突如プロポーズした番外席次とあっさりOKしたウネ。クレマンティーヌも隊長もポカンと二人を見つめる。
「え、ちょ………番外席次、本気ですか?」
「ええ。前にも言ったでしょう?私より強い男と子をなしたい、と。どんなに性格が歪んでいても、不細工でも、私より強いなら構わない。私は私より強い化け物も恐れる彼と子を成すわ」
「ん?俺が性格歪んでいるのはまあ否定しないが、不細工?」
「たとえ話よ。あなたはとっても格好いいわ。顔見えないけど」
そうじゃろそうじゃろ、と笑うウネ。そのまま踵を返し歩き出す。結界が消え、クレマンティーヌも歩き出せばクロウもただの烏に擬態してクレマンティーヌの肩に乗り、番外席次も当たり前のように付いていく。
「っ!ま、待ってください!」
と、何とか復活した隊長が慌てて引き留める。
「番外席次、そのような勝手な行動を取られては………!」
「勝手な行動を取ると、どうなの?」
「────ッ!!」
何も出来ない。彼女が何をしようと、法国に彼女を止める手段などない。彼は先程彼女を失うことは人類にとって大きな損失だといったし、それは事実だ。しかし彼女は人類のことなど考えていない。法国の上層部だって彼女の実力は認めつつもエルフの血が混じる彼女を疎ましく思っており、彼女自身それに気付いている。
彼女の説得は不可能、ならば彼女
「貴方は、貴方はもしやぷれいやーではあらせられませんか!?」
「イエス!アイアムプレイヤー!」
「い、いえ……?あむ?」
「私はプレイヤーって意味だよ」
「やはり──!」
漸く、漸く現れてくれた。彼等にとって神に等しき存在。隊長はすぐさま膝を突く。
「神よ、どうか我らとともに法国へおこしください。今一度人の上に立ち、我等人類をお導きください!」
「やだ」
「………へ?」
「うそうそ。人類救済だっけ?うん、このままじゃ滅ぶだけだもんな。何とかしなきゃな」
「で、では!」
「だけどもう少し後だ。玩具を増やす前に、今の玩具で遊んでから……その後玩具の種類が減らないように人類守ってやるよ」
「お、おも……?」
「だからまあ、法国の上層部に伝えとけ。そのうち顔を出すって………『
と、隊長の足下に闇が出現する。途端足下の地面の感覚がなくなり落下する。気が付けばスレイン法国の入り口に立っていた。周りには気絶した死んだはずの部下達。
「………いって、しまわれたのか」
この場合は追い返された、というべきか。しかし、プレイヤーが降臨された。その事実は大きい。法国に誘えなかったのは残念だが彼はいずれ訪れると言っていた。何やら不穏なことを言っていたような気もするがこうしてスレイン法国の人類を守る優秀な部下達を復活させてくれたことや、クレマンティーヌの連れていた使い魔を押さえてくれたことから考えて八欲王のような悪ではないのだろう。
実際は八欲王より余程性質の悪い化け物なのだが、少なくとも命を救われた隊長はそれに気付くことは無かった。
シークレットグリーンハウスに可愛い許嫁を連れ帰宅するウネ。扉をあける前にクレマンティーヌは中に放置された竜王国の女王を思いだし仮にも自分の主の妻になったらしい女をチラリと見る。その真意は不明だが、嫉妬してぶち殺すとかはないよね?
そんなことを考えている内に扉が開かれる。リビングの奥の広い寝室に褐色肌の成人女性がいた。
「…………誰?」
「ドラちゃん」
「は、は♡……んぶぅ、ふんぅぅ……」
クレマンティーヌが首を傾げるとウネが教えてくれる。どうやら彼女はドラウディロンらしい。面影も確かにある。
「ペロロン兄ちゃんならこういう時『ふざけるな、馬鹿やろう!うわぁぁ!』とか言いそうだな。どうもこっちが本性っぽい……おーい、大丈夫かにゃあ?」
「んぱ……は、は……た、たにょむ……いかせへ……あたみゃ、おかひくなる……♡」
目隠しをとりギャクボールを外す。ギャクボールと口の隙間に涎の橋が架かり直ぐに切れた。はぁはぁと荒い呼吸を繰り返すドラウディロンは身体を揺らしシーツにこすりつけ快感を得ようと頑張っている。
「おー、すげえペロロン兄ちゃん………今度はこの『蟲姦』ってのも試してみようかな……」
と、本を見ながらケラケラ笑うウネに何とか近付こうとベッドの上を這うドラウディロン。ガチ、と首輪に繋がれた鎖が音を立てる。
「私との子作りは?」
「結婚式挙げてからな。今日はこれで遊ぶ」
「………そう。仕方ないか……第九席次、寝室に案内してくれない?」
「元な、クソ婆……パパぁ、取り敢えず防音系のアイテムちょーだい」
「ほらよ」
と、アイテムを2つ投げてくるウネ。クレマンティーヌと番外席次はそれをキャッチする。
「私らの寝室は二階だ、いくぞ婆」
「あら、旦那様がパパ何だから私のことはママで良いわよ?」
「黙れ婆」
「は♡……はぁ♡ん、あくぅ………うひ!?」
ベリベリとテープを剥がすだけで感じ、膣とアナルからローターを引っこ抜けば軽くいきかけるドラウディロン。膣に中指と人差し指を突っ込み広げてみればトロトロにとろけた肉はあっさり形を歪め粘液が大量の糸を引く膣内を晒す。
「か、は……はひ、ふぅ……ふぅ───♡」
空気が流れるだけで感じているのかヒクヒクと力無く膣壁を揺らすドラウディロン。潤んだ瞳の奥にハートマークが見えるような気すらする。
「は、早く……いかせへくりぇ……おねがひ、おねがいしますぅぅぅ……♡」
「ペロロン兄ちゃんはロリ最高とか言ってたけど、俺としてはこっちの方がタイプだな……っと」
「ひぐぅ!」
ウネが剛直を膣に挿入すれば既に降りてきていた子宮に当たりドラウディロンがプシャプシャと潮を噴く。
「んじゃ動くぞ」
「は、はひぃ……♡うごいて、くりぇぇ……♪」
ぐちゃぐちゃどちゅどちゅとすっかり柔らかくなった膣肉を抉るように突く。柔らかい膣壁はきゅうきゅう締め付け子宮口パックリと開きウネの亀頭を半ばほど飲み込みカリが膣壁をこする。
「あぎひぃ!!きた、これ……きもち♡──あ、くる!いぐぅ、やっどいける───おほぉぉぉっ!!」
大量の精液が子宮に直接吐き出され吠えるドラウディロン。その姿を見て誰が彼女を女王と思うことだろうか。
数時間にわたる焦らしから漸く解放され気を失ったドラウディロン。ウネはその首筋に噛みつく。血は吸うが、吸血鬼にはしない。目的は別。
「ふーん、これがこの世界特有の魔法……『
『吸血鬼の神にその血を飲まれた者は、その全てを神に捧げる』とは
要するに血を吸った相手の記憶や才能などをそっくりそのまま写し取る。ウネが武技を扱えたのも武技使いの血を吸ったから。どうやらタレントも問題なく得られたらしい。
「………さて」
と、外に出るウネ。そこにはドラゴンを模した装飾が成された白銀の鎧が佇んでいた。
『感じたよ。君、此方の魔法を手にしたね?』
「この世界の法則を書き換えるにゃ、この世界の魔法も必要そうなんでな」
『法則を書き換える、か………何時だって、君達ぷれいやーは傲慢だね』
「プレイヤーだからじゃねーよ。俺だからだ。例えこの世界に最初から生まれ落ちてたとしても、俺はこの世界を退屈に感じ作り替えようとしたろうさ。どんな手を使ってもな」
白銀の鎧は呆れたように方を竦める。
『悪いがさせないよ』
「お、やるか?」
『えぬぴーしー達はこの世界にきて魂を与えられる。けど、君たちぷれいやーの魂は人間。それも、この世界の者達と較べるとあまりに脆弱な、ね』
「魂を操る
『ついでに言うと君はそれを使いこなせないよ、という忠告でもある。世を乱さないというなら此方としても無益な争いは避けたいところだよ』
その言葉にケラケラ笑うウネ。白銀の鎧は警戒を緩めず周囲に浮く武器の刃先をウネに向ける。
「ちなみに聞くが魂の強さってのは?」
『レベル、もあるね。君たちぷれいやーはそれを犠牲に復活できる……ただ、精神性は別だ。魂に干渉すれば、精神防壁も抑制も意味を成さない』
「そうか、じゃあ殺し合おう」
『………話を聞いていたのかい?』
「聞いてた聞いてた。で?お前が俺を殺せたとして、何で俺がせっかくの目標諦めなきゃならねーの?」