※この作品はR-18です。

転生者は平穏を望む ~ルートPINK~   作:白山葵

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※ルート 壊※ ~西住 まほ~

 

「…ふむ。思ったより、普通だな」

 

ほぼ、引きずられる感じで、連れてこられた某建物。

部屋に入って、部屋内を見渡した、最初の感想がソレだった。

独特な造りの、大きなベットがある部屋。

 

最近は、オシャレ感を全面に出して、高級感すら漂わせる様な部屋が増えてきたんだろう。

…昔みたいに、良くわからないオブジェや、どこの国のテーマパークだよっ! っと、思わせるデザインでもない。

 

コンセプトが変わったのか、カップルとかの需要にも…「 何を呆けている 」

 

「…」

 

白く大きなベットの前で、腕を組んで此方を睨みつけてきた彼女。

 

…まほちゃん。

 

現実逃避…とも違うが、誤魔化すように部屋内の感想を、無理やり考えていたら、一言で中断させられた。

ま…まぁ、ここまで来てしまったら、もうどうしようもないよな…。

それこそ、文字通り恥をかかせてしまう。

 

「別に呆けていた訳じゃないよ」

 

ラブホテルの室内。

特に青森へと転校してからは、戦車道中の凛々しい彼女を見る事が多かった為というのもある。

その風景をバックにしている彼女は、こんな場所とは、無縁だったとしか言い様が程に、非常にアンバランス。

 

「ちょっと、覚悟決めてた…」

 

そんな、目のキツイ幼馴染に対して、本心で答えた。

 

「…ん、ならいい」

 

少し頬を染め、目線を俺からずらした。

まだ決めていないのか…と、言われる気もしたが、俺が逃げ出さない意思を示すのと同義だと思ったのか…少し微笑んだ。

 

抱く。抱け。

ハッキリと言ってきた彼女に対し、すでに遅めの決意を固めていた。

それとは別に、他の考えが、大きく思考を邪魔をしてくる。

 

関係が、ドンドンおかしくなっていく…。

 

昔の様な関係が、いつまでも続かないだろうとは、思っていたが…この変わり方はな…。

幼い頃より見ていた…見てきた彼女達。

…俗に言う、大人の関係という奴だな。

 

姉妹揃って……

 

「愛のホテルと言うわりは…ここは?」

 

彼女の声で、その思考が中断された。

愛のホテル…ラブホテルと直接的に言わないのは、小さな照れだろうか?

 

いや…でもな? 大洗学園の…あの場所から、ここまで直行…。

今更でしょうよ…。

陸に降りようかと、打診したが聞き入れてもらえなかった。

…焦っていたのだろうか?

それとも煙に巻いて、俺が逃げるとも思ったのだろうか?

 

「……」

 

…今の彼女を口八丁で誤魔化すのは、無理だと判断した。

多分…何を言っても逆効果だっただろう。

 

…。

 

まだ…グジグジ考えているな…俺。

 

みほが、許したと言っていた…。

 

またか…とも思ったが、彼女に対し、もう俺には何も言う権利はない。

 

……。

 

「まほちゃん?」

 

……えぇ…っと…。

 

「あの…?」

 

さっきから、何を…? 突然、騒がしく動き出し、片っ端から、部屋のクローゼットや、何やら…開く扉を開いていく…。

俺の方をチラッと見て…。

 

 

……。

 

 

めっちゃ、楽しんでる…。

 

 

ただ、恥ずかしいだの、そういった感情を誤魔化す為もあるだろう。

その為に、動き回り、上手くその感情を少しでも、誤魔化そうとしている……と、思ったんだけど…。

 

違う…これは違うっ!

 

すっげぇ、良い輝きを、顔と目から放ち、キャッキャッはしゃぎ出していた…。

何もかもが新鮮な場所。ただ、そんな場所を散策するのが、楽しくて仕方がない…って、感じでしょうか?

 

「むっ!! これか!?」

 

え~と…。

 

麻子の話に出てきた…まぁ…アレとか売っている自販機。

大きめなクローゼットの中。その隅っこに隠されるように設置されていた、ソレを見つけなさった。

 

それを発見した時の、光を増した、まほちゃんの輝いた表情…。

 

「こういう施設なのだ。…目的もそれに関係した販売機なのだろう?」

 

「…そ…そうだけど」

 

「ふむ…」

 

「…なんか、楽しそうだね…まほちゃん」

 

「……隆史と、この様な施設に入った。それは、そういう事だと、実感できるのが非常に嬉しくてな…?」

 

ぐっ…。

嬉しそうに…本当に嬉しそうに言葉にした。

顔が赤いのは、相変わらず…だけど、見た事がない微笑みで俺に返した。

狂った関係だとしても…?と、言葉にできない程に。

 

 

「やっと。やっとなんだ…」

 

 

何故、そこま……。

 

 

「…隆史」

 

 

…………。

 

 

もういい。

 

ただ

 

単純に……ここまで思ってくれた、まほちゃんに…。

 

彼女に応えようと、決めた。

 

…もう、決めてしまっていたんだ。

 

 

 

「では、コレを端から開ければ良いんだな?」

 

 

 

「……違います」

 

…目を輝かせて、言わないで下さい。

ちょっとしたオカシイ覚悟を、変に狂わせないで…。

自販機に対し、しゃがみこんだ彼女を、止めますね。

というか、貴女そんな表情、滅多に見せないじゃないですか! んで、こんな時にそのレアな表情見せるんでしょうか!?

…はぁ。

 

「ん? 全て使うのではないのか?」

 

「躊躇なしに凄い事を言わないで…今回は、使いません」

 

「…そうか」

 

落胆した…すっごい、落胆した。

明らかに残念がってるし…。

 

「そ…そういうのは、もう少し、慣れてから…ね?」

 

「そうだなっ!! 次の時だなっ!!」

 

あ…。

 

落胆した表情かと思ったら…すっげぇ、悪い笑顔してる…なん…で…って、あぁ…。

 

俺の発言…「今回」「慣れてから」…。

 

次が…まだこれからがあると、言ってしまった様なモノか。

それに彼女が、喜んでいる…と。

 

……。

 

「…では、何時までも、こうしていても仕方がない」

 

スッ…と、立ち上がり、ゆっくりと俺に近づいてきた。

同じく、ゆっくりと腕を上げると、静かに俺に抱きついてきた。

甘い匂いと、胸に当たる、柔らかい感触。

そして、彼女から伝わる、体温…と心臓の音…。

 

「ふっ……ふー…」

 

早く…そして、大きく鼓動を繰り返す心音と一緒に…小さく深呼吸をしていた。

見た目と反して、緊張もしているのか…心なしか、体が強ばっている感じもする。

 

先ほどの戦車の中で、最後に見せた、あの禍々しくも妖艶な顔付きのまほちゃんは…いない。

 

「で…では…っ!!……シ…シャワーを…浴びてくる…」

 

…ぇ…あ…はい。

消え去りそうな声で…。

 

「隆史は私が、恥ずかしく無いとでも…その…思っているかもしれない…でも…な?」

 

「思っちゃいないよ。…無理にテンション上げてたんだろ?」

 

「……」

 

「まっ……だからこそ、俺も…」

 

「そ…そうか…」

 

彼女の腕に力が入った。

…抱きしめる力が強くなる。

頭を俺の胸に埋め、小さく聞こえる呼吸を繰り返している。

 

「よし。……で…では、行ってくる」

 

小さく呟いたまほちゃん。

彼女なりの覚悟が決まったのだろう。

 

だけど…。

 

「まほちゃん」

 

「…な、なんだ?」

 

「俺は俺なりに覚悟を決めた。だから俺らしく行こうと思う」

 

「う…うん」

 

いつもと違い、少し子供らしい返事。

埋めた顔を少し離し、潤んでいる目で見上げている。

 

「だから、それはダメだ」

 

「…ぇ? えっ!? なっ!?」

 

そのまま、脚を掬い…彼女を抱き上げる。

随分と前にした、お姫様抱っこというヤツだ。

 

「隆史っ!?」

 

そのまま、広く大きなベットへと直行。

考える隙を与えない。

赤や青やらのLEDライトが見える…その場所へ。

 

 

彼女を、ゆっくりとベットへと降ろした。

 

 

 

 

◇

 

 

 

 

 

…初めてだった。

 

ここまで隆史が、私に触れてくれるのは。

 

「ふっ……はっ……はっ…」

 

不本意だが、小さな声が漏れる。

触れる隆史の手が、私の体を弄る。

 

いや、撫でてくれているのだろう。

太ももや、腰…ゆっくりと何かを伸び広がせる様に、私を体を確認するかの様に。

 

無線機から聞こえてきた声を、今まさに思い出した。

誰が言っていたからは、忘れてしまったが…なる程。

確かにあの発言の通りだった。

 

さられ…ふれられるだけで、心地がいい…。

 

あの隆史にだぞ? 朴念仁だった隆史にだ。

スカートの間に手を滑り込ませ、太ももの付け根へ…腕でスカートが捲くれ上がるが、今更特にどうという事もなし。

恥ずかしいという感情は、まだ大きく私を支配しているが、それ以上に…。

 

うれしい…。

 

手が私の肌の上を、右往左往…それこそ、マッサージをするかの様に動き回る。

少し硬い、手の感触が…いや、隆史が私を包混んでいく…。

 

…ん。

……ん?

 

「まっ…待て、隆史…んっ…」

 

「なに?」

 

「積極的に求めて貰えるのは、正直…その…嬉しいが…この夏場だ…」

 

「あぁ、シャワー?」

 

そうだ…流石に、汗もかいている。

しかも、先程までは戦車にいたんだ…それなりに…。

 

「 や だ 」

 

「…何!?」

 

 

「 匂いがとれるのは、何か勿体無い 」

 

 

「!!??」

 

い…意味が分からないっ!!

 

「匂い!? 勿体無いっ!? 余計、恥ずかしいだろうっ!!」

 

「まぁ、後で入ればいいだろ?」

 

「後じゃ、ダメだろうがっ! 恥ずかしいと言っているんだ! お前は、んっ! お…んぁッ!」

 

隆史が、胸を触ってきた…。

いつの間にか、下着のホックが外されていた為に…先端を…迷う事なく…。

揉みしだく訳ではなく、服の上から、下着を少しずらして、探るように…。

その布越しの感触がっっ!?

 

「…まほちゃん、なんか、すげぇ敏感…」

 

「じゃぁまを…する……はぁ…はぁ…なぁ…」

 

隆史の指先が、下部の性器の周りを円を描く様に動き始めた…。

お陰で、力が籠らない声しかでない…。

下着の上からだが、体を触る…から、ここまでの行為に、ためらいがない…。

それ良いのだが、何か…こう…んっ!?

 

「はっ…さ…すがに、手馴れているな…少々、頭に来る…なぁっ!!??」

 

下の性器の上を…そのスジを指で刺激してきた…。

お陰で、大きな声を出して…くっ。何か、悔しい…。

 

足の付け根…しかも敏感な、前の窪み付近を、今度は摩る。

ゾクゾクとした感覚が、脳内を走ると…脚を曲げられ…下半身が、あらわになってしまった…。

確か…エム字開脚? みほが先程写真で送ってきた格好と、同じ…。

 

「だ…だから、恥ずかしいと言っている…」

 

「あ~…うん」

 

聞けっ!! どこを見て…あぁ、私の胸を見ているのか。

残念だったな。ワンピースタイプの服だからな…捲れまい…。

 

…何を勝ち誇っている…というか、そんな所位しか、今は抵抗が出来そうもない…。

 

覚悟を決めたと言ってくれたが、ここまで躊躇しないと、流石に若干の恐怖を隆史から感じるぞ?

 

「ちっ…んっっ!!」

 

私の首元に顔を入れてきた…。首を吸っている様だ…点として、熱い感覚が、首元から幾つか、何度か繰り返して感じる…。

後ろへ周り…今度は後ろから、抱きしめる様な格好へ…。

そこで改めて、首元を吸って…これは、キスか…。

…そのまま脚で、座った私の脚を広げ、膝から内股へと手を滑らせる…。

そのまま、腕ごと抱きしめられた…。

 

「はぁ…はぁ…はぁ…」

 

呼吸を繰り返し続けると、段々と思考が鈍くなっていく…。

燃える様に、体と顔と…いや…私自身の全てが熱い。

 

抱きしめられる…抱きしめられている…そして、首元には…。

 

はぁー…良い……。

 

 

…こ…これは、良い…。

 

これは…好きだ…。

 

本当に心地いい…。

 

 

「……」

 

 

じゃないっ!!

 

 

「…まほちゃんは、非常に敏感な体質か…すごいな…」

 

「な…何が、すごいと…。冷静に分析をするな…」

 

「触れば触るだけ、反応で返してくれる…」

 

「っっ! 恥ずかしい事を…」

 

「…出すな?」

 

「はぁ…はぁ……んんっ!!!」

 

体が反応する…してしまう。

隆史に…というのが、大きいがな。

 

背中の小さなチャックが、下げられた感覚がした。

するっと、肩に掛かっていた服を、左右に下ろされる…。

下着と共に、真下へと上半身の服を…。

 

…。

 

胸を出された…。

 

積極的な……ここまで、積極的な隆史は、初めてだ…。

 

シラフのな。

 

 

あぁ、素面の。

 

それが非常に嬉しい。

 

…ちょっと、情けないがな…。

 

この行為のお陰で、私の服は、腹部分に縮小されている…。

下半身と、上半身…あっさりと剥かれてしまったな…。

嬉しい…なぜだろう…本当にそれ以外の感情が湧いてこない…。

 

気が付けば、私は隆史の口を吸っていた。

小さな呼吸が、舌と…唾液と……熱い息とで、混ざり合う…。

先程は勢いでしてしまったが…今度は違う…隆史も応えてくれる…。

 

「ぢゅっ…ぁ…はぁ……ぁ…れぁ…」

 

唾液の音が、口元からいやに大きく聞こえてくる…。

背後から、胸を持ち上げる様に触ってくる隆史に対し、顔だけ横を向き…彼の口へと反撃する事しかできない。

優しく揉みながら…というか、何故搾り出すように…指先で先端を刺激するのだろう…。

 

「…出んぞ?」

 

「…いや…そういった事ではなく…」

 

バツが悪そうにする顔を、何となく面白く感じ…またからかいたくなる。

小さく、柔らかいだの、重いだのの呟きも何度か、聞いたが…。

 

「…感想があるなら、ハッキリと言ってくれ」

 

「……」

 

「まったく…下着を見もしないで取ってしまうし…私の肌の…いや、裸の感想もなしか?」

 

「…いや…あまり、見ないほうが、良いかと…」

 

「赤星が言っていた、勝負下着とやらだったのに…」

 

「……………………」

 

「胸も…んっ…。随分の熱心に触ってくれているのに…私の感想も無しか??」

 

「………言っていいの?」

 

「……」

 

「……」

 

「や…待て。やっぱりいい…別の意味で、参ってしまいそうだ…。例のゲームと同じになりそうだ…」

 

「う…う~む」

 

ふっっ!? 

誤魔化す様に、また手が動き出した。

視線を胸に落とすと、私の胸がゆっくりと変形し…その反発する弾力を楽しむかの様な、隆史の手…。

 

「触りたくば、あっ! …い…いつでも…ぁ…よかったのだけどなぁ…」

 

「……」

 

そう何度か、言った気もするが…。

後…変な声が出るから、今はやめてくれ…。

 

「はぁ…後、シャワーは、もういい諦めた…」

 

「……」

 

「まったく…恥ずかしいと言っているのに…。隆史は、女性を辱める趣味でも……」

 

「…………」

 

「あぁ…あったのだったな。 お ま え に は 」

 

「……………………」

 

なぜ目を逸らす。

 

……。

 

「隆史」

 

「……はい」

 

何か、怒られるとでも思ったのか…逸らした目を更に逸らしたな…。

ふふっ…変わらない。

こういった場で、普段と変わらないのも、また…嬉しい。

 

さて…。

 

 

「…隆史、お前は大分…その…手加減してくれているな?」

 

「…」

 

「優しくされるは、非常に…あぁ…とても嬉しいのだが…」

 

「……うん?」

 

「遠慮をするな」

 

「えっと…」

 

「私は、全てを受け入れると言った…。言ったからには、好きにしてくれ…その方が、私も嬉しい…」

 

「…………」

 

「圧倒的に…みほと経験の差と言うものが、開いてしまっている…。ここで、追いつきたい…だからな? 好きにしてくれ」

 

「う~…ん。手加減…なんて、してる気は、ないのだけど…強いて言うなら…どこまでしていいか…」

 

「それを手加減と言うんだ。い…痛いのは、ちょっと手加減して欲しいがな…」

 

「か…可愛い事を…。そうだなぁ…んじゃ…頑張ってみる」

 

「ふふっ…あぁ、頑張ってくれ…」

 

 

 

……。

 

 

…………。

 

 

この言葉を……………後に…少し後悔した。

 

 

 

 

 

 

▽

 

 

 

 

 

この場所はいい…。

 

何年か前の…中学生の時の様な、邪魔者が現れない。

 

隆史の家では、みほが…その友人達がいるから、いつ…どの様に邪魔が入るか、分かったものではないからな。

 

だから、邪魔の入らないこの場所は…良い。

 

良い…。

 

 

「ぁぁぁあああっっ!!!」

 

 

…幾ら大声で、叫んでも大丈夫だから。

 

「…まほちゃんは、すごいな…全身が性感帯って言っても良いくらいだ…」

 

アレから、どのくらい経っただろう…。

頑張ると言った隆史が…凄かった…。

今も、下の…下着の上から、性器周りを散々揉みほぐし、止めとばかりに割れ目をナゾリ…刺激する。

脚の…下半身の感覚が、すでに無いと思えるほど、宙に浮いている感覚…。

 

体中を刺激し…一箇所に感覚を集中する様に…撫で回す…。

ショーツ…パンツ。呼び方はなんでも良いが、その下着を脱がそうとしない。

上から…指や爪や……口を使って、敏感な部分を刺激する。

 

胸すら自分の胸では、ないみたいだ。

乳首から乳房を、何度も何度も愛撫し…味わう様に、口で吸い出す。

胸だけで、果てるとは思わなかった…。

 

「ひっ!! んんんっっ!! んあぁああ!!!」

 

ぐちっっと…指でまた…性器を押し込んだ。

そのまま、突起部分を押し潰すように押しズラす…。

果てたばかりの時、連鎖させる様に、何度か果てさせられる。

 

そしたら次は…。

 

「はぁ…はぁ…んんっ!? ぁぁあっあぅ…あぁ…」

 

全身を摩り始める。

体中が敏感になってしまっている為に、すでに触れられるだけで、変な声を上げてしまう…。

お腹を…脇を…太股を…。

順番に摩り始めた。

 

そしてまた、私は腰を上げる…。

脚がつるように伸ばし…何度も痙攣を繰り返して、腰を振ってしまう…。

 

「ぁ…ぅ…はぁー…はぁー…」

 

「ん…そろそろ、一時間は経つか…」

 

隆史は、唾液なのか…なんなのか…。液体まみれの口元を拭い、部屋の時計を確認している。

 

荒い呼吸が止まらない…顔を手で押さえ…抗えぬ快楽の波に耐え…られなかったけど…。

そんな格好の私を見下ろしている隆史と目が合う。

 

普通の顔…悪くも何ともなく、こんな私を気遣う様に、優しく笑っている。

 

ん…。

 

いつの間にか…良くわからない趣向のTシャツを脱ぎ…全裸になっていた。

高校生には見えない、筋肉で深い凹凸がある、その体。

そして、傷だらけの体…。

胸の大きな傷に目が行くが、それ以上に細かい擦り傷が癒えて、肉で膨れ上がった傷に目が行く…。

 

「ん…あぁ…コレか」

 

バツが悪そうに、肩を…腕に掛けて摩る。

 

「まぁ、殆どが、木の枝で出来た傷だから、怖い物じゃないよ」

 

木の枝?

 

…疑問を口にしたいが、声がでない…。

代わりに、隆史が先程、好きだと言ってくれた、甘い吐息とやらが何度も、口から這い出る。

…変態め。

 

「はぁ…はぁ…はぁ…」

 

仰向けで、胸を晒し…大きくその胸を肺ごと動かす…。

乳房が揺れるのか…目線を少し、感じた…。

少し、嫌味でも言ってやろう…か?

 

「…はっ。はぁはぁ…ふぅ…裸で…森の中でも…走ったのか?」

 

呼吸が落ち着いてきて…漸く声が出た…。

 

「あ~…うん。北海道の森でな? 戦車から裸で体出してたら、こうなった…」

 

……。

 

何をしてるんだ、こいつは…。

 

「…はぁはぁ…んっ…」

 

「まぁ…俺の事は、いい…っっと…」

 

今までのは、全て愛撫…という奴だったのだろう。

先程も言っていたが…一時間も、隆史はそれをしてくれていたのか? 時間の感覚がオカシクなっている。

次に進むのだろうか?

動けない私の履いている、下着の端に指をかけた…

 

愛撫中…指ですら一切、私の中に入ってこようとしなかった。

中学生の時は、すぐに…まぁいい…。

お陰で、焦らされるだけ焦らされている感じがする…浅い所で、何度も醜態を晒してしまった…。

あんな大声で…。

 

「うっ…わ……下着が凄い事に…糸弾いてる…」

 

「はっ…恥ずかしい事を…言う……ぁは…なぁ…」

 

「唾液と愛液が混じって…透けてしまってるな…すご…」

 

「っっ!!」

 

熱くなる顔を、腕で隠し…一応、隆史を蹴ってみた…。

ダメだ…力が入らない…腰…抜けているんじゃないのだろうか…。

その蹴りとも言えない脚を掴まれ、そのまま開脚された…。

 

「はずっ!! それは流石に、恥ずかしいっ!!  んぁっ!?」

 

そのまま、濡れた下着を退かされ…顕になった性器に口を付けられた。

啜る音と一緒に…初めて、そこで…。

 

舌が入ってきた。

 

「はっ!! んっっ! あああっ!!」

 

ザラッとした感触とヌルッとした触感が、一気に脳内を白い光に包ませた。

 

腰が浮いた…。

 

即座にイカされた…のだろう。

 

果てると言うのを、イクと言うのだろう?

 

散々、イク度に耳元で、言葉にされて言い当てられていたから、いい加減覚えた…。

 

羞恥と快楽で脳内がオカシクなりそうだったぞ…。

 

「ヵッ…ハッ……ァッ…ハッ…」

 

ガクガクと動く腰に…ん?

 

その下半身に隆史がいなかった…。

というか、退いていなくなるのに気づかないほど、今のが…

 

「まほちゃん…大丈夫? 動ける?」

 

気配で分かる…顔の横にいる…。

 

動けるか? …無理だ馬鹿者…こんなにしたのは、お前だろう…。

辛うじて上半身だけ動かせたので、横を向くと…。

 

「…はっ…はっ……ぁ…」

 

元気になってるな。うん…よかった…こうなってくれて…。

そのソソリタツ…大きなモノが、目の前にあった。

 

「…そろそろ、俺も限界ですのでね? …できればぁ…」

 

そうか…あれか…口ですれば…してくれという、意味だろう。

肘で体を起こし………。

 

……。

 

起こせない…。

 

やはり腰が抜けてしまっているのだろう…力が入らない…。

せっかくこうしてくれているのだ…どうしようか…。

 

あぁそうだ…。

 

体を捻り、横に倒す…そのまま、そのグロテクスな物を握る。

…これなら、できそうだ。

 

「くぁ…」

 

狙いを定め…口を開ける…。

確か…こういうのは…。

 

口の中に、独特な匂い…そして味が広がる…。

 

無線で言っていた…な…。

そうか、これをみほは、好きなんだな…。

…奥まで入れると、思いっきり開けないとダメだな。

顎を強制的に下がらせられる程になるから、少々疲れそうだ。

 

「ん…まほちゃん」

 

「んっ…んっ…」

 

ゆっくりと前後に動かすと、口に更に濃い、匂いと味が…。

 

「まほちゃん?」

 

頭に手を置かれて、静止させられた。

 

「…んぷ…っ。ふぅっ…何故だ」

 

「に…睨まないで」

 

睨んでいる気などないぞ? …ただ、不満なだけだ。

まだ、そんなに…。

 

「…まだ、みほの様にできないが、教えてくれれば…」

 

「違う違う。素直に従ってくれた、まほちゃん見てたら…」

 

そう言いながら、また…私の下へと移動していく…。

両膝を持ち…強引に開かれた。

また、この恥ずかしい格好…。

 

肩を抑えられ、強制的に仰向けにさせられた。

脚を押さえ…あぁそうか。

 

「我慢できなくなった」

 

これで、漸く…。

 

「あぁ…」

 

簡単な返事で答えると…ゆっくりと…。

 

「んっ…」

 

私をこじ開けられる感覚…がぁ…。

 

「んんんっっ!?」

 

背筋が伸びる…いや、反る…。

隆史が、私に入ってくる…。

 

散々焦らされた為だろうか? 2回目だと言うのに、特に痛さは…というか…頭が…。

上手く…考え…

 

真っ白…

 

 

「まほちゃん?」

 

「 っ!? っっ…!! 」

 

「い…入れただけで、イっちゃったのか…」

 

「やっと…」

 

「やっと?」

 

「…一つになれた…」

 

「……」

 

「やっとだ…」

 

「……分かった。応えよう…本気で動くな?」

 

「好きに……してっ…全て…お前の物だ…」

 

「ぐっ…」

 

もう…どうせ、私は…動けない

快楽と達成感と幸福感で…もう、頭がごちゃごちゃだ。

 

 

 

「 …けど 」

「…ぶ?」

「」

 

 

ほら…隆史の声が…聞こえない…ほど…。

 

 

「んぁぁ!?」

 

 

えぐられる。

引きずりだされる…何もかもを晒される…。

 

どんな声を上げたかすらわからない。

 

ただ、もう一度隆史と一緒になれた事もそうだが…なんだ……これは…。

 

昔は痛いだけだった…。

 

みほに対する罪悪感に押しつぶされそうだった…。

 

だからだろうか?

 

今は全て許されている…。

 

 

枷が…無い。

 

 

隆史が私の中で、暴れまわる…それが、一挙一足が凄まじい快楽を生む。

 

キモチガイイ

 

隆史の体重を感じる…上から私を押しつぶしてくれる。

 

グチャグッチャとする音…。

 

だらしなくベットへと、上半身を寝かせ、下半身を上げられている。

 

凄まじく恥ずかしい格好だが、何度も押し寄せる…一回一回の快楽が、全てをかき消してくれる。

 

バツンバツンと、打ち付けられる腰…が、動けば動く程、脳内から思考を排除する。

 

私が上になって…いる?

 

しかし、立つ事も出来ない為に、隆史の上に寝てしまう格好で覆いかぶさる。

 

私のお尻を掴み、遠慮なく私を壊してくれる。

 

胸を触られているのだろうか? 吸われているのだろうか? なんでもいい。

 

全てが気持ちよく…心地よい…。

 

隆史が、新しい感覚をくれた…感触をくれた…。

 

腰が…少し、回復したのだろう…。動く…足が動く…。

 

上にまたがり、よだれを垂らし…無我夢中で、自分から隆史に腰を打ち下ろしている。

 

気持ちいい…隆史がいい…。

 

何度イったかわからない。

 

すでに体全体が宙を彷徨っている感覚…。

 

その割には、どうしているか…隆史がどう動いているか、分かるのが不思議だ…。

 

すごい…。

 

最後が…。

 

「 っっ!! ガァッ!! ああああっ!!! 」

 

脚を上に…隆史が強引に力任せに、私に入ってきてくれる。

 

性器を上に上げ…下に隆史が入ってくる。

 

獣地味た声が、喉から漏れる…。

 

 

さらに…意識が遠ざかる…。

 

 

 

……。

 

 

…………。

 

 

?

 

 

 

快楽の余韻…?

 

 

隆史が、私から出て行った…。

 

 

なぜ?

 

……。

 

 

…………。

 

 

顎を持たれた感覚…。

 

 

あぁ…そうか。

 

意識を振り絞る。

 

 

熱く、激しい呼吸しかしていないが、最後の言葉で隆史に求める。

 

…避妊具はしていたのだろう。

 

カラフルなグロテクスだったから。

 

なら…無理はまだ言わない。

 

…言わないが、ソレは欲しい…。

 

どんな感覚…感触…匂いなのだろう?

 

 

 

……。

 

 

最後のお願い…一度、試したい……欲しかった…。

 

 

……。

…………。

 

 

顔中に、隆史の熱と匂いと…垂れて来た、隆史の味が…一瞬に広がった…。

 

……。

 

 

……これは……良いな……これが良い……。

 

 

 

 

 

 

◆

 

 

 

 

 

 

 

全て終わり…まほちゃんとの…その…1回戦が終わった。

 

「……」

 

1回戦って呼び方だと、2回戦もある訳で…。

 

「…これは…気持ちの良い物なのか?」

 

「た…大変、よろしいデス」

 

最初の発言通り、風呂…シャワーデスネ。

浴室へと移動する時に、初めてまほちゃんの全裸と言うものを拝ませてもらった。

…一言、綺麗だと言った所…フリーズしてしまいまして…。

 

「ふっ…んっ…確かに、これは…私も気持ちがいい…」

 

…さ…流石ラブホ…。

 

漸く、風呂場へと参った所…その隅っこに…エアマット? とでも言うのでしょうか?

その様なモノが置かれておりまして…。

せっかくですから…先程の自販機で、ローションを購入しまして…。

 

ローション塗れのまほちゃんに…俺の上で体を洗ってもらっているという、状況ですね…はい。

ヌルヌルとした感触と、スベスベとした肌質が、とても…はぁ…。

 

視界を下に移すと、俺の胸の上を滑ってくる二つの丸いのが、ローションの波を作り出し…。

 

「…聞いているのか、隆史」

 

「えっ!?」

 

「……聞いてなかったな」

 

「ご…ゴメン」

 

ニチャッと、ローションの糸を作りながら、体から体を離す…。

 

……。

 

うっわ、エッロ…。

 

左右の胸からも、左右に糸を引き…。

 

ヌッタヌタに、蛍光灯の光を反射させるその体…。

 

でっかい……うん…素晴らしくエロイ…。

 

「はぁ…まぁいい。いいか、隆史」

 

「…はい」

 

「私が、ここまでするのは、お前位だぞ」

 

「…他にいたら、それはそれで殺意が沸くのだけど?」

 

「……ぅ…そ…そうか…」

 

変に照れましたね…。

体を隠す事もしないで、顔を隠したね…。

 

「ぶっちゃけた話、まほちゃんと、こういう関係になってしまった…」

 

「そ…そうだな」

 

「だから…俺も遠慮しない」

 

「……」

 

「…と、思う」

 

「ハッキリしない男だなっ!」

 

いやね…俺が、本気になる乗って、よく言う変な真っ黒スイッチONの時だけなんすよ。

 

「……まぁいい、本題だ」

 

こういった…ふざけた思考ができる時点で、すでに受け入れているのだけどな。

 

「そ…その…どうだった?」

 

「はい?」

 

「わ…私は…どうだった…」

 

「エロかった」

 

「怒るぞっ!?」

 

「正常位の時と騎乗位の時に、揺れる胸が素晴らしかった」

 

「なっ!?」

 

「後背って、まほちゃん、すげぇ似合うよねッ!?」

 

「知らない!!」

 

「目が完全に蕩けてる状態で、やたらと俺の名前呼ぶとか、やたらとキス求めてくるとか…」

 

「なっ…!?」

 

「まほちゃん、感じやすい体質なんだろうね? 喘ぎ声の種類が、すっごい多くて……」

 

 

 

グーで……殴られた。

 

 

「はぁ…はぁ…殴るぞ!!??」

 

…いえ、もう殴ってますよ…まぁ、痛くは無かったけど。

 

「…ふぅ。私は…念願叶って、満足した……満足したが…まだまだ、だな。今回はやられ放題だったし…な…」

 

「あ、うん。んじゃ、風呂出たら、色々教えるよ」

 

「…………」

 

「あ~…あと…」

 

あぁ…もう遠慮しない。

 

遠慮は…できない。

 

だから…。

 

「…お前は、切り替えが凄いな…別人にしか見えんぞ…躊躇していた、午前のお前が、懐かしく感じるほどっっんん!!!」

 

「回復したから、もう一度ね? 今度は…」

 

「まっんっ!! てっ!! 上手く、動けっ!! あんっ!!」

 

前屈みで、俯せに俺に持たれ掛かっていたので、非常に入れやすかった…。

ローションまみれだしね。

体の引き締まった体は、俺のアレも引き締めてくれる…。

気持ちがいい以外の感想しか、思考を排除させる様に。

 

「んじゃ…これからだな。取り敢えず…」

 

「はっ! はっ! はっ!! んんんっ!!」

 

「…イったのか…。もう聞いてないなぁ…」

 

ここまでの行動を取ってくれた、彼女に対し…本気で応えよう。

ただ…まほちゃんの場合…。

 

「んんっっ!!!」

 

今もまた、大きく奥を殴る様に打ち付けただけで、果てた。

すでに先程までの彼女はいない。俺を熱っぽい目で見下ろし…快楽というなの感覚に集中し始めた。

イったからといって、動きも止めない。

 

彼女のこの顔は、全てを魅了する…普段とは別人すぎるから…。

 

ここまで快楽を求める体質…華さん以上にタガが外れると、凄まじいと思う…。

何だかんだで、全ての俺の要望に応えてくれるだろう。

 

…だから、ある程度慣れさせないと…感じやすい体質の彼女は…。

 

 

「またぁっ!! あああっっ!!!」

 

 

快楽に溺れそうで、少し……怖い…。

 

 

 

 

 

 




閲覧ありがとうございました


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