「あぁぁああああっ!?」
一夏は正気を取り戻した。瞬間、正常な理性に襲い掛かったのは自責の念。箒によって認識を改変され、いい様に操られた自分の行いが次々と脳裏を過る。まだ新鮮な記憶は一度覚えた快感を呼び起こすのに十分で、一夏の脳を犯す。
「俺は……! 俺は……!」
その場で崩れ落ちるように膝を突いて頭を抱える一夏。「あら?」と直前まで一夏の肉棒を扱いていたセシリアが不思議そうな顔をして一夏を見下ろす。異変に気がついたようだが、もう片方の手はスカートの中に潜り込んだまま秘所をくちゅくちゅと弄っている。
次第に、周囲の生徒も一夏の様子に気がついたようだ。
「どうしたの?」
「なんか織斑君が」
「お腹痛いの?」
「大変! すぐに保健室に連れて行かないと!」
生徒たちが一夏を取り囲み、心配そうに話し合う。一夏に処女を散らされ、子種を与えられた者も、まだ処女を奪われていない者も、一夏の行いを責めることはない。箒の洗脳は強力だ。箒が解除しなければ解けることはない。そんな彼女たちを、正気を失っていたとはいえ、乱暴に犯してしまった。
気持ちいい。楽しい。辛い。苦しい。
最初に味わった確かな快感と、遅れて襲い掛かる後悔の感情が混ざり合っておかしくなる。頭を抱える両手に力が入る。万力のように締めつけ、痛みを与えても目は覚めやしない。これは現実。悪夢のような現実だ。
「どうしたんだ?」
新たに手にかけてしまった生徒のことを考えていると、一夏の耳が声を拾った。
顔を上げ、見上げた先には箒がいた。女子生徒の群れが開けた道を悠々と歩き、実に心地よさそうな顔で一夏を見ている。一夏と生徒の交わりをオカズに、随分と自慰を満喫したようだ。
「洗脳が解けたのか。では、また操ってやろう」
そう言って、箒は精神掌握の力を行使した。予備動作は見えない。発動できる有効範囲は一夏にはわからないが、少なくとも視認できる範囲にいれば如何なる状況でも洗脳を振り解く術はないのだろう。
箒を気絶させれば。一瞬だけ思ったが、手が動かない。箒も被害者だ。手を上げることはできない。だが、少しでも抵抗してみせようと、一夏は目を固く閉ざして歯を食いしばった。気合で乗り切れるとは思っておらず、無駄な抵抗だとわかっている。
「ん? なんだ?」
しかし、今回は何かが違ったようだ。
「おかしい……。干渉できない……?」
まだ正常な認識を保っているように感じた一夏は目を開き、箒を見る。なんだ? と首を傾げる一夏の前で、箒は動揺していた。どうやら力がうまく発揮できないようだ。明らかに余裕をなくした表情だ。
力が使えないのか? それとも、箒の中から力が出ていった?
「な、何故だ! 私に与えられた力のはずだ!」
理由はわからないが、逃げるなら今しかない。今は休憩時間。教室の出入り口を塞ぐようにして他クラスの女子生徒が集っている。あの中を掻き分け、外へ出る。服を着ている余裕はなく、全裸での疾走となるが、贅沢は言っていられない。
いけるぞ!
一夏が決心し、立ち上がった直後だった。
「わ、私の力だ……! 私に従え……!」
箒が突然右手を一夏に向かって突き出し、声を張り上げたときだった。
「っ……!?」
一夏の体が動きを止めた。手足を動かそうと命令を下すも、全く受理されない。意識と肉体が切り離されたような状態。そんな! と思って何度も抗ってみせるが、体は全く言うことを聞いてくれなかった。
それを見て、箒は手を突き出したままほっと安堵していた。
「は、はは、なんだ、ちゃんと効くではないか」
箒が徐々に余裕を取り戻していく一方で、一夏は苦虫を噛み潰したように表情を歪める。結局発動できるのか!? と驚く。逃走を実行に移す間もなく再び囚われの身。自分が情けなく思えてきて、落胆の息を吐いた。
「あれ……?」
「んん……?」
一夏と箒が別の異変に気がついたのは同時だった。
今、体は箒に操られているのは確かだ。それなのに、体の一部だけ自由が利く。頭も動かせるし、声も出せる。そして何より、この状況をまずいと認識できている自分がいる。箒に認識を操られていれば、全裸で女子に囲まれた状況はむしろ喜ぶはずだ。
数秒の思考と沈黙。箒と見つめ合い、他の女子生徒に見守られる中、結論が出た。
体の、それも一部だけが箒の制御下に置かれてしまった。
「はは……」
箒が笑う。
「あはははっ……!」
それをきっかけに、腹を抱えながらの哄笑へと変わった。一夏は笑う箒を前にして言葉を失った。理性を失うよりも、下手に理性を抱えている状態のほうがまずい。体は操られてしまっているのに、それを見ていることしかできないのだから。
楽しげに笑っていた箒がやがて、笑い声を収めて一夏をにやにやと見つめた。
「セシリア」
「はい、箒さん。皆さん、机と椅子を全部教室の端に移動してください」
「はーい」
箒の命令を受けたセシリアが生徒全員に指示を出す。まるで下の者に命令を出す中間管理職だ。指示を出して教室中心に広い空き空間を作り、気絶中の真耶を運ばせる。音を立てて場が整っていく中、一夏は何もできなかった。
どうすればいい。無駄とわかっていても抵抗をやめず、一夏は視線をさ迷わせた。
そのとき、一夏はこの場で唯一の味方の存在を目にした。
「千冬姉!」
声を投げた先、教卓に寄り掛かって座っている千冬の姿があった。俯いているために表情は窺えない。一夏は千冬に助けを求めようと声を上げかけたが、寸前で思いとどまった。
千冬が何をしている最中なのかを理解してしまった。
スーツを脱ぎ、白いシャツのボタンを外し、右手で露わになった乳房を揉んでいる。左手は下腹へと伸びており、スーツのスカートの中に潜り込んでいた。生徒たちが立てる音で聞こえないが、近くにいけば艶のある声と湿った音が聞こえることだろう。
一瞬、隠れてみえない千冬の口元が緩んでいるように思えてしまい、一夏は目を逸らした。千冬にも頼れない。完全にこの空気に中てられて発情している。箒を止めてくれる余力はない。
いや、そもそも千冬は一夏寄りではあるが、立場としては中立だ。これは一夏と箒の勝負。千冬の手を借りることはできない。
何か、何かないのか。一夏は打開策を模索した。
たとえば、今は抑えているフェロモンを上手く活用できないだろうか。リフレッシュを自分の意思で発動させることはできないか。いろいろと試そうとは思うが、土壇場で使いこなすには経験値が足りなさすぎる。
時間がない。
「準備できましたわ」
セシリアが箒へ報告に戻ってきた。見ると、教室の端に綺麗に椅子と机が寄せられていた。中央に空間ができ、一夏は微笑む生徒たちに囲まれ、箒とセシリアと相対しながら肉棒を勃起させていた。
「一夏、始めるぞ」
場所も、自身の股間も、準備を済ませてしまった状況で、箒がゆっくりと口を開いた。
「織斑君、見える?」
一夏が見下ろす目の前でその少女、相川清香は四つん這いになっていた。スカートを捲り上げ、白いショーツに包まれた尻を向けている。それを左右に揺らし、可愛く笑顔を振り撒いて一夏を誘っている。
誘いに乗るように、一夏の体が清香へと近づいた。その背後で膝を突いて座り、ショーツ越しに尻を掴む。スポーツで鍛えられているのか、柔らかくも張りがある。その感触を指で感じつつ、一夏は目を瞑っていた。
「一夏、ちゃんと相手を見ないと駄目だろう」
「そうですわ。これから処女を奪うのですから」
「い、嫌だ……!」
屈んで一夏の耳元に顔を近づけた箒とセシリアに囁かれ、一夏はそれを拒絶する。
反抗できないのなら、もう目を閉じているしかない。しかしこれは、自分の罪から目を背けているわけではない。ただ、相手の痴態を見てしまわぬようにという配慮であったが、すぐにそれは頓挫した。
『目を開けて相手をよく見て? これから犯す相手を』
箒でもセシリアでもない少女の声が脳内に響いた。神を自称する少女だ。この状況を作り出した本当の元凶は一夏をとことんまで弄ぶつもりらしい。一夏は怒りを抱いたが、今はそれを発散することもできない。
「一部だが、頭も操ることに成功したぞ。ふふ、これでは精神掌握ではなく肉体掌握だな。なぜか意識は未だに操れないが、まあいい。一夏。真っ直ぐ前を向いて、相川のことを見るんだ」
命令には逆らえない。箒に支配された目が瞼を開き、清香の姿を瞳に映し出す。
一夏の前で、清香は自発的にショーツを脱ぎ始めていた。足元まで下着を下ろし、生尻を一夏に見せつける。当然、隠れるべき女陰も一夏の瞳に映る。
「さあ、次だ。一夏」
一夏の手が移動し、指先が清香の陰裂に掛かった。縦筋を描いていた膨らみを横に開くと、中からピンク色の秘所が現れた。自慰をしていたためか、それなりに濡れている小さな膣穴も確認し、その穴の中には男の侵略を許したことのない膜があった。
「見えるか? 今から一夏が破る処女膜だ」
「駄目だ、そんなこと……」
「一夏さんのおチンポで、奥まで支配してあげてください」
「やめてくれ……!」
一夏は声を上げ、表情を歪めることしかできない。体は勝手に動いていく。腰を近づけ、勃起チンポが膣に狙いをつける。そうしてから膣穴に亀頭を食い込ませて生殖器同士の口づけを済ませ、いよいよ本格的に繋がる挙動を示した。
「一夏、一気に行ってくれ」
「相手のことなど考えてなくても大丈夫ですわ」
「そうだよ、織斑君。女の子は皆、織斑君の所有物なんだから。滅茶苦茶にしていいんだよ?」
箒、セシリア、そして清香が続ける。
誰も拒む者はいない。むしろ、誰もが一夏を求めている。
一夏の肉棒が硬さを増す。膣を犯す気満々のそれが膣口にさらに深く食い込んだ。
『犯せ』
そして、背を押されるような少女の強制力のある声に促され、一夏は腰を突き出した。
「あぁぁあっ!?」
たったの一突き。どんなに経験豊富な女であろうと堕とせるだろうLv.100チンポが未経験の清香の中を貫く。大切なはずの処女膜を本当に呆気なくブチ破られ、大事な子宮に突きによる暴行を振るわれる。
清香は声を上げることもできずに言葉を失っていた。体を小刻みに痙攣させ、押し寄せる感覚に耐えている。処女を引き裂かれた痛みは勿論、初物でも絶頂を迎えさせるチンポと繋がった快感と幸福が清香を襲っているはずだ。
膣内で愛液が急激に生み出されていく中、一夏の腰は早速動き出した。
「あんっ、あっ、あぁっ!」
「やめっ、あっ、くっ! あぁっ!?」
四つん這いになる清香のショートヘアを右手で引っ張り、左手で腰を掴みながら一夏が前後に体を動かす。たった今処女を食い散らかし、少量の血が流れ出る膣を太い肉棒で掻き回していた。ズプンッ、ズプンッと膣奥まで肉棒が埋まるたびに清香は嬌声を上げ、犯している一夏も興奮交じりの悲鳴を上げていた。
「織斑一夏君の生セックスシーンはこちらでーす。ちゃんと並んでくださいねー! あ、駄目ですよ、お客さん。今回は一年一組だけですから。お触り禁止。でも、撮影は大丈夫なので、いくらでもどうぞー!」
シャッター音が聞こえた。一夏を包囲する一年一組の生徒の隙間から一夏を撮影しようと体を乗り出す他クラスの生徒たちだ。パシャ、パシャと音が絶えない。写真だけでなく、動画もしっかりと撮られている。
それを目端に捉えながら、一夏は正面を見続ける。自分が犯してしまっている清香。健康的に肉のついた丸みのある尻に股間を押しつけられ、狭い膣肉を押し退けて奥へ生殖器を押し込まれ、一夏に髪を引っ張られて上を向きながら震える美少女の小柄な体。
「あっ、ひっ、っ、うぅっ、あんっ、あ、ああっ……!」
「くぅっ、ああっ!?」
清香にぎゅうぎゅうと膣肉で締めつけられ、肉棒を中心に快感が波打つ。
気持ちいいと感じてしまう。処女を奪った達成感が心を惑わす。それらを全て否定し、苦しみながら一夏は耐える。耐えても意味はない。この状況になってからでは遅い。わかっていても耐え続けた。
それも、もう限界に近づきつつあった。
「さあ、一夏。もっと激しく犯してやってくれ」
「一夏さん、もっと気持ちよくなってくださいまし」
傍らの箒とセシリアに見守られながら、一夏は腰遣いを激しくした。清香の髪を握りしめ、処女喪失し立ての膣穴を穿つ。手加減ができない。ドスッ、ドスッと鈍い膣を放ち、「ひぃっ!?」と清香を鳴かせる。
その声を聞き、ゾクゾクと背筋が震えた。
もっと犯そうと体が暴走し、一方的な蹂躙が展開された。苦しみながらも笑う清香の髪を掴んだまま、子宮を亀頭で殴る。殴る。何度も殴る。清香の腰に触れていた手を移動し、清香の首を掴んだ。首を絞めると清香は「かふっ……!」と息を漏らし、膣を収縮させた。
圧迫感が強まる。それは一夏の肉棒にはとても心地よいもので、肉棒が喜びに震えた。
駄目だ。と一夏が観念して間もなくだった。肉棒が射精を始めた。
びゅるっ、びゅるるっ、ぶびゅーっ、びゅびゅびゅーっ、どびゅーっ、どぷぅっ!
「あぁあああっ!?」
一夏と清香が同時に叫ぶ。絶望と歓喜。声に秘めた二人の想いは違えども、重なり合った声は場を盛り上げた。凄まじい勢いで子宮に叩きつけられた精液は、膣道を逆流して結合部から溢れ出てくる。溢れ出る以上の大量の精液は子宮に叩きつけられ、漏れることなく子宮の壁にこびりついて離れない。
「おぉーっ!?」
射精し、快感と悔恨に打ち震える一夏に向けられた周りの生徒たちの声。いくつもの携帯電話のカメラにその姿を収められ、一夏の犯行がデータとして保存されていく。決して消えることはなく、これから何度も閲覧されていく大切な記録となっていく。
その記録はまだまだ増えていくようだ。
「次だ。休みなど必要ないよな?」
清香の膣を白濁一色に染めてすぐ、一夏は立て続けに行為を迫られた。