へたれ提督と生きる為の鎮守府ー抜錨!チャージマン研外伝 作:六本脚のジャイアンS
30年戦争の説明の続きです
戦争の勃発から、艦娘がまだいなかった
人類が、どのように深海棲艦と戦おうと
したかの大まかな流れです
《30年戦争 ーその2ー》
遠い外宇宙から‥‥月の裏側から‥‥
薄暗い海底から‥‥人類自身の業から‥‥
恐るべき災厄が近づいていた‥‥‥
そしてそれに抗う力も‥‥‥
NUC0071: 人類は運命の年を迎えた
1月
この月、ある二つの『技術』が登場した
一つ目は‥‥
連邦内の独立科学研究期間『第八研究機関』が
ある生物科学の新しい『革新技術』を開発した
人間の『脳』としての機能と『生命維持』の為
の制御機能(つまり心臓の機能も果たす)、そ
して本来膨大なデータ量である筈の、人間1人
の『記憶』『自身の自覚』『知識と経験』を、
肺の大きさ程の超合金構造体に覆われた
『人造脳』に移す技術である
あくまで理論上ではあるが、この『人造脳』、
後に『超合金コア』と名付けられるこの人工
構造体の技術によって、人間はクローン技術で
造られた新たな肉体にこれを移し替える事で
(倫理上の問題は兎も角)『不老不死』の肉体を
手に入れられる‥‥筈だったのだが‥‥
『自然や神の摂理』がどのような物かは分から
ないが、この様なある意味『生物の常識を覆す
究極の技術』を、第八研究機関は急速に強引に
研究と実験を繰り返した、その結果は‥‥‥
特別に選ばれた被験者による実験の結果‥‥‥
全ての被験者が重度の『人格障害』『記憶喪失』
『知識と経験の消失』と言った事態を引き起こ
した、更には『人造脳』と『クローンボディ』
のどちらかが拒否反応を引き起こしたり、廃人
同然になったり、等々‥‥‥夢の実現には程遠
い散々な結果となった
第八研究機関が考えていた以上に、人間の脳の
情報量は余りにも膨大過ぎたのだ、それを僅か
な大きさの超合金コアに押し込めばどうなるか
‥‥‥
肝心の『不老不死』の能力についても実現が
危ぶまれ、また計画が世間に知られた事で倫理
上の問題を指摘され、計画は廃止されるかに
思われた、しかしこの研究に注目した『連邦軍』
は、『不死身の究極兵士』を作り出せないか
という軍事利用目的で第八研究機関に研究を
続行させた
この研究続行の結果‥‥‥後に
『擲弾兵』(てきだんへい)
『強化兵』
『戦闘用レアリエン』
と呼ばれる、強力な戦闘力を有し、体の一部を
失っても超合金コアさえ無事ならクローンボディ
を移し替える事で戦い続けられる(理屈では)、
通称『歩く死体』と呼ばれた半人造兵士が誕生
する、彼等は既存の兵器が通用しない深海棲艦を
相手に壮絶な『接近肉弾戦』を演じて行く事に
なる‥‥
二つ目は‥‥
月の裏側の、独立コロニー国家を名乗り始めた
『サイド3』で開発が本格的に始まったある
兵器‥‥
ほとんどのレーダー電波・誘導電波を無効化する
ミノフスキー粒子散布下における戦術運用を前提
とする、全く新しい概念の機動兵器の開発‥‥
後に
『モビルスーツ(MS)』『モビルアーマ(MA)』
と呼ばれる新型兵器の開発がスタートした
サイド3はNUC0069の時点で、地球との闘争を
決意しており、圧倒的に国力の大きな連邦を相手
に勝利する為の新たな画期的兵器を生み出そうと
既に動き出していたのだ‥‥
2月
『深海棲艦』が人類全体に宣戦布告してから
1か月以上経った‥‥
『深海棲艦』そのものを『一部の武装勢力』と
当初考えていた連邦軍であったが、それでも被害
、特に民間船舶や沿岸部小都市への被害は少数な
がら発生しており、それに対して
『ブロック海軍』が有効な対策をたてていない事
を問題視した
そこで連邦軍は、各地の『ブロック海軍』を監督
する為の上位組織、『連邦統合海軍』を設立、
その初代司令官として、『家柄抜群』の連邦将官
『マーク・ソンヨル』連邦軍中将を大将に昇進さ
せ就任させた
ソンヨル大将は早速、各ブロック海軍に対して
制海権の確立と深海棲艦への速急な対応を指示し
た、しかし具体的な方策がある訳でも無く、返っ
てブロック海軍の反発を招いただけであった
3月
全く事態が進展しない事に痺れを切らした
マーク・ソンヨル大将は、連邦政府と連邦軍の
名のもとにブロック海軍に強制命令を下した
各ブロック海軍が保有する全ての艦艇を地球上
の海域に満遍なく配置する‥‥
これは万一、深海棲艦からの攻撃があった場合
『戦力の分散』と『各戸撃破』の危険性を
意味したが、『新組織、連邦統合海軍の成果』
を強調したいソンヨル大将は断行した
当然、『国防軍・天憲隊』はこの方針に反対した
そして新たな防衛体制の代替案を提出したが、
ソンヨル大将は無視、逆に国防軍に対して同様に
艦隊を配備する様に命令を下した
国防軍はこの命令をガン無視、艦隊を重要拠点に
集中させつつ、即応態勢を整える方針を貫いた
連邦・ブロック政府・国防軍それぞれの間の溝は
大きく広がった‥‥
人類同士が地球上で揉めている間に、深海の奥深
くから破滅の足音がすぐそこまで近付いていた‥
‥‥
ーーーーーーーー
4月1日‥‥
この日は全人類にとって最悪のエイプリルフール
となった‥‥
深海棲艦が地球上の全海域で一斉攻撃を
始めたのだ!
人類側の射撃兵器は殆ど通用せず、各地に分散
配備されたブロック海軍艦艇はあっという間に
撃破された
沿岸部の大都市にも大規模な空襲や艦砲射撃が
行われ、多くの民間人が犠牲になった
深海棲艦の『人型』の中には上陸して陸軍と
撃ち合ったものもいた、当然陸軍は歯が立た
なかった
陸戦の主力兵器の筈だった『61式戦車』は
『人型』の攻撃の前にスクラップと化した
空軍も圧倒的な数の深海側艦載機の前に押し切
られた、深海側の艦載機は大きめのラジコン飛
行機と同程度の大きさだった為、標的として
捕らえにくい上に、数の差が違い過ぎた‥‥
ブロック海軍はほぼ壊滅、連邦統合海軍の
手持ちの戦力も壊滅した、国防軍は善戦はした
ものの、深海との戦いは次元の違う戦いとも言え
戦力の半分を擦り減らされた‥‥
危機を予測し、態勢を整えていた国防軍でさえ
こうなのだ、それ以外の陸軍・空軍についても
同様で全く歯が立たなかったといっていい‥‥
マーク・ソンヨル大将は有効な指令も命令も出す
事無く、真っ先にシェルターに避難してしまった
為に指揮系統が機能しなかった事も致命的だった
後にマーク・ソンヨル元連邦軍大将は逮捕され、
軍法会議にかけられ、裁判を受ける事になるが、
彼が公式な罪を受ける事は無かった
数年後、収監させられていた収容所を、月から
地球に撃ち込まれたマスドライバーキャノンの
直撃で吹き飛ばされ、収容所諸共蒸発して
しまったからだ‥‥
4月1日から僅か二週間で、人類は海上における
制海権=制空権のほぼ全てを深海側に奪われた
地球連邦政府も人類も、認めざるを得なくなった
‥‥戦争が始まったのだ‥‥と‥‥
これが後に、全人類の三分の二が命を落とし、
広大な宇宙を巻き込み、人類そのものを破滅
の瀬戸際まで追いやった‥‥
『30年戦争』と呼ばれる事になる
大戦乱の幕開けであった‥‥
もっともこの時は、こんな過酷な戦争を
30年も戦う事になるとは誰も想像して
いなかった‥‥
ーーーーーーーー
5月
マーク・ソンヨル大将は更迭された‥‥
代わって連邦統合海軍の司令官に抜擢されたのは
冷徹にして叩き上げの軍人
『ヴォルガング・フォン・エルドラド』中将
冷徹な彼は、ブロック海軍を事実上連邦統合海軍
の艦隊戦力として吸収、深海棲艦との不用意な
戦闘を避け徹底して戦力の回復を計った
戦力の回復には地球の造船施設だけでは足りない
ので、月やコロニーの建造ドックにまで水上戦闘
艦艇の建造を指示した
深海棲艦の理解が比較的進んでいた国防軍とも
関係の修復を計り、協同作戦という形で国防軍の
戦力を取り込もうとした
国防軍としても事態を傍観する訳にはいかない
ので、エルドラド中将の申し出を受ける事に決定
した
6月
エルドラド中将は大将に昇進した‥‥
しかしエルドラド大将に必要なのは、昇進では
無く、戦力と情報だった
とにかく深海棲艦に関する情報が圧倒的に不足
していた、分かっている事と言えは‥‥
・人間大のサイズながら戦闘艦艇の能力がある
・こちらの飛び道具が一切通用しない
・人類を敵視し無差別に攻撃して来る
・今のところ話し合いの余地は無い
この程度しか無いのだ、相手の最終目的も、
そもそも相手の正体が何者なのかも不明のまま
なのだ
これでは何も分からないと同様である
作戦の立てようが無かった
それでも冷徹なエルドラド大将は、対深海棲艦
の為の作戦計画を練りはじめる‥‥
たとえ相手の正体が不明でも戦わなければなら
ない、既に一般市民の犠牲者数は数百万単位に
上っており、仕事や住む場所を失って難民とな
った者は億単位に膨れ上がっていた‥‥
強制宇宙移民を始め、一般市民達に様々な強制
を強いて来た地球連邦政府が、ここに来て何も
出来ないでは‥‥第二第三の『サイド3』が
誕生する可能性も否定出来ない‥‥
地球連邦政府と地球連邦軍にも動きがあった
沿岸部の施設や地上施設では深海棲艦の攻撃に
耐えられないとして、南米のジャングルの奥地
『ジャブロー』に超巨大な地下要塞の建設を開始
宇宙戦闘艦艇の大量建造も可能なドックや宇宙港
まで備えた、地球連邦政府の総本拠地はこうして
建設が始まった
これは地球側の弱体化を察知した『サイド3』に
対する連邦側の牽制でもあった
7月
戦力の回復の名のもとに、市民の救援を後回しに
した事で市民に犠牲を強いてきた連邦と統合海軍
、そしてエルドラド大将は、深海棲艦に対する
反抗作戦の策定を完了した
その作戦の骨子を簡単に言うと『深海棲艦に対し
て陸海空の総力をあげて三度の艦隊決戦を挑む』
というものであった
これは闇雲に戦力を投入するものでは無く、ある
意味悪魔的な計算に基づいていた
とにかくエルドラド大将としては深海棲艦の情報
が余りにも少過ぎる、しかし艦隊決戦を引き延ば
すにも限界がある、そこで艦隊決戦を三度の
フェーズに分けたのである
それぞれの目的はこうだ
フェーズ①
世界中で出来るだけ多くの戦闘を深海棲艦に
仕掛ける事で『データ収集』を行い、かつ深海棲
艦に効果が期待出来る可能性のある戦術を片っ端
から試してみる
フェーズ②
①で得られたデータを基に、艦隊その他の戦力を
再構築し、大規模艦隊決戦を仕掛ける
深海棲艦を全滅させられるのが望ましいが、可能
な限り大きなダメージを与える事を目標とする
フェーズ③
②で深海棲艦を仕留め切れなかった際の掃討戦
あるいは②の予備作戦とする、可能であれば
深海棲艦の『サンプル』を採取し、人類に有益な
情報を収集するものとする
正に悪魔的な計算の上での作戦だ‥‥
フェーズ①で戦う者達は完全な捨てゴマである
かつてアフリカの戦闘民族『マサイ族』が、侵略
してきた白人部隊と対峙した時『相手の鉄砲の数
を確かめる為に、(敵にわざと撃たせる部隊)を
用意した』のと同じであった
そしてフェーズ③が必要という事は、人類側も
相当な損害を出しているという事だ、その時
連邦は、海軍は、人類全体はどうなっているのか
‥‥‥
地球の戦力弱体化を見た『サイド3』がどう動く
のか‥‥‥
彼等が開発している『モビルスーツ』なる物が
どれ程の物になるのか‥‥‥
8月
宇宙(そら)から大量の鋼鉄の船が降りて来た
その月、連邦統合海軍はフェーズ①を開始した
先ずは『深海棲艦の情報を得る為の戦い』が
始まった
エルドラド大将は、フェーズ①を実行する為に
各地に配置した艦隊と、擲弾兵を含む全軍に
作戦開始の命令をくだした
『人類の最後の希望』を託されたこの艦隊は
司令官の名前から『エルドラド艦隊』と名付け
られた、エルドラド艦隊は、フェーズ①②③を
合わせた艦隊決戦で深海棲艦と戦う事になる
ここで、ある兵士達が初めて登場した
‥‥『擲弾兵』‥‥
第八研究機関が軍事用として開発を続けた
『超合金コア』の技術を利用した、最初の兵士
の誕生である
『超合金コア』の素体となったのは、全員経験
を積んだ元兵士、戦闘で肉体が破壊され、
脳以外は使えなくなった者や、重傷を負って
身体が治る余地がなく、その後の生活に希望が
持てなくなったことで『献体』を志願した者達
であった
彼等は『超合金コア』の『献体』となった時点で
法的には『死体』となり、唯一個人の識別用とし
て『献体ナンバー』が割り当てられた
そしてあらゆる人権が剥奪された上で、人類の為
(というよりは連邦の為)に超合金コアが無事な
限り敵と戦い続ける事を義務付けられた
(後年、へたれ提督が三木乃 ジャギから
『死体野郎』と罵られるのはこれにも
由来がある)
『擲弾兵』部隊の任務は、たとえ陸上戦闘でも
深海棲艦に有効な戦術を見つけ出す事にある
その為『擲弾兵』には歩兵携行の射撃武器の他に
剣や槍、刀など前時代的な格闘戦用の武器まで
支給されていた、正に我が身を楯にしてデータを
収集する為の捨てゴマであったが、この捨てゴマ
達が以外な活躍をする事になる‥‥
フェーズ①は11月まで続いた、そこで血の代償と
して得たデータは、新たな兵器、戦術に反映され
た
それらは早速戦場で試されてはボツになり、また
改良を加えてはボツになりの繰り返しだった
そして充分な対策を立てきれないまま
エルドラド艦隊はフェーズ②を迎える事になる
実はこの頃‥‥‥
人類は大きな『出会い』を果たしていた
9月
フェーズ①の最中、ある奇妙な目撃情報が
寄せられ始めた
海上や沿岸部で深海棲艦に襲われた者達が
『深海棲艦に似て明らかに異なる存在』を
目撃したというのだ
何故『異なる存在』と断言出来たのか?
その存在は、明らかに人類側に立って深海棲艦と
戦っていたからだ
最初は何かの見間違いか、深海棲艦の仲間割れと
考えられたが、複数の目撃情報により、正体は
不明だが明らかに深海棲艦とは異なる何かが存在
し、それは人類の味方に成りうるかもしれない
‥‥という可能性を思い起こさせた
後に『艦娘』と呼ばれる事になる
この未知の存在は、目撃情報こそあれど、まだ
この時点では、人類とは接触していなかった
彼女達と人類が接触し、正式に艦娘の存在が
認知されるまでもう4か月ほどの時間が必要
だった‥‥
NUC0071:
12月08日
民衆の連邦への不信感は膨れ上がり、これ以上
待てなくなった地球連邦政府と連邦軍は、
連邦統合海軍に対して、フェーズ②の実施を
厳命した
時を同じくして、ハワイ周辺に深海棲艦の
一大勢力が集結している事が判明した
連邦軍は待ちに待った艦隊決戦の絶好の機会と
判断、エルドラド艦隊に出撃を命令した
戦力温存と、国防軍の艦隊の協力を得た結果
エルドラド艦隊は、主力戦闘艦艇だけで800隻
補助艦艇と支援艦艇を含めると3000隻にもなる
巨大艦隊に膨れ上がった
人類史上最大規模の『無敵艦隊』である
この大勢力を背景に連邦政府と連邦軍は強気の
攻勢に打って出る判断を下した
しかし、深海棲艦への根本的対策が不十分な中
での出撃にエルドラド大将は出撃をためらったが
もはや動き出した作戦を止める事は出来なかった
‥‥‥
フェーズ②『ラストスレッジハンマー作戦』は
開始された
ハワイ周辺に集結した双方の大艦隊はこうして
激突した、この結果は人類に、世界に、宇宙に
どのような影響をもたらすのか‥‥‥
ーーー続くーーー
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【パプア】
「こんにちは、輸送艦娘『パプア』です
しばらくぶりの『30年戦争』説明回、いかが
でしたでしょうか
言うまでもな事ですが、これは本作品のみの
設定でございます
『ジャブロー建設の動機』など、完全な自己
創作ですので、どうかご容赦ください
いよいよ始まった『戦乱』と、ついに登場した
『艦娘』というキーワード‥‥‥
これからどうなって行くのでしょう‥‥‥
それでは皆様、次回の講釈をお楽しみに
それまで皆様、どうか御自愛くださいまし♪」
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[名称説明]
・第八研究機関
連邦直属でありながら、独立性と機密性が極め
て高い科学研究機関
『兵士や艦娘の強化』を目的に、かなり強引な
研究が行われたらしい
『超合金コア』を開発し、『擲弾兵』『強化兵』
『戦闘用レアリエン』等が誕生するきっかけを
つくった
海軍の狂犬的な中堅将校と手を組んで、艦娘
強化計画『ビンソン計画』を実行したのも、
この八研出身の科学者達である
『北九州の事件』を引き起こし、一時は解散
の危機になるも、民間企業『ノグチケミカル』
を独自に立ち上げ、現在に至る
・モビルスーツ
サイド3(ジオン公国)で開発が始まった
ほぼ全てのレーダー・誘導電波を無効化する
ミノフスキー粒子散布下における有視界戦闘
を前提にした、新しい概念の動機兵器
ジオン公国軍の主力兵器となる
・モビルアーマー
モビルスーツと同じく、開発が始まった兵器
モビルスーツよりも機動性と火力が高い半面
航続力と汎用性に乏しく、ジオン公国軍の
主力兵器の座をモビルスーツに明け渡すも
開発は続行された
・マーク・ソンヨル
元連邦軍の軍人、連邦統合海軍の初代司令官
財閥の子弟で育ちが良く、エリート教育を
受ける
士官学校を卒業して典型的なエリート将校の
道を歩む
成績は優秀だったがプレッシャーに弱く
『深海棲艦』の攻撃を受けた時には、有効な
対処が全く出来ず、真っ先にシェルターに
避難した
『任務放棄』と『敵前逃亡』で軍法会議に
かけられるが、月から撃ち込まれたマスドラ
イバーキャノンで、収監されていた収容所
諸共吹き飛ばされ蒸発したため罪状を渡され
る事はなかった
・ヴォルガング・フォン・エルドラド
連邦軍の将官、連邦統合海軍の二代目司令官
下士官から士官学校を経て将校になった
叩き上げの軍人
更迭されたマーク・ソンヨルの後を継いで
連邦統合海軍の司令官になった
柔軟な姿勢の持ち主で、連邦と不仲になった
国防軍・天憲隊を自軍に引き寄せる為に協力
態勢を築いたり、艦隊再建の為に宇宙の施設
や民間企業をフル活用したりした
目的達成への不退転の決意と、目的達成の為
なら部下も切り捨てる冷徹な面を持つ
人類史上最大の『無敵艦隊』と呼ばれる
『エルドラド艦隊』を率いて『深海棲艦』に
艦隊決戦を挑む事になったが‥‥‥‥
・擲弾兵(てきだんへい)
17世紀(西暦)にヨーロッパに登場した
敵の集団や城等に、黒色火薬を使用した
擲弾(初歩的な手榴弾)を投擲(とうてき)
する兵士の名称が語源
至近距離から擲弾を投擲する擲弾兵の任務は
非常に危険で、それだけに優秀で勇敢な兵士
が選ばれた、その流れから現在では
特殊任務に着くエリート部隊の名誉称号と
して使われる事が多い
本作品における『擲弾兵』とは、我が身を
擲弾として『深海棲艦』に接近格闘肉弾戦
を挑む『歩く死体』と呼ばれる『兵士』の
事、へたれ提督はこの『元擲弾兵』である
・ラストスレッジハンマー作戦
ハワイ周辺に集結した『深海棲艦』を、
巨大な『エルドラド艦隊』で洋の東西から
挟み撃ちにする、遠大な『艦隊決戦』作戦
語源の『スレッジハンマー作戦』は
(西暦)1950年の朝鮮戦争において
仁川(インチョン)上陸とソウル奪還に成功
した国連軍第10軍と、釜山(プサン)を守備
していた第8軍が、南北から北朝鮮軍を挟撃
した作戦の名称
・ジャブロー
南米の密林地帯の地下に建設された
地球連邦軍の総本拠地の名称
本作品では、『深海棲艦の攻撃から司令部を
守る』のがきっかけで建設が始まったと
設定されている
大規模な宇宙艦の建設ドックや宇宙港が
建設された、『サイド3』や宇宙勢力を
意識している感が強い
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
[出 演]
パプア(謎の鎮守府)
本作品は二次創作であり、かつフィクションです
本作品の設定及び固有名詞は全て架空のものです
本作品には実在する個人や特定の団体を誹謗中傷
する意図は全くありません