐに隆史君…その気になってくれて… 』
『 ……早いな書記 』
『 まぁ、みぽりんの状況をある程度、察したんじゃない? 』
『 …………あんなゲームの後ですからね… 』
『 ただ…そのキスが、明らかに…その…えっちの時するので……うぅ…口の中が凄い事に… 』
《 ……………… 》
『 す…吸われるのもそうなんですけど、あれ…ちょと意識が飛んじゃうというか…こう…口内から動く音とか、すっごい頭に響いてきて…すぐに頭の中が、真っ白に… 』
《 …… 》
『 気がついたら、私も…その、動かしていて…一度、顔を離すと…目の前がもう…ぼやけて… 』
《 ………… 》
『 華。…何を期待した目をしているの? 』
『 …限定開放……次…… 』
『 …… 』
『 …… 』
『 ……みんなの目の色が変わった 』
『 そ…それで、隆史君、私のお尻…また揉むように掴んできたら、あ…そろそろかな? って思ったら… 』
『 どっちに連れ込まれたんだろう… 』
『 私の時は、男子トイレだった…羞恥心で死ぬかと思った… 』
『 …… 』
『 五十鈴殿が、すっごい楽しそうです 』
『 …スカートを捲れて…すっごい、弄られた… 』
《 …… 》
『 人はいなかったんですけど…その……明らかに部屋でする、いぢわるしてきて……すっごい、音出すようにかき混ぜてきたんです…ぅぅ…相変わらず、弱い所を焦らすように…。もう…声を我慢するのに必死だったんですけど、それはそれで、その…感覚に集中してしまう事になっていまい… 』
『 あ…みぽりん、情景を思い出しちゃったのね…完全にスイッチ入った 』
『 …凄い事、躊躇なく言いましたよね 』
『 …あ! でも、それって… 』
『 まだ、連れ込まれてませんよね 』
『 う…うん。まだお外だったんですけど、私も頭がボー…っと、しちゃってて…。そ…それで!! …しばらくすると、肩を押さえられまして…その…。座る様に促されて…すぐに彼が、ズボンのチャック下ろしました…。完全におっきくなってまして…あ。これ、はお口でして欲しいのかな? って、すぐに理解しちゃいました 』
《 …… 》
(もはや突っ込むまい)
(今の西住殿に、余計ない事言うと、途中で我に返っちゃいそうですからね!!)
『 木の陰だし、藪林で座ってしまえば私は、見えないって言われまして…。でも、幾らなんでも、外でしたし…その内に、すぐ横の通路…ベンチもありましたし、人が通るかもしれないって…それに、当初の目的となんか違う! とも思いましたし、思考がぐるぐると回りましたけど… 』
《 …… 》
『 き…気がついたら、すでに隆史君の……あれ…咥えちゃってました… 』
《 …… 》
(つ…突っ込まないぞ!!)
(お気持ちは理解します!!!)
(華!?)
『 そ…それでも、どこか…その…? 冷静な部分もあって…。やっぱり状況に興奮しているのか、隆史君…変に元気いっぱいで…先っぽとか…その間とか…舌先でなぞると…ビクンって体が振動してね?
…その…あの…あぁ、声出そうだけど我慢してるんだなぁって思っちゃって…。それば妙に楽しくなっちゃいまして…。
私も私で…やっぱり、恥ずかしかったですけど、人がいないってのもありますし…自分でも分かる位に興奮…しちゃって…もう…気がつきませんでしたけど…。すごく…その……激しくしてたみたいです… 』
《 ………… 》
(どうしよう! みぽりん、スイッチどころか、完全に華と一緒になってる!! フルスロットルだよ!!)
(みほさん、お口でするのお好きですからねぇ…話している内に、完全に思い出してしまわれたのでしょうね!)
(目と顔が、完全に熱っぽくなってますからね…)
(……私はもう、突っ込まないぞ。黙ってる)
(……)
(華?)
『 みほさん。そこで…ですか? 音… 』
『 え……あぁ。隆史君、お口でする時って音を出して欲しがりますよね? でもその時は…流石にお外ですし…。音しない様にしてても、何も言ってきませんでした 』
『 あらぁ… 』
(つ…突っ込まない!! 五十鈴さんが無駄に残念そうなの、突っ込まない!!)
(……)
『 ただ… 』
『 ただ? 』
『 その後…その…私達が隠れいたのって、ちょっと奥だったんですけどね? それでも、ベンチからそう離れていなくて… 』
『 …ベンチ? そういえば…あるっていってましたね 』
『 どうも、そこに人が来たらしく…男性が二人、ベンチで駄弁り出した…って、隆史君が… 』
『 …………………… 』
(あ…華が黙った)
(目がキラッキラしてますね…余計な事は言わないから、教えてくれって顔してます)
『 わ…私、びっくりしちゃって…。流石に動きを止めたんです…。でも、隆史君…私の頭を軽く押さえて… 』
『 …… 』
(華、完全に余計な事を言うつもりが、なくなってるわね)
(今の西住さんには、勢いがあるからな)
(水を差したくないのでしょうが…いやぁ……いい笑顔ですね…)
『 小声で続ける様に言ってきたんです。気づかれたら、丸見えですけど…声もうまく出せませんでしたし… 』
『 英断ですね! 』
(…つ……突っ込まない…ぞ…)
(武部殿)
(うんっ! 華はもう諦めよう!)
『 やっぱり…どこかで、私も麻痺してたんですね。…隆史君がその人達に背を向けて立っている様な体勢でしたし…。
此方に気がついたとしても、隆史君がただ立っているだけ…にしか、見えないと…説得されたのを、鵜呑みにしてしまい……。
…続けました。
音を出さないというのも、どこかで私にも不満があったのか…少し、ちゃんとできそう…とか、思っちゃいまして…。
ゆっくりと…ちゅぷちゅぷ、小さくですけど…音を出すことができました。
口の中が隆史君の匂いで、いっぱいで…変に一生懸命になっていまいまして……ふぅ… 』
(……みぽりん)
(すごいですね…。真っ赤になってますけど)
(どこを見ているか分からない目が、ちょっと…怖いというか…)
(…隆史君の前だと、こんな顔するのかなぁ…みぽりん)
『 でも、小さく出していたのは最初…だけだったみたいで…隆史君の言われるままに…その……おっきな音を、知らず知らずに出していたみたいでした… 』
《 ……………… 》
(……え。その状況で?)
(音だけ……って、まさか…)
『 そ…その…啜る音とか、動かす音とか…もう…すごかったみたいです…。そ…それで、あっ! とか、隆史君が声を出したんです 』
『 まさか、気づかれたんですか!? 』
『 ま…まぁ? プレイの一環だろうって、そこで隆史君言ってたんですが、変にそれも納得してしまいまして…私の事は見えないみたいでしたし…。
隆史君が振り向くと、男性二人がベンチから、体を捻ってこちらを見てるって、そこで言ってました。フー…フー……
逆に大きな音を出すようにって、言われましたけど…変に興奮してしまい…音だけならって…聴かせる様に……いつもより大きく、ヂュプって響かせる様に… 』
《 ……………… 》
『 そこで、隆史君…つま先で座ってる私に、脚を開く様に言ったんです…。…私……自分で、その…恥ずかしい所、摩っていたみたいでした…。
口の中は、隆史君でいっぱいでしたし…変に潜もった声も出ていたみたいで…それも気づかれた原因だったんでしょうね…フー…フー……。
摩っていた手…というか、指を…本気で動かしてくれって言われて…。そこで気づきました…。
隆史君の説明で……その……人に気づかれてはいるけど、見られていないって状況っていうのをはっきり言われ……。その言葉で…頭の中を更に真っ白にされて…。
言われるがままでした…。下着の横から指を入れて…自身の指先から、熱い程の体温と…ぐちゅって音と、水っぽい感触を…感じたていたら…音を更に出すようにって言われて…。
そ…それも何も疑問もなく、従いました…。そこからです…。
隆史君から、見られてる…すっごい見てる……。言われ続けました…それにどんどん頭の中が、熱くなって…。
それと一緒に、隆史君をしゃぶる音も大きく…手の動きも早くなって来て…。
その…えっちな声を、ち…小さくですけど…気がついたら出してしまっていました…。フー……フー……。先の引っかかりから、唇を引く時になんて…すっごい響く音とか出ちゃいまして… 』
《 ……………… 》
(武部殿?)
(……)
(冷泉殿!?)
(……)
『 そ…それで、隆史君…私に脚を開いてって言ってきて…だから、つま先で座っている状態から、そのまま脚を開いて……。
その方が確かに、楽でしたが……もう恥ずかしくて恥ずかしくて…。で……で……隆史君も…少し脚を開いちゃいまして… 』
《 !!?? 》
『 ベンチに座っている人達から…私、下半身だけ見えてしまっている状態…いえ、見せている状態だと…言われました。
大事な所は、弄っている手で見えないからと言われても…している行為と…少しは下着は見えるだろう? とか…も…。
それを聞いても、私自身…やめる気なんて、頭からなかったのか…手の…指を動かす速さが、上がったみたいでした…。もう…グッチャグッチャ音が響いてました…。
…恥ずかしい……という、感情がこうも……。それをまた、隆史君が逐一言ってきて……んっ…!
顔を動かす速さも、すっごい早くなって…隆史君も段々と呼吸が荒くなってきましたし…。
だから……こんな状態の私に……その…口内へアレが…いっぱい入ってきたら、どうなるんだろう…って…どうなっちゃうんだろう? って…思ったら… 』
《 ………… 》
『 鼻を抜ける、独特の味と匂いが一気に押し寄せてきて…脚は痙攣するし…うまく座っていられなくなりそうで…大変でした。
見られてる…見られてる…と…頭の中でずっと繰り返し、思っちゃったら…段々と…私の指の動きの…激しさが増しちゃって…
あ、立ち上がった…と、言われても、手も口も止めませんでした。
近づいてきた…と、言われたら、いやらしい音が更に大きくなりました。
それでもどこか冷静で…隆史君の先っぽが少し大きくなったとか…そんな事にはすぐに気が付いちゃって…あぁそろそろかなぁ…って思ったら…隆史君、急に私のお口から抜いちゃったんです。
ふーふーって、どこか荒い息遣いで見下ろす隆史君が、あ…アレを突き出して…その…自分の手で擦り始めたんです。
だから私も、いつもの様に…その…お口を開けて…舌を突き出して…あぁ…来る…熱いのがいっぱい来るって…嬉しくなっちゃって…。
私…もうそこが、お外とか…見られてるかもしれない…とか…殆ど頭から飛んじゃってて…一瞬、迷ったんですけど…すぐに口の中に来た匂いで…もう…頭の中が真っ白になっちゃいました…。
口では全部受け止められなくて…顔中に熱いのと…匂いと…か…広がって…それでも、溢れちゃって…で…地面にボタボターーって、音がしました…。
そ…その音で、我に返りましてぇぇぇ…とんでもない事しちゃった…って、恥ずかしさで首から上が、熱さを通り越しまして…逆に冷たいモノを感じちゃうくらいでした。
…で…でも…なんか…ああああぁぁ… 』
『 わかります!! わかりますよ! みほさん!! すごいのですよね!! それがまた、すっごいのですよね!! 』
『 五十鈴殿…同士を見つけた様な顔を…それよりも… 』
『 ……隆史君 』
『 書記… 』
『 そ…外で…それは… 』
『 そ…そぉなんですっ! べたべたに…それこそ髪まで飛んじゃってるしで、隆史君写真まで撮ってるしでっ!! 』
《 ………… 》
『 でっ!! ベンチの方向なんて、確認取れないし!! その場から動くと、顔を見られちゃいそうでしたしで!! …本気で困りました 』
『 書記…あいつ、自分の彼女に何を強要してるんだ。引くぞ…というか…変態すぎるだろ 』
『 ハードル高いなぁ… 』
『 でもですね!! 聞いてください、沙織さん!! 』
『 えっ!? 私!? 』
『 嘘だったんです!!! 』
『 …え 』
『 誰もいなかったみたいです!! 嘘つかれました!!! 』
『 え……あ…ん? ベンチの人? 』
『 口の中がいっぱいで、喋る事もできませんでしたからっ! どうしよう…って、目で訴えてみようと思ったら… 』
『 思ったら? 』
『 笑顔で、リップサービスだって…言われました…… 』
《 …… 》
『 「はい、ネタ晴らし。流石に、そんな事なんてしないよ」って、言ってましたけど…隆史君…言い方が、妙で…すっごくリアルに実況するしで… 』
『 流石、書記。鬼畜の所業 』
『 麻子… 』
『 隆史殿、西住殿の困った顔を見るの…本当に好きですからね… 』
『 ……みほさん。でも… 』
『 華さん…。そうなんです……批難しても、行為で応えてしまいしたし…なんかもう…何も言えませんでした… 』
『 はぁ……余計な事を言うと、その事で突っ込まれて、更に恥ずかしい思いをしそうだと…そういう事? 』
『 そうなんです! でも言われましたけどね!! …というか、言葉巧みに自覚させる様に言ってきますから…ちょっと怖い……それがまた変に納得してしまい…あぁぁぁ… 』
《 ………… 》
『 ……い…以上です… 』
>
「…隆史」
「……ハイ」
「お前は……その……。うむ…私にはまだ覚悟が、足りなかったようだ…少々…その…」
「……」
すげぇ黙って聞いてましたね…。
顔がすごい色してますけど…。
……。
だってさ…変に悪乗りしてしまったのは認めるけど、何か言う度に、みほ…顔の動きは早くなるし、舌の動きも早くなるしで…なんか…調子に乗ってしましました。
…すごっい、エロかったんです。ちょっと不安になる位に夢中で…。
今、言わなかったけど…そのフェラオナで、少なく見積もっても2回はイっていたよな…みほ。
>
『 え!? 終わりですか!? そこで終わりですか!? 最後までしなかったのですか!? 』
『 ……ぅぅ…。私もそんな状態でしたし……し…しましたけど……でも、普通でしたし… 』
『 その普通が聞きたいんです!! すでに場所とか色々と、興味が… 』
『 いえ…普通でした!! 後はご想像通りですので!! おトイレです!! 』
『 ……エー 』
『 すっごい、落胆した顔しないの、華 』
『 それに、ちょっと問題が…発生しまして……余り言いたく… 』
『 問題? 』
『 うぅ…その……始まっちゃいまして…指に……赤いの着いていたので…… 』
『 ……あぁ 』
『 それなら、仕方ありませんね…流石に……ん? 普通? 最後までしたって言っておりませんでした? 』
『 書記…流石に、引くぞ…… 』
『 あの…みほさん。お気持ちは痛いほど分かりますが、流石に…始まってしまってからは、余り体にもよろしくないと… 』
『 隆史君も……そんな時にもってのは、ちょっとどうかと… 』
>
「…隆史。いくらなんでも…どうした? 何を顔を背けている。こっちを見ろ」
……。
生々しいな…こう言った女子同士の会話は…それよりも…
「…他の娘達も言っているようにな、女性にはもっと…」
……。
問題はソコジャナイ。
>
『 あはは…大丈夫ですよ。隆史君も、途中でやめちゃいましたし…それに… 』
『 ……聞いていた話から、素直に頷けない… 』
『 いえ…でも…やめたとか言われましたら、余計に… 』
『 その…お尻で…しましたから 』
《 ・・・・・・・・・・・・ 》
『 ク ワ シ ク !!!!! 』
『 華さん!? 』
『 お…え? おっっ!!?? 』
『 沙織さん!? 』
『 五十鈴殿の食いつきが、半端じゃないです…完全に西住殿に覆いかぶさってますね…押し倒してる様にしか見えません… 』
『 ………… 』
『 あれ? 冷泉殿? 』
『 …なんだ……なんか、デジャブが… 』
『 どういうこと!? どーゆ──事ぉ!!?? 全然、普通じゃないじゃん!!! 』
『 沙織さん、落ち着いて!! というか、助けてください!! 』
『 みほさん!! みほさん!! くわしく!! 』
『 華さん!!?? 』
『 ……あぁ…沙織。興味があったのか 』
『 そうなんですか? 』
『 …あの目を見れば、分かるな 』
『 流石、幼馴染み…ですねぇ 』
『 はぁはぁ…みほさぁん? 』
『 分かりました!! 分かりましたからぁ!! 』
『 正直に言いますと!! 少し…入りましたけど……す…すぐにやめました 』
『 入った!? 』
『 その…まだ、完全に準備が出来ていなかった…って、隆史君に謝られました… 』
『 いや…準備って… 』
『 あ…はい。その…数日前から…その……準備し始めたばかりでしたし…お口でした後…そんな状況でしたが、少し試してみようって事で… 』
『 カク……チ……ョ、隆史君!! みぽりんに何してるの!? 』
『 あ…なんか、そんな事を言っていたかも…。順調とも言ってました 』
『 ずるい!! 』です!! 』
『 !!?? 』
『 そういえば、秋山さんは、あの腐れ外道の事を聞いていても、普通だな 』
『 え? あ、はい。私、良くわかりませんし 』
『 …… 』ワカッテシマウ、ジブンガイヤダ…
『 …そ…そんな所です… 』
『 ……ぅぅ…少々、物足りないです… 』
『 話聞く限りだと、隆史君……みぽりんには、結構…躊躇しないんだね… 』
『 そこは、流石に彼女さんですからね!! 私にも遠慮しないで欲しいのですが…仕方ありませんね… 』
『 みぽりん…。隆史君の知識も怖いけど…何をしてるの? 主に!! 』
『 え…なんか、道具使ったり…腸内洗浄とかなんとか……良く分かりませんが…とにかく、恥ずかしいですよ? 』
『 羨ましいです!! 』
『 華… 』
>
「……隆史。お前、人の妹に何をしている」
「」
「……」
「あの…まほちゃん!? あれ!? なんで顔を掴んだの!? 近っ! 顔、近い!! 言葉と行動が合ってないよ!?」
>
『 あの…華さん。もういいですか? どいて…ほしいのですけど… 』
『 ……あ。そういえば… 』
『 聞いてくださいぃ 』
『 みほさん、隆史さんに口に出されたのって…どうしたんですか? 』
『 え? 飲みましたけど 』
『 あ、やっぱりそうですか 』
《 ………… 》
『 至極、普通に言ったな…二人共… 』
『 …よし…。全員で攻めた時、隆史君に聞いてみよう… 』
『 武部殿も何か、決意を固めた様で… 』
『 しかし…さっき、私も流されてしまったが…キス解禁は……いざとなると恥ずかしいな… 』
『 そ…そうですねぇ…… 』
『 楽しみです!!! 』
『 どいてくださいぃぃ!! 』
『 ……五十鈴殿が、食いついた… 』
『 私、ファーストキスに、なりますからね!! 』
『 わ…私……相手、西住殿です… 』
『 優花里さん!? 』
『 大洗ホテルの時…隆史殿に言われるまま……あぁぁぁぁあ!! なんでしょう!!?? ソレはソレで、いいかなっ!! って思います 』
『 恥ずかしい事、言わないでください!! 』
『 ……あら? では、みほさん。浮気………したのですね? 』
『 』
『 それは、浮気とは違うんじゃァ… 』
『 ……沙織さんは、全員総攻撃の時は、一番最後ですからね 』
『 華!? えっ!? 』
『 バ レ テ マ ス ヨ ォ 』
『 』
『 …五十鈴さん。本気で恨みがましそうに見てるな 』
>
「どこ触ってんの!!?? まほちゃん、本気で何をっ…って、近いから!!」
「……」
もはや、無線の声なんて聞いていないのだろう。
なんか、とんでもない事を暴露しているのに、完全に無反応だ。
ただ、狭い戦車の壁に追い詰められた俺に覆いかぶさるように、ジワジワと近づいてくる。
「大丈夫だ、ちゃんと聞いている……お前……隆史……」
あ……はい。
>
『 ……………… 』
『 …あの…華さん? 本気でそろそろ… 』
『 みほさん 』
『 はい? 』
『 …みほさんの場合…どこまでが、浮気なんでしょう? 』
『 ふぇ? 』
『 ………… 』
『 あの…華さん? なんで…そんな熱っぽい目で… 』
『 ……私…みほさんのお話を聞いて……ちょっと…… 』
『 ちょっとなんですか!? スカートっ!? なんで捲ろうとしているんですか!? 』
『 我慢の限界が… 』
『 手っ!? ふっ!? どこを触って……んっ!! 』
『 初めての時…隆史さんとの夜を、今……思い出しまして……散々、みほさんとも…その…… 』
『 そうですけどっ!! 状況とか色々とぉぉんんん!! 』
《 …… 》
『 キスは…流石に隆史さんに……とは思っていますが…あの夜の時位の事なら… 』
『 だから、さすらないでっっ!! んぁあ!! 』
『 ……どうしよう。華が、本格的に頭おかしくなった… 』
『 …わ……私、経験ありますから、なんとも… 』
『 ……沙織、止めなくていいのか? アレ… 』
《 …… 》
『 見てよう!! 』
『 見てましょう!! 』
『 …そうだな 』
『 !!?? 』
『 …みほさん 』
『 ちょっ!? 華さん!? ふっ!! 指、入れないで…くだ……んっ! 』
『 ここ…凄い事に……音が……
──ブッ
>
バッテリーが切れたのか…急に音声が途切れた。
多分…家の方の無線機が、落ちだのだろう。
……なんか…百合展開…。
ものすごくここに来て、勿体無いと思ったのは…なぜだろう…。
取り敢えず…。
「……………」
「………………まほちゃん」
「…なんだ」
「…妹さん。襲われますよ?」
「………お前が諸悪の根源だと思うが?」
「……ハイ」
通信が切れた無線機を横目で見て、察したのだろう。
目と鼻の先。その怒気を含んだ目をまた此方に向けてきた。
「なに……逆に良い、時間稼ぎになりそうだ…。お前達は、
「慣れてないよ!!」
…両手で、パンッと、音が出るくらい…強く挟まれました。
ビンタされた様にも感じるのは、多分間違いではないのだろうな…。
叩かれた痛みと他に、挟まれた手から、熱い体温を感じる…。
「…そうだな。お前の事だ。今までの事も…どうせ、流されただけなのだろう」
「」
よ…良くお分かりで。
睨むように、顔を近づけるまほちゃん。
…あぁ…睨まれてるなぁ…。
少し頬に赤みが刺し、涙目にも近いほど、目を潤ませている。
そうだよなぁ…ここまでの話を聞いて、怒らない訳が…
「だから…今度も流されろ」
「んぅ!!??」
口が熱い。
一言…言い捨て…まほちゃんの口が、歯がぶつかる程、強く当たった。
こう言った行為自体に、慣れていないのが分かる。
…が、知識だけはあるのか…即座に舌を……入れてきた…。
「んっぅ!?」
俺を逃がさい為か…顔を完全に手で固め…壁に押し付ける様に、俺を押さえ込む。
「んっ…ふっ……ん」
ぎこちなく動く舌。
吸うわけでもなく…ただ……動かす。
それ自体で、気持ちが良いのだけど…ってッ!!??
「ちゅっ……ぁあは…」
な……なに? 今…の……。
舌全体で、俺の舌を合わせ…巻きつける様に……そして、引いた…。
快楽と言うものを、舌で感じた…。
「つ……ぷっ……はぁ……」
顔を少し離し…口からも舌を引き抜く。
「なる程…こうやって……するものなのだな……」
そして、小さく呟いた。
「 理解した 」
小さく笑い…目を俺に向ける。
目の色が…完全に変わっていた。
見た事がない…彼女の顔だった。
「っ…ま…まほちゃん? いきなり、何を……んっ!?」
貪る様に、また口を…今度は吸い始めた。
舌全体を使って、探る様に…味わう様に…細かく、大きく…動き始めた…。
「ん…ふっ……ヂュ……プッ…」
頭をすでに掴んでいない…。
顎に手を沿え、ただ俺の口を貪る。
後は唾液が混ざる音…そして、小さな彼女の息遣いだけが聞こえる。
歯をぶつける様な、乱暴な…つい数分前とは違う。
慣れている舌の動き…喘ぎ声に近い吐息を出しながら、俺の口を啜る。
「んっ……はぁ……」
口内を動く舌…とは、別に…俺に完全に体を預けている。
手は体をゆっくりと這い、何かを確かめ…。
「んっぷ! ちょっと待った!! まほちゃん!?」
我に帰った。
ただ、本当に彼女の言うように、流されてしまった。
…俺……変な方向へ、慣れてしまっているのだろうか?
ただ…
「…なんだ……隆史も、そろそろ限界ではないのか?」
「だ……だからって…いや、違う…何を急にして……」
「私は、お前に好きだと言った」
「い……言われたけど…」
「だからだ」
…理由になってない…。
「はっ…こういう事には、お前は隙だらけだな…。そら…浮気確定だ。…さぁ? どうする?」
「どうするって…」
「それとも…なんだ? …私は抱けないのか?」
「…ぐっ…」
「みほの友人に対して、欲望の限りを尽くしている貴様が…。昔から……本当に……昔から…………」
「……」
「そんな私に対して……何もできないのか? ……応えてくれないのか?」
「ちがっ…」
「……ここは、元気なのにな」
「どこ触ってるの!?」
いきなり、変な事を挟んできたよ…。
というか…最後の照れ隠し…なのだろう。
……。
…………。
照れ隠しだよな?
躊躇なく、ズボンのチャックを下ろそうとしてるのですけど…。
「みほにも黙っていよう…それに将来的にも持続する。後腐れはないぞ? 」
「…後腐れないとか……言わないでくれ」
……なんだろう。
目に輝きが戻ってきた…。というか、爛々と輝きだした!?
「…………」
「ま…まほちゃん?」
「……そうだ。後腐れなんてない。みほと付き合っていようが、関係ない…他の女ならば許せんがな……みほなら…」
彼女は立ち上がると、頬が歪む程、口を綻ばせた…。
怖い……いつもと全然違う…。
「隆史」
「な……なに?」
「今…私の中の………長年の、葛藤が消えた」
「…え?」
「結論が出た」
満面の笑顔…。
禍々しい、狂った笑顔…そして、熱っぽい顔…。
知らない…この、まほちゃんは…知らない…。
「無線を聞いていて…良かった…。ありがとう隆史」
「え…」
「 私を壊してくれて 」
……。
はい?
そこまで言うと、おもむろに服を脱ぎだした。
ワンピース調の服だ…。スカートを捲くりあげ、腕を通し…一切の迷いなく乱暴に服を脱ぎ捨てた。
たった数秒で、白い肌が目の前に飛び込んできた。
鍛えられて、引き締まった体と…豊満な胸。
…いや。
「……さて、隆史…結論が出たと言ったな」
…下着姿になるとまた…嬉しそうに喋り始めた。
「私は次期家元…西住流を継がねばならない」
確認する様に…
これ以上の事はない。
そんな…狂った結論。
「ある意味で…私も、あの胸薄いクソ女と変わらん。みほ以外には、認めないし納得もしまい」
「どういう…」
「後継の事だ」
「………はい?」
「後継が出来なければ、最悪…私は分家の男と一緒にさせられるだろう。冗談ではない。あぁ…そんな事ならば、西住流など知った事か。私は文字通り、死を選ぶ」
冷たい目で、遠くを見つめだしたまほちゃん。
分家って…あの……
「だが、逆に言えば、後継さえいれば問題ない」
……。
…………ん?
「そうだ…そうだな……。あの分家の下衆も、たまには役に立つ…アレが相手になりそうだと言えば、みほも納得してくれるだろう」
あの…まさか…。
「そういった訳だ。お前にも大義名分ができただろう? …流石にまだ暫くは、無理だが…行為自体は問題なかろう」
「ま…ほちゃん?」
「私は、お前の子ならば、喜んで産もう」
「………………」
「納得したか? では、子作りだ」
「するか!! いや、確かにあの糞野郎は、俺も見たけども!! だからって!!!」
「ならば私は、死ぬ事になるな」
「 」
手段は選ばない…そんな勝ち誇った笑顔だった。
……。
…………。
「私はお前ならば、全てを受け入れると言った…分かったろ? 私もすでに…いや、遠の昔に壊れていたかもしれない……な」
「………」
「では…子作……」
「待っててばっ!!!」
まずい!!
本気でまずい!!
今までの流れでもそうだけども、結構理性がすぐにでも飛びそうだ。
下着姿で、完全に密着してしまっている。
白と黒の…いかん…細かく確認すると…ただでさえ、脆く…いや、壊れてしまっている貞操観念が、またおかしくなる。
「こ…ここじゃ不味すぎる!!」
「……ぬ」
理性…りせぇい…。
ここで、まほちゃんを抱いてしまうと、本気で見境がなくなりそうだ。
すでにないかもしれないが、それでも…。
「ここっ! みほの戦車!! 流石にっ!!」
そう! みほのテリトリーだ! しかも戦車…あんこうチームの戦車…。
こんな中で、致してしまったら…それこそ…。
「…確かにみほの戦車内だ…私の戦車で同じ事をされたらと思うと…ふっ……ふふっ!」
っっ!!??
笑ったっ!?
本気で、別人にしか見えない!!
「分かった…場所を変えよう…。先ほどの隆史の友人達が、戻って来ても困るからな…」
よ…よし!
移動するという、時間ができた!
今のこの時間に、なんとか…
「……何をしている、早くしてくれ」
「はやっ!!」
着替えるのが、一瞬…考える間もなかった…。
すでに服を着て、ここから出る気満々の彼女が立っていた…。
少ししか、目を離していなかったのに!
早くしろと、急かしてくるし……。
「男だろう? …ここまで私が、恥も何もかも…それこそ、大切なモノまで捨てて、言っているんだ…」
……
「これ以上、女に……私に恥を…かかせるな…」
これは…ダメだ……。
…他の誰でもない。
まほちゃんに対して…ある意味で俺は…何もできない…。
「では、行こうか…?」
「あ……あぁ……」
その返事に、俺が諦めたと悟ったか…ものすごい笑顔になった…。
そんな笑顔…余り見せないのに…。
「では、さっそく連れて行ってくれ、隆史」
「…ん? 連れて行ってくれ?」
「そうだ。先ほどの話を聞いて、興味が沸いた。お誂え向きだろう?」
「……はい? 先ほどの話……って、まさか!?」
「そうだ。ラブホテルという所だ」
「」
「ふ……ふふ…楽しみだ……本当に……」
先程から、コロコロと…目、顔、雰囲気……そして笑顔…全てが変わる…。
真剣な顔かと思えば、変に茶目っ気を出したり…。
無邪気に笑ったかと思えば、ドス黒い…笑顔になったり…。
そして今は……舌舐りをしているかの様な……。
「 タ ノ シ ミ ダ ナ ァ ? 」
──捕食者の目をしている。
閲覧ありがとうございました
西住流は肉食系
エロ住さんが、段々と仕上がってまいりました。
華さん……。
まほちゃんラブホ編に続く……がっ!!
家元書きたい!!
宴編の!!!
ありがとうございました