タイトルが決まらない七つの大罪型チートを持った俺の二次元遊旅 作:恭華
かずきくんにはリア充してもらうつもりなので、クリスマスも書かなければ。
クリスマス当日かな?
「もう……たべられない……」
小さい鼾をかきながら、寝返りをうつ和希。
ハロウィンパーティ中に気絶した和希は、澪、十香の2人によって、十香のベッドの上へと移されていた。
ごろごろとその場で十香の香りが染み付いたベッドの上で寝返りをうち続けていたが、カーテンから漏れ出している月明かりが丁度目に当たり、まどろみの中にあった意識が、だんだんと浮上してくる。
そのまま目を覚まし、辺りを見回す。
暗くてあまりよく見えないが、タンスの上にきなこパンのぬいぐるみ(?)、きなこパンの枕など、周りが凄いきなこパンきなこパンしていた。
「なんかこう……きなこパン好きだなぁ……」
可愛いなぁ……と苦笑いしながら体の位置を変えようと、手をベッドマットに押し付け、むにゅり、とウール生地に包まれた、柔らかいボールの様なものを掴んだ。
「んっ……」
甘い吐息の様な呻き声が聞こえた。
その声が聞こえた手の向こう側には、ピンクの下地に白の大きめなラインが横に数本入った、暖かそうな寝間着に身を包んだ十香の胸があった。
「……!?」
何が我が身に起こっているか分かっておらず、そのまま2度3度ともみもみした後、やっと何をしているのかに気が付き、顔を真っ赤にしながら十香を起こさないように十香を跨いでベッドを降り、毛布を掛けてやってから逃げるように十香の部屋から離脱して。
気がつけば自室の中に居た。
「あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁぁぁぁ……」
隣の部屋の琴里に聞こえない程度の低音で唸る様にため息を吐き、なんでこういう時にヘタレを発症するんだ、と頭を掻きむしりたいのを我慢しながら、鷲掴みにしてしまった十香の胸の感触を思い出す。
ハロウィンパーティー中、みんなの胸やおまんこなんて触りまくった(どころか挿入までいった)のに、十香の柔らかい胸の感触がずっと離れない。
「能力を使わずに触るのがこんなにドキドキするとは……」
今更だが、まだドキドキしていた。
それを抑えるために部屋から出て、1階にあるお風呂へと向かう。
汗やこびり付いた精液や愛液を落とせばスッキリするだろうというわけだ。
お風呂場に入れば、中身が張られてある様で、蓋が閉まっていた。
琴里が気を利かせて抜かないでおいてくれたみたいだ。
中を確認せずに、壁に埋め込まれているパネルを操作して、追い焚きのボタンを押す。
オイダキヲシマス、という電子音の後に、水の動く音がし始めたのを確認してからお風呂場を出ていく。
誰もいないリビングに戻れば、精霊が沢山座っているからか、少しくたびれているソファーに腰掛け、テレビをつける。
よくある異世界もののアニメがやっており、弓兵志望のキツめの眼鏡っ娘、見習い神官の幼女がゴブリンに強姦(獸姦?)され、そのパーティのリーダーだったのであろう、バンダナを額に巻いた剣士が殴打されて挽肉になって行き、それを人が1人入れる程度の横穴から息を殺し、バレないように見ている美女エルフの槍兵がいる、という場面だった。
「明日のご飯にハンバーグは絶対に入れない……」
と呟きながら、それをボケっと観ていく。
痛々しいと思いながらも前のめりになって観ている俺は、傍から見たら滑稽だったろう。
決して勃っていた訳では無いからな?
実際、痛いことは見るのもするのもされるのも嫌いだし。
特に交わる時は。
そのまま観ていくと、そのエルフの槍兵が、割と自分好みの顔だと思ったのだが、精霊達のうち、誰か一人にでも見つかったらアウトだと感じ、嫉妬の力を使わずに手を下ろす。
そのエルフの槍兵は逃げ切り、ゴブリンの洞窟から脱出出来たところで丁度お風呂が沸いたようで、テレビを決してお風呂場へと向かう。
色々な体液でベタついている服を洗濯機にぶち込み、全裸になってから浴室へと入る。
あまり肉付きは良くない方だが、筋肉はそれなりにあるという矛盾した肉体を鏡に写しながら、椅子に座り込み、シャワーの蛇口を捻る。
「うぉ冷てっ!?」
シャワーの中に溜まっていた冷たくなった水が頭にヒット。 軽くノックバックしながら暖かくなるまで待機して、暖かくなったのを確認してから頭を再度濡らす。
澪の母乳を頭から被っていたから、髪がばりばりになっている。
それを少し名残惜しそうにしながら、シャンプーでばりばりをとって行くように洗っていき、それが終われば今度は体。
汗と精液と愛液と母乳、それら全てを洗い流すようにシャワーを全身にかけてからボディソープを身体洗う用のスポンジにつけ、全身の臭いが取れるようにゴシゴシと洗う。
珍しい、と言われれば珍しいかもしれないのだが、俺は体が洗い終わるまで、湯船の蓋は開けないようにしている。
理由は無かったはずなんだが、多分、石鹸が湯船に入るのが嫌だったんだろう。
……だが、今回はそれのせいで気がつくのが遅れた。
ふぁぁ……と欠伸をしながら湯船の蓋を開ける。
「だぁりぃ~ん!」
ざばぁっ! とお湯を割り、水色の髪を靡かせ、湯船のなかからおっぱい魔神・美九が出現。
うわぁ、と声を出して驚く事はなくとも、心臓が飛び出そうなほど驚いており、ズパァン! と平手で美九の頭をぶっ叩いてしまう程だった。
「うぅぅ……だーりん痛いですぅ……」
「こんな所でスタンバってる美九が悪い。 というか、なんでこんな所で……いや、何時間位待機してたんだよ……」
「ざっと4時間位ですかねぇ~。 さっきだーりんがお湯を沸かしに来た時に出ようかとも思いましたけどぉ、身体、洗ってあげたいなぁ~……って思って今まで待機してたんですよぉ~」
ハロウィンパーティーが終わった位からずっと待機してたらしい。 確かに指先とかふやけてる。
「悪いが、頭も体も洗い終わった。 美九の出番はもう無い」
後ろの方にいそうなカッコイイナイトみたいな言い方で死刑宣告(?)を突きつける。 カッコイイ立ち方で。
「えぇ~……そんなぁ……
……じゃあ~、だーりんと一緒に入っちゃいますぅ~」
……ん?
ちょっとまて、いま一緒に入ると言ってなかったか、言ってたよね言ってたな。
どうやら美九は、俺と一緒にお風呂に入りたいらしい。 まぁ、それくらいなら……と了承しては、美九汁(意味深)たっぷりな湯船へと先に入り、身体を縮こませる。
この家の湯船は、琴里が3人横に入れるくらいの大きさなのだが、160前後の美九と170前後の俺が一緒に入ってしまえば、どちらかが足を縮こませ無ければ入っていられない
「あ、だーりん、足は伸ばしてくださいねぇ~」
美九が湯船に、というか俺の足と体の間に身体をこちらに向けながら入り、無理やり伸ばさせられた。
美九はそのままゆっくりと腰を下ろしていき、最終的には俺の腰の上、つまり、美九のえっちな身体をみて勃ちまくっている相棒の上に腰を降ろした。
「っ……んっ……」
お湯以外の温かさが俺の股間を包む。
何をやっているのか上を向いている俺には分からないが美九の甘い堪えるような声がお風呂場に谺する。
直感的に、挿入している、ということが分かる。
パーティー中でも挿入する事は無かったおまんこから血は出ておらず、快楽だけを美九に送っているのか、ゆっくりと美九が上下を始めた。
「っ……ふぁ……ぁ…ん……」
琴里を起こさないように配慮してくれているのか、自分の指を噛み、声を押し殺している。
アイドルの指の皮が噛み切られれば、何していた、とテレビでなんか言われそうだと何故か思ってしまい、美九の腰に手を当て、少しとめさせては、美九の口から美九の手を離させ、俺自身の指を咥えさせて。
「だぁりん……ズルいですぅ……」
「ははっ……偶にはいいだろ?」
むすっとした表情を見せながら俺の指を舐める美九。
それに対し、苦笑いしながら胸を優しく揉むことで応える俺。
その状態のまま、美九は腰を振り続け、あまり声を漏らさないようにしながら二人一緒に絶頂へと登っていった。
「こ、この事は誰にも内緒ですからねぇっ!」
ずびしいっ!と脱衣場で顔を真っ赤にしながら指をさしてくる美九。
珍しい姿だなぁと思いながら、分かってるよー、と生返事。
ぐぬぬ、と唸りながら、五河家の洗濯機に入っている、精液塗れになったままの服を見て硬直。
「そ、そう言えば、替えの服、忘れてたんでしたぁ……」
ぐぬぬ顔から、全裸で帰らなければいけないという恐怖に、絶望へと叩き落とされたような顔になっていく美九。
仕方無いので封解主を使い、送り届けようとしたのだが、美九がそれを却下。 うちに一晩だけ泊めろ、と要求してきた。
「どうなっても知らんぞー」
琴里に見つかったらなんて言われるか分からないが、まぁ、その時はその時だと言ってそれを了承。
だがパジャマはどうする、と聞けば
「だーりんのを貸してください~」
だそうです。
前回は零、今回は九でお送りしました。
おっぱいっていいけど、重いんだってねぇ……