ある意味で宴編。
今回、エロだけ。
がんばった…本当にワイ今回がんばったんや…。
「…んっ!」
練習は本日、行われなかった。
無骨な鉄の塊。
その黒鉄の車が鎮座、並んでいる戦車倉庫には誰もいない。
唯一、何もない日だとして、そこにいたとしても不自然ではない自動車部も、すでに戦車自体の整備も終わっている為に戦車倉庫にはいなかった。
誰もいない、静かな倉庫。
「…ぁっ、はっ!」
細い植木が、いくつか並び植えられて、建物の左右からでしか入れない裏道、路地? …いや、お世辞にも言えない程のそんな場所。
人なんて用務員か、手入れの為の業者しか来ない…普段一般の生徒は、近寄らない場所。
植木もそうだが、植え込みすら成長して、伸びに伸びている為に鬱蒼としている。
それこそ、立っていれば、流石に建物の端からでも見れば分かるが、その植え込みの横に座ってしまえば、外から隠れられてしまえる程。
その誰もいない戦車倉庫の裏手で、明らかに不自然で不釣り合いな声が、小さく響き続けている。
現在、まだまだ夏休みが継続中。
生徒会の仕事…これからのエキシビジョンの為の打ち合わせとして、学校へと休みだというのに登校していた。
隊長として、同じくその打ち合わせ…というか会議にみほも一緒に登校していた。
思いの他、その会議がすんなりと終わってしまった為に、時間が大分余ってしまった。
…その為に、みほをそんな、戦車倉庫の裏手なんぞに、連れ込んでいた。
戦車倉庫の中が、唯一見える窓の下。
古ぼけ、少し苔が生えてしまっているそのレンガ造りの壁へと手を着かせ、腰を引かせ、こちらへとその魅力的なお尻を突き出させた。
…そして、自らの手で、スカートを捲くり、下着を膝下までへと下ろさせる。
流石に羞恥で顔は高揚し、赤みが指しているが、最近では躊躇を余りしなくなっている…のが、少し寂しい。
…とか言うと、抓られるので黙っていよう。
倉庫の端から、戦車道以外の履修生。もしくは部活を行っている生徒の声が聞こえてきた。
そんな中、俺は俺でその場にしゃがみ込み、そのみほを…口で文字通り、貪らせてもらっている。
秘部から、恥穴まで舌を這わせたり、派手に啜る音を響かせたり…。
舌がみほの体を這う度に、体が跳ねる。
突き出された腕の真ん中で、頭を垂れ、必死に唇を噛み、声を殺しているみほの吐息が、ゾクゾクと更に変な趣向へと俺を導く。
「っっ!?」
舌を秘部へと深く差込み、内部で暴れま廻すと、口を両手で覆い、背筋を伸ばした。
内股で、くの字になっている膝が、ガクガクと震えていた。
手で、その白く柔らかいお尻を逃がさない様に掴み、舌を更に奥へと挿入させる為に、その肉を左右に開ける。
手の平で、肉質を楽しむ様に揉み上げながら。
「ふっ!! んっ!! んっ!!」
舌だけでピストン運動を繰り返すと、動きに応える様に、くぐもった声が何度も聞こえる。
何度も、何度も繰り返すと、口から垂れ溢れて来た愛液が溢れ始めた。
……。
「スーーーーーーー」
「えっ!? やっ!?」
…。
痛い。
思わず、思いっきり鼻で匂いを嗅ぐように息を吸ってみたら、その音ですぐに分かったのか…手で後頭部を叩かれてしまった…。
流石にまだコレは、駄目か…すっごい焦った様な動きだったしな。
相変わらず、ペチペチと叩くな…。
「…も…もうっ!」
いかん、行為の中断を余儀なくされてしまた。
…うん。
なんだろう…時間潰し……と、言うとみほに失礼だが、余り早く帰っても特にやる事がないしな。
だから今、ヤル事にしました。
倉庫の裏手へと案内されていた時のみほは、すぐに察してくれたのだろう。
恥ずかしがっている…という顔はしていたのだけど、心なしか体を少し…密着させてきたのに、少々驚きもしたけどな。
では、そのみぽりん。
ゆっくりと体を捻り、戦車倉庫の壁へと背を付ける。
俺と同じように、みほも並んで座るように促すと、素直に従って背を付け座ってくれた。
あ、下着…パンツは没収しましたよ? 下に落ちちゃっていたし、ばっちぃよね?
「か、返してっ!! しれっと何言ってるの!?」
「あ、僕のポケットが飲み込んでしまったので、無理です。お家に帰って摘出手術しないと無理っす」
「だから何言ってるの!?」
真っ赤になって、あわあわ取り返そうとしてくるけど、不可能です。
こうなったら僕でも、どうしようもございません。
大人しくお家までお待ちください。
「ぅぅ…なんか、昨日から…優花里さんと帰って来てから、隆史君ちょっと変だよ?」
「そうか?」
まだ少し恥ずかしいのか…が、匂い…という言葉を出すのが恥ずかしいのだろう。
露骨に話題を変えてきた。
「妙にスキンシップが増えてたというか、今みたいなのも…あ、これはたまぁ…に、あったね?」
「…少しな、積極的になろうと思ってな」
間髪入れずに、答えてやると、驚いた顔をしましたね。
「……え!?」
「え…って。何を驚いている。ジト目に対して、慌てなかったのか? 変な言い回しで誤魔化さなかったからか?」
「りょ…両方…」
ふむ…。なんだろうか? 変に心が落ち着いている。
特にみほの言い方だと、俺の性格が微妙に変わってしまったとか、そういった事は言わない。
文字通り、俺の中の…躊躇が、ただ消えたというだけだろうか?
都合がいい…と、言って良いのか分からんが、コレならドンドンと色んな事が、出来そうだ。
「…じゃ、返して」
さっさと申請を受理して下さいと、目で訴えながら、両の手の平を上に向けて差し出した。
目は口よりも物を言う…と、実感させられる気迫ですな。
顔を赤らめながらも、その恨みがましい目は、大好きです。
…目は口ほどに…だったか? まぁどっちでもいいや。
取り敢えず…。
「みほ」
「…なに?」
「僕はネ? 特に女性物の下着を、コレクションしたりだとか、そういった趣味趣向の変態ではないのです」
「……じゃあ返して」
「ただこの後、下着も着けずに、帰路に着くハメになる、羞恥心に染まった みほを愛でたいだけなんです」
「十分、変態さんだよっ!!」
さて…。
そのまま、ズッボンのチャックを開けると、股間を弄る。
下着の間、社会の窓から息子様を、手際良く取り出す。
「…ぅっ」
横目でみほの顔を見ていたが、特に慌てる事も無く、その様子…というか、息子様を凝視していた。
というか、チャックを開けた瞬間、次のフェイズに移行したと分かったのか、すぐさま黙ってしまったな。
もうすでに、下着の件ではなく、その取り出したものをジー…と、見ている。
流れ的に、何をどうして欲しいか、どうするかが分かっているのだろう。
…いや……慣れてくれたなぁ…。
軽くみほの後頭部に手を添えると、口をゆっくりと開き、舌を覗かせながら…。
「は……ぁ…」
何も言わずに頭を下ろし始めてくれた。
指で横髪を上げて、耳に掛けるようにすると、本当に一直線に頭を埋めていく。
亀頭の先に、息が掛かる程に、みほの口が近づいた時…人の気配がした。
…地面の砂を擦る、足音。
『 ……! ……っっ! 』
『 …………? 』
ガサガサと、植え込みを掻き分け、人が此方へと向かってきた。
下手に動けば、こんなとんでもない状態を見られてしまう。
まだ位置的に、植え込みがある為に見えないのも理解しているのだろう。
その為、みほは、そのまま完全に動きが固まってしまっている。
(よ…よかった…)
すぐに、みほの呟きが聞こえた…。
その気配は、植え込み二つ分程横で止まって、その場に座り込んだからだ。
顔見知り…では、ないのだが、みほはすでに大洗学園では、知らぬ人はいないと言える人物になっているしな。
こんな所…戦車倉庫の裏なんて人気の無い所で、俺と二人で居たとなれば即座に勘繰られる。
いや、勘繰られるどころか、コレの状況で一発だろう。
動きたくとも動けない…そんな状況。
ただ、あの二人が去るのを大人しく待っていよう…そんな所だろう。
亀頭の先、顔をこちらに向けて、そんな事を言っている様に俺に訴えてくる。
…いや、その絵面が、すごいけどな…。
程なくして、横の二人の会話が、聞こえてくる。
会話内容を判別できる程、鮮明には聞こえないが、それでもニュアンスでなんとなく分かる内容。
それに…そんな会話がすぐに終わり、違う音で何もかもが判別できた。
(…わ…私達と同じ…)
みほが言うように、同じ。
というかみほさん…その音だけで、もう分かっちゃうんですね?
…ビチュピチュと、唇を吸う音が聞こえてきた。
(は……んっ…)
私達と同じ…と、いうセリフもそうだけど…みほが、どんどん慣れていっている。
体を弄る音も聞こえ、段々とアレの声も聞こえてきた。
くぐもった、吐息…とでも言うのだろうか……って。
(…取り敢えず、みほさん。何してん)
(…んちゅっ…ぶっ…)
先程から、生暖かい心地よさを、先端から感じていた。
異様に気持ちが良かったので、敢えて黙っていたのですが…。
流石に徐々、ツッコミを入れようと思いました。
(は…ぁ…んっ。どうせ…隆史君の事だから? こんな状況でも…イヤラシイ事、ワザとさせようとするでしょ?)
(……)
まぁ…そうなんですけどね?
俺が指示をする前に、すでにみほさんは、舌で亀頭周りを周回して舐め回していました。
音を立てないように、ゆっくりと…。
(んっ……ぢゅ……)
頬っておくと、亀頭を口に収め…ヌポヌポと、カリの部分を唇で噛むように、ピストン運動を繰り返す。
舌は暴れ周り…それでも音が出ないように…ゆっくりと味わうように、口全体を使っていた。
(……っ!?)
前髪をかき上げ、顔を見ようとすると、何故か手の平で、見られまいと隠した。
しかしそのまま、顔の動きを止めず、喉奥までゆっくりと沈めていった。
目元を隠して、必要に…丁寧に口でしてくれている。
いや…そちらの方が、逆にエロいのですが…。
…頭を撫でてやる。
そのまま後頭部…首付近に手を添えると、分かっている…と、言わんばかりに段々と、その口内の動きを早めた。
ジュッ…ジュッ…と、口で搾り取る様に陰茎全体を扱く行為を繰り返している。
大分…みほも理解し始めて来ている。
調教…とまでは行かないのだろうが、今までの経験が、潜在意識にでも残っているのか…恥ずかしながらも結構大胆になり始めた。
特にもう躊躇は、余りしない。今も、流れを察してこんな場所で今までと……ん?
これ…みほも癖になり始めている…?
催淫スキルは、まだ使っていないのだけど…。
…ならば、これはどうだろう?
(みほ…)
(……?)
(それだと、足が見えそうだぞ?)
(!?)
随分と集中したのだろうな。
足が段々と開かれていた。投げ出した足が、反対側のフェンスへと当たる位に。
(もういいから、こっち来てくれ)
(ぷぁ…ふぇ? ……あ…うん)
ちょっと名残惜しそうな声をだしたな。
状況を理解しているので、さすがにバレるまでは不味いと思ったのだろう。素直に従った。
抱き締め合う格好へとなれば、大丈夫だろうと、耳打ちをしたら納得いったのだろう。
…素直に従って、俺の上へと脚を広げ…乗ってきた。
顔を見上げると、逆光になって分かり辛いが、目が怪し色を放っていた…どこか、不満そうな顔で。
ならば…と…。
お尻を俺の腹部分にまで来た辺りで、お尻を掴んだ。
グッと少し強めに掴み、恥穴部分を尻肉ごと開くように、左右に開く。
手に張り付くような肌の触感と、少し汗ばんだ様な肌質…。
(んっ…)
何度か揉み、その柔らかくも弾力のある触感を楽しんでいると、それに合わせて、みほの目が閉じられた。
小さく声を漏らしそうになっているが、触られ揉まれる感覚を感じている。
さて…どう出るか?
腰を落とす様に、下へと力を入れる。
その時点でどうしたいか、今のみほなら察する事ができるのは容易だろうよ。
野外というこの場所、隣のカップル。
そしてこれから行われる事…続き。
少々不安げな顔をしたが、何も言わず…黙って素直に従ってくれた。
…。
…………。
少し予定とは違った流れだが、概ね計画通り。
こんな場所にまで、連れてきた甲斐があったな。
用意したシチュエーション。
前なら、冗談ですませ…本気でしようとは思わなかった。
…が、ここまでの関係…状態に壊れているのならば、本格的に壊してしまおう。
(っ!)
亀頭を恥穴へと当てる。
散々、ほぐし…慣れさせてきた場所。
まだ怖いのだろう…少し顔を顰め、目を泣きそうな程潤ませた。
そうそう、記憶を消しているので、みほに取っては初めての事…場所。
だが、前回、スキル:EXPを使用しているので、もはやこちらの穴でも、みほが快楽として快感を得る事を、俺は知っている。
少し、安心させる意味での行動で、片手を伸ばし頬に触れる…。
結果を知っているので、躊躇はしない。
……が。
逆に興味がある…。
初めてだというのに、この場所で絶頂を迎えるであろう、みほの気持ちが。
さて…今回は記憶は余り、操作するつもりはない。
催淫スキルも使わない。
すでに快感を、最大限に感じる体に仕上がっているみほ。
野外、バレていないとは言え、人前。
このシチュエーションにして、そして初めての…しかも普通では無い場所での行為で、絶頂を迎える。
(は……ぁ…)
みほの…不安はあるが、どこかで期待していると思わせる…目が見える。
その目にも、期待にも応えようか。
みほが、…こんな変な関係になったとしても、俺を求めてくれているのだから、俺もみほを求めよう。
(た…隆史君?)
手始めに指で触り…少し指を優しく入れてみる。
驚いたのか、ビクッと肩を跳ねらせ、目を強く瞑った。
すでに、秘部からの伝った愛液で、ベッタベタになっている。
(っっ!?)
何か、言いたそうな顔をしたが、一言も喋らず、お尻を掴む手での、体の誘導のみでの、この後、どうするかを示す。
下手に躊躇したり、この様な時に変に考えを巡らせると、中途半端になり余計に行動を制限してしまう。
だから、ある意味で何も考えず、ただ欲望に従わせてもらう。
ぐっ…力を込め…押し込む。ニチニチと音をたてながらゆっくりと進入していく…。
亀頭から燃えるような熱い熱…体温と、異物を外へと押し出そうとする、肉の壁を感じた。
(ぁっ! かっ!!)
ゆっくりとその中へと…みほの中へと侵入していく。
肉をこじ開け、強引にみほの体を、下ろし侵入させて行けば、その先からゆっくりと恥穴が拡張され広がり…。
みほが、陰茎を飲み込んでいくのを、熱すぎる体温と共に、実感していく。
「ぁっ…はっ……」
最後…少し手前、何かに引っかかった。
…一番奥。
ならばと…グッと突き上げる様に、押し込むと…勢いよく陰茎全てを飲み込んだ。
(っっ!!)
背中を海老反りにし…顔を真上に上げ…胸を弾むほど、こちらへと突き出した。
すぐに倒れこむ様に、俺の胸に手を乗せ、体重を預けてくる…。
手で頭を撫でると、顎を上げ…そのまま唇を吸い出した。
吸いながら、俺の下唇を舐め…挟み…舌を口へと入れてくる。
応えてやる様に、こちらも舌をみほへと差し込むと、舌を絡ませ…舌を吸い出す。
ん…。
隣から、今度はジュポジュッポと、唾液と口を滑らせる様な…そして強く啜るような音が、響きだした。
アレを舐めているのだろうな。
負けじと、俺の口を吸い出すみほ…。
…。
あの時の消してしまった記憶の、トイレの時と状況が似ている。
というか、みぽ。こっち系は変に負けず嫌い…張り合うよな…。
音だけの…あの時と同じ様な、顔をも知らないカップルなのに…。
……。
…………ま。チガウノダケドナ。
ぅ…しかし…。
陰茎全体を包んだ、みほの恥穴の内部…痛いほど締めてつけて来る。
これで動くと…俺でもすぐに果ててしまいそうだ。
だが、このまま動かないでいる訳にもいかない。
グッ…と、お尻を掴む。
押し上げる様に上へと、抜き出すようにゆっくりと押し上げていく。
(ぁ……ぁ…ぁ……)
ゆっくりと上げていく道中…みほの目が輝く。
期待に満ちたその目…顔。
このすでに隣にいるであろう、カップル達の事を忘れている様な…今はコレに集中したいと言った様子が伺える。
ゾリゾリとカリが、みほの内部をそぎ取るような感覚…。
だから聞いてやろう。
(なぁ、みほ)
(ぁ……ぅ…?)
俺の呼びかけに、みほは俺の目を見る。
すでに横のカップルを忘れてしまっている様な感じだな。
亀頭部分だけ、お尻内部へ入っている位まで引くと…聞いてみた。
(これ…一気に押し込んだら、どうなると思う?)
言った直後…。
薄く….
自分でも気がついて、いないだろうと…思うほど。
―みほが、笑った。
◇
学校の見学。
戦車倉庫の見学。
…せめて、他校の生徒らしく…制服で来校をした。
隆史が案内をしてくれた。
途中…全てに興味が失せた。
いや、途中ではない。
隆史の姿を見た時からだ。
見た瞬間…昨晩を思い出し…。
昨日を思い出し…。
全てが欲しくなった。
隆史の全てだ。
全部だ。
みほは今、いない。
いないんだ。
私の立場ならば、全てを欲するのは図々しいと思う。
みほ。
隆史が選んだのは、みほだ。
だから…体だけ。
……今……だけ…。
口を塞がれるだけで嬉しい。
いや、触れられるだけで嬉しい。
…嬉し……い…。
◇
(これ…一気に押し込んだら、どうなると思う?)
どうなるんだろう? どうなっちゃうんだろう?
初めてお尻に入ってきた時から、気持ち良さしか感じなかった…うぅ…初めてなのに…。
隆史君が、散々…色々としてく来たお陰で、初めは少しキツかったけど…全てが入ってしまった。
エッチする箇所では、ないと思うのだけど…。
ないのだけれど。
隆史君から言われた直後、期待感で頭が一杯になった。
というか…その考えしか無かった…。
入れて直後と、少しでも動かした感覚…それだけで、これ程の…気持ち良さ…頭の中に真っ白な光が何度も襲った。
ゾクゾクとした、背中の真ん中を這う、感覚…全身の毛が逆立つような…。
ズチュッ…と、長く考える時間も無く、気持ち良さ…というか、熱い感覚が全身を包んだ。
反射的に、両手を口で思いっきり押さえてしまった。
無意識だと思うけど、目の前には、太陽の光なのか何なのか…また真っ白い光が、何度も何度も…。
自分の体が、自分のモノじゃないみたい…。
立っているのか座っているのかすら分からない…。
下から圧迫感と共に、全身を気持ち良いという感覚が、とても強く襲ってくる…。
(ふーー!! ふーーー!!)
息を吐くので精一杯…。
クラッとした、目眩にも似た感覚。
うん…隆史君は休ませてくれなかった…。
私のお尻を掴んだまま…ゆっくりと…でも、大きく動き出した…。
私の中…一番奥からゆっくりと引かれると、それに合わせて背筋を指でなぞられる様な、感覚…。
「はっ……あぁっ……ぁぁ……」
引く時は、ゆっくりなのに…。
「ひゃあっっ!!!」
お腹の奥に響く程に、強く入ってくる。
目の前がチカチカするよぉ…。
初めての感覚…熱い…すごく熱くて…。
キモチイイ。
「ぁっ! はっ! はっ!」
今度は奥に入ったまま、小さく短く動き出した。
大きく広がっている、私のお尻から、ちょっと…いや、すっごく恥ずかしい音が何度も、何度も…。
動く度に聞こえてる。
「っっっ!!!」
3度目の絶頂。
…もう…。
おかしい位に気持ちいい…なに? この感覚は何なのだろう?
圧迫感とか…中身が全部押しつぶされそうだとか…何もかもが、心地よい。
「ハー…ハー……あぅっ!?」
あ…あれ?
視界が…広がった。
目の前にいた、隆史君がいない。
目の前には、緑色をしたフェンスが…あっ…そうか。
体を回されて、後ろを向かされたんだ。
少し下を向くと、隆史君に腰掛けるように座っていた。
ギッチリと、繋がったまま。
「はぅっ!? はっ!! はっ!! はっ!!」
曲げられた、隆史君の膝に手をつくと、またあの気持ち良さが、何度も何度も襲ってくる。
水を潰した様な音も、何度も何度も。
お腹を疲れる度に、物凄い熱い温度と一緒に、訪れる絶頂感。
隆史君は、すでに動いてくれなくなっていた。
まだ…もうちょっと欲しい。
うん…欲しい。
後ろを向かされた時から、無意識に…貪る様に。
すでに自分から、隆史君へとお尻を突き…ブツケテイタ。
「あっ!! あっ!!」
声を出す事すら、キモチイ。
隆史君は、私の声が好きだと言った。言ってくれた。
なら、もっと聞いて欲しい。
もっと…もっと…。
聞いて…。
……。
…………あ…あれ?
なにか…忘れている様な…。
「み…みほ?」
視界に見慣れた足が見えた…。
見慣れた靴…見慣れた……。
「お……ぁっ……んっ……おねえぇ……んっっ!?」
顔を見上げると、そこに制服姿のお姉ちゃんが…立っていた。
制服…乱れた服…。
前のボタンが外され…下着すら外され…大きな胸の谷間が見えた。
明らかに、その…って、事は? …横に居た、来た…人達って…。
え…えっ!?
「ひゃぁっ!!??」
動いていた腰を、掴まれ…奥まで突き入れられて止められた…。
う……うぅぅ? 私、まだ…動いて…た?
「みほ…まさか…隆史以外と…」
「えっ…えっ!? 何言ってるの!?」
隆史君以外!? 寧ろそれはお姉ちゃんの方…
「ん…んっ!? 隆史!?」
私の肩に顎を乗せ…隆史君が、私の影から顔を出した。
特に普通の顔で…。
「なっ……えっ!? はっ!? えっ!?」
お姉ちゃんの顔が、青くなっていく…。
隆史君の顔を見た瞬間、すっごい早い動きで、先程までいたであろう場所を何度も見ている。
ブンブンと顔を振りながら…。
……。
ナンデ?
ナンデ?
そのおねえちゃんのよこ。
たかしくんが、もうひとりいた。
夢でも見ているかの様な光景。
私が見間違えるハズがない。
目の前の男性は、確かに隆史君だった。
うぅ…脚が震えて…うまく立てない…。
「やっ…んっっ!? ぁ……はぅ!?」
動く振動が、背中を通して気持ちよさを伝えてくる。
私の後ろの隆史君が、両脚を持って…立ち上がった。
「まっ…まってっ! たかっんん!!!」
両脚を広げられ、立ち上がった自分の重みで更に深く入ってくる。
ニチッとした音まで聞こえ…繋がった部分の熱く感じる温度が、更に上がる。
「み…え?」
お姉ちゃんが驚いている。
その驚いた顔…その目の動きが、一点に集中しているのに気がついた。
その目線の先は……わ…私の……。
「やっ!! たっ…! 隆史君っ!! こんな格好、恥ずかし…あぅっ!?」
顔を後ろに向けようとすると、ゆっくりと私の持ち上げ、下ろす行動を始めた。
頭が熱い、顔が熱い…。
恥ずかしさと、こんな状況でも気持ちが良いと思っている自分が、更に恥ずかしい。
『いや、みほ。あんなでかい声上げたら、さすがに気づくぞ?』
「だよな」
目の前の隆史君と、後ろの隆史君が喋る。
「ぁっ…んぁっ!?」
『 ふむ…前もすごい事になってるな 』
目の前の隆史君が、近づいてきた。
ズボンのチャックを下ろしながら…。
頭の中が、ごちゃごちゃになっている中、ごく普通に…その…取り出すと。
本当に、普通に私へと…私の入口へその先を当てた…。
ウ…ソ…。
「すごいな…お漏らししている程になってる。繋がってる部分まで垂れて…すごい音がしたな」
『 だなぁ…。自分自身と会話してると思うと、かなり変な感じだな 』
「 だな 」
待って…え……え?
『 みほ 』
「!?」
『 わかるか? 』
「なっ…え…」
『 お前…今笑っているの 』
……。
…………。
…にな…ちゃう。
……おかしく…なっちゃう。
「 っ!! ぁっっ!!?? 」
お腹の中が、隆史君で全て埋まった。
隙間なく…びっちり…と。
お尻と…前。
両方で? が? ゴリゴリと私の中で暴れまわっている。
前を突かれれば、その動きの振動と一緒に、お尻からも気持ちよさが襲う。
なんて言っていいかもう分からない。
かんがえなんて、かんがえな……ん……。
ただ、肺から声と一緒に、空気を吐き出す事だけ繰り返す。
キス…。
口からも、心地良さが襲ってくる。そう、襲ってくる。
後ろから、耳を舐められ、首筋を舐められ…全身隈なく…気持ち良くない所を探すのが難しい…程…。
アレ…。
隆史君…も…えぇあ…。
お姉ちゃん……も、隆史君…達に……あ。
「ぁぁぁああっっ!!!」
熱い。お腹が熱い。
動きを急に止めた、隆史君達から吐き出されたモノの温度を感じる。
お腹が、私が満たされている…満たされていく。
もっと…コレ…。
まだ…まだ…。
◇
ぐっちゃぐっちゃと、何度も何度も、出し入れを繰り返された。
一度、完全に引き抜かれた場所…みほの秘部から、信じられない量の精液が、音を立て吐き出される。
空気を混ぜた、下品な音を…立て。
地面に落ちれば、ボトボトと重い音。
すぐにまたみほに…妹の中に、隆史は入っていく。
しかし、もう一人…。
私の横に居たはずの隆史が、こちらに近づいてくる。
どういう事だろう?
混乱した頭の整理が、全くつかない。
私が、見間違いなどするはずがない。
肌を触れ合い…指でも触れた。
胸より少し下の傷…。
眉の横の傷…。
間違いなく、隆史だった。
隆史のはずだ。
訳が分からない。
確信を持って言える分、余計に頭が婚らしていく。
近づく隆史の後方。
…強引に視界を持って行かれた…。
オカシイ。
アレは、なにを…え?
アレは…お尻…か?
大きく、甘ったるい声で、出し入れを繰り返されているみほは、昨晩見た…私の知らない妹だった。
あの時も、衝撃的…というか、知らない妹を何度も見させられたと思うのだが、その比ではない。
肛門を信じられないほどに大きく拡張され、慣れた様に…スムーズに出入りしているアレに合わせ、歓喜の声を上げている。
ブチュブチュと、秘部から先程出されたであろう隆史の精液を押し出されながら…また下品な音を立てて、みほから吐き出している。
「……ぐっ」
な…なんだ、今の気持ちは。
ドウナッテイル?
私が…私は、おかしくナッタノダロウカ?
「やっ!! はっ!! はっ!!」
獣地味た声が、何度も聞こえる。
聞いた事のない、妹の声。
見た事のない、妹の顔。
女としての…妹。
ソレを目の当たりにしている。
すでに私の事も、もう一人の隆史の事も忘れてしまっているのだろう。
ただ後ろの隆史に対してのみ、反応している様に思える…顔。
ガクガクと上下へと動かされているのに、不思議と…はっきりと分かる。
快楽に身を委ねて、完全に惚けている妹の顔が。
「あぅっ!! あっ! あっ!」
……。
違う。
私は思い違いをしている。
そうだ違う。
…女の顔…?
違うな…あれは違う。
初めて隆史に抱かれた時…あのホテルで鏡の前でもシタた時に感じた。
あの時、私はただの雌…と、動物だと思えた顔をしていた…………と、思ったが…違ったな。
今のみほ。
そうだ、あれこそが雌の顔だ。
「………………」
クヤシイ。
ただ、クヤシイ。
その感情が、身体の芯から湧き上がる。
隆史が二人いるとか…ソレはソレ……もうどうでもいい。
私と共にいた、隆史が取られた…。
その敗北感にも似た感情だけが、私を支配している。
私の前に戻ってきた隆史。もうひとりのたかし。
…戻ってきた?
いや…戻ってきてくれたんだ。
腰が抜けた様に…地べたに座るに、やさしく頭を撫でてくれる。
私の前の隆史の後ろ…一瞬、みほと目が合った。
「…………っ!!!」
歯が軋む…。
痛い位に歯が軋む。
分かっている。この狂った関係は、理解しているつもりだ。
つもり…だった…。
「……」
なら…私はどうしたらいい?
ドウシタラ、イインダ?
教えてくれ。
なんでもしてやる。
してやりたい。
してほしい。
求めて欲しい。
私を…求めてくれ。
私を……。
私を…………。
…私も。
- アイシテクレ -
どのくらい?
沢山だ。
沢山……。
沢山…………。
いっぱい…。
……。
口を細めて…しぼめて、吸う。
音を出すのが…聞くのが、隆史は好きだ。
舌を這わせ…裏スジと呼ばれる部分をナゾル。
もう一人の隆史が、催促をしてくれた。
ウレシイ。
求めてくれ。もっと…もっとだ。
もう一人の隆史も催促をしてくる。
すまんが、口は一つしかない。
むしゃぶり、舐め、啜る。
右手で指も使いながらシゴク。
先から出てくる、苦い味…それが、どういった理由で出てくるかは、前回聞いた。
だから…非常にウレシイ。
せめてと思い、舌を使い、交互にしゃぶり、何度も往復を繰り返す。
もう一人の隆史が、胸を大きく…強く掴んだ。
すぐにマッサージをするような手付きに変わり、先端をも舐り始める。
左右の隆史は、耳を…首筋を…そして、頭を交互に撫でてくれる。
好きにしろ。
一度、言った。
全てお前のモノだ。好きにしろ。
「…んぅ…?」
隆史の息が、荒くなっているのに気がついた。
手が、私の頬をやさしく触れた。
あぁ…なるほど。
すぐに真正面の隆史の手が、後頭部に添えられたので、確信に至る。
もう少し、乱暴に扱ってくれても良いのだが…まぁ、いい。
唇と口全体を窄める。
唾液を絡ませ、滑りを良くし…全てを吸い取る様に…吸う。
顔を引く時に、先端の突起部分に唇が掛かり、唾液と空気が混ざる音が、大きく鳴る。
「ふぅーッ! ふぅーッ! んっ!!」
ジュップ、ジュップ
…ジュブブッ…ブッブッ。
口元からは、卑猥な…音。
左右の隆史の陰茎を握っている、私の手をその上から隆史達が掴んだ。
痛くはないのか? と心配になるほどに強く…。
促される様に、できるだけ早く…もっと…強く。
そろそろだ。
後頭部に添えられた手にも、力が入った。
ヂュッゴ! ヂュッゴ! と、音が変わった。いや、変えられた。
少し、もう少し、もっと早くと、その手の力で分かる。
ならばと、全力で頭を動かす…。
……。
いや…催促されたから…ではないな。
欲しいんだ。
早く。
欲しい。
早く。
早く早く。
もっと、もっと。
ゴッポ! ゴッポ! とまた音が変わった。
…そうだ。口の中で、亀頭…だったな。
それが膨らんだ…。
さぁくれ……頂戴。
頂戴…私に。
…。
「ぁ…はぁー…はぁー……はぁー…」
さすがに、息が切れる。
しかし息をすると同時に、流れ込んでくる特有の香り。
まだ、少し足りない。
先端のその、更に先端。
舌を使いながら、残っているだろうと思う吸い出す…ほら、まだ合った。
左右の隆史には、顔…髪……。
正面の隆史には、口内…へと。
前回とは違い、信じられない程に濃く…大量のモノを吐き出してくれた。
余韻が…すごい…。
思考を邪魔をする程の、余韻。
頬を伝う、熱い液体…体液。
ドロリとした体液が、口元にまで伝ってくる。
匂い…味……何もかもが良い…。
そうだ。
もっと、くれ。
もっと、愛してくれ。
舌舐めずり…とでも言うのか…口元にまで来たソレを、舌だけすくい取り…味わう。
指先にも…手にも…
「はぁー…はぁー…じゅっちゅっ…はぁ…んんっ…はぁ…」
はっ……はは…なんだ、その顔は?
みほも果てたのだろう。
だらしなく口を開け、舌を覗かせている。
背中を隆史に預け、全身の力が抜けている様だな。
抜かれた肛門から、大量の精液がこぼれ落ちているのが…少し…ウラヤマシクも思う。
ふむ…目に少し力が入っているな。
私を見る目…。
正直、私と同じく詰まらない妬きもちでもしているのかと思ったが…なんだ…その…。
羨望の眼差しは…。
私の周りに隆史がいるからか? それもと、この今の私の姿を見てか?
このくらい、いいだろう?
私…は、ここまでだ。ここで終わり。
…体だけだ。
みほとは、違う。
…だから、この時だけは…。
「…っは…ぅ?」
囁かな優越感を妨害された…。
なんだ、隆史…。
朦朧とした意識の中、腕を掴まれ立たされた。
「はぁ…はぁ…」
誘導されるがまま、壁に手をつかせられた。
そうだ、みほの真横に…並ばされた。
みほも、荒い息を吐く中、同じ格好にさせられているな…。
虚ろな目をした、みほと…また、目が合う。
「んぅぅっ!!」
いきなりゾクっ…とした感覚。
…同時に快楽が訪れ、まだ…いや、また私を慰めてくれる。
…隆史の舌が、私の秘部を愛撫する。
啜られ、舐められ…入って来た。
尻を左右に開かれ、秘部を関節的に広げ…その中に、入って来た。
ネチュッとした音が、また心地いい。
みほと一緒。
…イッショ。
お前は相変わらず、同じように…昔から…本当に昔から、変な所をみほと平等に、扱おうとするな。
「はっ……ぅ…んんっ!!」
みほも同じように、そうだ…私と同じだ。
入ってきたのだろう…。
隆史が、みほに…。
…。
こんな…顔。
今、私も…みほと同じ様な顔をしているのだろうか?
「ひゃァっ!?」
うぅ…出した事がない…こんな声。
肺から強引に、酸素と共に強制的に出された…。
いきなり、激しく…腰を打ち付けられる。
奥に…一番奥にズシッとした重み…。
「ぁかっ……ぁ……ぅぁ…」
……。
それだけで…軽く、果ててしまった…。
ゾクゾクと、全身を逆撫でされる様な感覚…そして高揚感。
たまらない…正直…今、隆史に触れられるだけで、どうにかなってしまいそうだ。
みほも同じく、背を仰け反らせ、天を仰いでいる。
ビクビクと、肩…腰……脚…全身をヒクつかせ、声を途切れ途切れ出し喘いでいる。
「んぁっ!!」
休ませてくれない…。
バツンと、音をさせる様に、腰を強く打ち付けて、動き出した。
グッチッグッチッと音を出しながら…いや、ワザと音が出るようにだろう。
腰骨を掴み、ゴリゴリと私の中をかき回す。
「まっ…まってっ!! たかっ……んっ!! イったばっあああっ!!」
みほが、声にならない声を発している。
私も、そうだろう。
果てたばかりの敏感になっている体を、更なる快楽を与えられる。
舌を向き、舌を口から垂らし、よだれが地面に落ちる。
飛び散る……。
パン! パン! …と、肉を打ち付ける音。
その衝撃にですら、気持ちよさを感じてしまう。
…何度も打ち付けられる…。
打ち付けられる度に、頭の中を真っ白に塗り替えられてしまっていく。
目の前には、いつの間にか、別の隆史がいた。
その、もう一人の隆史が、また私を求めてきてくれいる…。
お尻…は、すまんがまだ怖い。
だから…口で…。
これでは、うまく呼吸ができないから、動きもうまくできない。
だから、好きに動いてくれ。
好きに私を使え。
「んっっ!! んっっ!! んっっ!!」
前後から、突かれ…動かれ…二人の隆史が、私を味わっている。
…体が隆史を求める。
まだ、後ろに隆史が何人か待っているからな…全身を使い、使い…もっと、体中を白液で汚してくれ。
みほが私を見てきた。
むっ……。
なにをする。
なにをしている。
「ず…ずるい…」
ボソッと呟くと、私の口を使っている隆史の体を掴んだ。
そのまま抱きつくと、頭を下げ…隆史の睾丸を口にいれた。
ぬっ…。
それを見た隆史達が、みほに気を使ったのか? 動きを緩めてしまった。
ちょっと待て、隆史。
みほを見れば…味わう様に口を動かしている。
舌を覗かせ、遊ぶようにコロコロと唇…口…舌を使い舐め回している。
ならばと、反対側に口をつけると、空いた陰茎を余った手で扱きながら、私達二人で舐めあう。
「んっ…ふー…んんっ…ブッ…」
交代だと言わんばかりに、空いた陰茎に口を沈めた。
ジュルッとか…ブブッなど…何度も何度も…隆史に聴かせる為だけに音を立てる。
私の唾液で、ビチャビチャになっていた為に、滑りが良く…根元から大きく手を動かしていると…どのくらいしただろう?
舌を出してくれと頼まれた。
何度目だろうか…。
顔に出されるのが好きだ。
みほは、口だったな…。
気がついたら、みほの体が横にあった。
いや、体だけではなく頬がくっつく感触もある…顔を並べさせられた。
隆史が果てるのが、もう分かる。
ならば早く欲しいと、手を動かす速度を上げると、左右の手が私達の頭に添えられた。
クチュクチュと、陰茎を扱く際に出る、唾液を混ぜるような音。
その音が段々と早くなっていくと…。
「んんっ!!」
「…っっ!!」
溺れるのではないかと思うほどの量を、また貰えた。
顔中に熱い体液…。
鼻の奥を刺す匂い。
もっと欲しくなる。
後頭部に添えられた、隆史の手に力を入れられた。
それはみほも一緒の様だ。
口元に垂れ下がる精液を、横から奪うように、生暖かい感触。
「お…ねぇ……んちゅ…」
「ん…」
そのみほと、ソレを奪い合う。
舌を絡め、口を合わせる。
みほの舌と私の舌。
絡み合い、奪い合う。
混ざりあい、なんとも言えない味がする。
「んんっ!!」
「んぁっ!!」
みほと口で取り合いをさせながら、また激しく後ろの隆史が、動き出した。
快感に酔う、私達姉妹の顔を…その姿を、隆史が見下ろしている。
見ている…。
見られている…。
…悪趣味だとも思うが、構わない。
見ろ…見てくれ。
この味…この匂い。
この熱さを、もっと感じたい。
もっと…。
もっと……。
もっと…………。
◇
【 スキル:タラシ 】
みほと、まほちゃんに対して、使ってみた。
どうにも欲望を叶える…とも少し違うみたいだった。
これだけ、全ての説明がない。
…最後の奥の方にだけ、モヤが掛かったみたいに、はっきりと理解ができなかった。
様子で分かるだろうか?
姉妹を並べ…揃って見比べる。
白い山が並ぶ…とでも言うのだろうか…いつまでも見ていたいと思わせる程の強制力。
後ろから責められて、口でするのは苦しいのだろう…が、貪る様な貪欲さを感じる程、吸い出すような吸引力。
【 スキル:精子操作 】で、いくらでも供給できる物を、何度でもみほと、まほちゃんへと打ち込んだ。
膣内から、外部へと流れ出していようがお構いなしに。
しかし、外だというのに…この乱れ様。
集中しているのだろうが、少々落ち着かない。
【 スキル:隠密 】
まぁ、人払いのこのスキルのお陰で、他人に見られる事はないだろう……がね。
認知変更と似ているが、街中の喧騒の中でも、人から分からなくなるスキル。
【 スキル:催眠 】
今回は、複数の俺…という、認識をずらす事だけにした。
みほも、まほちゃんも、俺が複数いると言う事に疑問なんて、もう持っていないだろう。
もう今は、全身に訪れる快楽という麻薬の様なモノに酔ってしまっている。
すでに正気…では、ないのだろう。
そして…催眠による、認知変更。
【 スキル:催淫 】は使用しないで、今回はコレを使用。
この催眠は、認知を錯覚させるというだけでも、十分に使える。
逆に、今回は分身を使っているが、他の男を俺だと認識させれば、今回と同じ様な状況を作り出せるだろう…が、絶対にしないな。
…他の男に、二人を触れられるなんて…冗談じゃない。
後は…他者に対して。目撃者…とかだな。
こんな状況を他者に見られた時、二人を別の誰かに認識させる…とかか?
これなら、露出プレイとやらの幅が、かなり広がる。
非常に使いやすい…応用もかなりできそうだ。
並ばせた二人の尻肉を、更に左右に大きく揉み開く。
尻穴を大きく広げ、何度も出し入れされる陰茎が見える。いや見やすい様にもっと広げる。
前後から出し入れされ、すでに快楽しか感じていない、みほの恥穴。
初めは少し苦しそうだったが、慣れてしまえば後は、狂うように善がっていた。
あぁでも、今回は、まほちゃんには【 スキル:EXP 】は、使用しない。
記憶を消すつもりは、今回ないからだ。
みほと同じく、徐々に慣れさせようか。
そちらは、その方が良いだろう。
だから今回の事は、最終的には、夢で終わらせる。
…一回目の時に、気を失ってしまったとでも、言っておけば良い。
非常にリアルな白昼夢を見ていたと、疑問を挟ませない様に【 スキル:催眠 】で、すでに済ませた。
だから夢だとしても、コレをしている記憶を鮮明に残し、脳内では夢だと思っても、体は完全には記憶させる。
積んだ経験を、しっかりと潜在意識に残してもらいましょう。
そうそう…。
…戦車関連は、ある意味で彼女達にとって聖域。
それは、まほちゃんは疎か、みほに取ってもそうだろう。
だから、戦車倉庫…戦車内では、俺は絶対にこういった行いはしない。
逆に、ギリギリで触れられるシチュエーションは、彼女達の現実、非現実の堺を曖昧…かつ刺激する。
人間、どこで背徳感が感じるか分からないモノだな。
人によっては、同じシチュエーションでも、嫌悪感しか持たないとかあるからな。
…と、【 スキル:分析 】で、分かった。
性癖、感度何もかもが、分かる。
後は、レベルというか何というか…そこら辺の事が数値でも分かるスキル。
そういった訳で今回は、今までのまとめ…集大成にして、みほとまほちゃんに対して接してみた。
催淫は使わず、あくまで素の二人が、どこまでの乱れ方をするかと試してみた。
一度、休憩だと…壁に体を預け、大きく息をしている二人を見て思った。
…半端じゃなかった。
特にみほよりも、まほちゃん。
底なしと思える程だ…。
次は? と、妖艶だと言い切れる様な光を放った目で、休憩中だというのに、催促をする様に俺を見ている。
みほは、現在、感度が最高潮だと言っていいだろう。
何をしても良い声で、鳴いてくれる。
ここまで、快楽と快感に弱いとは思わなかった。
【 スキル:分析 】で、更に判明。
現在、淫乱状態。
ここまでの状態になるには、俺が絡んでいないといけない…というのが、条件との事。
…いや、まぁ。
普通にそれが嬉しくて、手加減しなかったのだけど…まさかここまでとは…とも、思いました。
…しかし、あの…【 スキル:催淫 】
アレは、まずいな。
まず…乱交も露出も、全ては演出。…俺の管轄内でしか絶対にしない。
しないが…女性に対して、強引にスキルを使用し、催淫レベルMAXにしてしまえば、そっち系に置いてどうなるか分からん。
あのスキルは、この手に関して、本当にまずい。最初にして、最悪のスキルを発見してしまった気分だ。
途中、服装を変えてみた。
【 スキル:召喚 】
二人揃ってお揃いの…パンツァージャケット。
そういえば、みほの…生でのその姿を見るのは、初めてだな。
もう袖を通す事はないと思っていたけど、ある意味ですごい状況下で、これを着たなぁ…。
黒森峰のパンツァージャケット。
闇堕ちした、みぽりんにしか見えねぇ…。
しかし、意外にも真っ黒というのは、みほに似合うな…。
その黒い服装に白は、反対色の為に、コントラストが強まり…白が良く映える。
ワザと、服に掛けてしまったくらいだ。
赤いスカートを捲くり、腰を前後に動かしているみほ。
繋がっている部分を見せてくれ、と言えば…スカートを捲り見せてくれた…。
その姿を見られているという状態が、また更に、みほを興奮させている。
いや…エロいのですが、この淫乱状態にさせると、恥じらいが薄れてしまい、躊躇してくれないのが、寂しいとか思ったのは…贅沢なんだろう。
…頬に亀頭を当てると、顔をそちらへと向け、そこに口と舌を這わせ、飲み込む。
下品な音を立て、陰茎周りに、舌を回すように飲み込んでいく姿。
先程まで夢中になって、口淫をしていたもう一つの陰茎を、手淫に切り替え、両手を使い絞り出す様に刺激する。
捻る様に顎を、自身の腕の上に持ってきてたその姿。
そして上目使いで見上げるその目を、もっと良く見たいが為に…前髪を上げると、心地良さそうな顔をするのだが、こんな場所でのその表情は、更に俺を掻き立てた。
何度か息継ぎの様に、一度口を離し…再度すぐにむしゃぶり着くその姿。
前回の男子トイレでもそうなのだか、何人もの俺を同時に相手にさせても…即座に対応していた。
携帯で動画を撮って見て、そのままみほに見せてみる。
笑ってるんだよ…囲まれ、一斉にぶっかけられたとしても…薄ら笑ってる。
その動画を見始めた最中…呼吸がどんどんと荒くなり、もう一度と…周りの俺を貪りだした。
ずっと、俺の名前を呼び続けて…。
……。
淫乱状態のみほ…。
……。
完全にタガが壊れた状態。
このみほの淫乱状態。
これが【 スキル:タラシ 】の影響かは分からないが…気持ちが、一定のボーダーを超えると、体の感覚を全身に張り巡らせているかの様に、何をしても…それこそ、最終的に触れただけで絶頂を迎える。
普段のおっとりした感じからの、この乱れ具合のギャップが……。
まほちゃんは、やはり凄まじい程に貪欲。
今までの事が祟ったのか、俺を物凄く求めてくれる。
効率よく、全員を刺激し…イカせるタイミングを合わせようとするのが、感じた。
少しジャケットを開き…胸を露出させると、狭いスペースで押し出された胸の肉が、更に彼女を突く度に、震え…羽揺れる姿が思い出す。
まほちゃんは、とにかく掛けられるのがお好きみたいで、何人かに一斉に出されると、歓喜に震えたような目と顔を……表情をするんだ。
……。
…………。
さて…そろそろ、だな。
【 スキル:リフレッシュ 】を使用し、体液で汚れいる彼女達を全てて綺麗にする。
すでに分身は消していた。
いや、正確には、みほとまほちゃん二人に対して…って事で、一人だけ残して置いたのだけどね。
ヘタリ込んでしまっている二人を持ち上げようと一瞬だけ顔を近づける…即座に二人から、口を吸われた。
好き好きだと、言ってくれ、夢中になって唇を吸い続けている…。
…なに、この可愛いの。
……。
取り敢えず、完全に腰を抜かしている、まほちゃんをお姫様だっこ…いや、久しぶりにやったな。
そのまま…そうだな。取り敢えず…乗ってきた軽トラに運ぼう…。
持ち上げた瞬間、首に手を回され、更に口を吸ってきた…。
「まっ…待ってっ!! 人目に付くからっ!! 後っ! 後で!!」
…こんなセリフ吐くとは。
みほは…このまま。
そんな二人を見て……ゲスなスキルを発見…いや、制作してしまった。
俺のスキルとやらは、正確には複数あるだけ…という訳ではないようだ。
想い描いたモノをスキルとして、文字通り制作できるらしい…。
《 スキル:利尿作用 》
《 スキル:淫夢 》
《 スキル:性癖付与 》
《 スキル:精神操作 》
……を、会得した。
んっ? 精神そ………マインドコントロールっ!?
…ど…通りで、みほは、俺とまほちゃんが口を吸い合う事に関して何も言わなかった訳だ…。
多分、使ってたな…これは。
エロい事限定だとはいえ、このスキルって、危険な気がする。
男にも有効…だしな。
「……」
……あれ?
これって、ひょっとして…七三とかに対して、強制的にセクハラ行動起こさせて、社会的に追い込めないか?
……。
…………後…。
「・・・・・」
ま…いいや。ソレは後で考えよう。
…次だな、次。
さて…まずは、目の前のみほだな。
【 スキル:性癖付与 】
使用。
そして…。
【 スキル:タラシ 】
…遠隔使用。
◆
特に何か用があった訳でもないのだけど、自然とこの場所に足を運んでいた。
戦車倉庫の建物の周り…特にこんな裏手なんて、普段なら来る事なんてないのにも関わらず。
一度、中へ入り、特に誰もいないのを確認すると、どこからか声がした…気がした。
なんだろうと思い、本当になんでこんな裏手なんて探したんだろう…。
…やめておけばよかった。
『はっ! はっ! はっ!!』
に…西住さん。
思わず口を両手で、覆うように隠してしまった。
すぐにしゃがみ、様子を伺う…。
ズリズリと足を地面に剃りながら、少し近くに寄ると、その全貌が分かっちゃった…。
戦車倉庫の壁に手を付き、片脚を挙げられ…見た無い顔をしながら、肩を震わせていた。
ひ…秘め事…って、ヤツなんだろうけど…学校でって……。
大胆というか…何というか…。
ちゅ…注意をした方が絶対に良いんだろうけど…無理。
うん、無理無理!
こんな中で、違うっ! こんな最中に割り込むなんてできないよっ!?
…で、出来るわけがない。
ど…どうしよう。
は…はじめて…みたぁ…。
喘ぎ声…という声なんだろう。
普段の西住さんから、想像もできない、激しく…上ずった声…。
『あっ! あっ! あっ! やっ!!』
ショック…というのもあるけど…、なんで西住さん、パンツァージャケット着ているんだろう?
てっ…違うっっっ!!
う…あ、後…。
『あっ! あっ! あっ!』
痛くないのかな? って思える程の強さというか…なんというか…。
うぅ…頭がうまく働かない…。
『みほ』
『フッ! ふぁっ!! な…にぃ…んっ!!』
二人の会話が聞こえてくる…。
思わず、隠れちゃったけど…それなりに離れているのに、なんで…?
『この格好だと、一番奥にまで入るな』
『んっはっ! 恥づっっ!! かっ!!』
片脚を挙げられているから、体がこちらを向いている…。
西住さんの…その…女性の部分に、男性のアレが…その……すっごく良く分かる位に、丸見えになってしまっている…。
アレ…痛くないのかな?
女性の部分が、大きく広がって、隆史君の…アレ……あ…ぁぁあ…アレも初めて見た…。
赤く充血して…グチュグチュと音を出しながら…テラテラと…光ってる。
…な…なにを事細かく見ているんだろ…。
心臓が今までの人生で、一番早く動いてる気がする…。
脈を打つ音…というのが、はっきりとわかるくらい。
……。
『…位置的に…誰か来たらと…そいつにの目には、真っ先に、みほのこの姿が目に入るな』
『んんんっっ!!』
……。
『…一瞬…すごく締まったけど、えっと…何? 期待した?』
『ちがっ!! んんっ!!』
…………。
…熱い。
逃げないと。
やめさせないと。
…見ちゃダメ。
色々な気持ちが、ごちゃごちゃと…。
『いや、でもなぁ…』
『ちがうか…らぁぁ!! あっ!! あっ!!』
なんでだろう…?
やっぱりと、確信させられて、見せ付けられる様な気がして…すごくショックなんだけど…。
目が離せない。
バチュバチュとした肌と肌が当たる音が響く…。
「…ぅ…ぐっ」
ゴクッと、自分の喉が鳴る音…。
大きく動き続ける、隆史君。
動き、肌が当たる度に、西住さんが喘ぐ…。あえ…。
『はっ…ぁぁぁぁ……』
ズルズル…っと、隆史君の…その、男の人のモノが、ゆっくりと抜かれていく。
抜かれると、西住さんの体もゆっくりと伸びていき…ため息に似た長い息を吐いた…。
お…大きい…というか、太く…て、な…長い…。
女性の体の中に、あんなものが…アレ……入るの? え?
あれで、全部じゃ…え?
「っ!?」
パンッ!
『 ふぁっっ!? 』
…と、勢いよく今度は、西住さんの中へと全て一気に収また。
全部飲み込んだ瞬間、西住さんが仰け反った…。
「ヵッ…はっ……ぁ……ぅ…」
仰け反った体が、ビクビクと痙攣を繰り返している。
目を見開いて…口を大きくあけて…。
その姿なんてお構いなしに、隆史君が、グチグチと…また粘着液の様な音を出しながら、小刻みに動き出す…。
「んっ! んっ! んっ!」
今度も動きに合わせ…西住さんの声が、小さく響く…。
……。
どのくらい経ったか分からないけど、そのまま見続けてしまっている。
男女の行為…。
見ている…見続けてしまっている。
ずっと…ずっと…。
…。
それほど、集中してしまって……見てしまっている。
大きく動く、西住さんの体…。
アツイ…頭の中が、溶けてしまうかと思うほど…熱い。
…………。
…動く…。
「はぁ…はぁ…んっ…」
はっ…はっ…と、気がついたら、呼吸が…自分の呼吸が段々と早まっている。
熱い…顔が……頭が……喉が。
「んっ…」
響き続ける、西住さんの甘い声が、すっごく耳に刺さる…。
あんな声って…出るものなんだ…。
当然、こんな外で、恥ずかしいのだろうけど…西住さんは、特に逃げようだとか…拒否しようとか、そういった感じはない。
なにを言われても…なんだろう…?
喜んでいる様にしか見えないって…思えるのは何故だろう…。
指の先に下着が当たる…。
布の感触が、湿り気を含んでいいた…。
…気がついたら…私は私を…。
『麻子に覗かれた時に、癖にでもなっちゃったか?』
『ち…んぁっ! はっ!!』
冷泉さん…?
覗かれた……。
とんでもない事を聞いた気がする…というか、現在進行形で、見てもいるよね…。
西住さんは、否定しようとしているのだろうけど、喋ろうとすると、隆史君が強く動いてい邪魔をする。
…様に見える。
あー…。
隆史君、変態さんだからなぁ…。
恥ずかしがる女性見るの好きだしなぁ…。
「ぁ…はぁ……はぁ……」
…指先が熱い。
変な事を考えていても、動きが止まらない。
壁に背を付け…背を丸め…あっ…。
オカシイな…。
体が変…。
熱い…。
本当にアツイ。
ゾクゾクとした感覚が、下から上へと這い上がってくる様な感じがする…。
こんな事…こんな所で…と、どこかで自制の念が出るけど…それでも、頭と目だけは、彼達に向けてしまっている。
指先に体温が…。
やめようとも思えない…いや、やめれるとは思えない…。
「んっ…ふっ! …ん…っ」
無意識に、自分の声が出ないように、スカートを口に咥え…開脚し……自分を慰めてる……。
……。
…………。
私…ここ…お外なのに…。
西住さんの胸を隆史君が、空いた手で揉み上げる。
……自分の手で、自分の胸をも見上げた。
西住さんの乳首を、隆史君が摘む。
……自分の乳首を、自分の指で摘む。
残ったもう一つの手が…。
『…そろそろ』
『はっ! はっ! んっ!!』
な…なんだろ…。
隆史君の動きが早くなった…。
同じく、自分の指が早くなる。
下着の横から、秘部を人差し指と中指で、上下に何度も何度も…。
『みほ』
『んふっ!! なっ、にっ!? 私も、い…』
んっ…はぁ…。
あぁそうか。そういう事か。
彼は……。
彼の呼吸が、荒くなっている。
パチュバッチュと、音も動きも何もかもが、早く…。
自身の下からも、グチュグチュとした音が響く。
響く…。
段々と、こみ上げてくる…感覚…。
…私も…。
『 さっきから、覗かれてるの気がついてるか? 』
「っっっ!!??」
『っっっなぅぅ!!??』
し…心臓が止まった気がした。
血の気が下がるとは、こういう事なんだと…変に冷静に頭を過る…。
スー…と、体を支配していた熱が下がっていく。
『っ!!』
『んんっっ!!』
隆史君が、腰を密着させ…ビクンと、体が大きく跳ねた。
西住さんが、ビクビクと小さく痙攣を繰り返していた。
…それでも脚を下ろさない状態で、しばらく動かない…。
…驚いて、イケナカッタヨォ…。
色々なモノが引っ込んじゃった…。
『ゃ…はっ……あぅ…ぁ…はぁ…ぁぁ…』
二人揃って、口で息を吸い…呼吸を何度も繰り返している。
繰り返し…繰り返し…。
段々と呼吸が収まってきたんだろうな…体の動きが落ち着いてきた…。
わ…私も…びっくりして…声が出そうだった…。
『…最後…見られながら…というか、その言葉で最後、イったな?』
『っっ!!』
西住さんが、真っ赤になりながら、まだ息を粗粗しく繰り返している。
呼吸が荒く、返事ができないのか…それでも、少しも否定的な声を発しなかった。
その顔は、前髪に隠れて、良く見えない。
見えないけど…。
口だけは、はっきりと見えた…。
…口元が…。
笑っていた…。
『…ぁ…はっ……はっ…』
ニゲナイト。
隆史君の男性のモノが、西住さんから引き抜かれた。
抜かれた瞬間、大量の…その…白い液体が、ボトボトと溢れ出てきた…。
ブチュッとか…ブビッとか音を立て……って、なんで私は動けないのだろうか? しかり見て聞いてるし…。
…逃げないといけないのに、目が離せない…。
『ま。嘘だけど!!』
隆史君が、少し大きな声で言い切った。
『………』
「………」
……。
う…そ?
え?
嘘っ!?
……。
…………。
一度、その行為が済んで、嘘だと言った隆史君が、服を…というか、ズボンを履いた。
その横で、西住さんは、服を正している。
『…なんで、私…ジャケット着てるんだろ…?』
私が聞きたいよ…。
はぁ…。
全ての行為が終わったのだろう。
周りの空気が、通常に戻り、私も私で服装を正した。
ゆ…指がベチャベチャ…下着を履くと、冷たい…。
うぅ…。
「……」
な…なんて事をしてしまったのだろう…。
で…でも今、すぐに動くと、まだバレてしまいそうだから、身を隠していよう…。
うぅ…完全に、傍から見ても何時もの二人に戻ってた。
ほら…西住さんが、隆史君に恨みがましそうな目で見上げてる…。
『…隆史君…は、意地悪をすぐに言うよ…』
真っ赤になった顔は、まだ戻らないなぁ…西住さん。
そんな、隆史君は西住さんに何時もの困った様な顔で…。
『ほ…ほら? 俺って変態ですから?』
『そうだね』
そうだね。
『…………』ソクトウ
『はぁ…もう……。時間も時間だし…私、先に帰るね? 一緒に帰ると、間違いなく華さんに何か言われそうだし…』
『い…言われるだろうなぁ…絶対に、俺が睨まれる…』
『……』
『…みほ?』
『なんで、私…こんな所で寝ちゃったんだろ…疲れてるのかなぁ…』
『……』
『…へ…変な夢見ちゃうし…』
『ほう? 詳しく』
『……』
『……』
『ぜ…絶対に嫌!』
背中をこちらに向けているから、西住さんの顔が見えない。
でも絶対に顔を真っ赤にして言っている言い方だよね……アレ。
向かい合っている隆史君の顔が、ニヤニヤしてるし…。
でも、よりによって、ここで寝ていたって…。
まぁ…うん。多分、先程のが本来の目的だったんだろうなぁ…。
…彼女には、少し休んでもらった方がいいかな…無理させちゃってるからなぁ…。
『俺は、ちょっと寄り道して帰るわ…時間もずらした方がいいだろ?』
『う…うん。でも寄り道? どこ寄ってくの?』
はぁ…私も帰ろう…。
あの二人はもう、帰っちゃったし…私だけ何しているんだろう…。
『 生徒会長室 』
『え? まだ何かあるの?』
……。
え…
『あぁ、柚子先輩にちょっと用があるんだ』
『小山先輩に? でも、会議から結構経つよ? まだいるの?』
『あぁ、いるな』
……。
『…ちょっと、今回の件で聞きたい事があってな?』
『今回??』
…………。
…
見てる…。
すごい、こっち見てる…。
う…そ……。
心臓の音が、更に早くなった気がした…。
『…柚子先輩なら…絶対にいるだろうよ』
『うん?』
嘘が……。
……嘘だった。
『それは、それとして…隆史君』
『はい?』
『……下着…返して』
『嫌どす』
閲覧ありがとうございました
んな訳で、タラシ殿、スキル使う事に対する躊躇をやめました。
挿絵…超久しぶりに同時投稿。
…目線いれて投稿写真風にしたら、思いの外ヤバかった。
んな訳でさぶーん。
【挿絵表示】
俺、がんばったっ!!