タイトルが決まらない七つの大罪型チートを持った俺の二次元遊旅 作:恭華
汗かいたあとはやっぱり温泉だよなぁ……
「はふぅ……」
……うん、めっちゃドキドキしてきました。
女の子達が全員裸。 惜しげも無く晒す裸体。
襲わずに留められているのはあれだ、元男だと分かっているからだ。
「あー……クソ、襲いたい……」
小声で呟いたセリフは、幸いにも誰にも聞かれていなかったようだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「えーと、これでいいかなっ……と」
マトイがスマホで無料チャットアプリлиния(リニア)で、繋がりのあるメンツにチャットを飛ばした。
華羽も先程誘ってみたのだが三、四限両方とも入っているようだった。
深雪の体も見てみたかったのに……。
……まぁ、それは置いておいてだ。
マトイと他愛のない話をしながら、連絡を待っていると、弄ったメンバーでは、レムとまどかが、弄ってないメンバーは2人が手を挙げてくれた。
実験棟の外の自販機で集合、とリニアを送り、マトイ話をしていると、先程まで体育の片付けをしていたレムとまどかが、新しく加わった二人とも話していると、いかにも印象が残りづらい舘川と、スーツが似合うメガネなオタク真鐘が合流した。
「10月なのに暑いよねぇ……」
「そうですね……でも、レムはこの暑さ、嫌いじゃありません」
マトイとレムが楽しそうにお話している。
無理に混ざったりはせずに、まどかの横に並び、話しかける。
「そう言えば、昨日、まどかの誕生日だったよね。 遅くなったけど、おめでとう」
「えへへ……ありがと。 これで私も大人の仲間入りだよー」
昨日でまどかは20歳。 お酒も飲めるよーっ、と嬉しそうに笑っている。
飲んだら笑い上戸になりそうだなと感じましたまる。
後ろから着いてくる舘川と真鐘が、この間出たばかりの赤と青のタイツを着た、蜘蛛男のゲームの話をしている。
その話をこっちの話題にもしよう、という事で、3人にもその話を振ってみた。
「そう言えば、3人は蜘蛛男のゲーム買った?」
「はい、ちょっと高かったですが、買いましたよ」
とレム。
「うーん……買ったんだけどすぐ酔っちゃったからすぐに売っちゃった……」
とマトイ。
「まずママがゲームを許してくれない……」
最後にまどか。
レムの元になった武堂は割とゲームオタクだった。 それのせいか、レムになってからもゲームオタクが抜けていないようだ。
マトイはまぁ、FPS慣れしてない人がやるとなるっていう3D酔い。
まどかはお母さんが厳しいらしい。
そんなこんなを話しながら、実験棟から2つ向こうの温泉棟に到着した。
暖簾をくぐると、中は銭湯のような形をしており、番台を務めているおばさんに男子6人と言ってお金を払う。
タオルやシャンプー類は備え付けのものがあるため、買う必要は無い。
ゆ、と書かれた青い暖簾を潜り、脱衣場へと入り込む。
幸いにも人は居ない。 まぁ、例え居たとしても女の子に変わっていただろうが。
誰もいない脱衣場で、各々が服を脱ぎ始めていく。
マトイは羽織っていたアウターを脱ぎ、ベースだけの状態になってから、ちょっと……、と言ってトイレへ入っていった。
まどかはTシャツを脱いで、下着姿になった状態で携帯を弄っている。 母親に連絡でもしてるのかなぁ、と考えながらも、レムへと向き直ると、既に全裸になっていた。
当の俺も既に全裸だから問題ないのだが、俺は少しごちゃっと鞄に詰めているのに対し、レムの服はあの速さで裸になっているのに、全てきちんと畳まれている。
思い切り性格が出ているな、と感じながらも、残りの男共の事は見ずに風呂場へと向かう。
「……」
かけ湯せずに洗い場に直行し、頭を洗いながら男二人を誰に変えるか考える。
ゴシゴシと髪を掻いていけば、良さそうなキャラが現れてはすぐに洗い流されて行く。
なかなか決まらない。 そこで、今の2人の性格とは真逆のキャラを充てよう、と思いつく。
そういう風に指向性を加えてやれば、洗い流されずに残るだろう。
「……うわ目にシャンプー入ったっ!?」
んー、と目を開け、上を向いてしまったため、目にシャンプーが入ってしまった。
すぐに頭に残っているシャンプーと目を洗い流す。
それと同時にポロッといいキャラが浮かんできた。
その考えを実行に移しながら、体をゆっくり洗っていく。
勿論、最初から俺の息子は元気だ。
「もう、そんな訳ないじゃないですかぁ~」
「そうなの? あたしの中の美九像と大違い……」
体の泡を流し終え、きゃいきゃいはしゃいでいる5人の元へと向かう。
「先入ってるからなー」
右から銀に近い白の綺麗な髪、薄桃色のちょっと癖のある髪、青に近い水色の丸っこい髪、薄水色のケアを怠っていないロングの髪、真っ白の二股に別れたボサボサ髪。色々な髪色の少女達から、はーい、と返事があり、先に湯船へと向かう。
「とーう!」
俺が湯船に体を沈め、少し経たないうちに、髪が二股に別れたボサボサ髪の少女が湯船へと飛び込んでくる。
「おいキアナ……俺しかいないからって飛び込むなよ……」
「別にいいでしょ? ちゃんと水が跳ねないような位置で飛び込んでるんだから」
キアナ・カスラナ。 崩壊学園、崩壊3rdの主人公を奪い、舘川へと押し付けた姿だ。
本来は、三つ編みツインテールなのだが、お風呂に入るにあたり、少しぼさっとした髪になっている。
体に関しても、ボンキュッボンなんてことはなく、美乳・普通・美尻という(他のメンバーに比べたら)平凡な体である。
「湯船で滑ってへりに頭をぶつけることになるぞ」
「う……それはやだな……」
「なら飛び込みは禁止」
俺が危険性について説教もどきをしてやると、はぁい……と気の抜けた返事をして、バツが悪そうな顔をしながらお湯へと顔半分を沈めた。
残念なことに、ここのお湯は白に緑を入れたような色なのだ。 つまり、桜色に火照った四肢を見ることは出来ない。
ぬー、と唸りながら、見えないかと待機していたが、やはり見えない。
そんなことをしていると、まどかとマトイ、レムが順番に浴槽に侵入してくる。
「あれ、まだ何かやってるのかな?」
まだ1人体を洗っているようなので、最後に入ってきたレムに彼女はどうしたのかと聞いてみる。
「はい、あの人は今……えっと、化粧水? をつけてますよ」
「あー、なるほど……」
さすが……と驚嘆するべきか、やっぱりか、と落胆するべきか。
「乙男の肌は、デリケートなんですぅ!」
あいつ、今"乙男"と書いて"おとめ"と読みやがったぞ!?
見た目ボンキュッボンの美女、本来ならば、第九の天使《破軍歌姫》を行使することが出来る精霊、ディーヴァ。 白に近い水色の髪をなびかせ(?)ながら、そのボリューミーな胸やキュッと引き締まったお腹、あまりそういった性癖はないが、撫で回したくなってしまうお尻。 最早この世のものでは無い、とまで言えてしまう美女、デート・ア・ライブの誘宵美九(になった真鐘)が優雅に、だがぷりぷりと怒っているかのように歩いてくる。 無論、タオルで隠さずに。
そんな全裸で歩いてこられれば、やはり胸とアソコに目がいくのは当然であろう。
だが、アレでも認識は男、ホモと認定されたくないがために、目を逸らさなければならない。
名残惜しいが、シコネタとして瞼に焼き付けて、目を伏せよう……
そして冒頭に戻る。
どうせなら認識も押し付けて犯してしまうって言うのもありかもしれないなぁ……と考えつつも、美女美少女達の話に耳を傾ける。
「やっぱり、FPSより、ADVとかTPSゲームの方が、私は好きかなぁ……」
「ドラクエとかですか?」
「あれADVだっけ……?」
「美九さん、何食べたらこんなおっぱいになるの……?」
「えぇとぉ、普通のご飯よぉ~?」
前半はゲーム好きの会話だが、後半はめっちゃ女々しい話だねぇ……
苦笑いしながらその様子を見守り、ついポロッと言葉をこぼしてしまった。
「……似たような事を体験してる、士道とかどんな気持ちなんだろうな。 ……『五河士道の立場、力、その他もろもろ、奪えないかなぁ』」
と。
呟いてしまってから、今、俺が持ってる能力の事を思い出し、しまった、と呟いた時にはもう遅かった。
立ちくらみのような感覚を体が支配し、暗闇の中へと落ちていった
そろそろマトモなエロを入れたいが、エロ描写は苦手