※この作品はR-18です。

転生者は平穏を望む ~ルートPINK~   作:白山葵

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はい、中編との合計文字数が5万文字を超えましたので…シーンが分かりやすいように、敢えて分けました。

今回のシリーズ。あんこう鍋話は、ある意味でリク対応。そして中途半端に葛藤するタラシ殿のせいで、思い切った事ができなかったので、スキルで、闇堕ち。
でも、完全に下衆にさせると、バランスがおかしくなりそうですので、敢えてのバランサー。敢えてのストッパー。しかし、そのストッパーもおかしい。そんな関係の柱になる方の番ですね。

はい、大取の華さん、限界突破。

…そして。


※ルート壊 【宴編】※ あんこう鍋 後編 ★

 一人になると、考えてしまいます。

 他の誰もいないというのに、律儀に自分の席へと座り、皆さんの帰りをお待ちしている何もない時間。

 小さく、それでもハッキリとため息を吐きます。

 

 ……。

 

 罪…と、言えるのでは、ないのでしょうか?

 

 こんな関係…その始まる切っ掛けを作ってしまった…私の罪。

 私の我が儘…みほさんと隆史さんの間に、割り込んでしまった…そのせいで…みほさん……。

 それでも、自分を抑えられない。

 

 …隆史さんに触れたい…触れ合いたい。

 

 頭で理解は出来ても、欲に勝てない…。

 本当は、たった一度…。ただ、それだけでよかったはずですのに…。

 

 昨晩もそうです。

 

 …みほさんが…いえ、皆さんが近くにいると言うのに、はしたなくも、隆史さんに近づきたくなる。

 自分自身が、日々大きく変わっていくのが、わかります。

 

 えっちしましょう…なんて…今までの私なら、口が裂けても言えなかったのに…。

 与えてくれる…今までの生活では、考えられなかった、その与えてくれる刺激を、身体で感じ…望み、渇望してしまう。

 それが、誰でもなく…彼に…隆史さんから。

 

「私は…焦っているのでしょうか?」

 

 何時までも、こんな爛れ、乱れた関係は続かない。

 長く続いたとしても、高校生活が終わるまで…この共同生活が、終わるまで…。

 進学、就職…今の家を卒業と同時に、隆史さんは出て行って…私の前からいなくなる…。

 みほさんは…大丈夫でしょうけど…。

 

 みほさん…。

 

 隆史さんは、みほさんの大事な人。それは解っています。

 …解っていますよ。…だからこそ…でしょうね。

 

 みほさんの心一つで、高校を卒業する前に、全てが終わってしまいます。

 そう、終わって……。

 突然に、この関係が終わってしまうのが…私は怖いのでしょう…か……。

 横恋慕をしている私の立場からすれば、それに対して何も言えない。言ってはいけない。

 だから…私は、出来るだけ…恥も、何もかも捨てて…隆史さんにだけは、正直に…包み隠さず…。

 

「……」

 

 だからと言って…。

 

 なぜでしょう? 

 

 今、気がつきました。自分の見慣れた机を眺めているだけだと言うのに、何故か唐突に気がつきました。

 

 今日に限って…とにかく彼に対しての自制が、まったく効きません。

 こんな、普段…正直気がつかない様に、考えない様にしていた事まで…。

 …私だけ…ここの所、何もしてくれませんし? 多少、えぇ、多少の苛立ちは? 否定しませんけど?

 

「……」

 

 ただ、優花里さんに当たってしまう程にと…思いもしませんでした…。

 

 自己嫌悪です…。

 

「…と、思うのですが、どうでしょう?」

 

「……それを、直球で俺に言う辺り、流石としか言えません…」

 

 あら、そうでしょうか?

 一人で悩むより、相談だと思うですけど?

 

 ……。

 

 みほさん達をお待ちして、しばらくすると、隆史さんがこの教室へと現れました。

 

「ノックなどしなくても…普通に入ってこられたら宜しかったのに…」

「着替え中だったら、大変でしょう!?」

「あら、私は構いませんよ?」

「俺は、構うんですよ! …はぁ…まったく」

 

 それこそノックをして、教室のドアを開き…着替え終えた姿で現れました。

 学校の戸締り、見回りを兼ねての来訪でした。教室へと入り、座る私の横へと立ち、今はお話相手になって頂いております。

 

 本当に今更、着替えを見られた位ではとも、思うのですが…それでもと、頭を掻きながら、少々呆れた様なため息をされました。

 …やはり、楽しい。他の男性とお話をする時は、やはり…無意識でしょうけど、警戒心が出てしまいます。

 それは、沙織さんの事もございましたし、仕方がないと思うのですが…彼だけは別…。

 少々はしたないと思うことも、最近では、彼をからかってしまう材料としてでしたら、スラスラと言えてしまいますね。

 

 こんな関係でも、普段の彼は…前から変わらない。

 

「華さん?」

 

 …それが…とても嬉しい。

 

「あ、いえっ! な…なんでもありません」

 

 一瞬…自然と口元が緩んでしまいました…。

 

「でも…本当に、どうなんでしょう?」

 

 今更、言い訳がましく…彼に承諾を…許しを得ようと…卑怯な私。

 こんな教室で話す事では、ないのでしょうけど…彼と二人きりになる機会が、最近有りませんしね。

 

「…っ」

 

 …あら?

 

 一瞬、眉を歪め、片目を覆い頭を抑えました。どうしたのでしょうか?

 

「あの…どうかされました?」

「だ…大丈夫です、一瞬頭が、痛かっただけです」

 

 すぐに、ヒラヒラと手を振り、笑顔で返してくれました。

 …この、顔に私は弱い…。

 

「あぁ、すいません。えっと…どうなんしょう? でしたか?」

 

「あ、はい。…こんな私は…これで良いのかと…」

 

 …みほさんに、お聞きするのは…まだ怖い。

 

 私の問い掛けに、いつもの様に、いつもの彼で…少し、困った顔をされました。

 

 彼の答えは、大体の予想が付きます。

 変に気を遣い、変に慰めるように…そんな答えを、言ってくるのでしょう。

 

 現状を続ける意味での安心感…それを当事者の彼から得ようとしている。

 答えが分かっていると言うのに、困らせて、答えさせ…自身の安定を認識する。

 

「あ~…まぁ、うん。そうだな…えっと、今の華さん? でしたね」

 

「…はい」

 

 姑息…で、浅ましく……それでいて…卑怯。

 

 落ち込んだ…振り? でしょうか…。もはや自分でもわかりません。

 ただ、下を向き、自分の脚にへと視線を向けて…彼の言葉を待っている。

 それでも。情けなくも。卑怯でも…。私の罪悪感を薄れさせてくれる。

 見なくてもわかります。今もまた…向けてくれるであろう、…困ったような彼の笑顔が…。

 

 

【「いや、そりゃ駄目でしょうよ」】

 

 

 ……。

 

 …………。

 

 

 一瞬…頭が真っ白になった気が…しま…。

 

「……え…」

 

 思わず頭を上げ…彼を見上げる。

 

「えっと…ですね? こんな関係になった切っ掛け…って、所からでしたよね?」」

 

 見上げた隆史さんは…真顔でもなんでもなく…私を責め睨む事もなく…。

 ただ、いつもの様に、あの笑顔で…余りにも…普段通りだった…。

 

「なら、今の華さんは駄目ですよ」

 

 ダメ…駄目?

 

 指が震える。…脚が震える……。

 

 怖い…。

 

 そのいつもの顔で…その笑顔で、これから言おうとしている言葉が…こわ…い…。

 

「っ…!」

 

 隆史さんは、私の横にしゃがみ込み…私の脚へと手を置いた。

 その手が、氷の様に…一瞬冷たく感じてしまった。

 その優しく置かれた手が…怖い……いつもの彼が、あの笑顔が、ものすごく…。

 気が付けば、小刻みに口が震える。カタカタと、歯が鳴る音が…。

 

 拒否が…。

 

 彼…その答えが…。

 

 悪い予想……予感…言葉…それが一気に、彼の姿と共に頭に浮かぶ。

 

 もしからしたら、私との事は、本当にただの流れ…仕方がなかっただけ…?

 

 皆さんとの事も…何もかも…。

 

 ただ…の……ワタクシ、タダノ…ジャマ…モ…。

 

「…華さん」

 

 呼ばれた私のナマエ。

 

 耳元に彼の顔がアル。

 

 怖い。

 

 コワイ…。

 

 訪れるかもしれない…。

 

 明確な拒絶が…。

 

 視界に写る、爪が肌に食い込み…痛いほどに握ている手。

 

 それが…消えた。

 

「っ!?」

 

 口が…唇が、アツ…イ?

 

 え…?

 

 すぐに熱が引き…いえ、離れた?

 

「んっ…え…っと…え?」

 

 呆然とする…視界には、隆史さんの顔…。

 

「はい、舌出して」

 

「は…い? え…あの……んんっ!?」

 

 もう一度、熱い体温。

 すぐに彼の匂いと一緒に、口の中に熱が広がる。

 

「はっ…んっ…ぁ…」

 

 ヌルヌルとした感触が、また口を掛け巡る。

 それもすぐに無くなり…無くなったと思った瞬間…頭をいきなり抱かれ…引き寄せられた。

 

「んっ!」

 

 私の脚の上の、彼の手が…スッ…と動き……。

 

 

 

 

 

 ◇

 

 

 

 

 摩る様に、滑り込ませるように…彼女の脚の付け根へと手を忍び込ませる。

 少し熱っぽく、湿ったその布の感触を楽しむように、摩る。

 

 …リンクした。他の分けた自分の身体との感覚がリンク。

 よく分からないアナウンスが、頭に響き…一気に胸の中が楽になった。

 

 内腿を摩りながら、華さんを抱きしめる。

 肩をずらし、また唇を吸うと…先程まで呆然としていた彼女が、また動き出す。

 内腿を摩りながら、舌を動かすと…ぎこちなく彼女がそれに応えてきた。

 まだ頭の中が混乱しているのか…どうしていいか分からないようだ。

 

 さて…。

 

 少し強く引き寄せる様に抱きしめていた腕に力を入れると、少し身体が傾いた彼女。

 お陰でその座っていた場所に、少し空間ができた。

 

 そのまま指を滑り込ませる…。

 

 熱と汗で、湿った下着の間を…探る様に、彼女の秘部周りの指を動かすと…その入口に指が触れた。

 ヌルッ…とした感触と共に…難なく指を滑り込ませることができた。

 

「んっ…はっ…」

 

 二本の指を、ゆっくりと侵入させていくと、甘い声が小さく耳元から聞こえた。

 

「あ…あの…隆史…さ…んんっ!」

 

 根元まで入れると、今まで押し込めていたと思える程の、大量の愛液が分かる。

 クチュッ…と音までしたので、それを今度は聴かせる為に、内側から下着を手前に引くようにスペースを作り…ワザと空気を混ぜながら派手に動かす。

 

「んっ…んっ…んっ…ぁ……ぁあっ!」

 

 グチュグチュグチュと、何度も何度も。

 華さんの腕が、俺の首に回り…気が付けば彼女から抱きしめられてた。

 

「ほら…やっぱり駄目ですよね?」

 

「なっ…に…ぇあ…あ…」

 

「何をどう言っても…華さん、期待してるじゃないですか。なんですか、コレ」

 

「んんっ!!」

 

 グジュっと…大きく、音を立てる。

 ギュッ…と、また強く、彼女が抱き締める腕に力が入った。

 

 …切っ掛け……ね。

 

「俺はそこら辺の事は、気にした事ないですよ? 全ては俺が、自分で蒔いた種だ」

 

 耳元で、囁く様に彼女に言う。

 

「…俺が駄目だと言ったのは、華さんが我慢しているからですよ?」

 

「が……まん?」

 

 手の動きを止め…彼女の目を見て話す。

 抱きしめた腕の力を弱め…間から彼女もまた、俺の目を伺うように見つめて来る。

 

 その潤んだ瞳を眺めて思う。

 

 スキルを使い、快楽に酔わせ…酔い、ここまで彼女達を使い使われ…何を俺は躊躇していたんだ。

 良心の呵責? 罪悪感? はっ! 何をどう言っても、思っても。…俺に今更、逃げ道なんてない。そんな権利も何もかもない。

 だったら…責任を持って…。

 

「【中途半端は良くない】ですよ?」

 

 スキル【 恐 怖 】で、普段ならば、特に気にしない言葉でも、必要以上の不安感を生み出し、煽り。

 

「俺は、華さんの「全て」を受け入れます。今までの華さんも俺は、「好き」ですよ?」

 

 スキル【 甘 言 】で、言葉の効力を強め、安堵させ…完全に思い込ませて、決定づける。

 スキル【 欲 望 】で、極度の欲求不満状態の彼女のなら…これで、完全に…。

 

「わ…私は…今のままで…良いのでしょう……か?」

「えぇ、素直にナレバ」

「…すな…お…」

 

 黒いスイッチも何もない。

 ただ、普通に開き直っている自分に少し驚く。

 

「ほ…本当に?」

「えぇ…大丈夫です。俺は【素直な貴女】が、好きですから」

「…ぁう」

 

 恐怖で不安を煽ってしまったのは、大変申し訳ないのだけど…彼女の場合、ある意味必要な事だった。

 …一度、不安を最下層にまで落として…一気に全てを受け入れる為に、すくい上げる為に必要だった。

 彼女が思っている葛藤や罪悪感は、彼女達の中では、多分…一番強い。みほに対する負い目は、相当なものだろう。

 必要以上に、性に対しての大胆に見せ、発言する彼女は、ある意味では「肉体関係だけ」…というのを、強く周りにアピールする意味が強いのだろう。

 まぁ…彼女の性癖もあるだろうけど…な。

 

「それが【華さんの為】でもあり…【俺の為】でもあるんですよ」

「……」

 

 だから…逃げ場を用意してやろう。

 

 

「な…なら…一つ…いえ、まずは不満…宜しいですか?」

「はい?」

 

 不満…と、来たか…。

 ある意味で、彼女らしい。

 すでに口を尖らせて言ってくる辺り…元に戻ってきているのだろう。

 

「ワザと…ですね?」

 

 え…。

 

「ワザと駄目だと、はっきりと言いましたね?」

「えっと…」

 

 特に激怒する訳でもなく、潤んだ瞳が、ジト目に変わった…。

 

 バレてる…。

 

「いぢわるです。卑怯です。姑息です。そうやって、私をいぢめて…もう! 本当に怖かったんですからね!」

「…あ、いえ…ごめんなさい」

「あとっ! やっと…の接吻…キスが、あのタイミングとかも…ずるいです」

「あ、え~と…」

 

 不満が二つ…とか、言わない方が言いんだろうなぁ…。

 なんだろう? 開き直ろうと思ったのだけど、特に俺…あんまり変わらんなぁ…。

 ただ、華さんが思ったよりも、スキルの影響を受けていない様に感じる。

 スキル【 恐 怖 】は、効力があったのに、【 甘 言 】の方はあまり効力が感じられない。

【 催 眠 】とは、違って俺の言葉を、全て都合の良い様に取るのだけど…今回は、安堵させる事が目的だから…か?

 

 

「だ…だから…も…もう一度…」

「はい?」

 

 

「お…お願いできますか?」

 

 

 

 

 ▽

 

 

 

 

 舌が絡み…唇を吸う。

 優しいキス…とやらから、一気に激しく攻め立てて来た。

 

「もっと…はぁ…はぁ。もっとして…くださ…んっ!」

 

 口の回りがベトベトになる程に、彼女は激しく口を求めてくる。

 欲求不満の弊害が、こんな所にまで…。

 

「どれだけ、自分の席を汚すんですか…」

 

「んちゅっ…。だっ…誰のせいでっ…んっ!? んんんっ!!」

 

 6回目。

 

 華さんは、座っていた席を愛液で汚していた。

 今回、初めてだろう…か? 潮まで吹き、ポタポタと…席から地面にまで垂れる程に。

 学校…教室…。

 みほ達が帰ってくるであろう…人がまだいるかもしれないであろう…そんな疑問や、場所を気にする事は、彼女はなかった。

 すでに夢中になっている。いや、この場所、状態から興奮を得ているのだろう。

 目が妖しく光…次の行為を期待…するのが、いつのも彼女だが、今はもう…俺の口を吸うことにのみ執着している。

 

 ……。

 

 俺…いくら開き直って、この状態になっても……彼女に勝てる気がしない…。

 

 ん? この状態? …まぁいいか。ドウデモイイ。

 

 さて…流石に拉致が開かない。

 ぶっちゃけた話、性欲が暴発しそう。

 彼女の甘い匂いと、胸の感触。…そして、鼓膜から通してくる、隠微な声。

 清楚な彼女の、普段とのこのギャップは、他の人間は知るまい……すごいぞ?

 

「…んじゃ、華さん」

「あっ…もう少し…」

「……」

 

 体を起こし、立ち上がると…まだ足りないと名残惜しい声…。

 

 もう…いいや。無言でズボンのチャックへと手を伸ばすと、その声が止まり…俺の手を凝視した。

 華さん…いや、ちょっと本気で解放させると…どうなるのだろうと、少々恐怖を感じる…。

 すでに分かっているとばかりに、陰茎を取りし、口に添えると…そのまますぐに飲み込んだ。

 

 ただし…丁寧に。

 

 亀頭にキスをする様に唇を合わせ…そのままゆっくりと、隙間なく。

 陰茎全体を飲み込みながら、自分自身を擦り込むみたいに、唾液を絡ませる。

 

 今更だけど、制服姿で…自分の教室で…なんてことしているんだろうとか、思わないのだろうか…。

 

 ま…まぁ。うん。こっちが気圧される。

 

 ―だから。

 

「んっ…ブッ…ブブッ…ぅは…んっ…ジュッ…ジュブブッ!!」

 

 ゆっくりと……しかし、丁寧にカリや隙間に舌先を這わせ、教えた通りに音を出す。

 優しく頭を撫でると、嬉しそうに動きで、応えてくれる。

 頬の裏を使いながらも、俺が好きな箇所を念入りに…。

 

「ちょっと…華さんにも、流石に悪いと思って…しなかった事してみようと思います」

 

「…?」

 

 上目使いで、コチラを見上げてくる彼女。

 何か疑問を口に出そうと、口から陰茎を抜こうと動く、彼女の頭を両手で押さえ…。

 

「…華さん好みだと思います…よっ!」

 

「っっ!!??」

 

 一気に喉奥にまで押し込んだ。

 

「オッ…ゴッ!?」

 

 使うように…彼女の頭を乱暴に動かす。

 前かがみになっている彼女が、反動で椅子から落ない様に、反射的に俺の体に手を着いた。

 しかし、止めない。

 喉が締まり、動かす度に苦しそうな声が漏れる。

 舌が大きく…逃げるように動き回る。喉の奥に当たると、ビクンと…体を跳ねさせた。

 しかし彼女の体は違った。逃げようとするどころか、ズボンを掴み、大きく動く反動に対して、離れない様に強く握り締めている。

 

「ゴボッ! ガッ!! オグッ!?」

 

 ガポガポと、彼女の喉奥を犯す。

 フェラ音どころの話ではない。派手な唾液と、漏れ出す呼吸の音が繰り返し、繰り返し聞こえる。

 

 俺の規格外のモノで、喉を突かれながらも、吐き出したりせずに…ただ繰り返す。

 

 始めは、驚きと戸惑いを強く感じさせたが、この行為をすぐに彼女は理解してくれた。

 口内の…いや、苦しいだろうに…意識して喉を締めてくる。

 この、ただ男側の身勝手極まりない行為に対して彼女は……すぐに喜びを見出し始めていた。

 

 その証拠に…涙目になりながらも、朦朧とした様なそんな目をこちらに向けて見上げてくる。

 …気が付けば、俺はその頭に添えた手を離していた。

 そんな事をしなくとも、華さん自身…自分で大きく動きはじめていたから…だ。

 

「ごぉ! おぐ! おごっ!」

 

「…これ…みほにも、してないんですよ?」

 

 …俺の宣言に、彼女の動かす頭のスピードが早まる。

 いつの間にか、動きやすい様にと、椅子の上から降りて、跪き、俺の下半身を抱き締めると…俺は頭には手を添えずに見下ろした。

 正直…これ、かわいそうに感じてしまい、俺自身、趣味では余りないのだけど…彼女が喜ぶならと…思ったのだが…効果は絶大だ。

 膝を突き、大きく頭を動かし…すでにどうすれば、俺が喜ぶのか分かっているかの様に、彼女は自分から大きく頭を動かした。

 今までの経験もあるのだろうが、初回…しかも余りしていないというのに、セルフでするイマラチオを理解し…楽し……いや、味わいだした。

 

「ごっ…おっ…おぷっ…」

 

 陰茎の亀頭先から、順に…力の限りというのか、口内の肉が、文字通り絞り出そうと締め付けてくる

 動けば動くほど、身体の根元からゆっくりと、体液を絞り出そうとする様に。

 喉元が当たると、華さんの頭が、苦しそうに震える。

 しかし、今はその頭を拘束していない。彼女の意思で、この行為を繰り返している。

 

 ……。

 

 後頭部に手を添える…そのまま一気に、更に奥へと、まだまだ奥へと…強引につき入れた。

 苦しいのか、嬉しいのか…良く分からない声を聴きながらも、ただ…俺が射精をする為だけに力任せに頭と腰を動かし始めた。

 それこそ、オナホールの様に…ただ性処理の為だけに。

 

 ぐぽぐぽと、唾液と空気がただ混じる音だけ。

 こみ上げてくる、快感を感じる。

 華さんの目が、段々と上に…更に上にと眼球が移動し始めた直後に…今まで一番、強引に…その頭を抱き締める様に引き寄せた。

 

「おっ!? ごっ! …おっ…」

 

 彼女に、聞いた事の無いような声を上げさせる。

 

 大きく脈を打つ感覚と、射精の為に鼓動を繰り返す陰茎を…彼女の喉奥で抑えさせる。

 もう、ただ…動くだけで気持ちが良い感覚。

 

 …そして一気に引き抜いた。

 

「…っぱはっ!!!」

 

 ズルリ…と、腰をこちらが引き…口から抜き出す。

 解放された彼女の喉元からは、げほげほと何度も苦しそうな呼吸を繰り返していた。

 口からボタボタと…口内に出された大量の精液と、異常な程の量の唾液が、流れ吐き出される。

 すでに、どちらの体液か分からない程に、ベタベタに口元を汚した彼女は、苦しそうに噎せながらも…何故? と、不思議そうな顔で見上げてきた。

 

 しかし、すぐに嬉しそうに、こんな物の様な扱いをされた感想を述べる。

 

「えっっはっ!!! あっは…はっ……これ…すごいです…」

 

 その感想…案の定、彼女は気に入ったようだ…。

 恍惚の笑み…とでもいうのだろうか? いやでも…苦しいでしょうよ。

 

「あの…落ち着いてから…」

 

「良い…これ……頭の奥…げっほ…んん……」

 

 ほら、上手くまだ喋れていないでしょ…。

 

「ヨケイナ考えとか…ジャマな事を全て飛ばしてくれて…はぁ…はぁ…」

 

 …。

 

「何より…隆史さんの…匂いで満たされる…もっと…」

 

 

 唾液と精液に汚れ、口元を拭う事もしないで、また陰茎に舌を這わせてきた…。

 そして、そのまま…ただ嬉しそうに寄りかかる…。

 

 ゾクッ…と、その淫靡な彼女の顔に、込み上げる、真っ黒い感情。

 

 更に…もっと…と、このまま中にでも、吐き出してしまいたい衝動を抑えて込みながら、彼女を立たせる。

 腕を引くと、まだ余韻にでも浸っているのだろうか…体に力が入らないようだった。

 

 しかし…ここからだ。

 

 座る位置を変え…彼女の席に座りると…また、その姿を見た俺を理解したかたの様に、彼女はその俺の前に、背中を見せながら立った。

 流石に、ここで好意を中断させての…更なるお預けは、逆効果だろう。

 今までの鬱憤をはらさせるかの様に、少し好きにさせてみようかとも思った。

 まだ呼吸は整ってはいないというのに…彼女は躊躇しない。

 

「ふー…ふぅー…んっ…」

 

 俺が脚を開くと、彼女は両脚を閉じたまま少し近づく。膝を折り、机に両手を付き、腰を落とす。

 別にそうしろと言った訳では無いのだけど、流れる様に思いのままに動いてくれた。

 近づく、華さんの背中…見なくとも、陰茎の切っ先が、彼女のドロドロに愛液に塗れた、入口に触れたのが分かった。

 熱く…滑る入口が、少し陰茎の侵入を拒んだ。

 

「はっ…ぅ…素直に…ですよね? もう、良いのですよね?」

 

 散々、焦らした結果…だろうか? 許可を取るように俺に聞いてきた。

 聞いてきたのに…俺が答える前に、ゆっくりとその体を落としていく。

 

「んっ…はっ…はぁ…ぁ…」

 

 陰茎の回りを熱が包んでいく。

 ぞりぞりとし、ねっとりと絡みついていくその感触と共に…華さんの声が嬉しそうに上ずんでいく。

 全てを飲み込むまで、堪能するかの様に…ゆっくりと。

 

 彼女はとにかく、刺激を求める傾向が強い。

 それは特定の人物に与えられる刺激。誰でも良いという訳ではないので…少し安心できる。

 

 …そして、態度で示した、この後背座位。

 

 全てを、彼女が飲み込み終えた瞬間。

 

 彼女の高校生離れした、グラマラスな身体が踊りだす。

 

 

 ……。

 

 …………。

 

 

 

 すぐに彼女は、次とばかりに、また腰を上げ…。

 パッツ、パッツと…机に手を付いて、自分から腰を俺に打ち下ろした。

 我慢なんて言葉は、すでに不要みたいに、初めから…大きく体を動かし始めた。

 

「すっ…ごいっ! あっ! はっ…すごいです…これ…」

 

 下着は全て取り払い、胸の上にまで服を捲っているとは言え…。

 

「はっ…はっ…はっ…」

 

 激しく呼吸を乱しながらも、一心不乱に腰を打ち付ける。

 彼女のペースで動いているので、敢えて邪魔をしないで…そのまま豊満な胸に手を伸ばした。指先で、尖がり…勃起している乳首に触れると…一気に強く摘む。

 少々痛いかと思うほどの強さだと思うのだけど…それでも動きを止めない。

 

「華さん…痛いのが、好きですね」

「んぅ…え…痛いのは…ぁっ……ひんっ!!??」

 

 グリッっと…言葉の途中で更に強く。

 一瞬…体を止め、硬直させた。

 ゆっくりとコチラを顔だけ振り向かせ、泣きそうな目で…しかし、歪んだ口元で作った、笑顔を見せてくれた。

 

「あぅっ!! ぁ…はっ…」

 

 今度は、奥に当たるソレをグリッ…と、少し腰を上げ、亀頭を擦りつける。

 

「これも…好きなんですよね?」

 

 彼女を言葉で、攻め…認識させる。

 順に…ゆっくりと…。

 

「では華さん?…俺に聞かせてみせてくださ……いや…」

 

 奥をグリグリと攻め続けながら、彼女の跳ね伸ばす背中を見て…ここはと言い換える。

 

「華、口に出して言え」

 

 …ブルッと、華さんの体が震えた。

 

 被支配欲が彼女は強いのか…やはり、こういった言い方に喜びを見せる。

 …と、多少不本意ではあるが、前々からたまに言う、この命令口調の言葉に彼女は素直に従ってきた。

 

「わ…わた…くし…」

 

 普段から、彼女には敬語で話す俺が、行為の最中でだけ変わる口調。このギャップが好きだと…一回真顔で言われたな…。

 日々の生活では、まず偉そうな口調で言わないから、自分だけに見せる一面…というのを気に入っているそうだ。

 

「普段と…同じ格好…でぇ…皆さんがいる…教室で…」

 

 ゆっくりと話し出す彼女。

 少し質問とずれているのだが、何を言うのかと…邪魔をしない様に動かないでいる。

 というか、俺が動かなくとも、彼女の自身が、ゆっくりと腰を動かしているので、どうなるのか…少々気になった。

 

「んっ! …何を…教室…」

 

 ゆっくりと…腰を擦りつける速さが変わっていった。

 

「き…もち、良いんです…たまらなく…頭の中が痺れるよう…」

 

 目の前で、円を描く様に回す腰…。

 

「…隆史さん。私、素直になって……宜しいのですよね?」

 

「そ…そうですね」

 

 思わず口調が戻ってしまった。

 何かが弾ける前兆…というのだろうか?

 華さんのその言葉に、彼女が完全に変わろうとするのが分かった。

 

「が…まん…しなくて…スナオ…に…」

 

 上を向き…長い黒髪が、少し動く。

 長く細く光る、その髪の流れに…目を奪われた。

 スキルを使い、そうする事が目的だったと言うのに…何故かが一瞬、背筋を走った。

 止めとばかりに、自分から子宮口にねじ込ませる様に、彼女の腰が動いた。それが決定的だった。

 

 …弾けて…飛んだ。

 

「隆史…さぁん」

 

 膣内が締まる。締め付けながら…ゆっくりと腰を上げていった。

 陰茎の血液を、外にへと搾り出すように…って、これ、意識してやってるな。

 …声が出てしまいそうな程の快感。

 

「んっ…はぁ…はぁ…」

 

 捲くれ上がっていたスカートが落ち、白いお尻が隠れてしまった…立ち上がった華さん。

 机に手を付きながらも、体を回し…俺の正面へと向き直すと…。

 

「すごい…すごいです…隆史さん」

 

 そのスカートの左右を摘み、恥部を見せつける様に、ゆっくりと持ち上げた。

 

「言葉にしようとすると…はぁ…ここまで…」

 

 …思わず見入ってしまう。

 自ら、両脚を動かし…俺に脚を閉じろと言わんばかりに、外側から脚を動かす。

 要はこのまま俺に跨りたい…のか?

 

「私…教室で…公共の場所で、胸を晒して…」

 

 両手を俺の肩に付かせ…その晒している胸を、俺の顔を挟むように押し付けてくる。

 視界が塞がれてしまったが、陰茎に触れた華さんの手の感触…。

 

「しかも、自分の席で…自分から…脚を…股を開いて…んっ」

 

 また…ねっとりとした熱を切っ先から感じる。

 

「あっ…はぁ…ぁ…入って…くる…」

 

 包み込む熱と、刺激。

 彼女の体が、下に移動すると…目の前の胸が、ゆっくりと離れていく。

 ゆっくり…ゆっくり…彼女の中に飲み込まれていく。

 熱と締めつける刺激で分かる。

 

「っ…は…ぁぁ…」

 

 全て飲み込まれる瞬間。

 彼女の身体が、震え…肩で大きく息をしている。

 胸の上で捲くれ上がった制服。…前を露出した格好の彼女は、両手を俺の首に回すと、続きとばかりに…口を開いた。

 

「はしたない…とても…軽蔑される位…に…はしたないです…」

 

「は…華さん?」

 

「隆史さん…全部、入っちゃいました…初めは、こんなにすんなりとは、入らなかったのに…」

 

 ブルブルと体を震わせ…腰元から彼女の重さを感じる。

 言ってみろと、言ったとはいえ…スキルの効果があるとはいえ…あっさりとそれに応じる彼女。

 淫語…とは、言えないかも知れないけど、いつもの華さんとは、また違うセリフ。

 

「我慢…しなくて良い……素直になって…良い…」

 

 彼女の顔が、近づいてくる。

 

「んっ…ちゅ…ぱっ」

 

 キス…ではない。

 彼女は、俺の唇を、小さくだした舌で舐め…這わせた。

 唇を…頬を…首元を…。

 這わせながらも、周回させ…何度も何度も。

 

「皆さんと過ごす教室での行為…見知った場所ですと…ここまで…んっ…」

 

「え…」

 

「…背徳感…これが…背徳感…。この今の私が感じている…正体。これが…隆史さんが前に仰っていた事ですよね?」

 

「は…華さん?」

 

 ゆっくりと…腰を前後に動かし始めた。

 

「んちゅ…はっ…隆史さんは、私に…色々と…んっ…与えてくれます…」

 

 舌で俺の唇を舐めながら、腰を動かす。奥にゴリゴリと当たる感触。

 

「そうですよ…。みほさんに申し訳ないとか言っておいて…結局…この関係を…私はどこかで、気に入っていたんですよ…」

 

 顔を少し俯かせて、少し寂しそうに呟いた彼女。…それでも体を動かすのを止めない。

 

「ただ…もう、我慢…しなくて良いと言ってくれました。こんな…軽蔑されても仕方ない…私を…受け入れてくれると…も…」

 

 椅子が鳴る音がする…。

 脚に力を入れ…腰を動かす早さが上がっていく。

 

「はっ…はっ…で…すから、もう我慢しません…貴方が許してくれました…から…」

 

 ギッ…ギッ…と、小さく体を上下に動かし始めた。

 それは次第に大きくなり…体を前に倒して…腰を打ち付ける為にだけ動き出した。

 

「あっ…あっ…気持ち…良いです…もっと…もっと…」

 

 動くたびに揺れる胸が、目の前で踊る。

 

「電車での時とは…また違う…慣れ親しんだ場所での…行為…」

 

 動きも早くなり…すでにこの状態を見られたら…とか、頭から消えているのだろう。

 いや、むしろその事ですら、楽しんでいる。

 

「私…思い出してしまいそうです…この場所…で…授業中に…お昼休みに…ぃ!?」

 

 ビクビクと、体が震え…。

 

「あっ…はっ…す…すごい…今まで…一番…」

 

 …今、体に訪れた快感を逃がさない様に、体を曲げた。

 何度も肩を跳ねさせ、その余韻に浸る彼女…。

 

 ……。

 

 しまった…。

 

 スキルが効果があまりなかった訳じゃない。

 強すぎたんだ…特に…スキル【 甘 言 】。

 あれは誘導する為のスキル。だけど、彼女に対してだけは、相性が良すぎた。

 思いの外、色んな感情を彼女は抱え込んでいたんだろう…そのスキル効果を含めた俺の「言葉」が、強く華さんの心に刻んでしまった。

 スキル【 催 眠 】では無理な程に、強烈に。…ほぼ洗脳に近い。

 

「はぁ…はぁ…次は…どうしましょう…どうしたら良いですか?」

 

 少し落ち着いたであろう彼女は、腕をそのままに体を離した。

 髪が前に落ち…先程から黙ってしまっている俺を見つめる。

 

「どうしたら、「隆史さんの為」になるのでしょう?」

 

【素直】【我慢】…【華さんの為】【俺の為】…の言葉。

 

「貴方が望む事が、私の望む事に繋がるんですぅ…」

 

 荒い息を吐きながら、更なる刺激を求め始めた華さん。

 

「今も…仰った通り…口にしたら…すごく…良かったです…」

 

 黙る俺に…顔を近づけ、待っている間にと…暇を潰すように、今度は口を吸い始めた。

 舐め…舌を浅く入れ…。

 

 髪も…瞳も…濡れた唇も…。

 

 妖艶…としか言えない程、強烈な色香を放つその姿に……彼女が変わっていた。

 何を俺は…こうなる事が、こうする事が目的ではなかったのか?

 

 しかし、流石にこ《     》

 

 ……。

 

 …………。

 

 

 頭に何かアナウンスの様な声が流れた。

 

 な…んだ? 何かが、削れた気がした…。 

 

 ま…イイヤ。そ(・)ん(・)な(・)事(・)よりも、スキルが…もう一つできている。

 

「……」

 

 それは、俺が望む事も…思い浮かべる事すらしないようなスキル…。

 効力を調べなくとも分かる、その名前…なんだ、これ…。

 

 ユニーク・スキル【 壊 】からの…派生スキル…【 隷 属 】?

 

 ……派生…。

 

 …………。

 

 

 彼女は、俺に言われるがままに、自分の席…その机の上に寝そべった。そして自分から脚曲げ、大きく左右に開いた。

 …すでに自身の快楽を堪能し始めていた。それは、直接的な性行為ではなく、現状の環境…状態を含めての快楽に感じている。

 開かれた両膝に手を乗せると、目を見開き…俺が入ってくる様に見入っている。

 

 根本的な「恥」。それを快感に変換させ、彼女は何もかもを受け入れ、楽しむ。

 

「あっ…あっ…学ぶ為の机だと言うのにっ!! あっ!」

 

 もう、何も言っていないのだが、彼女は敢えて自身の様を口にする。

 身体の奥から沸き上がる興奮に、ゾクゾクと体を震えさせながら…。

 パンパンと、肌がぶつかる音と、激しく机が鳴る音。

 甘い喘ぎ声を教室に…いや。

 

「好きでっ…すっ!! チ○ポをぉ!! 私の奥でぇ!!」

 

 彼女は教えれば、即座に対応できる。

 

 喘ぎ声と共に、普段なら絶対に口にしない言葉を教室中に響かせている。

 元々沙織さんの雑誌知識もあるようで…。

 

 日常の清楚な華さんの口から出る、その卑猥な言葉。

 録画していると分かる様に、携帯を取り出し、ワザと見せつる。

 その卑猥な言葉と、教室での行為…それを記録されると言う事に彼女が気がつかせると…彼女の中が痛いほど締め付けてきた。

 

「わ…私のぉ! いやらしい言葉とぉ!! チ○ポで犯されてる姿ぁぁ!!」

 

 教室の外にまで聞こえる程に、大きな甘い声。

 自身で胸を揉みしだき、悶える彼女は、毎回発言する度に、俺の返答の言葉を待っている様だった。

 

「違うだろ? なんて教えた?」

 

「はっ…あっ! ハメッ! ハメられながらぁぁ…ああっ!! イッて…くださいっ!! ドピュドピュ…てぇっ! チ○ポから、私の奥にぉ! おっ!! あっ!!」

 

「良く出来ました」

 

 ゴリッ…と一番奥に、押し込める。

 お望み通り、熱い脈を感じながら、熱いモノを吐き出す。

 

「あ…あっ…中に…出されながら…撮られながら…私……果て……まし…」

 

 首を大きく反らせ……ビクンビクンと体を跳ねさせた。

 

「わ…私の中…に…隆史さんのザーメンで、満たされ…てしまいま……したぁ…」

 

 ゾクッ…と、また背筋に走る。

 華さんに対して敢えて下品な言い方をさせる事に、ものすごい興奮を感じる。

 

 …ズルッ…と陰茎で、栓をされた膣を開放すると…また、ものすごい量がそこから溢れてくる。

 ドロッとした、真っ白いものが机の上を滑り、床へと落ちていく。

 

「はっはっ…つ…ぎぃ…は…」

 

 つ…次? すぐに?

 みほ達は、大体本気で攻めた後は、少しの間動けなくなると言うのに、彼女は貪欲に次を求め口にした。

息も絶え絶えだが、その目は俺を求めてくる。

【挿絵表示】

 

 

 体を起こし、教室の窓前にまで移動させる。

 

 窓に胸を押し付けさせると…分かっているとばかりに、脚を広げた。

 ポタポタと股の間から、まだ精液が零れ落ちている…。

 窓の外から見える運動場には、誰もいない。…誰もいないが…スキル【 催 眠 】で、男子生徒が数名見えるように細工をする。

 例えいたとしても…スキルを使っているので、視線がこちらに向けられても、学校内であれば、俺達の姿は認識できないだろが…それに素直に彼女は従った。

 見られるかもしれないという、恐怖…と、スリルよりも…彼女はもう俺の言う事に従う事に、快感を見出しているのだろうか…?

 

「はぁ…はぁ…見せる…見せつけると言うのに…も…男性は興奮する…のでしたよね?」

 

「えっ!?」

 

 お…思わず、声が出てしまった…。

 なんでそんな性癖が存在するのを、彼女は知っているのだろう。

 あ、沙織さんの雑誌か…。

 

「ど…どうぞ…お好きにしてください…」

 

 ……。

 

 華さん?

 

「み…見られて…すごく…はぁ…はぁ…見られて…いるかも……しれません」

 

 窓の下を覗き込む彼女…。

 いや、まぁ…えっと…するのは良いし、うまい具合に変わってい行っているのだけど…え?

 

「私…お外に…胸を晒していると言うのに…なんでしょう…この開放感…」

 

 彼女は、見られているかもしれないという状況ですら、はぁはぁと息遣い荒く…自身の胸を外に押し付けているのをやめない。

 

「…今…私…隆史さんの逞しい、おチ○ポで…強引にこじ開けられて…奥にまで一気にハメてしまわれたら…どうなっちゃうんでしょう…」

 

 …えっと…。

 

「あの…華さん?」

 

 ……。

 

 思わず、素で声を掛けてしまった…。

 順調…って、言えば順調なんですけどね? 順調過ぎるというか、なんというか…。

 

「…名前」

 

「」

 

 機嫌が悪そうに、振り向いた彼女が突っ込んだのは、ソコだった…。

 

「えっと…華?」

 

「なんですかぁ?」

 

 嬉しそうに返事した…。

 

 …。

 

 いや…もういいや。

 

「見られる恐怖…ってのは、ないのか?」

 

「ありますよぉ?」

 

 …即答。

 その割に…変に嬉しそうなんですけど。

 

「あの…見られた場合、下手するとここにアイツ等、来るかもしれないぞ?」

 

 …変な不安感で、念の為…と、軽く脅す様に言ってみる。

 正直、胸を窓ガラスへと押し付けさせた時、あまりにすんなりと従ったのが、少々気に掛かった。

 脳内アラームが、全然ならなかったので嫌がっていないとは、分かってはいたのだけど…。

 

「…むぅ。邪魔されるのは、正直嫌ですねぇ」

 

 いや…邪魔って。

 聞かれるかもしれない、見られるかもしれない…それを、省いてソコをまず思った…という事だろうか?

 

「あっ…この行為も、アレ…ですか? その為なのでしょうか? 隆史さん」

 

「…なんの事です…いや、なんの事だ?」

 

 敬語で話そうとした瞬間…一瞬目が細くなった…。

 拘る所が、そこですか…。

 んなこと、どうでも良いと思える程…それ以上の発言をされた。

 

 

「ねとらせ…とか、言うのですか?」

 

 

「なんで、んな言葉、知ってんですか!!??」

 

 いやもう、普通に素になるわッ!!

 その単語を華さんが言うかね!?

 

「あの人数ですと…あぁ、そうですか。たくさんのおチ○ポに、囲まれた女性を見るのを、好きな男性もいるのでしたね?」

 

「   」

 

 ま…まずい…。

 

 これは、いかん。

 恥ずかしい言葉を言わさせられている。…というのを、彼女の中では継続しているのだろう。

 下ネタ会話すら可能な状態の華さんからは、破壊力のある言葉しか吐かない!

 

「…隆史さん。私、隆史さん以外の方とは…想像するだけで、虫唾が走る程、嫌なのですけど…」

 

「あ…うん。その方が…っ!」

 

 想像…したのだろう。

 痛みを伴う、激しいアラームが脳内に響き渡った。

 一瞬、声すら上げそうな、刺すような痛み。ある意味で安心できる。

 

「あ、でも…」

 

 アラームが収まった…そして、「でも」って…今度は何を言うつもりだ。

 

「どうしてもと…隆史さんが、命じるならば…その…我慢…致しますけど…」

 

「しませんよ!!! というか、命じるって!?」

 

 まずいっ!! 本当にこれはまずい!!

 まず、目がやべぇ! 命じるって部分で、先程まで出していた、色香を含んだ怪しい色になった!!

 俺は別に、彼女をビッチにしたい訳じゃない!!

 

「大体、他の野郎に、華さん抱かせる訳ないでしょうが!!」

 

「あら、良かった♪」

 

「……」

 

「あ、でもぉ…ちょっと似たような事してきませんでした? 玩具と一緒に…その…隆史さんに、いぢめられた時は…凄かったです…」

 

 いや…口でしてもらってる時に、アレをアレに入れて…致した事あるが…あぁ…もう。うっとりとした目で、思い出している。

 いかん…。そういや、トイレで致した時も…彼女ノリノリだった…。

 本当に、ただ刺激を求めるだけにしてしまうと、本気でまずい…こりゃ適度に分身使って、何人かで攻めて…ガス抜きしてやらんと…。

 あ…でも、アレ…夢で終わらせてしまうから…えっと…どうしようか。

 

 …この彼女の目はまずい。

 

「…興味あるんすか」

 

「えっと、確か複数で…って、乱交…でしたか? ありませんよぉ。そもそも隆史さん以外の男性に、触れられるのは、絶対に嫌です」

 

「……」

 

 …ん?

 

 何か俺は、勘違いしてないか?

 少し、俺の考えと、華さんの言葉…ずれている気がする…。

 じっ…と、モジモジし始めた、教室で半裸姿を晒している彼女を見る。

 そうだ…何か…ずれてる。

 

「あの…隆史さん…そろそろ…続きを…」

 

 …いや、まぁ…。

 

 あっ…あぁ!!

 

「は…華」

 

「はぁい♪」

 

 期待した顔で、俺を見つめてくる彼女は、完全に…その…出来上がっているというか、何というか…。

 ある意味で、コレは望んだ通りになっていないだろうか?

 

 …つまり。

 

「…肌を見られるのは、良いのか?」

 

「嫌です」

 

 即答…しかし、現行でそれを行っている…。

 という事は…もしかして…。

 

「んっ…」

 

 彼女に近づき…優しく抱き締める。

 髪から甘い香りが漂い、一瞬このまま続けようかと思ってしまったが、現状を確認したい。

 

 良くも悪くも…彼女は、自分に正直で…思いの外…シンプル。だからこその、毎回心臓に悪い発言をなさる。

 変に遠まわしに言わずに、ストレートに聞いてみよう…華さんの場合、それがある意味で一番だ。

 

「華…は、命じられたらば、他の男とも…と、言ったな」

 

「え? えぇ…」

 

 あ…声に熱が入った…。

 

「肌を見られるのは、嫌だけど…今は、それを行っている…。それは、俺が言ったからか?」

 

「そうですよ…ぉ?」

 

 何を想像したのか分からないが…彼女が一瞬、身震いをした。

 

 

 …解った…。

 

 

「口…開けて、舌を出せ」

 

「んぁ…」

 

 話の流れをぶった斬ったと言うのに、何も言わず、即座に従い…顔を上げ、艶かしい舌をこちらに伸ばした。

 顔を近づければ、何をしたかと理解しているかの様に、自ら俺の舌に絡ませてくる。

 貪る様に…唾液を絡ませる音を、ワザと出しながら…。

 

 ……。

 

 

「…んっ…ちゅ…ぷ。はぁ…ぁぁ…」

 

 舌を離し、堪能したかの様な吐息。

 

「次は、どうしましょう…どう……したらよろしいですか?」

 

 両手で、俺の顔を挟み、ゆっくりと撫でる。

 

 これは…依存とも違う。

 

「どうしたら…隆史さんは、嬉しいですかぁ?」

 

 これは…隷従…隷属…。

 それで、先程…あんなスキルが、俺の意思と反して発現したのだろうか?

 発現したとしても、使った記憶も、意識も無い。

 

 それでも、これが今の彼女の本質。

 

 あまり使いたくないのだけど、知っておかないと…と、スキル【 鑑 定 】で確認し…確信を得た。

 やはりそうだ。

 

 華さんは、今…俺に命令される事に悦びを得ている。

 

 それが、どんな内容でも、どんな行為にでも…だ。

 いる…希にいる。こういった女性は。

 

 特に華さんの様な、お嬢様と言われる人種に多い。

 

 彼女のお家柄もあるのだろう…。そこから歪んだ性癖…性格…そして、今のこの関係と感情…。

 さらに、何もかも割り切って、素直に…我慢する事をやめた彼女は…それらが全て、一つになっている。

 それだけで…あの言葉でだけで、出来上がた。

 彼女は…あんこうチームの中で、ある意味で唯一…完成していた。

 

《   》

 

 ……。

 

 変な焦りも…何もかも消え、頭の中がクリアになった。

 だから、気がついた…ソレだけが、露骨に残って見えたから。

 それは、真っ黒い感情…というのだろうか?

 試したい…という、興味…? 好奇心?

 

 なんでもいい…一つの案が浮かんだ。

 

 もちろん、他の男にどうこうさせる気はない。

 ない…が、浮かんだ。

 

 あの時…あの男子トイレでの事は、スキル【 催 淫 】を使った状態でした事。

 だからのあの乱れ様…それは、みほにも言えた事。

 

 だけど、今の…このある意味で、正気を保った状態ならどうだろう。

 どう…乱れるだろうか?

 スキル【 催 眠 】で、複数に別れた俺を、常識だと認識させれば…傷つかせる事もない…だろう。

 

 それが前提。

 

 なに…最初にもしもの話で、聞いてみれば良い。

 

 もしも、俺が複数いたら…それらでならば…と。

 アラームが鳴ったら、やめればいい。

 

 ……。

 

「華」

 

「…はい?」

 

 名前を呼んだだけで、期待を込めた目を向ける。

 何を言われ、何を命じられるのか…それだけ…。

 

 …しゃがめと言えば、彼女は従う。

 彼女の前に、陰茎を突き出せば、言葉にしなくとも口を開ける。

 

「はっ…ぁ…」

 

 舌を這わせ、亀頭を飲み込む…。先ほどのイマラチオとは違い、彼女は丁寧に舌を使いながらも、表面を舐めまわす。

 ただ、舐めるだけ…それでも、上目使いで…ここが良いかと、目だけで伺ってくる…。

 

「ヂュッ…ポッ…ヂュュ…」

 

 頭を撫でる事で、華さんが、ウットリと…目を細めた。

 窓の下…顔を横にし…自身を慰めながら、顔を動かし始め…。

 

「俺が言えば…ね」

 

「っ…ぷっ…。そうですよ…隆史さんが、言えば…喜んで頂けるなら…」

 

「…ならもう一人…。もし、ここに他の男がいたのなら…もし、一緒に奉仕してやれと言えば…するのか?」

 

 

 聞いては駄目な質問。

 しかし、その割には…普通に…本当に自然に口にできた。

 催淫も使っていない…素の彼女はどんな答えを出すのか…。

 ただ、それが知りたかった。

 

 怒るだろうか…呆れるだろうか…軽蔑するだろうか……。

 

 ただ、その質問に対し、彼女は…。

 

 

「ふふっ…お望みなら……」

 

 

 笑った。

 

 その彼女が、自分を慰めている手が、動いた。

 その彼女の、空いたもう片方の手が、陰茎を掴んだ。

 

 …変に冷静な自分がいた…。そして次の質問…。

 

「なら、その男が…俺だったら…。俺が複数いたら…どうしたい?」

 

「…?」

 

「もしもの話…頭のオカシイ話…。俺が…何人かに分かれて、一斉に華を抱きたいって言ったら?」

 

「あの…仰ってる意味が…」

 

 はっ…だよなぁ。

 

「…でも、それは…言葉そのままの意味でしたら…」

 

 …?

 

 ジュルリと…亀頭から口を抜き…そのまま陰茎の横に頬を付けた。

 髪が上に掛かり…彼女のやわらかい頬の感触…。

 

 

「私は…喜んでお受けするかと…」

 

「……っ」

 

 ゾクッ…とする程に、妖艶な笑みを浮かべた…。

 こちらが身震いする程に、彼女は笑った…。

 

 言葉、一つ一つの受け答えで、彼女が完全に変わってしまったと…納得出来るほどの笑み。

 

 ただ、少し…少しだけ、疑問が生まれた。

 

 それは、それらの行為とかではなく。彼女に対しての事でもなく。

 平然と、自然と。そんな考えや…聞いてしまう事に対しての罪悪感も何もなく、自然と口に出来てしまう事。

 だから、今も…普通に、いつも通りの口調で……。

 

 

「それ…『 すいませぇ~ん 』

 

 

 っっ!!??

 

 

 トントン…と、軽く教室のドアをノックする音が響いた。

 思わずそちらを全力で振り向いてしまった。

 

 …な…なぜ?

 

 頭の中が、一気にゴチャゴチャなる。

 

 聞き覚えのある、その声。

 

 教室の外…廊下から、聞こえる会話内容で、誰かはすぐに分かった。

 

 …いや、そうじゃない! なぜいる!? なんでいる!!??

 

 スキルを使って、あんこうチーム以外は、校舎内に近づけないようにしている。

 スキルを使って、誰かが近づけば、分かる様にしている。

 

 なのに…なぜだ?

 

「………」

 

 あ…。

 

 は…華さん…が、すっげぇ真顔になった…。

 

 行為を止め…スッ…と、立ち上がった…。

 

 いや、無表情…喜怒哀楽が全て消え去った様な…顔。

 ノックと同時に聞こえてきた、聞き覚えのある声を聞いたとたんに、これだ…。

 

 会話の内容から、今にでもすぐに入ってきそうなのが、分かったからだろうか?

 居留守を使う…という、案もあるだろう。

 

 今の彼女だったら、またあの異様な程、女子高生が出すとは思えない程の、強烈な妖艶な雰囲気で誘って来そうなものだ。

 しかし…何も言ってこない。

 俺に何も言ってこないし…あの少しおっとりとした喋り方で、雰囲気が壊れたのか…それとも日常に戻ると、確信したからだろうか?

 

 無表情のまま、衣服を…捲れたスカートを下ろし…胸元の捲れた制服も戻して…あ、後ろ手にブラのホックを付けてる…。

 スキル【 スティール 】で盗ったおいたブラ。机に野ざらしに置かれていたのを手に取って、淡々とした作業…。

 いや、その姿、仕草って、なんかこう…好きですけど…今の華さんの表情からすると、全然、嬉しくない…。

 

 スッ…と、なにか思い立ったのか…無表情のまま、こちらに大きく聞こえる様に…。

 

「…………チッ」

 

 し…舌打ち…。

 

『秋山先輩、返事がありませんよぉ?』

『多分いるとは思いますが…うぅ…垂れてくる…』

『何がですかぁ~?』

『アッ! いえ! こちらの事です!!』

『でも、大丈夫ですかぁ? さっきから、歩くのちょっと辛そうですよ?』

『いえ…少し腰が…。うぅ…恨みますよ、隆史殿』

『?』

 

 ……。

 

 あ、うん。あちらの俺も悪ノリ…というか、なんかハッチャケテタシネ。

 

 あの声は…優花里と…えっと、宇津木さんか。

 独特な喋りと声で、すぐに分かった…んだけどぉ……。

 

「隆史さんも、いつまでそんな格好しているおつもりですか?」

 

「…あ、はい」

 

 ズボンを脱ぎ捨てている訳では無かったのですが、確かに大事な所を全開にして、全開になってますけどね?

 華さん…お…ON/OFFはっきり、しすぎではございません…か?

 

 すぐに全開な状態を、スキル…使うまでもなく、華さんの目線で、収まりました。まだそこまでの、M気は持ち合わせておりません。

 ジーー…と、チャックを閉め、普段の格好…あ、一応【 リフレッシュ 】で、周りの匂い、汚れ…等を掃除…。

 ジーー…と、同じく俺の姿を、チャックを閉める所まで見ていた華さん。

 

「………チッ!」

 

「……」

 

 ま…また、舌打ち。

 

 …。

 

 

 いや…まぁ、流石にこの時点で、先程からの良く分からない罪悪感や躊躇の消失。

 今まで気を使いすぎて、踏み切れなかった部分に、自然と踏み込めてしまう感覚…それに嫌でも気がついた。

 まぁ……あの良く分からない、機械音声みたいな脳内アナウンス。その新たに寄越してきたスキルのせいだろうよ。

 

 ユニーク・スキル【 壊 】

 

 効力不明。脳内検索をかけると、モヤが張ってしまい、何もかもが、分からないのが少々怖い…。

 しかし、それに気がついたのも、華さんの…この、突然のクールダウンで、脳内が一気に冷め、冷静になったからというのもあり…。

 

 俺…この人に勝てないだろうな…と、変な確信を得た…。

 

 …彼女の良いように使われてしまう…そんな気がしてならない…。

 

 あ…その華さんが、俺の服装が戻ったと確認する様に目が動き…そして動いた。

 

 ツカツカと、俺の横を通り過ぎ、ノックされたドアへと進ん行く。

 まだ外で何か話している様だけど、気にする事もなく…一気にそのドアを、ガラッと……開いた。

 

「どうしましたぁ?」

 

 何時もの口調…で、来訪者達へと…開いた瞬間、声を掛けた。

 

「あ、五十鈴先輩~」

 

「っっ!!??」

 

 華さんは、俺の位置から見ると、後ろ姿で…俺には分からないが…。

 来訪者の二人の表情で、すぐに察した…。

 

「あら、宇津木さん。まだお帰りになっていなかったのですねぇ…。えぇと…私に何か、御用ですか?」

 

「あ、いえ。五十鈴先輩じゃなくてぇ~。尾形先輩にぃ~…」

 

 …宇津木さんの変わらない口調で…多分…華さんの表情は…表(・)面(・)的(・)には…何時もの様に、後輩に対して、微笑んでいるんだろう…がっ!!!

 

「  」

 

 優花里が真っ青になって…目を見開いて…硬直している…。

 

「…隆史さんに?」

 

「はぁい~。いらっしゃいますかぁ?」

 

 ッッ!?

 

 な…流し目で、一瞬コチラをフリ向いた彼女の、その目が…すっごい尖って光ってる…。

 

「ぁ…ぅ…ぁぅぁぅ…」

 

 あぁ~…めっちゃ震えてる…すっげぇ震えてる…優花里さんや。

 華さんと、ドアの隙間から俺の姿を捉えたのだろう。

 

 …全てを察した顔をした。

 

「…えぇ、一応」

 

 一応…。

 

 ゆかりんの表情と、華さんの底知れぬ…なんとも言えない口調に…俺含めて二人。黙ているしかなかった…。

 

「あ、本当ですねぇ~。尾形せんぱ~い」

 

「あ…うん。ゴキゲンヨウ…」

 

「なんですかぁそれぇ~」

 

 ダージリン口調が自然と出てしまった…。変にツボに入ったのか、コロコロ笑っている宇津木さん。

 いや…なんで、スキルが、全く効かないのか分からないが…今は、それどころではない!

 優花里との会話の内容で、あんだけ、でかい声で叫び喘いでいた華さんと致していたのは、バレていないッ! …はず。

 一応、冷静に頭が働く辺り、俺はまだ大丈夫っ!! …な、はず。

 

 話が停滞してしまう恐れもあり…正直、この状態での停滞は、怖すぎるしな…。

 さっさと、その教室出入り口へと、俺も近づき、華さんの真後ろに立った。。

 

「誰もいない教室で、五十鈴先輩と二人きりとかぁ~…怪しいですねぇ。浮気ですかぁ?」

 

「…いや、帰る準備していただけだよ…みほ達の荷物もあるし…」

 

 悪意の無い、からかうだけの言葉が…ここまで胸に刺さるとは…。

 

「同じ屋根の下で、暮らしてますからね?」

 

 華さんっ!?

 

「別段、不自然ではありませんよぉ?」

 

「あぁ~噂、本当だったんだぁ~」

 

 うふふと笑い合う、二人…。

 …それに挟まれるゆかりん。

 

 息、してますか?

 

 ……。

 

「お…俺に、何か御用でしょうか? …というか、宇津木さんだけ? 他の一年は?」

 

「あ、はい~。プライベートな事ですのでぇ、私一人で~す。秋山先輩とは…えっと…途中で会いました~」

 

 …トイレか。危なかったのだろうな、優花里の顔が真っ赤になったので察してやろう。

 

「ぷらいべぇと…」

「プライベート…」

 

 そして、そこで素に戻って、華さんとハモらんでくれ。

 

 まずい。ちょっと、これはまずいぞ。

 何かと具体的には言えないが、華さんがヤベェ!!

 

 くっ…強硬手段にでるか…。

 

 ある意味で、華さん向け…なのか? まぁいい!

 

「っっ!?」

 

 おもむろに…ドアの影で見えない様に計算し…華さんのお尻を、スカートの上から鷲掴みにする。

 やわらかな感触とか…まぁ正直、気持ちが良いのだけど…そのまま軽く引っ張る様に横に体をずらさせる。

 

「ちょっと…ですねぇ…相談がありましてぇ」

 

「相談?」

 

「はぁい」

 

 話しながらも、華さんの立ち位置に割り込む様に変わると…華さんも察してくれたのか…というか、物分り早ぇ…。

 廊下側からすると、体を半身、ドアに隠れて見えなくしてしまった。

 宇津木さん達からすれば、顔の半分だけ見える様な位置に移動させる。

 

 華さんのスカートを弄る様に、手だけ侵入させ…先程まで散々弄り回していた秘部にへと指を入れる為に、下着の上へと滑り込ませる。

 布越しに湿った感触と熱が手を包み込んだ。布の隙間を作り、その谷間へとゆっくりと侵入させていく…。

 

「…っ」

 

 …よし。華さんが変な殺気地味た雰囲気を消してくれた。

 後は…と、指に力を込める。ゆっくりと…また、先程まで入ってた華さんの中へと、再度入って行く。

 肉のヒダをこじ開け、音が出ないようにゆっくりと…そして…そう、またスキルだ。

 

「えっと…相談に乗るのは構わないけど…なんで、俺?」

 

 何気なく何時も通りの口調で、宇津木さんへと視線を落とす。

 華さんを弄びだした腕を、ドアに肩を当てて完全に隠すように、自然に近づく。

 後は、音は立てない様に、ぐちゃぐちゃと…まだいっぱいに入っている精液を、彼女の中で混ぜ染み込ませる様に指で掻き回す。

 

「えっとぉ、ある意味で、先輩しか相談できる相手がいないからですよぉ」

 

「ある意味で?」

 

 横目で確認すると…すでに華さんは、体をドアに隠してしまい…唇を噛み声を殺し…おでこをそのドアに当て、もたれ掛かっている。

 目は…先程まで放っていた怪しい光に染まって……これは、悦んでいるな。

 

 では…と、スキル【 召 喚 】…彼女の中で、プラスチック製の異物を侵入させた。

 そしてすぐに、素早く手を、彼女の中から抜き出した。

 

「っっ!?」

 

 ビクッと、背筋を伸ばし上を向いた…。

 指が…すげぇ…びっしゃびしゃになってる…。見なくとも指をこすり合わせて、すぐに分かった…よし、【 リフレッシュ 】

 あぁ…ゆかりん。顔真っ赤にして俺をジト目で睨み始めてきましたね。

 貴女の位置からだと…ギリギリ、華さんの顔は見えるのでしょうか?

 急に大人しく…しかも体を隠してしまい…恍惚の笑みの華さんで、察したのですね? いやぁ…君も、随分と慣れたねぇ……ゴメン。

 

「俺なんかでなら、良いけど…一応、みほに確認取っていいか?」

 

「西住先輩の了承は、ちゃぁんと貰ってますよぉ。秋山先輩から、連絡してもらいましたぁ~」

 

「…えぇ。いつの間にか消えてしまった、どこかの誰かさんの代わりに、聞いておきました」

 

「…………」

 

 う…う~ん。

 俺、突然消えたのか…。不機嫌そうな優花里の声で。何をしてどのタイミングで消えたんだ、俺別個体。

 今回意思のリンクを切っていたから、全員また一つにならないと、他の個体の記憶とか一切分からないしなぁ…。

 

「ちなみに、相談内容も言っておきましたぁ。二つ返事で了承してくれましたよぉ? 内容言っておけば、西住先輩も安心すると思いましてぇ」

 

 ……。

 

 用意周到な事で……。

 

「み…みほ達、どこにいるんだ?」

 

「すでに、帰り支度を終わらせて、校門で五十鈴殿を待ってます…。ですから、ここに来たのですけ…ど…」

 

「……」

 

 優花里の顔が、真っ赤になったね…どうした?

 っと…その五十鈴殿が…肩に寄りかかってきたね…制服、掴んで震えだしたね…。

 

「あれぇ? 五十鈴先輩…大丈夫ですかぁ?」

 

 小さな呼吸を繰り返して、ビクビクと肩を震わせている…。

 ただ俺の肩に、頭を擦りつける様にしている為に、表情は分からないのだろう。

 傍目からみれば、体調が悪い様にも見えるが…まぁいい。

 

 スキル【 召 喚 】で、出したのは…遠隔用のピンクローター。

 今回は、静音性が高いものなので、バイブ音は聞こえまい。…このスキル【 召 喚 】って、俺が持っていないものでも、知識としてしった商品なら召喚できるようだ。

 お陰で色々と幅が広がるな。よし。後で、ちょっとじっくりと考えてみようか。

 

「えぇ、大丈夫です……よぉ? あっ!! …で、でも、みほさん達…あ、いつの間にか荷物もありませんね」

 

 ……。

 若干、声が上ずってはいたが…流暢に出来るだけ自然に話した。

 あ…の声が、まぁ…多分、気がついて上げた声じゃないだろうが。

 

「…私の分も含めて、隆史殿が持ってきたと、仰ってましたが!?」

 

 優花里さん。メンチ切るのやめてください。

 はぁ…多分、俺の別個体が、スキル【 召 喚 】で、持っていったのだろう。

 

「そ…ぅ…ですか、隆史さん、いつの間に…ぃ」

 

 まぁ…辻褄が合わないと思う所は、スキルで補正…認知を変える。

 ただ黙っているのは、不自然かと思ったのか、熱っぽい声で呟いた華さん。

 時系列的に、おかしいのだが、それすら気にしていない声だから、成功だろう。

 しっかし…無駄に色っぽい声になってますね。

 

「ん…んじゃ一度、みほと合流しようか…。優花里、悪いが宇津木さんと先に、みほ達の所に行っていてくれ」

 

「……そうでしょうね」

 

 …優花里さん。

 会話の流れ……返事の言葉が、若干ずれていますよ?

 

( しょうがないだろ!? あのままだと、華さんどんどん真っ黒になりそうだったんだし! )

( そこには、感謝していますが! 真っ黒じゃなくて、桃色にしてどうするつもりですかっ! )

( どうもしないよっ!! 身支度させて、すぐに行くから!! みほ達、待たせているならすぐに行きます! )

( …信じますよ。…こう、目の前でこういった行為の、出汁にされるのって…正直良い気分じゃありませんから )

 

 ……。

 

「目だけで、会話するのやめて頂けますか?」

 

 あ…はい。

 華さんには、俺にだけ聞こえる様に…耳元で素声で囁かれた…。

 ちなみに、このアイコンタクト会話は、優花里とだけ、何故か出来るようにナリマシタ。

 し…振動、止めておこう…。

 

「じゃっ!! じゃあ! 支度済ませるから、宇津木さんもヨロシクっ!!」

 

「え……あ、はぁい」

 

「まったく…」

 

 片手を上げて、会話は取り敢えずここまでだと、ドアを閉めるっ!!

 即効で会話を締め切ったので、若干失礼かとも思うが、ダラダラと会話が続きそうだったので、仕方がない。

 …思った通りに、閉めたドアの向こう側から、ブツブツと会話が少し聞こえたが…すぐに足音と共に離れていったので、大丈夫だろう!

 一応、頭だけ出して廊下を確認! よし、もういない!

 

 華さんも、目視で確認っ! よしっ!! 真顔っ!!

 

「……」

 

 よ…良くはないな…。

 

「で、では華さん。帰りましょうか?」

 

「……はぁい」

 

「う…宇津木さんの真似は、やめてください…」

 

 このアイコンタクト会話をすると、この…華さん。それとみほが、えっらい不機嫌になるから出来るだけ控えてはいたんだけどな…。

 ローターの振動があるからだろうか…。まだ熱っぽい視線のまま、俺の顔を見上げている。

 いやぁ…めちゃくちゃ不機嫌な顔だ…。

 こういった行為の最中だから、余計に…だろうか?

 

 ……。

 

「…は、華さん」

 

「……なんでしょう?」

 

 あぁ…もう、口を尖らせて…。

 俺を睨みながらも、小さく肩をビクビクと、震わせる彼女。

 

 よ…よしっ!

 

「華」

 

「…は…はい?」

 

 呼び捨てにする…イコール、これから言う事は、そういった関係の事だ。…という関係が、いつの間にか出来上がってしまっていた。

 思った通りに、呼び捨てにして呼ぶと、彼女の返事が、別の色を放つ。

 

「…帰ろうか」

 

「んんっ」

 

 膝を曲げ、お辞儀をする様に、前屈みになった。

 

「振動はランダムだから、何時、どの強さでかは、俺にも分からない」

 

「んっ…はっ…はっ…」

 

「あぁ、後…下の下着は、脱いでいってくれ。…華の中に大量に出してしまったから…滑りやすいと思うけど…落とさないようにな」

 

 …と、鬼畜地味た事を言ってみる。

 意味がすぐに分かったのだろう…。すぐに顔だけ上げ、涙目の目を見開き…俺を見上げる。

 …俺に悟らせまいとしているのか、釣りがりそうな口を、強引に歪ませている。

 その顔は、次が始まったと…悦びに満ちた顔に見えた。

 

「わっ…分かりましたァ…。たかっ! ん…隆史さんは、酷い人ですねぇ…」

 

 ……。

 

 いや、うん。

 

 完全に俺は、変わっている。

 変わっているのだけど、それ以上に、彼女の変わり様と言葉に驚き…ギリギリで何かを保ってていると、実感させられる。

 

「た…ただでさえ、中のモノが…伝って出てきちゃいそうなのに…更にこんな玩具まで使って…私を、いぢめて…悦んで…」

 

 さっそく…と、脚を上げ、下着から、その脚を抜き出す。

 そして、俺に言っているのか…誰に向けた言葉が、分からないが…。

 

「変態…ですね…っっ!!」

 

 

 その言葉と共に、彼女はその場に崩れ落ちた。

 

 

 

 

 

 ◆

 

 

 

 

 

 

 

 校門前…華さんと一緒に、あんこうチームに合流。

 

 あ、はい、すっごい真っ赤な顔した、全員に一斉に見られました。

 あからさまに、様子が変わっている華さん…あの…今振動させていないので、普通だと…あぁ、垂れて…。

 他の4人も一緒だなぁ…両脚を不自然に、もじもじと動かしている…。

 

 分身もスキルを解除して…元に戻し…一気に脳内にへと、分かれていた俺の記憶が雪崩込んできた。

 

 …あ、うん。流石俺。

 

 考えたていた事が、ほぼ一緒。

 

 いやぁ…華さんを除いた全員に、ジト目で迎えられてます。

 後輩の前だと言うのに、それでも言いつけを守っている辺り…順調だ。

 

 ……。

 

 はっ…罪悪感すら、沸かねぇ…。

 

「先輩~お待ちしてましたぁ」

 

「あ、うん」

 

 その端、宇津木さんから声をかけられた。

 いやぁ…貴女の回りの先輩方…凄いことになってるんですよ? …とか、言ってやったら、全員がどんな反応するんだろう…。

 っと…ダメだ。

 

 彼女は、俺に相談があると言っていた。

 それにのる以上、邪な事は…夜だな。今は彼女に集中しよう。

 

「相談って何の相談かな? 一応、みほ達は知っているんだろう?」

 

「はぁい」

 

 …な、なんだ? 嬉しそうな宇津木さんとは、対照的に、みほと麻子…そして沙織さんが、少々困ったような顔をした。

 いや、若干、沙織さんに生気が無いな…。どうした?

 

「えぇと…ですねぇ」

 

「なんだろう?」

 

 優花里もまだ聞いていないのだろう。そんな3人を、不思議そうに見ていた。

 

 

 

 

「 恋愛相談ですっ!! 」

 

 

 

「「「 ……… 」」」

 

 えっと…?

 

「…は? 恋愛相談? 俺に?」

 

「そうですぅ~」

 

 嬉しそうな笑顔で、まぁ…しかしね?

 

「隆史殿に、それは…無謀としか…」

 

「…私も、隆史さんに相談する内容では、ないと思うのですが…」

 

 本気で彼女を、心配し始めた二人に対して、何も反論できません…。

 そんな二人に対して、宇津木さんが…。

 

「私ぃ…彼氏いたんですけど、一度別れちゃったんですよぉ」

 

「「 !? 」」

 

 …と、結構な爆弾発言。

 

 あ、その二人がすっげぇ驚いてる。

 過去形で話してるけど…うん、俺も少し驚いた…。

 

「初めは、戦車道初めた時もぉ~、私のジャケット姿、見たいとか言っていたのに…。でもぉ、すぐに逃げられちゃったんですぅ」

 

「あ…うん」

 

 それしか、言えねぇ…。

 

「でも、最近…また、付き合い始めてぇ~」

 

「……」

 

 あ、はい。寄りを戻した…と。

 

「色んな所行ったりぃ~。それなりに、楽しいのですけどぉ~」

 

「あ…はい」

 

「実はぁ~、決勝戦とかも、応援に来てくれてぇ~」

 

 それ…俺が、相談に乗る意味あるのだろうか?

 というか、相談じゃなくて、段々とノロケに変わってますよ?

 

 あぁ…なるほど。

 

 …沙織さんの生気が抜けている理由が判明した。

 一年の…後輩に先を越されていた…と、散々コレを聞かされたのか…。

 モジモジしながらも、嬉しそうに話てるしね…色んなエピソードとやらを…止めとくか…沙織さんが震えだした…。

 

「あの…」

 

「あ、はぁい」

 

「…いや、幸せそうなんですが…俺に、それで何を相談する事が?」

 

「あ…いえぇ…それがですね? …最近…」

 

「最近?」

 

「会うと、エッチばっかりでぇ~…」

 

「……」

 

 えっと…。

 

 聞き間違えかな? さっきまで、散々してたからかなぁ~?

 いやぁ~流石に俺、そんな聞き違いするなんて、どうかと思うぞぉ?

 そうだな! 改めて聞いておこうか。

 

「…ゴメンな。なんだって?」

 

「どこか一緒に、遊びに行くとかよりも、お家でえっちばかり迫ってきてぇ~」

 

 ……。

 

 …………。

 

 

「き…聞き間違えじゃなかった…」

 

「んん~? どうしたんですかぁ~?」

 

 みほっ! みほは、この内容で、なんで俺に相談させる事を了承したっ!?

 どう扱って良いか、分からなねぇよ!!

 

「えっとぉ、こんな事、一年の皆に言えませんしぃ~」

 

 そら、言えんわな…。

 

「なら、いっその事、同じ男の子の尾形先輩に、お聞きしようかなぁ~って」

 

「…………」

 

「同じ男の子でも、同級生になんて、到底恥ずかしくてぇ」

 

「そ…そりゃそうだろうけど…なぜ、俺…」

 

「西住先輩と、お付き合いされてますしぃ、アレだけ他校の…」

 

 ……。

 

 …ど…どうしたら…。

 

 後輩の女の子…しかも、まだ高一だろ!? 若い子はそうなのかっ!? いや、みほ達も一年しか年違わないけどな!?

 

 いくらなんでも、赤裸々すぎるだろっ!!

 

「男の子の事、教えてもらいたくてぇ~。どうしてパンツァージャケットでしたがるのでしょぉ~?」

 

「いや、それは自然な事だよ?」

 

《 ………… 》

 

 じゃないっ!!!

 

 あ…。

 

 あぁ!!

 

 そうかっ! この子も、スキルの影響を受けているのか!!

 学校中に貼ったから、何かの間違いで…どれだ…どれが掛かった!?

 

 スキル【 鑑 定 】

 

 ……あ…やっぱり。

 

 ………催眠と…欲望…二つのスキルが掛かってる。

 

 知識欲…? それとも…。とにかく、そのせいで、そんな質問を俺に投げかけてきてるのか…。

 

「え…えっと…彼氏は、同級生?」

 

「そうですぅ」

 

 よ…よかった。

 この子の場合、年上でも余裕で釣ってそう…いや、そうじゃない。

 

「そのくらいの年の子は、猿と一緒だとかぁ~言われたんですけどぉ…そうなんですかぁ?」

 

「……」

 

「あぁ~でもぉ。此処じゃ…流石にこんな会話続けられませんよねぇ~」

 

「そ…そうっすね」

 

 へ…下手な事、言えない…。

 

 ど…どうしたら……。

 

「流石に…私達じゃ、男の子の事はわからないし…」

「…書記には、ある意味で、うってつけじゃないのか?」

「…………はっ…あはは…」

 

 …みほ達もそうだ…。

 スキルの効果で、変に都合の良い様に、辻褄を合わせられてる…。

 じゃなきゃ、許す訳がない…。

 

「じゃっ! 西住先輩」

 

「あ、うん」

 

 …そして、宇津木さんは、何時もの様子で、何時もの様に…明るく、はっきりと言った。

 

 

 

「隆(・)史(・)先輩、お借りしますねぇ~」

 

 

 

 

 

 

 

 




はい、閲覧ありがとうございました。

追伸:挿絵、さぶーん。ハメ撮り風とか…好き…。
【挿絵表示】


アンケート…
次回、PINK希望話

1番 続・ルート・ノンナ編(二・三日目のイチャラブ話)
2番 スナック 家元 (PINK番 オペ子のお茶会)
3番 宴編 柚子ちゃん編
4番 人妻偏の続き
5番 限界突破・華さん ガチ乱交

ありがとうございました

次回 PINK 希望話

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