※この作品はR-18です。

ウネくんの異世界生活   作:超高校級の切望

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双子の忍者

 ティナはショタコンである。故に目を覚ました時己の目に飛び込んできた絶世の美少年を見て、思わず抱き締める。

 が、元暗殺者。直ぐに状況を整理しようと記憶を呼び起こす。確か、八本指の麻薬栽培の畑を潰していると、突如村人達を物言わぬ屍にする男が現れた。そうだ、自分達は確かあの男に倒されて……じゃあこの少年は?

 

「───!?」

 

 首筋に感じる違和感と少年の赤い瞳に気づきとっさに腕を振るう。少年は目を見開くとティナの上から飛び退き距離を取る。

 

「んー、残念。もう少し小娘の血を味わいたかったところだけど………まあ処女じゃないみたいだしいっか。そっちのお姉ちゃん?妹さん?は処女だったりするのかにゃ~?」

「吸血鬼──!!」

 

 最悪だ。血を吸われた。いや、警戒し、敵意を向けられるという事は眷属にはされていない?しかし手元に銀製の武器や魔剣の類はない。ニンジュツで押せるか?その前に、ティアだ。

 

「起きて、ティア」

 

 吸血鬼は此方を驚異と判断していないのか敵意を感じない。ポーションを取り出すとどうぞお使いくださいと言うようにティアに手を向ける。遠慮せずポーションをぶっかけ起こす。

 

「何をする───!?」

 

 液体をかけられ起こされたティアは不服そうに目を覚ましたが彼女もやはり特殊な訓練を積んだ暗殺者。張り詰めるティナの気配に状況を理解し闇夜に赤い目を光らせる少年を見る。

 

「ティナ、噛まれた?イビルアイと同じになった?」

「今のところその感じはない、けど……あれを放置は出来ない」

 

 吸血鬼は眷属を増やす能力を持つ。放置すれば村一つ、街一つ、やがては国一つを飲み込む。事実その昔国一つを滅ぼした吸血鬼が知り合いにいる。

 

「んー?アイェェ、ニンジャ?ニンジャナンデ?弱すぎない。どう見てもレベル70あるようには見えないけどな。あったら彼奴じゃ死んじゃうよ、弱いから」

「「…………」」

 

 彼奴、とは自分達を襲った男だろう。あれが、弱い?そうなると、目の前の男はかなりの実力者という事になる。こんなに堂々と人前に現れる吸血鬼なのだから実力に自信があるのは当然か。

 

「さてさてどうしようかね……俺ってば実は生身の女に触れたことないのよねん。んで、今目の前には女……これはもう童貞捨てろと言う神の啓示では?」

「吸血鬼が神の啓示とか」

「笑わせる」

 

 影枝分身の術を発動し、計四人に増える。そのまま本体は闇渡りの術を発動して背後に移動。前方と後方から、左右から放たれる四本の短剣。傷など直ぐに回復するだろうが、一瞬でも隙を作りポーションを浴びせれば多少は───

 

「────?かは──!」

「あぐ──!?」

 

 ティナは自分がなぜ星空を見上げているのか解らず混乱し、遅れて腹に激痛が走る。地面を転がり痛みを我慢し顔を上げるとティアの首に噛みつき血を吸する吸血鬼の姿が見えた。

 

「んー………んー?これは、どーなんだ?ま、美味しいから良いか………ああ、そういえこの世界で眷属作れるのかな、向こうじゃ所詮フレーバーテキストだしなぁ……ふむふむ成る程?こうか───」

「あ、う───くふぁ!!」

「ティア!」

「ほほうティアちゃんはレズなのか。うんうん良いと思うよ。恋に性別なんて関係ないよね。かくいう俺もぶっちゃけどちらでも行けるし何ならアイテムで女になれるまであっちゃう………んじゃ新生ティアちゃん、姉妹を倒せ!」

 

 グルンと此方を向くティア。口から鋭い犬歯が覗き赤い目が光る。吸血鬼だ。

 

「後これはおまけ」

「─────!!」

 

 吸血鬼が己の手を切り裂きボタボタと血をティアにかける。瞬間、虚ろだったティアの表情が狂気に染まる。血の狂乱と呼ばれる吸血鬼の特性。

 地面が爆ぜる。明らかに今までと比べ物にならない加速。一撃が更に重い。

 

「ふむふむ、同レベルの吸血鬼並みにステータスが上昇してるな。ステータスに合わせてレベルが下がったりはしてない。流石始祖(オリジン・ヴァンパイア)、同レベルの人間なんて相手にならないね」

「ぐ、お……始祖(オリジン・ヴァンパイア)?」

「そうさ!『神祖の吸血鬼(ゴッド・ヴァンパイア)』である俺にかまれた奴は始祖(オリジン・ヴァンパイア)か真祖(トゥルー・ヴァンパイア)になる。だからまあ、人間のお前じゃ勝てねーでやんす」

 

 ギリギリと首を締め付けられ意識が遠のく。ゴッド?聞いたことがないが、始祖(オリジン・ヴァンパイア)を生み出せるなどやっかいというレベルではない。国どころか世界が滅ぶ。

 ティナがこの存在をどうにか報告しなければと隙をうかがう。吸血鬼はペロペロと口の周りについていたティアの血を指ですくい舐めていた。

 

「ん、何だこの子実の姉妹にも欲情してたのか。よしよし俺が許可する。存分に犯せ」

「─────」

 

 今此奴何て言った?




ウネ君

両親とは画面越しでしか話したことがない無菌室意外では居きられない免疫不全の金持ち少年。
他人との肉体的な関わりが少ないため男でも女でもどちらでもいけるようになった。
命をとても愛している。愛しているんだから何をしても良いよねと考える黄金の獣より質が悪い存在。
現実よりネット世界に入り込んでいた時間が長いためプレイヤースキルが半端なくスキルなしで様々な武具を使いこなせる。
お手製のアイテムを組み合わせてワールド下位に位置するアイテムすら作れる。気に入られれば恩恵を流石れるが独占欲が強く気に入った相手に何かされるとそいつ等を潰しにいく。中堅上位ギルド全員がデスペナを食らいまくってレベル1戻され引退したことある。
アインズ・ウール・ゴウンは遊び相手が多い。41人全員と戦うとなると準備が必要だが勝つことが可能。昔討伐隊が組まれた時は百年前のアニメの金ピカ王の戦い方を真似た





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