※この作品はR-18です。

猿股助平衛 ~淫獄のリング~   作:perv

5 / 5
鉄拳 リリ

 「随分と、味気なかったわ」

カナリアを思わせる金色の髪をふぁさぁっとたなびかせ、颯爽とその場を去る少女。

彼女の去った後には体格の良い男が顔を腫らして、倒れ伏せていた。

 

 エミリ・ド・ロシュフォール。

通称リリ。

前髪を切り揃えた長い金髪に、澄んだ藤色の瞳。

モナコ公国の石油王の一人娘だけあって、その立ち振る舞い、いでたちからは気品が溢れる。

 

 しかしその上品な雰囲気をぶち壊すが如く、小さな拳にへばりついた、血。

過去に誘拐犯に襲撃された際、護身術で犯人グループの一人を倒して以来、戦いの快感に目覚めてしまったのだ。

父親が争いを極端に嫌う性格であるため、表立って格闘技を習う事さえできず、昂る闘争心を燻ぶらせるリリ。

そんな彼女が選んだのは、ストリートファイトの道であった。

 

 父に黙ってプライベートジェットで飛び回り、世界各国の強者を探し求め挑戦する日々。

格闘においては天賦の才があったか、リリは格闘技未経験、さらには女性という立場でありながらも名だたる強者を相手に勝利を重ねていった。

そんなある日の事であった。

裏社会では知らない者はいない言われる、闇の興行。

そこでは平然と男対女の試合も組まれ、超高額な賞金目当てで強者も集まってくるという。

それが日本にて開催される事を倒した相手から聞き出したのだ。

 

 「セバスチャン、日本へ飛ぶわよ」

鶴の一声で執事に命じ、プライベートジェットを飛ばす。

(どんな相手がいるのかしら。私を満足させられるかしらね?)

脚を組み、プライベートジェットの窓から脈々と広がるユーラシア大陸を見下ろすリリ。

その瞳には期待と狂気が滲む。

 

 

 「レディーーーーース!アァンド、ジェントルメーーーーーーーーン!!!」

七色に照らされた金網の中で、タキシードに身を包んだリングアナが絶叫する。

「「「「ウオオオオオオオ――――――――――――――――――ッッッ!!!!!」」」」

その瞬間、ぎっしりと詰まった観衆の怒号が一挙に解放され、会場全体が歓声の坩堝と化す。

蛮族の襲撃かと聞き間違える程、野卑で雄々しい唸り声。

女の甲高い声などは一切聞こえず、野太い男の声しか聞こえない。

 

 リングアナが派手派手しいライトを背に浴びながら、仰々しい様子でメインイベントの開始を告げる。

「それではぁ、本日のチャレンジャー!青コーナー!リ――――――――――――――――――リ―――――――――――――――――――――!!!」

ライトアップされた花道から現れたのは、白いフリフリの衣装に身を包んだ金髪の少女。

血生臭い戦いのリングにはあまりにも不相応な華美な少女の入場に、一瞬あっけにとられる観客達。

だが、それも一瞬で下卑た笑い声と侮蔑とに埋め尽くされていく。

 

「げへへ…イイ女だぜ」

「カワイイお嬢ちゃんでちゅねぇ~。迷子になっちゃったんでちゅかぁ?」

「今日はストリップショーでも開催すんのかぁぁ?」

げははははと嗤いながら下品な言葉でリリを辱める男達。

しかしその罵声に怯む事なく、むしろ足をぴたっと止めては声がした方をキッと睨んでは鋭い視線を送る。

「あなた、後で覚えてなさい」

「…あー?」

顔は覚えたわよ、と言わんばかりの様子で罵声を浴びせた男を指差しては入場を続けるリリ。

その様子に、男はただならぬ屈辱感を覚える。

(あの女…ブチ犯されて泣き喚いちまえ!)

 

 「続きましてぇ、赤コーナー!チャンピオンッッ!!反逆の変態教師!猿股ぁぁぁ――――――――助兵衛ぇ―――――――――――――ッ!!!」

その名がコールされると、太った豚のような小柄な中年男が姿を現す。

嘲笑とブーイングに包まれる会場。

それを気にも留めない様子で、猿股助兵衛と呼ばれた男はよく肥えた三段腹を威勢よく揺らしながら、リングへの花道を闊歩する。

 

 「…?」

下品な野次と歓声に包まれる中、一人呆気にとられるリリ。

まず、助兵衛のだらしないその見た目。

到底、その肥満体は自分と戦えるような体つきには見えない。

一歩一歩踏みしめる度に、ぼよんぼよんとその太鼓腹が揺れ、なんとも情けない様相を呈す。

(あれが私の対戦相手、なの…?)

金網の中で妙にゆっくりとした助兵衛の入場を待ち侘びるリリ。

これまで筋骨隆々とした猛者達と戦ってきたリリにとってはあまりにも物足りない相手。

それは見た目だけで分かる。

 

 リリは高額な賞金目当てでこの興行に参加した訳ではない。

ただ強い相手を求めて、参加したのである。

そんな彼女の目の前に現れたのが助兵衛であれば、もはや来た意味は無かったと言っても過言ではない。

(もう帰ろうかしら)

一瞬、試合を放棄して帰ってやろうかと思ったが、思い留まる。

別にリリは何が何でも強い相手とやりたい訳ではなかった。

殴る、蹴る…暴力を好き放題行使できれば相手は弱くても構わない。

戦いそれ自体に、と言うよりは相手を叩きのめす事に快感を覚えるタイプである。

それに、日本旅行のついでにちょっとしたお小遣いが手に入れば万々歳ではないか。

 

 

 ずいぶんとのんびりした助兵衛の入場が終わり、二人が向かい合う形に。

「両者中央へ」

金網の真ん中に立つレフェリーの男が手招きするようなジェスチャーを見せる。

終始にやついた助兵衛に、どことなく不機嫌そうなリリ。

会場に設置された巨大モニターに二人のフェイスオフが映し出されると、観客席からはさらなる野次が飛び交う。

「うおおおお――――――――!!!助兵衛ぇぇ――――――――!!!犯せ―――――――――――――っ」

「そのメスガキ泣かしちゃれよ!」

「お・か・せ!!!お・か・せ!!!」

下品極まりない野次。

「はぁ…」とため息をつき、わざと両腕を広げる仕草をしてみせるリリ。

その野次が彼女の美貌や生意気な態度に対するある種の期待の表れだとは、彼女は気付く由も無かったのであった。

 

 リリと助兵衛の間に入り、試合前のルール説明をするレフェリー。

話されているのは、武器の使用や噛みつき、目潰しなどは禁じられているといった、ごく一般的な事。

二人が並ぶと、同じ人間でも全く違う生物のようにさえ見えてしまう。

174cm、白い肌に長い金髪、ヨーロッパ由来のモデルのようなすらりとした体型。

片や、リリと比べて頭一つ分背が低い助兵衛。

その頭も既に禿げ上がっており、自身に降り注ぐライトを反射させる。

ぶよっと肥えた腹はリリの身体の3倍ほどの厚みがあり、腰の高さは全く違っていた。

大げさに言えばリリの膝の辺りに助兵衛の股間がある印象だ。

 

 弛んだ肥満体に黒いブーメランパンツを履いたのみの助兵衛。

まだ入場してきただけなのに汗をかき、何日間も体を洗っていないような悪臭を漂わせ、リリは顔を顰める。

(汚らわしい男…)

本来であればリリの近くにいる事さえ許されないような下等な男。

鼻と口に手を当て、大上段から助兵衛を見下ろすリリ。

その怜悧な視線に、助兵衛はどこか喜んでいるかのような微笑みを見せ、それが余計気持ち悪かった。

 

 「両者コーナーへ!」

「ぐへへ…よろしくねぇ?」

ルール説明を終え、各々コーナーに戻るよう指示をするレフェリー。

助兵衛は手を差し出して握手を求めるも、無言で無視するリリ。

(一瞬で終わらせてあげますわ…!)

リリが望むのは一方的な暴力。

開始早々叩き潰し、助兵衛に指一本触れさせるまでもなく終わらせる。

でなければ、こんな臭くて下品な男と何分間も戦い続けるなど、リリの精神が持ちそうにない。

カァァァンッ!

「ファイッ!!!」

高らかに鳴り響くゴングの音とレフェリーの掛け声。

髪をふぁさっとかきあげ、軽く手招きするような仕草を見せるリリ。

「あなたは何発で壊れるの?」

 

 

 試合開始を告げるゴングが鳴ってから1分が経った。

歓喜と期待を孕んだ観客の声はいつの間にかブーイングへと変わっており、ペットボトルなどゴミが金網の中へ投げ込まれる始末。

ぼよんぼよんと肥えた腹を揺らして、無意味なサークリングを続ける助兵衛に、独特な後ろ足重心の構えのままじりじりと圧をかけるリリ。

「はぁっ、はぁっ」

助兵衛の全身から汗が滴り落ちる。

この1分間常にジョギングをしていたようなものだ。

身長159cm体重88kgの中年男性には身に応える。

 

 リリからしてみれば、助兵衛が勝手に疲れてへばるのを待てばいいだけ。

サークリングの意味はまるで意味不明であったが、相手が逃げるのであれば無理に追う必要はないし、相手が近づいてくればカウンターをぶち当てればいい。

リリの脳内は常に冷静であった。

ゆっくりと圧をかけつつ、助兵衛の動きを追い続けるリリ。

こちらの目を回してやろうという作戦なのだろうか?

馬鹿らしい。

息切れして足が止まった所に畳みかけてやれば良い。

 

 「はぁーっ、はぁーっ」

ブーイングの狭間に助兵衛の荒くなった息遣いが聞こえる。

(もうそろそろ限界じゃないかしら…)

その体型にしてはよく粘るものだと、少し驚くリリ。

既に助兵衛の足元には全身からどわぁーっと溢れ出た脂汗が水たまりを作っている。

だが遊びに付き合うのもここまでだ。

真正面から歩くように堂々と接近すると、リーチの長さを活かした蹴りが助兵衛を襲う。

「ハッ!」

「ふぐああああああああああああ!!!!」

リリのミドルキックが助兵衛の肉の薄い脇腹の辺りに直撃する。

大袈裟な声を上げて、もんどり打って倒れる助兵衛。

追撃に来るリリを躱すように床をごろごろとその身体で転がると、金網際で立ち上がる。

「ふぅーっ!ふぅーっ!」

元々疲弊していたのもあり、腹部へのダメージがある事をその息遣いは語る。

にやっと口の端を歪めるリリ。

即座に今度は顔面を矢のような右ストレートが襲い、重たげに体が金網へがしゃんともたれかかる。

そしてすかさず、前蹴り。

マルスソード。

「ぶべらっっ!?!」

そしてふらついている助兵衛の腕を掴むと、背後に捻り上げるようにして、がら空きになった背中に踵落としを入れる。

デボーションキス。

我流で編み出したリリの投げ技である。

 

 「ぐええっっ!!!」

文字通り潰れたガマガエルのような声を上げる助兵衛。

さらに倒れている助兵衛の後頭部を容赦なく踏みつける。

「痛っ!!?」

「貴方、本当に手応えが無いわね」

ブーツのピンヒールでぐりぐりと禿げ頭を踏みつけたまま、腕を組んで助兵衛を見下ろすリリ。

その冷たい眼差しには失望と苛立ちが滲んでいた。

 

 頭を踏みつけられ、立とうとしても立ち上がれない助兵衛。

「ぐっ、ぐぅぅっ」

「情けない男」

すっとようやく頭の上から足が離れたかと思いきや、横っ面にサッカーボールキックがめり込む。

「ぶふォッっ!!?」

今ので歯が何本か折れたかもしれない。

血しぶきを噴き出しながら、なんとか立ち上がりリリから離れる。

だがもう虫の息だ。

 

 「ぶはぁーっ…んはぁーっ…!」

金網際まで退き、体を丸めて防御姿勢に入る助兵衛。

まるで怯え切った小動物同然なその対応に、リリは「ンフフ」と愉快そうな笑みを浮かべながら再び迫る。

劣勢一方な助兵衛には辛辣なブーイングが。

早くリリの負ける姿が見たいという事だろう。

しかしよくぞここまで一方的に攻撃されて、耐えているものだ。

タフネスだけなら今まで戦ってきた格闘家の上を行くかもしれない。

そんな事を考えながら、助兵衛との間合いをじりじりと詰める。

優雅に、腕を組みながら。

 

 「はぁッ!」

遠い間合いからいきなり跳んでみせ、両足で捻り込むようなドロップキック。

スパインシュート。

ガシャーンッ!!!

しかし直後、聞こえたのは助兵衛の悲鳴ではなく金網が軋む音。

「っ!?」

すぐに着地し、辺りを見回すリリ。

(外した…!?)

「こ・こ・だ・よぉ~」

背後からする声に、振り向きざまに蹴りを見舞っていく。

踵で相手の顔面を狙うソバットのような蹴り。

ラウンドカッター。

だがそれも、ぶうんと音を立てて風を切る。

 

 ふらつきながらも、リリの攻撃を躱してみせた助兵衛。

(どこにそんな体力が…?)

あれだけ打撃を入れれば視界がぐらついて、相手の攻撃をよける事などできないはず。

既に元々大きかった助兵衛の顔は倍ほどにも腫れあがり、厚ぼったい瞼もパンパンに膨れ上がっていた。

目の前を見る事さえ困難なはずだ。

全く効いていない訳ではなさそうであったが。

 

 「行くぞぉ~?」

ふざけた口調で、今度は自分の番だと、拳を振り上げて向かってくる助兵衛。

だがその動きはあまりにも緩慢で、まるでハエがふらふらと寄ってくるよう。

「ハッ!」

助兵衛の前進を一瞬、横に受け流してその胴体に鞭のような掌底を入れる。

メヌエット。

「ぶぐっっ!!」

しかしこれは効き目が薄かったか、数歩後退させるに留まった。

 

 休まずリリの連撃が襲い掛かる。

モーションの小さいジャブのような攻撃から、下肢を180度開脚させるようにして打つ蹴り技など、華麗に攻撃が続く。

それを終始、体を縮こめて耐える助兵衛。

攻撃を打ち続けるリリの額にも一筋の汗が。

身体的な疲れもあったが、内心湧いた焦燥感のせいでもある。

(…まるで岩か硬い何かを相手してるみたいね)

一度、手を止め、息を整えるリリ。

正直、少し助兵衛をみくびっていた所はあった。

タフネスだけに関しては。

額に浮いた汗を拭い、どんな攻撃が有効か頭の中で考えを巡らせる。

 

 「あなたは何発で壊れるの?」

「…は?」

聞き覚えのある言葉。

それはリリが試合開始直後に言い放った言葉だ。

 

 助兵衛がリリの口調を真似たような、妙に高い声でその言葉を言ってみせる。

何発打っても効いている素振りを見せない自分への焦りを揶揄ったものだろう。

「あなたは何発で壊れるのぉぉぉ~?」

「―――っ!!!」

ふざけた口調で言われ、それを聞いた瞬間、全身の血が沸騰したようにリリの頭に上る。

「このぉッ!!!」

ギリリと歯を食いしばりながら打ち込んだ一発は力み切っていて、それは助兵衛でも躱す事は容易であった。

「おっと!!」

「っ!」

挑発に乗ってしまった、と後悔した頃には遅い。

リリの腕を脇で手挟むように捕らえ、組み付く。

 

 「くっ!?」

(な、なんて力なの!?)

万力のような組力に思わず目を剥くリリ。

リリは元々打撃を主体とするストライカータイプであるという事もあるが、それにしても助兵衛のこの肥満体からは想像もできないほどの剛力で、まるでスクリューの巻き込まれたが如く離れない。

「「「「ウオオオオオオオオオオオオ―――――――――――――――――――――――――――――ッッッッ!!!!!」」」」

ついに待望の時間が来たかと、獣のような怒号を上げる観客達。

片腕を完全にロックされ、もう片方の腕で脇を差される。

そして、服越しではあれど胸と胸が合うかっこうとなり、接近する二人の顔。

「…く、臭い!!」

助兵衛の荒くなった吐息がモロに顔面に当たる格好となり、汚臭を感じた瞬間猛烈な吐き気を催す。

リリも様々な投げ技を持っているが、その臭さ気持ち悪さに全身から力が抜けてしまう。

 

 「あれれ~?さっきまでの威勢はどこに行っちゃったのかなぁ?」

「くッ!」

ねちゃあ、と唾液の糸が引く口を開けて、リリをさらに挑発する。

あまりの気持ち悪さにたまらずリリが助兵衛の股間を蹴り上げる。

「…ひぎいいいイイイイイイイッッッ!!!!!」

またしても大袈裟な声を発しながら、崩れ落ちる助兵衛。

これでリリは助兵衛のクリンチ地獄からなんとか逃れられた。

そして、四つん這いになって苦しむ助兵衛に。

「ハァァッ!!!」

バキィッ!

容赦ないサッカーボールキック。

 

 「ふぐぅっッ!!」

しかし亀の体勢で耐える助兵衛には致命的なダメージを与えられない。

むしろ金的を蹴ったダメージを回復しているようにさえ見える。

(くそ…何をすれば…)

げしげし、と助兵衛を蹴りながら手詰まり感を覚えるリリ。

亀になっている助兵衛が徐々に回復してきているのが見てとれる。

 

 「あっ!?」

ぼきっ、とそれまでリリの身体を支えていたブーツのピンヒールが折れてしまう。

真後ろに倒れそうになるリリ。

その隙を助兵衛は見逃さなかった。

 

 「ほひいィィィ――――――っ!!!」

バランスを崩したリリの下半身に向かって突進し、猪突猛進なタックルでついに彼女を押し倒す事に成功する。

「くッ!離れなさい!!」

寝かされた状態から助兵衛の肥満体を蹴り、なんとか抜け出そうとするリリ。

しかし、少しでもリリと助兵衛との体の間に空間が生まれると、足首をぐっと掴まれ立ち上がれなくさせられる。

助兵衛は元々アマレスの国際強化選手であったらしい。

五輪出場も嘱望された優秀なアスリートであったらしいが、女癖が悪すぎてアマレス界から干されただけでなく、性犯罪で実刑判決まで受けたと…

 

 そうして、食い扶持を求め流れついたのがこの闇闘技場である。

「ぶっふふふぅっ!!リリちゃ~ん…」

身長ではリリの方が高いが、それをものともしない体重差で彼女を押し潰し、圧する。

「ぐっ…、うっ…」

(く、苦しい…!)

元々あったアマレスの下地だけではない。

異様なタフネスは一般的な格闘技の大会では禁止薬物とされる鎮痛剤やステロイドを打った事による。

本来の助兵衛の実力であればもうとっくにリリの前に屈しているはずだ。

 

 「ぐ…っ、離れなさい!」

苦しげに声を発しながら、迫りくる助兵衛の肥満体を押す。

しかし短く太い脚がリリのすらーっとした美脚に絡みついて、到底立ち上がる事などできない。

そのまま服の上からリリの胸を触る助兵衛。

「やっ!?嫌ぁっ!!!」

反射的に手の甲で助兵衛の頬を叩き付けるリリ。

その手を抑えつけて、ずしっと助兵衛がリリの胴に座り込む。

マウントポジションの完成だ。

 

 「あっ…、ぐっ…」

「苦しくて声も出せないかな?ここからだとリリちゃんの綺麗なお顔がよぉく見えるよお」

気色悪い事を言いながら、再びリリの胸を触り出す助兵衛。

「おっぱいはちょっと控えめかな?」

嫌がるリリの胸を服の上からさすり出す。

手首を掴んで引き剥がそうとしたり、助兵衛の頬を叩いたり抵抗するがびくともしない。

 

 獣のようにリリの服の襟を掴む。

「お洋服が邪魔だなぁ~…ちょいと失礼しちゃうぞぉ」

「えっ?きゃっ!!」

バッ!ビリビリビリーッ!!!

力任せにリリの服を引きちぎる助兵衛。

赤いアーガイルチェックの入ったリボンが宙に舞う。

「っきゃあああああああああああああああああああああああ!!!!!」

咄嗟に自らの身体を庇うように胸を隠すリリ。

白い如何にも上品そうなブラジャーを着けた裸体が衆目に晒される。

「「「「うひょおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!」」」」

可愛らしい悲鳴と下卑た歓声とが交錯する。

リリの腕と腕の隙間から覗く白い柔肌と恥じらう表情に興奮する観客。

 

 ビリビリビリーッ

破れかけたリリの服をさらに引き裂くように脱がせ、上半身を露出させる。

汗がじっとりと滲んだリリの地肌に助兵衛は興奮を隠さない。

べとぉ…っと脂汗でヌメヌメになった肥満体でリリの身体を押し潰すように、肌と肌を合わせる。

とくんとくん…と助兵衛のぶよぶよの身体から鼓動が伝わってくるのが最高に気持ち悪かった。

「はっ、はっ、ふぅッ」

リリにしがみつきながら呼吸を整える助兵衛。

魚の腐ったような汚臭を浴びながらも肘で助兵衛の顔を押しのけようとする。

 

 「こ、の…っ!いい加減に、しなさいッ!」

肘で一瞬強く助兵衛の顔を押しのけ、僅かに空いた二人の隙間に脚を滑り込ませる。

マウントポジションからクロスガードと呼ばれる状態に戻すと、リリの長い脚が蛇のように顔面の方へ上ってくる。

そして再び密着しようとする助兵衛の顔面にブーツ足がめりこんだ。

「ぶッッ!!!」

そのまま蹴り上げるように、ぐいと助兵衛の顔を足で押しのける。

鼻血が飛沫となって飛び散った。

 

 「ぶ…、ぐ…」

顔を抑える助兵衛を見下ろす格好で立ち上がったリリ。

怒りに満ちた表情で、それでもなお乙女の恥じらいは捨てず上半身を腕で隠すように抱く。

そして――

グシャッ。

容赦のないサッカーボールキック。

顔面に直撃し、飛び散った鮮血がリリの白いブーツに付着する。

 

 声を出す間もなく、襲い掛かる二発目。

亀の体勢で防御しようとするも、一発目のダメージのせいか醜く太鼓腹を揺らしながら転がったカブトムシのようにウネウネとキャンバスの上をのたうち回る。

観客ももう流石に終わったと思ったか、失望と諦めの声が漏れる。

すかさず試合を終わらせようと助兵衛の顔面を蹴り込もうとした瞬間であった。

 

 「…あっ!?ちょっと!!」

いきなり背後からレフェリーに抱き付かれるリリ。

蹴ろうとして片足を振り上げた姿勢だったので、抱き上げられるように宙に浮かされてしまう。

両腕をロックされ、もがく事すらできない。

 

 あまりに突然の事に、リリは何が起きているのかさえ把握できない。

溺れているかのようにひたすらに暴れる。

「ちょっと失礼しますよぉ~?」

モニターには抱き上げられる自身の姿が映し出されていた。

「ちょっ…、これ、反則…!」

ルールを司るレフェリーがそれを侵しているのだから、もはや反則もクソもない。

一度捕らえてしまえば、格闘技の天才たるリリでもただの華奢な少女だ。

助兵衛が回復したのを見計らって、リリは腰から投げ落とされる。

 

 「痛っ…!」

倒れた姿勢のままキッと自身を投げたレフェリーの方を睨み上げる。

「おっとぉ!私に攻撃するとルール違反で反則負けにしちゃいますよぉぉぉ?」

「誰が…!」

レフェリーの脅しを無視して、その体勢のまま蹴りを繰り出そうとするリリ。

後ろ蹴り…カポエイラでいうハボ・ジ・アハイアか。

しかしリリには二人を相手にしている暇などなかった。

 

 ダメージから回復した助兵衛がリリの頭を抑え付けると、ドーピングで強化された剛力で彼女の細い首を捻り上げる。

「ひぎゅッ!?」

一瞬虫の鳴くような情けない声が助兵衛の腹の下から聞こえた。

そして彼女の体を潰すと、背後に回りバックを奪う。

首に腕を回し、いつでも絞められるぞというプレッシャーをかけながら、助兵衛はリリの頬を舐めた。

「うぅ゛っ!?」

あまりの気持ち悪さと臭さに思わずうわずった悲鳴を上げてしまうリリ。

その悲鳴さえも心地よさそうにしながら、背後から脂汗の滲む頬を擦り寄せ、リリの顔を舐める。

 

 「うげひひ…やっと捕まえたぞぉ、リリたん…」

「き、気色悪い…!離しなさい!」

口では気丈に反抗してみせるも、助兵衛の寝技には為す術もなく捕らわれる。

助兵衛の絞める腕を常に片腕で抑え付けていなければいけないため、後ろ手に殴ろうにも片腕の自由しか許されていない状況。

脚にはねじれあがった木の根っこのように短い脚が絡み付き、きついロックは外れそうにもない。

それどころか、助兵衛はその脚に力を込めて、リリの脚を無理やり開かせてくる。

 

 モニター一面に映るのは、白い布であった。

「うひょおおおおおおおおおおおお!!!リリちゃんのおぱんちゅ!!!」

「マ〇コ見えそぉ~っ!」

「マン毛はみ出てるぞぉ~!!!」

観客の声が耳に届いた瞬間、リリは顔を真っ赤にして可憐な悲鳴を上げる。

「きゃあああああああああっ!!!!嫌ああああああああああああああ!!!」

モニターいっぱいに広がったリリの白いレース付きのパンツ。

急いで脚を閉じようとするも、助兵衛の太い幹のような脚はびくともしない。

 

 さらに助兵衛の変態行為は止まらない。

リリの白いブラジャーを強引に引きちぎると、形の整ったおっぱいが露わになる。

「嫌ぁああああああああああああああああああっっっ!!!!」

かろうじて、これは助兵衛の腕や自身の腕で隠れていたが、少しでも腕の位置が変われば桜色の乳首がモニターに映りかねない。

「うぉ…、おっぱい…」

「見える…!見えるぞぉっ!!」

それを期待して、血眼でモニターを見つめる観客達。

期待に応えるように助兵衛は首に回した手をもう片方の手でクラッチする。

 

 「ンぐっ!?」

胸を隠すのと股を閉じようとするので注意が逸れていたリリはあっさり首を絞められてしまう。

細い首に助兵衛の太い腕が食い込み、みるみる内にリリの顔が梅干しのように真っ赤になっていく。

「んぎッ…!か、はッ…」

両手で抓るように助兵衛の絞める腕を掴み、なんとか剝がそうとするリリ。

すると、脚と頭を強く引っ張られる格好になり、おっぱいが露わになってしまう。

「「「「ウオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォ―――――――――――――――――――――ッッッ!!!!!」」」」

「「「「おっぱい!!!おっぱい!!!おっぱい!!!おっぱい!!!」」」」

体を反らせて胸部を突き出すような恰好にさせられて、桜色の乳首が衆目に晒される。

絞められて意識朦朧としているリリには恥じらっている余裕さえない。

 

 「ふぎゅッ…!ぅぐっ…」

リリの食いしばった歯と歯の間から泡が噴き出てくる。

それを見て助兵衛は絞める力をあえて緩めてやる。

ここで失神させてしまっては面白くないからだ。

首に回した腕をそのままに、もう片方の手を胸元に回すとその美乳を弄ぶ。

「ぐへへ…!」

「やっ…!」

まだ誰にも触れられた事のなかった桜色の乳首をこねくり回される。

「リリちゃんのおっぱいは柔らかいなぁ~」

「ふッ…!くぅっ…」

背筋にぞわりと、まるでムカデか蜘蛛でも張っているかのような気持ち悪い感覚。

身体でも最も神経の集中している、感覚が鋭敏な部分を指先でくりくりといじくり回される。

 

 びくびく、と全身を震わせるリリ。

太い脚がぎっちりと絡まり、上半身も剛腕で抑え付けられる。

粘糸に絡まり、大きな蜘蛛に捕らわれた蝶のように、切なくもがく。

 

 胸を触ってくる助兵衛の手が気持ち悪いと、両手で押しのけようとすれば今度は首絞めのプレッシャーがかかり、息苦しいと首に巻き付いている腕を両手で掴めば今度は胸を存分に弄ばれる。

逃げ場の無い蟻地獄に、リリは為す術もなく欲望がままにされていた。

じっとりと滲む汗に金色の髪から香る芳香。

それが助兵衛の生殖本能を刺激し、さらなる興奮へと誘う。

 

 ふいに腕の力を緩める助兵衛。

その一瞬を逃さず、脱出しようと上体を起こすリリ。

助兵衛の顔の方向に背を向け、彼の腹の上に座る姿勢となる。

解放された両手で絡んだ助兵衛の脚を掴んで、押し剥がそうとする。

しかし、それさえも助兵衛の張った罠であった。

脚のロックを自ら外し、どん、と立ち上がろうとしたリリのお尻を後ろから強く押すと、バランスを崩し彼女は前につんのめる。

 

 「あっ!?」

四つん這いになったリリにすかさず背後からしがみつく助兵衛。

スカートをパンツごと引き下ろすと、秘所が露わになる。

そしてリリの筋肉の付いた尻を掴むと、股間をあてがう。

それが何を意味するのか、理解するのに時間はいらなかった。

 

 「はぁ、はぁ…リリちゃんっ、もうガマンできないよぉ~…」

盛った犬のように、股と股をすり寄せながら「ハァハァ」と息を荒げる。

「ちょっ―――――」

『ちょっと待ちなさい』と言おうとした時にはもう遅かった。

自らの"中"に何かが入ってくる感触。

温かく、硬い、棒状の何かが柔らかい媚肉を割って入ってくる感触。

 

 ヌプププププッ…

背後から腰回りで両手をクラッチし、がっちりとリリの身体をホールドする。

立ち上がって逃げようとしたリリの両脚に自らの両脚を絡め、ゆっくりと腰をせり出す助兵衛。

「あっ―――」

入口付近で引っかかる感触を覚える助兵衛。

しかしそのまま腰をぐぐっと押し出し、リリと助兵衛がより『一人と一人』から『一つ』になっていく。

リリの純潔が破られた。

 

 プチッ…

「ん゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!」

その瞬間、割れんばかりの悲鳴が会場中にこだました。

それに心地よさそうに耳を傾ける観客達。

モニターを見れば真っ赤に充血した目をかっ開いて、大粒の涙を滔々と流す少女の顔が映し出されていた。

 

 痛みと恥じらいと屈辱。

それら負の感情がリリの心を汚しにかかる。

助兵衛の、あの気持ち悪くて臭くて下品で醜い男の、肉欲が自らの純情に突き刺さっているのだ。

不幸中の幸いと言うべきか、その醜い顔が見えていないのが救いだったか。

しかし、膣に侵入した熱く滾った肉欲はただ侵入しただけでなく、何度も行ったり来たり往復し始め、リリに嫌でも『助兵衛と一つになっている』という事実をまざまざと感じさせられる。

 

 「あ゛ッ!!あ゛ッ!嫌ぁああああああっっっ!!!」

駿馬が嘶くような、そんな美しくも尊い調を想わせる悲鳴を上げるリリ。

もはや何が起こっているのか把握できていなかった。

いや、把握したくなかった、と言うべきか。

心臓は破れんばかりに鼓動し、酸欠で頭の中は靄ついていた。

その脳内の霞の中でさえもはっきりと感じていたのが、圧倒的な不快感。

体中を蜘蛛やムカデや、そういった蛇蝎の如き存在が這い回って体の中に入っていくような感覚。

下腹に感じるじんわりとした熱や鈍い痛みから、無限にそういった感覚が湧き上がってくる。

 

 「うほっ!!ほッ!ほッ!ほッ!ほッ!」

気持ちよさそうに、身勝手に腰を振る助兵衛。

パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!と弾けるような肉と肉とがぶつかる音が高らかに響き、その度に観客のボルテージは上がっていき、リリの純潔はより汚される。

「いいぞー!!!助兵衛ぇ――――――――っ!!!」

「俺と代われ――――――――ッ!!!!」

「羨ましいぞぉぉ―――――――――――っ」

つい先ほどまで処女だったリリの媚肉はとても柔らかくしなやかで、腰を動かす度にその動きにみっちりとついてくるような感触がたまらなく気持ちよかった。

普段鍛えているからという事もあっただろう、その身体は彼女の意思を無視して、助兵衛を悦ばせる。

 

 パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ!

激しく乱暴にピストンしたかと思えば、ぐっと最奥まで押し込むようにしてリリとの密着を愉しむようにしばらく静止する事もあった。

きゅうううっと腹筋の力で肉棒を締め付けてくるのが気持ち良い。

いきなり助兵衛は挿入したままリリの脚を担ぐと、自らと正対させる。

「う゛っ…!」

悦楽に醜く歪んだ助兵衛の顔が見えて、思わず呻き声を上げるリリ。

顔を背けようとした瞬間に、助兵衛の顔面が迫ってくる。

 

 「うぅ~…」

「っ…!?嫌ぁぁっ!!!」

顔を掴まれ、無理やり正面を向かされる。

そして汚臭の漂う唇を近付けられては、無垢な唇に押し付けられる。

んぶちゅうううううううううううううううううううううううっっっっ!!!!!!

「んぼっッ!!?」

ゴミ以下の汚臭が放たれる口。

接吻された瞬間、リリが白目を剥くのがモニターいっぱいに映し出される。

んぶちゅっっ!!!ちゅばっ!!!ぶちゅ、れろれろれろ…

柔らかな唇。

その感触に助兵衛の興奮は最高潮にまで昂ってしまう。

 

 意識朦朧となって、潰れたカエルのように助兵衛に押し潰され、白目を剥くリリ。

100kg以上もの重圧でもって少女を押し潰し、ぶるぶると彼女の身体の上で肥満体を揺らす。

「ふおおおっ…!もう、出るッ…!」

腰を振りながら苦しげな声を漏らす助兵衛。

モニターに映し出されたその表情には脂汗が滲み、苦しそうに皺立っている。

「もうっ、出ちゃうよおおおおおおおお!!!リリちゃああああああんんんん!!!」

「ぁ…、ぁ」

か細い声を漏らして、失神しかけているリリ。

助兵衛が奇声を上げながら腰を動きを止め、ぷるぷると全身を痙攣させると、その瞬間は訪れてしまった。

 

 精巣から作り上げられた幾億もの精子達が尿道を伝って、発射される。

その先には、自分より遥か年下の、見目麗しいお嬢様の子宮があった。

ドピュピュ――――――――――――――ッッッ!!!!ドビュッッッ!!!ドビュッッッ!!!

「うほ…っ」

押し寄せる快楽の波に身を捩り、天を仰ぐ助兵衛。

優秀な雌に種を付けられる雄としての誉れ。

「ぅ…、ぁ、えっ?」

下腹に注がれる生温かい感覚。

それが蕩けるような生クリームのように、甘美なものではない事を身体が悟ったのだろう。

むしろ有害な、体の中に入ってきてはいけないものとして、身体は危険信号を鳴らしていて。

 

 ビュルルルッッ…!!ビュッ…!ピュルルッ…

どくどく、と脈動しながらリリに自らの種を注入する助兵衛。

いくら濃度が高くイキの良い精子でも、遺伝子情報が劣っていたり欠損していれば種として優秀であるとは言えない。

もしそんな精子を受精してしまえば、その卵子は腐ってしまうに等しいだろう。

「ぇ…あ、嘘…そんな事って…」

自らの胎内に助兵衛の赤ちゃんのもとが注がれているのを感じたリリ。

どれだけ美しく、家柄に優れ、身体能力が高くても、醜く禿げていて背が低く臭く汚い高齢の男の精子で受精させられてしまえば、産まれてくる子供は母親の優れた要素を受け継ぐ事ができないかもしれない。

それどころか、奇形児が産まれる可能性さえ高い。

「い、嫌…嫌ぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」

「「「「「「「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!」」」」」」」

少女の悲鳴は観客の下卑た歓声にかき消された。

そして彼女の存在さえ…地位も名誉も尊厳も踏みにじられ、どことも知れず消え失せてしまうのであった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。