「どしたの? みぽりん」
着替えの為の私達の荷物が置かれていた、西住さん達の教室。
更衣室が何故か使えなかった為に、仕方なく利用するハメになっていた。
その目的だった教室に到着し、漸く着替え始めようというの時に、西住さんが先程通ってきた廊下へと顔を向けた。
「いえ…優花里さんが、ちょっと…心配だなぁって…」
「心配? 何が? ただ、お手洗いに行ってるだけだよね?」
「そうなんですが…」
「?」
「いえ、だって…ですね? あの…隆史君もどこかに、着替えに行ってるから…」
「……」
ある意味で、傍から聞けば、西住さんの言葉は、何を言っているんだ? と思えると思う。
だが、ここにいる私達からすれば、西住さんの言わんとしている意味は即座に分かる。
「…ほら…隆史君…お……おトイレ好きだし…」
《 ………… 》
いろんな意味で、自業自得だと思うけど、ハッキリと言ったな? 西住さん。
その言葉で、一瞬動きを止めた五十鈴さんが怖かったけど…すぐに理解した。
……。
……さて…ここからだ。
まず先に携帯へと電話を入れみた。
案の定…といった風に、二人共出なかったみたいだった。
だからだろう…か?
「私、ちょっと探してきます」
「みぽりん…その格好で? せめて着替えていったら?」
「だ…大丈夫ですよ。今日、人は少ないですから。見られは…しないと思います」
そう言って、秋山さん捜索の為に、教室出て行った西住さん。
虫の知らせという奴だろうな…。
そしてすぐに…「同じ格好で一緒にいれば、見られても言い訳がたつっしょ?」…といって、同じく西住さんの後を追いかけた沙織。
確かにこの格好で、一般の生徒と会ったらバツが悪いだろう…。西住さんに気を使っての行動だとは、思うが…。
……。
そう、ここから。
私も…沙織の後を追う事にしたのだが、五十鈴さんは「入れ違いになっても、なんですから…」と言い、教室で着替えながら、待っているという運びになった。
正直…五十鈴さんも一緒に探索に行くのかと思っていたのだけど、相変わらず冷静で良かった。
確かに入れ違いになったとしても、五十鈴さんから、私達に連絡をしてもらえれば、こんなふざけた格好のまま、学校を闊歩する時間が減る。
では、ここは任せ、私もすぐに…と、沙織を追いかけ、教室を後にした。
…と、思ったのだが…。
「うっ…!?」
「っと…あれ? 麻子」
出た瞬間、沙織の背中にぶつかってしまった。
いや、ぶつかるのはいい…いや、まだよかった。
教室の出入り口で、立ち止まるなと、少々文句を言ってやりたかったのだが…見上げた沙織の顔が少し焦った様な顔で、周りをキョロキョロと見渡していた。
私もそれに釣られ、視線を横に向けると、顔を動かしていた沙織の気持ちが、すぐに理解できた。
…自分が、いる場所がおかしかった。
いや、正確には変な場所ではない。
場所ではないが、オカシイ。
2年生の教室は、3階にある。
だから、3階にある教室を出てのだから、3階の教室が並んだ廊下に出るのが道理だ。
当たり前の事なのだから、改て意識する程ではない。
…ないのだが…明らかに、私達のいた場所が違った…ここは。
「あれ? なんで…私達、1階にいるの?」
そうだ。自分達がいるであろう場所が、廊下の窓から見える風景で、明らかに地面に近い位置にいると分かる。
そして、私はこの時間でも、珍しく眠くない。
寝ぼけているとは、考えられない。
「…………」
よし!! 3階に戻ろう!!
「…しかも、保健室の前…。麻子? 確かに私達、教室にいたよね? 保健室から出てきてないよね?」
「何を寝ぼけている。保健室から出てきたに決まっているじゃないかかかか」
「…………」
「もし違っていたとしても、白昼夢でも見ていたと仮定するのが、妥当だぞう?」
「だぞうって…。はいはい、麻子。それでいいわよ、もうっ…」
それでいいじゃないか! 好奇心猫を殺す。
現実的に、1階にいるだけ。それでだけだ。それだけでいいじゃないか! 余計な推測はしないぞう!
よしっ!! 3階に戻ろうっ!!
『 ──-っ!! 』
っっ!?
「麻子…なんで、私後ろに隠れたの」
「ききのせせせ!!」
「なんの呪文よ」
なんだっ!? なんだっ!!??
後ろから、声がっ!! 変な叫び声がっ!!
「今の声…。保健室からだよね」
「違うな!」
「……」
「違うぞ!」
「…麻子」
よしっ!! 3階に戻ろうっ!!
「んじゃ、ちょと確認しとこっか」
「なんでそうなるっ!? 変な事が起こっているのに、なにを言っている!」
「いや、保健室のドア、普段なら鍵掛かってるのに、ちょっと開いてるでしょ? あからさまにコレ、怪しいのに調べないとかないでしょ」
「沙織……むしろなんでお前は、この状況でアグレッシブルなんだ!? お化けだったらどうするっ!」
「いや…ただ単に、私達が勘違いしたかもしれないじゃない。それにこの学校にいるのって、私達以外に他にあまりいないんだし、ゆかりんと、みぽりんかも、しれないじゃない」
「……」
「それに、ちょっと今の声、みぽりんの声だと思うんだけど…」
「何をしている沙織。さっさと入るぞ」
保健室のドアに手を掛ける。
西住さん達を見つけて、さっさと帰ろう!
「さぁ、さっさと見つけて帰るぞ」
「麻子…さっきから恐怖で、愉快なキャラになってるわよ?」
「失礼な奴だな!!」
手を掛けていた、保健室のスライドドアをゆっくりと開けると……ふむ。特に何も異常はないな。
特に何もなく…普段、たまに利用する保健室へと脚を入れる。
…その一番奥の一角。ベッドが6つ並んでいるその端には、カーテンが引かれていた。
誰かいる…のだろう。先程、沙織が聞き違いでなければ、多分西住さんだろう。
先に入った私の後ろから「おじゃましまぁ~す」と、沙織が小さな声を上げながら入っていった。
入り終えると、律儀にドアを閉めた。
「……」
ギシッ…ギシッ…と、少し軋む様な音が…。
ね…寝返りでもうっているのだろうな!
『 はっ…はっ…はっ…んっ…ぁ… 』
……。
その奥から…断続的に、息を切らし…苦しそうな…声がががががががきこええええ。
「あそこか…。って、麻子、怖いなら廊下で待ってれば?」
「余計に怖いだろうがっ!」
こんな人気のない廊下…しかもこんな状況というのに、私をそこで一人でまたせるとか、鬼か!? 鬼なのか!?
詩織ですら…………いや、あいつなら、喜々として挑発混じりの発言で、私を放置しそうだな…。
今度は脚が止まった私の横を、沙織が躊躇する事なく、普通に通り過ぎ…突き当たりの窓へと向かった。
あそこから回り込めば、確かに誰がいるか一目瞭然だけど…な? この声が聞こえないのか?
「チラッ…と見て、違ったら謝って、次行けばいいでしょ?」
「そうは、言っても迷惑だろ? 病人だったら、どうするつもりなんだ?」
「…保健室で寝てるんだから、病人の可能性の方が、高いわよ…。麻子は違うだろうけど」
「違うとは一概には言い切れないのではないか? ほら、私も人間だ。生きていれば、体調を崩す時もあるだろう?」
「…ほんとに…言い訳が、隆史君みたいね。ほらっ!」
腕を掴み、止める私を引きずりながら…どんどんと中へと進んでゆく…。
仕切りのカーテンの横にまで来ると、段々と人がいる気配が分かってきた。
まぁ…声がするのだから、いるのだろうが…。
……。
いるよな? ちゃんといるよな?
……。
全人類に見える人だよな?
ダメだ…見るのは沙織に任せれば良いと思ったが、ソコを気にしてしまうと…確認せずにはいられない。
カーテンの向こう側からは、はぁはぁと、激しい息遣いが聞こえてくる…。
何も言わないで、さっさと顔を近づかせ、覗き込もうとする沙織…。
ならば、せめて一緒にと…恐る恐る…カーテンの端から…覗き込むと…。
「……」
「……」
私と沙織…一緒に、固まってしまった…。
「 あぁ、やっぱり沙織さんと、麻子だったか 」
寝ていた…主。
そこには…書記が、ただベットに仰向けで、寝そべっていた。
「…た…かし君…」
「…書記」
確かに書記は、寝そべっているだけだったのだが…あまりにも普通に、私達の姿を見て、普通に名前を呼んで来た。
しかし、その上…。
書記の横に脚を折り曲げ、四つん這いの様な格好で…書記に倒れこむ様な格好のままの…。
「み…みぽりん…」
例の衣装姿の西住さんが、跨って……そ、その…腰を少し上げ…一心不乱にお尻を打ち付けていた。
パツッパツッと、肌と肌が当たる音が響き続ける…。
お尻をこちらに向けていた為に、私達が見えていない。
しかし、私達が来たというのに、その行為を止める事はなかった。お陰で、完全に出し入れするその部分が、丸見えだった…。
「……」
押入れから覗いてしまった時とは違い、真正面…目と鼻の距離での行為。
呆然とその行為に見入ってしまった…。
……。
…何を言っているんだ。
いや…私も、混乱しているのだろう。
ほら…沙織も完全に顔を真っ赤にさせて…硬直しちゃってるし…。
だというのに、書記は、行為を見られているというのに、西住さんを止める事も、声を掛ける事もしない。
「ぁっ! …はっ! はっ! んぅぅ…」
パツパツとした音が、段々と大きくなっている。
やはり、西住さんは完全に私達に気がついていないようだ…。
「みほ、今度は教えた通りにやってみてくれ」
そのまま、寝そべり…西住さんの行動を受けれいていた。
それどころか、更に行為を要求していた…教え通りって…。
書記の言葉に、返事を返す訳でもなく、行動で応え始めた。
肩を上げ…書記の胸に添えていた腕を上げ…えっと…。
「ん…ちゅっ…ぱっ…はぁ…」
あれは指を、舐めているの…か? 顔を動かしながら…書記へと見せるように、音を大きく出しながら。
そして、すぐその腕を後ろへと回し…って…え…。
「はっ…ぁ…ぁぁ……っ!! うぅ…」
西住さんは、後ろへと回した…腕というか、手の…いや、指を…お尻の穴へとゆっくりと入れていった…。
さらに呆然としてしまう…。
位置的にハッキリと見えてしまう…。
「さて…何本入った?」
「やっ…ぅ……はぁ…。に…ほ……んっ!! んぅっ!」
お尻の穴へ、中指と薬指を深く…入れてしまった…というか…入るのか…入るものなのか?
その状態で…西住さんは、また腰を動かし始めた…。
体勢的に辛いのか、先程とは違い、激しく上下にではなく、小刻みに前後に。
自分のお尻へ入れてた指を、動きと合わせるように、出し入れを繰り返しながら…。
その大事な部分だけ、衣装が開いていた為に、その行為はものすごく…強調してこちらに見せつけるようだった…。
動きが段々と早くなっていき、西住さんの動かす指も…止まらない。
「きもちいいっ! これっ…はっ! はっ! きもっ…ちっ!!」
もう…うまく、考えがまとまらない…。
それは沙織も同じだった様で…完全に立ったまま硬直してしまっている。
「みほは…アレ無しでも、大分慣れたなぁ…もう十分か」
ぐちゅぐちゅ…と、聞こえる粘着質な体液が混じり合う音と…気持ちいいと、小さく何度も呟く西住さんの声しか聞こえない。
その出し入れを繰り返している部分から、濃く、真っ白い液体が…ぬらぬらと光っている…。
「みほ! みほっ!」
「はっ…んっ! …な…なぁに? こ…今度はぁ……んっ! 何すれば…いいのぉ?」
突然、書記がペチペチと、西住さんの頬を軽く叩いた。
体を動かす速度を少し抑え…西住さんが返事をする。が、その返事の声が…完全に呆けていた…。
「体を後ろに向けて」
「…う…うん」
言葉に従い、脚を上げ…身体を回した。
何をするか、わかっているかの様に、腰を俯かせて…お尻を上げながら、書記へと背中を向けると…実感した。
知らない…こんな西住さん、知らない。
コチラに正面を向ける時、西住さんの顔が漸く見えた。その顔はもはや、それは普段の彼女からも想像できない程で…いや、あの押入れの中から見た西住さんと比べても、今の彼女は別人に見える。
蕩けた目、口…顔。
日常…戦車の中での、彼女の顔。学校での顔。
色々な顔を見てきたけど…こんな…。
……。
何故か…また、自分と比べてしまった。
私も、こうなっているのか…と…。
……。
「ふぇっ!!??」
……。
あ、戻った。
何時もの西住さんの顔に。
ここで、体を私達の方向へ向けた西住さんは、私達と目が合い…漸く存在に気がついてくれた…。
完全に動きが硬直し…書記に四つん這いになり、お尻を見せた状態で、止まってしまっているがな…。
「 」
一瞬で、ただでさえ赤かった顔が、さらに…それこそ、心配になる程に真っ赤になった…。
衣装と含めて、赤一色だな。
「さ…おり、さん? まこ……さ…ん?」
いや…うん。
何をどう話したら良いか、わからん。
返事もできない…ただ、バツが悪そうに目を逸らす私達…。
「さっきからいたぞ?」
「っ!?」
…書記。
「というか、保健室に入ってくる辺りから、彼女ら、えらくおっきい声で、話してただろ? 気づかなかったのか?」
「き…きずかなっ!! というか、分かっていたなら教えてよっ!!」
「いや、そういう、プレイなのかなと…」
「違うよ!!」
ここで、普段の彼女に戻ったと、実感できた…。
書記とのやり取りも、普段通り…沙織はもう、笑うしかないのか…目を泳がせ真っ赤になって乾いた笑いを出している…。
ま…ここまでか。書記の悪乗りが過ぎると、ここまでするとか…自分の時になったらと思うと……ちょっと、どうしたらいいかわからんな。
「ぅ……ぅぅう……」
手で顔を抑え、そのままベットへにと、顔を突っ伏してしまった西住さん。髪から覗く耳すら真っ赤だ。
衣装の背中は、パックリと空いているから…ちょっと、何を言っていいか分からんが…。
「だぁいい丈夫だよ、みぽりん! 私達もちゃんと、隆史君の鬼畜ぶりは知ってるから!!」
「…………」
沙織。
それは、フォローになっているのか?
「あ、書記。お前は喋らない方がいいぞ? 何を言っても墓穴になるからな」
「…………」
いつもの感じに、完全に戻った。
なんとも言えない表情の書記。その顔を眺めると、変な安堵を感じる。
いつもの様に、初期をなじると、さらに安心する。
やはり、これで終わりだ。
はぁ…さっさと、戻るか。
はっ…。
あっさりと、この状況を納得し、次に移れる辺り…私も沙織も…完全に毒されているな。
…と、いつもの空気に戻ったと思ったのだが…。
「ひゃぁ!!??」
「「!?」」
油断していたのか、思わず西住さんが声を上げた。
「いや…なんていうか…みほ。すっかり、指一本くらいなら普通に入るようになったな」
話の流れを無視…して、書記が西住さんのお尻に……って、なにした、書記。
「愛液がローション変わりになって、すんなり入ったな」
「やっ!! んっ…!? 中でぇ…動かさない……で…ぁっ!?」
「ほら、2本目」
「んんっ!!」
四つん這いになっていた為に、西住さんのお尻が書記の方へと向けられていた。
出し入れを始めたのか…ニチニチと音が、聞こえる…。
「すごい音するな」
「んっ! んっ! んっ!」
「さて…沙織さん」
「……」
自然…あまりにも普通。
何気なく声を掛けてきた書記を、呆然と見つめる沙織。
「…沙織さん?」
「はっ!!!」
二度目で気がついたが、しかし目線が西住さんに釘付けなっている沙織。
その沙織に向かい、こちらに来るように手招きをしている。
は?
お…おい、書記。まさか…。
「……」
「お…い、沙織」
少し躊躇したのだろうが、すぐに書記の手招き応え…私の声を気にしないで、ゆっくりと書記へと近づいていった。
私も…その沙織の後ろに、何故か続いた…続いてしまった。
ベットの横に来ると…ハッキリと見えた。
顔をシーツにへと付け、そのシーツ握り締め、お尻を上げている西住さん。
書記は、その中へと…何度も指の出し入れを繰り返している。
遠慮もなく、その穴をこじ開けながら…指を3本も入れ…。
空気が混じったグポグポとした音を、ワザと私達にへと聴かせるように、さらに動きを早くした。
「いきなりここまでやると、筋肉というか…筋が切れて、普通に危険だからな? ゆっくりと、馴染ませてからになるけど」
「……」
「……」
くぐもった、小さな喘ぎ声を上げている西住さんに対し、ごく普通…本当に普通に私達へと会話を始めた書記。
何も躊躇していない。照れたり…焦ったり。そんな様子は微塵もない。
…そういえば、この場所に来た時もそうだった…。
なんだ? 今日の書記は…おかしい。
「みほ、ちょっと…」
書記が、ベットから体を下ろすと、アソコに入れたまま、西住さんに体を動かす様にと…ベットから降りるようにと誘導させた。
降りると言っても、半身。
ずり落とす様に、片脚が下り…両脚が下り……ベットの横にへと誘導していた。ただ、西住さんは足に力が入らないのか…。
両腕を折りながら、上半身だけベットへ倒れこむようにして、まだ抜かない、書記の指の動きに耐えている。
フーフーと、小さな呼吸が聴こえてくる。視線を下に動かすと…西住さんの脚が、小刻みにブルブルと震えていた。
お陰で、ベットに横から俯せに寝て、お尻だけベットから降りた書記に向けている…といった、ものすごく恥ずかしい格好が出来上がった…。
「んで、沙織さん」
「……」
「あの…沙織さ~ん?」
「ぅ…な……に?」
いつの間にか、西住さんへと体を向けて立っている書記の両脇に私達がいた。
このピンクの全身タイツの変態。ただ、股間部分だけ開き…そこから、伸びているモノを隠そうともしない。
書記の呼びかけに、すぐに気づかない程、それを食い入る様に見ている沙織も沙織だけどな…。
「ずるいとか、仰ってましたけどね? ごめんな。みほは特別だから、全てみほを、優先する様にしてんだよ」
「…え」
……。
は?
「興味あったんでしょ? お尻」
「なっ!?」
ちょっと待て。
普通に…ものすごく普通の笑顔で、思い出したかの様に言ったな。
書記の言葉にすぐに連想、思い出した…。
その沙織が、西住さんに対して…しかも、コレに関して「ずるい」と言った事って…あの時…。
なんで気がついた? すぐに気がついた? 私はここまで…
「んでもって、麻子」
「っぅ!?」
…な…なんだ? 私か!?
コチラを見下ろして、いつもの顔、いつもの表情…。
私には、何を言うつもりだ…? いや、しかし…あの時の事がもしバレているとしても、私は特に…。
「今回の作戦立案者殿?」
「なっ!?」
「あ、みほは、喋ってないぞ? 俺が調べて分かった事だから。拘束ねぇ…」
「」
い…今の…今までの発言…。
まさか…全て…。
大きいままのソレを隠す事もなく…。
「んじゃ、折角だから…二人も手伝ってくれるか?」
スキル【 催 眠 】
沙織さんと、麻子には、体育館を出る時に弱いレベルで、使用しておいた。
保健室に誘導する時や、後は多少の疑問、不自然さ。全てがどうでも良くなる、あまり強く疑問に思わないように。
流石に建家の階移動は、麻子の【 催 眠 】が、溶けかけたけど…沙織さんのお陰で、どうにかなった。
みほとの行為を目の当たりにしても、逃げ出さなかったりしたのは、コレと…彼女達の本能がそうさせたのか…。
スキル【 欲 望 】
みほ達、全員へと掛けたスキル。
自身の欲望を求める。今回は、レベル10段階の内、レベル2で掛けた為に、そちらへそちらへと、流される様になった様だ。
お陰で、二人の前だというのに、このみほの乱れよう…ある意味で心を許している二人だからだろうか? すでに見られていると言うのに、強く嫌がらない。
ちなみに、MAXレベル10…での使用の場合…どうなるか、想像もつかん…。
欲望を満たす為に、恥や外聞、全て捨て、人前、複数…なんでも有りになりそうだ。それこそ、街中の往来でもな。調整に気をつけんと…。
【 催 淫 】と、重ね掛けなんぞしたら…人の尊厳も、何もかも捨ててしまいそうだ。
◇
亀頭根元、カリの部分を、なぞる様に動く舌。
口の大きく開け、唇で噛むように左右から咥え…同じく左右に動かさせる。
飲み込まさせないで、舌だけ動かさせ、唾液を絡ます……二人の舌。
「…んっ…ちゅぶっ! はっ…あ…」
「れぁ…んっ…」
亀頭を取り合うように、向かい合っているお互いの舌を、時に絡ませる程近づけている。
お陰で竿部分には、二人分の唾液が、根元までビチャビチャになるほどの量が流れ…。
「…趣味が悪いな、書記」
一度口を離し、少し恨みがましい目で見上げて、んな事を言われてしまった。
しかし…。
「…みほとの事を黙って見て…ここまでにさせた、マコニャンに言われたくないなぁ」
「ぐっ…」
二人の衣装。みほと同じく全開させたら、すぐに分かった。
二人共に、みほの痴態を見て、激しく下着を濡らしていた。
「ほら、麻子」
「……分かった」
みほの尻穴を、愛撫する指は抜かず…余った左手で、左側に膝まづいている麻子の頭を撫でる。
頭に手を置くと、口を離した麻子はまた、沙織さんとキスをするかの様に、舌を絡ませながら亀頭を、横からしゃぶり始めた。
手の中を滑る、やわらかい感触と共に、思うのだが…一言、口で湿らせてと言っただけなのに、二人共躊躇なく…この状況を作り上げてくれた。
二人もみほに、アテられていたのだろう。とても素直に従って、俺の左右に膝を付き、二人揃って舌で奉仕を開始した。
仕方なく…と言った具合ではなく、今も一つの陰茎を、左右から取り合う様に唇と舌を這わせている。
「ちゅ…ここが、いい?」
沙織さんは、兎に角、俺の反応を楽しむ傾向が強い。
「あ、はい。気持ちいいですよ?」
「うん…んっ……じゃぁ……ふぁんばる…」
俺自身、気持ちがいい刺激を感じてしまえば、無意識にだろうが、なんだろうが、体が反応してしまう。
それが楽しいのか…嬉しいのか…的確に、俺の好きな箇所…というか、弱点を突いて来る。奉仕…自体が好きなのだろう。
今も、横から…舌の先、表面を使い、亀頭の裏スジの根元を、器用に攻めてくる。
…しかも、良いかどうかとか、聞いて…俺に言わせたいというのが、良く分かり…変な所が俺と似ている…。
「麻子は、口に入り切らないから…舌の動かし方が上手くなったな」
「んぶっ!? は…恥ずかしい事を言うなっ! そもそも、教え込んだのはお前だろうが!」
「後…こう…あまり、こういう事に、恥ずかしがらなくなったな」
「っ! ……私も、いい加減……慣れる」
「ちょっと寂しい」
「どうしろって言うんだ!!」
麻子は、少し眉間に皺が寄っているが、鼻息を少し荒くし…沙織さんに対抗するかの様に、沙織さんが攻めてきた箇所を、後から攻めてくる。
そしてその麻子を褒めると「褒めてないだろ!」
……褒めると、沙織さんの動きが激しくなる…。「聞けっ!」
結果、取り合う形になっているのだけど…な。
亀頭を舐める際、取り合い、近づきすぎた二人の舌が絡み合う。気にもしないで動かすその二人の刺激は、非常に気持ちよく…心地よい。
舌を限界まで伸ばし、文字通り味わっている二人の顔をみると…正直、このままイってしまい、二人を同時に汚してしまいたいという、衝動に駆られるが…今は、みほだ。
左右の二人と会話すら、聞こえていないのだろう。完全に集中している。
「すごいな、みほ。尻の穴だけで…愛液が下に落ちてるぞ?」
「―っ!! ―っ!!」
すでに4本目。
痛い…苦しいと言った感覚を、スキル【 感 覚 変 化 】で、快楽に全て振り分けておいた結果…ほぼ全ての指を飲み込んだみほは、陰茎と違い、中で動かし掻き回される指の快楽に堕ている。
ギチギチに指を締めててくる肉圧を、強引にこじ開けるように動かすと…みほは体で悦ぶ。
敢えて触れず、放置している膣口からは、ポタポタと…長い糸を引きながら、何度となく床へと落ちていく。
さて…もういいか。
すでに【 リ フ レ ッ シ ュ 】は、使用してるから…全て清潔そのモノだ。
それに敢えて今回は、スキル【 催 淫 】を掛けないで、どこまで行くか…だな。
一応…【 E X P 】を掛けておくか…。現状、レベル3で掛けておいた状態で、いたので思いの外慣れてくれていたけど、入れるとなると、少し心配だ。
んじゃ…。
「もういいですよ」
「…いいの?」
「えぇ、ちょっと立ってください。麻子も」
「…ぷっ…分かった」
二人を制すると、沙織さんの名残惜しそうな声。
それに応えると、素直に俺の言うことに従い立ち上がってくれた。
「んんっ!!」
二人が立ち上がるのを確認すると…ここで、漸く指をみほから引き抜くと、またみほが声を上げた。
大きく息を切らし…力なく両腕が頭の上へと、シーツにシワを作りながらズリ上がっていく。
両手でみほの…衣装が捲れ上がり、露出した白い尻へと手を這わせる。
先程まで入れ、かき混ぜていたその入口の肉が、少し浮き出し…ヒクヒクと小さく開閉を繰り返している。
「…んじゃ、みほ。入れて良いな?」
「はぁ…はぁ…う…うん」
力なく放り出されていた、みほの両腕に弱々しくだが力が、入った。
ただ俺が宣言しただけではなく、何を言いたいか分かったのだろう。
どこで覚えたかは、知らない…ただ、自分の幼馴染…こんな関係だけど、彼女…恋人。
その恋人が…俺が教えた訳でもないと言うのに……。
「んっ…はぁ…ど…」
両手を開き…自分の尻に添え…その肉を掴む。
その白い指に力を込め…肉の入口を開いき…コチラを羞恥と快楽に濡らした目で、少し振り向き…グッ…と、手に力を込めた。
肌と肉を自ら引っ張り…入口を少し開かせ…。
「…ど…どうぞ……」
と、一言、言った。
思わず、喉がなる。
…どこで覚えた、こんな事。
色々と、段階すっ飛ばして…
「あ…あの、恥ずかしがり屋のみぽりんが……あの雑誌の、恥ずかしい特集記事を再現した…」
……。
………沙織さん?
【 ──― 】
…?
…と、そうだ。そうだった…。
今回、記憶を有した通常の状態で、アナルに入れるのは、始めてだった。
過去に消していた記憶が、潜在意識に残っていたのかもしれない…が、入れられる事に躊躇をみせる事がない。
普段は少しおっとりとしている彼女から、想像もできない姿。
四つん這いになり、頭を下げ…性器と恥穴をこちらに向け、男根を受け入れる為に、自らその入口を開せ見せつけてくる。
血液が一箇所に集まっている気がした。
熱いく猛るとは、まさにこの事か…普段なら、冗談や気恥ずかしを感じる言葉だが、今、この時ばかりは陰茎が破裂しそうな程に熱く、固くなっているのが分かった。
唾液でベタベタになっているが…念の為に使用しておいた【 ロ ー シ ョ ン 】を陰茎に一度擦りつける。
尻の上に置かれた、彼女の手の上に手を包み込む様に被せると、みほの体が、一回、小さく跳ねた。
同時に、恥穴へと亀頭を添えた感触を感じ取ったのだろう。
「…だ…大丈夫なのか? アレ…」
「し…知らない」
みほの恥穴に、これから入っていくであろう、俺の陰茎を見比べて、不安の声が左右から聞こえる。
今は、ベットへと腰掛け、みほの上げられたお尻の横から、その先を瞬きもしないで見入っている。
目線を落とすと、いよいよかと、言わんばかりに…みほが、少しコチラを振り向いた。
前髪の間から覗く、涙を含めたその目は、爛々と輝かせ…すでに恥ずかしさなんて、感じていない。
フーフーと…小さく荒げた鼻息すら聞こえる…もう、二人に見られている事は、気にもしていないだろう。
ただ今は、これから訪れるであろう、快楽に期待しているだけだ。
…何故だろうか…。
変に冷静な自分に気が付く。
理性なんてぶっ飛んでしまいそうな、シチュエーションだと言うのに。普段なら大げさに慌てる様な事に、なっているのだろうなと、分かるくらいに客観的に自分を見れる。
あからさまに、アブノーマルな好意。
みほ達、ただ若い連中なら、興味本位や、偏った知識でしてしまうかもしれない、性行為だろうけど、俺は違う…。
「かっ…あっう…っっって、来るぅ……ぅ」
ブチッ…と、粘着液が空気を含み…弾ける音がした。
「うわ…ほ…本当に入ってく…」
「……ぅ…」
自身の陰茎が、みほの恥穴を拡張していく。
比例し、みほの恥穴が、俺の陰茎を飲み込んでいく。
「ぁぅ…熱い…あつ…」
少し苦しそうな、みほの呻き声が聞こえる・
熱を持って、ギチギチに男根を締めつけ、肉壁が押し出そうとくるが、強引に押し込み…進み続ける。
ゆっくりとだが、徐々にみほへと入っていく最中……すぐに苦しそうな呻きの中に、甘い声が混じり始めた。
「っ……ぁっ…あぅっ! …ぁ…」
それはそうだろう。スキル、道具…それぞれを使って、準備したんだ。
普通とは違い、初回で感じ…分かるはずだ。
「ぅっううっ!!」
全てを飲み込み、肌と肌が触れると…。
「ぜ…全部入った…」
「…すごい…な」
完全に見入ってた横の二人から、呆然とした声が漏れる。
「あ…っ…う…」
みほの呼吸と声が、聞こえる。
表情が見えないのが、残念…だけど、肩がビクビクと、痙攣させている。
まぁ…一度か、二度、果ててしまったのだろう。
初回…だと、思い込んでいる彼女からすれば、混乱しているのかもしれない。
「んっ! ぅ! ぅ!ぅ…………」
休ませない様に、少し…一番奥にまで行った陰茎を、引き抜く。
…俺自身、動きたくて仕方がない。
悪いが、ここでその混乱を解かせる訳にはいかない。
今のその感覚が、通常だと思ってもらおうかね。
「た…隆史君?」
「西住さん…ちょっと、辛そうだが…」
二人の声は、耳に入るが…敢えて、聞かない。返事もしない。
やはり、頭の中が変に冷静だ。
一度、動き出してしまえば、止められなくなるのも分かっていての行動。
抑制できない体の状態を把握している。…頭だけはやはり、冷たい。
「ン゜!! ア゜!! ングッ」
いつもよりは、激しくないが…それでも強引に早く動く。
何度か…この圧迫感にイかされそうになる程のに。
普段の後背位とは違う反応。
強引に腕の力で、根元まで入れ…そのまま力ずくで体を押し出す。
その繰り返し…。
みほは、声を抑える事もできずに、混乱を含めた、獣地味た声を何度もあげる。
やわらかい肌が…身体が、ぶつかる度に痙攣している。
徐々に慣れてきているのか、滑りが滑らかになっていく。
後背位で、スカートに皺を作りながらも、自分から腰を動かすみほ。
それを息を飲み…見続けている、麻子と沙織さん。
訪れる快楽の波に、脚が震え…腕はすでに力なくベットへと投げ出されている。
あぁ…後。
正直…今までの格好は、動き辛かったので、スキルで服装を変えてみた。
いつものパンツァージャケット。
あの衣装だと、胸が見れない…直に触れない…で、変えてみた。
すでに3人とも、服装はどうでも良いみたいだった…まぁ、スキルで疑問にも思わない様になっているけどな。
…ほら。やはり変な所で冷静だ。
冷静だからこそ、もう一度。
これは、アブノーマルな好意。
若い連中なら、興味本位や、偏った知識でしてしまう性行為。だけど俺は違う。
「み…」
「……」
本格的に、調整し、スキルと言った反則を使い…強制的に素人を玄人状態にしている状態。
尻穴で快楽を感じ、考える間もなく、それを与え続ければ、どうなってしまうかなんて知っている。
ここまでする気なんてなかったし…今日という日に、する事になるなんて思いもしなかった。
みほの体を…調整し、調教する…。
「……ぁう」
「………」
いや…みほだけじゃない。
すでに黙り…友人の尻穴から、出し入れされるモノをただ眺めている二人。
彼女達もそうだ。
この壊れた関係…この異常な今、この関係。
どうせなら……逸そ、最後まで…壊れてしまえ
《 》
そうだ、みほも…自分の事、皆の事を思っての選択で、壊れてしまったんだ。
なら、俺の為にも壊れてくれ。
…コワレ…テ。
そうだ。…俺の為だけに…【 壊そう 】。
《 》
「ぐっ…」
ズキンと…頭に痛みが走った…。
声が…響いた気がした。
いや、響き続けている。
《 特定ノ── ヲ、観測…成功 》
違う…いつもと違う…。
いや、俺はこの声を知っている。
認識したら、すぐにハッキリと…聞こえる…。何を言っている?
…脳内の奥からの…呼びかけ…の、よう……な…
《 スキル【 解 除 】×【 欲 望 】×【 タ ラ シ 殿 】ニヨリ、新規派生 》
……。
《 ユニーク・スキル 【 壊 】ヲ、獲得 》
…………。
《 現時点ヨリ、発動シマス 》
……………。
▼△▼△▼
…一瞬意識が飛んだ。
何をどう…いや、まぁモウ、ドウデモイイ。
「おっ……ぁっ…んっ…」
顔を近づけると、反射的にだろうか? 唇を合わせてくる。
すぐに舌が入り…絡みついき…吸われる。
ぐったりとした体で、手足を投げ出し…ベットへと座る、俺の上から動かない。
後ろから両脚を、俺の両脚で下から開き、支えられているみほ。
性器からは、愛液が滴り、根元まで咥え込み未だに離さない恥穴の表面をローション変わりになる程に汚している。
…っと、一瞬、意識が飛んだ。
何度も出し入れを繰り返し、中で果て…吐き出された精液も混じり…グチャグチャになっている。
頭は天井を向き…後頭部を俺の肩に掛け、力なく俺の上に跨っている。
その横…反対側から、みほの唇が離れると、次は私だと麻子が唇を…舌ごと合わせて来た。
「はい…んじゃ、沙織さん」
「う…うん」
スキル【 召 喚 】は、何も衣装、服装だけじゃない。
もう、隠す事もなく、彼女達の前で、ソレを使い…彼女に持たせる。
どうで、都合良く、記憶も操作できるし、認識も書き換えれる。変に隠すのもすでに面倒くさい。
「い…入れる…よ?」
逆駅弁のまま立ち上がり…彼女がやりやすい様に、身体を動かす。
グチッ…と、またみほの体が沈む。
「こ…え? 両方…入るモノなんだ…」
同時に、秘部前に添えられていた、沙織さんが持っていたピンク色の擬似男根。
要は、バイブも同時に入っていく。
「っっ!! っ!!」
みほの体が、また痙攣した。
まぁ…また、分身でも使えば良い事だけど…ここは敢えて彼女にやらせる。
すでに抵抗もなく…根元まで受け入る事ができる、全後の穴。
「みほ」
「っ…ぁ…う…」
「両穴広げられるってのは、どうだ?」
もう、隠す事も濁す事もなく、言放つ。
抵抗も何もない。ただ、自然と口にできた。
「やっ…う…アッアッ…アッ」
返事を返す余裕もないのか…目だけをこちらに向けてきた。
「沙織さん、もっと早く動かしてみて」
「えっ…でも、ちょっと辛そう…だけど…」
「みほもその方が、気持ちが良いみたい」
「……う…うん…」
みほの体を少し持ち上げ、腰を動かす…。
麻子は、俺の横から…その二つを受け入れているみほを、しゃがみこみ、下から見上げていた。
バイブの機械音と共に、グチャグチャと、音が何度もループして聞こえる。
「あー!! あー!! あっ!!」
耳元からも、その甘い声が聞こえる。
何度も出し入れをする、秘部からは、動かす度に愛液が飛び散り…恥穴から、先程散々出した精液が下品な音と共に、隙間を見つける度に飛び出す。
しゃがみ込んでいる沙織さんは、ただ呆然と…俺の言われるがままに、俺と共にみほを攻める。攻め続ける。
飛びりる、愛液と精液を顔に受けながらも、その目が離せない…そんな感じに気が付けば、無言のまま…夢中になっている様だ。
…しかし…これだと上手く動けない。
ならば…。
一度、沙織さんの手を止めさせ…みほをまたベットの横から、俯せに寝かせると…すでに足に力が入らないであろう脚をすこし上げさせ……膝をつかせ…。
秘部にバイブが入ったまま…両腕を持って…思いっきり動き始める。
今まで力が入っていなかった体が、大きくビクンと跳ね上がる。
中でバイブのすこし硬い感触もしたが、構わず動き続ける。
そう、またイきそう。ならばみほにも俺の行動意図が分かりやすいようにと…激しく腰を打ち付ける。
「なっ…中で当たっうっあぁ! あ! あ!」
バッツバツと音を響かせ、みほの体を逃がさない。
俺が最初に願ったスキルが、普通に現れたから、使っている。何故あの時に、【 解 除 】が発現したか…いや、もはやどうでもいい。
適度にスキルで【 回 復 】もさせているので、気絶も出来ないだろう。
胸を揺らし…尻肉を震わせ…逃げ場のない快楽を受け続けている。
「…いく…ぞ?」
宣言すると、みほの体に力が入った。
大きく動かしていた体を、小刻みに動かし…最後に強く、一番奥に殴る様に突き当てる。
…これが、みほが好きらしい。
「ひゃ!! ぅ…ううっ!!」
俺を果てさせる事が、彼女の中の一番の欲望…らしい。それは独占欲をとても強く刺激する…と。
だから、口でするのも好きらしい。…ダイレクトに感じられるからだと。
散々動かし攻め続け…喘ぎ声を混じらせながら、白状させた。
沙織さんも、麻子も見てるから、言ってみろ…と、敢えて意識させながら。
今まで、こう…言い捨てる言い方や、命令口調は使わなかった。
あまり好きではないし、気が引けたから…しかし、思いの外…この口調はみほ…いや、彼女達を喜ばせた。
3回目になるであろう精液を…彼女の中に吐き出す。
身体全体が小刻みに震え…脈を打つ。
精液操作…一番最初のスキルを限界にまで使った行為。
ただでさえ、俺のはアレなのに…一週間以上、溜めた状態の量と濃さのを、何度も彼女の中に流し込んでいる。
しかも…ここまで、繋がりっぱなしだから…さて。
「っ……うっ…あつ…いぃ…」
恍惚の笑み…いや、声を上げている。
ここまで、感覚…感度、それらの向上スキルは一切使っていない。…だから、これがある意味で、素のみほになる。
いや…させた。
「んんっ!!」
ズルッ…と、そのまま陰茎を引き抜く。
恥穴はポッカリと、すこし閉じただけで、開いたまま…。
ブビッ…ブチッと…下品な音を出しながら、体内に残っていた、今までの精液を吐き出し始めた。
「んっ…はっ…はっ…」
ものすごい量の白い液体が、飛び出し…体を伝い、そちらの方に、出したかの様に膣口まで汚す。
お尻を上げたまま…動かないみほに対し…さらにその汚れた膣口に指を入れ、余韻に浸らせないように、まだまだ…と、小さな快楽の波を幾つも作り続ける。
「さて…」
「っ!?」
「っ!?」
グチュグチュと、みほの恥部から流れる、掻き回す音と小さな喘ぎ声。
息を飲み、喉を鳴らして、淫らに撚がっているみほを眺めている二人が、突然の俺の声に対し、同時に驚き体を硬直させた。
スキル【 リフレッシュ 】で、清潔だが、彼女達からすれば、それは分からない。一応……と、スキルで取り出したウェットティッシュで、息子を丁寧に拭きながら聞く。
「二人は、どうする?」
…と。
何に対しての「どうする?」…か。
ここまで、ほぼ見ていただけの彼女達は、この後の行動をどうするだろうか?
俺が何を言いたいか分かっているのか…顔をすこし伏せ…決めあぐねている。
「…そうだな」
まだ、そこまでハッキリとは言えないだろうが…まぁ、いい。
すこし、助け舟を出しておこうか。
「んじゃ、二人共?」
「なっ!? ……なん…だ」
「な…に?」
「みほの横に…そうだな。スカート捲って、同じ格好になってくれ」
「っ!?」
「えっ!?」
「今までの…みほとの事見て、そろそろ限界だろ?」
「……ぅ」
「……」
俺がハッキリと言ってやると、今更ながらに顔を更に赤らめた。
何か、躊躇…しているのだろうか? ソレも今更だろう。
「んぁっ!!」
グチャッ…と、すこし強くみほを刺激したと分からせる様に、指に力を入れる。
すると、立てていた脚の膝が折れ、力なく両手を投げ出し、足は正座のまま上半身のみベットへ倒れ込んだ。
膝を曲げてた為だろうか? 太ももにお腹が圧迫され…恥穴から、また残っていた白い体液が、何度も音を出して、飛び出してきた。
「はっ…はっ…はっ…」
ズルリ、指を抜くと…手が何で濡れているか分からない程に、ベトベトになっている。
その様子を見て、沙織さんが「ま…まだ出てる…」と、小さく呟いた。また二人の喉が鳴る音…そして。
…まさかの麻子から、動いた。
ギシッ…と音をさせながら、ベットに膝を立てると、みほの左横にへと手をつくと、体を丸め…自分からスカートを両手で捲った。
そのまま、まだ恥ずかしいか…みほと同じように、亀の様に座り、横から除き込むようにこちらに視線を投げてくる。
「麻子!?」
驚く沙織さんの声。まぁ…一番渋ると思ったからな。
その声を他所に…下着に隠された、小さなお尻をゆっくりと上げた。
…思わず、触れてしまうのは、仕方があるまい。
「なっ! 撫でるな!」
いや…撫でるよ。撫でますよ。
すこし摘んで絞れば、水分が溢れてきそうな程に大きなシミを、秘部部分に作り出していた。
親指で触れて押し込み、下着のみ少し引っ張ると…グチュ…と、糸が引く。
「…なんか…お漏らししたみたいになってるぞ?」
「うっ…うるさいっ!」
「麻子…自分で、弄ってただろ?」
「…ぅ…ぐ…」
否定しない。
まぁ…おもいっきり見えていたしな。
俺の言葉に、思わずみほを見てしまったのだろう。
ゴクリと、また息を飲む、喉が鳴った。
完全に惚けてしまい、目の焦点が合っていないようなみほの、完全に蕩けてしまっている顔を、間近で見ている。
その顔を見て、段々と口が半開きになっていく麻子。
グッ…と目を一瞬閉じると、覚悟が決まったのか…俺に何をされても良いと言った、あの時と同じ言葉を口にする。
「も…もういい。す…好きにし…」
初めて関係を持った時と同じ…麻子がこのセリフを言う時は、本当に何をどうしても良い時だ。シンプルだが、分かりやすい言葉。
好きにしろ…と、また言いそうだったので、それを止める。
「オネダリしてみて?」
「はっ!?」
それじゃ、余り意味がない。彼女から求めてくる様にしなくては、ダメだ。
…沙織さんの、例の雑誌を読んでいる事からして? やり方は知っている…かな?
ギシッ…と、もう一つ音がした。
みほの右横に、沙織さんが手を付いていた。
ただ…スカートを捲る前に、膝を立て…パンツを膝下にまで即座に下ろした。
みほにも負けず劣らずの、白く大きな尻を…続ける様にスカートを捲くり顕にした。
…あら。下着は見せてくれない。
「き…今日……その。余り可愛くない下着だし…その…」
……。
あ、はい。
その言い訳は卑怯だなぁ…。
逆に捗る。
愛液に光る秘部をこちらに向け…。
「わ…私も…えっと…オネダリ…した方がいいよね?」
……。
あ、はい。
沙織さん…出来上がってるなぁ…。
そうか…彼女の性格からすると…もう、余り躊躇はないのか。
「み……みぽりんも、頑張ったし…私も…」
ただ踏ん切りがつかなかっただけ…。麻子の行動で、その最後の躊躇が消えたのだろうな…。
だから…。
「んっ…」
股の間から、手が…長い指が、見えた。
みほとは違い、分かっている人…の、行動。耳年増な彼女なら、すぐに分かったのだろう。
相変わらず知識は、ものすごい持っている。俺との関係を持った後、まぁ…色々と調べた様だ。
だから、コレか…人差し指と中指で…グチッ…と、膣口を開かせ、覗かせた…。
「…こ…これ、かなり…ぅぅ…恥ずかしいね…」
「……」
はっはー。
「う゛あ゛っっ!!」
と、笑いながらも、前戯も前置きも何もなく、一気にその奥にまで突き刺す。
膣口から中まで…と、いきなり強引に、こじ開けられた為に、肺の息事、甘い声を吐き出した。
その一番奥…子宮口すら使う様にと、一気に腰をぶつける。
「はっ…はっ…はいっ…たぁ…。あぁ…あっ…あんっ!」
いきなりの事で、まだ苦しいのか…少し荒い呼吸だったが、息を整えさせる前に、一気に動き出す。
「はっ…激しっ! んっ!! ぁぁあ!!」
ただ激しく、俺がイく為だけの、ラストスパートとばかりに飛ばす。
彼女は基本的に、スローSEXが好みだが、この時はさんざん焦らされた後…の様な身体をしていた。
掴んだお尻の…熱い体温を感じた。…早く逝かせて欲しいと、彼女の体内が入れた瞬間、うねり動く。
「なっ…!?」
麻子が、声を上げ体を起こして、コチラを見てきた。
バツバツと、肌がぶつかる振動で、ベットが動き軋む。沙織さんの両肘を両手で持ち、更に何度も打ち付ける。
髪を振り乱し、何も考えられないとばかりに沙織さんの甘い声が、更に大きく響き、まだまだ俺を高ぶらせる為に鳴く。
「さて…前に教えた通りに…」
さて…。
「やぅ!! も…もうっ! いくっ!! いくいくっ! いっちゃう!!」
「……逝く時は、言って…あ、はい」
入れたばかりだと言うのに、体を縮こまらせ、訪れる快楽に耐えようとしている…て、背中が跳ねた様に反り上がった…。
ただ、果てたとは言え、動きは止めない。果てる瞬間の、膣内のうねりが気持ちがいい。よってそこを更に…。
「あああっっ!!」
いや…その前に。
ちょっとその…視界に入る、ピンクの物体と目が合う。
…いや、この服装に変えたのは、確かに俺だけど…あんこうチームのマークが、変に目立ち、気になる。
しかも、3人並んでいる為に少々狭い。
よし…。
少し乱暴だったが、強引に仰向けに体を動かすと…すぐに両手に力を込める。
ブチブチと、ボタンがハジケ飛ぶ音…。
…。
試しに…と、更に強引にパンツァージャケットの前を強引に開き…中の緑色のシャツを捲る。
白いお腹が顕になり…そのまま上にどんどんと上げると…彼女の大きな乳房に引かっかた…そのまま、片方の胸だけが露出した。
腰を少し持ち上げ…脚に力を入れ…また一気に彼女の奥へと入る。
そして…久しぶりに、女性を使う様に、ただ乱暴に動かし始める。
…。
ゴリッ…と、彼女の奥を強く擦る。
「ひゃぁ!!」
目を見開き、背中を反らせる。反動で胸が弾み…重力に負け、卑猥な形に変わる。
あんこうチームのマークを見ているより、胸の方が見ていたいしな…。
「かっ……ぁ…はっ…」
スキル【 欲 望 】の効果が持続している証拠…なのだろうか?
たまにはと思い…少々乱暴に彼女を扱うと…少し変わった俺を見て、沙織さんはどう思ったのか…少し嬉しそうな顔をした。
いつも皆に振りまく、明るい彼女の笑顔。
…その笑顔が、歪んで見えた。
何となく…気がついていた。
彼女の性格…彼女の性癖。
それをスキルで、その欲求を…欲望を倍増している状態。
華さんと、少し似ている…が、違うモノ。
肉がぶつかる音を、更に強く響かせる。
悦に浸り始めた顔の彼女…。
欲求。それこそが、沙織さんの求めるモノ。
彼女は言った。私は尽くすタイプだと。相手に合わせるタイプだと。
それは逆に言ってしまえば、相手の欲求が無ければ、何も出来ない。
先程の歪んだ笑顔も、スキルで倍増されているとは言え、嬉しかったのだろう。
乱暴に扱われる事ではなく、がっつく様に自分を求めてくれる事が…。
間違った事すら、今の彼女なら受け入れるだろう。
「沙織さん。このままで良いですね…っ!?」
「うっ…はっ!! う…ぅん!!」
そのハッキリと返事を聞けば分かる。俺が何を言いたいか、分かっているとばかりの返事。
ガツガツと腰を打ち付けても…すでに2回目の絶頂を迎えていても…どこかで理性を残している。
俺の欲求を聞く為だけに残している。
「し…書記!」
…麻子が、声を荒らげて呼んだ。
「どうし…た?」
動きながらだから、返事し辛い。
片足で体を上げて、麻子へと顔を向けると…少々泣きそうな顔で…自身を慰めていた。
沙織さんの体を揺れ…胸が弾ける。
そちらを一瞬見ると、更に麻子が声を荒げる。
「ず…ずるいぞ!」
「なに…が」
麻子のずるいの一言と同時に、思いっきり腰を打ち付けた。
ずるい…ね。
耐え切れず、思わず言ってしまったのだろう。
一瞬、言ってしまったその言葉に、俺から目を逸らし、恥じらいを見せたが…すぐに開き直った。
「わ…私の方が…最初に…「ああっっ!!!」」
…何を言いたいかは、すぐに分かったのだけど、文句を邪魔するかの様に、沙織さんの絶叫。
沙織さんが、信じられない程に体を大きく跳ねさせた。
大きく、ビクビクと…。
話の途中だが、構わず動かし続け…彼女が果てた。多分…麻子の声は届いてないだろう。
その麻子の言葉を遮っての絶頂の声。
同時に脈を感じる。
「…っと…」
収まりつかない、まとわりつく熱が、いっぱいにこじ開けられている膣内の隙間を縫うように、その入口から溢れてくる。
我ながら、ものすごい量だな…。見なくとも分かる程、その溢れた体液が、陰茎の根元を汚している。
同時に果てた。
ビクビクとした、内部まで感じる、沙織さんの痙攣。
はぁはぁと、息を切らしている…が、まだ動けない程じゃないだろう…。
腰を引くと、ズルッ……と、また大量の液体と共に、沙織さんから、抜き出すと…その反動で、足をベットの外にまで、パタンと力なく投げ出した。
腰とお腹をビクビクと小刻みに震わせていると、身体の左右にと、両の胸が重力に引かれて落ちる。
発現を邪魔された…とかでは、ないだろう。
彼女からしても、普段見慣れている沙織さんの乱れ方に呆然としている。
すでに、乱交とも言えるこの目の前での行為…全員に言える事だが、普段友人として接し、接しられている友人達のこの…ギャップを見せつける。
もう一度…だ。
今日この日に、ここまでの事になるとは思わなかった。思わなかったが…すでにおかしくなり、オカシクシテイク事に、何も思わない。
むしろ、どこまで変わるか…それが楽しみになっている。
壊す…。
まだ経験が浅いというのに、初っ端からの濃すぎる性行為の内容。
彼女達の常識を…徐々に破壊していく。
「沙織さん?」
麻子を尻目に…沙織さんに声を掛ける。
自ら体を動かす前に、後頭部へ腕を回し…抱き抱える様に体を起こす。すると…すぐに次の要求。
「綺麗にできますか?」
「うっ……うん…分かったぁ…まかせてぇ…」
まかせて…ね。
余韻に浸り、少しぼーっとした彼女は、俺の要求に素直に応える。
ベットの上に座り…そのベットの横に立っている俺へと、近づく。
やりやすい様にと、何度も射精しているというのに、衰えるどころか…更に大きくなっている陰茎を突き出して見せつける。
綺麗にできますか? の、意味も彼女はやはり、分かっている様だ。
片方の隠れていた胸を出し…下から持ち上げ、精液と愛液にまみれたソレを挟み込み…。
「んっ…」
…と、唇をソレにキスをするかの様に触れさせた。
段々と切っ先から熱が包み込んでいく…。彼女の後頭部しか見れなくなったのは寂しくも思うが…俺自身、果てたばかりで少々敏感になっているのか。
その姿を少し見下ろし…頭を何度か撫でると、舌の動きが滑らかに…激しくなる。
掃除…というよりかも、すでに奉仕に近いその行為で訪れる気持ちよさに、腰が引けてしまいそうになった。
横を見ると、その姿を熱に浮かされた眼で、小さな息遣いをしながら…体を完全に横に倒して休息を取っているみほが見える…。
恥穴より、大量の精液を吐き出し、スーツにまでお尻を伝い流れ落としながら…。
「…で? 何がずるいって?」
「…」
話の続き…とばかりに、しっかりと麻子へと顔を動かすと…眼球が沙織さん…みほへと、口を半開きにさせながら、何度も行き来させていた。
あぁ…そうか。沙織さんの秘部からも、大量の体液が、途切れ途切れに落ち、シーツを汚している様もみているのか。
「麻子?」
「っ!!」
「…ぼけぇと、するなよ。どうした?」
まぁ…スキルを使用する場合は、認識を少し麻痺させ、ずらしている為だろうがな。
普段は彼女達を安心させる意味も込めて、必ず避妊具は着用しているのだが、この反応の差で、そのスキルとやらの効力を思い知らされる。
沙織さんの中にへと、大量に出してしまったのを、咎める訳もなく…少し…いじけた様な声をだした。
「わっ! …私が…最初に…」
……。
やはりそうか。そこには何も言ってこない。
少し泣きそうな顔で、白液にまみれたモノを口にする沙織さんを眺めている。
麻子…彼女だけ、芯の部分の恥じらい…というか、躊躇が残っている。今回、それを取り除きたかった。
オネダリという形で、自らその部分を壊して貰おうかとも思ったのだが…ふむ。
「…いや、オネダリ」
「あんな恥ずかしい事、できるかぁ!」
…良く分からない。
オネダリの言葉には、スキル【 判 別 】による、脳内にアラームが反応しないのに…何故か黙っていると、小さなアラームが鳴る。
鳴っては収まり…鳴っては収まり…。
嫌だけど…嫌じゃない…そんな感じか。シチュエーションがダメ…なのか?
いや、完全に駄目ならば、現状でアラームが、けたたましく…………あ。
そうか…なるほど。
自分の勘違いに、すぐに気がついた。
あんこうチーム全体が、段々と華さんに感化されてか…刺激的な事を優先する様に感じていたからか…。
その流れに、麻子も流されているのだけど、彼女の本質を忘れていた。みほ達も根本にはあるのだけど、割り切ってしまってる所もあったから、ソレが強く出てこなかったのだろう。
…彼女の場合…だけは、最後の砦の部分が強く残っているのか…なら。
「奥に…まだちょっと、残って…んっ…ヂュ…」
「っ!?」
……。
亀頭先から、抜き取られうる様な感覚が…快感が、思考の邪魔をする。
あの…沙織さん。今、指示出してないよ? それは、教えたっけ?
口を窄め……ストローを吸うように、尿道先から残っていたであろう、精液を啜った…。
みほですら、それはまだやらなかったのに…。
「んっ…ぶっ…。綺麗になったぁ…」
「……」
沙織さんの場合…麻子と違い、素直すぎる。
何を言っても、もはやなんでも聞いてくれそう…なのだが、何かそれは違う気がする…。
ある意味で、一番篭絡…というか、容易いと思っていた彼女だが…ふむ…。
しかし…上から見下ろすと…すごいな。
顔を上げて、見上げるように。終了を告げる彼女の胸元。
俺の…一応、規格外の大きさの物が、すっぽりと覆ってしまえる程の大きさの胸。
まだまだと、舌を出しながら、小さく動かし…舐めてくれている彼女…。
…胸。
明らかに大きくなってるよな…。
みほもそうだけど、この関係になってから、何故か全員のバストのサイズが上がっている気がする…。
あ、違う。麻子だけ変化なしだな。
さて…では、その麻子だ。
「…どぉする? このまま、えっと…最後までしちゃう?」
上目使いで聞いてくる沙織さん…。
……。
最後…が、どこを指しているか分からんが…いや、まず。
ある意味で、沙織さんだけは普通に…少し激しく致しただけだから…まだ余裕があるのか。
いや…なんだ? 横目で麻子を一瞬見た気がした…。
「いや…大丈夫です」
「あ、うん…そうだよね」
俺の言葉に、名残惜しそうにだが、…いや、本当に素直に言う事を聞いてくれる…。
少し離した身体の前から、下から持ち上げていたであろう、豊満な胸が…ズルンと落ち…弾んだ。
いや…久しぶりに思ったが…やはり重力は偉大だな。
沙織さんが離れると、いじけた麻子への前へ移動する。
目の前に来ると、彼女は彼女で、また少しの恥じらいを見せるが、いつもはその恥じらいもごまかす様に、すぐに消し飛ばしてしまうのだが…今回は少し違う。
「さて、麻子」
「…なんだ。私はもう頬っておけば良いだろ?」
両膝を立て…半身をこちらに向けてくる。
色々と複雑なのだろう。拗ねた返事をする辺りが、逆に可愛らしく感じさせてくれるが…。
「っ…」
狭い為に、俺はベットの上には乗れないからと、麻子を体に引き寄せると、軽い体が正面から当たり、すぐに彼女の体温が感じられた。
腕を細い体に回し…手を彼女の後頭部へと添え、何度かゆっくりと髪を撫でてみる。
その行為に麻子は、特に嫌がりも、逃げもしないので…やはり、コレで正解なのだろう。
ただそのまま、動かず抱きしめる。
何もしないで…ただ。
「…何をして欲しい?」
シンプルだが、一番の聞き方。
「…………」
抱きしめる事もそうだが、すぐに帰ってきた答えで、彼女の傾向がすぐに分かった。
たどたどしくも…消え去りそうな程に、小さな声でも…ハッキリと口にした。
「こ…このまま…」
俺から抱きしめていた腕に、彼女の小さな手が添えられ…ゆっくりと俺の背中にへと、彼女もまた手を廻す。
もう、いじける様な言い方でもなく、意地も張らないで…ただ、シンプルな希望。
そして切望しているかの様な…一言。
「キ…ス、してくれ…」
みほとしている時もそうだったか、麻子は即座に俺の口へと唇を合わせてきた。
許されているなら…許してくれるのなら…と、自分に言い聴かせる様に、呟く声も聞いた事がある。
麻子は、普段と同じく、少しぶっきらぼうに…言い捨てる様な事を言いはするが、出来るだけ俺に体を密着させようとしてくる。
情事が終わった後も、誰よりも、何時までも…体を摺り寄せてくる。
…初めて関係を持った時もそうだった。
普段の彼女からは、想像も出来ない程に…何時までも、出来るだけ…それこそ、猫の様に。
「んっ…」
小さな唇が、ゆっくりと動く。
先程とは違い…丁寧に…噛むように。
彼女の根底…本質。いや、欲求。欲望。
それを欲と言っていいのか、分からないが…スキルに反応し、肥大化している事からそうなのだろう。
甘えたい
…という、その欲が。
撫でる様に…摩る様に…体をゆっくりと弄ると、すでに体の準備が出来ているからか…すぐに感情も追いつく。
下唇を噛みながらの、優しいキスから、舌が下唇を舐め始めた。
彼女の口の中に、俺の舌を入れた瞬間…。
彼女の感情が弾けた。
我慢していたモノが、漸く…とばかりに、乱暴に舌が動く。
舌を絡ませる…といった事ではなく、擦りつけたいとばかりに、ザラザラとヌルヌルと。必死になって舌を動かし始めた。
彼女の腕が俺の頭に周り…逃がさない様に、更に深く…とばかりに動く…動く。
「も…っと。もっと…んっ…もっと…」
何度も離し、合わせる。
好きなように、好きなだけと、それに応え続ける。
……。
…………。
ん?
突然、ヌルッ…とした感触と共に、彼女は身体ごと俺から離れた。
そのまま、逃げる様に…距離を取り…脚だけをベットから下ろして、体を仰向けにさせた。
「もう……満足だ」
…顔を横に…みほとは反対側に向けると…また正面。俺の方を見下ろした。
そして、またいつもの様に…。
「いいぞ…。好きに…使え…」
顔が唾液に塗れる程に唇を吸い、それに黙って応えた結果だろう。
自ら体を開いてくれる…。
オネダリとやらも、最初のあれでも、彼女には精一杯のオネダリをしたのだろうな。
「………」
こんな関係でも、麻子だけは、自分の現状を忘れない。
だからの一言…いつものセリフ。
物の様に、自身を卑下したセリフ。
…正直、その言葉は好きではない。だから…せめて…。
「麻子…。その「使え」と言う言い方は、もうやめてくれ」
「…何を今更。今の関係なら、その方が…書記も割り切れるだろ?」
割り切れる…ね。
狂った関係ならばと、その言葉。
彼女を抱く時には、大体…最初にこれを言われる。
しかし、嫌だった。
「そんな物みたいに、自分を言うのはやめてくれ」
「私は…物に徹した方が、西住さんにも……ん、書記?」
勿論、みほだけは特別だ。
《 》
だが、他の彼女達の気持ちも勿論ある。
何様だとも思うが、こんな状況下で、こんな俺に対し【 「良心」ヲ確認 】…て。
ならば、せめて抱く時は【 「良心」ヲ確認 】
【 「良心」ヲ確認 】…なんだったか…?
《 ユニーク・スキル 【 壊 】再発動。「良心」ヲ、破壊シマシタ》
……。
「・・・・・」
「どうした、書記…?」
「…モノね」
スキル【 欲 望 】のレベルを向上。
スキル【 感 知 】のレベルを向上。
スキル【 増 幅 】のレベルを向上。
スキル…
スキル……スキ…
「っっ!?」
麻子の体が、大きく跳ねた。
なに…ただ、太ももを軽く撫でただけ。
「な…んっ…??」
「そうか。モノか……」
「はっ…はっ…んんっ!?」
両膝を持って、ゆっくりと上げる。
膝を撫でると…それだけで、ビクビクと体を震わせる。
「なっ……なぁ…」
いきなりの感覚に、頭が追いついていない様だ。
膣口へと亀頭先を添えると、今の自分の感覚と、これから訪れるであろう刺激に、恐れたような顔をした。
なに、大丈夫。
すぐに楽になるから。
「ま…まて、書記! 今は…」
「…なら麻子は…一体」
だから、後は…言わすだけ。
そう…言わせるだけ。
「 誰のモノだ? 」
◇
突然…隆史君が、変わった様な気がした。
自分で言ってみても、良く分からないけど…とにかく、そうとしか言えない気がする。
人が変わった…とでもいうのかな…。
雰囲気…喋り方…それも特に変化はない…ないんだけど…本当に、何て言っていいか分からない。
麻子とのやり取りを見ていて、会話の内容を聞く限り、あぁ、麻子らしい…隆史君らしい…とか、初めは思っていたんだけど…。
「沙織さん」
「なっ! …何?」
すでにあの全身タイツを脱ぎ捨て、全裸姿のままで、私を見た。
ふ…普通。
すっごい、普通に喋り掛けてきた…。
本当に普通…いつも通りの彼。
麻子を抱きしめるように抱え上げ…えっと…繋がたままだけど…。
私や、みぽりんとも違い…あの麻子の小さな体を、壊しちゃんじゃないか? とも思えるほど…乱暴に…激しいく動いた…。
ベットがその振動で、音を立てながら、ズリ動くほど……大きく激しく…。
あまりに大きい音がしてしまう為に、今はああやって、上下に抱き抱えたまま…うぅ…。
「あっ…あっ…しょきぃ…」
何回…出したんだろ…。
今は、普通にしてるけど…隆史君、麻子にも…その…お尻…教えてたのかな…?
ゆっくりと動きながらだけど、上下する時に…麻子のお尻から、何度も下に飛び出してる…。
「きぃ…すぅ…もっと……」
「あ、ごめんな? 今ちょっと、沙織さんと話してるから」
……。
いや、そこで引き合いに出されると、ちょっと困っちゃうんだけど…。
あの麻子が…隆史君の首に手を回して…執拗にキスを強請ってる…。
いやいや、あんな麻子自体…見たことが無いよ…。
「わぁ…かった…」
…隆史君と、えっちしてる時も、すごかった…。
いつもなら考えられない程の声を上げて…口を開けて…よだれを垂らして…。
細くて、小さな体を何度も捩らせて…。
お尻に入れる時が、特にすごかった…。
「書記、書記」って、何度も呼びながら、動く度に気持ち良くなってるってのが、すぐに分かったし…。
後、いきなり隆史君に、強く甘える様になったよね?
なんでだろう…いや、まぁ…うん。
後ろからされてる時なんか、私と目が合った時とかも、凄かった…。私の名前を呼んで来た時とか、上手くしゃべれないみたいに…。
「沙織さん?」
「……」
今も…お尻の穴が、まだ開きっぱなしで…本当に麻子にも、入ったし…私にも……。
ん? ……隆史君?
「んぐっっ!!」
隆史君が…麻子のお尻にまた入れた…。
大きく開いて…えっちな液体で…ぬるぬるで…。
「やっぱり、興味あるの?」
「はっ!!」
いけない…見入っちゃった…。
「…んじゃ、教えようか」
「え…?」
「そのまま、お尻こっち向けて下さい」
「……」
やっぱり…隆史君、なんか変。
いつもだったら、どこかで遠慮している感じで…ここまで露骨に言ってこなかったのに…。
隆史君曰く、真っ黒いスイッチとか言ってるのが、入ってる状態ならいざ知らず、今の彼からはそんな感じはしないし…。
「隆史君…なんか、変だよ?」
「そうですか?」
ほら、今もそう。
みぽりんの前で、全然遠慮もしてないみたいだし…えっと、教えてくれるのは、教えて欲しいけど…。
「あぁ、麻子とは身体の相性って奴が、合ってるみたいなんですよ」
麻子をまた見入っちゃった私に対して、すぐに…というか、そんな事、前なら言わなかったよね!?
相性っ!? 身体のっ!?
「はっ…はっ…そう…だ。書記…だから、もっと…もっと使ってくれ…んんっ!」
…麻子。
言動が、もはや危ない…。
いや、実際にその通りの事を言っているのだろうけど…でも…。
モノ…という言葉に、執着しちゃってるみたいに感じる…。
だからかな…。絶対に、隆史君の事を、名前で呼ばない。ある意味で、そこが麻子のボーダーラインなのかな…みぽりんとの…自分との気持ちの…。
「……」
「隆史君?」
「…やっぱり、なんだかんだで、沙織さんが一番冷静ですよね?」
「冷静? そ…そんな事、ないと思うけど…ほっ! ほらっ! 実際、いっぱい…その…えっちしちゃってるし」
「冷静ですよ。ある意味で、一番、俺との距離を理解してる気がするし…」
あの…それよりも、麻子が…。
隆史君、話しながらも小刻みに麻子の体を、上下させてるから…麻子…すごい事になってるけど?
何度も小刻みに肩を震わせながら…隆史君の胸に舌を這わせて…舐めてる…。
ぐっ…。
「取り敢えず、麻子…一度、隆史君から離れて…話も出来ない…」
「断るっ!!」
「なんで、そこだけは、いつもの麻子なのよっ!!」
振り向いた麻子が…理性をはっきりと持った顔で、言い切った…。
くそう。
「あ~そうだな…麻子。ちょっとベットに降りてくれるか?」
「…分かった」
……。
隆史君が言ったら、素直に従った…。
ゆっくりと彼が、ベットの上に下ろすと…ズルッ…と彼のモノを自ら引き抜いた…あああぁぁ!! なんかずるいッ!
「んっ……はぁ…あ…はぁー…まだ、お腹に入ってるみたいだ…」
「……」
「はぁ…はぁ…なんだ、沙織」
寝転びながらも…うぅ…。女の子の場所と…お尻とから…ドロドロと白いモノが…。
これもまた見入ってしまうと…訝しげに麻子が私の視線に気がついたのか…って、すっごいエッチな顔してるけど…。
麻子も、そんな顔…するんだ。
「な…なんで、隆史君の言う事は、素直に聞くのよ」
「はっ…」
誤魔化すように言った私の質問に、鼻で笑うような…いつもの返事。
ただ今回。若干、その勝ち誇った顔に、むっとする。
「私は…書記のモノだからな…当然だ」
「……」
……。
麻子が…変だ。
この子、絶対に恥ずかしがらずに、こんな事、言う子じゃなかったのに…。
さも当然…といった顔で、そんな事をはっきりと言った。
「…私はもう…完全に割り切った。西住さんにも、そこはもう譲らん」
その方が楽…とばかりに…。
「ならせめて…というか、そろそろ俺を、名前で呼んでくれ…」
「書記が私を、マコニャンと呼ばなければ、すぐにでも呼んでやる」
「なら諦めよう」
「諦めなるなよ!」
……。
やっぱり変…。
なんか……ものすごい違和感。
このやり取りも、何時も通りといえば、そうなんだろうけど…なんで、そこまで普通にいられるんだろう…。
「ほら…やっぱり、沙織さんは冷静だ」
「っ!?」
考え込んでしまう私を見て…隆史君が、確信を得た…と、ばかりに頷いた。
全裸だけどね…真顔だし…。
「…まぁ、ある意味で、一番気を使っていたのが、沙織さんですからね…中途半端というか、なんというか…」
「え…気を…」
「えぇ。事件の事を思うと、どうしてもこっち方面じゃ、気を使ってしまって…。ダメですよね、これじゃ…」
「ダメって事は…」
……。
う…うん。
それを言われちゃうと…何も言えなくなっちゃう。
気を使わないで良いよと言っても、そんな簡単じゃないのは、私自身思い知ってる…あの時の…みぽりんを見てしまっているから。
でもそれでも、違った。彼だけは、違った。
みぽりんに対する、態度でも分かったし…私に対する…。
彼は…特別だった。
…彼だけは、特別だった。
そう…特別。
「だから」
彼の手が、私の頭を撫でる。
彼が近づき…あ……レ? …?
頭の中に、冷たい刺激…。
な……あれ? え…?
「俺も開き直って、感情に従おうと…そう思ったんです」
上手く…考えが、マトマラナイ。
どうした…んだ……ろ…。
ただ、彼の声が…心地いい…。
「沙織さんで、
【 】
みぽりんも、十分身体を休めて回復したみたい。
寝ている横で、散々私と麻子の、えっちを見せられて、我慢が出来ないみたい。
ウン! ワタシモ、ソウ!
麻子のあそこまで乱れた姿を、見せつけられて…もう無理。
「そうかぁ…沙織さんは、「好奇心」だったのか…ある意味で理性で一番、抑えられる感情ですね」
…隆史君が、何を言ってるのか良く分からないけど、マッ! イイカァ!!
……。
上手く、覚えていない。
ただ、気持ちがいい…その一言。
横一列に並んで…隆史君が入ってくるのを待つだけ。
横を見ると、みぽりんが、信じられないほどにえっちな顔して…えっちな声を上げて…何度も何度も震えていた。
倒れ込んでしまうと、その先…麻子の小さく細い身体が、また激しく動き出した。
パンパンと、肌を叩き合う音が聞こえて、途切れ…また体を震わす。
ボタボタと、音がして…麻子がベットへと倒れこむ。
焦点が合っていないのか、その目が、どこを見ているか分からない。
私のお尻に、彼が手を添えた体温が感じた瞬間…目の前が真っ白になった。
……。
また、バツンと…肌がぶつかる音で気が付く。
またすぐに、目の前が真っ白に…電気が走る様な感覚…。
繰り返して、繰り返して…頭が馬鹿になりそうだった…。
どのくらい経っただろうか…。
何度も、気持ちよくなって…何度も、何度も…そして、今は、隆史君とみぽりんの話す声が聞こえる…。
「たぁ…隆史…君…次……私…」
「あ、うん。みほ、でもな?」
私の横で、みぽりんが、腰を上げ、彼にお尻を向けた。
さっきみたいに、自分のお尻の端を持って、彼を受け入れる為に、そのまま上げる。
上げると…またボタボタと、シーツに何かが落ちた音がした。
「…待て、まだだ…まだ途中…。んっ…西住さんの後でいい…から…」
「ぁ~うん。麻子…オネダリできるようになったな…」
散々恥ずかしがっていたっていうのに、麻子も俯せになって、お尻を上げて…股間に手を回している。
…さっきの私の真似をしてるよね。
えっちな場所を指で広げたから…両方の…その…ソコから、どろどろと溢れて落ちてる…。
私は、上手く考えられない…。
ただ、隆史君達の会話を聞いていると、段々と頭がはっきりとして…きた。
「いやな? …そろそろ時間が…」
時間?
気が付けば…電気の着けていなかった保健室。
大分、暗くなっている。ここから外は見えないけど…。
「俺もそうだけど…夢中になりすぎた…。まずい…そろそろ、帰ろう」
終わる…終わっちゃう。
頭の中も熱くて…この身体の芯から、溶けてしまいそうな…時間が…。
「「「……」」」
「…いや、そんな目で見られましても…」
…。
急にいつもの隆史君に戻った…。
慌てる様に、汗を滲ませながら、目が泳いでる……って、あれ?
「そ…そこまで急いで着替える程…帰りたいか、書記」
「あ…俺の素直なマコニャンじゃ、なくなった」
「う…うるさいなっ! ふっ…普段は違うんだ!」
うん…いつの間にか、隆史君が服を着ていた…普通の制服。
後、麻子…「俺の」を、否定しないし……それはずるい。
…って、あ…。
「あ…あれ?」
3人揃ってベットから降りて…見比べる。
いつの間にか、私達も制服を着てる…着替えた記憶は…。
えっと……降りたベットも、誰も使っていないみたいに、綺麗になってるし…あれ?
【 】
ドウデモイッカ!
そ…それよりも…。
立ってから気がついたけど…。
「ふうっ!? あ…あれ? 下着…」
みぽりんが言うように、どこいったんだろ…。
パンツ…履いてないよ…私…。それよりか、下着自体、上下着けてない…。
麻子も内股になってるし…。
「んじゃ、そろそろ行くから、部屋から出てくれ。カギ閉めるぞ?」
上手く…思い出せない。
急かすように、隆史君がいつの間にか帰り支度をしている。
あれ…いつの間にか、私達の荷物もある…。アレ?
なんか…所々、記憶が飛んでるよ…。
さっきまでの、どろどろした時間が…一瞬で日常になったきが…ん?
ん…。
んんっ!?
「ま…まって、隆史君!」
「んぁ? どうした、みほ」
「そ…その、下着…じゃないと…」
そ…そう。
散々、さっきまでの行為の後に…この状態…。
下着も付けてないし…余計に…。
「ぐっ…書記。出しすぎだ…で…出てくる…」
「……」
う…内腿を伝って…ちょっと出てくる、音も…。
「そうか。でも、帰ろう」
「「「 っ!? 」」」
え…えっと?
「沙織さん。今晩、また泊まるのでしょう?
…え。
「みほ。…途中で、掻き出すなよ? そしたら、
「…え…ぁ…えっ!?」
つ…ぎ?
「マコニ……いや。麻子も、頑張ってな」
「…わ…分かった」
麻子…それは従うの…?
「…んじゃ、俺は先に行ってる。優花里と華さんは、校門前で待ってるみたいだから、行ってくれ」
【 】
わ…かんない…。
え…あれ?
保健室を出て…鍵を閉める隆史君。
急かされる様に…廊下に立つ私達…。
こんな…よく分からに状況で、恥ずかしい状態だっていうのに…。
次…そのまま…。
これから帰る道中の事…それと、帰ってからの事を思うと…不安と恥ずかしさ…色々な感情が、変に刺激してくる気がする……。
なんだろう…この…。
「し…しかた…ない…かな?」
「みぽりん!?」
みぽりんは、この状態を受け入れた。
いつもの様に、少し困った笑顔で…軽く…。
顔を真っ赤に、自分に言い聞かせる様に…私達に言った。
「…帰るぞ。沙織」
…麻子はもう、彼の言葉にただ従う事を決めている。
本当に、このまま…帰るの?
内緒で、トイレに行って…でも……
……。
「うん…帰ろっか…」
これから帰る、道で…どんな感覚が訪れるか…。
オレンジ色に染まった、見慣れた帰り道を想像すると…
すごく…ものスゴク…胸が高鳴った…。
…………。
あ…
あぁっ!
そういえば、私だけキスしてないっ!!