へたれ提督と生きる為の鎮守府ー抜錨!チャージマン研外伝 作:六本脚のジャイアンS
因みにRー18です
とこが日常なのか!と突っ込んで
しまいそうな人もそうでない人も
ゆっくりしていってね~♪
《全開までのあらすじ》
六本脚鎮守府では、大型艦用のドック建設が
リンガ鎮守府と謎の鎮守府、そして一部
ぼのたん呉鎮守府の協力を得て始まった
又、ぼのたん呉鎮守府の『曙』が懐妊した話を
受けて、彼女とぼのたん提督達の為に何かの
お祝いをしようと画策したへたれ提督達は
鎮守府の裏庭を畑に作り替え、無農薬野菜を
育てて呉に贈るべく作業を開始した
(少々気は長いが‥‥)
技術力も資金力も無い六本脚鎮守府としては
自らの肉体を駆使して恩に報いるしかないので
あった
そんな六本脚鎮守府に来客が現れる
『Lメタル・ヒュッケバイン社』の現CEOで
へたれ提督と川内、花田少将や瑞鳳とは旧知の
仲である『ドルフ・ヴァレンシュタイン』氏
彼は商談の為の情報収集の名目で花田少将の
状況を確かめに来たのであった
謎乃提督、クロード提督、ぼのたん提督など
複数の提督に加えて、他の鎮守府からも多くの
艦娘達が集まって『ドック建設』と『畑造り』
が行われ、それに合わせて艦娘達や子供達の
楽しそうな談笑も弾んでいた‥‥
何気ない、しかしとても大切な日常‥‥‥
‥‥‥その日常に招かざる客が近付いていた
口では『連邦打倒』を叫び、艦娘達を目の敵に
している『隙間解放戦線』のチンピラ達‥‥
そしてそれを影でけしかける『ジュラル特選隊』
の輩達‥‥
だが‥‥
彼等は自ら地獄に飛び込もうとしている事に
全く気付いていなかった‥‥
『艦娘の守護神、吸血鬼憲兵』という怪物が
手ぐすね引いて待ち構えていたのである!
一方、『青葉三連星』はある目撃情報に注目
(本当に注目しているのは青葉だけだが)
していた、『背中に羽根の生えた新聞記者』なる
者がこの六本脚鎮守府近辺で目撃されたとの情報
を入手したのである
その真偽を確かめるべく地元の地の利に明るい
へたれ提督に協力を得ようと執務室に向かう
『青葉三連星』の三人‥‥‥
だがそこで三人は、六本脚の筆頭秘書艦『川内』
と鉢合わせする事になる、その時に起こった事態
とは‥‥‥
【二等憲兵吸血鬼】
「さあて今夜はディナーの時間だ♪」(ジュルリ)
【青葉】
「何とかへたれ提督の協力を得ないと!青葉は
執務室に行くんです!」
【天葉】
「落ち着きなさいって!!」
【しゃんば】
「『羽根の生えた新聞記者』って何なんで
しょう?」
【川内】
「♪~~」(テクテク~)
(遥か上空‥‥)
【射命丸 文】
「♪~~」(バサッ バサッ)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
《守るべき日常ー2》(Rー18)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(回想シーン)
金城ふ頭、時刻は0030‥‥
霧が立ち込める金城ふ頭の一角‥‥
国際展示場やテーマパークが立ち並ぶ海辺の
埋立地、日中は大勢の人々で溢れかえるのこ一角
も、この時刻には殆ど無人と化す
監視カメラすら設置されていない人目のつかない
その場所に、一人の男が客人の到着を待っていた
今夜の会談は出来るだけ他人に漏らしたくない
今後の隠密行動を考えれば海軍の上層部や連邦に
さえ、与える情報は少ない方がいいだろう
いずれは相手にもこちらの行動の意図は知られて
しまうだろう、そこからが査察官としての本当の
勝負!その為には後顧の憂いを絶たなければなら
ない!今夜の会談はその為にも重要であった
【花田少将】
「‥‥もうそろそろ時間の筈だが‥‥」
その男、花田少将は時間を確かめるとそう呟く
その時、遠くからバイクの走行音が微かに聴こえ
て来た‥‥
(ドルルル‥‥)
【花田少将】
「‥‥来たか‥‥」
それでもバイクの音は直ぐにはやって来なかった
周辺をウロウロしているのが音から想像出来た
【花田少将】
「何故直ぐにやって来ない?警戒しているのか?」
(ドッドッドッドッドッドッ‥‥キィ‥‥)
やがて一台のバイクが現れた、ライトを消して
スロットルも最小限に絞って花田少将の前に
そのバイク『ヴァルカンS』は停車した‥‥
『ヴァルカンS』はタンデム、つまり二人の人間
が乗車していた‥‥
【へたれ提督】
「待たせたな、花田君」
【川内】
「今晩は少将♪絶好の夜戦日和だけど流石に今夜
はそうは行かないみたいね」
シートに座ったまま花田少将に挨拶をしたのは
へたれ提督と川内の二人、花田少将との秘密の
会談に望むべく深夜の金城ふ頭に現れたので
あった
【花田少将】
「やあっ、直ぐにここに来なかったのは何かあった
のかい?」
【川内】
「作戦中の周辺警戒は基本中の基本よ♪」
【へたれ提督】
「周辺を周りながら赤外線スコープで一通り調べて
みた、ネズミは居ないみたいだ」
【花田少将】
「間諜(スパイ)が居ないか確かめていたのか?」
【へたれ提督】
「一年以上の逃亡生活で、俺達二人共、人一倍
心深くなってしまってね」
【川内】
「事前確認って奴?これを怠っていたら、今頃
アタシ達、ここに居なかったかも知れないわね?」
【花田少将】
「そうか‥‥こちらとしては有り難いが‥‥」
特高警察や、偽情報を掴まされた一部の憲兵隊に
『民兵』や『賞金稼ぎ』にまで追い回された経験
を持つ二人は、隠密行動については人一倍慎重で
あった、隠密行動とは裏を返せば隠密裏に消され
る可能性もある事を意味するからだ
【へたれ提督】
「どうした?花田君、何か話し難い事でも?」
花田少将の少し戸惑う顔にへたれ提督は気付いた
【花田少将】
「いや‥‥まさか君達が二人で来るとは思わなく
てな‥‥」
【へたれ提督】
「うん?俺達はいつも二人だが?」(キョトン)
【川内】
「提督、少将が言ってるのは多分そういう事じゃ
ないと思うよ?」
海軍内部の情報漏洩の可能性について独自調査
に乗り出そうとしていた花田少将‥‥
(24話『セカンド・バーニンクラブ!』参照)
この時点では彼はまだ、自分単独で調査を敢行
しようとしていた、嫁艦も娘達も巻き込みたく
ない彼は、全部自分で背負い込むつもりだった
のである(後に飛龍に説教されて考えを改めて
たが)
そんな花田少将にとって、何をするにも常に
秘書艦(川内)と共にあるへたれ提督の姿は
多少の違和感があったのかもしれない
(自分は飛龍達を危険にさらしたく無い!
だから独りでやると決意した、それが最善の道
と言うつもりはないが‥‥‥‥‥それに対して
へたれ君は川内を危険にさらす事についてどう
考えているのか?‥‥‥提督の行く先には常に
危険が付きまとう筈だ、最も俺と彼等では事情
が違うから単純に比較は出来ないが‥‥)
もし花田少将とへたれ提督の考え方に相違点が
あるとすればこの点であろうか‥‥
そんな花田少将の葛藤を知ってか知らずか
へたれ提督は花田少将に尋ねる
【へたれ提督】
「もしかして、俺と君の二人で話がしたいと?」
【花田少将】
「出来れば‥‥」
【川内】
「‥‥提督、アタシ周辺警戒も兼ねて席を外して
るね?」
川内は空気を読んでバイクのシートから
立ち上がろうとした、それをへたれ提督は
止めた‥‥
【へたれ提督】
「川内!良いから、ここに居てくれ!」
【川内】
「提督?‥‥でも‥‥」
【花田少将】
「へたれ君、それでは話が‥‥」
【へたれ提督】
「花田君!君に言っておきたい事がある!
君には俺の行動がどう映ってるのかは分からん
が、川内にはここに居て貰う!」
【川内】
「提督!?‥‥」
【花田少将】
「‥‥‥‥‥‥」
【へたれ提督】
「花田君、俺の想像が間違っていたら謝るが
君はこれから何か重大な事をしようとしてる
んじゃ無いか?それは全て艦娘達の為であり
しかもそれを艦娘達には一言も言わずに独り
で全て背負い込もうとしている‥‥‥
彼女達を巻き込まない為に、君はそういう男
だ」
この点については花田少将には帰す言葉が無い
【へたれ提督】
「そして、常に川内と行動を共にする俺には
『川内を無用の危険にさらしている』と思って
いるんじゃないのか?」
【花田少将】
「!!!」
【川内】
「そんな!!少将!?それは本当なの!?」
【花田少将】
「‥‥‥‥‥‥」
【川内】
「‥‥そうなのね?‥‥少将、アタシは提督の
側にいつも居られて幸せよ!提督はアタシを
信頼してくれてる、提督は自分の背中をアタシ
に預けてくれる!アタシはそれが嬉しいの!!
だからこの場所は‥‥提督の側はアタシの‥‥
アタシだけの物!誰が何と言おうと絶対に離れ
ないし、誰にも渡さない!!」
【花田少将】
「そっ‥‥そうか」
【へたれ提督】
「川内‥‥もういい分かった、ムキになるな」
【川内】
「でも!!」
興奮した川内をへたれ提督は優しく諭す‥‥
そして花田少将に向き直ると話を続けた
【へたれ提督】
「花田君、俺は俺の全てをかけて川内を、大切
な家族を守ってみせる!
だが同時にこうも思うんだ、俺が今日まで生きて
来られたのは全て川内のお陰だ、だから俺達は
これからも二人で一緒に生き抜いてみせる‥‥」
【川内】
「提督!‥‥」
【花田少将】
「それが君達が常に一緒にいる理由か‥‥」
【へたれ提督】
「勿論、清霜やメダ子、ユークスやサラ子、天龍
にペール‥‥六本脚と海特警と天憲隊のみんなも
一緒にな!当然君と君の家族も一緒だ!」
【花田少将】
「また大きく出たなあ!」
【へたれ提督】
「まあね、そこまで来ると俺一人の力でどうにか
なる事じゃないが、最善を尽くすつもりだ」
【川内】
「一人の力なんて知れてる、でも家族が皆で力を
合わせれば不可能じゃないと思うよ」
【花田少将】
「家族の力を合わせる‥‥か‥‥」
全てを独りで背負い込もうとしている花田少将に
とっては少し耳の痛い話であった‥‥
【へたれ提督】
「それと花田君、人にはそれぞれの考え方がある
から何が正解かは分からない、だからこいつは
俺の我が儘だと思って聞いて欲しい」
【花田少将】
「我が儘?それは何だい?」
【へたれ提督】
「俺は今日まで、自分の全てを一切隠さず
川内の前にさらけ出してきたつもりだ!
それこそトイレで用を足す事以外はな!
これは俺の生き方だ、これからも変えるつもり
はない」
【花田少将】
「そっそうか?」
【へたれ提督】
「そういう訳だから、俺は川内が横にいて
出来ない会談なら、そんな会談するつもり
は無い!」
【川内】
「///‥‥提督‥‥///」(ウルッ)
【花田少将】
「‥‥‥川内、君はどうなんだい?‥‥
今のへたれ君の話を聞いて、この御時世、提督の
行き先には常に危険が付きまとっていると思って
いい、彼と行動を共にすればその分君自身にも
危険のリスクが高まる事になるんだぞ?」
【川内】
「‥‥少将、この世界の何処に100%安全な場所
なんてあるの?提督が危険な立場ならなおの事!
アタシは提督から一歩も離れないよ!!
たとえそれがトイレ(大)の中だろうとね!!」
【へたれ提督】
「うんうん♪‥‥‥ちょっと待て川内!‥‥」
【花田少将】
「‥‥そうか、それが君達の覚悟か、君達は
そうやってお互い支え合って来たんだな‥‥」
【へたれ提督】
「おい!花田君!そこで納得されたら俺達は
変態夫婦になっちまう!!」
同じ提督でも、生き方や考え方は違う‥‥
何が正しいかなんて誰にも決められない‥‥
ただ、『艦娘達の笑顔を守る』という共通の
目的の為に皆命懸けで戦っている‥‥
今はそれで良いじゃないか?
【花田少将】
「分かった、改めて、君達二人に相談がある!
聞いて貰えるか?」
【川内】
「そう来なくっちゃ♪」
【へたれ提督】
「話を聞こう」
極秘会談は始まった、花田少将はこれから何を
しようとしているか、『清霜』や『海風』への
想いも含めて全てを話した‥‥
【へたれ提督】
「よく分かった、おそらく俺が止めても君は
止めないだろう、くれぐれも用心しろよ!
君の任務に直接手を貸す事が出来なくて
済まないが、『瑞鳳と娘さん達』の事は任せて
くれ!」
【花田少将】
「有難う!それで充分だよ、こちらこそ無理を
言って済まない」
【川内】
「少将‥‥『清霜』の事、気にかけてくれて
ありがとう、あの娘はもう大丈夫だから」
【花田少将】
「『清霜』が元気になって良かった、あと
これは俺の我が儘みたいなものだから君が
気にする必要は無いよ」
極秘会談の結果、今回の花田少将の任務が終了
するまで『瑞鳳』『海風』『山風』『江風』の
四人を六本脚鎮守府に派遣(実質的には保護)
する事が決まった
会談は終了し、それぞれは帰途につく‥‥
へたれ提督はヴァルカンSのエンジンに火を
入れた
(キュルルル~ドルン!ドッドッドッ)
【花田少将】
「二人共気をつけてな」
【へたれ提督】
「君もな!」
【川内】
「ねえ少将、余計なお世話かもしれないけど!」
【花田少将】
「なんだい?」
【川内】
「アタシが『飛龍』や『蒼龍』の立場だったら
少将にはもっと自分達に頼って欲しいって
考えてると思う!」
【花田少将】
「‥‥そうかもしれん」
【川内】
「任務の前に一度ちゃんと話しておくべきだと
思う!アタシは提督に正直に頼られるのは
最高に嬉しいから!」
【へたれ提督】
「花田君!必ず生きて戻ってこいよ!!
君が戻ったら瑞鳳達は即君のところに届ける
からな!困った時は連絡をくれ!」
【花田少将】
「分かった、ありがとう」
【川内】
「じゃあねー♪」
(ドルルルルルルルルルルル‥‥‥)
【花田少将】
「飛龍達に‥‥話してみるか‥‥」
遠ざかって行くヴァルカンSを眺めながら
花田少将は呟いた‥‥
ーーーーーーーーーーーー
(現在‥‥)
(ザクッ ザクッ ザクッ)
【ドルフ】
「‥そんな会話があったんだね、マサもハナダも
君達らいしよ」
【へたれ提督】
「花田君にはせめて独りで無茶はしてほしくない
けどな、『艦娘達の笑顔を守る』為には彼の様な
男が必要なんだと思う」
【ドルフ】
「それでも艦娘の為なら独りで無茶をしてしまう
のも提督の性(さが)なんだろ?」
【へたれ提督】
「否定はしないさ、気持ちも分からなくもない
しかしそれも程度問題だ、提督の無茶が艦娘達を
悲しませる事になったら本末転倒だからな」
土を掘り返し、畑を耕す作業をしながら
へたれ提督とドルフ・ヴァレンシュタインは
そんな会話を交わす
【ドルフ】
「ハナダは元気かな?無事だと良いが‥よっと!」
【へたれ提督】
「花田君は独りじゃない、今回は『飛龍』と
『蒼龍』、それに心強い義姉達も着いてるから
大丈夫な筈だが‥おっ?」
【夕立】
「『たわけ』さん♪何難しい顔してるっぽい?」
【清霜】
「パパ~♪ハイ♪麦茶♪、ユークスちゃんが
パパ達のところに持っていってだって♪」
【へたれ提督】
「おお、気が利くな、二人とも有り難う♪」
【ドルフ】
「水分補給は大切だからな、助かったよ♪」
【アンドロメダ】
「いや~やっぱ動くとお腹減るよね~」
【江風】
「お昼まではもう少し先だけどよ」
チームを組んで畑の土をならしていた
『アンドロメダ』『清霜』『江風』『夕立』
そして『時雨』の五人が麦茶の入ったボトルを
片手にへたれ提督とドルフの所にやって来た
(チュ~~)
【へたれ提督】
「くう~~!冷たい麦茶は五臓六腑に染み渡る
なぁ~~♪」
【夕立】
「じゃあ『たわけ』さん♪ご褒美に夕立と
遊んで欲しいっぽい♪」
【清霜】
「パパ~♪清霜も~♪」
【へたれ提督】
「‥‥へっ?今か?」
【時雨】
「あのね君達!、まだ作業の途中だよ!」
【夕立】
「堅いことは言いっこ無しっぽい♪今遊んで
くれたら夕立、この後も頑張れるっぽい~♪」
【清霜】
「ぽい~♪♪」
【アンドロメダ】
「きよし、真似しなくていいの」
【江風】
「‥‥ニヒヒ、じゃあアタシも♪」
【ドルフ】
「大人気じゃないか?良かったねマサ♪」
【へたれ提督】
「‥‥ええーい!ままよ!!」
ーーーーーーーーーーーー
建物の2階の窓から裏庭を眺める川内‥‥
【川内】
「提督ったら、また娘達のおもちゃにされてる
ホンッとに清霜には甘いんだから!」
ーーーーーー
【へたれ提督】
「うりゃああーー!!『人間メリーゴーランド』
じゃいーー!!」
(グルグルグル~~~‥‥)
【清霜】
「✨キャーー♪♪✨」(グルグルグル~)
【夕立】
「✨ぽい~~♪♪✨」(グルグルグル~)
【江風】
「✨うひょ~~♪♪✨」(グルグルグル~)
【天龍】
「コラー!!遊ぶなそこーー!!」
【アンドロメダ・時雨】
「「‥‥やれやれ」」
へたれ提督の両腕と肩に捕まった三人の
娘達が黄色い歓声を上げながら回っている
そしてそれに文句を言う天龍、そして呆れる
アンドロメダと時雨‥‥‥
【ガトランティス】
「放せ!提督!!世もあれを!!『人間めりー
ごーらんど』とやらをやるのだーー!!」
【謎乃提督】
「落ち着けって!お前は加減が出来んだろう!」
【ガトランティス】
「第一!何で『ゴーランド』の奴が『メリー』
なんて名乗っているのだ!?」
【謎乃提督】
「あのハゲのオッサンとちゃうわ!!
『破滅ミサイル』でも撃つ気か!?」
楽しそうに回る清霜を見て、我慢出来なく
なったガトランティスとそれを止める
謎提のドタバタ漫談‥‥‥
ーーーーーー
【川内】
「‥‥ウフフ♪」((^^))
その光景に思わず微笑む川内であった‥‥
それは何気ない、そしてとても大切な日常‥‥
彼女にはそう思えたのである
【川内】
「提督、後でそれ、アタシにもやってね♪❤
さてと、帽子帽子っと~♪」
気分がホクホクした川内は執務室に向かった
ーーーーーー
【青葉】
「放して下さい!青葉は執務室に行くんです!」
(ジタバタ!)
【天葉】
「本気で直談判する気だったなんて思わなかっ
たわ!!」
【しゃんば】
「青葉さん!落ち着いて!!」
押し合いへし合いしながらも執務室に
徐々に近付いていく『青葉三連星』達‥‥
【謎乃提督】
「『青葉』の奴、何をあんなに喚いてるんだ?」
【足柄】
「執務室に乗り込むって言ってるわよ、何か
へたれさんに用事があるんじゃないの?」
【クロード提督】
「何で?へたれ君なら向こうで娘達のオモチャ
になってるぞ?」
【金剛】
「きっとロクな用件じゃないデース、ほっとく
のが『吉』ネー」
ところがである!
『青葉三連星』を放っておいた事で後に大変
な事態になるのであった‥
ーーーーーー
執務室‥‥
【川内】
「よしっ、新しい帽子も準備出来たし、戻ると
しますか♪」
ドルフに日よけの帽子を貸した川内は、自分の
帽子を改めて用意し終えて裏庭に戻ろうとした
その時、ソファーに置かれている服に気付いた
【川内】
「あっ‥‥これ、提督の上着‥‥」
それはへたれ提督が最近着ている上着であった
白地に黒のチェック柄が全体に入ったスーツ‥
およそ『鎮守府の提督』が日常の職務で着る
様な服ではない、ここが『民間の鎮守府』で
ある一つの特徴であろう‥‥
【川内】
「ふうっ、提督ったらしょうがないなあ‥‥
ハンガーにかけとかないとシワになっちゃう
でしょう?」(ポンポン)
ソファーに投げ出されたへたれ提督のスーツ
を手に取り、手でシワを伸ばしていく川内
‥‥‥
【川内】
「‥‥‥‥‥‥」
その時、ふと川内は動きを止めた‥‥
【川内】
「‥‥これ‥‥提督が着てる‥‥上着‥‥」
へたれ提督のスーツをジーッと見詰める川内‥‥
【川内】
「(ゴクリッ‥‥)」
川内に限らず、艦娘の本能と言うべきか‥‥
『提督ラブ』の艦娘達にはある共通の欲求が
あった、『提督の上着を着てみたい!』という
欲求、あるいは性癖である、当然、川内も‥‥
(バサァ!)
【川内】
「‥‥エヘヘ♪提督の服、着ちゃった♪❤」
スーツを羽織り、袖に手を通してみる‥‥
【川内】
「やっぱり、提督の身体って大きいんだなぁ♪
袖がこんなに余っちゃった♪‥‥ウフフ♪❤」
(クンクン‥‥)
何故『提督ラブ』の艦娘が提督の上着を着たがる
のか?ズバリ!提督の匂いが染み付いているから
である!
【川内】
「‥‥提督の‥‥匂いがする‥‥」
(スンスン‥‥)
袖先に、衿元に、鼻をつけて匂いを嗅ぐ川内‥‥
【川内】
「提督に背中から抱きしめられてるみたいで‥‥
///なーんちゃって♪♪❤///」(キャハッ♪)
今の彼女を覆っているのは紛れも無くへたれ提督
の匂いが染み付いた彼の服であった‥‥
それを頭の中で再確認した川内は、別の感覚が
沸き上がってきた‥‥
【川内】
「‥アタシ今‥‥提督の匂いに包まれてる‥‥」
それを理解した川内は、何かのスイッチが入った
かの様に‥‥興奮した‥‥
【川内】
「///‥提督‥‥てい‥とく❤‥‥///」
(ハアッ❤ハアッ❤)
(モゾ モゾ‥‥グニュ グニュ‥)
いつの間にか、川内の左手は自分の胸をシャツの
上から揉んでいた、そして右手はジャージの上
から股間を‥‥
【川内】
「///やっ!‥アタシ‥‥何てことを!‥‥///」
自分の無意識な行動に愕然とする川内ではあった
が、手の動きを止める事は出来なかった‥‥
【川内】
「‥ああっ❤‥‥だめぇ❤(ハアッ❤ハアッ❤)
‥‥提督の匂いで‥‥もう我慢出来ない❤‥‥」
全身を包むへたれ提督の匂いに抗えず、川内は
『自慰行為』を始めてしまったのだった!
【川内】
「‥‥ハアッ❤‥‥ハアッ❤‥‥」
(ギシッ)
川内は目の前のソファーに仰向けに横になると
自らの身体を愛撫し始めた‥‥
【川内】
「(提督‥‥ゴメンね‥‥アタシは提督に‥‥
独りでシコらないでって‥‥お願いしてるのに
‥‥アタシの方がこんな事を‥‥でも‥‥もう
止められないの❤‥‥許して‥‥)」
このソファーは、時にへたれ提督と川内が
愛の営み(夜戦)をするステージでもあった
自らの行為に対する背徳感も相まって、川内の
興奮は更に高まった‥‥
【川内】
「提督❤‥‥アタシの身体を‥‥触ってるのは
‥‥提督だよ♪❤‥‥もっと‥‥触って❤」
(スッ‥‥グイッ‥‥ヌギッ‥‥バサッ)
川内はジャージのズボンを‥‥脱ぎ捨てた‥
勝負パンツ『北半球』が姿を現した
川内は『夜戦』(意味深)に対しては24時間
臨戦体制なのだよ!
(グニュ グニュ クチュッ❤)
【川内】
「‥‥うっ‥‥あっ!❤‥」(ピクン)
パンツの上から布地越しに軽く指を挿入して
みる、既に愛液が染み出しているのが分かっ
た‥‥
(グリグリグリクチュクチュクチュ‥‥)
【川内】
「‥エヘヘ♪❤‥‥提督?‥‥もうこんなに
濡れちゃった❤‥‥アタシも‥‥提督と同じ
で‥‥エッチ大好きになっちゃった❤」
(モミモミ‥‥サワサワ‥‥)
【川内】
「‥‥でもね‥‥提督❤‥‥アタシが‥‥
エッチになれるのは‥‥提督だけだよ♪❤」
(‥‥スル‥‥)
右手を『北半球』の中に滑り込ませる川内‥‥
【川内】
「‥‥手が入っちゃった❤‥‥提督のエッチ❤」
そう!川内の右手を動かしているのはあくまで
へたれ提督(の匂い)なのだ!
そして既に洪水状態の『膣』に、何の抵抗も無し
に指が吸い込まれていく‥‥
(グチュウ!❤ ジュブッ!❤)
【川内】
「‥あっ!❤‥‥ああー❤‥‥」(ビクン!)
(グチュ❤グチュ❤グチュ❤)
【川内】
「ハアッ❤ハアッ❤‥‥指‥入っちゃったぁぁ❤‥‥
‥‥提督の‥‥エッチィ❤‥‥」
ーーーーーーーーーーーー
【へたれ提督】
「‥‥‥‥‥‥‥‥」
【ペールギュント】
「‥‥司令官さん?何でそんな立ち難そうな格好
をしているのです?」
【へたれ提督】
「‥‥誰かが俺をエッチ呼ばわりの連呼している
様な気がする‥‥」
【ペールギュント】
「司令官さんが変態なのはみんな周知の事実なの
です、それよりその格好は何なのです?」
【へたれ提督】
「いやその‥‥何故か股間がムズムズして‥‥」
【ペールギュント】
「一体何をやっているのです!!午後には
リリーお姉ちゃんが来てしまうのです!!
そんな物さっさと縮めて畑仕事にかかるのです!」
【へたれ提督】
「酷い!!泣いちゃうわ!!」
【リリー・マルレーン】
「相変わらずアンタはへたれの旦那には辛辣だ
ねぇ~、それは男の生理現象なんだから仕方ない
んだよ♪」
【ペールギュント】
「その声は!?リリーお姉ちゃん!!」
いつの間にか背後にいたのは、ペールの待ち人
『リリー・マルレーン』その人であった
【へたれ提督】
「おお!リリーの姐御!随分早いな、来てくれた
のか?」
【リリー・マルレーン】
「フフッ、私は故あれば耕すのさ!まあ本当は
たまたま早く着き過ぎただけなんだけどね♪
へたれの旦那、私も手伝うよ、人数かければ
その分早く終わるだろうからねー」
【ペールギュント】
「ワ~イ♪リリーお姉ちゃん!会いたかった
のです~♪✨✨」
【リリー・マルレーン】
「おうおう♪良い子にしてたかい?」
(ナデナデ~)
【ペールギュント】
「エヘヘ~~♪♪✨✨」
【アレキサンドリア】
「‥まっ仲よき事は良い事ね」
【アルビオン】
「へたれはん、まいど~♪うち等も来たで~♪」
【へたれ提督】
「おお、君達も来てくれたのか?」
【アレキサンドリア】
「まあね、正直リリマルだけだと不安もある
からね」(暴走しかねない意味で)
【リリー・マルレーン】
「何だいそりゃ、お守りが必要な歳じゃないよ」
謎鎮からの新たな客人が来訪してきたところに
六本脚の新人が挨拶に来た
【あきづき】
「みなさん、こんにちは♪」
【神威】
「『目録』提出の件ではお世話になりました♪」
(19話、『元帥!!怒りの建造!?』参照)
【アレキサンドリア】
「あら、あの時の新人さん達ね、元気だった?」
和気藹々とした艦娘達の会話の中で、へたれ提督
だけは相変わらず立ち難そうにしていた
【へたれ提督】
「くっ!何故だ!?全然引っ込まない!!」
【リリー・マルレーン】
「へたれの旦那?随分立ち難そうにしてるねぇ♪
私が一発抜いてやろうかい?♪」
【へたれ提督】
「げげ!!姐御が!?(冗談じゃない!!
川内とペールに殺されちまう!!)」
【リリー・マルレーン】
「冗談さ、そいつは川内の役目だからねぇ♪」
【へたれ提督】
「ご理解頂きありがたい‥‥(くそっ!俺の
息子は今日はどうなってるんだ!?)」
【リリー・マルレーン】
「それで?肝心の秘書艦様は何処に行ったん
だい?」
【へたれ提督】
「ああ、それなら‥‥」
ーーーーーーーーーーーー
執務室‥‥‥
【川内の妄想の中のへたれ提督】
『川内‥‥愛してるぞ!』
(グジュ❤グジュ❤グジュ❤グジュ❤)
【川内】
「‥あっ❤‥‥ああっ❤❤‥‥提督❤‥
‥アタシも‥‥大好き❤‥愛してしゅ❤」
(モミュン❤モミュン❤ジュブ❤ジュブ❤)
シャツを引き上げて、胸と乳房を揉みほぐし
右手の指で秘部を掻き回す‥‥
へたれ提督の愛の言葉を妄想しながら
川内は絶頂をむかえようとしていた‥‥
(ジャブ❤ジャブ❤ジャブ❤ジャブ❤)
【川内】
「あっ!‥ああっ❤‥提督❤‥気持ちいい~❤」
そう!何度でも言おう!
今、川内の身体を愛撫しているのは
へたれ提督(の匂い)なのである!
つまり川内の脳内変換では、へたれ提督に
夜戦で抱かれているのである!
(ジャブ❤ジャブ❤ジャブ❤ブシュルル~❤)
【川内】
「‥あっ❤‥あんっ❤‥‥提‥督❤‥そっ!
‥それ以上‥‥動かしたら‥イッちゃう❤」
それでも右手の動きは止まらない!
川内の意志で動いていないのだから当然だ
(ブシュッ❤ブシュッ❤ブシュウウ~~❤)
【川内】
「もうダメェ!❤‥イクッ‥イクイク❤‥」
(ビクビクビクン!!)
【川内】
「イッ!‥あっ!‥あーーーーー❤❤❤」
(ブシャアアアーーー!ジョボジョボ!)
ついに限界を迎えた川内は、パンツの中で
潮と愛液を吹き出して達した‥‥
ーーーーーーーーーーーー
【へたれ提督】
「!?いーーてててて!!!」
川内が達した同時刻、へたれ提督が股間を
押さえて悶絶した!
【クロード提督】
「うん?何が起きた!?」
【金剛】
「よく分からないけど、へたれテートクが
股間を押さえて悶え苦しんでマース」
【あきづき】
「指令!?大丈夫ですか!?」
【へたれ提督】
「俺にもわからん!!何が起こってるんだ!?」
‥‥これは偶然だったのか?
この時、へたれ提督の股間の腫れ(勃起)は
なぜか肥大化して限界に達していた‥‥
【へたれ提督】
「俺‥‥どうなっちまったんだ!?冗談抜きで
このままじゃズボンからはみ出ちまう!!」
【ペールギュント】
「汚いのです!!どこか見えない所で縮めて来る
のです!!」
【へたれ提督】
「お前!人が苦しんでる時になぁ!!」
【リリー・マルレーン】
「ペール‥‥何もそこまで言わなくてもさ‥‥」
【清霜】
「パパ?ひょっとしてママと『夜戦』する事とか
考えてた?」
【へたれ提督】
「それは、普段からいつも考え‥‥って!何を
言わすの!?」
【アンドロメダ】
「提督‥‥心の声が出ちゃったね‥‥ていうか
きよし!アンタそんな発想を!!」
【金剛】
「all light!、わっかりマシター!!
へたれテートクはズバリ寂しいのデース!」
【へたれ提督】
「‥‥へ?どういう事?」
【金剛】
「今丁度、彼の近くに川内がいまセーン
へたれテートクは川内が居ないと生きて行けな
い人ですから、川内が近くに居ないこの状況に
へたれテートクの身体が拒絶反応を起こしたの
デース!」
【へたれ提督】
「ううっ‥‥否定出来ない‥‥」
【クロード提督】
「金剛!それは飛躍のし過ぎってもんだろ!?」
【金剛】
「そしてその股間の膨らみは、川内を求めて止ま
ない、へたれテートクの本能がそうさせたデース
!‥‥OH‥‥テートクー!!ワータシ達も負けて
いられないデース!!」
【クロード提督】
「金剛!!お前何言ってんだ!?」
【あきづき】
「あの‥‥男の人ってこういうものなんでしょう
か?‥‥」
【神威】
「さあっ‥‥神威にも分かりません‥‥」
【クロード提督】
「いや!!違うから!!」
【アルビオン】
「あま‥‥個人差はあるやろな‥‥」
【不知火】
「指令、へたれ指令のあの『黙っていても絶倫
状態能力』を是非分けてもらいましょう!」
【クロード提督】
「不知火‥‥お前何考えてる!?皆も聞け!!
へたれ君は体調不良なの!!」
【足柄】
「理由もなく絶倫になるってどういう体調不良
なのよ?」
【謎乃提督】
「いや‥‥これは何かの理由があるかもしれん
ぞ‥‥」
へたれ提督の突然の異変に周りの人々も集まって
来た
【へたれ提督】
「そうか‥‥俺って変態だったんだな‥‥」
【天龍】
「何を今更言ってんだよ!」
【ドルフ】
「マサのその能力‥‥分けて貰えないだろうか‥
‥‥」
【謎乃提督】
「おや?ドルフ君、あっちの事でお悩み?
よかったら、普通の人間用に調合し直した
『夜戦3点セット』を進呈しようか?」
【ドルフ】
「‥‥マジで?そんな凄いものが!?」
【ぼのたん提督】
「謎提、謎提、後で俺にも3点セットを‥‥」
【謎乃提督】
「かしこまりぃ~♪」
【叢雲】
「あんたね!もう二人目をつくるつもり?」
【ペールギュント】
「結局‥‥男はみんなアホなのです!」
ーーーーーーーーーーーー
執務室‥‥‥
(‥‥ピチャッ‥‥ピチャッ‥‥)
【川内】
「‥ハアッ❤‥‥ハアッ❤‥‥あっ❤‥」
(ピクッ ビクッ ピクッ)
ソファーの上で仰向けになってた川内は
身体を痙攣(けいれん)させ、パンツの中に
手を入れたまま余韻にひたっていた‥‥
とっくに保水力を失ったパンツから愛液が
溢れ出し、ソファーをびしょ濡れにして
床まで滴り落ちていた
今の川内の顔は、目が虚ろに、涙と涎を垂れ流し
て、『夜戦の女王』の威厳は何処にもなかった
【川内の妄想の中のへたれ提督】
『‥川内‥‥お前を絶対放さないぞ‥‥』
(グジュ❤‥‥グジュ❤‥‥)
【川内】
「エヘッ♪❤‥‥てい‥‥とく‥‥しゅき❤‥」
(ハアッ‥‥ハアッ‥‥ハアッ‥‥)
へたれ提督の匂いと淫欲に敗れ去った川内‥‥
しかし、敗北感は無かった、むしろ背徳感と
幸福感が入り混じった複雑な感覚であった
【川内】
「エヘヘ♪❤‥‥提督の服まで濡らしちゃった♪
‥‥アタシが‥‥洗わなくちゃね♪❤‥‥」
これもきっと‥‥かけがえのない日常なのだろう
だがその時!!
(ガチャ! ギィーー‥‥)
いきなり執務室のドアが開かれた!
川内は迂闊にも鍵をかけていなかったのだ!
【青葉】
「へたれ提督!!お話がぁぁーー!!」
【天葉】
「あんたね!!ノックもしないでいきなり
入るなんて失礼過ぎるわよ!!」
【しゃんば】
「青葉さん!!やはり考え直した方が‥‥」
【川内】
「‥‥‥はへぇ?‥‥」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
【青葉】
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥」
【天葉】
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥」
【しゃんば】
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥」
【川内】
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥」
全員が思考停止に陥ったしばしの沈黙の後
‥‥‥‥
(カシャカシャカシャカシャカシャカシャ!)
(ピカピカピカピカピカピカピカピカピカ!)
カメラのシャッターの連続音とフラッシュの嵐が
川内を包み込んでいた!
これがホントの『フラッシュタイム!』
【川内】
「///びやあああああーーー!!!///」
ーーーーーーーーー
「びやあああああーーーーー!!!」
【へたれ提督】
「むむ!!これは!川内の悲鳴!?
川内!!どうした!!今いくぞぉーー!!」
(ダアアアーーー!!!)
股間の腫れなぞそっちのけで、へたれ提督は
走り出した、流石は『嫁のピンチに駆け付ける
夫の鏡1号!』
【清霜】
「ママ!?大丈夫!?今行くよーー!!」
(ダアアアーーー!!!)
【アンドロメダ】
「何があったの!?尋常な悲鳴じゃないよ!?
メダ子もいくよーー!!」
(ダアアアーーー!!!)
【江風】
「大変だあ!!川内さんがあああーーー!!」
(ダアアアーーー!!!)
【UXー01】
「私も行ってお世話しなくちゃーー!!」
(ダアアアーーー!!!)
【デストリア】
「ユークスちゃん!私も行くデスーー!!」
(ダアアアーーー!!!)
【ガトランティス】
「きよしの一家が危機に瀕しておる!!
ここは世が何とかしなければ!!」
へたれ提督の後を追って何人かが走る!
一人だけ何かを勘違いしている者もいるが
‥‥‥‥
【不知火】
「!?敵の襲来ですか!?」
【あきづき】
「あっ!あきづきが皆さんをお守りします!」
【夕立】
「敵なら夕立が相手をするっぽい!!」
【天龍】
「深雪!白雪!ガンビー!防空!
ちび達を守れ!!俺は執務室に行く!!」
【深雪・白雪】
「「りっ!了解!!」」
【ガンビ・ベイ】
「あわわ!わっ、分かりましたベイ!!」
【防空棲姫】
「ミンナ!!ココカラ離レナイデ!!」
【リリー・マルレーン】
「本当に敵なら無粋な奴らだねえ!!
叩き潰してやるよ!!」
【ペールギュント】
「ペールの本気を見るのです!!」
【足柄】
「『狩りの時間』て訳ね、みなぎってきたわ!」
【羽黒】
「皆さんの背中は、私が守ります!!」
のどかな畑仕事の光景は一変した!
【クロード提督】
「カルド!赤城!日向!筑摩!
お前達は周辺警戒!!
陽動の可能性もある!!」
【カルド】
「妥当な判断だ!任せろ!!」
【赤城】
「一航戦の誇りにかけて!!」
【日向】
「流石だ師匠!航空戦艦の実力を見せてやる!」
【筑摩】
「索敵はお任せください♪」
【クロード提督】
「金剛!不知火!レイオス!ツーロン!
俺と一緒に来い!執務室に行くぞ!!」
【金剛】
「ワータシ達の出番ネー!!」
【不知火】
「不届き者は不知火が沈めてみせます!!」
【ツーロン】
「敵さんなの?お姉さんが良いこと教えて
あ・げ・る♪」
【プトレマイオスⅡ】
「皆落ち着いて!まだ敵と決まった訳じゃない
から!」
【クロード提督】
「黒潮は子供達を守ってくれ!!」
【黒潮】
「まかせといてやーー!!」
実際は何が起こったのかを知らない一同は
次々と臨戦体制に入っていく‥‥‥
練度の高い精鋭部隊が揃っている何よりの
証明ではあるのだが‥‥
【江風】
「川内さああーーん!!今行くよおおーー!!」
(ダアアアーーー!!!)
【瑞鳳】
「江風!?あなたは戻ってきなさーーい!!」
【山風】
「ママ?‥何が起きてるの?」
【瑞鳳】
「‥‥ママにも分からないわ‥‥」
【海風】
「瑞鳳お母さん!私達も子供達を守りましょう!
今は出来る事をするべきです!江風は大丈夫で
すから!」
【瑞鳳】
「‥‥そっ‥‥そうね‥‥」
【ぼのたん提督】
「影提!ピンポイント爆撃の用意をしておいて
くれ!」
【影提】
「了解した!!」
【ぼのたん提督】
「しゃんばの奴!こんな時まで何処にいってる
んだ!!‥‥叢雲!あの娘にも出て貰おう!」
【叢雲】
「この不透明な状況じゃ仕方ないわね‥‥」
【ドルフ】
「ぼっ、僕はどうしたら!?」
【叢雲】
「あなたは子供達と一緒に居なさい!!」
【朝潮】
「敵の襲来なの!?だったら!!」
【嵐】
「艦娘の本分をはたしてやるさ!!」
謎の鎮守府の面々も動き出していた
鎮守府が攻撃される事が多い謎の鎮守府の
メンバーは、こういう事態を想定しているらしく
謎乃提督が指示を出す前にそれぞれのポジション
に着いていた、今、執務室に向かっている謎提の
横にいるのは『足柄』『羽黒』『那珂』『吹雪』
『秋雲』そして『デストロイヤー』の六人
【那珂】
「川内ちゃん!那珂ちゃんが今行くからね!!」
【デストロイヤー】
「ねえ将軍、これは本当に敵の襲来なんだろうか
?皆は半ば思い込んでるみたいだけど」
【謎乃提督】
「まあ確かにまだ分からんが、備えあれば憂い
無しって何処かの高速戦艦も言ってたわな」
【足柄】
「全く!世話が焼けるわね!あのエロ軽巡!」
【羽黒】
「やっぱり心配なんですね♪足柄姉さんと
川内さんって似てる所がありますからね♪
お二人は親友なんですね♪」
【足柄】
「どこがよ!!?」
【羽黒】
「ウフフ♪」
【秋雲】
「川内さーん!!秋雲が今参上するよーー♪♪」
(大きな袋にスケッチブック)
【吹雪】
「秋雲ちゃん!?そのスケッチブックの山は
何なの!?」
【秋雲】
「いやあ♪川内さんが絡むとネタ集めに
事欠かないからさぁ~~♪♪」
【吹雪】
「動機が不純過ぎる!!」
しかし‥‥
後で考えて見れば秋雲のこの予想は正しかった
のである‥‥
ーーーーーーーーーーーー
【SPASー12】
「一体何が起こったんですか!?」
執務室の前に1番初めに到着したのは
へたれ提督ではなかった
警備担当のパス子は、守衛室から執務室への
最短ルートを独自に確保していたのである
【SPASー12】
「秘書艦!大丈夫で‥‥うん?」
執務室のドアは開いていた、そしてそのドア
から出て来たのは‥‥
【青葉】
「どおも~~♪」(ソソクサ、ソソクサ)
【天葉】
「あら、こんにちわ~♪」(ソソクサ、ソソクサ)
【しゃんば】
「失礼します~~♪」(ソソクサ、ソソクサ)
【青葉三連星】
「(ソソクサ、ソソクサ~~)」
【SPASー12】
「‥‥あの、皆さんどうしたんですか?」
そそくさと立ち去って行く青葉三連星達‥‥
【SPASー12】
「へっ?‥一体何が?‥‥秘書艦さんは‥‥」
ドッカアアアーーーン!!!
【SPASー12】
「!!!!!!!」
閉まりかけた執務室のドアを押し開けて
執務室から飛び出してきたのは‥‥‥
【川内】
「いやああああああーーーー!!!
まってええええええーーー!!!」
【SPASー12】
「ぶふううううううーーー!!?」
凄まじい形相の川内だった!
青葉三連星は逃走、川内はその後を追っていく!
パス子はその場に取り残された
【SPASー12】
「秘書艦さん!!パンツ丸出しですよーー!!」
ーーーーーーーーーーーー
食堂‥‥‥
【あきつ丸】
「外が何か騒がしいでありますな」
【衣笠】
「敵の襲来って言ってた様な気がしたけど‥‥」
【サラトガ】
「それは無いみたいですね♪」
外の騒ぎに対して食堂の面々が落ち着いている
理由‥‥それはこの人物に危機感が無いからだ
【二等憲兵吸血鬼】
「げ○こつハンバーグおかわり!」(カラン!)
【木曾】
「まだ食う気か?もう40皿目だぞ」
【二等憲兵吸血鬼】
「今夜は残業だからな、腹ごしらえよ♪」
【木曾】
「年がら年中腹ごしらえな気がするがな」
【衣笠】
「吸血鬼さんの危機センサーがあれば安心ね♪」
【二等憲兵吸血鬼】
「ん~~?何の話だい~~♪」
敵が近づく時にはこの男の危機センサーが
働く筈!その点では二等憲兵吸血鬼への
信用度は完璧であった
【トミー・ザワ】
「ヘイ!『チキンライス』一丁!」(カラン)
【衣笠】
「どう見ても『ハンバーグ』でしょ?
ハイッ♪おまちどうさま~~♪」
【サラトガ】
「流石は夫婦、良いコンビですね♪」
ーーーーーーーーーーーー
【へたれ提督】
「川内!!今いくぞぉぉぉーーー!!!」
【清霜】
「ママ!!ママァァァーーー!!!」
【アンドロメダ】
「待ってなよ川内!!艤装が無くてもメダ子は
戦えるからねーー!!!」
【江風】
「うわーーん!!川内さぁぁーーん!!」
川内の危機(ある意味では)に、執務室に急ぐ
一行‥‥
その時、前方からそそくさとやって来る‥‥
『青葉三連星』の姿が‥‥‥
【アンドロメダ】
「うん?何であの三人が来るの?」
【青葉】
「あっ‥‥どーもー‥‥」(ソソクサ)
【天葉】
「ちょっとへたれさんよ!直談判するんでしょ?」
【しゃんば】
「今はそれどころでは‥‥」
【江風】
「あんたらー!!川内さんを見捨てて自分達だけ
逃げて来たのかー!?」
【天葉】
「そんな事する訳ないでしょ!!」
【しゃんば】
「これには色々と事情が!!‥‥‥」
【へたれ提督】
「ほっとけ!!それより川内を‥‥」
その時!へたれ提督を呼ぶ大きな声が!
【川内】
「提督ー!!その三人を捕まえてぇぇー!!」
【へたれ提督】
「‥‥へっ?‥川内ぃぃ!?」
【清霜】
「ママ!!」
【青葉三連星】
「「「ヤバい!!」」」(ダッ!)
【ガトランティス】
「その方ら!?なぜ逃げる!?」
無事な姿の川内が、突然向こうから現れて
走ってきた事で、全員が一瞬思考停止に陥った
その僅かな隙に『青葉三連星』はそそくさと
退散した‥‥
ーーーーーーーーー
上空‥‥‥
【射命丸 文】
「あやや~~?」
ーーーーーーーーー
【清霜】
「ママ!!無事で良かった!!心配したんだ
から!!」(ウルウル)
【川内】
「はっ!‥‥清霜‥ゴメンね、心配かけて‥」
【へたれ提督】
「川内!!大丈夫か!?怪我は無いか!?」
【川内】
「提督‥‥うわあーーん(泣)提督ぅぅーーー」
(ガバア!)
へたれ提督の姿を再度認識した川内は‥‥
へたれ提督に泣き付いた‥‥
執務室に向かった他のメンバーも続々と
追いついてきた‥‥
【クロード提督】
「‥‥うん!?この状況は?‥‥」
【金剛】
「‥‥とりあえずは無事みたいネー‥‥」
【那珂】
「川内ちゃんが無事だった‥‥良かったぁ~」
【プトレマイオスⅡ】
「だけど‥‥何か様子が‥‥」
【へたれ提督】
「何だどうした!?落ち着いて話せ!!」
【川内】
「アタシ‥‥アタシ‥‥とんでもない事
しちゃったぁぁぁ~~~(泣)」
【へたれ提督】
「落ち着け!泣いてちゃ分からんだろうが!?」
【アンドロメダ】
「提督も落ち着きなよ!川内、先ずは深呼吸を
して!」
【那珂】
「そうだよ川内ちゃん‥‥先ずはゆっくり息を
吸って‥‥吐いて~~‥‥」
【川内】
「うっ‥‥うん‥‥」
【那珂】
「ひー、ひー、ふ~~、」
【川内】
「‥‥ひー、ひー、ふ~~‥‥」
【プトレマイオスⅡ】
「それじゃ妊婦でしょうが!!」
【デストロイヤー】
「ねえ、川内さんのあの姿だけど‥‥」
【時雨】
「うん、僕も思ったけど話を聞いてみようよ」
‥だが、話を聞く前に待ちきれない者が
突っ込みを入れた‥‥
【天龍】
「‥‥おい川内!‥‥」
【川内】
「‥グスン‥‥なに天龍?」
【天龍】
「‥‥一体どうしてそうなってるんだ?」
【足柄】
「質問の仕方が抽象的過ぎない?まあ何を疑問に
してるのかは分かるけどね‥‥」
【川内】
「え?‥だから青葉達を追いかけてたら皆に‥‥」
【へたれ提督】
「うん?‥そういえば青葉三連星は何処に?‥‥」
【天龍】
「そういう事を聞いてるんじゃねぇー!!」
(ドンッ!!)
【へたれ提督・川内】
「はいいいーーー!!??」
【天龍】
「何で野外でパンツ丸出し何だよーー!!」
【川内】
「今はそれどころじゃないのよーー!!!」
【天龍】
「『それどころ』だろうがぁーー!!!」
【那珂】
「天龍ちゃんも落ち着いて!ひーひーふー」
【天龍】
「やらねーーよ!!!」
【叢雲】
「全員お黙りぃぃぃーーー!!!」
(ドオオオオオーーーーーン!!!(`д´))
叢雲の一喝でその場の混乱はとりあえず
収まった、これでゆっくり話せるだろう
【ぼのたん提督】
「‥叢雲‥カッコイイ♪、惚れ直したぜ!」
【影提】
「鼻の下伸ばしてんない!」
【リリー・マルレーン】
「なーんか拍子抜けする展開だねぇ‥‥
まあ元気そうで良かったけどさ」
【羽黒】
「でもやっぱり‥‥川内さんって凄いですね
あの恰好で走り回れるんだから‥‥」
【秋雲】
「こりゃ新時代の『おぱんつキャラ』は決まり
だねぇ~~♪」
【吹雪】
「そんなのダメェーー!!!」
【叢雲】
「お黙りそこ!!‥‥さあて川内?何があった
のか簡潔に説明して貰える?」
【不知火】
「それは不知火も興味があります!」(ウズウズ)
【ツーロン】
「貴女が言うと別の意味に聞こえるわねぇ」
【へたれ提督】
「川内‥‥もう話せるな?」(ナデナデ)
【川内】
「‥‥うん‥‥」
少し落ち着きを取り戻した川内は、少しずつ
話し始めた‥‥
【川内】
「‥‥青葉達に‥‥写真を撮られたの‥‥」
【謎乃提督】
「やっぱり青葉絡みか‥あいつら何処に行っても
嵐を起こすな‥‥」
【嵐】
「‥‥えっ?」
【へたれ提督】
「‥‥それで‥‥何を撮られたんだ?」
【川内】
「‥‥一人でしてる時に‥‥撮られたの‥‥」
【清霜】
「‥‥一人でしてる‥‥まさかお手洗い!?」
【江風】
「それは犯罪じゃねーか!!あの野郎共ーー!!
ぶちのめしてやるーー!!」
【川内】
「お手洗いの方がまだマシよ!!」
【清霜・江風】
「「えええーーー!!??」」
【アンドロメダ】
「お手洗いを盗撮されたよりも酷い事って!?」
【ペールギュント】
「分かったのです♪鼻くそほじってたか鼻毛を
抜いていたのです♪」
【リリー・マルレーン】
「それじゃ青葉達が私達からも逃げ出す理由には
ちょいと薄くないかい?」
【不知火】
「凄い放屁(おなら)をしたとか‥‥」
【プトレマイオスⅡ】
「それだと写真では伝わり難いわよねぇ」
【夕立】
「使用済み下着を売ろうとしてたっぽい?」
【時雨】
「何でそういう発想になるかなぁ~~」
【金剛】
「何かラビ明石と同じネー」
【へたれ提督】
「お前ら!!川内を汚すんじゃねぇぇ!!」
【あきづき】
「指令!落ち着いてください!!」
【叢雲】
「川内、先を続けてくれる?このままだとまた
脱線しそうだから」
【川内】
「うっ‥うん、‥帽子を取りに執務室に行ったら
ソファーに提督の上着が置いてあって‥‥」
【へたれ提督】
「あっ、そういえば脱ぎっぱなしにしてた様な
‥‥‥」
【川内】
「‥その上着の匂いを嗅いだら‥‥思わずしちゃ
ったのよ‥‥それを撮られて‥‥」
【ぼのたん提督】
「うん?益々分からん」
【羽黒】
「(匂いを嗅ぐ‥‥‥まさか!!)」ピキピキーン⚡
【時雨】
「(匂いを嗅ぐ‥‥‥まさか!!)」ピキピキーン⚡
【足柄】
「あんた達どうしたの?」
【叢雲】
「もっと簡潔に!!」
【川内】
「‥‥ああもう!!分かったわよ!!」
自分でもじれったくなったのか‥‥‥それとも
このままでは『青葉三連星』に逃げられてしまう
からなのか‥‥川内はズバリと言い放った!
【川内】
「提督の上着の匂いを嗅いだら自慰行為
(オ○ニー)を始めちゃって!それを自分
では止められなくなって!そこを青葉達に
撮られちゃったのよぉぉぉーーー!!!」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
【川内】
「‥ハアッ!‥‥ハアッ!‥‥はっ!‥‥」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
【川内】
「‥‥あっ‥‥あの‥‥みんな?」
【時雨】
「(‥‥うん、予想は出来たよ)」
【羽黒】
「(‥‥予想出来ましたね)」
【へたれ提督】
「‥‥‥‥‥‥‥‥」
【一同】
「「「はあああああーーー!!??」」」
【デストロイヤー】
「まあ、そうなるね、少なくとも敵襲では
無かった訳だ、川内さんにとって以外はね」
【天龍】
「冷静に分析してる場合か!!おいコラ!!
このエロ軽巡!!」(ガバァ!)
【川内】
「はいいいーーー!!」
【デストリア】
「わーー!!暴力はいけないデスーー!!」
簡潔な説明を聞いた天龍は、激怒した!
その詰め寄り方が危なかったので思わず
デストリアが止めに入る‥‥
【天龍】
「テメェはいつも!いつも!!お陰でこんな
騒ぎになっちまったじゃねーか!!」
【川内】
「うう‥‥言い訳出来ない‥‥」
【清霜】
「天龍ちゃん!ママを怒らないで!きっと何か
理由があったんだよ!」
【天龍】
「一人で『ナニ』してるのに理由もクソも
あるかぁーー!!」
【へたれ提督】
「待て!!天龍!!」
【天龍】
「なっ!何だよ!!?」
すかさず清霜とへたれ提督が川内を庇った
【へたれ提督】
「俺の服の匂いにどんな効能があったのかは
知らんが、そういう話ならソファーに服を
置きっぱなしにした俺に責任がある!
だからもう川内を責めてやってくれるな‥‥」
【川内】
「‥‥提督!?‥」
【天龍】
「オメーがそうやって甘やかすからこういう事
になってるんじゃねーか!!」
【へたれ提督】
「天龍!お前の言うことも分かる、しかしだ!
俺と川内は二人で一人なんだ!だから川内に
何か落ち度があれば、それは俺の落ち度でも
あるんだ!そして何度でも言う!今回の場合は
間違いなく俺の落ち度だ!‥‥だから!‥‥
‥俺が謝る!済まなかった!!」(頭下げー)
【川内】
「うっ‥‥ううっ‥‥でいどぐぅぅ~(泣)」
【清霜】
「‥‥ママ、あれがパパだよね♪」
【那珂】
「川内ちゃん、良い旦那さんだね♪」
【アンドロメダ】
「まあっ、提督らしいと言えばらしいけどね~」
【UXー01】
「司令官‥‥」
【謎乃提督】
「ユークスよ、あれが『へたれ提督』という男
の、君達の提督の生き様や‥」
【クロード提督】
「そういう事だな‥‥」
【UXー01】
「‥‥そうね‥」
【へたれ提督】
「みんなも騒がせて済まなかった!」
【川内】
「みんな‥‥ごめんなさい!」
夫婦揃って頭を下げるへたれ提督と川内‥‥
それはある時のシーンを彷彿させた‥‥
【プトレマイオスⅡ】
「『銚子沖』の、きよしちゃんの件でも二人で
頭下げて回ってたわね、あなた達‥‥」
【アルビオン】
「まあ‥事情は違うけどな」
それでも納得行かない者もいた‥‥
騒動の大きさに対してその原因がこれだから
誰かが腹を立てなければ収まらない!
天龍はそう考えたのかもしれない‥‥
【天龍】
「‥‥お前らなぁ!‥‥」(ギリギリ‥‥)
【足柄】
「ちょっと待って天龍、私にも言わせて欲しい
事があるんだけど」
【天龍】
「おっ‥‥おう‥」
【足柄】
「という訳で‥くおらぁぉぁーーー!!よく聞け
このガバガバ軽巡!!」(ガシィ!)
【川内】
「足柄さん!?ガバガバって何よ!!」
【羽黒】
「姉さん!?喧嘩はいけません!!」
【足柄】
「人が畑の土まみれになってる時に!一人で
オナってるってどういう了見よ!!?」
【羽黒】
「ええー!?怒るのそっちーー!?」Σ(゚Д゚)
【天龍】
「テメーら同類だぁぁーー!!」(#`皿´)
お説教に足柄が参戦した事が意外な結果を
招いた‥‥
【川内】
「‥ゴメン‥‥提督の上着を着たの‥‥」
【羽黒】
「(へたれ)司令官さんの上着を!?」
【時雨】
「(へたれ)提督の上着を着たのかい!?」
【金剛】
「それは‥‥ワータシ達艦娘にとって抗えない
欲望デース‥‥」
【天龍】
「コラァーー!!!」
【叢雲】
「どうも話が妙な方向に行きかけてるわね」
【足柄】
「‥‥つまり、その服にへたれさんの匂いが染み
付いていたと?」
【川内】
「‥‥うん‥‥」
【へたれ提督】
「染み付いてたって、人を『黄ばみ』みたいに
‥‥‥うん?」
【羽黒】
「‥‥‥‥‥‥」
【那珂】
「‥‥‥‥‥‥」
【吹雪】
「‥‥‥‥‥‥」
【秋雲】
「‥‥‥‥‥‥」
【時雨】
「‥‥‥‥‥‥」
【夕立】
「‥‥‥‥‥‥」
【金剛】
「‥‥‥‥‥‥」
【不知火】
「‥‥‥‥‥‥」
【デストリア】
「‥‥‥‥‥‥」
【デストロイヤー】
「‥‥‥‥‥‥」
【叢雲】
「‥‥‥‥‥‥」
【UXー01】
「‥‥‥‥‥‥」
【江風】
「‥‥えっ?‥皆何で黙っちゃったの?」
【ガトランティス】
「‥‥‥まあ‥興味が無くもないな‥‥」
『提督の匂いが染み付いた服を着る』という
キーワードを聞いて押し黙ったのは、比較的
提督LOVEか提督に特別な感情を持っている
艦娘達ばかりであった‥‥
因みに養女達は反応しなかった
【天龍】
「‥‥おい‥‥オメーら一!体どうした!?」
【プトレマイオスⅡ】
「これはいわゆる、恋する艦娘の性(さが)
って奴かしら?」
【ツーロン】
「そうみたいね♪」
【足柄】
「その匂いを嗅いだら、自分を止められなく
なってしまったと?」
【川内】
「‥‥提督の匂いに包まれたアタシは‥‥
とっても幸せな気持ちになって‥‥それで
つい‥‥‥///いや~~ん!(汗)///」
【羽黒】
(自分が謎提のサタンビートルの着ぐるみ
‥‥の脱ぎたてを着てみた状況を想像して)
「‥‥‥ゴクリッ!‥‥」
【金剛】
(自分がクロード提督の演習後のタンクトップ
‥‥の脱ぎたてを嗅いでいる状況を想像して)
「‥‥‥ゴクリッ!‥‥」
【不知火】
(自分が洗濯場でクロード提督のトランクス
‥‥の脱ぎたてを食べてたのを思い出して)
「‥‥‥ジュルリッ!‥‥」
【金剛】
「‥‥オイコラ!!テメー!!‥‥」(-_-メ)
【不知火】
「‥‥不知火に何か落ち度でも?」(平然)
【天龍】
「‥‥怖い‥‥こいつら怖いよぉ~~‥‥」
【クロード提督】
「‥‥(頭の中が真っ白)」
【謎乃提督】
「‥‥クロード君、これも提督の宿命や‥‥」
(ポンッ)
【ぼのたん提督】
「やっぱ海特警は変態の集まりだぁ‥‥」
【足柄】
「アンタは元々そういう趣味だっけ?」
【川内】
「提督の匂いだからこうなったんだよ!!
‥‥そりゃあ変態に思われても仕方ないけど
それでも提督が‥‥好きなの‥」(ボロボロ)
【清霜】
「‥‥ママ‥‥」
【へたれ提督】
「‥‥川内‥‥ううっ‥‥」(鼻水~~)
【UXー01】
「司令官‥‥後で二人の涙と鼻水を拭いて
あげるわ‥‥」
(ポンッ)
足柄は川内の頭に手を乗せると‥‥
【足柄】
「清霜の前でもう泣くのは止めなさい!
アンタ母親でしょ?、全くしょうがない
わねぇ~」
【川内】
「‥‥足柄さん?」
【足柄】
「間違いは誰にもあるけど、せめて今度からは
ドアに鍵をかけてやりなさい、でないと
こんな大騒動になりかねないから」
【金剛】
「後は時間と場所を弁えることネー」
【叢雲】
「反省してるならこれ以上つべこべ言うつもり
は無いわ」
【天龍】
「おい!!ちょっと待ってくれ!!そんな事で
済まして良いのかよ!?」
【那珂】
「まあまあ♪ここは那珂ちゃんスマイルに
免じて許してあげてね♪✨きゃはっ♪✨」
【天龍】
「何が免じてだ!!」
【秋雲】
「まあ♪私としてはネタ集めに都合がいいから
正直大歓迎だけどさ~♪」
【羽黒】
「やっぱりお二人は‥‥とても愛し合って
いらっしゃるんですね♪」
【吹雪】
「ちょっとだけ妬けちゃいました♪」
【へたれ提督】
「ううむ‥‥‥‥」(ポリポリ)
【川内】
「///‥‥‥‥///」
【夕立】
「夕立も隊長の匂いは大好きっぽい~♪」
【金剛】
「テートクの匂いに艦娘は抗えまセーン♪
川内一人を責めるのは酷というものデース」
【天龍】
「あんたら‥‥何言ってんだ!?」
【デストリア】
「天龍さんも誰かを好きになれば分かるデス♪」
【デストロイヤー】
「でも天龍さんの場合は逆に駆逐や子供達から
好意を持たれる立場かもね」
【天龍】
「何なのこれ?‥‥俺だけ少数意見なの!?
俺が間違ってるの!?」
【清霜】
「それじゃ!これで一見落着だね♪!」
【アンドロメダ】
「やれやれ、どうなるかと思ったよ」
【プトレマイオスⅡ】
「それじゃ作業に戻りましょうか?」
【川内】
「‥みんな‥‥良いの?」
【叢雲】
「過ぎた事は仕方ないでしょ?これからは
気をつけなさい」
【へたれ提督】
「ありがとう!皆ありがとう!!」
【天龍】
「ふざけんな!!俺は認めねーぞ!!」
川内の行動に半分は理解を示した艦娘達が
殆どとなり、彼女を許した中で、天龍だけは
頑なに持論を曲げないのであった
天龍の様な存在は、それはそれで貴重な存在
なのかもしれない‥‥
その時、それまで黙っていた時雨が前に出て
来て‥‥
【時雨】
「川内さん、僕はあなたの行為を全面的に支持
するよ♪部屋に鍵はかけておくべきでは
あったけどね♪」(ポンッ)
【川内】
「‥‥へっ?‥そっ、それはどうも‥‥」
【天龍】
「おい!!時雨!!お前どういうつもり‥‥」
【時雨】
「天龍さん!!」(ビシィ!)
【天龍】
「うっ!?‥‥」(ビクッ!)
国防軍・天憲隊の部隊長クラスなのは
伊達ではない!
時雨の静かな気迫に天龍は一瞬圧倒された
【時雨】
「天龍さんは、川内さんが何かのミスを犯し
で、それによって今回の混乱が起きたと
考えているのかな?
確かに僕達はある意味、危険と隣り合わせ
の日々を送っているから、戦場でのミスは
避けなくちゃならない、だけどここは鎮守府
君達の家だよ、家の中まで緊張感を保って
いたら身がもたないよ、それに誰かが危機に
陥ったらさっきの様に皆で助け合えはいいん
だよ♪例えそれが誤報だったとしてもさ」
【天龍】
「‥そっ‥それはだな!‥‥」
【時雨】
「例え内容が違っても、今日の川内さんに
起きた様な事が、明日になったら僕や
天龍さんに起こらないって保証が何処にある
って言うんだい?」
【天龍】
「‥‥ううむ!‥‥」
【時雨】
「そういう時の為にこんな素晴らしい仲間が
大勢いるんじゃないか♪皆で支え合っている
んしゃないか♪それに川内さんもへたれ提督も
反省して謝ってる事だし、誰も傷付く事も
無かった、結果論かもしれないけれどこれ以上
傷口に塩を塗る必要もない、今回はそれで良い
んじゃないかい?」
【天龍】
「そんな甘いことを!!‥‥」
天龍の反撃は、時雨の前に殆ど反撃になって
いなかった、ただ何かが引っ掛かっていた
【時雨】
「もしかして天龍さんが引っ掛かっているの
は、児童園の子供達の安全についてじゃ
ないのかい?子供達を不用意に危険に晒した
って思ってるんじゃないのかな?」
【天龍】
「おお!そうだそれだよ!あんな混乱がまた
起きてチビ達が怪我でもしたら……」
【時雨】
「あの時僕達は、川内さんの事以外にも敵の
襲来があるかもしれないからそれに備えよう
とした筈だよ、もし本当に敵の襲来だったら
その時の混乱は今回の比なんかじゃない!
今回はそれに備える為の、良い予行演習に
なったと考えられないかな?」
【天龍】
「そっ、そうかも知れないけどよ!‥‥」
【時雨】
「へたれ提督と川内さんの二人には、子供達
に謝って貰う事にして、それで子供達が許して
くれるなら今回はそれでチャラって事に
しないかい?」
【プトレマイオスⅡ】
「なるほどね、ここら辺が落としどころかも
しれないわね」
【清霜】
「天龍ちゃん!お願い‥‥」
【ガトランティス】
「天龍とやら、きよしもこう言っておる
もしこれ以上きよしに悲しい想いをさせる
つもりなら世も考えねばなるまい‥‥」
(‥‥ゴゴゴ!‥)
【天龍】
「ううう‥‥」
へたれ提督達には(愛のムチ的に)ついつい
きつく当たってしまう天龍だったが、確かに
ここら辺が落としどころ‥‥なのかもしれない
【天龍】
「あーー!!わーったよ!!俺もウジウジする
のは嫌いだ!チヒ達が許すってんなら俺も
納得する事にしてやるよ!!」
【清霜】
「天龍ちゃん!時雨ちゃん!ありがとう~♪!」
【天龍】
「‥‥ったく!‥‥完全に時雨に言いくるめ
られた気がするぜ‥‥」
【時雨】
「ああ、言い忘れてたけど天龍さん、もう一つ
言っておきたい事があるんだけど‥‥」
【天龍】
「‥‥なっ‥‥なんだよ?」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
時雨の雰囲気が一瞬にして変わった!
【時雨】
「今回川内さんがした事は、僕がいつも
隊長の服でしている事さ、流石に毎日
って訳じゃ無いけどね♪‥‥」
【天龍】
「‥‥‥‥‥‥‥‥」
【時雨】
「僕はそれについては恥だとも悪いとも
思ってないよ、何故なら僕は隊長の事を
心から愛しているんだから❤♪」
(ハイライトオフ‥‥)
【天龍】
「(ガクガクブルブル‥‥)」
ーーーーーーーーーーーーーーー
横須賀‥‥‥
【ジョニーnrsenc一等憲兵】
「‥‥‥‥‥(ブルブル!)」
【加賀】
「あら?どうしたのジョニー?」
【ジョニーnrsenc一等憲兵】
「‥‥何だか微妙に寒気が‥‥」
【加賀】
「風邪かしら?あなたにしては珍しいわね?
だったら今夜は暖かくして寝ないと‥ね❤」
【ジョニーnrsenc一等憲兵】
「うっ!‥‥加賀さん!それはつまり‥‥」
ーーーーーーーーーーーーーーー
【時雨】
「みんな♪天龍さんが納得してくれたよ♪」
【夕立】
「う~ん、時雨はやっぱり凄いっぽい♪」
【アンドロメダ】
「国防軍にいた頃から思ってたけどさ~
やっぱ時雨ってある意味『天使』だよね~」
【時雨】
「止してよ♪僕は天使なんかじゃないさ♪」
【天龍】
「‥‥恐い‥‥提督LOVE勢‥‥恐いよぉ~~」
【プリンツ・オイゲン】
「グーテンモーゲーン♪ねえねえ♪こっちが
『幸運の虫』かなぁ?」(生きてる赤マムシ)
【天龍】
「その話はもう終わ‥‥ギャアアアー!!」
【那智】
「全く、いずれにせよ最後まで騒々しい奴だ
『雨降って地固まる』ではないが本当にこれで
一見落着だな、今夜は飲もう!」(直虎の夢)
【謎乃提督】
「お前は酒飲めれば何でも良いんだろ?」
【へたれ提督】
「その前に子供達に謝りに行くとするか」
【川内】
「‥‥そうだね、提督」
【清霜】
「清霜も行くよ♪パパ、ママ、良かったね♪」
【江風】
「ちっとも良くねーよ!!アタシの川内さんの
イメージがぁぁぁーー!!」
【清霜】
「良いじゃん!!別に!!エッチじゃないママ
なんてママらしくないもん!!」
【川内】
「///‥あっ‥あの‥‥清霜?///」
【瑞鳳】
「あなた達!ケンカは止めなさーい!!」
海特警とその仲間達のいつもの日常が戻りかけた
その時‥‥
【デストロイヤー】
「みんな、一つ忘れてる事があるよ、逃亡した
『青葉三連星』をどうするのさ?」
【へたれ提督・川内】
「「げえええええーーー!!!」」
【足柄】
「そうだったわ、盗撮魔の青葉達を捕まえて
とっちめないと!」
【川内】
「あの写真が『青葉新聞』なんかに載ったら‥‥
‥アタシ、外を歩けない‥‥夜戦にも行けない
‥‥」
【秋雲】
「いや~、薄本のお陰でもう手遅れになってる
気がするけどね~~」
【リリー・マルレーン】
「薄本に描いた張本人が何言ってんだい!」
【羽黒】
「いずれにせよ、早く青葉さん達を捕まえないと
‥‥」
【不知火】
「ノックもせずに勝手に部屋に入って、他人の
プライバシーを勝手に撮影するなど、あの人達
の行動は確かに問題ですね!」
【金剛】
「テートクのトランクスを食ってるのも問題デス
けどネー‥‥」
【クロード提督】
「不知火‥‥後で話がある!‥」
【不知火】
「了解です指令!不知火はいつでも問題ありま
せん!ラマーズ法も会得してますから!」
【クロード提督】
「ちゃうわーー!!!」
【金剛】
「ぬいーーー!!オドレはぁぁーー!!」
【クロード提督】
「金剛!!お前は落ち着けーーー!!」
(ギャー!キャー!キャー!)
不知火の思わぬ告白に大混乱のリンガ首脳部‥
一方会話の方は思わぬ人物のさりげない乱入に
より変な方向に‥‥
【プトレマイオスⅡ】
「‥‥え~‥‥リンガ鎮守府の中枢が機能しなく
なってしまったので話を続けましょう‥‥」
【あきづき】
「指令!『青葉新聞』が脅威ならば、あきづきが
お二人をお守りします!!」
【へたれ提督】
「いや‥‥方法論的に無理だと思う‥‥」
【ペールギュント】
「あの三人の上にコロニーを落として『ドン勝』
を頂くのです!」
【川内】
「『ドン勝』なんか要らない!!」(メソメソ)
【アレキサンドリア】
「ハイそこー!テロ企てなーい!」
【射命丸 文】
「テロですって?あやや~、それは穏やかでは
ありませんね、是非取材をお願いします」
【アレキサンドリア】
「いえ、今のは日頃からの冗談だから」
【江風】
「そんな事より早く青葉達を見つけないと!」
【時雨】
「天葉も流石に今回はやり過ぎたね、カメラの
データを消去させないとね」
【アンドロメダ】
「でもどうやって探す?闇雲に探しても見つかる
かどうか‥‥」
【射命丸 文】
「皆さん誰かをお探しで?」
【アンドロメダ】
「逃亡した『青葉三連星』を探してるんだよ!」
【ぼのたん提督】
「しゃんばも捕まえて連れ帰る!きっちり仕事を
やってもらう!勿論呉で!」
【叢雲】
「まあ、自分で巻いた種だから仕方ないわね」
【謎乃提督】
「小生の予想では、今回の中心は青葉だ!
予想通りならとことんお仕置きしてやる!」
【デストリア】
「まあ、そうなりますデスねぇ~」
【射命丸 文】
「お仕置き!?その人達はお仕置きされる程の
どんな画像データを持っていると?」
【デストリア】
「それはデズね、自慰行為を‥‥‥うん?」
【射命丸 文】
「‥‥(ニコッ♪)」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥おやぁ~?
~♪~目と目が逢う 瞬間~♪~
~♪~好きだと 気付いた~♪~
【デストリア】
「!?あなた誰デスーー!!?」
【射命丸 文】
「皆さんずっと普通に喋ってましたよね‥‥
申し遅れました!私こういう者です♪
清く正しいがモットーの‥‥‥」
(名刺差し出す‥‥)
ーーーーーーーーーーーー
ラビ明石の工房‥‥‥
【ラビアンローズ】
「‥‥あの~、皆さん何で隠れる必要がある
んですか?」
【青葉】
「大きな声を出さないで下さい!」(シー!)
【ラビアンローズ】
「出してませんよ!いきなり工房に来て
『匿ってくれ』って何があったんです!?」
【天葉】
「話せば長い事なのよ‥‥」
『青葉三連星』は逃亡の末、ラビ明石の工房
に逃げ込んでいた、天井の高いその建物には
ラビ明石の副業に必要な大量の布地、そして
縫製機器、箱買いした『信玄餅』などが置かれ
ていた、ある意味、見を隠すのには都合がいい
【天葉】
「‥‥私は今日確信したわ、どんなに個人的に
修練を重ねても、私は何処までも『艦娘青葉』
なんだって‥‥あの時、無意識に骨髄反射的
に私は、カメラのシャッターを切りまくって
いた‥‥それは私が『青葉』である証明で
あり宿命なんだって‥‥‥」
【しゃんば】
「冷静に自己分析をしてる場合じゃないですよ
!今すぐカメラの画像データを全部消去して
謝りに行きましょう!」
【青葉】
「待ってください!青葉達は本能的に逃亡して
タイミングを逸してしまいました!それで
解決するとは思えません!」
【ヨーツンヘイム】
「あんたら何を撮ったのよ?どうせまた何か
盗撮して追われてるんでしょ?」
【しゃんば】
「‥‥その通り‥‥」
【夕張】
「‥‥呆れた、何処でも同じ事してるのね?」
【天葉】
「失礼な!!今回は事故よ!!事故!!」
ラビ明石の工房には、ドック建設の休憩として
謎の鎮守府所属、夕張、明石、ヨーツンヘイム
の技術屋トリオもそこにいた‥‥
【明石】
「何を盗撮したのかは知りませんが、時間が
経てばもっと謝り難くなりますよ?今すぐ
出頭した方が‥‥」
【天葉】
「私達は巻き込まれたのよ!大体アンタ(青葉)
が『羽根の生えた新聞記者』を探すなんて
血迷わなければこんな事には!!」
【青葉】
「天葉さんだっておもいっきり撮影楽しんでた
じゃないですか!!それに青葉の得た情報は
間違いありません!!大体執務室で川内さん
があんな事してるなんて誰も思わないでしょ
!?」
【明石】
「全く往生際が悪いというか‥‥あっ!‥‥」
【しゃんば】
「いずれにせよこのままじゃ!こんな所すぐ
見付かっちゃいますよ!!」
【叢雲】
「ええ、全くその通りね!」
【ぼのたん提督】
「見付けたぞ!しゃんば‥‥」
【しゃんば】
「あいえ‥‥‥」
【天葉】
「そんな!こんないくら何でもこんな簡単に!
‥‥‥」
(ポンッ)
【時雨】
「見つけたよ!」
【夕立】
「捕まえたっぽい~~♪」
【天葉】
「 」
【青葉】
「お二人とも万事休す!しかし青葉には
果たさなければならない使命が!‥‥」
【足柄】
「一人だけ逃げようっての?」(ガシッ!)
【青葉】
「‥‥‥完全に詰まった‥‥」
【ラビアンローズ】
「青葉さん‥‥お身体をお大事に‥‥て言うか
ここで暴れないで下さいね!皆さん‥‥」
いつの間にか『青葉三連星』は完全に囲まれて
いた‥‥‥
【謎乃提督】
「‥‥青葉よ、流石に今回はやり過ぎたなぁ~」
【青葉】
「そんな‥‥いくら(謎乃)提督でも早過ぎる!
何故、青葉達の居場所が!?」
【謎乃提督】
「『彼女』に教えて貰った」(ピッ!)
【青葉】
「‥‥えっ?彼女?‥‥」(クルッ)
謎乃提督は工房の天井のある一部を指差す‥‥
青葉はその方向に目を向けた、そして青葉が
そこに見たのは‥‥
天井の張りの一つに腰掛けている、背中に羽根
の生えた女性らしき人物‥‥
【青葉】
「‥‥‥‥‥‥」
【射命丸 文】
「♪(ニコッ)♪」
~♪~目と目が逢う 瞬間~♪~
~♪~好きだと 気付いた~♪~
【しゃんば】
「‥‥本当にいた‥‥」
【天葉】
「良かったわねー、探す手間が省けて(棒語)」
【青葉】
「‥‥青葉‥‥見ちゃいました‥‥」
【謎乃提督】
「そりゃあ良かったな、という訳で‥‥」
(ガシッ!)
謎乃提督は、青葉からカメラを取り上げた
そして柔道の組み手の要領で青葉を掴むと
‥‥‥
【謎乃提督】
「『大雪山おろしぃぃーーー!!!』」
(ゴバァァァーーーー!!!)
【青葉】
「アイエエエ!!エエエエエエエエ‥‥」
(バリバリ!!)
【ラビアンローズ】
「わあああ!!屋根に穴があああーー!?」
青葉は工房の屋根を突き破って飛んで行った‥‥
青葉自体は無事である事を確信していたラビ明石
は、青葉よりも工房の屋根を心配した‥‥
(ギリギリ~‥‥)
【しゃんば】
「‥‥うげげ!‥‥」
【荒潮】
「あら~~♪もう逃げられないわよ~♪」
しゃんばをガッツリホールドして離さないのは
ぼのたん呉鎮守府が誇る『暗殺部隊』の一人、
『絞めの荒潮』こと、駆逐艦娘『荒潮』であった
ぼのたん提督が『あの娘』と言っていたのは
彼女であった
【ぼのたん提督】
「‥‥ぼの(曙)が妊娠して産休に入らせた!
鎮守府が忙しくなるからお前にもガッツリと
働いて貰うぞ!」
【叢雲】
「たんまり仕事があるから覚悟なさい!」
【しゃんば】
「‥‥ふぁい‥‥」
【時雨】
「‥‥天葉、一度しか言わないよ、よく聞いて」
【天葉】
「 」
天葉も国防軍の一員、相当の手練れの筈だが、
ジョニー隊長の嫁艦の一人で、部隊長クラスの
実力を持っ時雨の静かな威圧感に完全に圧倒
されていた‥‥
【時雨】
「隊長には黙っていてあげる、だから今すぐ
全ての画像データを消去するんだよ!」
【天葉】
「ハイー!!今すぐ!!」(ビシッと)
【時雨】
「それと‥‥今日見た事は全て忘れること!
‥‥いいね?」
【天葉】
「ハイー!!私は何も見てません!!
聴いてません!!」
【時雨】
「よしよし♪良い娘だね♪」(ニコッ♪✨)
【天葉】
「(白目)」(チーン‥‥)
【夕立】
「あっ、立ったまま気絶してるっぽい」
この後『青葉』は浜名湖に落下した
そして特務艦『ひらぬま』に収監された
青葉はそのまま謎の鎮守府に帰還していった
帰還後の青葉がどんなお仕置きを受けたのか
受けなかったのかは定かではない‥‥
川内の『いけない』画像データは消去され
流出する事は阻止された
へたれ提督と川内の二人は、児童園の子供達
に約束通り詫びを入れた、子供達はなぜ
謝られるのか訳がわからないまま二人を許した
ただ、子供達はどうして川内がズボンを履かな
いのか‥‥それだけが疑問であった‥‥
こうして一連の騒動は終息した
『射命丸 文』と名乗る謎の人物(?)は
自らが発行している『文々。新聞』の宣伝を
済ませると、何処かに飛び去っていった‥‥
【清霜】
「また来るかな?あの人」
【アンドロメダ】
「来るね!間違いなく!」
【江風】
「一体何だったんだ?‥‥」
ーーーーーーーーーーーー
【活動家A】
「あれだ!目標が見えたぞ!」
時刻は1400(ヒトヨンマルマル)‥‥
遠くに六本脚鎮守府のガントリークレーンを
臨める位置までやって来た『隙間解放戦線』
の男達‥‥‥
【活動家B】
「やっ!‥やってやるぞ!俺を機械オタクと
馬鹿にした奴らを見返してやる!‥‥艦娘が
なんだってんだ!!」
【活動家C】
「‥‥確かに前より規模が大きくなってる‥
‥‥馬鹿でかい戦艦(紀伊)もいる‥‥‥
なあ!やっぱり止めないか!?嫌な予感が
する‥‥」
【活動家B】
「おっ!‥怖じけづいたのか貴様!?嫌なら
帰れ!!」
【活動家C】
「お前だって震えてるじゃねーか!!ビビって
るのは分かってんだ!!大体こんなちっぽけな
発火装置で何が出来るってんだ!!」
【活動家A】
「落ち着け!!問題はない!!」(ガシッ!)
【活動家C】
「従兄弟(活動家D)はもう戻って来ない‥‥
俺達、あの連中に騙されてるんだ!!」
【活動家A】
「良いから聞け!!問題はないと言った筈だ!」
活動家Aは三人の中での中心人物、かなりの
自信家のようだ‥‥
【活動家A】
「奴(活動家D)のようになりたくなかったら
覚悟を決めろ!俺だってあの連中を信用してる
訳じゃない、今は利用できるだけ利用させて
もらうさ!」
【活動家C】
「利用されてるのは俺達の方だ!!」
【活動家B】
「うるさい!!黙れ!!」
【活動家A】
「喧嘩分かれは止めろ!!俺達は今は三人しか
いないんだぞ!!心配するな!うまくいくさ!
俺達は何もあの鎮守府全部を相手にする必要は
ない!」
(バンッ!)
そう言うと活動家Aは、持ち込んできた
『砂糖の入った袋』の束を手で叩く‥‥
【活動家A】
「先はまだ長いが、俺達は必ず腐った連邦を
打倒する!!その手始めとして連邦の走狗で
ある忌々しい艦娘共に鉄槌を下してやる!!
コイツを奴らの燃料タンクにほおり込む事が
出来ればそれで俺達の勝ちだ!!」
ーーーーーーーーーーーー
六本脚鎮守府、食堂‥‥
【二等憲兵吸血鬼】
「‥けっ!そういう事かい、くだらねぇ‥‥」
長い時間、大量の昼食を平らげた後、休憩して
いた二等憲兵吸血鬼は、近くまでやって来た
『臭くてくだらない連中』の気配を察した
吸血鬼憲兵には何か聴こえているのか?
【木曾】
「奴ら来たか?」
【二等憲兵吸血鬼】
「ああ、近くにいる、すげえ臭せえからな、
動くのは夜だ、最高のディナーに招待して
やるぜ♪」
【サラトガ】
「吸血鬼さん、何だか嬉しそうですね?」
【二等憲兵吸血鬼】
「ああ、今夜のディナーが楽しみでね♪」
【衣笠】
「ディナー?そんな予定あったかしら?」
【あきつ丸】
「(触らぬが吉‥‥でありますな)」
二等憲兵吸血鬼は椅子から立ち上がると
食堂から出て行く‥‥
【木曾】
「団体も来るかもな、で?何処に行く?」
【二等憲兵吸血鬼】
「今夜のディナーの段取りさ♪」
ーーーーーーーー
午前の畑仕事が終わり、午後から自由時間を
得られた艦娘達は、児童園の子供達を伴って
鎮守府の対岸にある遊園地に繰り出した
ここには温泉街もある
【デウスーラ】
「ああ~♪楽しみだ~♪✨」(ワクワク♪)
【雄一少年】
「‥『総統座乗艦』って結構子供なんだな?」
【ナナ】
「‥‥可愛い‥‥」
【デスラー艦】
「‥‥そうですわね‥‥はぁ‥‥」
遊園地で子供の様にはしゃぐ総統座乗艦と
それを見てため息をつく別の総統座乗艦‥‥
【清霜】
「今度は向こうのアトラクションに行って
見ようよ♪」
【アンドロメダ】
「慌てなくてもアトラクションは逃げない
って♪」
【ガトランティス】
「ああ~✨‥‥世はもう胸がイッパイだぁ
~~‥‥」(ヘナヘナヘナ~~)
【江風】
「この人‥‥本当に白色皇帝なのか?」
清霜とアンドロメダの『メダきよ姉妹』に
両腕を掴まれて歩くガトランディスは
今にも浄化されそうなアヘ顔で、そこに
白色皇帝の威厳は微塵も無かった‥‥
【ペールギュント】
「リリーお姉ちゃんとジェットコースター
に乗るのです♪♪✨(ウキウキ~♪)」
【リリー・マルレーン】
「しょうがないねー、付き合ってやるよ、
あんた達も来るんだろ?」
【アレキサンドリア】
「まるで引率の先生みたいね、私達‥‥」
【アルビオン】
「それよりウチを置いていかんといてや!
ウチは方向音痴やから‥‥」
【金剛】
「ヘーイ♪テートク~♪ワータシ達も何か
に乗るネー♪」
【不知火】
「スワンボードやスピードボートもあるらしい
ですよ、指令」
【クロード提督】
「たまにはそんなゆっくり乗り物も悪くないか
‥‥ところで、ぼのたん提督は先に呉に帰った
んだって?」
【謎乃提督】
「ああ、しゃんばを連れ戻すのが彼の今回の
目的だったからな、それに可愛い嫁さん(曙)
をあまり留守にも出来んだろ」
【クロード提督】
「そうか、俺達リンガも夕方には『紀伊』で
ここを離れるつもりだ」
【謎乃提督】
「小生達も夕方には『ひらぬま』で離れる、
鎮守府をいつまでも留守にする訳にもいかん、
やる事もあるし、朝潮と嵐も戻さんとな‥‥」
謎鎮の面々もリンガの面々も一部の例外を除い
て夕方には六本脚を後にする予定だ
今、提督達は艦娘達の黄色い歓声と笑顔を眺め
ている‥‥彼女達と児童園の子供達の笑顔は
はち切れんばかりだ‥‥
【謎乃提督】
「あの笑顔‥‥絶対守らんといかんな!」
【クロード提督】
「その為の『海特警』だろ?」
艦娘達の穏やかな日常を守るのも海特警の
果たすべき役割‥‥
そんな会話を二人がしていると、そこに‥‥
【吹雪】
「司令官!秋雲ちゃんを見ませんでした?」
【謎乃提督】
「秋雲か?一緒じゃ無かったのか?」
【吹雪】
「はい、別に用事があるって言って‥‥」
【謎乃提督】
「(確かに遊園地というのは秋雲のキャラじゃ
ない‥‥しかしこの自由時間に姿を現さない
とは‥‥余程良いネタを発見したか?‥‥ん?
‥‥薄本の‥‥ネタ‥‥もしや!)」
青葉の一件もあった‥‥謎乃提督はきびすを返す
と六本脚鎮守府に戻っていった‥‥
【清霜】
「パパとママはお留守番か‥‥大丈夫かな?」
【アンドロメダ】
「大丈夫、今は二人の時間が必要じゃん?」
ーーーーーーーーーーーー
六本脚鎮守府敷地内の浜辺‥‥
今日の浜名湖は波が穏やかだ‥‥
そして湖畔にたたずむ女が一人‥‥
【川内】
「‥‥‥(グスン)‥‥」
今日の騒ぎ‥‥鎮守府以外の人々が来ている
中で、秘書艦の自分が騒動を引き起こして
しまうとは‥‥
自分が醜態を晒す事自体は構わない‥‥
『エロ軽巡』と呼ばれているのも周知の事実‥
(流石に青葉新聞に出されるのは勘弁だが)
それでも川内には落ち込んでしまう理由が
あった
【川内】
「また提督に‥‥頭を下げさせてしまった‥‥」
海軍の軍属として横須賀にいた頃、出張所を
維持する為に、見習い士官だったへたれ提督は
とにかく色々な相手に頭を下げまくっていた‥
その殆どは三木之(ジャギ)を筆頭にして
へたれ提督をゴミ扱いしていた士官連中だった
『人外の擲弾兵』が海軍に『見習い』とはいえ
士官として召集された事が、エリート意識だけ
は強い彼等には気に入らなかったのだ
へたれ提督が海軍に籍を置いている間、彼等は
徹底的に足を引っ張り続けた‥‥
へたれ提督がどんなに頭を下げてもそれが止む
事は最後までなかった‥‥
川内はあの時ほど、自分の無力・艦娘の立場と
しての限界を呪った事はなかった‥‥
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
愛する人にこれ以上頭を下げさせない為に
当時から川内は頑張ってきたつもりだった
そしてその気持ちは今でも変わっていない‥‥
それが今回の騒動である
【川内】
「‥‥はあ~っ‥‥」
【へたれ提督】
「何一人で辛気臭い顔してんだよ」
(ポンッ‥ワシャワシャ‥‥)
【川内】
「ふわっ!‥‥提督?‥‥」
いつの間にか、へたれ提督が背後にいて
川内の髪の毛を撫で回していた
二人は遊園地に行かずに留守番である
提督と秘書艦だから当然かもしれないが‥‥
【へたれ提督】
「隣に座るぞ?」
【川内】
「‥‥‥うん‥」
へたれ提督が隣に座ると、二人は同時に身体を
くっつけ合った、それはまるで『そうするのが
当然』といった感じであった‥‥
【へたれ提督】
「さっきは大変だったな、天龍にはこってり
説教を喰らっちまった、まあ俺達らしいと
いえばらしいけどな♪」
【川内】
「‥‥ねえ、提督‥‥」
【へたれ提督】
「‥うん?どうした?」
【川内】
「‥‥どうして提督まで皆に頭を下げたの?」
【へたれ提督】
「どうしてって‥‥俺達何をするにも二人で
やって来ただろ?」
【川内】
「だって今回はアタシの!‥‥」
川内の自責の念から来る訴えを、へたれ提督
は止めた
【へたれ提督】
「おっと待った!川内!俺が皆に頭を下げた
のは自分のせいだなんて思うなよ!そもそも
俺が適当に上着を脱ぎ捨てたままだったのが
原因なんだ!‥‥まあ、時雨の言う通り鍵は
かけておくべきではあった‥とは思うがな」
【川内】
「‥‥‥‥‥‥」
【へたれ提督】
「‥‥まあ『自慰行為』そのものは何も悪い事
じゃないさ、他人のプライベートを勝手に
写真に撮る方が悪いんだよ、だから気にするな
もしそれでも自分が許せないんだったら‥‥
次から気をつければ良いんだ♪だろ?」
へたれ提督は自分の責任だと言い張る事で
自分に気遣かってくれている、次からは上手く
やればそれで良いと言ってくれる‥‥
それは嬉しくもあり苦しくもあった
自分に恥をかかせた相手にこの人は優しすぎる!
自責の念に駆られた川内にとっては、それでは
駄目なのだ!
【川内】
「‥‥提督‥‥」
【へたれ提督】
「おう、なんだい?♪」
【川内】
「‥‥アタシをブッて!」(鞭とロウソク)
【へたれ提督】
「川内ちゃーん!そういうギャグは人様から
あらぬ疑いをかけられるから止めようねー!」
【川内】
「アタシは本気よ!?」
【へたれ提督】
「なお悪いわい!!」
へたれ提督は川内の顔の頬を掴むと、顔を
正面に向けた
【へたれ提督】
「川内!俺を見ろ!」(ガシッ!)
【川内】
「ふえっ!?‥提督?‥」
【へたれ提督】
「頼むから、もう自分で自分を責める事も、
自分を傷付ける様な事も止めてくれ‥‥な?」
【川内】
「‥‥うん‥‥‥ごめん‥‥」(ホロリ‥‥)
【へたれ提督】
「それとな、もう一つお前に言っておきたい!
俺は欲張りでワガママな男だ!その生き方で
ずっと来た!これからも変えるつもりは無い!」
【川内】
「へっ‥‥へえ、そうなの?‥‥」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
【へたれ提督】
「だから‥‥‥」(サラッ)
【川内】
「‥う‥‥ん?‥」
へたれ提督は右手の親指で川内の涙を拭き取った
そして‥‥囁く様に歌いだした‥‥
~♪~お前の物は‥‥俺のもの~ぉ~♪~
~♪~俺の物は‥‥俺のもの~ぉ~~♪~
【川内】
「///(提督の‥‥うた‥‥)///」
~♪~お前の涙は‥‥俺のもの~ぉ~♪~
【川内】
「‥えっ?‥‥///ふええ~~///」
~♪~他の誰にも譲れはしな~いから~♪~
‥‥この光景を横から見てる者がいたら
「何だこりゃ!」と思ったに違いない‥‥
普段の行動がアホ過ぎるへたれ提督の口から
こんな『キザ唄』が出て来たら、大抵の者は
引いてしまうだろう‥‥
病院を紹介されるか、通報されるか‥‥
最悪その場で『気持ち悪いのです!』と言われて
殴られるかもしれない‥‥
しかし!相手はあの『川内』である!
【川内】
「///提督!‥‥ああ❤‥‥///」(ボロボロボロ)
へたれ提督の『愛の唄』が弩ストレートに心に
突き刺さった川内は‥‥
感激してしまった‥‥
泣いてしまった‥‥
濡れてしまった‥‥
【川内】
「提督ぅ!!」(ガバァ!)
感極まってしまったのか、川内はへたれ提督に
抱き着いた、なんて素直な娘‥‥
【へたれ提督】
「ハハ、自分で言っていて歯が浮きそうだ
ペールに聴かれたら殴られるかも‥‥‥
なあ川内‥‥昔お前が俺に言ってくれた事が
あるんだが‥‥覚えてるかな?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(回送シーン)
【川内】
「‥‥アタシも少尉も半人前‥‥二人でやっと
一人前‥‥それで良いじゃん♪ニヒヒ~♪」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【川内】
「‥ウフフ♪奇遇だね‥‥アタシもさっきその
事を思い出してたんだよ?」
【へたれ提督】
「おっ!そうか?それは嬉しい偶然だな♪
同じタイミングで同じ事を思い出すなんてな♪」
【川内】
「‥‥那珂ちゃんが言ってた、アタシ達って
バカップルなんだって♪こんな偶然でも幸せを
感じられるんだから‥‥」
【へたれ提督】
「そうだな、俺も嬉しいよ、それにあの時‥‥
お前のあの言葉が俺は‥‥とても嬉しかった
んだ!」
【川内】
「‥‥えっ?」
【へたれ提督】
「俺には川内かいる!何も恐いものは無い!
‥‥本気でそう信じる事が出来た」
【川内】
「‥‥提督‥‥」
【へたれ提督】
「俺達は半人前だ、だからこれから何をするにも
一緒だ!生きるのも、戦うのも、夜戦(意味深)
するのも、他人に頭を下げるのも、誰かにどつか
れるのも、全部一緒だ!決めたからな!」
【川内】
「‥‥うん‥‥」
【へたれ提督】
「俺は欲張りでワガママだ!だからお前の全てが
欲しい!俺の側に居てくれ!」
【川内】
「‥‥うん‥‥」
【へたれ提督】
「お前は‥‥俺のものだ!!」
【川内】
「‥‥うん!‥‥」(ボロボロ)
ーーーー
今この光景を目撃している者がいたら
大抵はこう思うのではないか?
「お前らとにかく爆発しろ!!」
しかし、そう思わない者もいた‥‥居た!!
【秋雲】
「う~ん、そんなノロケは要らないから早く
夜戦を始めて欲しいなぁ~」(スケッチ)
付近の草むらに身を隠し、バラクーダで偽装
しながら双眼鏡で観察とスケッチを続ける
オタクラ先生‥‥
彼女の想いは一つ、さっさと夜戦をおっぱじ
めろ!!
そんな願いが通じたのか‥‥
【へたれ提督】
「‥‥スマン川内!‥俺はもう限界だ!‥‥」
【川内】
「‥‥へっ!?」
(ガバァーー!!)
【川内】
「///ぴゃあああーー!?///」
へたれ提督は川内を背後から抱きしめると
川内を自分の膝の上に乗せた!
へたれ提督の胸板と川内の背中が密着し
股間と股間が触れ合った‥‥
【秋雲】
「いやったぁーー!!(グッ!)」
【川内】
「てっ‥提督?‥‥顔が‥恐い‥‥」
【へたれ提督】
「理由は分からん‥‥理由は分からんが‥‥
お前が執務室から飛び出してくる前から‥‥
俺の股間ははち切れそうなんだよ!!‥‥
おまけに!‥‥お前のその姿‥‥」
【川内】
「///ふええ~~!?///」
へたれ提督の『オーマライオン』は午前中
に突然肥大化し現在に至る!
【川内】
「ウソ!‥‥凄い!‥‥提督のおち○ちん‥
‥‥カチンカチン‥‥」
それは川内にも感じ取る事が出来た
下から突き上げる様なへたれ提督の股間の
膨らみが、川内の『北半球』の布地越しにも
充分伝わって‥‥‥
【川内】
「(‥‥うん?北半球‥‥‥はわぁ!!)
ここに至って川内もやっと気付いた‥‥
彼女はあの騒動からずっとパンツ丸出しの
ままだったのだ!
(大ボケか?抵抗が無いのか?)
【川内】
「ああっ!!アタシ‥‥この格好でずっと皆に
頭を下げてた‥///いやぁ~~ん///」
【秋雲】
「マジか?夜戦忍者と淫魔黒重巡と総統座礁艦は
ド天然の集まりか!?」(スケッチ)
【へたれ提督】
「‥‥お前が悪いんだそ!川内!お前がそんな
可愛い格好でいるから‥‥もう我慢の限界なん
だよ!!」
【川内】
「///かっ‥かわっ!?///」(カァーッ)
へたれ提督とは長い夫婦生活の筈なのに、未だ
に『可愛い』と呼ばれる事に慣れないらしい‥
【秋雲】
「良いねえ♪エロエロなのに初々しいねえ♪」
(ガサガサ‥‥)
この時のオタクラは、背後に巨大なカブトムシ
が接近するのに気付いていなかった‥‥
【へたれ提督】
「川内!‥‥夜戦!‥するぞ!!(ズイズイ)」
(目が血走り)
【川内】
「‥待って提督!?‥‥アタシも提督と夜戦は
したいけど‥‥突然過ぎて心の準備が!!‥‥
ちょ!‥‥まっ‥‥」
(❤ブムチュウウウーーー!!❤)
【川内】
「ムギュウウウウウーーー!!!❤❤」
ムード造りなど関係無し!いきなりディープキス
による夜戦開始の号砲(川内の喘ぎ声)が鳴った
(レロン❤ レロン❤)
【川内】
「‥‥んふっ!❤‥‥ングッ!❤‥‥」
(モミュン❤モミュン❤クリクル~❤‥‥)
【川内】
「うんっ!❤‥ンンン~~~❤❤」
(ピクッ ピクッ)
舌と舌が絡み合い縺れ合う一方で川内は
背後から両手で、柔らかい胸部装甲を揉み
解される‥‥硬く起った乳首をクリックされ
ると身体が反応した
【川内】
「ぷはぁ!‥‥ハアッ‥‥ハアッ‥‥ハアッ
‥てい‥とく‥‥しゅき❤❤」(トロ~ン)
【へたれ提督】
「フウッ‥‥俺も好きだ‥‥川内‥‥」
【川内】
「‥‥ウフッ♪、提督❤‥‥れも‥‥ここれ
夜戦ひたら‥‥また見られひゃう‥‥」
【へたれ提督】
「言ったろ♪‥その時は一緒に謝ればいいさ♪
‥もう誰に見られても構うもんか♪!」
【川内】
「‥‥んもう‥‥提督のエッチ♪❤‥‥本当に
ワ・ガ・マ・マ・♪なんだから~❤」
【へたれ提督】
「今更気付いたのかい?♪そういうお前はどう
なんだ?是非ともこっちに聞いてみよう~♪」
【川内】
「ふええ~~!?❤‥‥あっ❤」(ピクン)
へたれ提督の右手が川内の下半身に‥‥
右足の内股を掴んで足を広げると、川内も
それに合わせて両足を大きく広げた
右手の指でパンツの布地越しに開陰部を
愛撫してみると‥‥
(グニュグニュグニュ‥‥クチュッ❤)
【川内】
「‥あっ❤‥‥気持ちい❤‥‥あうっ!❤」
(ピクッ‥‥ピクン)
‥いっぱいに染み込んだ愛液が溢れ出てきて
すぐ下にある、へたれ提督の肥大化した股間
を濡らしていった‥‥
【秋雲】
「良いぞ良いぞ~♪最っ高の参考ネタたぁ~♪
‥‥じゅる‥‥やべ!‥涎がとまんね!‥‥」
【謎のサタンビートル提督】
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」
オタクラ!!後ろ!!後ろ!!
【へたれ提督】
「おいコラ!何が『心の準備が‥‥』だ!!
こんなに濡らして!準備万端じゃないか!!
この淫乱め!お仕置きしてやる!♪♪」
(クチュ❤クチュ❤クチュ❤クチュ❤)
【川内】
「あっ!❤‥あーーーーーーー❤❤❤❤❤」
(ビクン❤ビクン❤ビクン❤)
【へたれ提督】
「川内!‥‥愛してる!!」
【川内】
「ああっ❤‥提督❤‥大好き❤‥‥
❤らいしゅきいいいーーー♪♪❤❤❤」
【秋雲】
「よっしゃあー!!先ずは最初のアクメだ!
いっけえーー!!」(ガバァ!)
隠れていたのに興奮して立ち上がってしまった
オタクラ先生‥‥しかし事態はもっと以外な
方向に!
【二等憲兵吸血鬼】
「お楽しみのところ無粋ですまんが
話がある」
【へたれ提督・川内】
「「ぶふううううううーーーーー!!?」」
【秋雲】
「ぶふううううううーーーーー!!?」
【木曾】
「‥‥言わんこっちゃ無い、だからもう少し
待てば良かったんだ」
【二等憲兵吸血鬼】
「えー、別に見られても良いって本人達も
言ってたじゃん?」
【木曾】
「本気で割り込む事はないだろ?」
全ての事が余りにも突然過ぎて
状況についていく事が出来ない者も‥‥
【川内】
「はわわ‥‥吸血鬼ひゃん!?‥‥わっわらひ
‥‥頭が追いつひて‥‥行けないんらへろ‥」
【木曾】
「‥‥川内よ、無理して喋らなくていいぞ」
【秋雲】
「なんでぇー!?折角良いところだったのにー
ー!!」
【へたれ提督】
「おい!!秋雲!!お前こそ何でこんな所に
いる!?」
【秋雲】
「えっ?‥‥(しまった!ついつい出て来ちゃ
った!!)」
(ポンッ)
その時、背後から秋雲の肩を掴む者が‥‥
【謎のサタンビートル提督】
「ようオタクラ!随分と楽しそうだな‥‥
流石に今回は戯れが過ぎたかな?」
【秋雲】
「げぇ!!提督!?」
肩を掴まれるまで背後に居るのを全く気付け
なかった、突然のサタンビートル提督の登場
にオタクラ先生慌てる!
【謎のサタンビートル提督】
「一応聞くが、ここで何してた?」
【秋雲】
「いやあ♪たまには自然を観察しようと
浜名湖の風景をスケッチしようと思って‥‥」
【謎のサタンビートル提督】
「ほお?お前の言う浜名湖の風景とは、男と女
が舌を絡め合う事を言うのか?」(バッ!)
【へたれ提督・川内】
「「‥‥‥‥‥‥‥‥‥」」
(パラパラ~~)
秋雲のスケッチブックには、何処かで見覚えが
ある男と女のえげつない交わりが描かれていた
何枚も何枚も‥‥‥
【へたれ提督】
「‥‥あれが‥‥俺達か?」(ボーゼン)
【川内】
「///やだぁ!!アタシ達!あそこまでハード
な事してないよ!!///」
【秋雲】
「いやあ~、お二人さんの夜戦ってネタとして
は貴重なんだけどさ~『パンずら』以外は結構
まともって言うかさぁ~、もう少しぶっ飛んだ
展開が無いとネタ成分としてはインパクトに
欠けるって言うかさ~♪‥‥だからちょいと
秋雲様がアレンジを加えてみた訳よ~♪」
【へたれ提督】
「俺達はお前にネタを提供する為に愛し合ってる
訳じゃないぞ!?」
【川内】
「そーよ!そーよ!」
【秋雲】
「それはそうなんだけどさ~♪」(ポリポリ)
【謎のサタンビートル提督】
「やはり薄本のネタ集めだったんだな?まあ今更
驚かんが‥‥ちょいと躾が必要だな‥‥」
【秋雲】
「いやいや!これは抽象的表現って奴だよ!
浜名湖の自然の風景を別の形に抽象的に表現
した芸術センスで‥‥」
【謎のサタンビートル】
「大雪山おろしぃぃぃーーー!!!」
(ゴバァァァァ~~~~!!!)
【秋雲】
「アイエエエエエエーーー!!!」
(ドッボーッン!)
オタクラ先生こと秋雲は、中高く舞い上がり
浜名湖に落下した
謎のサタンビートル提督は秋雲を回収すると
何事も無かったかのように去っていった‥‥
【謎のサタンビートル提督】
「おじゃましました~~♪ヌホホ~~♪」
(テクテク‥‥)
【秋雲】
「やだぁ~~!!折角良いところなのに~!」
(ジタバタ!)
【木曾】
「相変わらず騒々しい奴だなぁ~」
【二等憲兵吸血鬼】
「まあ、あれはほっとくとして、話の本題に
入ろうかねー」
【へたれ提督】
「おっ?おう、話っていうのは?‥‥」
【川内】
「いやぁぁーー!!提督を食べないでぇぇー
ーーーー!!」(ガバァ!)
【へたれ提督】
「うわっと!?‥落ち着けって!!」
【二等憲兵吸血鬼】
「‥‥お前、俺をなんだと思ってるんだ?
そんなんじゃねーよ!」
【木曾】
「まあ混乱する気持ちは分かるけど、そういう
ギャグ的な話じゃないんだよ」
【へたれ提督】
「‥とっ言いますと?」
この時、背後の草むらから面倒臭い奴が出現
した!何の脈絡も無いではないか!!
【トミー・ザワ】
「ルネッサーンス♪」
【衣笠】
「それは人のギャグ!!ねえトミー!何の為に
ここに来たの!?衣笠さん達って絶対に
場違いの存在だよね!!」
最近、自分の出番が気になって意味もなく
しゃしゃり出て来たトミーとそれを止めよう
とついて来たがっちゃんであった‥‥
【川内】
「吸血鬼さん!!食べるならアイツを!!」
(ビシィ!)
【へたれ提督】
「おい!川内!落ち着けって!!」
【トミー・ザワ】
「ハハハ♪ちょっと何言ってるのか分からない」
【衣笠】
「いやぁぁーー!!トミーを食べないでぇぇー
ーーー!!!」(ガバァ!)
【二等憲兵吸血鬼】
「だーかーらー!お前ら俺の事を何だと思って
るんだってーの!!話が進まねぇよ!!」
【木曾】
「あーー‥‥、俺から説明するよ、単刀直入に
言うと、今夜、この六本脚鎮守府の警備に
関する事で話があるんだよ」
【二等憲兵吸血鬼】
「そういう事、おたくらにはちょいと頼まれて
欲しい事があるのよ」
【へたれ提督】
「‥ここの警備に関する事‥‥」
【川内】
「まさか!?敵が来るの!?」
【二等憲兵吸血鬼】
「いや、そういう話じゃないんだよ、俺の用事
を済ませる為に協力して欲しいってだけさ」
【衣笠】
「吸血鬼さんは衣笠さん達に何を頼もうとして
いるの?」
【二等憲兵吸血鬼】
「そいつを今から説明する」
吸血鬼憲兵の様子が変わった!
全員が話に集中する‥‥
【二等憲兵吸血鬼】
「今夜一晩だけでいい、この鎮守府の警備に
関する事全てをこの俺に一任して欲しい
おたくらは今夜は全員外には出ない事
外で何が起きても一切関与しない事
万一何かを見ても直ぐに忘れる事」
【木曾】
「いきなりこんな事言って済まない、それでも
ここは何も言わずに受けてくれないか?
今夜一晩だけだ、明日になれば普段の生活に
戻るだけさ」
【二等憲兵吸血鬼】
「俺の行動は、一から百まで『艦娘を守る』為
の行動だと理解して欲しい、勿論ここの艦娘達
にも一切の危害は加えさせない!それだけは
保障する、どうだい?」
【木曾】
「勿論、児童園のちび達も、ついでに天さんも
安全は保障するよ、勝手な言い分だがここは
何も言わずに頼まれてくれないか?」
普段、まるで見せる事のない吸血鬼憲兵と木曾
の様子に、ここに居る全員が緊張した
何が起ころうとしているのか?
この男は何をしようとしているのか?
一つだけ言える事は、艦娘達と子供達を守る為
の事ならへたれ提督達に拒む理由は無いという
事だ‥‥
お花畑だけでは大切なものは何一つ守れない!
守るべき日常の為に‥‥
今夜、狂気のディナーが幕をあける‥‥
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お付き合い頂きありがとうございます
描きたい要素が溢れ出てきて今回も長文に
なりました、自分の長文癖はもはや治せない
かもしれない‥‥
次回はもしかしたら『小話集』的なものを
挟むかもしれませんが、まだ白紙状態です
さあ!どうなる!?恐怖のディナー!?
次回もよろしくお願いします
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(エピローグ)
(ガタンガタンガタン‥‥‥)
ブレーキが作動してジェットコースターは停止
した、乗っていた者達の表情は様々だ
【ペールギュント】
「✨ワーイ♪楽しかったのです~♪✨」
【デウスーラ】
「✨楽しかったのです~♪✨」
【デスラー艦】
「デウさん!?口調が可笑しくなっていてよ!
どんなアトラクションでも上品に乗りこなす
のがレディーの嗜みですわ!」
【アルビオン】
「うち‥‥ちょっと気持ち悪い(=_=Ⅲ」
【アレキサンドリア】
「流石は方向音痴ね、でもここで吐かないで
頂戴ね!」
【アルビオン】
「方向音痴は関係無いやろ!ふう~、飲み物
でも買ってこよ~」
【デストロイヤー】
「私も喉が乾いた、一緒に行くよ」
遊園地のアトラクションを堪能する
イレギュラー艦の面々、彼女達は次のアトラク
ションに向かう為にジェットコースターから
降りていく、ただ一人を除いては‥‥
【ペールギュント】
「リリーお姉ちゃん♪次はどれに乗るので‥‥
‥‥‥あれ?」
【リリー・マルレーン】
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」
リリーの姐御は、ジェットコースターのシート
に座ったまま、微動だにしない‥‥
【ペールギュント】
「リリーお姉ちゃん?‥どうしたのです?」
【アレキサンドリア】
「ちょっとあんた、いつまで座ってるのよ?
あんたが立たないと次の客が乗れないでしょ?」
【リリー・マルレーン】
「‥‥立てない‥‥」
【ペールギュント】
「はい?」
【リリー・マルレーン】
「立てないんだよ!!!」
【アレキサンドリア】
「だから!何でよ!!?」
【リリー・マルレーン】
「‥‥腰が‥‥抜けちまった‥‥」
【一同】
「「「はあっ!?」」」
リリーの姐御がまさかのジェットコースターに
耐性が無かった(あるいは弱かった)とは!!
【リリー・マルレーン】
「‥私はぁ‥‥知らなかった‥‥
‥ジェットコースターがこんなに恐い
なんて‥‥知らなかったんだよぉぉ!!」
ジェットコースターのシートの上で
頭を抱え身もだえるリリーの姐御‥‥
【アレキサンドリア】
「‥あんたさ、『GGガス』でもバラ撒いた訳?」
【アルビオン】
「そういうブラックなギャグはNGやで‥‥」
【デストロイヤー】
「(大丈夫かなぁ?こんなリリーさんを見て
ペールが幻滅しなければいいけど‥‥)」
(チラッ)
【ペールギュント】
「リリーお姉ちゃん✨かわいいのです❤✨」
【デストロイヤー】
「‥‥良かったねリリーさん、ペールの愛は
本物だよ‥‥」
【リリー・マルレーン】
「ううう~~‥‥‥」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
[出 演]
へたれ提督(六本脚鎮守府)
謎乃提督ヒィッツカラルド(謎の鎮守府)
クロード戦艦提督(リンガ特設連邦鎮守府)
ジョニーnrsenc一等憲兵(国防軍・天憲隊)
花田少将(連邦統合海軍省査察局)
二等憲兵吸血鬼(赤土鎮守府)
ぼのたん提督(ぼのたん呉鎮守府)
トミー・ザワ(六本脚鎮守府)
カルド・アルレッド(リンガ特設連邦鎮守府)
影提(ぼのたん呉鎮守府)
川内(六本脚鎮守府)
足柄(謎の鎮守府)
金剛(リンガ特設連邦鎮守府)
時雨(国防軍・天憲隊)
夕立(国防軍・天憲隊)
衣笠(六本脚鎮守府)
プリンツ・オイゲン(国防軍・天憲隊)
瑞鳳(連邦統合海軍省査察局)
木曾(赤土鎮守府)
叢雲(ぼのたん呉鎮守府)
清霜(六本脚鎮守府)
アンドロメダ(六本脚鎮守府)
江風(連邦統合海軍省査察局)
海風(連邦統合海軍省査察局)
山風(連邦統合海軍省査察局)
サラトガ(六本脚鎮守府)
天龍(六本脚鎮守府)
ペールギュント(六本脚鎮守府)
あきづき(六本脚鎮守府)
ラビアンローズ(六本脚鎮守府)
那智(謎の鎮守府)
那珂(謎の鎮守府)
秋雲(謎の鎮守府)
デウスーラ(謎の鎮守府)
デスラー艦(謎の鎮守府)
デストロイヤー(謎の鎮守府)
リリー・マルレーン(謎の鎮守府)
赤城(リンガ特設連邦鎮守府)
不知火(リンガ特設連邦鎮守府)
日向(リンガ特設連邦鎮守府)
プトレマイオスⅡ(リンガ特設連邦鎮守府)
白雪(六本脚鎮守府)
深雪(六本脚鎮守府)
神威(六本脚鎮守府)
ガンヒア・ベイ(六本脚鎮守府)
青葉(謎の鎮守府)
吹雪(謎の鎮守府)
夕張(謎の鎮守府)
明石(謎の鎮守府)
アレキサンドリア(謎の鎮守府)
アルビオン(謎の鎮守府)
ヨーツンヘイム(謎の鎮守府)
黒潮(リンガ特設連邦鎮守府)
筑摩(リンガ特設連邦鎮守府)
ツーロン(リンガ特設連邦鎮守府)
天葉(国防軍・天憲隊)
荒潮(ぼのたん呉鎮守府)
しゃんば(ぼのたん呉鎮守府)
朝潮
嵐
雄一少年(天龍児童園)
ナナ(天龍児童園)
活動家A
活動家B
活動家C
ドルフ・ヴァレンシュタイン
(Lメタル・ヒュッケバイン社CEO)
謎のサタンビートル提督
射命丸 文
SPASー12(六本脚鎮守府)
あきつ丸(六本脚鎮守府)
防空棲姫(六本脚鎮守府)
ガトランティス(謎の鎮守府)
UXー01(六本脚鎮守府)
デストリア(謎の鎮守府)
羽黒(謎の鎮守府)
加賀(国防軍・天憲隊)
本作品は二次創作であり、かつフィクションです
本作品における設定及び固有名詞は架空の物です
本作品には実在する個人又は特定の団体を
誹謗中傷する意図は全くありません