今回のシリーズ。あんこう鍋話は、ある意味でリク対応。そして中途半端に葛藤するタラシ殿のせいで、思い切った事ができなかったので、スキルで、闇堕ち。
でも、完全に下衆にさせると、バランスがおかしくなりそうですので、敢えてのバランサー。敢えてのストッパー。しかし、そのストッパーもおかしい。そんな関係の柱になる方の番ですね。
はい、大取の華さん、限界突破。
…そして。
一人になると、考えてしまいます。
他の誰もいないというのに、律儀に自分の席へと座り、皆さんの帰りをお待ちしている何もない時間。
小さく、それでもハッキリとため息を吐きます。
……。
罪…と、言えるのでは、ないのでしょうか?
こんな関係…その始まる切っ掛けを作ってしまった…私の罪。
私の我が儘…みほさんと隆史さんの間に、割り込んでしまった…そのせいで…みほさん……。
それでも、自分を抑えられない。
…隆史さんに触れたい…触れ合いたい。
頭で理解は出来ても、欲に勝てない…。
本当は、たった一度…。ただ、それだけでよかったはずですのに…。
昨晩もそうです。
…みほさんが…いえ、皆さんが近くにいると言うのに、はしたなくも、隆史さんに近づきたくなる。
自分自身が、日々大きく変わっていくのが、わかります。
えっちしましょう…なんて…今までの私なら、口が裂けても言えなかったのに…。
与えてくれる…今までの生活では、考えられなかった、その与えてくれる刺激を、身体で感じ…望み、渇望してしまう。
それが、誰でもなく…彼に…隆史さんから。
「私は…焦っているのでしょうか?」
何時までも、こんな爛れ、乱れた関係は続かない。
長く続いたとしても、高校生活が終わるまで…この共同生活が、終わるまで…。
進学、就職…今の家を卒業と同時に、隆史さんは出て行って…私の前からいなくなる…。
みほさんは…大丈夫でしょうけど…。
みほさん…。
隆史さんは、みほさんの大事な人。それは解っています。
…解っていますよ。…だからこそ…でしょうね。
みほさんの心一つで、高校を卒業する前に、全てが終わってしまいます。
そう、終わって……。
突然に、この関係が終わってしまうのが…私は怖いのでしょう…か……。
横恋慕をしている私の立場からすれば、それに対して何も言えない。言ってはいけない。
だから…私は、出来るだけ…恥も、何もかも捨てて…隆史さんにだけは、正直に…包み隠さず…。
「……」
だからと言って…。
なぜでしょう?
今、気がつきました。自分の見慣れた机を眺めているだけだと言うのに、何故か唐突に気がつきました。
今日に限って…とにかく彼に対しての自制が、まったく効きません。
こんな、普段…正直気がつかない様に、考えない様にしていた事まで…。
…私だけ…ここの所、何もしてくれませんし? 多少、えぇ、多少の苛立ちは? 否定しませんけど?
「……」
ただ、優花里さんに当たってしまう程にと…思いもしませんでした…。
自己嫌悪です…。
「…と、思うのですが、どうでしょう?」
「……それを、直球で俺に言う辺り、流石としか言えません…」
あら、そうでしょうか?
一人で悩むより、相談だと思うですけど?
……。
みほさん達をお待ちして、しばらくすると、隆史さんがこの教室へと現れました。
「ノックなどしなくても…普通に入ってこられたら宜しかったのに…」
「着替え中だったら、大変でしょう!?」
「あら、私は構いませんよ?」
「俺は、構うんですよ! …はぁ…まったく」
それこそノックをして、教室のドアを開き…着替え終えた姿で現れました。
学校の戸締り、見回りを兼ねての来訪でした。教室へと入り、座る私の横へと立ち、今はお話相手になって頂いております。
本当に今更、着替えを見られた位ではとも、思うのですが…それでもと、頭を掻きながら、少々呆れた様なため息をされました。
…やはり、楽しい。他の男性とお話をする時は、やはり…無意識でしょうけど、警戒心が出てしまいます。
それは、沙織さんの事もございましたし、仕方がないと思うのですが…彼だけは別…。
少々はしたないと思うことも、最近では、彼をからかってしまう材料としてでしたら、スラスラと言えてしまいますね。
こんな関係でも、普段の彼は…前から変わらない。
「華さん?」
…それが…とても嬉しい。
「あ、いえっ! な…なんでもありません」
一瞬…自然と口元が緩んでしまいました…。
「でも…本当に、どうなんでしょう?」
今更、言い訳がましく…彼に承諾を…許しを得ようと…卑怯な私。
こんな教室で話す事では、ないのでしょうけど…彼と二人きりになる機会が、最近有りませんしね。
「…っ」
…あら?
一瞬、眉を歪め、片目を覆い頭を抑えました。どうしたのでしょうか?
「あの…どうかされました?」
「だ…大丈夫です、一瞬頭が、痛かっただけです」
すぐに、ヒラヒラと手を振り、笑顔で返してくれました。
…この、顔に私は弱い…。
「あぁ、すいません。えっと…どうなんしょう? でしたか?」
「あ、はい。…こんな私は…これで良いのかと…」
…みほさんに、お聞きするのは…まだ怖い。
私の問い掛けに、いつもの様に、いつもの彼で…少し、困った顔をされました。
彼の答えは、大体の予想が付きます。
変に気を遣い、変に慰めるように…そんな答えを、言ってくるのでしょう。
現状を続ける意味での安心感…それを当事者の彼から得ようとしている。
答えが分かっていると言うのに、困らせて、答えさせ…自身の安定を認識する。
「あ~…まぁ、うん。そうだな…えっと、今の華さん? でしたね」
「…はい」
姑息…で、浅ましく……それでいて…卑怯。
落ち込んだ…振り? でしょうか…。もはや自分でもわかりません。
ただ、下を向き、自分の脚にへと視線を向けて…彼の言葉を待っている。
それでも。情けなくも。卑怯でも…。私の罪悪感を薄れさせてくれる。
見なくてもわかります。今もまた…向けてくれるであろう、…困ったような彼の笑顔が…。
【「いや、そりゃ駄目でしょうよ」】
……。
…………。
一瞬…頭が真っ白になった気が…しま…。
「……え…」
思わず頭を上げ…彼を見上げる。
「えっと…ですね? こんな関係になった切っ掛け…って、所からでしたよね?」」
見上げた隆史さんは…真顔でもなんでもなく…私を責め睨む事もなく…。
ただ、いつもの様に、あの笑顔で…余りにも…普段通りだった…。
「なら、今の華さんは駄目ですよ」
ダメ…駄目?
指が震える。…脚が震える……。
怖い…。
そのいつもの顔で…その笑顔で、これから言おうとしている言葉が…こわ…い…。
「っ…!」
隆史さんは、私の横にしゃがみ込み…私の脚へと手を置いた。
その手が、氷の様に…一瞬冷たく感じてしまった。
その優しく置かれた手が…怖い……いつもの彼が、あの笑顔が、ものすごく…。
気が付けば、小刻みに口が震える。カタカタと、歯が鳴る音が…。
拒否が…。
彼…その答えが…。
悪い予想……予感…言葉…それが一気に、彼の姿と共に頭に浮かぶ。
もしからしたら、私との事は、本当にただの流れ…仕方がなかっただけ…?
皆さんとの事も…何もかも…。
ただ…の……ワタクシ、タダノ…ジャマ…モ…。
「…華さん」
呼ばれた私のナマエ。
耳元に彼の顔がアル。
怖い。
コワイ…。
訪れるかもしれない…。
明確な拒絶が…。
視界に写る、爪が肌に食い込み…痛いほどに握ている手。
それが…消えた。
「っ!?」
口が…唇が、アツ…イ?
え…?
すぐに熱が引き…いえ、離れた?
「んっ…え…っと…え?」
呆然とする…視界には、隆史さんの顔…。
「はい、舌出して」
「は…い? え…あの……んんっ!?」
もう一度、熱い体温。
すぐに彼の匂いと一緒に、口の中に熱が広がる。
「はっ…んっ…ぁ…」
ヌルヌルとした感触が、また口を掛け巡る。
それもすぐに無くなり…無くなったと思った瞬間…頭をいきなり抱かれ…引き寄せられた。
「んっ!」
私の脚の上の、彼の手が…スッ…と動き……。
◇
摩る様に、滑り込ませるように…彼女の脚の付け根へと手を忍び込ませる。
少し熱っぽく、湿ったその布の感触を楽しむように、摩る。
…リンクした。他の分けた自分の身体との感覚がリンク。
よく分からないアナウンスが、頭に響き…一気に胸の中が楽になった。
内腿を摩りながら、華さんを抱きしめる。
肩をずらし、また唇を吸うと…先程まで呆然としていた彼女が、また動き出す。
内腿を摩りながら、舌を動かすと…ぎこちなく彼女がそれに応えてきた。
まだ頭の中が混乱しているのか…どうしていいか分からないようだ。
さて…。
少し強く引き寄せる様に抱きしめていた腕に力を入れると、少し身体が傾いた彼女。
お陰でその座っていた場所に、少し空間ができた。
そのまま指を滑り込ませる…。
熱と汗で、湿った下着の間を…探る様に、彼女の秘部周りの指を動かすと…その入口に指が触れた。
ヌルッ…とした感触と共に…難なく指を滑り込ませることができた。
「んっ…はっ…」
二本の指を、ゆっくりと侵入させていくと、甘い声が小さく耳元から聞こえた。
「あ…あの…隆史…さ…んんっ!」
根元まで入れると、今まで押し込めていたと思える程の、大量の愛液が分かる。
クチュッ…と音までしたので、それを今度は聴かせる為に、内側から下着を手前に引くようにスペースを作り…ワザと空気を混ぜながら派手に動かす。
「んっ…んっ…んっ…ぁ……ぁあっ!」
グチュグチュグチュと、何度も何度も。
華さんの腕が、俺の首に回り…気が付けば彼女から抱きしめられてた。
「ほら…やっぱり駄目ですよね?」
「なっ…に…ぇあ…あ…」
「何をどう言っても…華さん、期待してるじゃないですか。なんですか、コレ」
「んんっ!!」
グジュっと…大きく、音を立てる。
ギュッ…と、また強く、彼女が抱き締める腕に力が入った。
…切っ掛け……ね。
「俺はそこら辺の事は、気にした事ないですよ? 全ては俺が、自分で蒔いた種だ」
耳元で、囁く様に彼女に言う。
「…俺が駄目だと言ったのは、華さんが我慢しているからですよ?」
「が……まん?」
手の動きを止め…彼女の目を見て話す。
抱きしめた腕の力を弱め…間から彼女もまた、俺の目を伺うように見つめて来る。
その潤んだ瞳を眺めて思う。
スキルを使い、快楽に酔わせ…酔い、ここまで彼女達を使い使われ…何を俺は躊躇していたんだ。
良心の呵責? 罪悪感? はっ! 何をどう言っても、思っても。…俺に今更、逃げ道なんてない。そんな権利も何もかもない。
だったら…責任を持って…。
「【中途半端は良くない】ですよ?」
スキル【 恐 怖 】で、普段ならば、特に気にしない言葉でも、必要以上の不安感を生み出し、煽り。
「俺は、華さんの「全て」を受け入れます。今までの華さんも俺は、「好き」ですよ?」
スキル【 甘 言 】で、言葉の効力を強め、安堵させ…完全に思い込ませて、決定づける。
スキル【 欲 望 】で、極度の欲求不満状態の彼女のなら…これで、完全に…。
「わ…私は…今のままで…良いのでしょう……か?」
「えぇ、素直にナレバ」
「…すな…お…」
黒いスイッチも何もない。
ただ、普通に開き直っている自分に少し驚く。
「ほ…本当に?」
「えぇ…大丈夫です。俺は【素直な貴女】が、好きですから」
「…ぁう」
恐怖で不安を煽ってしまったのは、大変申し訳ないのだけど…彼女の場合、ある意味必要な事だった。
…一度、不安を最下層にまで落として…一気に全てを受け入れる為に、すくい上げる為に必要だった。
彼女が思っている葛藤や罪悪感は、彼女達の中では、多分…一番強い。みほに対する負い目は、相当なものだろう。
必要以上に、性に対しての大胆に見せ、発言する彼女は、ある意味では「肉体関係だけ」…というのを、強く周りにアピールする意味が強いのだろう。
まぁ…彼女の性癖もあるだろうけど…な。
「それが【華さんの為】でもあり…【俺の為】でもあるんですよ」
「……」
だから…逃げ場を用意してやろう。
「な…なら…一つ…いえ、まずは不満…宜しいですか?」
「はい?」
不満…と、来たか…。
ある意味で、彼女らしい。
すでに口を尖らせて言ってくる辺り…元に戻ってきているのだろう。
「ワザと…ですね?」
え…。
「ワザと駄目だと、はっきりと言いましたね?」
「えっと…」
特に激怒する訳でもなく、潤んだ瞳が、ジト目に変わった…。
バレてる…。
「いぢわるです。卑怯です。姑息です。そうやって、私をいぢめて…もう! 本当に怖かったんですからね!」
「…あ、いえ…ごめんなさい」
「あとっ! やっと…の接吻…キスが、あのタイミングとかも…ずるいです」
「あ、え~と…」
不満が二つ…とか、言わない方が言いんだろうなぁ…。
なんだろう? 開き直ろうと思ったのだけど、特に俺…あんまり変わらんなぁ…。
ただ、華さんが思ったよりも、スキルの影響を受けていない様に感じる。
スキル【 恐 怖 】は、効力があったのに、【 甘 言 】の方はあまり効力が感じられない。
【 催 眠 】とは、違って俺の言葉を、全て都合の良い様に取るのだけど…今回は、安堵させる事が目的だから…か?
「だ…だから…も…もう一度…」
「はい?」
「お…お願いできますか?」
▽
舌が絡み…唇を吸う。
優しいキス…とやらから、一気に激しく攻め立てて来た。
「もっと…はぁ…はぁ。もっとして…くださ…んっ!」
口の回りがベトベトになる程に、彼女は激しく口を求めてくる。
欲求不満の弊害が、こんな所にまで…。
「どれだけ、自分の席を汚すんですか…」
「んちゅっ…。だっ…誰のせいでっ…んっ!? んんんっ!!」
6回目。
華さんは、座っていた席を愛液で汚していた。
今回、初めてだろう…か? 潮まで吹き、ポタポタと…席から地面にまで垂れる程に。
学校…教室…。
みほ達が帰ってくるであろう…人がまだいるかもしれないであろう…そんな疑問や、場所を気にする事は、彼女はなかった。
すでに夢中になっている。いや、この場所、状態から興奮を得ているのだろう。
目が妖しく光…次の行為を期待…するのが、いつのも彼女だが、今はもう…俺の口を吸うことにのみ執着している。
……。
俺…いくら開き直って、この状態になっても……彼女に勝てる気がしない…。
ん? この状態? …まぁいいか。ドウデモイイ。
さて…流石に拉致が開かない。
ぶっちゃけた話、性欲が暴発しそう。
彼女の甘い匂いと、胸の感触。…そして、鼓膜から通してくる、隠微な声。
清楚な彼女の、普段とのこのギャップは、他の人間は知るまい……すごいぞ?
「…んじゃ、華さん」
「あっ…もう少し…」
「……」
体を起こし、立ち上がると…まだ足りないと名残惜しい声…。
もう…いいや。無言でズボンのチャックへと手を伸ばすと、その声が止まり…俺の手を凝視した。
華さん…いや、ちょっと本気で解放させると…どうなるのだろうと、少々恐怖を感じる…。
すでに分かっているとばかりに、陰茎を取りし、口に添えると…そのまますぐに飲み込んだ。
ただし…丁寧に。
亀頭にキスをする様に唇を合わせ…そのままゆっくりと、隙間なく。
陰茎全体を飲み込みながら、自分自身を擦り込むみたいに、唾液を絡ませる。
今更だけど、制服姿で…自分の教室で…なんてことしているんだろうとか、思わないのだろうか…。
ま…まぁ。うん。こっちが気圧される。
―だから。
「んっ…ブッ…ブブッ…ぅは…んっ…ジュッ…ジュブブッ!!」
ゆっくりと……しかし、丁寧にカリや隙間に舌先を這わせ、教えた通りに音を出す。
優しく頭を撫でると、嬉しそうに動きで、応えてくれる。
頬の裏を使いながらも、俺が好きな箇所を念入りに…。
「ちょっと…華さんにも、流石に悪いと思って…しなかった事してみようと思います」
「…?」
上目使いで、コチラを見上げてくる彼女。
何か疑問を口に出そうと、口から陰茎を抜こうと動く、彼女の頭を両手で押さえ…。
「…華さん好みだと思います…よっ!」
「っっ!!??」
一気に喉奥にまで押し込んだ。
「オッ…ゴッ!?」
使うように…彼女の頭を乱暴に動かす。
前かがみになっている彼女が、反動で椅子から落ない様に、反射的に俺の体に手を着いた。
しかし、止めない。
喉が締まり、動かす度に苦しそうな声が漏れる。
舌が大きく…逃げるように動き回る。喉の奥に当たると、ビクンと…体を跳ねさせた。
しかし彼女の体は違った。逃げようとするどころか、ズボンを掴み、大きく動く反動に対して、離れない様に強く握り締めている。
「ゴボッ! ガッ!! オグッ!?」
ガポガポと、彼女の喉奥を犯す。
フェラ音どころの話ではない。派手な唾液と、漏れ出す呼吸の音が繰り返し、繰り返し聞こえる。
俺の規格外のモノで、喉を突かれながらも、吐き出したりせずに…ただ繰り返す。
始めは、驚きと戸惑いを強く感じさせたが、この行為をすぐに彼女は理解してくれた。
口内の…いや、苦しいだろうに…意識して喉を締めてくる。
この、ただ男側の身勝手極まりない行為に対して彼女は……すぐに喜びを見出し始めていた。
その証拠に…涙目になりながらも、朦朧とした様なそんな目をこちらに向けて見上げてくる。
…気が付けば、俺はその頭に添えた手を離していた。
そんな事をしなくとも、華さん自身…自分で大きく動きはじめていたから…だ。
「ごぉ! おぐ! おごっ!」
「…これ…みほにも、してないんですよ?」
…俺の宣言に、彼女の動かす頭のスピードが早まる。
いつの間にか、動きやすい様にと、椅子の上から降りて、跪き、俺の下半身を抱き締めると…俺は頭には手を添えずに見下ろした。
正直…これ、かわいそうに感じてしまい、俺自身、趣味では余りないのだけど…彼女が喜ぶならと…思ったのだが…効果は絶大だ。
膝を突き、大きく頭を動かし…すでにどうすれば、俺が喜ぶのか分かっているかの様に、彼女は自分から大きく頭を動かした。
今までの経験もあるのだろうが、初回…しかも余りしていないというのに、セルフでするイマラチオを理解し…楽し……いや、味わいだした。
「ごっ…おっ…おぷっ…」
陰茎の亀頭先から、順に…力の限りというのか、口内の肉が、文字通り絞り出そうと締め付けてくる
動けば動くほど、身体の根元からゆっくりと、体液を絞り出そうとする様に。
喉元が当たると、華さんの頭が、苦しそうに震える。
しかし、今はその頭を拘束していない。彼女の意思で、この行為を繰り返している。
……。
後頭部に手を添える…そのまま一気に、更に奥へと、まだまだ奥へと…強引につき入れた。
苦しいのか、嬉しいのか…良く分からない声を聴きながらも、ただ…俺が射精をする為だけに力任せに頭と腰を動かし始めた。
それこそ、オナホールの様に…ただ性処理の為だけに。
ぐぽぐぽと、唾液と空気がただ混じる音だけ。
こみ上げてくる、快感を感じる。
華さんの目が、段々と上に…更に上にと眼球が移動し始めた直後に…今まで一番、強引に…その頭を抱き締める様に引き寄せた。
「おっ!? ごっ! …おっ…」
彼女に、聞いた事の無いような声を上げさせる。
大きく脈を打つ感覚と、射精の為に鼓動を繰り返す陰茎を…彼女の喉奥で抑えさせる。
もう、ただ…動くだけで気持ちが良い感覚。
…そして一気に引き抜いた。
「…っぱはっ!!!」
ズルリ…と、腰をこちらが引き…口から抜き出す。
解放された彼女の喉元からは、げほげほと何度も苦しそうな呼吸を繰り返していた。
口からボタボタと…口内に出された大量の精液と、異常な程の量の唾液が、流れ吐き出される。
すでに、どちらの体液か分からない程に、ベタベタに口元を汚した彼女は、苦しそうに噎せながらも…何故? と、不思議そうな顔で見上げてきた。
しかし、すぐに嬉しそうに、こんな物の様な扱いをされた感想を述べる。
「えっっはっ!!! あっは…はっ……これ…すごいです…」
その感想…案の定、彼女は気に入ったようだ…。
恍惚の笑み…とでもいうのだろうか? いやでも…苦しいでしょうよ。
「あの…落ち着いてから…」
「良い…これ……頭の奥…げっほ…んん……」
ほら、上手くまだ喋れていないでしょ…。
「ヨケイナ考えとか…ジャマな事を全て飛ばしてくれて…はぁ…はぁ…」
…。
「何より…隆史さんの…匂いで満たされる…もっと…」
唾液と精液に汚れ、口元を拭う事もしないで、また陰茎に舌を這わせてきた…。
そして、そのまま…ただ嬉しそうに寄りかかる…。
ゾクッ…と、その淫靡な彼女の顔に、込み上げる、真っ黒い感情。
更に…もっと…と、このまま中にでも、吐き出してしまいたい衝動を抑えて込みながら、彼女を立たせる。
腕を引くと、まだ余韻にでも浸っているのだろうか…体に力が入らないようだった。
しかし…ここからだ。
座る位置を変え…彼女の席に座りると…また、その姿を見た俺を理解したかたの様に、彼女はその俺の前に、背中を見せながら立った。
流石に、ここで好意を中断させての…更なるお預けは、逆効果だろう。
今までの鬱憤をはらさせるかの様に、少し好きにさせてみようかとも思った。
まだ呼吸は整ってはいないというのに…彼女は躊躇しない。
「ふー…ふぅー…んっ…」
俺が脚を開くと、彼女は両脚を閉じたまま少し近づく。膝を折り、机に両手を付き、腰を落とす。
別にそうしろと言った訳では無いのだけど、流れる様に思いのままに動いてくれた。
近づく、華さんの背中…見なくとも、陰茎の切っ先が、彼女のドロドロに愛液に塗れた、入口に触れたのが分かった。
熱く…滑る入口が、少し陰茎の侵入を拒んだ。
「はっ…ぅ…素直に…ですよね? もう、良いのですよね?」
散々、焦らした結果…だろうか? 許可を取るように俺に聞いてきた。
聞いてきたのに…俺が答える前に、ゆっくりとその体を落としていく。
「んっ…はっ…はぁ…ぁ…」
陰茎の回りを熱が包んでいく。
ぞりぞりとし、ねっとりと絡みついていくその感触と共に…華さんの声が嬉しそうに上ずんでいく。
全てを飲み込むまで、堪能するかの様に…ゆっくりと。
彼女はとにかく、刺激を求める傾向が強い。
それは特定の人物に与えられる刺激。誰でも良いという訳ではないので…少し安心できる。
…そして、態度で示した、この後背座位。
全てを、彼女が飲み込み終えた瞬間。
彼女の高校生離れした、グラマラスな身体が踊りだす。
……。
…………。
すぐに彼女は、次とばかりに、また腰を上げ…。
パッツ、パッツと…机に手を付いて、自分から腰を俺に打ち下ろした。
我慢なんて言葉は、すでに不要みたいに、初めから…大きく体を動かし始めた。
「すっ…ごいっ! あっ! はっ…すごいです…これ…」
下着は全て取り払い、胸の上にまで服を捲っているとは言え…。
「はっ…はっ…はっ…」
激しく呼吸を乱しながらも、一心不乱に腰を打ち付ける。
彼女のペースで動いているので、敢えて邪魔をしないで…そのまま豊満な胸に手を伸ばした。指先で、尖がり…勃起している乳首に触れると…一気に強く摘む。
少々痛いかと思うほどの強さだと思うのだけど…それでも動きを止めない。
「華さん…痛いのが、好きですね」
「んぅ…え…痛いのは…ぁっ……ひんっ!!??」
グリッっと…言葉の途中で更に強く。
一瞬…体を止め、硬直させた。
ゆっくりとコチラを顔だけ振り向かせ、泣きそうな目で…しかし、歪んだ口元で作った、笑顔を見せてくれた。
「あぅっ!! ぁ…はっ…」
今度は、奥に当たるソレをグリッ…と、少し腰を上げ、亀頭を擦りつける。
「これも…好きなんですよね?」
彼女を言葉で、攻め…認識させる。
順に…ゆっくりと…。
「では華さん?…俺に聞かせてみせてくださ……いや…」
奥をグリグリと攻め続けながら、彼女の跳ね伸ばす背中を見て…ここはと言い換える。
「華、口に出して言え」
…ブルッと、華さんの体が震えた。
被支配欲が彼女は強いのか…やはり、こういった言い方に喜びを見せる。
…と、多少不本意ではあるが、前々からたまに言う、この命令口調の言葉に彼女は素直に従ってきた。
「わ…わた…くし…」
普段から、彼女には敬語で話す俺が、行為の最中でだけ変わる口調。このギャップが好きだと…一回真顔で言われたな…。
日々の生活では、まず偉そうな口調で言わないから、自分だけに見せる一面…というのを気に入っているそうだ。
「普段と…同じ格好…でぇ…皆さんがいる…教室で…」
ゆっくりと話し出す彼女。
少し質問とずれているのだが、何を言うのかと…邪魔をしない様に動かないでいる。
というか、俺が動かなくとも、彼女の自身が、ゆっくりと腰を動かしているので、どうなるのか…少々気になった。
「んっ! …何を…教室…」
ゆっくりと…腰を擦りつける速さが変わっていった。
「き…もち、良いんです…たまらなく…頭の中が痺れるよう…」
目の前で、円を描く様に回す腰…。
「…隆史さん。私、素直になって……宜しいのですよね?」
「そ…そうですね」
思わず口調が戻ってしまった。
何かが弾ける前兆…というのだろうか?
華さんのその言葉に、彼女が完全に変わろうとするのが分かった。
「が…まん…しなくて…スナオ…に…」
上を向き…長い黒髪が、少し動く。
長く細く光る、その髪の流れに…目を奪われた。
スキルを使い、そうする事が目的だったと言うのに…何故かが一瞬、背筋を走った。
止めとばかりに、自分から子宮口にねじ込ませる様に、彼女の腰が動いた。それが決定的だった。
…弾けて…飛んだ。
「隆史…さぁん」
膣内が締まる。締め付けながら…ゆっくりと腰を上げていった。
陰茎の血液を、外にへと搾り出すように…って、これ、意識してやってるな。
…声が出てしまいそうな程の快感。
「んっ…はぁ…はぁ…」
捲くれ上がっていたスカートが落ち、白いお尻が隠れてしまった…立ち上がった華さん。
机に手を付きながらも、体を回し…俺の正面へと向き直すと…。
「すごい…すごいです…隆史さん」
そのスカートの左右を摘み、恥部を見せつける様に、ゆっくりと持ち上げた。
「言葉にしようとすると…はぁ…ここまで…」
…思わず見入ってしまう。
自ら、両脚を動かし…俺に脚を閉じろと言わんばかりに、外側から脚を動かす。
要はこのまま俺に跨りたい…のか?
「私…教室で…公共の場所で、胸を晒して…」
両手を俺の肩に付かせ…その晒している胸を、俺の顔を挟むように押し付けてくる。
視界が塞がれてしまったが、陰茎に触れた華さんの手の感触…。
「しかも、自分の席で…自分から…脚を…股を開いて…んっ」
また…ねっとりとした熱を切っ先から感じる。
「あっ…はぁ…ぁ…入って…くる…」
包み込む熱と、刺激。
彼女の体が、下に移動すると…目の前の胸が、ゆっくりと離れていく。
ゆっくり…ゆっくり…彼女の中に飲み込まれていく。
熱と締めつける刺激で分かる。
「っ…は…ぁぁ…」
全て飲み込まれる瞬間。
彼女の身体が、震え…肩で大きく息をしている。
胸の上で捲くれ上がった制服。…前を露出した格好の彼女は、両手を俺の首に回すと、続きとばかりに…口を開いた。
「はしたない…とても…軽蔑される位…に…はしたないです…」
「は…華さん?」
「隆史さん…全部、入っちゃいました…初めは、こんなにすんなりとは、入らなかったのに…」
ブルブルと体を震わせ…腰元から彼女の重さを感じる。
言ってみろと、言ったとはいえ…スキルの効果があるとはいえ…あっさりとそれに応じる彼女。
淫語…とは、言えないかも知れないけど、いつもの華さんとは、また違うセリフ。
「我慢…しなくて良い……素直になって…良い…」
彼女の顔が、近づいてくる。
「んっ…ちゅ…ぱっ」
キス…ではない。
彼女は、俺の唇を、小さくだした舌で舐め…這わせた。
唇を…頬を…首元を…。
這わせながらも、周回させ…何度も何度も。
「皆さんと過ごす教室での行為…見知った場所ですと…ここまで…んっ…」
「え…」
「…背徳感…これが…背徳感…。この今の私が感じている…正体。これが…隆史さんが前に仰っていた事ですよね?」
「は…華さん?」
ゆっくりと…腰を前後に動かし始めた。
「んちゅ…はっ…隆史さんは、私に…色々と…んっ…与えてくれます…」
舌で俺の唇を舐めながら、腰を動かす。奥にゴリゴリと当たる感触。
「そうですよ…。みほさんに申し訳ないとか言っておいて…結局…この関係を…私はどこかで、気に入っていたんですよ…」
顔を少し俯かせて、少し寂しそうに呟いた彼女。…それでも体を動かすのを止めない。
「ただ…もう、我慢…しなくて良いと言ってくれました。こんな…軽蔑されても仕方ない…私を…受け入れてくれると…も…」
椅子が鳴る音がする…。
脚に力を入れ…腰を動かす早さが上がっていく。
「はっ…はっ…で…すから、もう我慢しません…貴方が許してくれました…から…」
ギッ…ギッ…と、小さく体を上下に動かし始めた。
それは次第に大きくなり…体を前に倒して…腰を打ち付ける為にだけ動き出した。
「あっ…あっ…気持ち…良いです…もっと…もっと…」
動くたびに揺れる胸が、目の前で踊る。
「電車での時とは…また違う…慣れ親しんだ場所での…行為…」
動きも早くなり…すでにこの状態を見られたら…とか、頭から消えているのだろう。
いや、むしろその事ですら、楽しんでいる。
「私…思い出してしまいそうです…この場所…で…授業中に…お昼休みに…ぃ!?」
ビクビクと、体が震え…。
「あっ…はっ…す…すごい…今まで…一番…」
…今、体に訪れた快感を逃がさない様に、体を曲げた。
何度も肩を跳ねさせ、その余韻に浸る彼女…。
……。
しまった…。
スキルが効果があまりなかった訳じゃない。
強すぎたんだ…特に…スキル【 甘 言 】。
あれは誘導する為のスキル。だけど、彼女に対してだけは、相性が良すぎた。
思いの外、色んな感情を彼女は抱え込んでいたんだろう…そのスキル効果を含めた俺の「言葉」が、強く華さんの心に刻んでしまった。
スキル【 催 眠 】では無理な程に、強烈に。…ほぼ洗脳に近い。
「はぁ…はぁ…次は…どうしましょう…どうしたら良いですか?」
少し落ち着いたであろう彼女は、腕をそのままに体を離した。
髪が前に落ち…先程から黙ってしまっている俺を見つめる。
「どうしたら、「隆史さんの為」になるのでしょう?」
【素直】【我慢】…【華さんの為】【俺の為】…の言葉。
「貴方が望む事が、私の望む事に繋がるんですぅ…」
荒い息を吐きながら、更なる刺激を求め始めた華さん。
「今も…仰った通り…口にしたら…すごく…良かったです…」
黙る俺に…顔を近づけ、待っている間にと…暇を潰すように、今度は口を吸い始めた。
舐め…舌を浅く入れ…。
髪も…瞳も…濡れた唇も…。
妖艶…としか言えない程、強烈な色香を放つその姿に……彼女が変わっていた。
何を俺は…こうなる事が、こうする事が目的ではなかったのか?
しかし、流石にこ《 》
……。
…………。
頭に何かアナウンスの様な声が流れた。
な…んだ? 何かが、削れた気がした…。
ま…イイヤ。
「……」
それは、俺が望む事も…思い浮かべる事すらしないようなスキル…。
効力を調べなくとも分かる、その名前…なんだ、これ…。
ユニーク・スキル【 壊 】からの…派生スキル…【 隷 属 】?
……派生…。
…………。
彼女は、俺に言われるがままに、自分の席…その机の上に寝そべった。そして自分から脚曲げ、大きく左右に開いた。
…すでに自身の快楽を堪能し始めていた。それは、直接的な性行為ではなく、現状の環境…状態を含めての快楽に感じている。
開かれた両膝に手を乗せると、目を見開き…俺が入ってくる様に見入っている。
根本的な「恥」。それを快感に変換させ、彼女は何もかもを受け入れ、楽しむ。
「あっ…あっ…学ぶ為の机だと言うのにっ!! あっ!」
もう、何も言っていないのだが、彼女は敢えて自身の様を口にする。
身体の奥から沸き上がる興奮に、ゾクゾクと体を震えさせながら…。
パンパンと、肌がぶつかる音と、激しく机が鳴る音。
甘い喘ぎ声を教室に…いや。
「好きでっ…すっ!! チ○ポをぉ!! 私の奥でぇ!!」
彼女は教えれば、即座に対応できる。
喘ぎ声と共に、普段なら絶対に口にしない言葉を教室中に響かせている。
元々沙織さんの雑誌知識もあるようで…。
日常の清楚な華さんの口から出る、その卑猥な言葉。
録画していると分かる様に、携帯を取り出し、ワザと見せつる。
その卑猥な言葉と、教室での行為…それを記録されると言う事に彼女が気がつかせると…彼女の中が痛いほど締め付けてきた。
「わ…私のぉ! いやらしい言葉とぉ!! チ○ポで犯されてる姿ぁぁ!!」
教室の外にまで聞こえる程に、大きな甘い声。
自身で胸を揉みしだき、悶える彼女は、毎回発言する度に、俺の返答の言葉を待っている様だった。
「違うだろ? なんて教えた?」
「はっ…あっ! ハメッ! ハメられながらぁぁ…ああっ!! イッて…くださいっ!! ドピュドピュ…てぇっ! チ○ポから、私の奥にぉ! おっ!! あっ!!」
「良く出来ました」
ゴリッ…と一番奥に、押し込める。
お望み通り、熱い脈を感じながら、熱いモノを吐き出す。
「あ…あっ…中に…出されながら…撮られながら…私……果て……まし…」
首を大きく反らせ……ビクンビクンと体を跳ねさせた。
「わ…私の中…に…隆史さんのザーメンで、満たされ…てしまいま……したぁ…」
ゾクッ…と、また背筋に走る。
華さんに対して敢えて下品な言い方をさせる事に、ものすごい興奮を感じる。
…ズルッ…と陰茎で、栓をされた膣を開放すると…また、ものすごい量がそこから溢れてくる。
ドロッとした、真っ白いものが机の上を滑り、床へと落ちていく。
「はっはっ…つ…ぎぃ…は…」
つ…次? すぐに?
みほ達は、大体本気で攻めた後は、少しの間動けなくなると言うのに、彼女は貪欲に次を求め口にした。
息も絶え絶えだが、その目は俺を求めてくる。
体を起こし、教室の窓前にまで移動させる。
窓に胸を押し付けさせると…分かっているとばかりに、脚を広げた。
ポタポタと股の間から、まだ精液が零れ落ちている…。
窓の外から見える運動場には、誰もいない。…誰もいないが…スキル【 催 眠 】で、男子生徒が数名見えるように細工をする。
例えいたとしても…スキルを使っているので、視線がこちらに向けられても、学校内であれば、俺達の姿は認識できないだろが…それに素直に彼女は従った。
見られるかもしれないという、恐怖…と、スリルよりも…彼女はもう俺の言う事に従う事に、快感を見出しているのだろうか…?
「はぁ…はぁ…見せる…見せつけると言うのに…も…男性は興奮する…のでしたよね?」
「えっ!?」
お…思わず、声が出てしまった…。
なんでそんな性癖が存在するのを、彼女は知っているのだろう。
あ、沙織さんの雑誌か…。
「ど…どうぞ…お好きにしてください…」
……。
華さん?
「み…見られて…すごく…はぁ…はぁ…見られて…いるかも……しれません」
窓の下を覗き込む彼女…。
いや、まぁ…えっと…するのは良いし、うまい具合に変わってい行っているのだけど…え?
「私…お外に…胸を晒していると言うのに…なんでしょう…この開放感…」
彼女は、見られているかもしれないという状況ですら、はぁはぁと息遣い荒く…自身の胸を外に押し付けているのをやめない。
「…今…私…隆史さんの逞しい、おチ○ポで…強引にこじ開けられて…奥にまで一気にハメてしまわれたら…どうなっちゃうんでしょう…」
…えっと…。
「あの…華さん?」
……。
思わず、素で声を掛けてしまった…。
順調…って、言えば順調なんですけどね? 順調過ぎるというか、なんというか…。
「…名前」
「」
機嫌が悪そうに、振り向いた彼女が突っ込んだのは、ソコだった…。
「えっと…華?」
「なんですかぁ?」
嬉しそうに返事した…。
…。
いや…もういいや。
「見られる恐怖…ってのは、ないのか?」
「ありますよぉ?」
…即答。
その割に…変に嬉しそうなんですけど。
「あの…見られた場合、下手するとここにアイツ等、来るかもしれないぞ?」
…変な不安感で、念の為…と、軽く脅す様に言ってみる。
正直、胸を窓ガラスへと押し付けさせた時、あまりにすんなりと従ったのが、少々気に掛かった。
脳内アラームが、全然ならなかったので嫌がっていないとは、分かってはいたのだけど…。
「…むぅ。邪魔されるのは、正直嫌ですねぇ」
いや…邪魔って。
聞かれるかもしれない、見られるかもしれない…それを、省いてソコをまず思った…という事だろうか?
「あっ…この行為も、アレ…ですか? その為なのでしょうか? 隆史さん」
「…なんの事です…いや、なんの事だ?」
敬語で話そうとした瞬間…一瞬目が細くなった…。
拘る所が、そこですか…。
んなこと、どうでも良いと思える程…それ以上の発言をされた。
「ねとらせ…とか、言うのですか?」
「なんで、んな言葉、知ってんですか!!??」
いやもう、普通に素になるわッ!!
その単語を華さんが言うかね!?
「あの人数ですと…あぁ、そうですか。たくさんのおチ○ポに、囲まれた女性を見るのを、好きな男性もいるのでしたね?」
「 」
ま…まずい…。
これは、いかん。
恥ずかしい言葉を言わさせられている。…というのを、彼女の中では継続しているのだろう。
下ネタ会話すら可能な状態の華さんからは、破壊力のある言葉しか吐かない!
「…隆史さん。私、隆史さん以外の方とは…想像するだけで、虫唾が走る程、嫌なのですけど…」
「あ…うん。その方が…っ!」
想像…したのだろう。
痛みを伴う、激しいアラームが脳内に響き渡った。
一瞬、声すら上げそうな、刺すような痛み。ある意味で安心できる。
「あ、でも…」
アラームが収まった…そして、「でも」って…今度は何を言うつもりだ。
「どうしてもと…隆史さんが、命じるならば…その…我慢…致しますけど…」
「しませんよ!!! というか、命じるって!?」
まずいっ!! 本当にこれはまずい!!
まず、目がやべぇ! 命じるって部分で、先程まで出していた、色香を含んだ怪しい色になった!!
俺は別に、彼女をビッチにしたい訳じゃない!!
「大体、他の野郎に、華さん抱かせる訳ないでしょうが!!」
「あら、良かった♪」
「……」
「あ、でもぉ…ちょっと似たような事してきませんでした? 玩具と一緒に…その…隆史さんに、いぢめられた時は…凄かったです…」
いや…口でしてもらってる時に、アレをアレに入れて…致した事あるが…あぁ…もう。うっとりとした目で、思い出している。
いかん…。そういや、トイレで致した時も…彼女ノリノリだった…。
本当に、ただ刺激を求めるだけにしてしまうと、本気でまずい…こりゃ適度に分身使って、何人かで攻めて…ガス抜きしてやらんと…。
あ…でも、アレ…夢で終わらせてしまうから…えっと…どうしようか。
…この彼女の目はまずい。
「…興味あるんすか」
「えっと、確か複数で…って、乱交…でしたか? ありませんよぉ。そもそも隆史さん以外の男性に、触れられるのは、絶対に嫌です」
「……」
…ん?
何か俺は、勘違いしてないか?
少し、俺の考えと、華さんの言葉…ずれている気がする…。
じっ…と、モジモジし始めた、教室で半裸姿を晒している彼女を見る。
そうだ…何か…ずれてる。
「あの…隆史さん…そろそろ…続きを…」
…いや、まぁ…。
あっ…あぁ!!
「は…華」
「はぁい♪」
期待した顔で、俺を見つめてくる彼女は、完全に…その…出来上がっているというか、何というか…。
ある意味で、コレは望んだ通りになっていないだろうか?
…つまり。
「…肌を見られるのは、良いのか?」
「嫌です」
即答…しかし、現行でそれを行っている…。
という事は…もしかして…。
「んっ…」
彼女に近づき…優しく抱き締める。
髪から甘い香りが漂い、一瞬このまま続けようかと思ってしまったが、現状を確認したい。
良くも悪くも…彼女は、自分に正直で…思いの外…シンプル。だからこその、毎回心臓に悪い発言をなさる。
変に遠まわしに言わずに、ストレートに聞いてみよう…華さんの場合、それがある意味で一番だ。
「華…は、命じられたらば、他の男とも…と、言ったな」
「え? えぇ…」
あ…声に熱が入った…。
「肌を見られるのは、嫌だけど…今は、それを行っている…。それは、俺が言ったからか?」
「そうですよ…ぉ?」
何を想像したのか分からないが…彼女が一瞬、身震いをした。
…解った…。
「口…開けて、舌を出せ」
「んぁ…」
話の流れをぶった斬ったと言うのに、何も言わず、即座に従い…顔を上げ、艶かしい舌をこちらに伸ばした。
顔を近づければ、何をしたかと理解しているかの様に、自ら俺の舌に絡ませてくる。
貪る様に…唾液を絡ませる音を、ワザと出しながら…。
……。
「…んっ…ちゅ…ぷ。はぁ…ぁぁ…」
舌を離し、堪能したかの様な吐息。
「次は、どうしましょう…どう……したらよろしいですか?」
両手で、俺の顔を挟み、ゆっくりと撫でる。
これは…依存とも違う。
「どうしたら…隆史さんは、嬉しいですかぁ?」
これは…隷従…隷属…。
それで、先程…あんなスキルが、俺の意思と反して発現したのだろうか?
発現したとしても、使った記憶も、意識も無い。
それでも、これが今の彼女の本質。
あまり使いたくないのだけど、知っておかないと…と、スキル【 鑑 定 】で確認し…確信を得た。
やはりそうだ。
華さんは、今…俺に命令される事に悦びを得ている。
それが、どんな内容でも、どんな行為にでも…だ。
いる…希にいる。こういった女性は。
特に華さんの様な、お嬢様と言われる人種に多い。
彼女のお家柄もあるのだろう…。そこから歪んだ性癖…性格…そして、今のこの関係と感情…。
さらに、何もかも割り切って、素直に…我慢する事をやめた彼女は…それらが全て、一つになっている。
それだけで…あの言葉でだけで、出来上がた。
彼女は…あんこうチームの中で、ある意味で唯一…完成していた。
《 》
……。
変な焦りも…何もかも消え、頭の中がクリアになった。
だから、気がついた…ソレだけが、露骨に残って見えたから。
それは、真っ黒い感情…というのだろうか?
試したい…という、興味…? 好奇心?
なんでもいい…一つの案が浮かんだ。
もちろん、他の男にどうこうさせる気はない。
ない…が、浮かんだ。
あの時…あの男子トイレでの事は、スキル【 催 淫 】を使った状態でした事。
だからのあの乱れ様…それは、みほにも言えた事。
だけど、今の…このある意味で、正気を保った状態ならどうだろう。
どう…乱れるだろうか?
スキル【 催 眠 】で、複数に別れた俺を、常識だと認識させれば…傷つかせる事もない…だろう。
それが前提。
なに…最初にもしもの話で、聞いてみれば良い。
もしも、俺が複数いたら…それらでならば…と。
アラームが鳴ったら、やめればいい。
……。
「華」
「…はい?」
名前を呼んだだけで、期待を込めた目を向ける。
何を言われ、何を命じられるのか…それだけ…。
…しゃがめと言えば、彼女は従う。
彼女の前に、陰茎を突き出せば、言葉にしなくとも口を開ける。
「はっ…ぁ…」
舌を這わせ、亀頭を飲み込む…。先ほどのイマラチオとは違い、彼女は丁寧に舌を使いながらも、表面を舐めまわす。
ただ、舐めるだけ…それでも、上目使いで…ここが良いかと、目だけで伺ってくる…。
「ヂュッ…ポッ…ヂュュ…」
頭を撫でる事で、華さんが、ウットリと…目を細めた。
窓の下…顔を横にし…自身を慰めながら、顔を動かし始め…。
「俺が言えば…ね」
「っ…ぷっ…。そうですよ…隆史さんが、言えば…喜んで頂けるなら…」
「…ならもう一人…。もし、ここに他の男がいたのなら…もし、一緒に奉仕してやれと言えば…するのか?」
聞いては駄目な質問。
しかし、その割には…普通に…本当に自然に口にできた。
催淫も使っていない…素の彼女はどんな答えを出すのか…。
ただ、それが知りたかった。
怒るだろうか…呆れるだろうか…軽蔑するだろうか……。
ただ、その質問に対し、彼女は…。
「ふふっ…お望みなら……」
笑った。
その彼女が、自分を慰めている手が、動いた。
その彼女の、空いたもう片方の手が、陰茎を掴んだ。
…変に冷静な自分がいた…。そして次の質問…。
「なら、その男が…俺だったら…。俺が複数いたら…どうしたい?」
「…?」
「もしもの話…頭のオカシイ話…。俺が…何人かに分かれて、一斉に華を抱きたいって言ったら?」
「あの…仰ってる意味が…」
はっ…だよなぁ。
「…でも、それは…言葉そのままの意味でしたら…」
…?
ジュルリと…亀頭から口を抜き…そのまま陰茎の横に頬を付けた。
髪が上に掛かり…彼女のやわらかい頬の感触…。
「私は…喜んでお受けするかと…」
「……っ」
ゾクッ…とする程に、妖艶な笑みを浮かべた…。
こちらが身震いする程に、彼女は笑った…。
言葉、一つ一つの受け答えで、彼女が完全に変わってしまったと…納得出来るほどの笑み。
ただ、少し…少しだけ、疑問が生まれた。
それは、それらの行為とかではなく。彼女に対しての事でもなく。
平然と、自然と。そんな考えや…聞いてしまう事に対しての罪悪感も何もなく、自然と口に出来てしまう事。
だから、今も…普通に、いつも通りの口調で……。
「それ…『 すいませぇ~ん 』
っっ!!??
トントン…と、軽く教室のドアをノックする音が響いた。
思わずそちらを全力で振り向いてしまった。
…な…なぜ?
頭の中が、一気にゴチャゴチャなる。
聞き覚えのある、その声。
教室の外…廊下から、聞こえる会話内容で、誰かはすぐに分かった。
…いや、そうじゃない! なぜいる!? なんでいる!!??
スキルを使って、あんこうチーム以外は、校舎内に近づけないようにしている。
スキルを使って、誰かが近づけば、分かる様にしている。
なのに…なぜだ?
「………」
あ…。
は…華さん…が、すっげぇ真顔になった…。
行為を止め…スッ…と、立ち上がった…。
いや、無表情…喜怒哀楽が全て消え去った様な…顔。
ノックと同時に聞こえてきた、聞き覚えのある声を聞いたとたんに、これだ…。
会話の内容から、今にでもすぐに入ってきそうなのが、分かったからだろうか?
居留守を使う…という、案もあるだろう。
今の彼女だったら、またあの異様な程、女子高生が出すとは思えない程の、強烈な妖艶な雰囲気で誘って来そうなものだ。
しかし…何も言ってこない。
俺に何も言ってこないし…あの少しおっとりとした喋り方で、雰囲気が壊れたのか…それとも日常に戻ると、確信したからだろうか?
無表情のまま、衣服を…捲れたスカートを下ろし…胸元の捲れた制服も戻して…あ、後ろ手にブラのホックを付けてる…。
スキル【 スティール 】で盗ったおいたブラ。机に野ざらしに置かれていたのを手に取って、淡々とした作業…。
いや、その姿、仕草って、なんかこう…好きですけど…今の華さんの表情からすると、全然、嬉しくない…。
スッ…と、なにか思い立ったのか…無表情のまま、こちらに大きく聞こえる様に…。
「…………チッ」
し…舌打ち…。
『秋山先輩、返事がありませんよぉ?』
『多分いるとは思いますが…うぅ…垂れてくる…』
『何がですかぁ~?』
『アッ! いえ! こちらの事です!!』
『でも、大丈夫ですかぁ? さっきから、歩くのちょっと辛そうですよ?』
『いえ…少し腰が…。うぅ…恨みますよ、隆史殿』
『?』
……。
あ、うん。あちらの俺も悪ノリ…というか、なんかハッチャケテタシネ。
あの声は…優花里と…えっと、宇津木さんか。
独特な喋りと声で、すぐに分かった…んだけどぉ……。
「隆史さんも、いつまでそんな格好しているおつもりですか?」
「…あ、はい」
ズボンを脱ぎ捨てている訳では無かったのですが、確かに大事な所を全開にして、全開になってますけどね?
華さん…お…ON/OFFはっきり、しすぎではございません…か?
すぐに全開な状態を、スキル…使うまでもなく、華さんの目線で、収まりました。まだそこまでの、M気は持ち合わせておりません。
ジーー…と、チャックを閉め、普段の格好…あ、一応【 リフレッシュ 】で、周りの匂い、汚れ…等を掃除…。
ジーー…と、同じく俺の姿を、チャックを閉める所まで見ていた華さん。
「………チッ!」
「……」
ま…また、舌打ち。
…。
いや…まぁ、流石にこの時点で、先程からの良く分からない罪悪感や躊躇の消失。
今まで気を使いすぎて、踏み切れなかった部分に、自然と踏み込めてしまう感覚…それに嫌でも気がついた。
まぁ……あの良く分からない、機械音声みたいな脳内アナウンス。その新たに寄越してきたスキルのせいだろうよ。
ユニーク・スキル【 壊 】
効力不明。脳内検索をかけると、モヤが張ってしまい、何もかもが、分からないのが少々怖い…。
しかし、それに気がついたのも、華さんの…この、突然のクールダウンで、脳内が一気に冷め、冷静になったからというのもあり…。
俺…この人に勝てないだろうな…と、変な確信を得た…。
…彼女の良いように使われてしまう…そんな気がしてならない…。
あ…その華さんが、俺の服装が戻ったと確認する様に目が動き…そして動いた。
ツカツカと、俺の横を通り過ぎ、ノックされたドアへと進ん行く。
まだ外で何か話している様だけど、気にする事もなく…一気にそのドアを、ガラッと……開いた。
「どうしましたぁ?」
何時もの口調…で、来訪者達へと…開いた瞬間、声を掛けた。
「あ、五十鈴先輩~」
「っっ!!??」
華さんは、俺の位置から見ると、後ろ姿で…俺には分からないが…。
来訪者の二人の表情で、すぐに察した…。
「あら、宇津木さん。まだお帰りになっていなかったのですねぇ…。えぇと…私に何か、御用ですか?」
「あ、いえ。五十鈴先輩じゃなくてぇ~。尾形先輩にぃ~…」
…宇津木さんの変わらない口調で…多分…華さんの表情は…
「 」
優花里が真っ青になって…目を見開いて…硬直している…。
「…隆史さんに?」
「はぁい~。いらっしゃいますかぁ?」
ッッ!?
な…流し目で、一瞬コチラをフリ向いた彼女の、その目が…すっごい尖って光ってる…。
「ぁ…ぅ…ぁぅぁぅ…」
あぁ~…めっちゃ震えてる…すっげぇ震えてる…優花里さんや。
華さんと、ドアの隙間から俺の姿を捉えたのだろう。
…全てを察した顔をした。
「…えぇ、一応」
一応…。
ゆかりんの表情と、華さんの底知れぬ…なんとも言えない口調に…俺含めて二人。黙ているしかなかった…。
「あ、本当ですねぇ~。尾形せんぱ~い」
「あ…うん。ゴキゲンヨウ…」
「なんですかぁそれぇ~」
ダージリン口調が自然と出てしまった…。変にツボに入ったのか、コロコロ笑っている宇津木さん。
いや…なんで、スキルが、全く効かないのか分からないが…今は、それどころではない!
優花里との会話の内容で、あんだけ、でかい声で叫び喘いでいた華さんと致していたのは、バレていないッ! …はず。
一応、冷静に頭が働く辺り、俺はまだ大丈夫っ!! …な、はず。
話が停滞してしまう恐れもあり…正直、この状態での停滞は、怖すぎるしな…。
さっさと、その教室出入り口へと、俺も近づき、華さんの真後ろに立った。。
「誰もいない教室で、五十鈴先輩と二人きりとかぁ~…怪しいですねぇ。浮気ですかぁ?」
「…いや、帰る準備していただけだよ…みほ達の荷物もあるし…」
悪意の無い、からかうだけの言葉が…ここまで胸に刺さるとは…。
「同じ屋根の下で、暮らしてますからね?」
華さんっ!?
「別段、不自然ではありませんよぉ?」
「あぁ~噂、本当だったんだぁ~」
うふふと笑い合う、二人…。
…それに挟まれるゆかりん。
息、してますか?
……。
「お…俺に、何か御用でしょうか? …というか、宇津木さんだけ? 他の一年は?」
「あ、はい~。プライベートな事ですのでぇ、私一人で~す。秋山先輩とは…えっと…途中で会いました~」
…トイレか。危なかったのだろうな、優花里の顔が真っ赤になったので察してやろう。
「ぷらいべぇと…」
「プライベート…」
そして、そこで素に戻って、華さんとハモらんでくれ。
まずい。ちょっと、これはまずいぞ。
何かと具体的には言えないが、華さんがヤベェ!!
くっ…強硬手段にでるか…。
ある意味で、華さん向け…なのか? まぁいい!
「っっ!?」
おもむろに…ドアの影で見えない様に計算し…華さんのお尻を、スカートの上から鷲掴みにする。
やわらかな感触とか…まぁ正直、気持ちが良いのだけど…そのまま軽く引っ張る様に横に体をずらさせる。
「ちょっと…ですねぇ…相談がありましてぇ」
「相談?」
「はぁい」
話しながらも、華さんの立ち位置に割り込む様に変わると…華さんも察してくれたのか…というか、物分り早ぇ…。
廊下側からすると、体を半身、ドアに隠れて見えなくしてしまった。
宇津木さん達からすれば、顔の半分だけ見える様な位置に移動させる。
華さんのスカートを弄る様に、手だけ侵入させ…先程まで散々弄り回していた秘部にへと指を入れる為に、下着の上へと滑り込ませる。
布越しに湿った感触と熱が手を包み込んだ。布の隙間を作り、その谷間へとゆっくりと侵入させていく…。
「…っ」
…よし。華さんが変な殺気地味た雰囲気を消してくれた。
後は…と、指に力を込める。ゆっくりと…また、先程まで入ってた華さんの中へと、再度入って行く。
肉のヒダをこじ開け、音が出ないようにゆっくりと…そして…そう、またスキルだ。
「えっと…相談に乗るのは構わないけど…なんで、俺?」
何気なく何時も通りの口調で、宇津木さんへと視線を落とす。
華さんを弄びだした腕を、ドアに肩を当てて完全に隠すように、自然に近づく。
後は、音は立てない様に、ぐちゃぐちゃと…まだいっぱいに入っている精液を、彼女の中で混ぜ染み込ませる様に指で掻き回す。
「えっとぉ、ある意味で、先輩しか相談できる相手がいないからですよぉ」
「ある意味で?」
横目で確認すると…すでに華さんは、体をドアに隠してしまい…唇を噛み声を殺し…おでこをそのドアに当て、もたれ掛かっている。
目は…先程まで放っていた怪しい光に染まって……これは、悦んでいるな。
では…と、スキル【 召 喚 】…彼女の中で、プラスチック製の異物を侵入させた。
そしてすぐに、素早く手を、彼女の中から抜き出した。
「っっ!?」
ビクッと、背筋を伸ばし上を向いた…。
指が…すげぇ…びっしゃびしゃになってる…。見なくとも指をこすり合わせて、すぐに分かった…よし、【 リフレッシュ 】
あぁ…ゆかりん。顔真っ赤にして俺をジト目で睨み始めてきましたね。
貴女の位置からだと…ギリギリ、華さんの顔は見えるのでしょうか?
急に大人しく…しかも体を隠してしまい…恍惚の笑みの華さんで、察したのですね? いやぁ…君も、随分と慣れたねぇ……ゴメン。
「俺なんかでなら、良いけど…一応、みほに確認取っていいか?」
「西住先輩の了承は、ちゃぁんと貰ってますよぉ。秋山先輩から、連絡してもらいましたぁ~」
「…えぇ。いつの間にか消えてしまった、どこかの誰かさんの代わりに、聞いておきました」
「…………」
う…う~ん。
俺、突然消えたのか…。不機嫌そうな優花里の声で。何をしてどのタイミングで消えたんだ、俺別個体。
今回意思のリンクを切っていたから、全員また一つにならないと、他の個体の記憶とか一切分からないしなぁ…。
「ちなみに、相談内容も言っておきましたぁ。二つ返事で了承してくれましたよぉ? 内容言っておけば、西住先輩も安心すると思いましてぇ」
……。
用意周到な事で……。
「み…みほ達、どこにいるんだ?」
「すでに、帰り支度を終わらせて、校門で五十鈴殿を待ってます…。ですから、ここに来たのですけ…ど…」
「……」
優花里の顔が、真っ赤になったね…どうした?
っと…その五十鈴殿が…肩に寄りかかってきたね…制服、掴んで震えだしたね…。
「あれぇ? 五十鈴先輩…大丈夫ですかぁ?」
小さな呼吸を繰り返して、ビクビクと肩を震わせている…。
ただ俺の肩に、頭を擦りつける様にしている為に、表情は分からないのだろう。
傍目からみれば、体調が悪い様にも見えるが…まぁいい。
スキル【 召 喚 】で、出したのは…遠隔用のピンクローター。
今回は、静音性が高いものなので、バイブ音は聞こえまい。…このスキル【 召 喚 】って、俺が持っていないものでも、知識としてしった商品なら召喚できるようだ。
お陰で色々と幅が広がるな。よし。後で、ちょっとじっくりと考えてみようか。
「えぇ、大丈夫です……よぉ? あっ!! …で、でも、みほさん達…あ、いつの間にか荷物もありませんね」
……。
若干、声が上ずってはいたが…流暢に出来るだけ自然に話した。
あ…の声が、まぁ…多分、気がついて上げた声じゃないだろうが。
「…私の分も含めて、隆史殿が持ってきたと、仰ってましたが!?」
優花里さん。メンチ切るのやめてください。
はぁ…多分、俺の別個体が、スキル【 召 喚 】で、持っていったのだろう。
「そ…ぅ…ですか、隆史さん、いつの間に…ぃ」
まぁ…辻褄が合わないと思う所は、スキルで補正…認知を変える。
ただ黙っているのは、不自然かと思ったのか、熱っぽい声で呟いた華さん。
時系列的に、おかしいのだが、それすら気にしていない声だから、成功だろう。
しっかし…無駄に色っぽい声になってますね。
「ん…んじゃ一度、みほと合流しようか…。優花里、悪いが宇津木さんと先に、みほ達の所に行っていてくれ」
「……そうでしょうね」
…優花里さん。
会話の流れ……返事の言葉が、若干ずれていますよ?
( しょうがないだろ!? あのままだと、華さんどんどん真っ黒になりそうだったんだし! )
( そこには、感謝していますが! 真っ黒じゃなくて、桃色にしてどうするつもりですかっ! )
( どうもしないよっ!! 身支度させて、すぐに行くから!! みほ達、待たせているならすぐに行きます! )
( …信じますよ。…こう、目の前でこういった行為の、出汁にされるのって…正直良い気分じゃありませんから )
……。
「目だけで、会話するのやめて頂けますか?」
あ…はい。
華さんには、俺にだけ聞こえる様に…耳元で素声で囁かれた…。
ちなみに、このアイコンタクト会話は、優花里とだけ、何故か出来るようにナリマシタ。
し…振動、止めておこう…。
「じゃっ!! じゃあ! 支度済ませるから、宇津木さんもヨロシクっ!!」
「え……あ、はぁい」
「まったく…」
片手を上げて、会話は取り敢えずここまでだと、ドアを閉めるっ!!
即効で会話を締め切ったので、若干失礼かとも思うが、ダラダラと会話が続きそうだったので、仕方がない。
…思った通りに、閉めたドアの向こう側から、ブツブツと会話が少し聞こえたが…すぐに足音と共に離れていったので、大丈夫だろう!
一応、頭だけ出して廊下を確認! よし、もういない!
華さんも、目視で確認っ! よしっ!! 真顔っ!!
「……」
よ…良くはないな…。
「で、では華さん。帰りましょうか?」
「……はぁい」
「う…宇津木さんの真似は、やめてください…」
このアイコンタクト会話をすると、この…華さん。それとみほが、えっらい不機嫌になるから出来るだけ控えてはいたんだけどな…。
ローターの振動があるからだろうか…。まだ熱っぽい視線のまま、俺の顔を見上げている。
いやぁ…めちゃくちゃ不機嫌な顔だ…。
こういった行為の最中だから、余計に…だろうか?
……。
「…は、華さん」
「……なんでしょう?」
あぁ…もう、口を尖らせて…。
俺を睨みながらも、小さく肩をビクビクと、震わせる彼女。
よ…よしっ!
「華」
「…は…はい?」
呼び捨てにする…イコール、これから言う事は、そういった関係の事だ。…という関係が、いつの間にか出来上がってしまっていた。
思った通りに、呼び捨てにして呼ぶと、彼女の返事が、別の色を放つ。
「…帰ろうか」
「んんっ」
膝を曲げ、お辞儀をする様に、前屈みになった。
「振動はランダムだから、何時、どの強さでかは、俺にも分からない」
「んっ…はっ…はっ…」
「あぁ、後…下の下着は、脱いでいってくれ。…華の中に大量に出してしまったから…滑りやすいと思うけど…落とさないようにな」
…と、鬼畜地味た事を言ってみる。
意味がすぐに分かったのだろう…。すぐに顔だけ上げ、涙目の目を見開き…俺を見上げる。
…俺に悟らせまいとしているのか、釣りがりそうな口を、強引に歪ませている。
その顔は、次が始まったと…悦びに満ちた顔に見えた。
「わっ…分かりましたァ…。たかっ! ん…隆史さんは、酷い人ですねぇ…」
……。
いや、うん。
完全に俺は、変わっている。
変わっているのだけど、それ以上に、彼女の変わり様と言葉に驚き…ギリギリで何かを保ってていると、実感させられる。
「た…ただでさえ、中のモノが…伝って出てきちゃいそうなのに…更にこんな玩具まで使って…私を、いぢめて…悦んで…」
さっそく…と、脚を上げ、下着から、その脚を抜き出す。
そして、俺に言っているのか…誰に向けた言葉が、分からないが…。
「変態…ですね…っっ!!」
その言葉と共に、彼女はその場に崩れ落ちた。
◆
校門前…華さんと一緒に、あんこうチームに合流。
あ、はい、すっごい真っ赤な顔した、全員に一斉に見られました。
あからさまに、様子が変わっている華さん…あの…今振動させていないので、普通だと…あぁ、垂れて…。
他の4人も一緒だなぁ…両脚を不自然に、もじもじと動かしている…。
分身もスキルを解除して…元に戻し…一気に脳内にへと、分かれていた俺の記憶が雪崩込んできた。
…あ、うん。流石俺。
考えたていた事が、ほぼ一緒。
いやぁ…華さんを除いた全員に、ジト目で迎えられてます。
後輩の前だと言うのに、それでも言いつけを守っている辺り…順調だ。
……。
はっ…罪悪感すら、沸かねぇ…。
「先輩~お待ちしてましたぁ」
「あ、うん」
その端、宇津木さんから声をかけられた。
いやぁ…貴女の回りの先輩方…凄いことになってるんですよ? …とか、言ってやったら、全員がどんな反応するんだろう…。
っと…ダメだ。
彼女は、俺に相談があると言っていた。
それにのる以上、邪な事は…夜だな。今は彼女に集中しよう。
「相談って何の相談かな? 一応、みほ達は知っているんだろう?」
「はぁい」
…な、なんだ? 嬉しそうな宇津木さんとは、対照的に、みほと麻子…そして沙織さんが、少々困ったような顔をした。
いや、若干、沙織さんに生気が無いな…。どうした?
「えぇと…ですねぇ」
「なんだろう?」
優花里もまだ聞いていないのだろう。そんな3人を、不思議そうに見ていた。
「 恋愛相談ですっ!! 」
「「「 ……… 」」」
えっと…?
「…は? 恋愛相談? 俺に?」
「そうですぅ~」
嬉しそうな笑顔で、まぁ…しかしね?
「隆史殿に、それは…無謀としか…」
「…私も、隆史さんに相談する内容では、ないと思うのですが…」
本気で彼女を、心配し始めた二人に対して、何も反論できません…。
そんな二人に対して、宇津木さんが…。
「私ぃ…彼氏いたんですけど、一度別れちゃったんですよぉ」
「「 !? 」」
…と、結構な爆弾発言。
あ、その二人がすっげぇ驚いてる。
過去形で話してるけど…うん、俺も少し驚いた…。
「初めは、戦車道初めた時もぉ~、私のジャケット姿、見たいとか言っていたのに…。でもぉ、すぐに逃げられちゃったんですぅ」
「あ…うん」
それしか、言えねぇ…。
「でも、最近…また、付き合い始めてぇ~」
「……」
あ、はい。寄りを戻した…と。
「色んな所行ったりぃ~。それなりに、楽しいのですけどぉ~」
「あ…はい」
「実はぁ~、決勝戦とかも、応援に来てくれてぇ~」
それ…俺が、相談に乗る意味あるのだろうか?
というか、相談じゃなくて、段々とノロケに変わってますよ?
あぁ…なるほど。
…沙織さんの生気が抜けている理由が判明した。
一年の…後輩に先を越されていた…と、散々コレを聞かされたのか…。
モジモジしながらも、嬉しそうに話てるしね…色んなエピソードとやらを…止めとくか…沙織さんが震えだした…。
「あの…」
「あ、はぁい」
「…いや、幸せそうなんですが…俺に、それで何を相談する事が?」
「あ…いえぇ…それがですね? …最近…」
「最近?」
「会うと、エッチばっかりでぇ~…」
「……」
えっと…。
聞き間違えかな? さっきまで、散々してたからかなぁ~?
いやぁ~流石に俺、そんな聞き違いするなんて、どうかと思うぞぉ?
そうだな! 改めて聞いておこうか。
「…ゴメンな。なんだって?」
「どこか一緒に、遊びに行くとかよりも、お家でえっちばかり迫ってきてぇ~」
……。
…………。
「き…聞き間違えじゃなかった…」
「んん~? どうしたんですかぁ~?」
みほっ! みほは、この内容で、なんで俺に相談させる事を了承したっ!?
どう扱って良いか、分からなねぇよ!!
「えっとぉ、こんな事、一年の皆に言えませんしぃ~」
そら、言えんわな…。
「なら、いっその事、同じ男の子の尾形先輩に、お聞きしようかなぁ~って」
「…………」
「同じ男の子でも、同級生になんて、到底恥ずかしくてぇ」
「そ…そりゃそうだろうけど…なぜ、俺…」
「西住先輩と、お付き合いされてますしぃ、アレだけ他校の…」
……。
…ど…どうしたら…。
後輩の女の子…しかも、まだ高一だろ!? 若い子はそうなのかっ!? いや、みほ達も一年しか年違わないけどな!?
いくらなんでも、赤裸々すぎるだろっ!!
「男の子の事、教えてもらいたくてぇ~。どうしてパンツァージャケットでしたがるのでしょぉ~?」
「いや、それは自然な事だよ?」
《 ………… 》
じゃないっ!!!
あ…。
あぁ!!
そうかっ! この子も、スキルの影響を受けているのか!!
学校中に貼ったから、何かの間違いで…どれだ…どれが掛かった!?
スキル【 鑑 定 】
……あ…やっぱり。
………催眠と…欲望…二つのスキルが掛かってる。
知識欲…? それとも…。とにかく、そのせいで、そんな質問を俺に投げかけてきてるのか…。
「え…えっと…彼氏は、同級生?」
「そうですぅ」
よ…よかった。
この子の場合、年上でも余裕で釣ってそう…いや、そうじゃない。
「そのくらいの年の子は、猿と一緒だとかぁ~言われたんですけどぉ…そうなんですかぁ?」
「……」
「あぁ~でもぉ。此処じゃ…流石にこんな会話続けられませんよねぇ~」
「そ…そうっすね」
へ…下手な事、言えない…。
ど…どうしたら……。
「流石に…私達じゃ、男の子の事はわからないし…」
「…書記には、ある意味で、うってつけじゃないのか?」
「…………はっ…あはは…」
…みほ達もそうだ…。
スキルの効果で、変に都合の良い様に、辻褄を合わせられてる…。
じゃなきゃ、許す訳がない…。
「じゃっ! 西住先輩」
「あ、うん」
…そして、宇津木さんは、何時もの様子で、何時もの様に…明るく、はっきりと言った。
「
はい、閲覧ありがとうございました。
追伸:挿絵、さぶーん。ハメ撮り風とか…好き…。
【挿絵表示】
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4番 人妻偏の続き
5番 限界突破・華さん ガチ乱交
ありがとうございました
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