永遠のように感じた数十秒間。脱力しきった一夏の股間で、チンポが射精を終えた。結局、一度も視線を一夏から外すことのなかった雅は、見事に一夏の精を体内に取り入れた。竿を咥えたまま向けられる聖母の如く優しき瞳。自分が間違ったことをしているとは思えないくらいに澄みきっていた。
「ずぷっ、ぢゅるっ、ぐぢゅっ、ぢゅぞぞぞぉっ!」
「うぅっ!?」
雅がチンポに吸いつき、表面にこびり付いた精液を奪いながら竿を解放していく。
雅の小さな口内に収まっていた竿が徐々に姿を現す。唾液や体液に包まれていた竿の表面は、うっすらと唾液に濡れてテカテカと光っている。竿の後、「ぢゅぷんっ」と音を立てて亀頭が表に出ると、勢いよく前後に跳ね動く。
そのすぐ傍で、慎ましく口を開く雅。
中にはどろどろの精液。雅が飲みきらずに残していた精液が、出した本人である一夏に見せつけられると、唇を閉ざした雅の嚥下によって補食される。ぺろりと平らげた後の報告も忘れることなく、雅は綺麗になった口内を一夏に確認させた。
「素晴らしい射精でした。さすがは一夏様。これだけの精液であれば、たとえ孕みにくい女であろうと一夏様の種を根付かせるのは容易でしょう。ですが、念には念を入れて、予定通り子作りの練習をしましょう」
雅が白装束の帯を緩め、胸元をはだけていく。ぴっちりと体に覆われていた白い布地から、色白の肌色が覗く。真っ先に一夏の目を奪ったのは、重力など感じさせないほどに形の整った乳袋。この親にしてこの子あり。娘二人よりも大きな胸が、ぷるんっと揺れて桜色の乳輪を露わにした。
この人は、本当に人妻なのだろうか。一夏が咄嗟にそう疑ってしまうほどに綺麗な体をしていた。胸や尻の肉付きはよく、腰はほっそりとしている。子を孕み、育てるのに最適な女体をした、二人の娘の母。一夏はすぐに、股間を滾らせた。
雅が立ち上がり、一夏に跨って立つ。
「うふふ」
白装束を肩にかけたままの艶やかな黒髪美女が一夏を見下ろし、左手をそっと陰部へと伸ばす。陰裂へと指を掛け、中を開いて見せると、やはり子を二人も産んだとは思えない綺麗なピンク色の粘膜が表に出る。膣穴からだらしなく愛液を垂らし、口をくぱくぱと開いて物欲しそうにしている。
「あなた、ごめんなさい。でも、仕方ないわよね」
一人呟く雅。腰を下ろし、直立する肉棒へと距離を縮める。
「孤独だった箒に居場所をくれた子。自身の頭脳に翻弄されて孤立してしまった束を従えてくれた子。一夏君のおかげで、私も可愛い娘たちに再会することができた。これだけの恩を受けていながら、母である私が何もしないわけにはいかないもの。一夏君に全てを捧げないと」
膣穴が亀頭に密着する。雅がそのまま腰を左右に揺らし、膣口で亀頭を撫でる。
「一生、いいえ、千冬ちゃんの『施術』のおかげで、私も老いとは無縁の体になれたのだから、永遠を一夏君に捧げることになる。たまに会って一夏君との性活を詳しく話を聞かせるから、許して頂戴ね。愛しているわ、あなた」
この場にはいない夫への懺悔。後ろめたい感情が秘められている言葉とは正反対に、雅の表情に気後れしている様子はない。年下の少年を犯すことへの興奮を笑みに変え、下品な行動をする自分に酔っている。
この様子も、操られている故なのか。それとも、これが雅の本性なのか。
「一度食べてみたかったのよね。娘くらいの年の、男の子を」
その言葉が本心なのかもわからない。
「跨ってお尻を振って、若い情欲を刈り取る。あぁ、どんな気分なのかしらね」
独り言ちていた雅だったが、その言葉が一夏へと投げかけられる。
「楽しみましょうね、一夏君」
問われた言葉に一夏が返事をする間もなく、雅はさらに腰を沈めた。亀頭の先を咥えていた膣口が穴を広げながら亀頭を受け入れていく。少しずつ味わうように接触面積を増やしていき、一夏の眼前から肉棒の姿が消えていく。
己の分身が雅の中に埋まっていくと、伴って強烈な熱に侵された。膣肉にガッチリと掴まれ、愛液で包まれる。ねっとりと絡みつく穴は自らの意思で獲物を食らう生き物のように蠢いており、一夏の意識が幸せに覆われた。
「あぁっ、んっ、くっ、あぁっ!?」
一夏が何を言葉も発せずにいる一方で、雅は艶を帯びた声音を放って一夏と繋がっていく。雅も雅で背徳感を煽られている様子だ。太く熱い肉棒を体の内側に挿入して、震えながら尻を下へ下へと押しつけていく。
「ひぃっ、ああっ、んんっ!!」
挿入前に見せた余裕は既に感じられなかった。まだ入れている途中だというのに体を小刻みに痙攣させ、表情を陶酔に染めた。
やがて、瞬きほどの間に、雅は一瞬の暴走を見せた。
浮いていた尻を、一夏の股間へ振り下ろしたのだ。言葉にすればただの着席に過ぎないわずかな動作だが、蕩けた意識の中で一夏が眺めていた雅は激しい動揺を見せ、直後、その官能的な女体を仰け反らせた。
「あぁぁああっ!?」
膣の奥まで他人棒を受け入れた人妻が、自分の想像を超える快楽に殴られた姿だった。どうにか抗って理性的であろうとしていたようだが、それすらも容易に上回って、人妻を内側から調整する。
一夏の肉棒に対してだけ発情するように。
他の男では二度と充足感を得られないように。
一夏専用の女がまた新たに生まれつつあった。それは一夏にも止めることはできない。この部屋に一夏たちを閉じ込めた箒や束たちも、それを望んでいる。セックスに最適な肉体を持つ篠ノ之一族こそ、一夏に仕えるに相応しいと信じているようで、倫理も常識も投げ打って一夏のために行動している。
娘に嵌められた母はそうと知らず、最適化を終える。
そして、新しい一夏専用器が誕生する。
「一夏様ぁ……」
溢れる忠誠心を言葉に秘め、雅は一夏の名を呼ぶ。伸ばした両手で一夏の手を握り、指を絡める。雅の左手と握り合う右手に結婚指輪の硬い存在を感じながら、柔らかく滑らかな手の平としっかりと繋がる。
そんな状態で、雅は動き出す。
「あぁっ、ぉっ、ぉっ、んんっ、あんっ、あっ、あんっ、あんっ!」
安産型の尻で、どちゅっ、どちゅっと低い水音を鳴らす騎乗位ピストン。太すぎず、細すぎない魅力的なデカ尻の肉が微かに波打ち、膣奥までチンポを迎え入れる。それが済めばすぐに尻を上げ、竿を膣外へと解放する。けれども、完全には自由にはならない。亀頭は終始、雅の膣内で愛液漬けにされている。抜けるか抜けないかのギリギリを見極めて行われる腰振りは、明らかに経験者の挙動だった。
一夏の脳内では再び、柳韻と愛し合う雅の姿が映し出される。
あったかもしれない、いや絶対にあったに違いないと確信できる夫婦間での熱い夜の日々を妄想してしまう。駄目だとわかっていても、脳は実際に見たかのようにその光景を映像化する。その上で、この雅を自分の物にしたのだという優越感と征服欲を植え付けてくる。
「ん、あぁっ、一夏様ぁ、お慕いしておりますぅっ、あんっ、ゃ、んっ!」
誰にも止められない。一夏と雅は共に登り詰めていく。
そんな様子を、部屋の壁にそうとは悟られずに埋め込まれた数十台のカメラが監視している。それを無数のモニターを通じて眺めているのは、同じ地下空間の部屋にいる箒と束、千冬だった。三人共、どこかで購入したと思しきバイブを膣穴に挿入したまま、その顔に満足げな微笑を浮かべている。
三人が食い入るように見つめるモニターとは別のモニターには、大勢の人間の顔写真が縦にも横にもズラリと並んでいた。その中に男の顔はなく、年齢は様々だがどれも非常に端正な顔立ちをした女たちだった。
幾つかの分類わけがされていて、『料理人』や『技術者』などといった幅広い人材の雇用を目的としているように見える。何のために雇うのか。三人が何を考えているのか。映像の向こう側の様子を探れない一夏では気付くことはできない。
一夏と、その股間で踊る雅。撮影されているのも知らず、雅は尻を弾ませる。
「一夏様、いつでもどぷどぷと精子を放ってくださいませ」
目まぐるしく、肉棒が膣穴を出入りする。
「この身はもう一夏様専用です。一夏様が求められるのであれば、何人でも孕み、子を産み落としてみせましょう。そして、立派に育て上げます。優秀な一夏様の血を継ぐ選ばれし子供たちを、この世界に巣立たせてみせます」
あり得てしまうかもしれない未来を語る雅。
「ですので、どうか、その暁にはご褒美をいただきたく。娘たちにいつか織斑姓を名乗ることをお許しいただけないでしょうか。可能であれば、私のことも織斑雅として、永遠にお傍に置いていただけないでしょうか。絶対にお役に立ちます。何でもいたします。一夏様が望み、お許しいただけるのであれば、母としての役目も担いましょう」
それは、両親のいない一夏にとっては、心に響く言葉だった。
たとえ偽りの関係であっても、雅を母と呼び、甘えることで得られる安心感は強いだろう。何を馬鹿なことをと一夏は思ったが、心の片隅では雅に雌としての魅力以外に、並々ならぬ母性を感じてしまっているのも事実。
そんなことはできない。その一言を告げるだけでいい。
だが、思考も蕩けつつあった一夏は、声を出すのも億劫だった。
返事も出来ぬまま、雅を見つめる。
「お返事はいずれ。今は、楽しみましょう?」
雅は腰をくねらせた。熱い吐息を吐き、色欲に浸る。
「種付けを、子作りを、孕ませセックスを。気の済むまで、延々と」
透明感のある声音で紡がれる卑猥な台詞。
「私の子作り部屋に子種をギッシリと敷き詰めてしまいましょう。そして、私の子宮に覚えさせてください。これから私が永劫の忠誠を誓う、この世界で最高の雄の存在を。私はあなたの所有物であるのだと、刻みつけてください」
一夏の下腹の奥からせり上がる熱の塊。
「あなたの子種で、私に今一度子作りの幸福を思い出させてください」
それを、雅による尻の振り下ろしと同時に、一夏は遠慮なく吐き出してしまった。
びゅるるるっ、どびゅるるっ、ぶびゅーっ、ぶびゅーっ、どくっ、どびゅっ、びゅるる!
子宮に食い込む亀頭から精液が噴出する。白く濁ったゼリー状のそれが一瞬で子宮を染め上げ、数秒も掛からずに精液袋に変える。それを察知した雅がぶるんっと乳房を跳ね動かして海老反りになる。
子宮に精液を浴び、それがもたらす快楽に翻弄されている。
「んぁああああっ!?」
品性のない大声を上げ、女としての悦びに打ち震えている。
握り合っていた雅の手が緩み、一夏はその隙に手を伸ばした。
向かった先は雅の胸。何故手を伸ばしたのかはわからない。考えるよりも、こうしたいと感じてしまった。箒と束に見事に遺伝した篠ノ之家特有のデカ美乳。その親玉を両手で掌握し、手の平いっぱいの柔らかさを感じ取る。
指が沈む。乳肉に呑みこまれる。指が跳ね返されてくる。安心感が凄まじい。
これが母の胸なのか。
羨ましい。欲しい。自分にも母親が。
想いが高まるに連れて、雅の乳房を掴む指に力が入る。
「あぁんっ!」
上がるのは苦しみの声ではなく、喜びの声。
雅の子宮に子種を流し込みながら、一夏の中でプツリと何かが切れる。
IS学園に入学してから、何度も聞いた理性の糸が切れる音。
一夏の全身からフェロモンが滲み出る。それが密室の隅々に行き渡り、当然のことながら傍にいた雅にも取り込まれた。ただでさえ発情していた雌が狂うには数秒もいらず、射精中にも関わらず雅の腰は再び上下に躍動した。
ぱちゅっ、ぐちゅっ、パンッ、パンッ、パンッ、ぱちゅんっ、ずちゅっ、ぶちゅっ!
会話も交わさず、見つめ合って肉欲を満たし合う。
その後一夏は、雅の騎乗位で何度も射精した。体位を変えてからは、雅の両腕を掴みながらバックで犯した。
一夏自らが求め、雅をホールドしながら種付けプレス。高校生の少年が男の力強さを発揮し、年上の美女をひたすらに食らう様は見る者の目を奪う。撮影さえた映像がライブ配信で学園中のテレビで流され、それを見た女たちは両手で自身を慰める。
『あんっ、おぉっ、ぉ、あっ、はぁっ、あんっ!』
『うぁっ、くっ、ぉっ、うぅっ!』
雅と一夏の声が学園中に響く。
これまた当たり前だが、一夏はその事実を知らず、雅を食らう。乳房に吸いついてキスマークをつけ、乳首にしつこくしゃぶりつく。乳肉に舌を這わせて唾液塗れにしながら、好きなときに好きなだけ膣内射精をする。
膣内だけでなく、顔にも胸にも、尻にも精液をぶっかける。射精が終われば雅にお掃除フェラをさせ、すぐにまた別の体位で雅と繋がる。
白い髪紐でまとめていた雅の黒髪が解け、それを片手で掴んで引っ張りながら一夏は何度目かのバックで雅を犯す。白い尻には一夏の平手打ちを受けてできた紅葉型の痕が残っていた。今も一夏の暴力を誘うように隙あらば雅は尻をフリフリと揺らしている。
誘われているのだから仕方がないと、一夏は手を振り上げて雅の尻に平手打ちを放った。
「ありがとうございますっ」
雅の口からこぼれ出る純粋な感謝。
俺は何も間違っていない。一夏はそう思い、雅を犯し続けた。
一夏が正気を取り戻し、心に再び罪悪感が芽生えたのは、その数時間後のことだった。
『いっくん、初めての人妻攻略おめでとう!』
という文字が出入口の扉に表示され、自動的に開く扉。
その中で、一夏は放心し、布団の傍でへたり込んでいた。
布団の上には、雅の姿があった。開いた両足を曲げ、膣から新鮮な精液を垂れ流している。全身は精液でまだら模様を描いていて、所々が一夏の唾液で汚れている。そんな状態を喜ぶかのように雅は絶頂顔を晒したままビクビクと痙攣している。
「やって、しまった……」
いつもよりも強い後悔に苛まれ、脱力する一夏。
ただ、今回は快楽と後悔の比重が快楽の側に傾いているように感じた。それはつまり、一夏が雅との退廃的なセックスを楽しんでいたということに他ならない。それを信じられない、信じたくない一夏は、自分の本心を必死に隠した。
だが、自分を完全に誤魔化すことなど不可能だ。
一夏の中で芽生えた母性に対する渇望は、今後箒たちの手で育てられてしまうことになるのだった。