へたれ提督と生きる為の鎮守府ー抜錨!チャージマン研外伝 作:六本脚のジャイアンS
これからもよろしくお願いします
【清霜・アンドロメダ】
「「こんにちはーー♪」」
【アレキサンドリア】
「いらっしゃい♪待ってたわよ♪」
【龍驤】
「よう来たなぁ♪待っとったでー♪」
【ペールギュント】
「今日はよろしくお願いしますなのです♪」
【EXー178】
「今日はまた新鮮な顔ぶれっすね~♪」
【デストロイヤー】
「羽黒さんが資料室で待ってるよ、行こう」
‥‥アンドロメダを団長として六本脚鎮守府
からの訪問団が謎の鎮守府にやってきた
最近、新メンバーの加入が続いた為
六本脚鎮守府の組織構成表を更新し、その目録を
海特警と謎の鎮守府に提出する為だった
この目録により、謎乃提督と謎の鎮守府は
六本脚鎮守府にどのような艦娘が在籍しているか
ひとめで分かる様になり、海特警との共同作戦や
合同演習の時の参考として役立つ事になる
今回はそれと同時に新メンバーの顔見せと挨拶回
りも兼ねていたので、新しい『艦娘』達も連れて
来ていた、そう、艦娘達は‥‥
今回の訪問者は、へたれ提督の代理として、最近
司令官代理に抜擢された団長のの『アンドロメダ』
をはじめ、川内の代理として司令官代理を補佐す
る秘書艦代理の『清霜』そしていつものメンバー
から‥‥
『ペールギュント』
『カリスト』
『ガンビア・ベイ』
『防空棲姫』
さらに新人の艦娘達‥‥
『藤波』
『あきづき』
『アマルテア』
『神威』
の計10名である
ーーーーーー
余談だが、アンドロメダの六本脚鎮守府への
事実上の移籍に伴って、国防軍により
アンドロメダ自身にある改装が施された
それは以下の通り‥‥
・準波動コアの外部への大量エネルギー
転送機能の削除
・準波動コア以外の『拡散波動砲』を運用する
為の全ての機能を削除
・『拡散波動砲』削除により生まれた
余剰エネルギーを利用して『陽電子衝撃砲』
の威力強化と実態弾の弾種増加
・対空・対潜兵装の艤装モジュール化
『波動砲』に関する技術は、国防軍・天憲隊に
より一括管理されるべきとして双方の合意の
上で削除された、それでもアンドロメダは
六本脚鎮守府では最大の火力を誇るスーパー
スペースドレッドノートなのであった
ーーーーーー
【羽黒】
「皆さんこんにちは♪データベースへの登録
準備は出来てますよ♪」
【清霜】
「羽黒さん、この目録をお願いします♪」
【羽黒】
「確かにお預かりします、清霜ちゃん♪
『秘書艦』のお仕事ご苦労様です♪」
この目録は、謎の鎮守府の記録資料として
データベースに機密扱いとして保管される
『天龍児童園』で生活する子供達や客将とし
て来ている『カルド』や『赤城』は別として
今回提出された六本脚鎮守府の組織構成は
以下の通り
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
《海軍特別警察隊・民間軍事企業》
《六本脚鎮守府 組織構成表》
(基本、性別・艦種別に分類、役職も記載
なお役職は普段の役割分担であり、作戦
参加や状況によって役割は変化する)
①野郎共
・へたれ提督(提督・司令官・使いっパシリ)
(近接戦闘要員・元擲弾兵)
・石川島 春馬(工廠要員・UXー01整備係)
(色男役・近接戦闘要員・元戦闘用レアリエン)
・トミー・ザワ(厨房係・事務員・ギャグ担当)
(近接戦闘要員・元強化兵)
②戦艦
・アンドロメダ(副司令官・司令官代理)
(別名、メダ子)
・アマルテア(天龍児童園・保母)
③正規空母
・サラトガ(副秘書艦・全体補佐・作戦統制艦)
(別名、サラ子)
・ホーネット(作戦統制副艦・天龍児童園教師)
④軽空母・護衛空母
・ガンビア・ベイ(制空隊・天龍児童園保母)
⑤重巡洋艦
・衣笠(砲撃戦指揮艦・砲戦訓練教官)
(厨房補佐・トミー・ザワの嫁艦)
⑥軽巡洋艦
・川内(筆頭秘書艦・総合旗艦・エロ担当❤)
(へたれ提督の嫁艦・メダきよの母)
・天龍(突撃隊長・天龍児童園園長・弄られ役)
・ペールギュント(砲撃戦隊員・六本脚の狂犬)
・フェニックス(突撃隊長・近接戦闘要員)
・カリスト(砲撃戦隊員・天龍児童園保母)
・能代(砲雷撃戦隊長・作戦参謀)
・球磨(砲雷撃戦隊員・元プロゲーマー)
・多摩(砲雷撃戦隊員・元プロゲーマー)
・パース(砲雷撃戦隊員・訓練中)
・シェフィールド(軽巡・訓練中)
⑦駆逐艦
・清霜(秘書艦代理・別名、きよし)
・村雨(駆逐艦統制係・車両メインドライバー)
(石川島 春馬の嫁艦)
・シェフィールド(英42型駆逐艦の1番艦)
(対空・対潜護衛指揮艦、通称、金髪の朝潮)
・深雪(対空・対潜護衛要員・天龍児童園保母)
・白雪(対空・対潜護衛要員・天龍児童園保母)
・藤波(対空・対潜・水雷戦闘要員)
(天龍児童園保母)
⑧護衛艦
・あきづき(艦隊、船団総合防衛係・ラビ明石の
手伝い)
⑨ドック艦
・ラビアンローズ(工廠係・整備、金策担当✨)
(別名、ラビ明石)
・マンジャーシャカ(工廠係・整備担当)
⑩強襲揚陸艦
・あきつ丸(情報収集、分析担当・作戦参謀)
・神州丸(原則あきつ丸の補佐)
⑪給油艦・補給艦
・神威(洋上補給・補給計画立案・厨房補佐)
⑫深海棲艦
・防空棲姫(防空戦闘要員・天龍児童園保母)
(超弄られ役)
⑬次元潜航艦
・UXー01(船団指揮船UXー01コア・通信担当)
(天龍児童園保母・マジお世話係 )
(別名ユークス)
⑭戦術用ドール
・フランキ SPASー12(保安員・近接戦闘要員)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【デストロイヤー】
「改めて見てみると、ガミラス艦ってユークス
しかいなかったんだね」
【羽黒】
「新しい『御家族』が増えて、六本脚もまた
賑やかになって来ましたね」
【防空棲姫】
「ハイ♪トテモ楽シイデス♪」
【カリスト】
「それしゃみんな、挨拶しようか?」
【アマルテア】
「はいっ♪カリスト姉さん、『アマルテア』です
未熟者ですがよろしくお願いします♪」
【EXー178】
「‥‥穏やかな時間が流れそうっす‥‥」
【龍驤】
「『春雨』が戦艦になるとこんな感じなんか?」
【藤波】
「『夕雲型』11番艦、『藤波』だよ♪今度も
出来るだけ頑張る!もっち!」
【羽黒】
「可愛らしいですね♪」
【あきづき】
「護衛艦『あきづき』です!御用があればお任せ
下さい!」
【アレキサンドリア】
「真面目だねー、じゃあアンパン買ってきて‥‥」
【あきづき】
「行って参ります!」
【アレキサンドリア】
「いやいや!!冗談だから!!」
【神威】
「給油艦『神威』です、北海道の襟裳岬から‥‥」
【龍驤】
「‥‥‥‥‥‥‥」
【神威】
「‥‥‥‥えっ?」
【龍驤】
「‥‥‥‥‥‥‥」
【神威】
「‥‥あっ‥‥あのー‥‥何か?‥‥」
【龍驤】
「‥‥負けへん‥‥」
【神威】
「‥‥はいっ?」
【龍驤】
「うちは負けへんでぇぇぇーーー!!!!」
(ウガアアアーーー!!)
【神威】
「ひゃいいいーー!?」(ビクッ!)
神威のプロポーションを見て何を想ったか‥‥
龍驤は突然叫びたくなった‥‥
【神威】
「私!何かまずい事でも!?」
【アレキサンドリア】
「ああ、気にしないで良いのよ、この娘の
『習性』みたいなもんだから」
【デストロイヤー】
「もう胸部装甲を気にするのは止めなよ、
見ていてこっちが切なくなるよ、君には
引き締まったケツがあるじゃないか?」
【龍驤】
「大きなお世話や!!それより君ぃー‥‥」
【神威】
「‥‥はい?‥‥」
【龍驤】
「脇からパンツ見えてるでー、恥ずかしゅーないん
か?」
【神威】
「‥‥はあっ‥‥特に意識した事は‥‥」
【龍驤】
「何でやぁぁーー!?」
【羽黒】
「龍驤さん‥それ以上突っ込むのは止めましょう!
彼女の責任ではありませんから!」
【ペールギュント】
「このお話、結局オゲレツネタからは離れられない
のです」
【アレキサンドリア】
「それより私思ったんだけど‥‥」
六本脚の構成目録を見ていたアレキサンドリアが
口を開いた
【アレキサンドリア】
「『エロ担当』だの『お世話係』だの『守銭奴』
だのは置いといて、何か変なのが混ざってない?」
【清霜】
「『守銭奴』ってラビ明石さんの事?」
【カリスト】
「本人が聞いたら泣いちゃうね‥‥」
【アンドロメダ】
「ああ、誰の事を言ってるのかは分かるよ
最後の『戦術用ドール』って娘でしょ?
この娘が来た事情って、実はメダ子には
結構関係してるからねー」
【EXー178】
「それは何の話っすか?」
【カリスト】
「あの痛すぎる『元帥おじさん』のお戯れだよ」
【ガンビア・ベイ】
「‥‥言い方が容赦ないベイ‥‥」
【デストロイヤー】
「でも言い得て妙だね、将軍もその一件では
苦労させられてるからね」
【清霜】
「‥‥そういえば謎提さんは?」
【デストロイヤー】
「将軍ならその一件『元帥おじさん』のお戯れ
で建造された艦娘達の配属先について、
B級エージェントの提督達と協議しているよ」
【アンドロメダ】
「つまり詳しく説明すると‥‥‥」
【龍驤】
「この乳が言うたんか!?この乳がぁぁー!!」
(モミモミモミモミモミモミモミモミ~~❤)
【防空棲姫】
「///!?アアアア~~~!!!❤❤///」
【神威】
「いったい何が起きてるんですかーー!?」
【藤波】
「うん、そのうち慣れるよ」
【秋雲】
「気にしない♪気にしない♪お仕事お仕事~♪」
(スケッチ)
【藤波】
「‥‥秋雲姉さん‥‥」
【ペールギュント】
「ところでリリーお姉ちゃんは何処なのです?」
(キョロキョロ)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
《元帥!!怒りの建造!?》
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
国防軍・天憲隊からの依頼、小笠原諸島
『西威神島』の国防軍基地への輸送作戦を完了
させて帰途に着いていた六本脚鎮守府の一同は
『西威神島』の名前の由来となった『威神島本島』
の付近で一人の艦娘を救助した
彼女はいわゆる『野良艦娘』で、元々所属してい
た鎮守府が深海棲艦とジュラル星人の攻撃を受け
て壊滅、何処にも助けを求められず結果的に
『野良艦娘』になってしまったのだった
へたれ提督達が彼女を見つけた時、彼女は難破
した漁船員を救護していたところで、彼女は
漁船員共々六本脚鎮守府に救助された
国際医療科学研究所の吉坂博士のもとに
送られた彼女は、休養とメディカルチェックの
結果、身体に怪我も異常も無い事が確認された
そして六本脚鎮守府の活動内容とその趣旨を
知って自ら志願して来たのであった
【神威】
「給油艦『神威』です、微力ではありますが
どうか皆さんの力にならせて下さい!」
【へたれ提督】
「神威君、先ず君に言っておく事がある、君は
『人間』だ!もっと自分を大切にするんだ!
いいね?」
【神威】
「はっ‥‥はい」
【へたれ提督】
「宜しい、君の決心は確かに聞いた、この鎮守府
が置かれている現状は理解してくれていると
判断している、俺達の目指しているところも‥‥
本当に良いんだね?」
【神威】
「勿論です!私も生きたい!生きて誰かの役に
立ちたいんです!!」
【へたれ提督】
「分かった!ようこそ六本脚鎮守府へ!我々は君
を歓迎する!今日から君は俺達の大切な『家族』
だ!全員で共に生き抜くぞ!゛エラマン゛?」
【神威】
「‥‥はい!エラマン!」
【川内】
「改めて宜しくね、神威さん♪提督もアタシ達も
貴女を二度と一人ぼっちにはさせない!
だから貴女もここにいてね♪」
【神威】
「‥ありがとうございます‥‥イライヤイケレ‥」
(ウルウル‥‥)
こうしてまた、新たな家族が六本脚鎮守府に加わ
ったのであった
一方、その同じ頃‥‥‥
【元帥閣下】
「‥‥君がここに呼ばれた理由は分かるね?」
謎の鎮守府指揮官、謎乃提督ヒィッツカラルド氏
は帝国海軍本部に呼び出されていた‥‥
このパターン‥‥どこかであった様な‥‥
【謎乃提督】
「ですからあれはお互い同意の上だと申し上げて
いるではないですか!」
呼び出される理由に心当たりが無い謎乃提督も
考えられる可能性の全てを想定して返答を返す
やはりこのパターン‥‥どこかで‥‥
【元帥閣下】
「一体何の話をしとる!?ふざけるんじゃあ
ない!!」
憤怒の念がこもった顔を謎乃提督に向ける
元帥閣下、やはりこの展開で考えられるのは
ただひとつ『あれに関わる事』しかない
【元帥閣下】
「この新聞記事は!と言うより写真は何だ!!」
【謎乃提督】
「青葉新聞ですな、これが何か?」
謎の鎮守府所属『青葉』、国防軍所属『天葉』
ぼのたん呉鎮守府所属『しゃんば』の
通称『青葉三人衆』によって発行された
『青葉新聞』には、先日横須賀で行われた
『アンドロメダ』『清霜』のメダきよ姉妹
写真撮影会の記事と写真が掲載されていた
カメラに向かって満面の笑みでポーズを取る
アンドロメダを見た元帥閣下は身悶えた
元帥にとってアンドロメダは、欲しくて欲しくて
仕方がない憧れの艦娘でありながら全く来てくれ
ない羨望の的であった
そんな元帥の目に止まったのは‥‥
というより逆鱗に触れたのは‥‥
メダきよ姉妹に両脇を抱えられ、浄化されるのを
必死に耐えている謎乃提督のスリーショット写真
であった
【元帥閣下】
「あああーー!!何て羨ましい羨ましいーー!!
何で君だけこんな写真が撮れるんじゃあーー!?
儂だってアンドロメダちゃんに腕組みして写真に
撮られたいのに!何で儂にはそんなチャンスも
巡ってこないんじゃあああーー!?」
【羽黒大好き憲兵】
「日頃の行いが原因では?」
【元帥閣下】
「‥‥何か言ったか?」
【羽黒大好き憲兵】
「おや?聴こえなかったんですか?閣下も歳を
召されましたなぁーー」
【元帥閣下】
「おっ!?」(怒)
【羽黒大好き憲兵】
「あっ!?」(怒)
【謎乃提督】
「やさぐれてるなあぁー」
以前、アンドロメダへの恋慕の余り暴走気味に
なった元帥を見かねて謎乃提督は、ジョニー隊長
に許可を取った上で謎の鎮守府に派遣されていた
『アンドロメダ』級の一人、『アポロメア』を
期間限定で帝国海軍本部に派遣した事があった
その時の元帥の様子は、『歓喜』というより
『狂喜乱舞』といった表現が正しかった
その行動と目付きが怪しすぎた為に『アポロメア』
の派遣はたったの2日で切り上げられた
同型艦ですらこうなのだ、『アンドロメダ』本人
が来た日にはどうなる事か‥‥
その事を知らない海特警関係者は一人もいない
憲兵君の言う『日頃の行い』とは正にその事を
言っていた
勿論、元帥閣下は信頼に足る人格者であった
ジオン将校だった謎乃提督を帝国海軍に迎えた
のも、周囲の反対を押しきって『海特警』創設に
役割を果たしたのも他ならぬ彼なのだ
海軍の現状を憂い、艦娘の立場と将来に心をくだ
いている『信念と人情の人』なのである
しかし、そんな人格者にも弱点はあった‥‥
『アンドロメダ』を愛するあまり、彼女が関わる
と行動に見境がつかなくなってしまう時がたまに
あるのだ、元帥のその性癖がやがて、俗に
『元帥閣下お戯れ事件』と内々で呼ばれている
『大量建造騒動』に繋がっていくのであった
【謎乃提督】
「写真の事で私をいちいち呼び出されても‥‥‥
それよりどうです?このメタきよ姉妹の可愛らし
いこと、閣下も『アンドロメダファン』を自覚
されるのなら、彼女達の幸せを祝福してあげては
いかがですか?」
【羽黒大好き憲兵】
「うん!可愛い♪羽黒ちゃん超可愛いーー!!」
(デレデレ~~♪)
『青葉新聞』には、他にも『妙高型四姉妹』
『川内型三姉妹』『金剛型四姉妹』『一航戦』
『曙ジャービス際どいショット』等の写真が
掲載されていた、リンガ鎮守府で撮影した全員で
の記念撮影も掲載されている、当然、可愛く写る
『羽黒』の姿も‥‥‥
因みに、掲載された写真集の最後を飾ったのは
『瑞鶴のずっこけパンチラショット』であった
《アンドロメダの幸せを祝福してあげる‥‥》
普段の元帥閣下であればこれで何の問題も無か
った、しかしあの『はち切れんばかりの笑顔』
を見せられた今の元帥閣下の思考は、全く別の
ベクトルで動いていた
【元帥閣下】
「そう!この新聞では、アンドロメダちゃんは
海特警に移籍となったんじゃったな?」
【謎乃提督】
「はい、事実上の移籍ですが」
【元帥閣下】
「なら君の所におるんじゃろ!?」
【謎乃提督】
「小生の鎮守府にはいませんよ?彼女は今
『六本脚鎮守府』の所属です」
【元帥閣下】
「六本でも十本でも何でもいい!!海特警の
所属なら君の算段でなんとでもなるだろう?
彼女を今すぐここに‥‥」
【謎乃提督】
「駄目ですよ!!」
【元帥閣下】
「まだ何も言っとらんぞ!?」
【謎乃提督】
「閣下はアンドロメダが関わると見境が無く
なってしまいますから、先に申し上げておく
んです!!閣下もこの写真を見たでしょう?」
謎乃提督が示した『青葉新聞』の写真の中に
『へたれ提督』『川内』『清霜』と共に写る
『アンドロメダ』の写真が‥‥『へたれ一家』
の家族写真があった
【謎乃提督】
「もしこの家族からアンドロメダを引き離す
おつもりなら、小生が絶対に許しません!
そもそも『六本脚鎮守府』は海特警の一員で
もありますが、あくまで民間、帝国海軍の
指示に従う義務はありません!」
【元帥閣下】
「それくらいの事は儂にも分かっとる!!
ましてや家族を引き離すなど考えてもおらん
わ!!儂をみくびるな!!」
【謎乃提督】
「流石は閣下!!どれ程恋慕の心が大きくて
もやはり押さえる所は押さえる方ですね!!
見直しました!!」
【元帥閣下】
「‥‥君らは儂を何だと思っとるんだ!?」
【羽黒大好き憲兵】
「閣下には『前科』がおありですから嫌疑を
かけられても仕方ないのでは?」
【元帥閣下】
「前科とは何じゃ!?前科とは!?」
【羽黒大好き憲兵】
「もう忘れたんですか?歳は取りたくない
ものですなぁーー」
【元帥閣下】
「おおっ!?」(怒)
【羽黒大好き憲兵】
「ああっ!?」(怒)
【謎乃提督】
「おい憲兵君!!きみ何があった!?」
【羽黒大好き憲兵】
「この人!!性懲りもなくまた『大量建造』を
やらかそうとしてるんですよ!!」
【謎乃提督】
「‥‥うん、何となく予感はしてた‥‥」
【元帥閣下】
「何を言うか!!儂だって何も無為無策で建造
しようと思ってる訳ではない!!ちゃんと
考えがあるんじゃ!!」
ーーーーーーーー
【足柄】
「‥‥という訳なのよ、私達としても心苦しい
んだけど‥‥」
【へたれ提督】
「つまり‥‥メダ子を臨時の『秘書艦』とする事
で、『アンドロメダ』級の建造が可能になる‥
‥かもしれないからメダ子を貸せと‥‥‥あの
爺さんは言ってる訳だな?」
【那智】
「‥そういう事なのだ、へたれ殿、どうだろう?」
【へたれ提督】
「‥謎提さんや君達にこんな気苦労をかけさせる
なんて‥‥何を考えてるんだあの爺さんは!!」
【清霜】
「貸す貸さないとか‥‥メダ子ちゃんは品物じゃ
ないよ!!」(ウルウル)
【那智】
「きよし‥‥お前の言う通りだ‥‥」
【足柄】
「まあ‥‥当然そうなるわよね‥‥」
【アンドロメダ】
「‥‥あのさーみんな、少し落ち着こうか?」
【天龍】
「馬鹿野郎!!これが落ち着いていられるか!
!」
『足柄』『那智』の訪問を受けた六本脚鎮守府
では、へたれ提督をはじめ当然皆が大騒ぎに
なった、清霜に至っては泣いて抗議する始末で
ある、その中で当の『アンドロメダ』だけが
冷静だった
因みに謎の鎮守府に派遣されている『アポロメ
ア』は、流石に今回はジョニー隊長の承認が
得られなかったので臨時の秘書艦は断念された
【川内】
「‥‥ねえ足柄さん、謎提さんや足柄さん達に
はとてもお世話になってるし、アタシ達で
役に立つ事があれば協力したいって常に
思ってる、それに元帥閣下が決して悪い人じゃ
ないって事も‥‥でも‥‥足柄さんも知ってる
でしょ?あの元帥のメダ子を見る目は異常よ?
アタシ達はメダ子に危害が及ばないか不安
なの‥‥」
【足柄】
「‥‥川内、あんたの心配はもっともよ、でも
‥今は提督(謎提)を信じて!私達を信じて!
元帥にはメダ子には指一本触れさせないわ!」
【川内】
「‥‥足柄さん、ありがとう‥‥でも‥‥」
【天龍】
「もし触れたら、その時は腕ごと切り落として
やるけどよ!!」
【アンドロメダ】
「天龍ちゃん!?それは駄目っしょ!!‥‥‥
‥‥あのさー提督?」
【へたれ提督】
「‥‥‥‥‥‥‥」
他ならぬ謎の鎮守府からの依頼であるから
へたれ提督としても何とか協力したい‥‥
しかし、ただでさえ軍の上層部には否定的な
へたれ提督と川内の二人である、しかも
彼等のトラウマである『大量建造』にメダ子
を利用するとは‥‥‥
【アンドロメダ】
「提督‥‥今回はさ♪‥‥謎提さんの顔を立てて
あげようよ♪メダ子大丈夫だから♪」
【へたれ提督】
「メダ子‥‥最後はお前自身の決断だと思うが
‥‥分かってるのか?あの爺さんの性癖を?」
【アンドロメダ】
「分かってるよ、でも遠くから見られるだけ
ならモウマンタイだしねー♪」
【川内】
「メダ子!‥‥メダ子はそれで良いの!?」
【アンドロメダ】
「一人で行く訳じゃないでしょ?提督も川内も
きよしも、あと天龍ちゃんもメダ子の事守って
くれるでしょ?♪」
【天龍】
「当然だ!断られてもついていくぜ!」
【清霜】
「‥‥メダ子ちゃん‥‥」(メダ子の袖を掴む)
【アンドロメダ】
「メダ子の背中はきよしが守ってくれるんで
しょ?頼りにしてるよ、きよし~~♪」
(ナデナデ)
【清霜】
「‥‥うん!!清霜に任せて!!」
【へたれ提督】
「‥‥流石はメダ子だ、宇宙艦隊旗艦の名は
伊達じゃないな‥‥」
【川内】
「提督‥‥アタシ達でメダ子を守ってあげよ?」
【へたれ提督】
「‥‥そうだな」
【那智】
「何なのだ?この‥‥まるで決死隊が出撃する様
な雰囲気は?」
【足柄】
「あのお爺さん‥‥どこまで信用がないのよ‥‥」
(コンコン ガチャッ)
【神威】
「失礼します、提督、リンガから届いた連邦軍の
補給物資の確認を‥‥」
【へたれ提督】
「分かった、那智、足柄、謎提さんと君達の依頼
受けさせて貰うよ、但し条件があるから君達と
すり合わせしておきたい、良いか?」
【足柄】
「ありがとう、勿論よ」
【へたれ提督】
「時期は?」
【那智】
「可能なら今すぐ」
【へたれ提督】
「分かった、みんな行くぞ!神威、君も来い!
ついでに新人の挨拶回りだ」
【神威】
「‥‥えっ?私もですか!?」
へたれ提督達の海軍本部への出頭は、文字通り
決死隊の出撃の様なテンションであった‥‥
ーーーーーーーー
【クロード提督】
「‥‥それで、たまたま用事で近くに来ていた
俺達にも協力依頼があった訳だな‥‥‥全く
あの爺さんは‥‥」
【金剛】
「ワータシ達が来たからには任せるネー♪」
【不知火】
「つまり不知火達の役割は、六本脚の皆さんの
護衛‥‥という事で宜しいのですか?」
【妙高】
「おっしゃる通りです、皆さんが来てくれれば
六本脚の皆さんも安心するでしょうから」
【金剛】
「ワタシ達結構当てにされてマース♪」
【クロード提督】
「そう言う事なら任せてくれ!双方に血の雨が
降らないように俺達が押さえるぜ!」
【羽黒】
「よろしくお願いしますね」
【日向】
「彼には特別な『瑞雲』をやろう‥‥」
【羽黒】
「‥‥今は結構かと‥‥」
かくして、リンガ部隊の協力も得て、元帥の
無茶ぶり建造は行われる事になった
海特警と海軍本部とのすり合わせで、建造には
いくつかの条件が出された
ーーーーーー
①元帥はメダ子には触れさせない
②六本脚鎮守府をはじめ、海特警関係者が
必ずメダ子に付き添う
③建造は最大20回まで『アンドロメダ級』が
その時点で建造されなくても強制終了
④首尾良く『アンドロメダ級』が建造に成功
した場合はその時点で建造を終了する
⑤建造に成功した『アンドロメダ級』は元帥
ではなく『羽黒大好き憲兵』の秘書艦とす
ること
⑥建造された艦娘達は、海軍本部が責任を
持って面倒を見ること
⑦当たり前の事だか、メダ子は必ず六本脚鎮
守府に連れて帰る
ーーーーーー
【羽黒大好き憲兵】
「条件は確かに了解しました、むしろこんな
無茶ぶりを受けて頂き感謝しております‥‥
ところで‥‥この⑤の条件なんですが‥‥
何故自分の秘書艦に?自分ってそんなに信用が
あるんですか?」
【謎乃提督】
「君は羽黒ちゃんにしか興味が無いだろう?
だから信用できる!」
【羽黒大好き憲兵】
「‥‥あっ‥‥なるほどさようで‥‥」
【クロード提督】
「‥‥なあ謎提よ、思うんだがあの爺さんの
人格を全否定するつもりは毛頭ないんだが‥‥
しかし『アンドロメダ級』に対する執念は少し
異常な所がある、建造に成功したアンドロメダ
級の娘が酷い目に合わなければ良いんだが‥」
【謎乃提督】
「‥‥ここだけの話、その心配は絶対に無いよ」
【クロード提督】
「本当に?何故そう言い切れる?」
【謎乃提督】
「何度建造しても絶対に成功なんかしないから」
【クロード提督】
「‥‥何だって?‥‥」
天憲隊独自保有の準波動コアを使わなければ
『アンドロメダ級』を建造する事は出来ない
‥‥‥
この極秘情報を知りうるのはジョニー隊長と
謎乃提督、それに一部の天憲隊関係者のみ‥‥
アンドロメダ本人さえ知らない超極秘情報
なのだ‥‥
【謎乃提督】
「小生がこの建造実施を決めたのは、これで
閣下に未練を断ち切って貰うためさ、まあ
無理かもしれないけど、少なくとも建造は
諦めてくれるんじゃないかな‥‥」
【クロード提督】
「‥‥君も色々と大変だな‥‥」
謎乃提督は自問する‥‥
【謎乃提督】
「小生も少し、閣下に甘いのかもしれないな」
ーーーーーーーーーーーー
一行は輪型陣でアンドロメダをガードする様に
して海軍本部に到着した
その様子は敵の要塞に乗り込む決死隊の様な
雰囲気であった、メダ子以外は‥‥
【アンドロメダ】
「あのさー皆?もう少し肩の力を抜こうよー」
【清霜】
「メダ子ちゃんは‥‥清霜が守る!‥‥」
【アンドロメダ】
「きよし~~‥‥」
【天龍】
「かかってきやがれ!!叩っ切ってやる!!」
【アンドロメダ】
「叩っ切っちゃ駄目でしょーー!!」
【不知火】
「不埒者は不知火が沈めてやります!!」
【アンドロメダ】
「そういうのいいから~~!!」
【川内】
「足柄さん‥‥力を貸してくれる?」
(スタントンファー:ジャキッ!)
【足柄】
「しょうがないわね♪今回も付き合って
あげるわ♪」(手の関節:ボキボキ!)
【金剛】
「ミナサーン!!ガッチリスクラム組んで
いきマース!!」
【一同】
「「「おおおーーー!!!!」」」
【アンドロメダ】
「ここまでしなくても~!もぉ~テンション
下がるぅ~~!」
【神威】
「あああ~~どうしよう‥‥大変なところに
着いてきてしまった‥‥」
【日向】
「気にするな、よくある事だ、私の後ろに
隠れているといい、何なら瑞雲をやろうか?」
【神威】
「いえ‥‥まだ使えませんので‥‥」
【那智】
「さて‥‥敵の本丸、海軍本部の建造ドックに
到着だ‥‥」
海軍本部の建造ドックでは既に建造準備が
整っていた、投入する資材も準備されており
予想される投入レシピも予め設定されていた
何しろ今回は20回しかチャンスが無いのだ
建造結果で微調整はされるだろうが‥‥
【元帥閣下】
「何で20回しかチャンスが無いんじゃ!?」
【羽黒大好き憲兵】
「いい加減にして下さい!!前回の大量建造
でどれだけ苦労したか忘れたんですか!?」
この期に及んでもまだ駄々をコネる元帥を
憲兵君がたしなめる、下の苦労は上の人には
分からない事もあるのだろう‥‥
そこにアンドロメダ達が姿を現した
元帥のテンションは激変した!
【元帥閣下】
「‥‥アンドロメダちゃん‥‥憧れの‥‥
アンドロメダちゃんが‥‥我が目の前に‥」
元帥の反応は予想通というか、それ以上と
言うべきか‥‥
【元帥閣下】
「アンドロメダちわあぁぁぁーーん♪♪♪」
(ダァァァーーー!!!)
【羽黒大好き憲兵】
「ああっ!?駄目ですよ閣下ー!!」
【アンドロメダ】
「ウワッ!キモッ!!」
【謎乃提督】
「全くもう!!世話が焼ける!!」
目の前に高級黒毛和牛をぶら下げられた
肉食獣の如く、一瞬で理性を失った元帥は
一直線にアンドロメダに向かって突貫しよう
とする‥‥
【元帥閣下】
「会いたかったよ~~アンドロメダちゃ‥‥」
《ジャキッ!!ジャキッ!!ジャキッ!!》
【元帥閣下】
「イエエエエーー!!ギソウナンデーー!?」
アンドロメダに付き添っていた者達が一斉に
艤装を展開!それを元帥に指向する!
へたれ提督はサイコガンを、クロード提督は
単分子カッターを、天龍に至っては持って
いた天龍刀を元帥に投げつけようとしていた
そして神威は‥‥腰を抜かした‥‥
【神威】
「あわわわ~~」(メソメソ)
【謎乃提督】
「‥‥おい君、大丈夫か?おや?もしかして
例の新人かい?」
【神威】
「‥‥ひゃいいい~~~」(泣)
【日向】
「‥‥まあそうなるな‥‥」
【アンドロメダ】
「ちょっとみんなー!!落ち着いてよ~~!」
【クロード提督】
「‥‥いかんいかん!皆を止める役割の俺まで
つい‥‥みんな少し頭を冷やそうかー!」
【元帥閣下】
「なんか儂!皆から砲口を向けられてるんじゃ
けどーー!?」
【羽黒大好き憲兵】
「当たり前です!あんな行動取るからです!!」
【謎乃提督】
「‥‥宜しいですか?閣下」
【元帥閣下】
「‥‥うん?」
謎乃提督は、上官でもある元帥閣下にゆっくり
と、それでいてハッキリと言い聞かせる‥‥
【謎乃提督】
「泣いても笑っても、この20回が閣下にとって
最後のチャンスなんですよ?(成功するとは
言ってない)」
【元帥閣下】
「‥‥おっ‥‥おう‥‥」
【謎乃提督】
「閣下が約束を破ればその20回もオシャカに
なります、目の前のニンジンに目がくらんで
大切なチャンスをみすみす潰すのはあまりに
馬鹿げているとは思いませんか?(絶対成功
しないけど)」
【元帥閣下】
「‥‥おっ‥‥おう‥‥」
【アンドロメダ】
「メダ子は‥‥ニンジンなの?」
【謎乃提督】
「では閣下、建造を始めましょう」
【元帥閣下】
「‥‥そうじゃった!アンドロメダちゃんに
感動し過ぎて本来の目的を見失っておった!
よーし!!始めるぞ!!儂だけの彼女を!!
第二弾!アンドロメダちゃん建造出来るまで
‥‥」
【羽黒大好き憲兵】
「20回ですからね!慎重にやって下さいよ!」
ーーーーーー
建造が開始された
今回はアンドロメダを臨時の秘書艦とする事
でアンドロメダ級を呼び込み易くする計画で
あり、これに失敗すればどのみち元帥閣下に
次の手段は無い
正に最後の賭けである(絶対成功しないけど)
先ずはよく報告されている『イレギュラー艦』
のスタンダードレシピから始まった‥‥
【アンドロメダ】
「建造開始!」(ボチットナ!)
【清霜】
「どんな人が来るんだろうね」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
【クロード提督】
「‥‥なあへたれ君、君が今どう思ってるかは
分からんが、俺は少し楽しみでもあるんだ、
君達は前回の建造で思わぬ結果を出したから、
今回アンドロメダがどんな艦娘を呼び寄せる
のか‥‥正直少し興味があるんだよ‥‥」
【へたれ提督】
「‥‥まあ考え方は人それぞれだからね‥‥」
そうこうしているうちに最初の建造が終了した
建造で誕生した艦娘は‥‥
【ガールアウス】
「高速巡洋艦『ガールアウス』だ!特殊作戦なら
任せて貰いたい!!」
【天龍】
「ガールアウス?聞き慣れたい艦名だなぁ」
【謎乃提督】
「ズワール型高速巡洋艦、ジオン艦だ、公国が
敗北する直前に、ガルバルディαなどの開発中
モビルスーツを搭載してアクシズに脱出した
艦だよ、いきなりマイナーな艦が来たなぁ‥」
【神威】
「こんな人(艦)まで建造されるんですか!?」
【足柄】
「気にしない気にしない、海特警じゃ珍しくも何
ともないから」
【元帥閣下】
「ヤマトメカなのに、何でジオン艦なんか呼ぶん
じゃー!?」
【謎乃提督】
「前回の建造だってめちゃくちゃだったでしょ?
イレギュラー艦には違いないし、最初にしては
上々ではないですか?」
【羽黒大好き憲兵】
「あと19回あります、慎重にいきましょう」
【謎乃提督】
「ガールアウス、帝国海軍にようこそ、君を
歓迎する」
資材の投入量を微調整することにした
今のは巡洋艦だったので投入量を増やしてみる
【アンドロメダ】
「次はどうかな?建造開始!」(ボチットナ!)
【清霜】
「あと19回もあるのかぁ、長いなぁ」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
【グレイファントム】
「強襲揚陸艦『グレイファントム』です!
モビルスーツの集中運用が可能よ、ところで
スカーレット隊はどこ?」
【謎乃提督】
「‥‥全部ケンプファーにやられたよ」
【グレイファントム】
「‥‥‥マジ!?」
【クロード提督】
「今度は『連邦』か、ペガサス級の5番艦だな」
【へたれ提督】
「ガトー少佐に吹っ飛ばされた奴か、ペール
には会わせられんなぁ‥‥」
【川内】
「艦娘なら、きっと乗り越えられるよ♪」
【不知火】
「イレギュラー艦の方が続きましたね、悪くない
流れなのでは?」
【元帥閣下】
「またヤマトメカじゃないじゃん!!」
【羽黒大好き憲兵】
「文句言ってもしょうがないでしょ!!」
同じレシピをもう一度繰り返してみる‥‥
【アンドロメダ】
「建造開始!」(ポチットナ!)
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
【望月】
「あ~~っ‥‥あ~~っ‥『望月』で~す」
【金剛】
「イレギュラー艦からハズレましたネー‥‥」
【元帥閣下】
「うがぁぁぁーーーー!!!」(ジタバタ!)
【望月】
「何だぁぁ~~?」
【清霜】
「‥‥気にしなくていいよ‥‥」
四回目の挑戦、アンドロメダはグラマラスな
ボディーだから、女性ファッション雑誌も
大量に投入してみる‥‥
【アンドロメダ】
「‥‥何か4回目にして方向性が怪しくなって
ない?」
【清霜】
「メダ子ちゃんはボタンを押すだけで良いと
思うよ?」
【アンドロメダ】
「だよね~~、建造開始!」(ポチットナ!)
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
【コマンダン・テスト】
「自由・平等・博愛の国から参りました、水上
機母艦『Commandant Teste』です♪」
【アンドロメダ】
「まさかの海外艦!?」
【清霜】
「メダ子ちゃんもしかして建造の才能ある?」
【クロード提督】
「ドロップでしか手に入らない艦娘の筈なのに
‥‥これは面白いな!」
【日向】
「水上機母艦とは‥お近付きの印に瑞雲をやろう
‥‥」
【コマンダン・テスト】
「メルスィー♪♪」
【川内】
「‥‥もう馴染んでるし‥‥」
【羽黒大好き憲兵】
「半ば冗談でファッション雑誌を混ぜてみたけど
あんな結果になるなんて‥‥信じられない!」
【元帥閣下】
「ヤマトメカじゃないしぃーー!!」
【謎乃提督】
「落ち着い下さい閣下、イレギュラー艦では
ありませんが、方向性としては間違ってない
かもしれません!この方法を踏襲してみては?」
【元帥閣下】
「よし!!これを踏まえて次だ!!」
戦艦クラスの大型建造レシピに、『青葉新聞』の
メダきよ写真を混ぜてみる‥‥‥
【アンドロメダ】
「もうやけだ!!建造開始!」(ポチットナ!)
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
【まるゆ】
「始めまして‥‥まるゆ着任しました」
【元帥閣下】
「聞いてないよ~~!!」
【まるゆ】
「そんなぁ~~」
【羽黒大好き憲兵】
「オッサン!!黙れぇぇーー!!」
【謎乃提督】
「憲兵君‥‥君大丈夫か?」
【金剛】
「‥‥大型建造ではたまに起きる現象デース」
【へたれ提督】
「彼女に何の罪がある?、暖かく迎えよう」
【清霜】
「こんにちはー♪」✨✨
【まるゆ】
「あ‥‥こんにちは♪!」
【神威】
「‥‥可愛いなぁ‥‥」
【川内】
「でしょー♪」
ーーーーーーーーーー
建造は再開された、謎乃提督としては元帥の
方向性が変な方向に向かわない様に注意しな
ければならない、以前の様にオール30で建造
などさせてはならない、何しろ回数は全部で
20回しかないのだ、既に5回、あと15回、
下手なレシピは打てない、全ては元帥に悔い
なく諦めて貰う為に‥‥‥
しかし元帥と謎提の気持ちとは裏腹に、結果は
停滞気味だった、『アンドロメダ級』は勿論の
事、ヤマトメカはおろかイレギュラー艦さえ
出てこない、艦種も駆逐艦と何故か水上機母艦
が多かった、水上機母艦が出るたびに日向が
名刺代わりの瑞雲を喜々として渡していた
そして対に元帥はあの言葉を口にする‥‥
【元帥閣下】
「きっと儂らにアンドロメダちゃんを迎える為
の気持ちが足りないんじゃ!!皆のもの!!
もっと真剣に祈りを捧げるんじゃー!!」
【謎乃提督】
「ついにこれが出たか‥‥」
【日向】
「無茶苦茶な精神論は軍上層部の特権‥て奴か
‥‥これと乱痴気騒ぎは海軍の伝統だ」
【金剛】
「そんな伝統ないデース!!」
【へたれ提督】
「俺は祈る気なんか絶対無いからなー!!」
【元帥閣下】
「何でじゃあーー!?」
【へたれ提督】
「あんたが謎提さんの上官だから今まで黙って
いたが、おい爺さん!!あんた今まで建造された
娘達の着任の挨拶をまともに聞いてた事があった
か!?自分で建造しておいて挨拶もまともに
受けない奴にメダ子の姉妹が来る事を、何で俺が
祈らなきゃならんのだ!!」
【元帥閣下】
「‥‥ううう!‥‥」
【羽黒大好き憲兵】
「‥‥帰す言葉も有りませんな、閣下?」
【謎乃提督】
「憲兵君‥‥ひょっとして閣下の事嫌ってる?」
【川内】
「提督‥‥」
【アンドロメダ】
「‥‥提督‥‥」
【清霜】
「神威さん、あれが清霜のパパだよ♪
カッコイイでしょ♪」
【神威】
「‥‥そうですね♪」
【天龍】
「たまには良いこと言うな提督よ♪」
【へたれ提督】
「『たまに』は無いだろう‥‥」
【天龍】
「だけど、俺も同感だぜ!こんな奴にメダ子の
姉妹なんざ上等過ぎる!」
‥‥‥‥‥‥
【元帥閣下】
「うう‥‥儂とした事が‥‥すまん‥‥」
【へたれ提督】
「謝るのは俺じゃない、あの娘達にだよ」
【元帥閣下】
「そうじゃな‥‥君達!」
【建造された艦娘達】
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥」
今回これまで建造された艦娘達に、元帥は
正面を向いて語りはじめた‥‥
【元帥閣下】
「着任の挨拶を聞いてやれなくて済まんかった!
儂が諸君等の提督じゃ!君達を心から歓迎する!
帝国海軍へようこそ!」
【川内】
「‥‥提督、今の元帥、良い顔してるね♪」
【へたれ提督】
「‥‥そうだな、何か腫れ物が落ちたみたいだ」
【川内】
「提督♪さっきの提督凄く格好良かったよ♪」
【へたれ提督】
「よせやい!俺は言いたい事を言っただけだよ」
【川内】
「(少し濡れちゃった‥‥なんて言えない❤)」
【クロード提督】
「やるな、へたれ君!さっきの言葉はズシリと
来たぜ♪」
【謎乃提督】
「へたれ君、俺からも礼を言わせてくれ、閣下
の目を覚ましてくれてありがとう」
【へたれ提督】
「よしてくれ謎提さん、元帥の目が覚めたのは
あの人に元々艦娘を思いやる気持ちがあったか
らだよ、やっぱり謎提さんの上官だけの事は
あるんだな‥‥」
【謎乃提督】
「そうだな‥‥話せば分かってくれる人なんだ」
【羽黒大好き憲兵】
「ありがとうございます!これで閣下も
大量建造なんて行為に走る事はもう‥‥」
【元帥閣下】
「‥‥じゃか‥‥どうか頼む!」
【羽黒大好き憲兵】
「‥‥‥うん?」
【元帥閣下】
「どうか儂の本懐を遂げさせてくれぇーー!!
恐らくこれが儂の最後の機会なのじゃ!!
アンドロメダちゃんが迎えられる様にどうか
皆で祈ってくれぇぇぇーーー!!」
(土下座ーー!!)
【羽黒大好き憲兵】
「全然変わってねぇぇぇーーー!!」
【クロード提督】
「‥‥いや、そうでも無いぞ」
【まるゆ】
「はい♪まるゆが御一緒します♪」
【元帥閣下】
「おお!一緒に祈ってくれるか?良い娘じゃ!
良い娘じゃのーー!」(ナデナデ~)
【まるゆ】
「エヘヘ~~♪」
【コマンダン・テスト】
「殿方が滅多に土下座などする物ではありませ
んわ、お付き合いしましょう♪」
【元帥閣下】
「おお!感謝するぞ!メルスィー!」
【羽黒大好き憲兵】
「‥‥‥閣下‥‥」
【謎乃提督】
「憲兵君、残りの建造、全力で付き合ってやろう
か?」(ポンッ)
【羽黒大好き憲兵】
「‥‥仕方ありませんね!」
【謎乃提督】
「(成功しないけど)」
盲目気味になっていた元帥閣下は、艦娘ひとり
ひとりに気配りするいつもの元帥に戻っていた
しかしそれでも『アンドロメダ級』に対する
執念は健在であった‥‥
【元帥閣下】
「さあ皆のもの!共に祈りを捧げよう!」
(♪エンヤーコーラヤー♪)
(♪ドッコンジャンジャンコーラヤー♪)
【日向】
「文字通りの『全員集合』だな」
【金剛】
「クールなステップデスねー」
【天龍】
「意味があるとは思えねーけどな」
【アンドロメダ】
「それよりメダ子の秘書艦の意味無いじゃん!」
それでも多少の効果はあったらしい‥‥
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
【イソカゼ】
「突撃宇宙駆逐艦『イソカゼ』だ、戦歴なら
あの『ユキカゼ』にも遅れはとらぬ!」
【クロード戦艦】
「あの突撃宇宙駆逐艦のネームシップだ!」
【イソカゼ】
「料理の方も任せてくれ!」
【クロード提督】
「それはご遠慮つかまつる‥‥」
【謎乃提督】
「やりましたよ閣下!ヤマトメカですよ!
しかも地球側の!いつぞやの様に少しだけ
アンドロメダ級に近付きましたよ!
本当にほんの少しだけど‥‥」
【元帥閣下】
「よーし!希望が見えて来たぞー!!
君!『イソカゼ』君だったな、早速で済まん
が一緒に祈ってくれるか?」
【イソカゼ】
「よく分からんが、構わんぞ」
【へたれ提督】
「新ためて思う‥‥艦娘はみんな良い娘だ
なぁ‥‥」
ーーーーーーーー
元帥の中ではこうして建造に弾みがついた
しかし‥‥‥
どうやらこの『イソカゼ』が元帥にとっての
絶頂期だったようだ‥‥‥
【由良】
「長良型軽巡、『由良』です」
【皐月】
「『皐月』だよ!よろしくな♪」
【元帥閣下】
「ぬぐぐぅぅ~~‥‥」
【謎乃提督】
「挨拶!挨拶ですよ!閣下!」
【飛鷹】
「名前はいずもま‥‥じゃなかった!『飛鷹』
です!」
【謎乃提督】
「閣下!大型艦が来ました!少し持ち直した
のではないですか?」
【元帥閣下】
「そっ‥そうじゃな‥‥ポジティブに考えよ
う‥‥」
【松輪】
「‥‥海防艦‥‥『松輪』‥‥です」
【謎乃提督】
「‥‥まあ‥‥これはこれでレア艦ですから」
【元帥閣下】
「‥‥ポジティブ!ポジティブじゃ!!」
【潮】
「特型駆逐艦『潮』です‥‥もう下がって
宜しいでしょうか‥‥」
【羽黒大好き憲兵】
「ネガティブだなぁー‥‥」
【元帥閣下】
「流れが変わってしまうーー!!」
【ブルネイ】
「サラミス改級宇宙巡洋艦『ブルネイ』!
ティターンズ所属だ!宜しく頼む!」
【謎乃提督】
「ティターンズか、アレキサンドリアが
喜ぶかもしれんな‥‥」
【羽黒大好き憲兵】
「閣下!イレギュラー艦が来ましたよ!
流れが戻って来ましたよ!」
【元帥閣下】
「‥‥ポジティブを手の平に書いて飲み込むぞ
~~」(ゴックン)
【アンドロメダ】
「おじさん‥‥目付きヤバいよ‥‥」
【千代田】
「水上機母艦『千代田』です、姉の『千歳』が
お世話になってませんか?」
【コロンブス】
「輸送艦『コロンブス』です、輸送任務は
お任せ下さい」
【SPASー12】
「こちらは、フランキ SPASー12!
指揮官の堅牢な楯となりましょう!♪」
【元帥閣下】
「‥‥‥‥‥おい!!ちょっと待て!!!
何か変なのが混じっとるぞ!!?」
【謎乃提督】
「‥‥閣下の歪んだ執念が遂に艦娘ならざる者
まで呼び寄せたか‥‥」
【羽黒大好き憲兵】
「‥‥もう訳が分からん!!」
【足柄】
「あんた達が関わると変なのが建造されるわね」
【川内】
「アタシ達のせいじゃないよ!!」
【アンドロメダ】
「メダ子のせいでも無いからね!!」
【クロード提督】
「君達が建造に関わるとやはり面白いな」
【清霜】
「‥‥戦艦は建造されないなぁ‥‥」
清霜の言う通り、結局戦艦自体も建造されず
遂に20回目の建造が来た‥‥
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
【菊月】
「『菊月』だ‥‥共に行こう‥‥」
そして艦娘ではない『SPASー12』枠を使った
泣きの一回、21回目は‥‥‥
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
【摩耶】
「ヨッ!あたし『摩耶』ってんだ、ヨロシクな!」
一同の心の中に『ほたるの光』が流れた‥‥
元帥渾身の『二度目のアンドロメダチャレンジ』
は、戦艦の一隻すら建造出来ずに幕を閉じた
【元帥閣下】
「‥‥終わった‥‥」
その日、建造終了の後、彼が発したのはその一言
だけだったという‥‥
【那智】
「男は潔くあるべきだ!」
ーーーーーーーー
元帥の夢は終わったが、ヒャッハー建造祭りは
まだ終わっていなかった、建造された艦娘達の
処遇や配備先についての検討が残っているので
ある
謎乃提督と憲兵君の仕事はこれからが本番とも
言えた‥‥
【元帥閣下】(心の叫び)
「儂はまだ諦めんぞーーー!!!」
それでも彼のアンドロメダ愛は尽きる事はない
元帥の復活は、悲願は成就するのか?‥‥
ーーーーーーーーーー
一方、六本脚鎮守府では全員が集まっていた
【へたれ提督】
「みんな、今回はご苦労だった、特にメダ子は
お疲れ様だったな」
【アンドロメダ】
「‥‥まあ、ボタン押してただけだしぃー」
【サラトガ】
「私達も留守番をしてただけですから、ところで
神威さん、ドタドタには馴れましたか♪」
【神威】
「昨日は嵐のような一日でしたが‥‥ちょっと
楽しかったです♪」
【清霜】
「だよね~~♪」
【神威】
「ええっ♪」
【球磨】
「中々精神的にタフな娘だったクマー」
【川内】
「新しい家族も増えたし、組織構成表を更新
する必要があるよね提督?」
【へたれ提督】
「確かにそうだな、そうだみんな!新しい家族
がまた増えたので紹介する!」
【SPASー12】
「始めまして!フランキ SPASー12と言います
皆さんを守る堅牢な楯となりましょう!」
【トミー・ザワ】
「ヨロシク!俺が『刑事トミザワ』だ!」
【SPASー12】
「‥‥?‥‥」
【衣笠】
「ハーイ!トミー!向こうにいってよーねー」
(ズルズル~)
【SPASー12】
「‥?‥?‥?‥」
【藤波】
「‥‥直ぐになれるよ」(ポンッ)
戦術用ドール『SPASー12』は、清霜の発案で
『パス子』と呼ばれる事になった
今まで持ち回りでやっていた保安員に専属
として着任する事になったのである
熱い季節が始まろうとしていた‥‥‥
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回も本作品にお付き合い頂きありがとう
ございます
ガディキンさんの小説に出て来る「元帥閣下」
をおもいっきりいじらせて頂きました
(ついでに龍驤も)
元帥閣下は魅力的な人物でついつい弄ってしまう
人です、これからも登場して頂きたく思っていま
す
ガディキンさん、ご協力ありがとうございました
『令和』最初の投稿です、これからもよろしく
お願いします
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
[出 演]
へたれ提督(六本脚鎮守府)
謎乃提督ヒィッツカラルド(謎の鎮守府)
クロード戦艦提督(リンガ特設連邦鎮守府)
トミー・ザワ(六本脚鎮守府)
川内(六本脚鎮守府)
足柄(謎の鎮守府)
金剛(リンガ特設連邦鎮守府)
清霜(六本脚鎮守府)
アンドロメダ(六本脚鎮守府)
神威(六本脚鎮守府)
天龍(六本脚鎮守府)
サラトガ(六本脚鎮守府)
ペールギュント(六本脚鎮守府)
衣笠(六本脚鎮守府)
妙高(謎の鎮守府)
那智(謎の鎮守府)
龍驤(謎の鎮守府)
秋雲(謎の鎮守府)
デストロイヤー(謎の鎮守府)
不知火(リンガ特設連邦鎮守府)
球磨(六本脚鎮守府)
藤波(六本脚鎮守府)
ガンビア・ベイ(六本脚鎮守府)
あきづき(六本脚鎮守府)
カリスト(六本脚鎮守府)
アマルテア(六本脚鎮守府)
アレキサンドリア(謎の鎮守府)
EXー178(謎の鎮守府)
日向(リンガ特設連邦鎮守府)
摩耶
望月
皐月
菊月
飛鷹
松輪
潮
千代田
まるゆ
コマンダン・テスト
イソカゼ
グレイファントム
ガールアウス
ブルネイ
コロンブス
元帥閣下(帝国海軍)
羽黒大好き憲兵(帝国海軍)
SPASー12(六本脚鎮守府)
防空棲姫(六本脚鎮守府)
羽黒(謎の鎮守府)
本作品は二次であり、かつフィクションです
本作品の人物名、固有名詞は架空のものです
本作品の全ての設定は架空の独自設定です