ルルが浴室のドアを開けると、裸のナナリーがいた。
「咲世子さん?」
「すみません!」
慌ててドアを閉める。
(綺麗な体だったなー……って、そうじゃなくて。後でしっかり謝らなきゃ)
頭を激しく掻き毟るルル。
そこへ、ひょいとナナリーが顔を出した。
上半身はタオルが巻かれているが、丈が足りずつるつるの割れ目がバッチリ見えていた。
「すみません。リンスの替えが分からなくて。咲世子さんを呼んできていただけませんか?」
「は、はいっ」
∮ ∮ ∮
浴室。
ナナリーにリンスを渡したルルは、何故か一緒に入ろうと誘われてしまった。
断ろうとすると「一緒に入ってくれたらさっきのことは許してあげます♪」と滅茶苦茶なことを言われてしまう。
本音を言えば願ったり叶ったりなので、ルルは2つ返事で快諾した。
風呂場はあらかじめ温められていたらしく、裸でも寒くない。
ナナリーは器用にリンスの封を切ると、必要以上に手に垂らした。
そして、何かを探すように手をプラプラさせる。
「何を探してるんですか?」
「あ、そこにいたんですね」
ニギ。
半勃ちしていたモノを握られた。
ひんやりと冷たい。
ナナリーはしゃがみ、竿を上下に扱きながら亀頭を手のひらでさすり始めた。
クチュクチュ、シュ、シュ……。
竿にはじんわりとした緩やかな快感が、亀頭には駆け抜けるような激しい快感が襲う。
「ナナリーさん?」
突然の行動にルルは訳が分からなくなる。
目はしっかりと割れ目に向いているが……。
ナナリーは少し恥ずかしそうに頬を染めた。
「私もこういうこと興味があるんですが、何分兄様が過保護なので」
我が妹は天使と言ってはばからないルルーシュは、当然のようにその手の知識からナナリーを遠ざけていた。
咲世子はそれをガン無視してしっかりと性知識を授け、自慰の仕方まで教しえていた。
ルルは何故自分が選ばれたのか知りたくなったが、選ばれたんだからいいやと考え直す。
「僕でよければお相手になります!」
「ありがとうございます。では、これはどうですか?」
グチュグチュ! グチュグチュ!
「あうっ」
ビュル! ビュルルルルッ!
竿と雁首を激しく擦られた。
あまりの刺激にルルはあっという間に射精していまう。
ナナリーの額、頬、唇や鎖骨に精液がふりかかった。
「わぁ……せーしって熱いんですね……」
ナナリーは指に付いた粘ついた精液を弄びながら、匂いをかいだり舐めたりする。
「あ、意外と苦いんですね」
兄様のも苦いのかな。
そんな呟きが聞こえた気がしたが、聞き返す勇気はなかった。
∮ ∮ ∮
その後、お返しに愛撫しましょうか聞いたルルに、ナナリーは恥ずかしいのでと断った。
納得はできるが釈然としないものを感じるが、またお願いしますと言われると引き下がるしかない。
服を着てナナリーを部屋に送り届ける。
ドアを閉めようとすると、ナナリーが履いていたパンツを脱ぎだした。
「はい、どうぞ」
「え」
「お姉さんからのお礼です」
パタン。
お礼でパンツ。
よく分からなかったが、ふかふかのソレをルルは大事にポケットに仕舞い、宝物にするのだった。