※この作品はR-18です。

Lv.100チンポ   作:早見 彼方

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泥沼

 一夏の右手がラウラの銀髪に触れる。大浴場に広がる熱気を受けて多少湿ってはいるが、それでも指通りがいい。掬い上げる手はやがてラウラの顔に近づき、小さな頬を手の平で覆った。

 しっとりとして吸いつく。無駄な毛などはなく、滑らかな手触りに夢中になりかける。が、そんな場合ではない。これからラウラも犯さなくてはならない。膣口から一夏の子種汁を逆流させ、仰向けになっているシャルロットと同じように。時間を稼いでも意味はない。

 一夏は良心を心の隅に押しやった後、ラウラの左目を覆う黒い眼帯に指を掛けた。

「ん……」

 とラウラが小さな反応を示す中、一夏は眼帯を外し、ラウラの腕に巻き付けて結んだ。

 普段隠されている金色の瞳が現れる。右目に宿る深みのある赤い瞳とは色の違う、輝くような金。ISとの適合性向上を図る処置を受けた際、不適合によって瞳の色が片方だけ変わってしまったとのことだが、一夏には詳しい事情はわからない。これが実験の失敗による産物で、後天的なものだとしても、一夏はその瞳も綺麗だと感じていた。

 その瞳が純粋さを宿し、一夏を見据えている。未だに敬礼をしながら空いた手で陰裂を広げて見せているが、自身の行為に疑う素振りも見せない。箒が掛けた洗脳は強力で、どうあっても解けることはない。

 犯せ。

 心の中で邪悪な感情が声を上げる。

 早くしないとラウラが自殺してしまうぞ?

 一夏を悪の道に誘導する。だが、この場においては正しい選択だった。ラウラを死なせず、誰も犯さずに済む道はない。いい加減物分かりの悪い自分に現実を知らしめようと、念押しとばかりに邪悪な心が叫んだ。

 犯せ!

 一夏には暴力の仕方などわからない。だから、シャルロットに教わった行為を模倣する。

「ぅ、ぐっ……」

 一夏は両手でラウラの細い首を掴み、力を入れる。ぐぐっと指が食い込み、ラウラが苦悶を表情に滲ませる。しかし、一夏は良心を眠らせたまま、ラウラを苦しめる。これでいいのか。暴力を振るう必要はあるのか。何もわからない。シャルロットの教えに従ってラウラの首に指を食い込ませ、両手を持ち上げた。

 ラウラの引き締まった小さな体が浮く。両足が床の上でぶらぶらと揺れ、両手もだらりと下がっている。必死に酸素を求め、苦しむか弱い存在。軍人として優秀なラウラ相手では寝技などに持ち込まれれば一夏に勝ち目などはないが、純粋な腕力では男に分がある。

「か、は……」

 男として、女の生殺与奪を握る。女は所詮、純粋な能力でいえば男よりも劣っている。女が男に使われるのは当然であり、男尊女卑こそがもっとも人間の世に適したものだ。だというのに、この世界は間違った歴史を歩んでしまった。

 正さないと。

 普段は思ってもみない衝動が突き上げ、それに従って一夏はラウラをさらに持ち上げた。

「さすが男性」

「いいなー。一夏君に苦しめられるとか、あり得ないくらいのご褒美なんだけど」

「やっぱり女は男に支配されるべきね!」

「それについては私も同意見です。女は分不相応に調子に乗りすぎていますので」

 一夏を囲む女子生徒から掛けられる声はどれも好意的だった。

 何が良くて、何が悪いのか。どんどんわからなくなってくる。

「ぁ、が……!」

 ラウラの苦しみが強まったところで、一夏はラウラの首から手を放した。ラウラの両足が床に着き、そのまま崩れるように膝を屈した。一夏の前で咳き込みながら項垂れるラウラ。それを見て、一夏は下腹にぞくりとした不思議な感覚を抱いた。

 暴力に慣れ始め、感じたそれは嗜虐心。愛らしい存在を虐げ、自分の一挙手一投足でころころと反応を変える様を見て心が浮き立つ。こんなのは駄目だ。いけない感情だ。否定しても、心を改めて無にしようとするも、意味はない。

 一夏の手は歓喜に震えていた。

 一夏の股間にも熱が集まり、肉棒は血に滾っていた。勇ましく上を向き、血管を浮かばせた竿が小刻みに震える。肉棒を起点に欲望が膨らむ。そのまま理性ごと奪ってくれればまだ良かっただろう。だが、一夏は正気を保ったままだった。

 誰かの仕業か。そうではないのか。一夏は理解できないまま、正気半分暴走半分の状態でラウラの長い髪を掴んだ。

「立て……」

 威圧的な声音を発し、ラウラの髪を引っ張って無理矢理上に向かせる。ラウラは強制的に頭上を見上げさせられ、眼前に突き出された肉棒を見て頬を緩める。「あぁ……」と吐息交じりの声を出し、命じられたままに男の生殖器で視界を満たす作業に没頭する。

「な、舐めろ……」

 ラウラの反応があまりにも純粋で、一夏は声を上擦らせてしまった。

「了解しました、教官」

 ラウラは忠実に命令に従う。一夏を教官と見立てるプレイは続行中のようだ。

 ラウラの鼻先が肉棒に近づき、鼻を鳴らす。深く息を吸い、男性器の臭いで肺を満たしている。心地よさそうに二回深呼吸を行い、そして、伸ばされた赤い舌が肉竿の根っこの部分に接した。

「ん、ぇー……」

 竿に通った分厚い芯を舌で辿る。ゆっくりと焦らすように裏筋に到着する。

「ちゅっ……」

 そして、ラウラは尿道口に吸いついた。恋人とキスをするように目を閉じて。開いたかと思えば、髪を掴んだままの一夏を見上げ、舌を左右に動かして亀頭に叩きつける。べちゃ、ぬちゃっ、ぴちゃん。舌についた唾液が亀頭にぶつかった際に音を立て、湿った音を聞いた肉棒がビクリと動いた。

「くぷっ……」

 震える肉棒を宥めようとしたのか、ラウラは亀頭を口先に咥えた。ぷるぷるとした唇で甘噛みしてくる。十数回と繰り返し、満足したのか、咥える範囲を広げていく。温かい口内に亀頭が迎え入れられ、カリ首までラウラの中に隠れた。

「ぐぽぉっ、ぢゅぽぉっ、ぬぷっ、ぐぷっ、ぢゅぷぷっ……!」

 一夏の見ている前で、激しすぎないスローフェラ。速度はない代わりに、肉棒の表面を隅々まで舐め回されていく。先ほど肉棒も含めて体全体を洗われてしまったのだが、もし恥垢などの汚れが残ってしたとしても、全て拭い落されていただろう。

「ぬぷ、ぬぽぉっ……!」

 それくらい、ねっとりとしたフェラ。しかし、まだ浸食は止まらない。ラウラは亀頭から勢力圏を伸ばし、竿も口内に収めていく。小さな口のいったいどこへ仕舞われているのか。さすがに根元までとはいかなくとも、肉棒はラウラの口内に抱きしめられる。

「ぐぷんっ、ぢゅぶんっ、ぶぢゅっ、ぢゅるっ、ぐちゅぶっ、ぢゅるっ!」

「ぉ、ぅ……」

 ラウラの髪を手綱代わりに掴み、肉棒を口マンコで圧迫される。口内が狭く、頬も窄めているために隙間なくしゃぶりつかれる。腰ごと肉棒を引っ張られるようで、一夏は腰の位置を固定するように多少力を入れる。

 どっしりと構えた一夏から伸びる立派な肉棒を、ラウラは夢中になって舐め尽くす。ラウラの唾液が絡み、定期的に口内から姿を出す肉棒は乾く暇もなかった。すぐに狭く、心地いい場所へと誘われ、愛情と唾液たっぷりのフェラを浴びせられる。

 このまま果ててしまってもいい。

 だが、と一夏は思った。

 これではレイプではない。レイプというのは男側の独りよがりでなくてはいけない。女の同意を得る前に勝手に行動し、欲望を発散する。この瞬間、女は愛する存在ではなく、ただ醜い欲をぶつける対象にすぎないのだ。

 ごめん。一夏は謝罪を入れ、ラウラの頭を掴んだ。

 謝罪の言葉に対し、一夏が取った行動は酷く乱暴だった。

「んぷぅっ!?」

 イラマチオ。それも、微塵の容赦も感じさせない。一夏は両手でラウラの後頭部を覆い、内側に押しつける。引くことも、これ以上前に移動することもできない。喉奥まで使ってどうにか肉棒を根本まで押し入れ、ラウラの口元を陰毛の茂みに隠す。

「ふーっ……! ふーっ……!」

 ラウラの鼻息が股間をくすぐり、一夏は自覚した。今、己の分身がラウラと一つになっている。ラウラを苦しめる形になっているが、心地いいことには変わりはない。オナホールのほうがまだ優しい使われ方をするのではないか。一夏の両手が動き、ぐりぐりとラウラの顔を股間に押しつけている。

 なんて酷いことを。

 でも、なぜだ。こんなことをしているのに、心が躍る。

 喜んじゃだめだ。人として間違っているのに。

 一夏の想いとは正反対に、一夏の口角が緩む。

 底から生じた醜い情熱。熱を帯び、幸福を伴って、表に出てこようとする。

 わからない。何が悪いのか、何も。

 一夏の混乱を押し退け、今はただこの瞬間を楽しもうという考えが湧き上がる。

「ご、めん……」

 息苦しさで涙目になりながらも一夏を見上げるラウラに告げ、一夏は解放した。

 びゅびゅびゅびゅっ、どびゅーっ、ぶびゅるるっ、びゅるっ、どぷっ、ごぷっ!

「うぐっ!? ぐっ!? んんっ!?」

 苦しむラウラを他所に、一夏にとって至福の時間が訪れた。力んでいた肩から力を落とし、全身から無駄な力を抜くように息を吐きながら精液をぶちまける。注ぐ先は勿論、ラウラの喉奥だ。口に溜まる気配も見せず、直接喉に向けられた精液が飲み込まれていく。

「ごくんっ、ごくんっ、ごくごくっ、んっ、ごっきゅ、ごく……!」

 ラウラの喉が鳴り続け、胃に精液を送っている。飲み量に対してたまに供給過多になっていたが、どうにか嚥下し、一滴もこぼさずに精液の移動が行われた。一夏の金玉で作られた精子は無駄になることはなく、ラウラの栄養として腹に蓄積していった。

 気持ちがよかった。それは嘘偽りのない一夏の想いだった。

 そして、罪悪感も強い。射精を経て冷静になるたびに心が蝕まれるようだが、誰も助けてはくれない。一夏は従うしかない。自分で望んでいるわけではないのだと言い聞かせ、ラウラの口から取り出した肉棒の牙を研ぎ澄ませる。

「き、教官、次はどうすれば……」

 そして、呼吸を乱しながらも一夏からの指示を待つ従順な兵士。

 何をしても怒られない。逆らわない。便利な肉オナホだ。

 そんなラウラを見て、一夏は肉棒を苛立たせ、次なる行動に出た。

「教官……!?」

 ラウラを正面から抱きしめ、抱え持つ。咄嗟の行動にも関わらず両手足で抱擁し返してきたラウラの尻を持ち、位置を微調整する。一夏の視線の先には自身の股間があり、肉棒はラウラの陰部に擦りつけられていた。

 妄想の中でラウラを犯したことのある体位だ。腰を引き、亀頭を陰部に食い込ませた。

 膣口を捕捉してしまえば、挿入自体は慣れたもの。腰を前に押し出し、狭い穴を開拓していく。やはり抵抗感が強く、思うように亀頭は入らない。それでも、力任せに対応すると徐々に亀頭が沈んでいく。

「ぁ、ぃ、一夏が、私の中に……」

 教官と呼ぶ余裕がなくなった代わりに、ラウラは穴で肉棒を受け止めながら喜びを見せる。ずぷぷっと亀頭が膣と一つになったときには破瓜が起き、破れた膜から血が生じる。それをいち早く察知した女子生徒たちが色めき立つ。

「また一人、一夏様の肉穴が誕生したわ」

「おめでとう!」

「私も早く、織斑君のチンポケースになりたい」

「あたしは孕み袋にしてもらいたいなー。子供産んだらすぐに種付けしてもらうの」

「贅沢すぎるでしょ、それ。篠ノ之さんくらいじゃないと無理だよ」

「私たちも代表候補生だから、チャンスはあるのかしら!」

「種付けヤリ捨て用の女でも十分幸せだと思いますが。でも、できれば……」

 気が狂う。間違っているのに、一夏の行動は正当化される。たとえ本心ではなくても、肉棒は増長する。膣内で我慢汁をどぷどぷと吐き出し、滑りをよくして奥へと進む。破ったばかりの膜を蹂躙し、分厚い竿がラウラを犯した。

 瞬間、ラウラの背が跳ねる。

「遂に、嫁と一つに……。ん、くぅ、男女の交わりが、これほどのものとは……!」

 顔を彩るのは驚愕と悦楽。幸せそうな顔を見ていると、ただの和姦にしか思えない。しかし、ラウラは雌の脆弱さと雄の強靭さを教えてほしいと言った。それに従わないと。ラウラに言われたから仕方がない。そうしないと、ラウラも自殺しかねないのだから。

 仕方なくレイプするのだ。

 一夏は自分が笑っていることも知らずに、跳ねるように腰を揺する。しっかりと抱きかかえられたラウラの体も合わせて揺れ動き、膣穴に肉棒を出し入れされる。そのたびにラウラは喘ぎちらし、己を抱く逞しい男である一夏を見つめていた。

「はぁ……。んんっ……。一夏、愛しているぞ……」

 ラウラが愛を囁く。やめてほしい。こんな状況で愛しているなどと言われたくはない。

「好きなだけ、使ってほしい……。あぁっ……! そ、そうだ、もっと激しく……!」

 今の俺を認めないでくれ。一夏はラウラを黙らせようと、腰を躍動させた。

 浴室で跳ね動き、生殖器を擦り合わせる二人。よく見える位置に行こうと女子生徒が移動し、観察しているが、一夏に構っている余力はない。ラウラという小さいながらも温かく、麗しい少女の魅力に唆され、勃起の収まらない肉棒を絶頂へと導く。

「その調子だ……。んっ……! こ、これならばたっぷりと出るだろう……。遠慮はしないでほしい……。体は小さいが、子作り可能だ……」

 余計なことを言うな。体が反応してしまう。

 拒絶する想いを抱く中、一夏は口角を上げる。いい加減、自分が浮かべる表情に気が付いているのだろう。それを見て見ぬ振りをしている。自分は与えられた役割を担う演者にすぎないのだと言い訳している。

 そうしないと心の均衡を保てない。一夏の体が快楽漬けの日々によって堕ちかけてしまっているなどと、どうあっても信じたくはない。信じたが最後、これまでの自分に戻ってこられなくなりそうで、ひたすら目を背ける。

 一夏は暴れる。子作り可能と宣言した雌を抱え、温もりを体の内外で感じ、視線を重ねて男性器と女性器を混じり合わせた。処女を奪った征服感は余韻として残り、肉棒をさらに大きくさせていった。

「ぃっ……!?」

 内で膨らむ男の象徴。狭い穴をメリメリとこじ開けられ、ラウラが鳴いた。瞳は動揺に震え、体が強張る。おそらくは意図せずに膣内が引き締められ、圧迫を強める。奥まで挿入した状態で受けたことで逃げ場はなく、一夏も声を出す。

「ははっ……!」

 笑い声。一人の雌を支配する行為の直前で、雄が欲望を剥き出しにする。

 どくん、と肉棒が脈動する。陰嚢から精子を汲み上げ、竿へと送る。世の健全な男の十数人分に匹敵する密度と量。それが勢いを乗せて、尿道口から放たれた瞬間、一夏の体は排泄時に似た身震いを引き起こした。

 どぽぉっ、どびゅっ、どぷんっ、どぷっ、びゅるっ、びゅるるっ、どくっ、どぷっ!

 大質量の精液による重たい一撃。それが間隔を空けてラウラの子宮を襲う。

 ラウラに言葉はなかった。いや、声を出してはいたが、言葉と呼べるものではなかった。歓声とも悲鳴ともつかない高い声。ただそれは、ラウラの緩みっぱなしの顔を見ていれば、喜びに分類されるものだとわかる。

 雌は喜んでいた。一夏というこの世界最強の雄の資質を持つ子種を受け、子宮が亀頭にむしゃぶりついていた。出されたものをそのままごくごくと飲み干し、これまで使われてこなかった胎で赤子の素を抱え持つ。

 普通の人間らしい出生ではなく、試験管で調整、育てられた戦うための道具。そんな酷な人生を歩んできた雌だが、ようやく、人並みの女らしい幸せを得られた。いや、相手が一夏であるから、人並みではない。この世界でまだ一握りしか存在しない、選ばれた女としての至上の幸福を噛み締めているのだろう。

「一夏、一夏……」

 詰め放題とでも言うように、粘ついた精液が子宮をまもなく支配した。子宮の壁にへばりつき、離れない。精液同士が子宮内で領土を争い、精子が泳いでいる。そして、誰がラウラの卵子を射止めるのかと争いに発展し、共倒れになるか、最後の一匹になるまで戦い続けるのだろう。

 当然、一夏本人に精子同士の争いなど知覚できるわけもなく、新しい種を次から次へと送り込む。満足しきった頃にはラウラの腹は大きく膨らみ、人の身に過ぎた幸福を短時間で浴びたことでラウラは気絶していた。

 一夏は膣から肉棒を引き抜いた後、ぐったりとしたラウラを床に寝かせた。いくら粘着性に富んでいるとはいえ、大量に出された精液は栓の抜けた膣口からすぐに吹き出てきた。まるで常人の射精のような勢いで溢れ、床を白濁に濡らす。

 シャルロットとラウラ。仲のいい二人が横並びになって、仲良く開いた両足の間に精液の水たまりを作っている。

 それを見た一夏が罪悪感に悩まされる。またそんなパターンかと思いきや、今度は様子が違った。まだ相手はいる。諦めた表情でシャルロットとラウラを見た後、その矛先は女子生徒に向けられた。

 どうせ、この場にいる全員が自殺をちらつかせ、脅してくるに違いない。

 一夏の予想は正しく、次の相手を探す一夏へと女子が詰め寄ってくる。

「次は誰を使いたい? あ、逃げちゃ駄目だよ? 逃げたら悲しくなってすぐに死んじゃうからね」

「誰でもいいよー」

「もっと楽しんで、全員食い散らかしちゃおうよ」

「まずは私とやりましょう!」

「待ってください。とりあえず、将来有望な代表候補生から先に」

 言い争いを始める女子の一団。人数が一クラス分だけに姦しい。この場においての指揮権を持つシャルロットはまだ再起していないため、制御する者がいない。誰もかれも我こそがと主張し、話し合いが平行線を辿るのを前に、一夏が行動を起こした。

「あ……んんっ……!?」

 話しているロシアの少女、先輩である彼女の体を乱暴に引っ張り、乱暴に唇を重ねる。いきなり舌を伸ばして口内に這わせ、唾液を塗りたくる。驚く彼女の体を引いて母性的な肉体を強く抱き、手中に収める。

 それを見せつけられた周りは硬直していた。

 これまで積極的ではなかった一夏自らの熱烈なスキンシップ。それはこの中で一番冷静と思えるロシアの少女すらも驚愕させ、舌遣いだけで魅了するほどだった。

「あ、あ……。そんな……。すごい……!」

 キスが終わって力なくへたり込む少女の前で、一夏は肉棒を突き出す。

 まるで、数日間溜めてきたのではないかと錯覚させる怒張具合だった。先ほど出した精子の分もあっという間に補充が終わり、いつでも種付けが可能。これで膣内を穿られ、奥の奥で射精されれば高確率で妊娠する。

 一夏はわかっていながら、止まれない。

 俺は悪くない。俺は悪くない。俺は悪くない。

 何度も自分に言い聞かせ、良心を宥め、この状況で最善の行動を取った。

 一夏は、手当たり次第に少女を犯した。シャルロットたちにそうしたように、男の強さを見せるつける乱暴なレイプ。髪を引っ張り、腹を拳でぐりぐりと虐め、首を圧迫し、ガツガツと膣穴を奥まで犯し抜く。

 それを見て少女たちも同調し、一夏の気分を煽るために演技をする。

 ある者は泣き崩れた。またある者は逃げ惑い、怯える。当然、大浴場から逃げることをしないが、それでも一人の少年がレイプという行為に現実味を感じるには十分で、足りなかった経験値が満たされていく。

 もはや声もなく、余計な感情も漏らさず、一夏はただ少女たちを犯すことに徹した。

 立ちバックで。種付けプレスで。背面駅弁で。思いつく限りの体位で、荒々しく交わる。

 一人、二人、三人。精液を子宮に目いっぱい注がれ、床に倒れて膣から子種を垂らす少女たちの数が増えていく。人数が増えるたびに目に入る惨状は酷くなっていくが、一夏はそれでも止まらなかった。

 もはや、自分の欲を満たすために犯しているのではないか。

 傍目からはそう思えるほどに、一夏は立派な性犯罪者に見えた。

「やめて! 織斑君! 中は、中だけは……! ねぇ、や、やだ、いやぁああああ!」

 逃げようとする少女の髪を掴み、無理矢理背後から犯し、少女の制止の声も振り切って濃厚な子種を提供する。びゅるるっと注がれた精子が子宮に広がり、中を汚す。いやいやと首を振る少女の腰を掴み、追撃を放つように腰を前に出した。

 一夏の新しい子供がまた生まれるかもしれない。

 既に、死屍累々と倒れ伏した少女たちの子宮では受精が始まっている者もいた。

 犬猿の仲であったアメリカとロシアの少女も共通の男に屈した喜びを分かち合うように寄り添いながら、一夏の遺伝子に卵子を犯されていた。つぷんっと卵子に精子が結合し、これから着床に向けた準備を体が勝手に整えていくのだろう。

 罪が重ねられていく。一夏が自発的な性行為に慣れていく。

「堕ちるのも時間の問題かな……。上手くいったよ、箒……」

 シャルロットの満足げな呟きは女子の悲鳴で掻き消され、一夏の耳には届かなかった。

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