裏GS美神 乱れた世界 作:パクパク
そこは今時珍しいほどの古いラブホテルだった。
鏡に囲まれた大きなベッドに、密着しないと二人が座れないようなソファーと、小さなテーブルがあるのみの狭い部屋だ。
そこで落ち着かない様子で部屋をうろうろしているのは横島忠夫。十七歳。もちろん童貞であり、ここに来たのも本来の目的ではなく緊急避難として来たに過ぎない。
なにせ相手が美神美知恵なのだ。アラフォーであり二児の母。
アシュタロス事件の時のことがあるからか、横島が少し苦手な人になるだろう。
この日ふたりは台風が来ていたにも関わらずとある地方の除霊に来ていたが、台風の土砂崩れで帰れなくなり仕方なく郊外にあるラブホテルに緊急避難している。
「横島君。風邪を引くわよ。脱ぎなさい」
生まれて初めてのラブホテルに戸惑う横島と対称的に美知恵はさっさとお風呂にお湯を入れると、自身は脱衣所で服を脱いでバスタオルを巻いて、ずぶ濡れになった自身の服や下着を乾かしている。
「いや、俺は大丈夫っす。馬鹿は風邪引かないんで」
出来るだけ美知恵を見ないようにする横島は、立ったままテレビのニュースを見ている。
「なに馬鹿なこと言ってるの」
横島は脱ぎたくても脱げないでいた。確かに下着までぐっしょりと濡れているが、朝から働きづめで適度な疲れと溜まった煩悩が横島の一点に集中しているのだ。
しかもラブホテルのバスタオルは短く、胸を隠すと股下がギリギリで見えそうなのをさっきちらりと覗いて見てしまったのだ。
母親より少し若いがほぼ同年代の美知恵だが、有り余る煩悩を抱える横島とすれば十分煩悩の対象になってしまう。
相手は美神の母なのだ。何かあれば洒落にならないと横島は思っている。
「まったく。ほら。乾かしてあげるから……。あら、凄いわね」
いつまでもテレビの前で立ち尽くしている横島に美知恵は自身の格好を気にもしない様子で近寄り声を掛けるが、明らかにふくらんだ股間に面白そうに笑みを見せる。
まるでペットボトルでも入れているかのように膨らんだ横島の股間に、美知恵が思わず生唾を飲んだことに横島は気付かなかった。
「若いわね。羨ましいわ。気にしないから脱いじゃいなさい。まさか朝までそのままのつもり?」
「いや、でも……」
まともに顔すら見れないウブな横島に美知恵は、一瞬娘の顔が頭を過る。
だが美知恵は自身の中の女がキュンキュンと疼くのを感じる。
娘の令子と違い性に奔放で経験人数は三桁に行くかもしれない。
夫と若くして結婚したが、夫の特殊な性癖と美知恵の強い性欲が相まって夫婦公認で美知恵はいろんな男に体を開いている。
美知恵の見立てでは横島は、美知恵の経験した多国籍な男達の中でも最大の大きさだろうと見ている。
他の女を知らぬ綺麗な男の溜まりにたまったモノをぶつけられたらと思うと、美知恵の中の女が早く欲しいと濡れて来ていた。
「こんなおばさん相手になに恥ずかしがっているのよ」
すでに入った女のスイッチを隠しつつ、美知恵は横島からジーンズの上着を脱がせると、可能な限り絞って乾かす。
美知恵には逆らえないと渋々服を脱いでいき、上半身裸になった横島は脱衣所のタオルを取ると暴発しそうな下半身を隠すようにジーンズのズボンとトランスも脱いで、美知恵に倣い脱衣所に干してく。
だが当然そこには美知恵の乾かしている服と下着もあり、黒いレースのスケスケの下着が目に入ってしまう。
今脱いだばかりの下着と、美神より際どい下着にように今にも飛び掛かりたくなる。
流石にまずいかとトイレで鎮めようと動きだすが、その瞬間に電気が消えて停電になってしまう。
時間は深夜な上に窓もないホテルは本当に何も見えなく真っ暗だった。
「あら、停電かしら」
真っ暗では流石に何も出来ずに立ち尽くす横島と対称的に美知恵は冷静に感じた。少なくとも横島は。
だが次の瞬間に横島の腕に何か、というか美知恵の体が触れていた。
「たっ、隊長!?」
真っ暗な暗闇への恐怖といいようのない興奮の戸惑う横島だが、はらりと腰に巻いていたバスタオルが取れてしまう。
「大丈夫よ。すぐに回復するわ」
何事もなかったように語る美知恵だが、彼女ほどとなれば霊視で人の居場所くらいは見えていた。
すでに女の表情をしている美知恵は、ペロリと舌なめずりをすると強烈な男の匂いを放つ横島の男性をそっと手に取ると、味わうように口づけをした。
「おおっ!? おおぅぅぅ!!!」
それはあまりに太く美知恵の手では指が回らず、更に膨らんだ先端は口にも入らないだろう。
横島は突然お腹までそそり立っていたモノに初めて他人の手が触れて、先端の柔らかい感触が触れたことで全身に初めての強烈な快楽が突き抜けていた。