「あのアホネン大尉……」
「……」
「ミカお姉ちゃん」
「どうしました、武? こちらの隊に移る決意が決まりましたか?」
「訓練の邪魔なんですが……」
弟認定された後、訓練の度にアホネン大尉はわざと勧誘をしてくるようになった。
おかげで智子さんはイライラしている。
「武、キャサリンの離着陸訓練手伝ってあげて!!」
「はっ、はい!! 今行きます!!」
こんな感じになったのは、武達の練度が高くないことが起因している。
ビューリングはどうやら実戦経験があるみたいなので除外されるが、武と智子以外の4人が素人同然なのだ。
なので毎日訓練を繰り返しているが、どうも成長の速度が遅い。
そんな現状を遠目で見ていたアホネン大尉は、イラついている智子を煽るだけ煽って部隊に戻っていた。
「あー、もう、何あのよあの女!! たかが扶桑で7機落としたからと調子に乗るなとか、喧嘩売ってるわけ!?」
「智子さん、コーヒー入りましたよ」
「ありがとう、武。ごめんだけど供給お願い出来る?」
「良いですよ」
イライラを解消する為、智子さんは供給の回数が増えた。
決して夜の魔力供給などではなく、人前でも大丈夫な量の供給だ。
肩を揉んであげながら、供給を行う。
「あー、気持ちいい。 みんなも試してみる?」
「良いんですか?」
最初に反応したのはエルマ中尉だ。
聞けば強引に中隊長を任されたらしく、心労も溜まっているのだろう。
武は笑顔で了承し智子に供給を続ける。
武の供給のお陰か、すっかり緩んだ顔の智子を見て武は供給を止めた。
「ありがとう、武」
「どういたしまして。じゃあエルマ中尉もやりますか」
「よ、よろしくお願いします!!」
緊張した面持ちで椅子に座っているエルマ中尉の前に跪き、手を重ねて供給を始める。
「ひゃっ!?」
「大丈夫ですよ」
流れてきた魔力に思わず手を引こうとしたエルマ中尉に対して、武は逃さないようにしっかりと握り返す。
暫く緊張したままのエルマ中尉であったが、次第に緊張が取れていき、椅子に全身を預ける感じになってきた。
「凄いです、こんなの初めて……」
「すごく気持ちいいでしょ、でもね……」
智子はエルマに囁く。
何を囁いたのかは不明だがエルマ中尉の顔がみるみると紅くなるのを見て、全力出したらやばいってこと教えてるんだろうなぁと武は思った。
ならちょっとだけイタズラをしてみるかと武はイタズラ心が芽生え、供給の出力を上げてみる。
上がったのに気付いたのかエルマは武を見るが、武は供給に集中しているフリをして無視する。
「あっ、あの、もう大丈夫ですから!!」
遠回しに止めてとエルマに言われたので武は供給を止める。
だが武は見逃さなかった。
性的快楽を受けてエルマの乳首立っていたところを。
今日のオカズは、エルマで抜こうと誓った武だった。