「起立」
日直の声が教室に響き、席に座っていた生徒たちが立ち上がる。一夏も席を立とうとしたが、真耶に両肩を掴まれて身動きが取れない。千冬が一夏以外の生徒との授業を進め、真耶が一夏に付きっきりで対応する形らしい。
「織斑君。まずはキスのお勉強から始めましょうか」
一言告げた真耶が一夏に顔を近づけた直後、一夏の口を唇で塞いだ。
「んっ……」
ぷるぷるとした感触の唇が密着し、真耶の吐息が一夏の口内に入る。他人の熱を感じて肩がびくりと震えるが、真耶の手が宥めるように動いて硬直が解ける。大丈夫、大丈夫。母にあやされるように体を擦られ、粘膜の接触が濃密になっていく。
「んっ、ぷちゅっ、くちゅっ、れろぉっ、くちゅっ、ぐちゅっ、ちゅぱぁっ」
真耶の舌が一夏の中に入ってきた。にゅるにゅると侵攻し、一夏の舌に触れる。舌の先をこつんとぶつけ合い、舌を絡めた。二人は目を閉じることなく至近距離で見つめ合い、吐息を掛け合い、唾液を塗り合った。
「ぴちゃっ、くちゅっ、ぬちぃっ、ぬちゃぁっ、くぷっ、ちゅるっ!」
心も体も蕩け合う。真耶の体から漂う匂いを嗅ぎ、股間を大きくした。女はどうして誰も彼もいい匂いがするのか。一夏はいろいろと考えてみたが、男を誘い、欲情させ、犯してもらうことで子孫を残すためなのかもしれないという結論に至る。
一夏が持論を展開する中、真耶の舌が口内の奥を攻めてくる。一夏の隅々まで徹底して味わうつもりらしい。舌先で歯茎をなぞられる感触に浸りながら、一夏は真耶に主導権を握らせた。
「んっ、ちゅっ、あー……」
満足した様子の真耶が口を離し、最後に大量の唾液を流し込んだ。一夏は親鳥から餌を貰う雛のように口を開け、唾液を全て受け入れた。元々溜まっていた二人分の唾液に混ざって、唾液の比率が真耶に大きく傾いた。
「はい、ゆっくりごっくんしてみてください」
ほんのりと頬を赤らめた真耶に言われ、一夏は真耶の唾液を喉に流し始めた。
温められた唾液が一夏の体内に取り込まれる。それを見ていた真耶の表情が興奮に染まり、息遣いが荒くなる。
「少しずつ。はい、そうですよ。味わってください」
再び顔を寄せた真耶が間近で一夏を見つめながら、一夏は最後の一滴まで唾液を飲み干した。
「飲み終わりまし、んっ」
一夏が言い終わる前に、真耶が一夏の唇を奪う。良く出来ました、と褒めるように一夏の舌に舌を擦らせて唾液を塗りたくってくる。せっかく飲んだのに、と一夏は思ったが、これも必要なことなのだろう。教師の言動を容認し、一夏は真耶と舌で戯れた。
「ぷ、はぁっ……」
ようやく解放されたときには、真耶の唾液が口内にたっぷりと残された。眼鏡越しに期待でキラキラと輝いてみえる綺麗な瞳に見守られ、新しい唾液を胃へと送る。この調子で続けると、胃袋が真耶の唾液でいっぱいになってしまうかもしれない。
さすがにそこまでする気はなかったようで、真耶が自身の口元をぺろりと舐めると、一夏から一旦離れて背を向けた。
「ふぅ……」
長い接吻が終わり、乱れていた呼吸を整える。
教室では千冬による授業が進行している。黒板に投影された資料を指示棒で示し、補足説明する千冬の凛とした声が聞こえた。生徒は至って真面目に授業を受けているのだが、どこかから聞こえてきたバイブの振動音が少し気になった。
「お待たせしました」
真耶が一夏の正面に立ちはだかった。右手にはボトルが握られている。
「それ、なんですか?」
真耶が教室に来るときに持ってきていた透明なボトル。中に入っている水とは違う何かを見て、一夏は首を傾げた。飲み物ではなさそうだ。であるならば、いったい何に使うものなのか。
「ローションですよ」
蓋を開け、真耶は手の平で作った器へとボトルの口を傾けた。粘度の高い液体がどろどろと流れ出て、手の平に広がっていく。それを見て、確かにローションだと一夏は認識した。
しかし、真耶はなぜローションを持ってきたのか。そもそもなぜ持っているのか。ローションの使い道に詳しくない一夏には疑問だった。
「どうして先生がこんなものを?」
「これは私物です。いつも自慰をするときに使っているんですよ。おっぱいやクリトリスに塗って、触っているだけでも気持ちいいんです。今日はこれを使って、織斑君のおちんちんを可愛がってあげますね?」
真耶はそう言って、床に膝を突いて座った。フル勃起した一夏の肉棒へと身を寄せ、ローションをかけ始めた。唾液とはまるで違うぬるぬるとした液体。少しひんやりとした感触を受けて一夏の体がビクリと震えた。
亀頭からゆっくりと竿を伝ったローションが根元に行き着く。一夏の陰毛を濡らし、股間が一通りローションに覆われると真耶は手を止めた。照明の光を浴びてテカテカと光る肉棒が魅力的に見えたのか、少し呆けていた。
「先生?」
「あ、すみません。こうして生で見るのは初めてだったので」
恥ずかしそうに言う真耶の言葉に、一夏は少し驚いた。
真耶は非常に魅力的な異性だ。年は五歳以上離れているものの、年齢差をあまり感じさせない。あり得ないが、もしも初めて会ったときに真耶が女子制服を着ていたならば、一夏は真耶のことを女子生徒だと勘違いしていただろう。
童顔で巨乳で、眼鏡をかけた小柄な教師。属性てんこ盛りだが、学生時代にとっくに異性と肉体関係を築いていてもおかしくはなさそうだったが、奥手だったのか、もしくは異性とは縁遠い環境で育ったのかもしれない。
「準備しますね?」
ボトルを掴む真耶の手が向かった先は、自身の胸元だった。
なぜ真耶が身に着けているISスーツには丸い穴が開いているのか。その理由が明らかになった。
真耶はローションをスーツの中に投入する。肌にピッタリと密着するスーツと丸みを帯びた乳房の間に液体が浸透していく。真耶が片手で胸を揉み解すと浸透速度が加速し、ローションがスーツ内に溜まっていく。
やがて乳房全体に行き渡った頃、下乳を支えるスーツの中心に空いていたもう一つの穴からローションが垂れてきた。それはほっそりとした腹をスーツの外側から伝い落ちていく。
「これくらいでしょうか」
独り言ちた真耶はボトルを床に置くと、乳房を両手で抱え持った。
これから何が行われるのか、一夏は理解していた。
「では、始めますね。ローションたっぷりのパイズリご奉仕、心ゆくまで堪能して気持ち良さを学習してください」
床に突いた膝を起点に体を持ち上げ、真耶のデカ乳がそそり立つ肉棒の真上へ移動する。一夏が少し身構えている前で胸の位置が徐々に下がり、今もローションをとろとろと排出している下乳のスーツの穴へと亀頭が呑み込まれていた。
「ぅ、ぁ……」
ローションでぬるぬるぐちょぐちょの乳肉。一夏にとって未知の体験だった。柔らかい二つの塊に左右からむぎゅ、むにゅっと挟まれる。迫り来る肉の壁だ。その心地いい圧力を受けながら肉棒が姿を隠していく。
そして、ローション投入口だった穴からローション塗れの亀頭が顔を覗かせた。
「織斑君のおちんちん、食べちゃいましたぁ」
生徒の生殖器を胸マンコで食らって嬉しそうな女教師は、一夏の股間に重たい乳房を置いた。ぱちゅんっと小気味いい音を鳴らして挿入が完了した。
「織斑君のおちんちんはとても大きいので、全部は食べきれませんでしたね」
真耶の胸は大抵の男性器ならば容易く抱擁できる大きさだが、一夏の一物には敵わない。密度の高いパイズリを受けて喜びに震える亀頭や肉竿の上部がしっかりと姿を現し、真耶の顔を下から見上げている。
震える肉棒に期待に満ちた眼差しを向ける一夏。
その期待に応えるように、真耶が動き始めた。
むにゅっ、ぎゅむっ、むにゅっ、むちぃっ、ぐちゅっ、ぐちゅんっ、ぱちゅっ!
「ぅっ、ぁっ……」
ローションに濡れた乳肉に扱かれ、一夏は思わず声を出した。
千冬のパイズリもすごかったが、ローションパイズリはその上を行っていた。一瞬にして虜にされ、口を引き結ぶことも敵わない。半開きになった口から声がとめどなく漏れていってしまう。
そんな一夏を上目遣いで見上げ、真耶は微笑みを絶やすことなく乳房を上下に動かす。肉体関係がないのは本当のようで、その動きはお世辞にも上手いとは言えない。だが、それもわずかな時間だけだ。
IS学園にいるのは生徒も教師も才女ばかり。高い学習能力と観察眼を発揮して一夏の反応を見ていた真耶が行動を最適化し、戦いの中で成長していく。瞬く間にも目に見えて動きが冴え渡っていき、一夏を翻弄し始める。
ぐぽぉっ、ぢゅぶっ、ぱちゅんっ、ぐちょぉっ、ぬぷっ、むにゅっ、ぐぷんっ!
「っ、ぉっ、ぅぁっ……」
一夏のチンポは雄として最上だが、主の精神はまだ幼い。未経験の刺激を浴びて動転している。真耶の動きを制することができれば余裕も保てるが、授業中の教師の邪魔をするわけにもいかない。
「ぉっ、ぉっ、ぁっ……」
椅子に背をもたれて壊れたように喘ぐ一夏と、肉棒をパイズリご奉仕する真耶の構図が出来上がった。肉がぶつかり合い、卑猥な水音が鳴り響く。生徒の何人かは耐え切れず後方の一夏たちに熱の籠った視線を向けていたが、千冬に窘められて泣く泣く授業へと戻る。
生徒を叱った千冬も、弟を可愛がる同僚の姿に複雑そうな様子だった。ごくりと唾を呑み、生徒の視線に晒されない教卓に隠れて太股を擦り合わせている。下着が薄っすらと湿っているように見えたのは気のせいだろうか。
箒が一人ほくそ笑むのに誰も気づかず、真耶のパイズリ授業は続く。
「織斑君、気持ちいいですかっ、いいですよ、遠慮せずに声を出してくださいっ」
真耶は暴走していた。初めてのパイズリ。しかも、相手は教え子である少年だ。雄の頂点に君臨するチンポを有した年下を攻め立て、優位に立っている事実に高揚しているのだろう。教師が見せてはいけない発情した牝の顔で一夏を眺め、攻める。
「頑張れ、織斑君、頑張れっ、おっぱいに負けちゃだめですよ?」
ぐちゅんっ、たぷんっ、ぱちゅっ、ぶちゅっ、むにゅっ、むぎゅ、ぎゅぅううっ!
パイズリが苛烈さを増す。すっかりパイズリというものを習得したようだ。動きに緩急をつけ、左右で胸の動かし方を変える。パイズリのたびに肉の壁から現れる亀頭に息を吹きかけ、一夏の喘ぎ様を見て頬を緩める。
真耶に可愛がられ、応援され、一夏は限界を迎えようとしていた。ローション一つでこれほど快感が跳ね上がる。セックスの奥深さを知り、それを教えてくれた教師にお礼をしようと肉棒が膨らんだ。
下腹が熱を持ち、伴った快感が弾け、一夏は精を放った。
びゅるるるっ、びゅるるっ、どびゅーっ、びゅびゅーっ、ぶびゅーっ、びゅるるっ!
「あはっ、あっ、これが、織斑君の精液、ふふっ、あーっ……」
噴き出てきた精液を眼鏡と顔に浴びた真耶は、乳房を一夏の股間に落ち着かせ、乳肉から顔を出した肉棒の前で口を開いた。今まさに射精中であり、真耶の口内や伸ばした舌が器となって大量の精液を受け止める。
お口の中に好きなだけ精液を出してくださいね?
そんな心の声が聞こえてくる真耶の蕩け顔を見ながら、一夏は女教師の口を精液の捨て場所として使った。嗅ぐだけで女を堕とす濃い精臭を伴い、真耶の口内が白濁に染まっていく。それに連れて真耶の表情がより一層だらしなくなる。
これほどの卑猥な女が教師であっていいのか。正常な認識の第三者が見ればそう思えるほど真耶は淫らに、喜んで教え子の精液を口に集める。こぼさないように口を近づけ、一夏に気持ちよくなってもらおうと乳圧を強める。
どぴゅーっ、ぶびゅーっ、びゅるっ、びゅびゅびゅーっ、どくっ、どくっ!
一夏は射精を続け、徐々に冷静さを取り戻していく。
だが、『正気』には戻らない。夢から醒めようとするたび、外部からの干渉によって心地いい夢が延々と続く。そして、この状況が正しいものであるという認識も拭うことはできず、真耶の口に最後の一滴まで精液を吐き出した。
真耶の口に溜まった大量の精液。それがゆっくりと真耶によって飲み干されていく光景を、一夏は目の前で見せられた。そして、肉棒がすぐに真耶の胸の中で元気になっていく。
「二回目、始めてもいいですか?」
裏筋に垂れた精液を舌で拭った真耶に聞かれ、一夏は頷いた。
一回目は大敗を喫したが、次はそうはいかない。一夏は真面目に真耶の授業に向き合っている。模範的な生徒だ。その姿を見て笑う者は誰もいないだろうと思われる中、箒とセシリアだけが一夏を軽く一瞥し、口角を吊り上げていた。